JPH01161955A - 度数登算パルス検出回路の故障検出方式 - Google Patents

度数登算パルス検出回路の故障検出方式

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JPH01161955A
JPH01161955A JP31883687A JP31883687A JPH01161955A JP H01161955 A JPH01161955 A JP H01161955A JP 31883687 A JP31883687 A JP 31883687A JP 31883687 A JP31883687 A JP 31883687A JP H01161955 A JPH01161955 A JP H01161955A
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浩 山崎
Tadashi Fujisaki
藤崎 征
Masatoshi Yamada
山田 政利
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電磁系の交換機のC線に接続し、該C線に現
れる度数計駆動用の度数登算パルスを検出する回路に係
り、特に多数の回線の度数登算パルスを集中的に計数す
るパルス検出回路の故障を、自動的に検出するための検
出回路に関する。
[従来の技術] 電磁系の交換機において、C線に印加された度数登算パ
ルスでC線に接続された電磁度数計を駆動すると共に、
度数計に並列に接続された度数登算パルス検出回路で電
気的、且集中的に計数することも行われて来たが、検出
回路の故障を診断し、検出することは行われていなかっ
た。例えば、特公昭52−2566や、特開昭62−1
4848に見られる検出回路には、故障診断回路は設け
られていない。
[発明が解決しようとする問題点1 前記公知例の様に、パルス検出回路を交換機のC線対応
に、即ち電話機毎に設けている場合には検出回路が故障
してもたかだか一つの電話機の度数に異常が発生ずるだ
けであった。しかるに、第11mに示すような数少ない
パルス検出回路で、多数のC線の度数登算パルスを計数
する場合には、一つの検出回路の障′8が多数の電話機
の度数に影響を及ばず。従って、本発明は、第1図に示
す様な、電子的に集中処理される度数登算パルス検出回
路の障害を、早期に、自動的に検出し、誤検出による被
害を最少限に食出める事を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る度数登算パルス検出回路は、度数合算パル
スの検出点、即ち交換機の各C線をマトリックス状に配
置し、該マトリックスの行線と列線にそれぞれ駆動回路
とパルス検出回路を設けることによって経済性の高い度
数登算パルス検出回路を実現するもので、各C線を、行
、列に共通の電流制限抵抗と、行、列にそれぞれ設けら
れた回り込み防止用ダイオードを介してそれぞれ行線、
および列線に接続し、さらに各行線には行毎にパルス検
出器を駆動する駆動回路を、各列線には度数登算パルス
を検出するパルス検出器を設けた構成をとる。この様な
構成において、各行線に駆動回路の動作確認の為の回路
を設けると共に、試験用駆動回路と試験用行線を設け、
該試験用行線から全列線に対しパルス検出器に等価的に
度数登算パルスを印加する回路を設け、度数登算パルス
検出動作を制御するマイクロプロセッサMPUがこれ等
の試験回路を駆動し、前記駆動回路およびパルス検出回
路の動作を確認することによって、故障検出を行う。
なお1行と列の関係を入替えても、発明の本質には同等
影響がない。
[作用コ 第1図に示す様に、度数登算パルス検出に用いられる行
線駆動用トランジスタ21〜28に加え、オープンコレ
クタインバータ19およびトランジスタ29からなる試
験用駆動回路と、試験用行線89を設け、度数登算パル
ス検出の場合と同様、試験時には試験用トランジスタ2
つのみをオフ状態にし、度数登算パルス検出器の入力を
強制的に11:、の電位にし、出力を判定してパルス検
出器の故障を検出する。第1図のパルス検出回路は、駆
動回路を逐次−つずつ駆動し、−回の度数登算パルス検
出動作の間に、試験用駆動回路を含む全jill(動回
路を、少なくとも1度は駆動し、更に、全駆動回路が駆
動されていない状暦も作るよう設定されている。
この際、検出器以外の各部品の障害も、以上述べた回路
と、第1図の行線81〜89に付加された電流検出器7
21〜729.逆流防止ダイオード31〜39.プルア
ップ抵抗器41〜49がら成る回路、およびこれ(こ附
随する回路によって検出される。
例えば、駆動回路の故障は、行線駆動用トランジスタ2
1〜29の動作状態を電流検出器721・〜729で監
視し、マイクロプロセッサMPU 1が駆動回路の駆動
状態と、電流検出器の出力を照合することによって検出
できるし、列線に接続された回り込み防止用ダイオード
511〜588が導通状罪になった場合も、次の様にし
て検出できる。即ち、試験用駆動回路を駆動して度数登
算パルス検出器の入力を強制的に正の電位にしようとし
た時、トランジスタ21〜28がオン状態になっている
ので、障害のある列線は、障害のダイオードを通して地
電位に保たれ、検出器の入力が正電位にならないので検
出できる。
以上のように、19および29からなる試験用駆動回路
を設け、これを駆動回路の一つとして度数登算パルス検
出動作のたびに駆動し、パルス検出器61〜68の出力
と電流検出器721〜729の出力を駆動条件と比較す
ることによって回路各部の障害を検出できる。
この方式は、度数登算パルスの検出動作中、常時監視し
ているので、障害が発生しても直ちに検出できるし、障
害内容によっては、検出結果の誤りを訂正できる特徴を
有する9 し実施例] 以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図に、本発明の一実施例を示す度数登算パルス検出
回路と障害検出回路の概略と、度数登算パルスの検出点
であるC線との関係を示す。
図において、交換機の度数登算パルス検出点くC線)1
11〜188(ill以外は図示省略)は、マトリック
ス状に配置さt′した引込み端子311〜388にそれ
ぞれ接続されている。端子311〜388には、度数登
算パルスがパルス検出回路に流入する電流を制限する電
流制限抵抗器411〜488がそれぞれ接続されており
、これら電流制限抵抗器411〜488のもう一端には
、それぞれ回り込み防止ダイオード511〜588およ
び611〜688が接続されている。回り込み防止ダイ
オード511〜588の他端は列線91〜98へ接続さ
れ、回り込み防止ダイオード611〜688のもう一端
は行線81〜88へ接続される9行線81〜88および
試験用行線89には行線駆動用トランジスタ21〜29
のコレクタがそれぞれ接続され、またプルアラ1抵抗4
1〜49、逆流防止ダイオード31〜39.および電流
検出用フォトカプラ721〜729を介して電源+■に
接続される。これらトランジスタのエミッタは接地され
、ベースは行線駆動信号用オープンコレクタインバータ
11〜19を介して行線駆動信号をラッチするフリップ
フロップ3のQ1〜Q9へそれぞれ接続されている。試
験用行線89は、回り込み防止ダイオード711〜71
8に接続され、該ダイオード711〜718の他端は列
線91〜98に接続される。
なお、;に流検出用フォトカプラ721〜729の出力
は、パスバッファゲート701〜709を介してMPU
1のバス線2に接続されている。
一方、列線91〜98はそれぞれ登算パルス電圧検出用
抵抗器51〜58を介して接地されると共に、登算パル
ス電圧検出器(コンパレータ)61〜68の入力端子に
接続される。コンパレータ61〜68の出力はパスバッ
ファゲート71〜78を介して、MPU 1のバス線2
に接続される。
次に、第1図、第2図により、度数登算パルス検出動作
を説明する。
先ず、度数登算パルスは、第2図(イ)に示す様に、交
換機のC線から引込み端子311〜388に正の電圧パ
ルスとして現れる。
第1図においてMPLI 1はバス線2を介して周j用
的にフリップフロップ3にデータをセットする、即ち、
第2図(ハ)の(n+1)番目のクロックパルスに対応
する時点で第2図(ロー1)の信号・をフリップフロッ
プ3のQlに、(n+2)番11のクロックの時点で(
Iツー2)の信号をQ2に、同様に(ロー3)〜(ロー
フ) (図示省略)の111号をQ3〜Q7に、(口〜
8)の信号をQ8に、また(口+9)番目のクロックの
時点で(ロー9)のイス号をQ9にl1lf’1次セッ
トする。
ここで(ロー9)の信号のすぐ後にQl〜Q9のいずれ
にも正の信号をセットしない(n+10)番[]のクロ
ックに対応する時間を設け、(n+11)番目のクロッ
クの時点で再びくロー1)の信号・をQlにセットし、
これを繰返す。
フリップフロラ13のQ1〜Q9の出力がアース電位の
時には、即ち、フリップフロップ3の出力が第2図(ロ
ー1)〜(ロー9)に示すアース電位にセットされた状
態では、オーブンコレクタインバータ11〜19の出力
は正電位になり、トランジスタ21〜29はオン状態に
なるので、電流制限抵抗器411〜488のダイオード
側はアース電位に保たれる。従ってこの状態では、端子
311〜388に度数登算パルスが現れても、列線91
〜98の電位は変化しない。また行線89もトランジス
タ29がオン状態のため、列線91〜98の電位には影
響を与えない。
なお、トランジスタ21〜2つがオンの状態では、検出
器721〜729.逆流防止ダイオード31〜3つ、プ
ルアップ抵抗器41〜49には電流が流れ、電流検出器
721〜729の出力端子はアース電位になる9 次に、フリップフロップ3の出力、例えばQlの出力が
正電位にセットされると、オープンコレクタインバータ
11の出力はアース電位になり、トランジスタ21はオ
フ状態になるので、行線81の電位は十Vまたは度数登
算パルスの電位(正)になる。この時、端子311〜3
18に度数登算パルスが到来していれば、登算パルス電
圧は電流制限抵抗器411〜418と電圧検出用抵抗器
51〜58によって分圧され、コンパレータ61〜68
に入力される。コンパレータ61〜68は、度数登算パ
ルスが加わった時に出力が正電位になるよう基準電圧リ
ード4の電位が設定されているので、度数登算パルスが
到来している列のコンパレータの出力が正電位になる。
なお、基準電圧リード4の電位は、度数登算パルスと雑
音電圧を区別できるよう設定される。
なお、以上の動作で、トランジスタ21〜2つがオフ状
態になった時、電流検出器721〜729には電流が流
れなくなり、その出力は正電位になるので、トランジス
タ21〜2つの動作を監視できる。
MPU 1はトランジスタ21がオフ状態にある間、即
ち、フリッフ゛フロ・ノブ3、Qlの出力が第2図、(
ロー1)に示す様に正電圧にセットされている間に、図
示省略の回路により出カル制御信号リード5および6を
制御して、第2図(ハ)のクロックパルスの正の電位の
間に、コンパレータ61〜68の出力をパスバッファゲ
ート71〜78を介して、また、電流検出器721〜7
29の出力をパスバッファゲート701〜709を介し
て読取る3 以上の説明において、トランジスタ21が駆動されて(
オフ状態になって)いる時、端子321〜388に度数
登算パルスが現れても、既に説明した通りトランジスタ
22〜28のコレクタ、即ち行線82〜88がアース電
位になっているため、回り込み防止ダイオード621〜
688を介して登算パルス電圧が抑圧されて列線には現
れないし、トランジスタ29のコレクタ、即ち試験用行
線8つもアース電位になっているので、回り込み防止ダ
イオード711〜718を介して接続された列線にも試
験電圧は現れない。
以上の動作を、フリップフロップ3のQ2〜Q8に対し
ても第2図(ロー2)〜(ロー8)に示す駆動パルスに
従って逐次行うことによって、全引込み端子311〜3
88の度数登算パルスを検出できる9 次に、フリップフロラ13のQ9に、第2図(ロー9)
に示す駆動パルスがセットされると、トランジスタ29
がオフ状態になるので、電源子V−電流検出器729−
逆流防止ダイオード3つ一1ルアツブ抵抗器4り一回り
込み防止ダイオード711〜718−登算パルス電圧検
出用抵抗器51〜58−アース、の回路に電流が流れ、
コンパレータ61〜68の入力端子は正電位になる。モ
′(つて、コンパレータ61〜68の出力はずべて正電
位になる。MPU 1が図示省略の回路で出力制御信号
リード5をル制御して、パスバッファゲート71〜78
を介してこれを読取ることによって、検出回路、即ちコ
ンパレータ61〜68、およびパスバッファゲート71
〜78の動作を確認できる。 以上の一連の動作を第2
図(ハ)に示すクロックパルスに従って繰返し行い、[
し、第2図(ロー1)〜(ロー9)に示す駆動パルスの
繰返し周期を、度数登算パルスの幅より短くしておくこ
とにより、ある時間間隔で送られて来る度It y1%
、算パルスをすべて検出することができるし、同時に、
その都度検出回路の動作の確認もできる。
次に、度数登算パルス検出回路の各部の障害をどのよう
にして検出するかを説明する。
先ず、登算パルス検出用抵抗器51〜58が短絡する故
障、コンパレータ61〜68およびパスバッファゲート
71〜78の故障は次のようにして検出される。
第2図(ハ)に示すクロックパルスの(n+9)番目の
パルスの時、MPUIはフリップフロップ3の出力Q9
に第2図(ロー9)の信号をセットし、トランジスタ2
9をオフ状態にする。電源+■−ポトカブラ729−ダ
イオード39−抵抗器49、を流れる電流が、ダイオー
ド711〜718−抵抗器51〜58−アース、の回路
へ流れ込むので、コンパレータ61〜68の入力の電位
を上昇させ、コンパレータ61〜68の出力をすべて正
電位にする。なお、プルアップ抵抗器49は、この状態
でコンパレータ61〜68の入力電位が、すべて基準電
位4より高くなるよう設定されている。この状態をMP
U 1が、図示省略の回路で出力制御信号リード5を制
御して、パスバッファゲート71〜78を介して読取り
、動作していない(出力が正電位でない)コンパレータ
があれば、それに対応したパルス検出回路に故障がある
と判定する。
M I) U 1が、第2図(ハ)、(n+10)番目
のクロックパルスの状態にフリップフロップ3をセット
すると、トランジスタ21〜2つはすべてオン状態にな
るので、コンパレータ61〜68は動作しない(出力が
アース電位)はずである。従って、MPLI lがパス
バッファゲート71〜78を介してこれを読取り、動作
したコンパレータの有無を調べれば、故障を検出できる
次に、フリップフロップ3.オープンコレクタインバー
タ11〜19、トランジスタ21〜29の故障の検出は
、次の様にして行われる。
第2図(ハ)に示す・・・n番目、(n+1)トロ〜(
n+10)番目、−・・のクロックパルスのすべてにつ
いて、プルアップ抵抗器41〜49に流れる電流の検出
用ホトカプラ721〜729の出力を、MPU 1が、
図示省略の回路で出力v制御信号リード6を0制御して
、パスバッファゲート701〜709を介して読取り、
フリップフロップ3にセットした状態と一致しているか
どうかを判断することによって故障を検出する。例えば
第2図(ハ)のn番目のクロックパルスの時は、トラン
ジスタ21〜29はすべてオン状態にあるため、ホトカ
プラ721〜729は動作(出力がアース電位)しなけ
ればならない。(n+1 )番目のクロックパルスの時
には、トランジスタ21はオフ、トランジスタ22〜2
9はオン状態になるから、ホトカプラ721はオフ(出
力は正電位)、ホトカプラ722〜729はオン(出力
はアース電位)にならなければならない。
この様に、MPU1は、度数登算パルスの検出動作と行
いながらホトカプラ721〜729の状態を監視し、フ
リップフロップ3にセットした状態と一致しているかど
うかを見ることによって故障を検出する。
回り込み防止ダイオード611〜688が導通状態にな
る故障は、同一行線上の他の引き込み端子の度数登算パ
ルスを自己の回線の度数登算パルスとみなし誤登算する
ので、重大な故障である。
この故障は、次の様にして検出される。
今、回り込み防止ダイオード611が導通状態になった
とすると、第2図(ハ)の(n+1)番l−1のクロッ
クパルスの時、ホトカプラ721は不動作(出力が正電
位)でなければならないが、電源−トV−ホトカプラ7
21−ダイオード31−抵抗器41−行線81−回り込
み防止ダイオード611−511−抵抗器51−アース
、の回路で電流が流れ、ホトカプラ721が動作(出力
がアース電位)するので、駆動回路の障害かダイオード
の障害かは判別できないが、異常があることは検出でき
る。この障害が検出されてからの同じ行の度数登算の詳
細、例えば、度数登算パルスが検出された引込み端子と
その時刻、を記録しておけば、ダイオードのFq害であ
ることが判明し、しかもどのダイオードが障害かまで究
明された時、同一行の他の列の度数登算パルスによっそ
誤登算されたデータをある程度まで補正できる。誤登算
とみなされるパルス位置に正しいパルスが来ていること
があり得るが、問題の引込み端子の度数登算パルスの間
隔と時刻が記録したデータから確認できる場合には、止
確な修正ができる。
回り込み防止ダイオード611〜688が断線する故障
も、自己の度数登算パルスを、同一行線上の他の引込み
端子へも度数登算パルスとして回り込ませてしまうため
、重大な故障である。この故障の検出について説明する
回り込み防止ダイオード611が断線したと仮定すると
、第2図(ハ)のn番目、あるいは(n+10)番目等
に対応するクロックパルスの時、コンパレータ61〜6
8は不動作(出、力はアース電位)でなければならない
が、丁度その時、引込み端子311に度数登算パルスが
来ていると、ダイオード611が断線しているため、こ
の度数登算パルスがオン状態のトランジスタ21によっ
て抑圧されず、コンパレータ61の入力を正電位にし、
これを動作(出力が正電位)させるので、コンパレータ
の異常とは区別できないが、異常があることを検出でき
る9引き続き行われるクロックパルス(n +1 )〜
(n+8>における検出で、コンパレータ61の出力が
アース電位のことがあれば、コンパレータの障害よりダ
イオードの断線の可能性が強いと考えられるので、その
時、列線91に度数登算パルスが来ている行、上の例で
は行線81のそれ以後の度数登算の詳細を、導通障害の
場合と同様に記録しておけば、障害箇所判明後にある程
度のデータの補正が可能である9回り込み防止タイオー
ド511〜588が導通状態になる故障も、同一列線上
の他の引込み端子の度数登算パルス電圧をも、自己の行
線駆動トランジスタによって抑圧してしまうので、重大
な故障である。この故障も次の様にして検出できる。
回り込み防止ダイオード511が導通状態になったと仮
定すると、第2図(ハ)の(n+9)番目のクロックパ
ルスの時、コンパレータ61〜68はすべて動作(出力
は正電位)しなければならないが、列線91が、アース
−トランジスタ21−ダイオード611−導通したダイ
オード511−列線91、の回路で列線の正電位が抑圧
されて、コンパレータ61が動作しない(出力がアース
電位)ので検出できる。
この様に、回り込み防止ダイオードの故障は、必ずしも
故障位置までは検出できないが、行単位、あるいは列単
位では検出可能であり、当該故障によって誤登算する範
囲も限定できるので、これ等、誤登算の可能性のある回
線の登算時刻を含む度数登算の詳細データをMPU1が
記憶しておき、故障素子を究明した後、故障の内容によ
ってはこれらのデータを用いて誤登算の修正を行うこと
も可能である。また、MPU1が、全回線の度数登算の
最新の詳細データを、登算時刻も含めて、常時、ある一
定時間に限り記憶しておき、故障が検出された時にその
データを出力すれば、故障発見前の各回線の度数登算パ
ルスの到来時刻、到来間隔等がわかるので、データの修
正がより早く、より1]ミ確に行なえる。
[発明の効果] 本発明は、利用度数にしたがって電磁度数計を動作させ
、度数計の数字を光学的に読取っていた電磁系交換機に
付加し、電子的に集中して利用度数を読取る度数登算パ
ルス検出回路における故障を検出する回路に関するもの
で、電磁度数計の場合には度数形が電話機対応に設けら
れるので、度数計の故障が影響を及ぼす範囲は当該電話
機に限られるのに対し、集中形の度数登算パルス検出回
路では、一つの部品の故障が影響を及ばず範囲が広く、
電話機対応に設けられた部品の故障でさへ、他の電話機
の度数に影響を与える。従って、故障を早1す1に発見
し、修復することは、集中形の度数登算パルス検出回路
では重要な機能になる。
本発明は、マトリックス形検出回路の行側回路と列側回
路のそれぞれに対し、簡単な故障検出回路と設け、度数
登算パルス検出動作中常時これを動かし、集中して設け
られた検出回路の故障のみならず、電話機対応に設けら
れた部品の故障をも検出するもので、経済的に、迅速に
故障を発見し、また故障の内容によっては、故障位置発
見後、故障による誤登算を補正する手段とも提供するも
ので、電話機の利用度数を電子的に処理する上で果たす
効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第2図は
度数登算パルスと第1図の回路の制御の時間関係を示す
タイムチャートである。 符号の説明 ■・ ・マイクロプロセッサ(MPU)2 ・ マイク
ロプロセッサのバス線 3・  フリツアフロップ回路 4  ・基準電圧リード 5 ・・出力側f31信号リード 6・・・出力制御信号リード 11〜19・・・行線駆動信号用のオープンコレクタイ
ンバータ 21〜29・・ 行線駆動用トランジスタ31〜39・
・ 逆流防止ダイオード 41〜4つ−−プルアップ抵抗器 51〜58 ・ 登算パルス電圧検出用抵抗器 61〜68 ・・合算パルス電圧検出器(コンパレータ
) 71〜78・・・パスバッファゲート 81〜89・・ 行線 91〜98・・ 列線 111〜188・・C線 211〜288 ・度数計 311〜388・ 引込み端子 411〜488・・電流制限抵抗器 511〜588・・回り込み防止ダイオード611〜6
88・・回り込み防止ダイオード701〜709・ パ
スバッファゲート711〜718・ 回り込み防止ダイ
オード721〜729・ 電流検出器(ホトカプラ)1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)度数登算パルスの検出点(C線)をマトリックス
    状に配置し、該検出点を電流制限抵抗器と、マトリック
    スの行と列に対応する2個の回り込み防止用ダイオード
    を介してそれぞれマトリックスの行線と列線に接続し、
    前記行線と列線にそれぞれ駆動回路とパルス検出回路を
    接続して、度数登算パルス幅の時間内に前記駆動回路を
    時分割的に逐次駆動し、行毎に度数登算パルスの検出を
    行う度数登算パルス検出回路において、試験用駆動回路
    および試験用行線を設け、該試験用行線と各列線を回り
    込み防止用ダイオードを介して接続すると共に、該試験
    用行線をプルアップ抵抗を介して正の電源に接続し、列
    線に接続されたパルス検出回路の動作の確認を可能にし
    たことを特徴とする、度数登算パルス検出回路の故障検
    出方式。
  2. (2)各行線に設けられたプルアップ抵抗に流れる電流
    を検出する電流検出器を設け、各行に設けられた駆動力
    回路の動作の確認を可能にしたことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1単記載の度数登算パルス検出回路の故障
    検出方式。
  3. (3)マトリックスの行線に対応して設けられた駆動回
    路および試験用駆動回路を時分割的に逐次駆動すると共
    に、全駆動回路を駆動しない状態を設け、各状態におけ
    るパルス検出回路および電流検出器の出力を総合的に判
    定し、故障の検出を行うことを特徴とする、特許請求の
    範囲第2項記載の度数登算パルス検出回路の故障検出方
    式。
  4. (4)故障検出後、故障検出時刻および登算時刻情報を
    含む度数登算の詳細データを記録することを特徴とする
    、特許請求の範囲第3項記載の度数登算パルス検出回路
    の故障検出方式。
  5. (5)常時、登算時刻情報を含む度数登算の詳細データ
    の最新データを一定量記憶しておくことを特徴とする、
    特許請求の範囲第4項記載の度数登算パルス検出回路の
    故障検出方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102447462A (zh) * 2011-12-13 2012-05-09 北京控制工程研究所 一种抗冲击的oc指令矩阵电路

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