JPH01160940A - 2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造法 - Google Patents

2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造法

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JPH01160940A
JPH01160940A JP62318678A JP31867887A JPH01160940A JP H01160940 A JPH01160940 A JP H01160940A JP 62318678 A JP62318678 A JP 62318678A JP 31867887 A JP31867887 A JP 31867887A JP H01160940 A JPH01160940 A JP H01160940A
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JP
Japan
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acid
naphthyl
methoxy
hydroxy
propionic acid
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Pending
Application number
JP62318678A
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English (en)
Inventor
Mikito Kashima
加島 幹人
Koichi Kashiwagi
公一 柏木
Hideo Ishikawa
石川 英男
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、消炎、鎮痛、解熱作用を有する有用な医薬品
である2−(6−ノドキシ−2=ナフチル)プロピオン
酸を製造するため、非常に有用な前駆体である2−ヒド
ロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオ
ン酸の製造法に関する。
〔従来の技術及び本発明が解決しようとする問題点〕
2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製
造法の文献としては、EP184573. EP189
120.Ger、0ffen 2613817.特開昭
56−16437号を挙げることができる。
EP184573やGer、0ffen 261381
7は2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチ
ル)プロピオン酸を得るため、多くの製造工程と複雑な
操作を必要とする。HP189120は、電極反応を行
わねばならず、特開昭56−16437号は高価な四級
アンモニウム塩やブロモホルムを用いなければならず、
問題が多い。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者らは、このような事情に鑑み、鋭意研究を重ね
た結果、1段階で容易に、2−ヒドロキシ−2−(6−
メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸を得る工業的な
方法を見出し本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は、(1)2−メトキシナフタレンと
ピルビン酸をルイス酸の存在下に反応させることを特徴
とする2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)プロピオン酸の製造法及び、(2)2−メトキシ
ナフタレンとピルビン酸エステル誘導体をルイス酸の存
在下に反応させ、次いで加水分解を行うことを特徴とす
る2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル
)プロピオン酸の製造法を提供するものである。
本発明におけるピルビン酸エステル誘導体としては、ピ
ルビン酸低級アルキルエステル誘導体が挙げられ、それ
らの具体例としては、ピルビン酸メチルエステル、ピル
ビン酸エチルエステル、ピルビン酸プロピルエステル、
ピルビン酸1−メチルエチルエステル、ピルビン酸ブチ
ルエステル、ピルビン酸1−メチルプロピルエステル、
ピルビン酸2−メチルプロピルエステル、ピルビン酸ペ
ンチルエステル、ピルビン酸3−メチルブチルエステル
などを挙げることができる。
ピルビン酸またはピルビン酸エステル誘導体の使用量は
、通常、2−メトキシナフタレンに対して0.3〜4倍
モル、好ましくは、0.5〜2.5倍モルである。
ルイス酸としては無機酸が好ましく用いられる。
その具体例としては、塩化アルミニウム、臭化アルミニ
ウム、四塩化チタン、三フッ化ホウ素、塩化亜鉛、塩化
第二スズ、塩化第二鉄等の無水物および、硫酸、塩化水
素などを挙げることができる。
これらの中でも無水塩化アルミニウムが好適に用いられ
る。
ルイス酸の使用量は、ピルビン酸またはそのエステル誘
導体に対して、通常0.1〜7倍モル、好ましくは0.
5〜3倍モルである。
反応の溶媒としては、塩化メチレン、ジクロロエタン、
テトラクロロエタン、クロロベンゼン、O−ジクロロベ
ンゼン、二硫化炭素、ベンゼン、トルエン、ニトロベン
ゼン、ニトロエタン、水、酢酸及びこれらの混合溶媒を
適宜用いることが出来る。これらの中でも、塩化メチレ
ンが好適に用いられる。
反応圧力は、通常、常圧か加圧が好ましい。加圧下では
反応時間が短縮できるし、常圧では、装置の操作が容易
である。
反応温度は、通常、−60〜60°C1好ましくは、−
40〜30°Cである。
過度に温度が低いと反応時間が長くなるとともに、目的
物の収率が低下するし、また、過度に温度が高くなると
副生物が生成して、目的物の収率が低下するようになる ルイス酸の存在下での反応時間(滴下、攪拌を含む)は
、通常、0.1〜30時間、好ましくは、0.4〜10
時間である。
反応時間が短すぎると、目的物の収率が低下するし、反
応時間が長すぎると、副生物が増加するようになる。
反応終了後、溶媒を留去し、ピルビン酸を使用する場合
はそのまま、ピルビン酸エステル誘導体を使用する場合
は加水分解を行ったのち、酸性にして再結晶し、単離す
る。
エステルの加水分解は、通常水酸化ナトリウム、または
、水酸化カリウムで行われる。
水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの使用量は、原
料のピルビン酸エステル誘導体に対して、1〜10倍モ
ル、好ましくは1.2〜5倍モルである。
〔実施例〕
以下に実施例を示す。収率は、2−メトキシナフタレン
に対する値を示す。
実施例1゜ 2−メトキシナフタレン1.58g(0,01mol)
と無水塩化アルミニウム1.50g(0,011mol
)を塩化メチレン15d中に入れておき、5〜7°Cで
20分かけてピルビン酸0.91g(0,01mol)
を塩化メチレン5mlに溶かした溶液を滴下した。その
温度で5時間反応(滴下開始時よりの時間)させて氷水
中にあけ、濃塩酸6戚を加え、塩化メチレンで2回抽出
した。
水洗後に5%炭酸水素ナトリウム水溶液で抽出して塩化
メチレンで洗浄した。水層に希塩酸を加えて、酸性にし
て析出した結晶を吸引濾過して、0.24gの2−ヒド
ロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオ
ン酸を得た。収率10% 。
m、p、 154〜156 ’C。
IR(cm−’)  3420. 3300〜2500
.171ONMR(CD3COCD3)  1.84(
31()、3.90311)、7.15(Il+)。
7.28(LH) 、7.6−7.9(311)、8.
06(LH)実施例2゜ 2−メトキシナフタレン47.46g(0,300mo
l)と無水塩化アルミニウム58.76g(0,441
mol)を塩化メチレン150 d中に入れ、1時間5
5分かけて1〜5°Cでピルビン酸メチル36.76g
(0,360mol)を滴下攪拌した。
更に、5分間攪拌した後に氷水中にあけ、濃塩酸100
m1を加えて攪拌した。塩化メチレン層を分取して、水
洗した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して、塩化メチレ
ンを留去した。残渣に水酸化ナトリウム30.30gと
水200dより作った水酸化ナトリウム水溶液と、トル
エン150dを加えて、さらにエタノール10dと、水
100dを加えて、32時間80゛Cで撹拌した。熱時
に水層を氷水で冷却した塩酸(濃塩酸70In1と水2
00雁より作った。)中に滴下攪拌した。結晶を吸引濾
取して水洗した。50%トルエン−ヘキサン1ooiで
洗浄して、55.52gの2−ヒドロキシ−2−(6−
メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸を得た。収率7
5% 。
NMRスペクトルおよびIRスペクトルにより構造を確
認した。
m、p、 154〜156°C。
IR(cl’) 3420.3300〜2500.17
1ONMR(CD3COCD3) 1.84(3H)、
3.91(3H)、7.15(11()。
7.28 (IH) 、 7.6−7.9 (3H) 
、 8.06 (IH)実施例3゜ 2−メトキシナフタレン9.49gと粉末状無水塩化ア
ルミニウム16.62gを塩化メチレン30m!中に入
れておき、−15〜−10″Cで30分かけて、ピルビ
ン酸メチル6.74gを滴下攪拌した。その温度で30
分間攪拌して、氷水中に開けた。濃塩酸40雁を加え、
攪拌した。塩化メチレンを留去して得られた13.77
gの残渣をトルエン40m1に溶かしておき、水酸化カ
リウム水溶液を加え、70°Cで1時間撹拌した。
水層を分取して、熱時に濃塩酸12.5dと水40m1
より作った塩酸を滴下して攪拌した。放冷後に結晶を吸
引濾取して、水洗した。減圧乾燥して10.30gの2
−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プ
ロピオン酸を得た。収率70% 。
実施例4゜ 2−メトキシナフタレン14.23gと無水塩化アルミ
ニウム8.80gを塩化メチレン50成中に入れておく
ピルビン酸メチル6.13gを塩化メチレン20戚に溶
かして、2.5〜4°Cで55分間かけて、滴下撹拌し
た。更に20分間撹拌した後、氷水中にあけて、塩化メ
チレン層を分取し水洗した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥して塩化メチレンを留去した。残渣をエタノール55
1dに溶かして、水酸化カリウム9.90gをエタノー
ル65dに溶かした溶液を加えて2時間、室温で攪拌し
た。減圧でエタノールを留去した後、水とトルエンを加
えて水で抽出した。
水槽は濃塩酸13.5mlと水50++ρより作った希
塩酸中に滴下攪拌した。結晶は吸引濾取して50%ヘキ
サン−ベンゼン40dで洗浄した。減圧乾燥後に6.5
9gの2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)プロピオン酸を得た。収率30% 。
実施例5゜ 2−メトキシナフタレン3.16gと無水塩化アルミニ
ウム3.20gをクロルベンゼン25m1中に入れて置
く。ピルビン酸メチル2.04gをクロルベンゼン10
m2に溶かして8〜10°Cで27分間かけて、滴下攪
拌した。更に15分間撹拌した後に氷水を加えて、クロ
ルベンゼン層を分取した。水洗後に、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下でクロルベンゼンを留去して、
残渣をエタノール8dに溶解させた。水酸化カリウム2
.64gをエタノール10m1に溶かした溶液を加え、
4.5時間、室温で攪拌した。
エタノールを留去して、エーテルと水を加え水抽出した
水層は濃塩酸4.2dと水30dより作った希塩酸中に
滴下攪拌した。結晶を吸引濾取後に水洗した。
続いてヘキサンで洗浄して減圧乾燥を行い、1.76g
の2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル
)プロピオン酸を得た。収率36% 。
実施例6゜ 2−メトキシナフタレン1 、58gと無水塩化アルミ
ニウム2.93gを0−ジクロロベンゼン20m1中に
入れ・ておく。ピルビン酸メチル2.04g ヲo−ジ
カロロベンゼン5蔵に溶かして、7〜11°Cで13分
間で滴下攪拌した。更に30分間攪拌した後に、氷水中
に開けて、0−ジクロロベンゼンを分取した。水洗後に
無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧下で0−ジクロ
ロベンゼンを留去した。残渣を実施例3と同様に処理し
て、2−ヒドロキシ−2−(6−ノドキシ−2=ナフチ
ル)プロピオン酸を0.80g得た。収率33% 。
特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−メトキシナフタレンとピルビン酸をルイス酸
    の存在下に反応させることを特徴とする2−ヒドロキシ
    −2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の
    製造法。
  2. (2)2−メトキシナフタレンとピルビン酸エステル誘
    導体をルイス酸の存在下に反応させ、次いで加水分解を
    行うことを特徴とする2−ヒドロキシ−2(6−メトキ
    シ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造法。
JP62318678A 1987-12-18 1987-12-18 2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造法 Pending JPH01160940A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318678A JPH01160940A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造法
US07/282,024 US4922010A (en) 1987-12-18 1988-12-07 Processes for preparing 2-substituted propionic acid and derivatives thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318678A JPH01160940A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 2−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造法

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