JPH01159433A - 内燃機関のスロットルバルブ制御装置 - Google Patents

内燃機関のスロットルバルブ制御装置

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JPH01159433A
JPH01159433A JP31803287A JP31803287A JPH01159433A JP H01159433 A JPH01159433 A JP H01159433A JP 31803287 A JP31803287 A JP 31803287A JP 31803287 A JP31803287 A JP 31803287A JP H01159433 A JPH01159433 A JP H01159433A
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accelerator operation
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知明 安部
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茂 神尾
Katsuya Maeda
前田 克哉
Mitsuo Hara
光雄 原
Mitsunori Takao
高尾 光則
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野コ 本発明は、内燃機関に併設され、所定の開度特性に従い
、アクセルペダルの操作量に応じた開度までアクチュエ
ータ等により開度調節されるスロットルバルブの開度特
性の変更時に有効な内燃機関のスロットルバルブ制御装
置に関する。
[従来の技術] 近年、内燃機関のスロットルバルブをアクセルペダルと
機械的に連結せず、該スロットルバルブの開度を検出す
るセンサや上記開度を変更するアクチュエータを備え、
アクセルペダルの操作量や内燃機関の運転状態に応じた
制御信号に基づいて、上記センサの検出結果を利用しな
がら上記アクチュエータを駆動してスロットルバルブの
開度を調節し、内燃機関の出力を変更する技術、所謂リ
ンクレススロットルが知られている。このようなリンク
レススロットルに関し、アクセルペダルの操作量とスロ
ットルバルブ開度との関係を規定した特性を一定に決定
せず、車両走行条件の変化に応じてスロットルバルブ開
度特性を変更するものが提案されている。例えば、 (1) アクセルストロークに対し複数の異なったスロ
ットル開度特性を予め記憶し、選択スイッチにより選択
したスロットル開度特性に基づいてスロットル弁の開度
をアクセル操作に応じて制御する「車両用アクセル制御
装置」 (特開昭59−74341号公報)。
(2) アクセルペダルの踏み込み位置を検出して複数
の特性のうちの1つの特性のスロットル弁開度を目標値
として電子的にスロットル弁を開閉制i卸するに際し、
前記アクセルペダル−スロットル弁開度特性の選択変更
時に急変する目標値に漸近する補正目標値を新たに定め
、該補正目標値にスロットル弁開度を制御する「車両用
スロットル弁制御装置」 (特開昭61−25938号
公報)[発明が解決しようとする問題点] しかし、選択されたスロットル開度特性し二基づいてス
ロットル弁の開度をアクセル操作に応じて制御する従来
技術では、選択前と選択後との両スロットル開度特性が
大きく異なる場合、同一のアクセル操作量に対して、ス
ロットル開度が急激に変化し、内燃機関の大きな出力変
動を招くという問題点があった。
すなわち、運転者の意図に適合しない車両の急加速およ
び急減速が発生するので、スロットル開度特性の変更に
より所望の特性を選択できる機能と装置の信頼性との両
立が極めて困難であった。
このことは、例えば、市街地走行用スロットル開度特性
に設定したまま高速道路に進入し、その後高速走行用ス
ロットル開度特性を選択すると、アクセル操作量が同一
であっても、スロットル開度は急激に増加して急加速状
態に移行し、一方、高速走行用スロッル開度特性のまま
市街地に進入し、その後市街地走行用スロットル開度特
性を選択すると、アクセル操作量が同一であっても、ス
ロットル開度は急激に減少して急減速状態に移行してし
まうこともあり、特に顕著な問題となる。
また、スロットル弁開度特性の選択変更時に急変する目
標値に漸近する補正目標値を新たに定め、該補正目標値
にスロットル弁開度を制御する従来技術では、スロット
ル弁開度特性の変更時に、アクセル操作量は一定であっ
ても、スロットル弁開度特性の変更により漸近的にスロ
ットル弁開度が拡大、もしくは、縮小するため、運転者
の意図しない加速・減速を生じ、車両の走行状態の急激
な変化を招くため、運転操作性が低下すると共に、乗員
に不快感や違和感を与えるので、所謂リンクレススロッ
トルを備えた車両の走行状態の安定性が悪化し、車両の
総合的な走行性能も低下するという問題もあった。
このような問題は、例えば、スロットル開度特性が、ス
イッチの障害や配線の断線、もしくは、短絡等による誤
動作により変更された場合にも生じ得る。
さらに、上記スロットル特性の選択・変更に起因する車
両サージ等の振動が発生するので、車両の乗り心地も悪
化するという問題点もあった。
本発明は、スロットルバルブ開度特性の変更時、該特性
の変更に伴うスロットルバルブ開度の急変を好適に防止
し得る内燃機関のスロットルバルブ制御耳装置の提供を
目的とする。
発明の構成 [問題点を解決するための手段] 上記問題を解決するためになされた本発明は、第1図に
例示するように、 アクセルの操作量を検出するアクセル操作量検出手段M
1と、 内燃機関M2の吸気系に配設されるスロットルバルブを
開閉駆動する駆動手段M3と、アクセル操作量に対応し
て複数個設定されたスロットルバルブ開度特性のうちの
所定条件に基づいて選択された1個の特性と前記アクセ
ル操作量に応じて目標開度を求め、この目標開度に対応
する駆動指令を前記駆動手段M3に出力する制御手段M
4と、 前記所定条件の変化に基づき現在前記制御手段M4で用
いられているスロットルバルブ開度特性から別の特性へ
の変更指令の発生したことを検出する変更指令検出手段
M5と、 前記変更指令検出手段M5にて特性の変更指令が検出さ
れたことに応じて、現在前記制御手段M4で用いられて
いる特性とアクセル操作量とにより求まる目標開度と前
記所定条件の変化に対応して新たに選択される特性とア
クセル操作量とにより求まる目標開度との開度差を求め
る開度差算出手段M6と、 前記開度差算出手段M6にて求まる開度差が許容開度差
以下であると判定されたときに、前記制御手段M4にて
用いられる特性を前記所定条件の変化に対応して新たに
選択される特性に変更する変更手段M7と、 を備えたことを特徴とする内′PA機関のスロットルバ
ルブ制御装置を要旨とするものである。
[作用] 上記構成によれは、変更指令検出手段M5にて特性の変
更指令が検出された場合に、開度差算出手段M6により
算出された制御手段M4で用いられている特性に基づく
目標開度と新たに選択される特性に基づく目標開度との
開度差が変更手段M7にて許容開度差以下であると判断
されてから特性の変更が行われる。
従って、制御手段M4で用いられる特性の変更時にスロ
ットルバルブの開度が大きく急変動してしまうというこ
とは防止される。
[実施例コ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。本発明の一実施例であるエンジン制御装置のシス
テム構成を第2図に示す。
同図に示すように、エンジン制御装置1は、エンジン2
、該エンジン2を制御するエンジンコントロールユニッ
ト(以下、単にエンジンECUと呼ぶ。)3、上記エン
ジン2の吸気系に配設されてその吸入空気量を調節する
スロットルバルブ4および該スロットルバルブ4の開度
を制御するスロットルバルブ電子制御装置(以下、単に
スロットルECUと呼ぶ。)5から構成されている。
上記エンジン2は、シリンダ6とピストン7とから燃焼
室8を形成し、該燃焼室8には点火プラグ9が配設され
ている。
上記エンジン2の吸気系は、上記燃焼室8から吸気弁1
0を介して吸気ボート11が吸気管12に連通している
。該吸気管12の上流には吸入空気の脈動を吸収するサ
ージタンク13が設けられており、該サージタンク13
の上流には上記スロ・ントルバルブ4が配設され、さら
に上流にはエアクリーナ14が設げられている。
上記スロットルバルブ4は、トーションスプリングから
成るリターンスプリング15により、該スロットルバル
ブ4を閉じる方向に付勢されている。また、上記スロッ
トルバルブ4は、ステッピングモータであるモータ16
からギヤを内蔵した減速機構を介して回転力の供給を受
けて回動することによりその開度を変更する。
一方、上記エンジン2の排気系は、上記燃焼室8から排
気弁17を介して排気ポート1日が排気管19に連通し
、該排気管19の下流には触媒コンバータ20が設けら
れている。
また、上記エンジン2の燃料系統は、図示しない燃料タ
ンクおよび燃料ポンプから成る燃料供給源、燃料供給管
、上記吸気ボート11近傍に配設された燃料噴射弁21
から構成されている。
さらに、上記エンジン2の点火系統は、点火に必要な高
電圧を出力するイグニッションコイルを備えたイグナイ
タ22および図示しないクランク軸に連動して上記イグ
ナイタ22で発生した高電圧を各気筒の点火プラグに分
配供給するディストリビュータ23により構成されてい
る。
上記エンジン制御装置1は検出器として、上記エアクリ
ーナ14内部に設けられて吸入空気温度を計測する吸気
温センサ31、上記スロットルバルブ4に連動して該ス
ロットルバルブ4の開度をアナログ信号として検出する
ポテンショメータから成るスロ・ントルポジションセン
サ32、上記スロットルバルブ4の全閉時にアイドル信
号を出力するアイドルスイッチ32a、上記モータ16
の停止位置を検出するモータ停止位置センサ33、吸気
管12に配設されて吸気管圧力を検出する吸気圧センサ
34、エンジン2の冷却水温度を測定する水温センサ3
5、排気管19内に設けられて排気中の残存酸素濃度を
アナログ信号として検出する空燃比センサ36、上記デ
ィストリビュータ23のカムシャフトの1/24回転毎
に、すなわち、クランク角度を30°毎に回転角信号と
して検出する回転角センサ37、アクセルペダル38a
の全閉信号および操作量をアナログ信号として検出する
ポテンショメータから成るアクセルセンサ38、スロッ
トルバルブ開度特性を切り換える切換スイ・ンチ39を
備える。
上記各センサの検出信号は、エンジンECU3、もしく
は、スロットルECU3の少なくとも一方に人力され、
エンジンECU3は、燃料噴射弁21およびイグナイタ
22を、一方、スロットルECU3はスロットルバルブ
4の開度を、各々制御する。
上記エンジンECU3は、CPU、ROM、RAMを中
心に構成された論理演算回路である。
また、上記スロ・ントルECU3は、CPU5a。
ROM5b、RAM5c、バ”ンクアップRAM5dを
中心に論理演算回路として構成され、コモンバス5eを
介してディジタル入力ボートおよびA/D変換人力ボー
ト等を有する人出力部5fおよび人力カウンタ5gに接
続され、外部との人出力を行なう。上記吸気温センサ3
1、アイドルスイッチ32a、スロットルポジションセ
ンサ32、モータ停止位置センサ33、吸気圧センサ3
4、水温センサ35、アクセルセンサ38および切換ス
イッチ39の検出信号は入出力部5fからCPU5aに
人力される。また、回転角センサ37の出力する回転角
信号は人力カウンタ5gに人力され、該人力カウンタ5
gは上記回転角信号の人力周期を計測し、該人力周期と
内蔵されたタイマ5hの計数値とが予め定められた所定
の関係を成す時期に、割り込み制i卸部5i!、fCP
U5aに割り込み信号を出力する。一方、CPU5aは
、人出力gB5fを介して、上記モータ16を駆動制御
する。なお、スロットルECU3には、イグニッション
スイッチ40を介して車載のバッテリ41から電力が供
給される。
次に、上記スロットルECU3が実行するスロットルバ
ルブ制御処理を第3図の、回転速度検出処理を第5図の
、各フローチャートに基づいて説明する。
まず、スロットルバルブ制御処理を第3図のフローチャ
ートの基づいて説明する。本スロットルバルブ制御処理
はスロットルECU3の起動に伴って開始され、所定時
間(本実施例では10[m5ec])毎に繰り返して実
行される。まず、ステップ100では、回転速度Ne、
切換スイッチ信号およびアクセル操作量AAを読み込む
処理が行われる。続くステップ200では、上記ステッ
プ100で読み込んだ諸量に基づいて、後述する特性選
択処理が実行され、アクセル操作量AAとスロットルバ
ルブ開度との関係を規定する特性が選択される。次に、
ステップ300に進み、上記ステップ200で選択され
た特性に応じて、目標スロットルバルブ開度CMDを、
第4図に示すマツプに従って算出する処理が行われる。
第4図に示すマツプは、アクセル操作量AAの変化は小
さくても目標スロットルバルブ開度CMDが大きく変化
し、急加速時等に高い駆動力を出力可能に規定した高速
走行用の特性A(同図に実線で示す。)およびアクセル
操作量AAの変化に対する目標スロットルバルブ開度C
MDの変化を小さくし、定常走行や緩慢な加速を可能に
するよう規定した市街地走行用の特性B(同図に@線で
示す。)の2種類の特性を規定しており、予めスロット
ルECU3のROM5b内部に記憶されている。続くス
チップ400では、上記ステップ300で算出された目
標スロットルバルブ開度CMDまでモータ16を駆動す
るための、スロットルポジションセンサ32からの信号
により得られるスロットルバルブ4の実際の開度との比
較に基づく閉ループ処理、あるいは実際の開度を用いな
い単なる開ループ処理から求められる制御信号を出力す
る処理を行った後、−旦、本スロットルバルブ制御処理
を終了する。以後、本スロットルバルブ制御処理は、上
記ステップ100〜400を繰り返して実行する。
次に、上記スロットルバルブ制御処理のステップ100
で読み込まれる回転速度Neを検出する回転速度検出処
理を第5図のフローチャートに基づいて説明する。本回
転速度検出処理は、パルス状の回転角信号がスロットル
バルブECU3の人力カウンタ5gに人力され、該人力
カウンタ5gは割り込み時刻を記録し、ざらに、上記タ
イマ5hの計時値と上記人力カウンタ5gの計数値とが
所定関係になると、割り込み制御部51がCPU5aに
対して発生する割り込み信号により開始される。
まず、ステップ500において、前回割込時刻T(K−
1)と今回割込時刻T(K)との時間差TI(K)を演
算する処理が行われる。続くステップ510では上記ス
テップ500で演算した時間差TI(k)を、次回の本
回転速度検出処理実行時に備えて記゛憶する処理が行わ
れる。次に、ステップ520に進み、上記ステップ50
0で演算した時間差TI(K)の逆数を求めて回転速度
Ne(k)を算出する処理が行われる。続くステップ5
30では、前回算出した回転速度N e(K−1)と今
回上記ステップ520で算出した回転速度Ne(K)と
を平均して最終的な回転速度Neを演算する処理が行わ
れる。次にステップ540に進み、上記ステップ530
で演算した回転速度Neを、次回の本回転速度検出処理
実行時に備えて記・憶する処理を行った後、−旦、本回
転速度検出処理を終了する。以後、本回転速度検出処理
は、上記開始条件が成立する毎に上記ステップ500〜
ステツプ540を繰り返して実行する。
次に、上記スロットルバルブ制御処理のステップ200
で実行される特性選択処理を第6図のフローチャートに
基づいて説明する。本特性選択処理は、上記スロットル
バルブ制御処理のステップ100に続いて実行される。
まず、ステップ210では、現在設定されているスロッ
トルバルブ開度の特性と、切換スイッチ39により指示
されたスロットルバルブ開度の特性とが異なるか否かを
判定し、肯定判断されるとステップ220に進み、一方
、否定判断されると現在の特性を変更する必要がないも
のとして本特性選択処理を終了し、制御は既述したスロ
ットルバルブ制御処理に移行する。現在の特性と指示さ
れた特性とが異なる場合に実行されるステップ220で
は、現在設定されている特性に基づいて、検出されたア
クセル操作量AAに応じた目標スロットルバルブ開度C
MDOを、既述した第4図のマツプに従って算出する処
理が行われる。続くステップ230では、切換スイッチ
39により指示された特性に基づいて、検出されたアク
セル操作量AAに応じた目標スロットルバルブ開度CM
DNを、既述した第4図のマツプに従って算出する処理
が行われる。次にステップ240に進み、上述した回転
速度検出処理で定まる回転速度Ne[r、  p、 m
、 ]から許容開度差ε[deg]を、第7図に示すマ
ツプに従って算出する処理が行われる。同図に示すマツ
プは、回転速度Ne[r。
p、 m、 ]の増加に伴って許容開度差ε[deg]
も所定値(本実施例では5[deg])まで増加するよ
う規定しており、予めスロットルECU3のROM5b
内部に記憶されている。続くステップ250では、上記
ステップ220で算出した現在の特性に基づいたスロッ
トルバルブ開度CMDOと上記ステップ230で算出し
た切換スイッチ39から指示された特性に基づいたスロ
ットルバルブ開度CMDNとの開度差の絶対値が、上記
ステップ240で算出した許容開度差ε以下であるか否
かを判定し、肯定判断されるとステップ260に、一方
、否定判断されると、開度差が許容開度差εを上回るの
で特性変更は不適当であるとして、本特性選択処理を終
了し、制御は既述したスロットルバルブ制御処理に移行
する。上記ステップ250で開度差が許容開度差ε以下
であると判定され、特性変更に好適であるとみなされた
ときに実行されるステップ260では、現在の特性を切
換スイッチ39により指示された特性に変更する処理を
おこなった後、本特性選択処理を終了・し、制御は既述
したスロットルバルブ制御処理に移行する。以後、本特
性選択処理は、上記スロットルバルブ制御処理に伴い、
繰り返して実行される。
なお本実施例において、アクセルセンサ38がアクセル
操作量検出手段M1に、エンジン2が内燃機関M2に、
モータ16が駆動手段M3に各々該当する。また、スロ
ットルECU3において実行される処理におけるステッ
プ100,300゜400が制御手段M4として、ステ
ップ200内のステップ210が変更指令検出手段M5
として、ステップ200内のステップ220,230,
240が開度差算出手段M6として、ステップ200の
ステップ250.260が変更手段M7として各々機能
する。
以上説明したように本実施例によれは、切換スイッチ3
9の操作に起因する、アクセル操作量AAに対する目標
スロットルバルブ開度CMDを規定した高速走行用の特
性Aと市街地走行用の特性Bとの変更指示時に、該特性
変更に伴なって目標スロットルバルブ開度CMDが急変
し無いので、エンジン2の過大なトルク変動を確実に防
止でき、制御精度が向上する。
また、スロットルバルブ開度の特性A、  Bの変更に
伴うエンジン2のトルク変動が防止されるため、切換ス
イッチ39の切換わりによる変更時に、運転者の意志に
合致しない車両の急加速および急減速が生じ無いので、
切換スイ・ンチ39で特性変更を行なって特性A、  
Bのうち走行状態に最適な何れか一方の特性を選択する
場合の信頼性が向上する。
さらに、スロットルバルブ開度の特性A、  [3の変
更に伴うエンジン2のトルク変動が生じ無いため、車両
の前後方向の不規則な振動、所謂サージ等が起こらない
ので、車両の乗り心地も向上する。
また、特性A、  Bの変更に伴う車両の駆動力等の急
変を招かないため、ドライバビリティが高まると共に、
乗員に不快な振動や違和感を与える車速の変化も発生し
ないので、所謂リンクレススロ・ントルを備えた車両の
駆動力の安定性を高められ、該車両の走行性能を飛躍的
に向上できる。
さらに、特性A、  Bの変更を許可する許容開度差ε
をエンジン2の回転速度Neの上昇に伴って増加するよ
うに定めたため、スロットルバルブ開度の変化がエンジ
ン2のトルク変動に大きく影響する場合は特性A、  
Bの相互間の変更を禁止し、トルクへの影響が少ない場
合は上記両特性A、  8間の変更を許可するので、特
性A、 B相互間の変更を適時迅速に実現できると共に
、該変更時のトルク変動に起因するショックの発生を防
止できる。
なお、本実施例では、許容開度差εを回転速度Neに応
じて変化するよう構成した。しかし、例えば、許容開度
差εを2[degl程度の定数に設定すると、簡略化し
た装置構成で、同様な効果を奏する。
また、本実施例では、特性A、  Bの変更を切換スイ
ッチ39により行なう構成とした。しかし、例えば、2
輪駆動と4輪駆動とを切り換える切換器を備えた、所謂
パートタイム4輪駆動車では、上記切換器の操作に応じ
て、2輪駆動時には燃料消費効率の良好な特性に、一方
、4輪駆動時には駆動力を充分発揮する特性に、各々切
り換えるよう構成することもできる。
さらに、例えば、変速レバーの位置、すなわち、前進各
変速段および後進の設定位置に応じて、複数のスロット
ルバルブ開度特性を有し、変速操作に伴って、各特性を
変更するよう構成しても良い。
また、本実施例では、特性A、  Bの2種類のみにつ
いて説明したが、さらに、多数の特性を有するよう構成
しても同様な効果を生じる。
また上記実施例ではスロットルバルブを駆動するモータ
16としてステッピングモータを用いたが、DCモータ
や電気信号に応動する油圧あるいは負圧のアクチュエー
タでもよい。
また、上記実施例では第4図に示すマツプに従って目標
スロットルバルブ開度CMDを求めるようにしていたが
、ン寅算式により目標スロットルバルブ開度CMDを求
めるようにしてもよい。
以上本発明のいくつかの実施例について説明したが、本
発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
1旦り旦工 以上詳記したように本発明の内燃機関のスロットルバル
ブ制御装置は、制御手段で用いるスロットルバルブ開度
特性を現在選択している特性から別の特性に変更する旨
の変更指令が検出された場合には、現在選択されている
特性に基づく目標開度と新たに選択される特性に基づく
目標開度との開度差が許容開度差以下となってから上記
特性を変更するよう構成されている。このため、アクセ
ル操作量に対するスロットルバルブ開度特性の変更時に
、該特性変更に伴うスロットルバルブ開度の急激な変化
を生じ無いので、内燃機関の大きな出力変動を防止でき
るという優れた効果を奏する。
また、スロットルバルブ開度特性の変更に伴う内燃機関
の出力変動が防止されるため、上記特性変更時に、運転
者の意図に適合しない車両の急加速および急減速が発生
しないので、装置の特性変更により所望の特性を選択可
能にする機能の有効活用と装置の信頼性向上との両立が
可能になる。
さらに、スロットルバルブ開度特性の変更に伴う内燃機
関の出力変動が生じ無いため、車両サージ等の振動が起
こらないので、車両の乗り心地が高まる。
また、特性の変更に伴う車両の走行状態の急激な変化を
招かないため、運転操作性が向上すると共に、乗員に不
快感や違和感を与えることも無いので、所謂リンクレス
スロットルを備えた車両の走行状態の安定化を実現でき
、車両の走行性能を総合的に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内容を概念的に例示した基本的構成図
、第2図は本発明一実施例のシステム構成図、第3図は
同じくその制御を示すフローチャート、第4図は同じく
そのマツプを示すグラフ、第5図、第6図は同じくその
制御を示すフローチャート、第7図は同じくそのマツプ
を示すグラフである。 Ml ・・・ アクセル操作量検出手段M2 ・・・ 
内燃機関 M3 ・・・ 駆動手段 M4 ・・・ 制御手段 M5 ・・・ 変更指令検出手段 M6 ・・・ 開度差算出手段 M7 ・・・ 変更手段 1 ・・−エンジン制fall装置 2 ・・・ エンジン 4 ・・・ スロットルバルブ 5 ・・・ スロットルバルブ電子制御装置(スロット
ルECU) 5a ・・・ CPU 16 ・・・ モータ 3日 ・・・ アクセルセンサ 39 ・・・ 切換スイ・ンチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクセルの操作量を検出するアクセル操作量検出手
    段と、 内燃機関の吸気系に配設されるスロットルバルブを開閉
    駆動する駆動手段と、 アクセル操作量に対応して複数個設定されたスロットル
    バルブ開度特性のうちの所定条件に基づいて選択された
    1個の特性と前記アクセル操作量に応じて目標開度を求
    め、この目標開度に対応する駆動指令を前記駆動手段に
    出力する制御手段と、前記所定条件の変化に基づき現在
    前記制御手段で用いられているスロットルバルブ開度特
    性から別の特性への変更指令の発生したことを検出する
    変更指令検出手段と、 前記変更指令検出手段にて特性の変更指令が検出された
    ことに応じて、現在前記制御手段で用いられている特性
    とアクセル操作量とにより求まる目標開度と前記所定条
    件の変化に対応して新たに選択される特性とアクセル操
    作量とにより求まる目標開度との開度差を求める開度差
    算出手段と、前記開度差算出手段にて求まる開度差が許
    容開度差以下であると判定されたときに、前記制御手段
    にて用いられる特性を前記所定条件の変化に対応して新
    たに選択される特性に変更する変更手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関のスロットルバルブ
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011241719A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Isuzu Motors Ltd エンジン制御装置
JP2016117374A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両

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