JPH01159403A - 蒸気タービン用油ポンプの運転方法及び運転装置 - Google Patents
蒸気タービン用油ポンプの運転方法及び運転装置Info
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- JPH01159403A JPH01159403A JP31528887A JP31528887A JPH01159403A JP H01159403 A JPH01159403 A JP H01159403A JP 31528887 A JP31528887 A JP 31528887A JP 31528887 A JP31528887 A JP 31528887A JP H01159403 A JPH01159403 A JP H01159403A
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は蒸気タービンの制御油系統のポンプ及び、軸受
潤滑油系統のポンプの運転方法及び同装置に係り、特に
タービンの通常運転時とターニング時とで同じ1台のポ
ンプを使用して運転するに好適な、油ポンプ運転方法及
び同運転装置に関するものである。
潤滑油系統のポンプの運転方法及び同装置に係り、特に
タービンの通常運転時とターニング時とで同じ1台のポ
ンプを使用して運転するに好適な、油ポンプ運転方法及
び同運転装置に関するものである。
第3図はこの種の油ポンプ運転装置に関する従来例を示
す系統図である。
す系統図である。
油タンク1の中に主油ポンプ2が設置され、交流電動機
3に直結されている。
3に直結されている。
タービンシャフト駆動の主油ポンプを有せず、交流電動
機駆動の主油ポンプを有する油供給設備では1通常運転
時に作動する交流電動駆動式の1台の主油ポンプの他に
、予備として、同容量の交流電動駆動ポンプを有するが
、本図では省略する。
機駆動の主油ポンプを有する油供給設備では1通常運転
時に作動する交流電動駆動式の1台の主油ポンプの他に
、予備として、同容量の交流電動駆動ポンプを有するが
、本図では省略する。
ボイラ給水ポンプ駆動タービン起動時、及び定格運転時
、通常の交流電源4により交流電動機3を作動させ、交
流電動機3と連結された主油ポンプ2によって油タンク
1内の油を圧送する。該主油ポンプ2からの吐出油は、
タービンの弁の制御油系5と、減圧弁6を通過したター
ビン軸受潤滑油系7とに送られている。ここで制御油系
5の油圧は14 kg/ad程度で、潤滑油系7の油圧
は4kg/d程度である。
、通常の交流電源4により交流電動機3を作動させ、交
流電動機3と連結された主油ポンプ2によって油タンク
1内の油を圧送する。該主油ポンプ2からの吐出油は、
タービンの弁の制御油系5と、減圧弁6を通過したター
ビン軸受潤滑油系7とに送られている。ここで制御油系
5の油圧は14 kg/ad程度で、潤滑油系7の油圧
は4kg/d程度である。
主タービン、発電機(図示せず)がトリップした場合、
通常の交流電源4が喪失し、交流電動駆動主油ポンプ3
は停止する。この時ボイラ給水ポンプ駆動タービンもト
リップするが、タービンロータと軸受との焼付き等を防
止するために、非常用直流電源8による直流電動機9と
この直流電動機9に連結された非常用油ポンプ10が直
ちに作動し、軸受潤滑油系7に油を供給する。しかし、
非常用直流電源8は蓄電池であるため、長時間使用する
ことができない。そこで、非常用デイ−デルエンジン1
1を起動して、非常用交流発電機12の発生電力を立上
げ、この交流電源により再び交流電動機3及び主油ポン
プ2を作動せしめ、長時間のタービンターニング中にも
軸受潤滑油の供給継続が可能である。この場合ボイラ給
水ポンプ駆動タービン(図示せず)はトリップ中である
が、制御油系5及び軸受潤滑油系7には定格油圧が供給
されている。
通常の交流電源4が喪失し、交流電動駆動主油ポンプ3
は停止する。この時ボイラ給水ポンプ駆動タービンもト
リップするが、タービンロータと軸受との焼付き等を防
止するために、非常用直流電源8による直流電動機9と
この直流電動機9に連結された非常用油ポンプ10が直
ちに作動し、軸受潤滑油系7に油を供給する。しかし、
非常用直流電源8は蓄電池であるため、長時間使用する
ことができない。そこで、非常用デイ−デルエンジン1
1を起動して、非常用交流発電機12の発生電力を立上
げ、この交流電源により再び交流電動機3及び主油ポン
プ2を作動せしめ、長時間のタービンターニング中にも
軸受潤滑油の供給継続が可能である。この場合ボイラ給
水ポンプ駆動タービン(図示せず)はトリップ中である
が、制御油系5及び軸受潤滑油系7には定格油圧が供給
されている。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば特
開昭53−202310が挙げられる。
開昭53−202310が挙げられる。
前述の如く、主油ポンプ2は、(i)圧力14kg/d
の制御油系5に圧力油を供給するとともに、その一部を
減圧して4kg/alの潤滑油系7に圧力油を供給する
状態(通常運転時)と、(ii)圧力4kg/dの潤滑
油のみを供給すれば足りる状態(例えばターニング時や
トリップ時)とが有る。
の制御油系5に圧力油を供給するとともに、その一部を
減圧して4kg/alの潤滑油系7に圧力油を供給する
状態(通常運転時)と、(ii)圧力4kg/dの潤滑
油のみを供給すれば足りる状態(例えばターニング時や
トリップ時)とが有る。
而して、非常用デイ−デルエンジン11および非常用交
流発電機12を作動させて交流電動機3を回して主油ポ
ンプ2を作動させる必要のある場合は、上記(ii)の
、4 kg/dの潤滑油供給で足りる状態である。
流発電機12を作動させて交流電動機3を回して主油ポ
ンプ2を作動させる必要のある場合は、上記(ii)の
、4 kg/dの潤滑油供給で足りる状態である。
にも拘らず、前記主油ポンプ駆動用交流電動機3は、前
記(i)の状態(14kg/(dの制御油と4kg/
c++fの潤滑油との両方を必要とする状態)でも使用
されるため、この交流電動機3および主油ポンプ2は、
上記(i)の状態に耐えるよう(14kg/dの制御油
を供給し得るよう)大容量のものが設置される。
記(i)の状態(14kg/(dの制御油と4kg/
c++fの潤滑油との両方を必要とする状態)でも使用
されるため、この交流電動機3および主油ポンプ2は、
上記(i)の状態に耐えるよう(14kg/dの制御油
を供給し得るよう)大容量のものが設置される。
こうした事項との関連において、上記大容量の交流電動
機3に非常用電力を供給する非常用交流発電機12およ
び、その動力源である非常用デイ−デルエンジン11は
大容量のものを設置しなければならない。
機3に非常用電力を供給する非常用交流発電機12およ
び、その動力源である非常用デイ−デルエンジン11は
大容量のものを設置しなければならない。
この為、設備コストが過大となる。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、蒸気ター
ビンの起動時、定格運転時、ターニング時のそれぞれの
状態に応じて非要かつ充分な油圧。
ビンの起動時、定格運転時、ターニング時のそれぞれの
状態に応じて非要かつ充分な油圧。
油量を供給して、非常用交流発電機および、その駆動用
エンジンの容量を軽減し得る運転方法、及び、上記運転
方法の実施に好適な運転装置を提供しようとするもので
ある。
エンジンの容量を軽減し得る運転方法、及び、上記運転
方法の実施に好適な運転装置を提供しようとするもので
ある。
上記の目的は、タービンの起動時、定格運転時とターニ
ング時とにおいて、油ポンプの吐出圧力。
ング時とにおいて、油ポンプの吐出圧力。
油量をそれぞれの最適必要量に切換えることにより達成
される。具体的に油ポンプの油吐出圧力。
される。具体的に油ポンプの油吐出圧力。
油量の切換は、該ポンプを駆動する交流電動機の極数を
切換えることで達成するものである。
切換えることで達成するものである。
交流電動機駆動油ポンプの吐出量と吐出圧力及び、電動
機の極数の関係を第5図に示す。
機の極数の関係を第5図に示す。
ポンプの特性として回転数N1がN2に変化するとき、
N1時の吐出MQlとN2時の吐出量Q2との間にはN
z/N2=Q1/Q2の関係が成り立つ。
N1時の吐出MQlとN2時の吐出量Q2との間にはN
z/N2=Q1/Q2の関係が成り立つ。
又、回転数N1がN2に変更されるとき、Nz時ノ吐出
圧力P1とN2時の吐出圧力P2との間には(Nl/N
Z)2=PI/P2の関係が成り立つ。
圧力P1とN2時の吐出圧力P2との間には(Nl/N
Z)2=PI/P2の関係が成り立つ。
すなわち、ポンプの回転数が1/2に減ると、ポンプの
吐出量は回転数に比例して1/2となり、ポンプの吐出
圧力は回転数の2乗に比例して1/4となる。ゆえにポ
ンプの吐出圧力、吐出量を変化させるのには、ポンプ回
転数を切換えることで達成できる。ここで、ポンプの回
転数Nとポンプを駆動する交流電動機の極数nとの間に
は回転数を172に減じるには、交流電動機の極数を2
倍に増やすことにより達成される。
吐出量は回転数に比例して1/2となり、ポンプの吐出
圧力は回転数の2乗に比例して1/4となる。ゆえにポ
ンプの吐出圧力、吐出量を変化させるのには、ポンプ回
転数を切換えることで達成できる。ここで、ポンプの回
転数Nとポンプを駆動する交流電動機の極数nとの間に
は回転数を172に減じるには、交流電動機の極数を2
倍に増やすことにより達成される。
又、上記の例の様に電動機の極数を1/2としてポンプ
回転数並びに吐出量を1/2.吐出圧力を1/4にする
ことで電動機の消費電力が節約される。この場合、機械
的な損失やポンプ効率特性の変化を考慮に入れると、1
73〜1/2の消費電力節減となる。
回転数並びに吐出量を1/2.吐出圧力を1/4にする
ことで電動機の消費電力が節約される。この場合、機械
的な損失やポンプ効率特性の変化を考慮に入れると、1
73〜1/2の消費電力節減となる。
更に、非常用交流電源設備の容量は(制御油系を購う為
の容量を要しないので著しく軽減される。
の容量を要しないので著しく軽減される。
〔実施例〕
第1図は本発明の運転方法を実施するために構成した本
発明の運転装置の1実施例を示す。
発明の運転装置の1実施例を示す。
この実施例は前述の従来例に本発明を適用して改良した
1例であって、本例を示す第1図において前記従来例(
第3図)と同様の図面番号を付したものは、前記従来例
におけると同様乃至は類似の構成部分である。
1例であって、本例を示す第1図において前記従来例(
第3図)と同様の図面番号を付したものは、前記従来例
におけると同様乃至は類似の構成部分である。
次に、前輪従来例に比して異なる点につき説明する。
本例の主油ポンプ2駆動用の交流電動機3は、極数切換
装置13を備えていて、その極数を2ポールと4ボール
とに切り換え得る構造である。
装置13を備えていて、その極数を2ポールと4ボール
とに切り換え得る構造である。
定格状態では2ポールで稼動させるものであり、これを
4ボールに切り換えると、該交流電動機3及びこれに直
結された主油ポンプ2の回転速度は定格の172となり
、該主油ポンプ2の吐出圧は定格の1/4となる。
4ボールに切り換えると、該交流電動機3及びこれに直
結された主油ポンプ2の回転速度は定格の172となり
、該主油ポンプ2の吐出圧は定格の1/4となる。
定格吐出圧を14kg/cJとすると、極致切換(4ボ
ール)により、吐出圧力は14X1/4=3 、5 k
g / ci となり、これに伴って交流電動機3の消
費電力も1/3〜1/2となる。
ール)により、吐出圧力は14X1/4=3 、5 k
g / ci となり、これに伴って交流電動機3の消
費電力も1/3〜1/2となる。
本発明を実施する際、上記の主油ポンプ2は、予備とし
て同仕様の油ポンプ(図示せず)を併設することも可能
である。
て同仕様の油ポンプ(図示せず)を併設することも可能
である。
ボイラ給水ポンプ駆動タービンの起動時及び定格運転時
は、通常の交流電源4により交流電動機3を2極にて作
動させ、交流電動機3と連結された主油ポンプ2から油
タンク1内の油をタービンの制御油系5と軸受潤滑油系
7とに送り出している。ここで制御油系はポンプ吐出圧
の14kg/>1で、軸受潤滑油系7は、減圧弁6によ
り3〜4 kg/dに減圧され供給している。
は、通常の交流電源4により交流電動機3を2極にて作
動させ、交流電動機3と連結された主油ポンプ2から油
タンク1内の油をタービンの制御油系5と軸受潤滑油系
7とに送り出している。ここで制御油系はポンプ吐出圧
の14kg/>1で、軸受潤滑油系7は、減圧弁6によ
り3〜4 kg/dに減圧され供給している。
主タービン、発電機(図示せず)がトリップした場合、
通常の交流電源4が喪失し、交流電動駆動ポンプ3は停
止する。
通常の交流電源4が喪失し、交流電動駆動ポンプ3は停
止する。
しかし、タービンロータと軸受の焼付防止のため、非常
用直流電源8による直流電動機9とこの通流電動機9に
連結された非常用油ポンプ10が直ちに作動し、軸受潤
滑油系7に油を供給する。
用直流電源8による直流電動機9とこの通流電動機9に
連結された非常用油ポンプ10が直ちに作動し、軸受潤
滑油系7に油を供給する。
しかし、非常用直流電源8は蓄電池のため、長時間使用
することはできない。
することはできない。
そこで、非常用デイ−デルエンジン11及び非常用交流
発電機12を起動し、非常用交流電源12を立上げ、こ
の交流電源により再び交流電動機3及び主油ポンプ2を
作動せしめ、長時間のタービンターニング中にも軸受潤
滑油を供給する。
発電機12を起動し、非常用交流電源12を立上げ、こ
の交流電源により再び交流電動機3及び主油ポンプ2を
作動せしめ、長時間のタービンターニング中にも軸受潤
滑油を供給する。
この際交流電動機3の極数を2極から4極に、切換え装
置13により切換えることにより、主油ポンプ2の回転
数は及び吐出量は定格時の1/2゜吐出圧力は1/4に
なり、軸受潤滑油系7には3.5 kg/aIの油圧
を供給する。この切換えにより、交流電動機3の消費電
力は約1/3〜1/2に減少する。
置13により切換えることにより、主油ポンプ2の回転
数は及び吐出量は定格時の1/2゜吐出圧力は1/4に
なり、軸受潤滑油系7には3.5 kg/aIの油圧
を供給する。この切換えにより、交流電動機3の消費電
力は約1/3〜1/2に減少する。
主油ポンプを駆動する交流電動機(2極時)の消費電力
は、非常用交流電源全体の約20%を占めるため、本実
施例によれば、非常用としてのデイ−デルエンジン11
及び非常用交流発電機12の容量を10〜15%軽減で
き、システムの構成。
は、非常用交流電源全体の約20%を占めるため、本実
施例によれば、非常用としてのデイ−デルエンジン11
及び非常用交流発電機12の容量を10〜15%軽減で
き、システムの構成。
経済面の効果がある。
上記の一連の運転パターンを第2図に示す。
本発明における交流電動機駆動ポンプの電動機極致切換
を主タービンの油系統に適用した場合の一実施例を第6
図に示す。主タービンの起動時。
を主タービンの油系統に適用した場合の一実施例を第6
図に示す。主タービンの起動時。
交流電動機14駆動の補助油ポンプ15により制御油5
及び軸受潤滑油7が供給され、タービン20の昇速に伴
い、タービンロータシャフトに直結駆動される主油ポン
プ2によって、吸引ポンプ18、ブースタオイルポンプ
19を通って制御油系5.軸受潤滑油系7に、圧力油が
供給される。
及び軸受潤滑油7が供給され、タービン20の昇速に伴
い、タービンロータシャフトに直結駆動される主油ポン
プ2によって、吸引ポンプ18、ブースタオイルポンプ
19を通って制御油系5.軸受潤滑油系7に、圧力油が
供給される。
蒸気タービン(図示せず)がトリップして通常の交流電
源4が喪失すると非常用直流電源8により直流電動機9
駆動の非常用油ポンプ10が軸受潤滑系に油を供給する
。
源4が喪失すると非常用直流電源8により直流電動機9
駆動の非常用油ポンプ10が軸受潤滑系に油を供給する
。
従来技術ではこの后、非常用デイ−デルエンジン11及
び非常用交流発電機12を作動させてターニング油ポン
プ17を駆動して、ターニング中の軸受潤滑を維持する
のであるが、 本実施例においては、補助油ポンプ15駆動用の交流電
動機14の極数を、切換装置13によって2極→4極に
切り換えることで、上記の補助油ポンプ15を、ターニ
ング中の軸受潤滑油供給のみに用いることが出来、ター
ニング油ポンプ17および交流電動機16を削除した油
系統を構成することが出来る。
び非常用交流発電機12を作動させてターニング油ポン
プ17を駆動して、ターニング中の軸受潤滑を維持する
のであるが、 本実施例においては、補助油ポンプ15駆動用の交流電
動機14の極数を、切換装置13によって2極→4極に
切り換えることで、上記の補助油ポンプ15を、ターニ
ング中の軸受潤滑油供給のみに用いることが出来、ター
ニング油ポンプ17および交流電動機16を削除した油
系統を構成することが出来る。
第7図に従来技術による実施例運転パターンを、第8図
に本発明の実施例の運転パターンを示す。
に本発明の実施例の運転パターンを示す。
本発明の装置及び方法によれば、タービンの運転状態に
合わせた油の供給するとともに、タービン発電機トリッ
プして、通常交流電源が喪失した時のターニング中に軸
受潤滑するためのポンプを駆動する交流電動機の消費電
力を173〜1/2にでき、非常用電源発生設備全容量
の10〜15%を軽減でき、システムの軽量、低コスト
化を可能ならしめるという優れた実用的効果を奏する。
合わせた油の供給するとともに、タービン発電機トリッ
プして、通常交流電源が喪失した時のターニング中に軸
受潤滑するためのポンプを駆動する交流電動機の消費電
力を173〜1/2にでき、非常用電源発生設備全容量
の10〜15%を軽減でき、システムの軽量、低コスト
化を可能ならしめるという優れた実用的効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例のタービン制御油。
軸受潤滑油のタンク廻りの系統図、第2図は本発明の1
実施例の主油ポンプ、非常用油ポンプの運転パターンを
示す図表、第3図は従来技術の1実施例のタンク廻り系
統図、第4図は従来技術における主油ポンプ、非常用油
ポンプの運転パターンを示す図表、第5図は交流電動機
駆動油ポンプの特性図、第6図は前記と異なる実施例の
主タービン油タンク廻りの系統図、第7図は従来技術に
おける油ポンプ運転パターンを示す図表、第8図は本発
明の1実施例における油ポンプ運転パターンを示す図表
である。 1・・・油タンク、2・・・主油ポンプ、3・・・交流
電動機、4・・・一般交流電源、5・・・制御油系、7
・・軸受潤滑油系、8・・・直流電源、9・・・直流電
動機、1゜・・・非常用油ポンプ、12・・・非常用交
流電源、13・・・交流電流機極数切換装置、14・・
・交流電動機、15・・・補助油ポンプ、16・・・交
流電動機、17・・・ターニング油ポンプ、18・・・
吸引ポンプ、19・・・ブースタ油ポンプ、20・・・
タービン。
実施例の主油ポンプ、非常用油ポンプの運転パターンを
示す図表、第3図は従来技術の1実施例のタンク廻り系
統図、第4図は従来技術における主油ポンプ、非常用油
ポンプの運転パターンを示す図表、第5図は交流電動機
駆動油ポンプの特性図、第6図は前記と異なる実施例の
主タービン油タンク廻りの系統図、第7図は従来技術に
おける油ポンプ運転パターンを示す図表、第8図は本発
明の1実施例における油ポンプ運転パターンを示す図表
である。 1・・・油タンク、2・・・主油ポンプ、3・・・交流
電動機、4・・・一般交流電源、5・・・制御油系、7
・・軸受潤滑油系、8・・・直流電源、9・・・直流電
動機、1゜・・・非常用油ポンプ、12・・・非常用交
流電源、13・・・交流電流機極数切換装置、14・・
・交流電動機、15・・・補助油ポンプ、16・・・交
流電動機、17・・・ターニング油ポンプ、18・・・
吸引ポンプ、19・・・ブースタ油ポンプ、20・・・
タービン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)蒸気タービンの制御油系統および軸受潤滑油
系統に油を圧送供給する主油ポンプと、(b)上記主油
ポンプを駆動する交流電動機と、(c)上記交流電動機
に電力を供給する一般交流電源と、 (d)前記交流電動機に電力を供給する排常用交流発電
機および該交流発電機駆動用の排 常用エンジンと、 (e)前記主油ポンプの予備として設けられた非常用油
ポンプおよび該非常用油ポンプ駆 動用直流モータ、並びに非常用直流電源と、を備えた蒸
気タービンの油系統機器を運転 する方法であつて、(i)制御油系統と潤滑油系統との
双方に油を圧送供給する必要が ある状態と、(ii)制御油系統に油を圧送供給する必
要が無く、潤滑油系統のみに油を 圧送供給すれば足りる状態との運転を切り 換える方法において、 (f)前記主油ポンプ駆動用交流電動機に、その極数を
切り換える装置を設け、 (g)前記(i)の状態では極数を減らして主油ポンプ
駆動用交流電動機の回転速度を上昇 させ、前記(ii)の状態では極数を増して上記電動機
の回転速度を下降させることを特 徴とする、蒸気タービン用油ポンプの運転 方法。 2、(a)蒸気タービンの制御油系統および軸受潤滑油
系統に油を圧送供給する主油ポンプと、(b)上記主油
ポンプを駆動する交流電動機と、(c)上記交流電動機
に電力を供給する一般交流電源と、 (d)前記交流電動機に電力を供給する非常用交流発電
機および該交流発電機駆動用の非 常用エンジンと、 (e)前記主油ポンプの予備として設けられた非常用油
ポンプおよび該非常用油ポンプ駆 動用直流モータ、並びに非常用直流電源と、を備えた蒸
気タービンの油系統機器を運転 する装置において、 (f)前記主油ポンプ駆動用交流電動機に、その極数を
切り換える装置を設け、 (g)上記の極数切換装置によつて主油ポンプ駆動用交
流電動機の極数を減らすと主油ポ ンプの回転速度が上昇し、上記極数を増や すと主油ポンプの回転速度が低下するよう に構成したことを特徴とする、蒸気タービ ン用油ポンプの運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31528887A JP2624275B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 蒸気タービン用油ポンプの運転方法及び運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31528887A JP2624275B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 蒸気タービン用油ポンプの運転方法及び運転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01159403A true JPH01159403A (ja) | 1989-06-22 |
JP2624275B2 JP2624275B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18063593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31528887A Expired - Lifetime JP2624275B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 蒸気タービン用油ポンプの運転方法及び運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2624275B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000314303A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-11-14 | General Electric Co <Ge> | ガスタービンの複合揚力/油圧装置 |
KR100891841B1 (ko) * | 2002-10-01 | 2009-04-07 | 주식회사 포스코 | 터빈 발전기의 윤활유 공급 제어 장치 |
JP2011208510A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービンの潤滑油供給方法及び装置 |
CN103939155A (zh) * | 2014-05-19 | 2014-07-23 | 山东电力建设第三工程公司 | 汽轮发电机套装油管道半外部油循环系统 |
CN104234760A (zh) * | 2014-07-24 | 2014-12-24 | 江苏永钢集团有限公司 | 煤气发电机组直流油泵的启动控制方法 |
CN112066261A (zh) * | 2020-07-30 | 2020-12-11 | 中广核核电运营有限公司 | 调节油系统补油装置 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP31528887A patent/JP2624275B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000314303A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-11-14 | General Electric Co <Ge> | ガスタービンの複合揚力/油圧装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP2624275B2 (ja) | 1997-06-25 |
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