JPH01193006A - 油ポンプの運転方法 - Google Patents

油ポンプの運転方法

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JPH01193006A
JPH01193006A JP1699688A JP1699688A JPH01193006A JP H01193006 A JPH01193006 A JP H01193006A JP 1699688 A JP1699688 A JP 1699688A JP 1699688 A JP1699688 A JP 1699688A JP H01193006 A JPH01193006 A JP H01193006A
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JP
Japan
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oil pump
emergency
turning
power
oil
Prior art date
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Application number
JP1699688A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nagai
信一 永井
Akihisa Sakamoto
昭久 坂本
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明°は蒸気タービンの軸受潤滑油系の油ポンプの運
転方法に係り、特に、発電所内の電源状態により、−台
の非常用油ポンプの吐出圧力を切換える油ポンプの運転
方法に関する。
〔従来の技術〕
蒸気タービンにおける潤滑油設備の従来の代表例を第3
図に示す、油タンク9内には、交流電動機によって駆動
される補助油ポンプ1、同じく交流電動機によって駆動
されるターニング油ポンプ2、さらに、直流電動機によ
って駆動される非常用油ポンプ31以上三つの電動機に
よって駆動される油ポンプを持ち、それらのポンプの目
的は次の通りである。
第4図に示すように、補助油ポンプ1は、蒸気タービン
の軸受への潤滑油の供給と制御装置への制御油供給を目
的とした高圧の油ポンプであり、蒸気タービンの起動停
止の際に使用される。又、電源は常用交流電源4が供給
される。
ターニング油ポンプ2は、蒸気タービンの軸受への潤滑
油の供給を目的とした低圧の油ポンプであり、蒸気ター
ビンの軸向り防止のためのターニング運転の際に使用さ
れる。又、電源は、常用交流電源4、及び、非常用交流
電源5から供給される。
非常用油ポンプ3は、ターニング油ポンプ2と同様に、
蒸気タービンの軸受への潤滑油の供給を目的とした低圧
の油ポンプであり、容量は蒸気タービンを安全に停止さ
せるだけであり、蒸気タービンをターニング運転させる
だけの容量は持たない。又、電源は、バッテリ7から供
給される直流電源であり、バッテリ7へは、常用交流電
源4、及び、非常用交流電源5が整流器6によって整流
され、交流電源が正常な場合は、チャージされている。
常用交流電源4が喪失したは場合、蒸気タービンは、ト
リップする。この場合、蒸気タービンへの潤滑油の供給
は、常用交流電源4が喪失しているためバッテリ7によ
って供給される直流電源駆動の非常用油ポンプ3によっ
て行なわれる。しかし、このバッテリ7の容量にも制限
があり長時間の潤滑油゛の供給が出来ぬため、非常用交
流電源5が確立され、この電源によって、ターニング油
ポンプ2を駆動する。又、ターニング油ポンプ2が駆動
されたことにより、潤滑油供給圧力が蒸気タービンのタ
ーニング装置による、連続ターニング運転が可能となる
。尚、蒸気タービンのターニング装置へは、常用交流電
源4.非常用交流電源5が供給されている。図中、8は
スタータ。
尚、この種の装置として関連するものには、例えば、特
開昭58−202310号公報が挙げられる。
(発明が解決しようとする課題〕 前述の従来例では、蒸気タービンの潤滑油を供給するた
めに、ターニング油ポンプ2と非常用油ポンプ3の二つ
の油ポンプを設けている。設備の低減をはかるために、
どちらかの油ポンプを削除する場合、次の様な不具合が
発生する。
ターニング油ポンプ2を削除した場合、非常用油ポンプ
3では、蒸気タービンの連続ターニング運転が出来ぬた
め、高出力交流電動機によって駆動される補助油ポンプ
1を運転する必要がある。
又、常用交流電源4が喪失した場合にも、連続ターニン
グ運転が必要となるので、非常用交流電源5からも電源
を供給する必要があり、非常用交流電源5設備の増大化
が必要となる。
非常用油ポンプ3を削除した場合、常用交流電源4.非
常用交流電源5が喪失すると、蒸気タービンの軸へ潤滑
油を供給する油ポンプが無く、軸受損傷等の重大事故の
発生の原因となる。又、国内では、大技省令によって、
直流電動機駆動の非常用油ポンプ3が指定されており、
削除不可である。
従って、油ポンプの削除として可能なのはターニング油
ポンプである蒸気タービンの連続ターニングが可能にな
る様、仮に、非常用油ポンプ3の容量をターニング油ポ
ンプ2の容量まで増加させた場合、直流電動機の容量も
増加し、バッテリ7の容量を増加させなければならない
、又、バッテリ7を増加させることは発電所建屋の増大
化、メンテナンス作業の増大化に継かり、設備の経済性
から問題が発生する。
本発明°の目的は、常用交流電源4.非常用交流電源5
の状況により、連続ターニングが可能か否かを判断し、
それにより、非常用油ポンプ3の回転数を変化させ、各
々状況に見合った潤滑油圧。
油量を供給し、油ポンプ台数削減等、システム全般の最
適化を図ることにある。
(ターニング油ポンプと非常用油ポンプの機能を持った
、可変速型の非常用油ポンプの採用によって、ポンプ台
数の削減、システム全般の最適化を図る) 〔課題を解決するための手段〕 前述の目的は、電源状態により、油ポンプの吐出圧力、
油量を各々最適油量に切換えることによって可能となる
油ポンプの吐出圧力、油量の切換えは、ポンプを駆動す
る直流電動機の界磁電流を、抵抗の切換えによって変化
させることによって達成される。
〔作用〕
直流電動機の駆動油ポンプの吐出量と吐出圧力及び、直
流電動機の回転数の関係を第5図に示す。
油ポンプは遠心式油ポンプを採用しているため、回転数
N1がN2に変化するとき、N1時の吐出量Q1と、N
2時の吐出量Q2には、Nt/Nz工01/ Q 2の
関係が成り立つ。又、回転数N1がN2に変化するとき
、N1時の吐出圧力p1とN2時の吐出圧力p2には・ (Nl/N2)2/PL/P2 の関係が成り立つ。
すなわち、ポンプの回転数が二倍になると、吐出量は、
回転数に比例して二倍となり、ポンプ吐出圧力は、回転
数の二乗に比例し、四倍となる。
ゆえに、ポンプの吐出圧力、吐出量を変化させるために
ポンプ回転数を変化させる。
ここで、ポンプを駆動する直流電動機の回転数Nと、界
磁電流iには、 u  iz z  it の関係が成り立つ。ポンプの回転数を減じるには、界磁
電流を増加させ、反対に、増すには、界磁電流を減少さ
せる。
上記を°本発明に適用させた場合、非常用油ポンプの回
転数を約15%増加させることによって。
非常用油ポンプの吐出圧力、吐出量をターニング油ポン
プ程度にすることができる。これにより、ターニング油
ポンプが不要となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び第6図に
よって説明する。
蒸気タービンのターニング運転は、補助油ポンプ1で可
能であるが、駆動用電動機の出力が大きいことから、長
時間連続運転をすることは好ましくない、従って、軸受
に潤滑油を供給する非常用油ポンプ3を運転することに
なる。又、この場合、連続ターニングが必要であること
から、高回転数側が選択される。非常用油ポンプ3の電
源であるバッテリ7へは、常用交流電源4.非常用交流
電源5から連続的にチャージされているため、非常用油
ポンプ3は、連続運転が可能となる。
常用交流電源4が喪失した場合、非常用交流電源5がバ
ックアップとして投入されるが、投入されるまでにある
程度の時間が必要である。この場合、蒸気タービンのタ
ーニング装置も運転されることはない。つまり、非常用
交流電源5が投入されない限り運転出来ないので、非常
用油ポンプ3は、ターニング油ポンプ2並の容量は必要
でなく、又、高回転数側での油ポンプ軸動力は大きなも
のとなり、バッテリ7での消費電力も大きくなるため、
従来の非常用油ポンプ3の容量に戻す。つまり、低回転
数側を選択する様にし、タービンを安全に停止させ、バ
ッテリ7に、インパクトを与えぬ様にする。尚、非常用
交流電源5が、投入された場合、バッテリ7へは、連続
的に非常用交流電源5からチャージされ、又、ターニン
グ装置も運転可能となるため、非常用油ポンプ3の回転
数は高回転数側が選択され、ターニング油ポンプ2並の
容量を持つことになるので、蒸気タービンの連続ターニ
ングが可能となる。
次に、常用交流電源4.非常用交流電源5共に喪失した
場合、蒸気タービンの連続ターニングは、不可能となる
ので、非常用油ポンプ3は、ターニング油ポンプ2並の
容量は必要で無くなり、バッテリー7での消費電力を低
減し、可能な限り長時間の運転が可能となる様にする。
直流電動機の回転数は、界磁電流iで決定される。界磁
電流を変化させるのには、界磁抵抗11と、直列に外部
抵抗13を設けることによって可能となる。外部抵抗1
3と界磁抵抗11の組合せにおける回転数は低回転数側
となり、外部抵抗13と界磁抵抗11の組合せは、高回
転数側となる。又、これらの切換えは、スイッチ14に
よって行なう。
この様なシステムを採用することによって、ターニング
油ポンプ2及び駆動用電動機を削除したシステムができ
、又、バッテリ7の容量についても従来と同一程度で処
理できる。
なお、図中12はアマチャコイル、15は回転数切換装
置。
〔発明の効果〕
本発明によれば、タービン、′14滑油システムの一台
の油ポンプを電源設備側への影響がないように削除する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の油タンク廻りの系統図、第
2図は1本発明の回転数切換の条件を示す図、第3図は
、従来の油タンク廻りの系統図、第4図は、従来技術の
油ポンプのターニング可能なパターン図、第5図は1回
転数を変化させた時のポンプの特性図、第6図は、本発
明の一実施例の直流電動機回転数変化回路図を示す。 3・・・非常用油ポンプ。 第2図 第3図 第4図 第5図 TS6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流電動機駆動の非常用油ポンプを備えた、蒸気タ
    ービン軸受への潤滑油供給設備において、前記直流電動
    機駆動の非常用油ポンプの吐出圧力を切換えることを特
    徴とする油ポンプの運転方法。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記直流電動機駆動の非常用油ポンプの吐出圧力の切換
    を、前記直流電動機の界磁抵抗を変化させて行なうこと
    を特徴とする油ポンプの運転方法。 3、特許請求の範囲第1項において、 発電所内の交流電源の喪失の場合のみ、ポンプ吐出圧力
    を切換えることを特徴とする油ポンプの運転方法。
JP1699688A 1988-01-29 1988-01-29 油ポンプの運転方法 Pending JPH01193006A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241947A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Hitachi Appliances Inc ポンプモータ制御装置
CN110848147A (zh) * 2019-11-19 2020-02-28 江苏江海润液设备有限公司 一种离心油泵快速切换的模拟测试系统及其测试方法

Cited By (3)

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