JPH01159302A - 金属微粒子 - Google Patents

金属微粒子

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JPH01159302A
JPH01159302A JP63045626A JP4562688A JPH01159302A JP H01159302 A JPH01159302 A JP H01159302A JP 63045626 A JP63045626 A JP 63045626A JP 4562688 A JP4562688 A JP 4562688A JP H01159302 A JPH01159302 A JP H01159302A
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ion
ions
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parts
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JP63045626A
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Toshihiro Okai
岡井 敏博
Yoshiaki Okumura
美明 奥村
Mitsuyuki Oda
小田 光之
Takashi Yamamoto
隆 山本
Teruaki Kuwajima
桑島 輝昭
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は表面処理された金属微粒子、特に金属粉顔料に
関する。
(従来の技術およびその課題) 一般に金属の微粒子、例えば亜鉛、アルミニウム、鉄、
ステンレス鋼、銅−亜鉛−ニッケル合金あるいは合成樹
脂やガラス粒子表面に無電解メツキされた複合金属微粒
子などは、空気や電解質イオンの存在下で腐食する。従
ってこの種の金属微粒子は窒素雰囲気下あるいは有機溶
剤下で保存・管理され、その取り扱いは注意を要する。
金属微粒子が腐食し、腐食速度が大きくなると、例えば
水素ガスが発生する等の種々の問題が生じる。また、こ
れらの金属微粒子を実用に供する場合、例えば塗膜中に
含有させある目的の機能が発現したとしても、その被膜
中に酸素や水、電解質イオンが侵入すると、膜中に存在
する金属微粒子が腐食し、結果的に被膜機能の低下が生
じろ。
この種の金属微粒子の腐食を防止するために、クロム酸
イオンに一接触させる方法か検討されている。このクロ
ム酸イオンにはクロム酸イオン(Cr0.2つと例えば
g4(Fe)とが反応して鋼表面には安定なγ−Fet
usが生成する、いわゆるオキシダイザ−(ox id
 1zer)機能とクロム酸イオンが還元されて生じる
低級酸化クロム(例えば、crtos)が鋼表面に付着
するいわゆるデポジション(deposition)機
能の2つの機能が存在する。この2つの機能により金属
表面に物理的バリヤー被膜が形成され、極めて優れた防
錆機能作用を発揮する。
ところが、この防錆能を有する六価クロムは毒性が強く
、我が国では種々の法規によりその使用が大きく制限さ
れている。従って無公害もしくは低公害の金属微粒子の
表面処理方法が検討されている。例えばリン酸塩系物質
、特にリン酸亜鉛、リン酸シリカまたは縮合リン酸アル
ミニウム等が注目され、一部実用化されている。しかし
ながら、リン酸系の物質は金属との反応により生じた物
質が、金属を保護する前記デポジション機能のみを有す
る物質であり、金属表面を酸化するオキシダイザ−機能
を有していない。従ってこれらのリン酸系物質での処理
はクロム酸イオンに比べて防錆能が劣る。
(発明の経過) 本発明者らは既にリン酸系物質に不足するオキシダイザ
ー機能がバナジウムの可溶性イオンにより捕われろこと
を提案した(特願昭61−2014794号)。本発明
者らはこの技術をさらに発展させ、金属微粒子の新たな
表面処理方法を得るに至った。
すなわち、本発明はリン酸イオン、バナジウムの可溶性
イオンおよび酸素力葡在する水溶液で表面処理された最
長軸の長さか1mm以下の金属微粒子に関する。
(発明の内容) このバナジウムの可溶性イオンは、リン酸イオンに欠け
ているオキシダイザ−機能を補う。このイオン種は水と
酸素の存在する条件下で溶液内レドックス・カップルを
構成するようになり結果的に責なレドックス電位を示し
、前記のオキシダイザ−機能を果たすと考えられる。一
方、リン酸イオンは前述のように、溶液条件下で難溶性
の沈澱皮膜(FePO,と思われる)を形成し、デポジ
ション機能を有tろ。従って、本発明にはこの両者のイ
オン種の存在が不可欠であり、どちらのイオン種か欠け
てら本発明の効果は発現しない。
本発明に用いるバナジウムの可溶性イオンはバナジウム
原子の価数が3価、4価および5価よりなるイオン昨で
あり、例えばV3“、V O)(”″、VO”、vo”
’、HV20S二V Ot ”、 H3V 20 ? 
−1112VO4−1I−I V O4”−1V O4
3−、V O3−1HV2073−1V20□4−1V
30e”−1V4012’−1HtV 1o0 te’
−1r−[V 、oO26’二 VI[1021+’−
などのバナジウムのイオンの単量体またはこれらのポリ
マーか挙げられる。つまり、バナジウムイオン、バナジ
ルイオン、オルトバナジン酸イオンと縮合バナジン酸イ
オンに大別される。オルトバナジン酸イオンと縮合バナ
ジン酸イオンが好ましい。この2つのイオンの存在は衆
知の通り、通常、溶液中では混合系として存在し、特に
pI(が中性近傍(5〜9の範囲付近)においては縮合
バナジン酸イオンが主体で存在し、単量体であるオルト
バナジン酸イオンは微量にしか存在しない。これはオル
トバナジン酸イオンは溶液中で縮合するからである。
縮合バナジン酸イオンは、上記の化学式で示したが、ピ
ロバナジン酸イオン、メタバナジン酸イオン、トリバナ
ジン酸イオン、テトラバナジン酸イオン、ヘキサバナジ
ン酸イオン、デカバナジン酸イオンなどに代表されるオ
ルトバナジン酸イオンが種々の割合で縮合したバナジン
酸イオンの縮合体である。溶液中に存在するバナジン酸
イオンの形態は公知であり、その縮合度やp)(により
種々変化する。これらのイオンは、水と酸素が存在する
系内では酸素の作用で4価と5価のレドックス・カップ
ルを構成する。また、バナジウムが3価の場合も酸素の
存在下水溶液中で、4価と5価のバナジウムの可溶性イ
オン生成するので、レドックスカップルを構成するよう
になる。一方、リン酸イオンとしては、オルトリン酸イ
オン、ピロリン酸イオン、トリポリリン酸イオン、それ
以上の縮合リン酸イオン、トリメタリン酸イオン、テト
ラメタリン酸イオン、それ以上の縮合メタリン酸の解離
平衡により生ずるイオン種等の単量体あるいはポリマー
である。これらのリン酸イオンも縮合度及びpHにより
溶液中に存在するそのイオン形態は種々変化し溶液中で
は通常、縮合体として存在する。
この種のイオンの供給方法は、イオン交換樹脂や無機イ
オン交換体(例えば、ハイドロタルサイト)等のイオン
担持体に吸着させた後、放出させてらよい。また、リン
酸イオン源となる化合物とバナジウムの可溶性イオン源
となる化合物との単純な混合物または高温あるいは低温
で焼成して粉末状にしたものを溶液中に溶解しそれぞれ
のイオン種を放出させてもよい。この種の防錆剤(防錆
顔料)は特願昭62−36191号、同62−3619
2号、同62−36189号および同62−36190
号に詳しく記載されている。
水溶液中には酸素が必ず存在していることを必要とする
。酸素は特に水溶液中に供給する必要はなく、通常の水
を用いればその中に含まれている溶存酸素で十分である
。また、酸素が全く存在しない環境下で行なう場合には
酸素を水溶液中に導入することを必要とする。
上記バナジウムの可溶性イオン、リン酸イオンおよび酸
素が存在する水溶液を金属微粒子に表面処理する方法は
上記表面処理用の水溶液を噴霧状にして、かつ金属微粒
子を浮遊状にして両者を接してもよく、また上記表面処
理用の水溶液に金属を浸漬させ、接触あるいはこの浸漬
下でさらに超音波振動あるいは撹拌を付加させ粒子間の
凝集を極力抑制しつつ、粒子の表面を均一に処理するの
が好ましい。
本発明が適応される金属微粒子はその形状において全く
特定がなく、球状、フレーク状、中空状などの他に、無
定型であってもよい。本発明の金属微粒子は、その最長
部分の長さが1mm以下、好ましくは1−100μであ
ればよく、その他の部分の形態は°全く問わない。金属
微粒子は通常亜鉛、亜鉛/鉄合金、アルミニウム、アル
ミニウム合金、鋼、ステンレス鋼、銅、銅/亜鉛/ニッ
ケル合金、銅の金属体、または合成樹脂、ガラス粒子あ
るいは中空粒子の表面に金属をメツキした複合金属粒子
等が用いられる。また金属微粒子は金属粉顔料または亜
鉛末であることが好ましい。金属粉顔料では特に好まし
くはフレーク状のアルミニウム顔料であることが好まし
い。従来のアルミニウム顔料の場合、塗料中の水やその
中に含まれる種々の電解質イオンとアルミニウム顔料が
反応し、光輝性が大幅に低下し、黒色を呈しその顔料と
しての価値がなくなることが多いが、本発明の処理が行
なわれたアルミニウム顔料の場合には、アルミニウムが
その光輝性を十分保持し、しかもバインダー成分、特に
水性樹脂との濡れ性が高くなり、非常に優れている。ま
た、従来亜鉛末を配合する塗料はジンクリッチペイント
として知られているが、この亜鉛末を本発明の処理に付
した場合、ジンクリンチペイントに起こりがちな白錆を
有効に防止し、上チリとの間の層間剥離も防止できる。
本発明が有効に作用する表面処理条件は少なくとらバナ
ジウムの可溶性イオンとリン酸イオン並びに酸素が存在
する水溶液と接触することであって、特にpHが5〜9
の範囲であって、バナジウムの可溶性イオンおよびリン
酸イオンの濃度がそれぞれ0.001〜0.1モル/Q
、好ましくは0゜05〜0,1モル/ρの範囲内である
のが好ましい。
モル数が上記範囲を越えると処理効果が低下ずろ。
また、処理温度は特に限定されるものではなく、処理時
間を短縮する場合には温度を上昇さければよい。
処理水溶液には必要に応じ他の添加剤、例えば通常用い
られる分散剤である界面活性剤を添加してもよい。また
カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のカチオンを
添加してもよい。
(発明の効果)  。
本発明の表面処理された金属微粒子は表面に極めて薄い
被膜、いわゆる不働聾被膜を形成し、金属微粒子の持つ
本来の性質を大きく損なうことがない。従って、本発明
の金属微粒子は取り扱いが極めて容易であり、例えば金
属微粒子を保存する場合に空気に触れても短時間で活性
度が上昇しない。また、酸化による変色も長時間抑制さ
れ、あるいは被膜中に存在させて利用する場合空気や水
の除去ら特に必要なく、水性塗料においても用いること
ができる。また樹脂バインダーとの濡れ性も良好になり
、分散工程が短縮される。
(実施例) 本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
但し、本発明はこれら実施例に限定されるものと解して
はならない。
実施例1〜4および比較例1〜3 本実施例は金属微粒子および複合金属微粒子の処理効果
を示す。
オルトバナジン酸ナトリウムの0.05モル/Q水溶液
を作製して、この溶液中に0.05モル/Qになるよう
にオルトリン酸を加え、水酸化ナトリウムでpH7に調
整した水溶液、および0,05モル/I2のオルトリン
酸のみの水溶液(pH= 7 )および両者のイオンが
共に無添加の水溶液(脱イオン水のみ)に各々金属微粒
子を1時間浸漬した後、脱イオン水で水洗、乾燥した金
属微粒子を40°Cの空気解放針に静置してこの金属微
粒子の粉末の着色を目視により判断した。7日後の結果
を表−1に示す。
表−1 実施例5〜7 本実施例は平均粒径2μmの銅の粉末のオルトリン酸ナ
トリウム−五酸化バナジウム水溶液についてpHの変位
による処理効果を求めたもので、処理法および評価は実
施例1〜4と同じであった。
その結果を表−2に示す。
表−2 実施例8〜12 本実施例は脱イオン水(空気開放系)にリン酸イオンと
バナジン酸イオンを各々添加して、濃度を変えた時の平
均粒径2μmの銅の粉末に対する両者のイオンの濃度効
果を求めたもので、p T−1、処理法および評価は実
施例1〜4と同様であった。
結果を表−3に示す。
表−3 本実施例は表面処理されたフレーク状のアルミニウム顔
料の水性塗料および塗膜中での効果を示す。オルトバナ
ジン酸ナトリウムの0.1〜o、001モル/ρ(VO
,’−とじて)水溶液を作り、これらの溶液中+1.1
〜0.001モル10.CPo、3−とじて)になるよ
うにオルトリン酸を加え、塩酸および水酸化ナトリウム
でl)Hを種々に調整した水溶液およびオルトリン酸の
みの水溶液および両者のイオンが無添加の水溶液で各々
の処理を行なっ処理条件は室温で1時間浸漬した。浸漬
中は撹拌を実行した。1時間後、脱イオン水を洗浄・乾
燥した。下記製造例に示された水性塗料に含有させ、撹
拌分散後、塗料中から発生する水素ガスをフラスコで捕
獲してその量を求めた。
また同時に塗料を一定量試験管に入れ、IO日間50℃
で静置しフレーク状アルミニウム顔料の沈降状態を目視
観察した。また、下記塗装実験例の如くスプレー塗装し
て乾燥硬化後室膜の光輝性(変色も含む)で評価した。
なお、評価はいずれも市販されているリン酸エステル系
コーティングされたフレーク状のアルミニウム顔料の特
性値を基Q(Δ印)としてその比較により優(○〜◎印
)劣(X〜××印)をつけたその結果を表−4に示す。
使用した塗料は以下の製造例に基づいて作製した。
製産剋                    b〈
ポリエステル樹脂の製造〉 撹拌器、窒素導入管、温度制御装置、コンデン   ノ
サー、デカンタ−を備えた2Qコルベンに、ビス   
rヒドロキシエチルタウリン134重量部、ネオベ  
 ゛ジチルグリコール130重量部、アゼライン酸2 
 736重量部、無水フタル酸186重量部およびキ 
  μンレン27重量部を仕込み・、昇温する。反応に
よ   ′り生成する水をキシレンと共沸させ除去する
。     1還流開始より約2時間をかけて温度を1
90℃   lにし、カルボン酸相当の酸化が145に
なるまで  :撹拌と脱水を継続し、次に140℃まで
冷却する。  8次いで140℃の温度を保持し、[カ
ージュラEA10J(シェル社製のパーサティック酸グ
リシジル   イエスチル)314重量部を30分で滴
下し、その   ′後2時間撹拌を継続し、反応を終了
する。得られ   °(るポリエステル樹脂は酸価59
、ヒドロキシル価   690、Mn1054であった
。             1て樹脂粒子の製造〉 撹拌器、冷却器、温度制御装置を備えたIQ、のl応容
器に、脱イオン水282重量部、上記方法ご得たポリエ
ステル樹脂10重量部およびジメチレエタノールアミン
0.75重量部を仕込み、撹r下温度を80°Cに保持
しながら溶解し、これに?ゾビスシアノ吉草酸4.5重
量部を脱イオン水15重量部とジメチルエタノールアミ
ン4.3重a部に溶解した液を添加する。次いでメチル
メタンリレート707重量部、n−ブチルアクリレート
94.2重量部、スチレン70.7重量部、2−二ドロ
キシエチルアクリレート30重量部およびnチレングリ
コールジメタクリレート4.5重量lからなる混合溶液
を60分間を要して滴下する。
重下後さらにアゾビスシアノ吉苧酸1.5重量部し脱イ
オン水15重量部とジメチルエタノールアミン1.4重
量部にとかしたものを添加して80:で60分間撹拌を
続けたところ、不揮発分45ぢ、pH7,2、粘度92
cps(25℃)、粒子径0156μのエマルションが
得られる。このエマルシタンを噴霧乾燥して水を除きキ
シレン200重量部に樹脂粒子100重量部を再分散し
樹脂粒子のキシレン分散液を作製した。粒子径は0.3
μであった。
〈メタリック塗料用樹脂の製造〉 撹拌機、温度調節器、冷却管を備えたIQの反応容器に
エチレングリコールモノブチルエーテル76重量部を仕
込み、さらにスチレン45重量部、メチルメタクリレー
ト63重量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート4
8重量部、n−ブチルアクリレート11フ重量部、メタ
クリル酸27重量部、ラウリルメルカプタン31遣部、
アゾビスイソブチロニトリル3重量部からなるモノマー
溶液61重量部を添加して撹拌子温度を120’Cで滴
下した後、1時間撹拌を継続した。さらにジメチルエタ
ノールアミン28重量部と脱イオン水200重量部を添
加して、不揮発分50%、樹脂の数平均分子ff16,
000のアクリル樹脂フェスを得た。この樹脂の特数は
OH価70、酸価58、Sp値11.3であった。
〈メタリック塗料の調製ン 上記樹脂フェス140重量部に上記の有機溶剤膨潤樹脂
粒子分散液30重量部、各アルミニウム顔料10重量部
および架橋剤としてサイメル303を30重量部を撹拌
混合したものを脱イオン水で希釈し、No、4フオード
カツプで25〜30秒(20°C)になるまで希釈しメ
タリック塗料とした。
〈水性のクリヤー塗料の調製〉 上記くメタリック塗料用樹脂の製造〉と同様にn−ブチ
ルアクリレート65.8重量部、メチルメタクリレート
11.8重量部、ヒドロキシエチルメタクリレート16
.2重量部、メタクリル酸6゜1重量部およびアゾビス
イソブチロニトリル5重量部を用いて重合体を作成した
この重量体をジメチルエタノールアミンで100%中和
後、水で希釈し、不揮発分50%の水溶性樹脂フェスを
得た。
得られた水溶性樹脂フェスをヘキサメトキシメチロール
メラミン(三井東圧社製「サイメル303J)を架橋剤
として使用し、その樹脂固形分比が70/30となるよ
うに配合し、脱イオン水を用いてNo、4フオードカツ
プで3(1〜35秒(20°C)になるまで希釈し水性
クリヤー塗料とした。
塗装実験例 中塗り鋼板に上記メタリック塗料、次いで上述のクリヤ
ー塗料を乾燥塗膜で前者20ミクロン、後者30ミクロ
ンとなるのように温度23℃、温度60%の環境下でエ
アースプレー塗装した。前者をインターバル1分間でツ
ーステージで塗布し、その後5分間80℃で乾燥しワン
ステージで後者で塗装し、7分間セツティングした。次
いで、塗装板を乾燥機で150°C20分間焼き付けし
、試験板を作成した。
実施例20〜24および比較例7.8 〈亜鉛末の表面処理方法〉 オルトバナジン酸ナトリウムの0.1〜0.001モル
/C(v O4”−とじて)水溶液を作り、これらの溶
液中に0,1〜o、ootモル/Q(PO4”として)
になるようにオルトリン酸を加え、塩酸および水酸化ナ
トリウムでpHを種々に調整した水溶液に亜鉛末(三井
金属鉱業(株)社製、LS−5)を1時間浸漬した後、
脱イオン水で水洗、乾燥し、表−5に示す亜鉛末A−E
を得た。
表−5に示す亜鉛末を用いて表−6に示す実施例20〜
24および比較例7および8の組成物を十分分散するこ
とにより得た。この組成物について下記の如き試験を行
った。
(1)  塩水噴霧試験 試験片としてサンドブラスト鋼板を用い、エアスプレー
にて乾燥膜厚15±2μm又は70±5μmに塗布し、
20℃、相対湿度75%で7日間自然乾燥した。JIS
Z2.371の塩水噴霧試験を500時間行ない、赤錆
の発生状態をASTMD610により判定し、白錆の発
生状態を(○:実用性有、×:実用性態)で判定した。
(2)上塗付着性試験(乾燥膜厚15±2μmのものに
ついてのみ実施した) (1)項と同様な方法でジンクリッチ塗装鋼板を作成し
、その上に市販の油性錆止塗料(商品名:速乾へルゴン
:日本ペイント(株)社製)を乾燥膜厚35μを2回塗
布し7日間自然乾燥した。6ケ月問屋外にl121露し
た後、基盤目試験を行ない、はくりの状態をJISK5
400より判定した。
なお、カットの間隔は5mmで行なった。
以上の結果を表−6に示す。
表−5 (*)実施せず 1)以下の成分の混合物; 成分            重量部 エチルンリケート28(コルコート社製)  52.1
イソプロパツール          38.9水  
                    8.60、
IN塩酸             0.42)以下の
成分の混合物: 成分            重量部 エピコート# 1001(シェル化学(株)製)  5
0.0トルエン              25,0
メチルエチルケトン         25゜03)三
相化学工業(株)製 4)エンゲルハード(ENGELI−IARD)社製特
許出願人日本ペイント株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リン酸イオン、バナジウムの可溶性イオンおよび酸
    素が存在する水溶液で表面処理された最長軸の長さが1
    mm以下の金属微粒子。 2、表面処理が処理用水溶液を金属微粒子に噴霧するか
    または該水溶液中に浸漬することにより実施される第1
    項記載の金属微粒子。 3、処理用水溶液がバナジウムの可溶性イオン0.00
    1〜0.1モル/l、リン酸イオン0.001〜0.1
    モル/l含み、かつpH5〜9である第1項記載の金属
    微粒子。 4、金属微粒子が金属粉顔料または亜鉛末である第1項
    記載の金属微粒子。 5、金属粉顔料がフレーク状アルミニウム顔料である第
    4項記載の金属微粒子。
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