JPH01157982A - チアゾール誘導体およびその製造法 - Google Patents

チアゾール誘導体およびその製造法

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JPH01157982A
JPH01157982A JP63288119A JP28811988A JPH01157982A JP H01157982 A JPH01157982 A JP H01157982A JP 63288119 A JP63288119 A JP 63288119A JP 28811988 A JP28811988 A JP 28811988A JP H01157982 A JPH01157982 A JP H01157982A
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salt
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diphenylmethoxy
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Application number
JP63288119A
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English (en)
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Masaaki Matsuo
松尾 昌昭
Koji Manabe
真鍋 孝司
Shinji Shigenaga
信次 重永
Hiroshi Matsuda
博 松田
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D417/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
    • C07D417/06Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は新規なチアゾール誘導体に関するものである
。さらに詳細には、この発明は優れた抗アレルギー作用
および/または5−リポキシゲナーゼ阻害作用を有する
新規なチアゾール誘導体およびその塩並びにその製造法
に関するものである。
[従来の技術] これまで、抗アレルギー作用を有するある種のナアゾー
ル化合物として、特開昭63−225374号公報記載
のものが知られている。
また、抗アレルギー作用を有するある種のピペリジノ化
合物として、欧州特許公開$157420号公報記載の
ものが知られている。
[問題点を解決するための手段] この発明のチアゾール誘導体は次の一般式[I]で示さ
れる化合物およびその塩である。
[式中 R1はアミン基またはアシルアミノ基、R2は
アル(低級)アルコキシ基、Aは低級アルキレン基をそ
れぞれ意味するコ 目的化合物[I]におけるアミノチアゾール部分が、2
−アミノ−または2−アシルアミノ−チアゾール基であ
る場合、該チアゾール基は、次式に示すようなその互変
異性体である2−イミノ−または2−アシルイミノ−チ
アゾリン基としても存在する。
[1[コ                     
    [■コ[式中、R1はアミノ基またはアシルア
ミノ基、R1′はイミノ基またはアシルイミノ基を意味
する] 上記のいずれの互変異性体もこの発明の範囲に包含され
るが、この発明では便宜上、それらは2−アミノ−また
は2−アシルアミノ−チアゾール基として表現する。
この発明のチアゾール誘導体[I]は種々の方法により
合成することができるが、例えば下記の製造法によって
製造することができる。
聚産迭ユ またはその塩 またはその塩 製造法2 またはその塩 またはその塩 製造法3 アシルオキシ またはその塩 またはその塩 0式中、Rはアシルアミノ基、Rbはアシルオキシで置
換されているアシルアミノ基、R1はヒドロキシで置換
されているアシルアミノ基、Xは脱離基を意味し、R1
、R2およびAはそれぞれ前と同じ意味であるコ この明細書で述べる種々の定義の詳細およびそれらの好
ましい例を以下に説明する。
この明細書で使用する1低級」とは、特に断りのない限
り、炭素原子1〜6個を有する基を意味するものとする
好適なrアシル基」並びに「アシルアミノ基」および「
アシルオキシ基」におけるアシル部分の例としては、例
えば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、
イソブチリル、バレリル、インバレリル、ピバロイル、
ヘキサノイル、3゜3−ジメチルブチリル等の直鎖およ
び分枝鎖の低級アルカノイル基、アクリロイル、クロト
ノイル、イソクロトノイル、3−ブテノイル、メタクリ
ロイル等の直鎖および分枝鎖の低級アルケノイル基、ク
ロロアセチル、トリフルオロアセチル等のモノ、ジまた
はトリハロ(低級)アルカノイル基、シクロプロピルカ
ルボニル ルボニL, シクロペンチルカルボニル、シクロへキシ
ルカルボニル等のシクロ(低級)アルキルカルボニル基
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキ
シカルボニル、インプロポキシカルボニル、ブトキシカ
ルボニル、イソブトキシカルホニル、第三級ブトキシカ
ルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシ
カルボニル等の低級アルコキシカルボニル基、グリコロ
イル、ラクトイル、3−ヒドロキシプロピ才二ル、2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピオニル、グリセロイル等
のヒドロキシ(低級)アルカノイル基、アセトキシアセ
チル、アセトキシプロピ才二ル、2−アセドキシー2−
メチルプロピオニル、プロピオニルオキシアセチル等の
低級アルカノイルオキシ(低級)アルカノイル基、カル
バモイル基、メチルカルバモイル ルカルバモイル チルカルバモイル、イソブチルカルバモイル三級ブチル
カルバモイル等の低級アルキルカルバモイル基、ベンゾ
イル、トルオイル、キジロイル、ナフトイル等のアロイ
ル基、フロイル、テノイル、ニコチノイル、イソニコチ
ノイル等の複素環カルボニル基、フェニルアセチル、ト
リルアセチル、ナフチルアセデル、2−フェニルプロピ
オニル、3−フェニルプロピオニル、4−フェニルブチ
リル、トリチルカルボニノし等のアラルカッイル基、メ
シル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプ
ロピルスルホニル、第三級ブチルスルホニル、ペンチル
スルホニル等の低級アルキルスルホニル基、トシル、フ
ェニルスルホニル等のアリールスルホニル基等が挙げら
れる。
好適な1アル(低級)アルコキシ基jの例としては、ベ
ンジルオキシ、フェネチルオキシ、ジフェニルメトキシ
、ジフェニルエトキシ、ジフェニルプロポキシ、トリチ
ルオキシ等が挙げられ、そのうち最も好ましいのはジフ
ェニルメトキシである。
好適な1低級アルキレン基」の例としては、メチレン、
エチレン、トリメチレン、メチルエチレン、テトラメチ
レン、エチルエチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレ
ン等が挙げられる。
好適な1脱離基」の例としては、塩素、臭素、ふっ素、
沃素のようなハロゲン原子、フェニルスルホニルオキシ
、トシルオキシ、メシルオキシなどのスルホニルオキシ
基等の酸残基が挙げられる。
目的化合物[Iコの好適な医薬として許容される塩類は
常用の無毒性塩類であり、例えばギ酸塩、酢酸塩、トリ
フルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスル
ホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸
塩等の有機酸付加塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫
酸塩、燐酸塩等の無機酸付加塩、例えばアスパラギン酸
塩、グルタミン酸塩等のアミノ酸との塩等が挙げられる
この点に関し、製造法2および3における化合物[Ia
]〜[ I d]は、化合物[I]の範囲に包含される
ので、これらの化合物の好適な塩類としては前記目的化
合物[11で例示したものを挙げることができる。
この発明の目的化合物[1]の製造法を以下詳細に説明
する。
製造法1 目的化合物[I]またはその塩は、化合物[IV]また
はその塩を化合物[V]またはその塩と反応させること
により製造することができる。
化合物[IV]および[V]の好適な塩類の例としては
、化合物[1]について例示したものと同じ塩類が挙げ
られる。
この反応は、通常、水、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール等のアルコール類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素類等、その他この反応に悪影響
を及ぼさない慣用の溶媒中またはそれらの混合物中で行
われる。
反応温度は特に限定されることがなく室温ないし加熱下
で行われる。
この反応は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等
のアルカリ金属炭酸塩または炭酸水素塩等のような無機
塩基、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン
、ピリジン、N.N−ジメチルアニリソ等の第三級アミ
ン類のような有機塩基の存在下に反応を行うことができ
る。
この反応はまた、沃化ナトリウム、沃化カリウム等のア
ルカリ金属ハロゲン化物の存在下に行うこともできる。
製造法2 目的化合物[Ib]またはその塩は、化合物[Ialま
たはその塩をアシル化剤と反応させることにより製造す
ることができる。
好適なアシル化剤としては、式、 R3− O H [式中、R3はアシル基を意味するコ で示されるカルボン酸またはスルホン酸化合物およびそ
れらの反応性誘導体ならびに対応するイソシアネート化
合物である。
上述の好適な反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、
酸無水物、活性化アミド、活性化エステル等が挙げられ
る。その好適な例としては、酸塩化物、酸臭化物などの
酸ハロゲン化物、各種の酸(例えばジアルキル燐酸など
の置換燐酸、硫酸、j脂肪族カルボン酸、芳香族カルボ
ン酸等)との混合酸無水物、対称酸無水物、各種のイミ
ダゾール類との活性化アミド、例えばシアノメチルエス
テル、メトキシメチルエステル、p−ニトロフェニルエ
ステル、2.4−ジニトロフェニルエステル、ペンタク
ロロフェニルエステル、フェニルアゾフェニルエステル ル との活性化エステル等が挙げられる.これらの反応性誘
導体は導入されるアシル基の種類に応じて適宜選択する
ことができる。
反応は通常、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼン、
トルエン、ピリジン、ジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、アセトン、アセトニトリル、酢酸
エチル、N,N−ジメチルホルムアミドなどの他、反応
に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。更に使
用するアシル化剤が液体の場合には、それらを溶媒を兼
ねて使用することができる。
アシル化剤として使用するカルボン酸またはスルホン酸
化合物を遊離の酸もしくはその塩の形で反応させる場合
には、N.N’ −ジシクロヘキシルカルボジイミドな
どの慣用の縮合剤の存在下に反応を行うのが好ましい。
反応温度は特に限定されず、冷却下、室温ないし加熱下
で反応を行うことができる。
この反応は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等
のアルカリ金属炭酸塩または炭酸水素塩等のような無機
塩基、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン
、ピリジン、N.N−ジメチルアニリン等の第三級アミ
ン類のような有機塩基の存在下に反応を行うこともでき
る。
反応条件によっては式、 [式中、Acylはアシル基を意味し、R2およびAは
それぞれ前と同じ意味であるコ で示される2−アシルイミノ−3−アシルチアゾリン化
合物が副生成物として得られることがある。この場合、
化合物[Ib]は化合物[1b’]を通常の加水分解反
応に付すことにより容易に製造することができ、それら
の工程もこの製造法の範囲に含まれる。
製造法3 目的化合物[Id]またはその塩は、化合物[ I c
]またはその塩をアシルオキシ基における脱アシル反応
に付すことにより製造することができる。
この脱離反応は、通常の加水分解と同様にして行うこと
ができる。
加水分解は、例えば塩酸、硫酸、酢酸、トリフルオロ酢
酸、p−トルエンスルホン酸等の酸または、例えば水酸
化ナトリウム、ナトリウムエトキシド等の塩基の存在下
、メタノール、エタノール等ノアルコール、ベンゼン、
水その他この反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行うこ
とができる。
反応温度は特に限定されず、冷却下、室温ないし加熱下
に反応を行うことができる。
上記の製造法1〜3により製造される化合物およびそれ
らの塩類は、再結晶、カラムクロマトグラフィー、再沈
殿等の常法により、単離、精製することができる。
目的化合物[I]および原料化合物は、分子内の不斉炭
素による一以上の光学異性体を含む場合があり、そのよ
うな異性体およびそれらの混合物は、すべてこの発明の
範囲に包含される。
この発明のチアゾール誘導体[1]およびその塩は、経
口、非経口または外用適用に適した慣用の有機もしくは
無機担体もしくは賦形剤と混合して固体状、半固体状ま
たは液状の慣用の医薬製剤の形で使用することができる
。有効成分は、例えば錠剤、ペレット、カプセル、バッ
チ、坐剤、溶液、エマルジョン、懸濁液、および使用に
適したその他のあらゆる形状のための通常の無毒性の、
医薬として許容される担体と混合すればよい。使用きれ
る担体は特に限定きれることなく、慣用の水、ぶどう糖
、乳糖、アラビアゴム、ゼラチン、マンニトール、スタ
ーチ・ペースト、マグネシウムトリシリケート、タルク
、コーンスターチ、ケラチン、コロイドシリカ、ポテト
・スターチ、尿素およびその他の固体状、半固体状また
は液状の製剤の製造に適した担体を使用でき、さらに助
剤、安定剤、濃厚化剤および着色剤ならびに芳香剤を添
加してもよい。
この発明の目的化合物[I]の投与量または治療有効量
は、治療すべき各個々の患者の年齢および症状によって
変化するが、一般的には有効成分約0、1〜1100r
n/ kg更に好ましくは0 、1〜10mg/ kg
が1日当りの投与量として患者の治療のために投与され
る。
[発明の効果コ この発明のチアゾール誘導体[I]およびその塩類は、
抗アレルギー作用および/または5−リポキシゲナーゼ
阻害作用を有し、人または動物のアレルギー症の治療と
予防に有用である。
チアゾール誘導体CI]の有用性を示すために、その薬
理試験結果を以下に説明する。
試験化合物 化合物A:2−メシルアミノ−4−[4−(ジフェニル
メトキシ)ピベリジノメチ ルコチアゾール 化合物B:2−プロピオニルアミノ−4−[4−(ジフ
ェニルメトキシ)ピペリジノメ チルコチアゾール 化合物C:2−ブチリルアミノ−4−[4−(ジフェニ
ルメトキシ)ピペリジノメチ ル]チアゾール 化合物D=2−シクロプロピルカルボニルアミノ−4−
[4−(ジフェニルメトキシ) ビペリジノメチルコチアゾール 化合物E:2−CD−ラクトイルアミノ)−4−[4−
(ジフェニルメトキシ)ピペリ ノノメチルコチアゾール 化合物F:2−エトキシカルボニルアミノ−4−[4−
(ジフェニルメトキシ)ピペリ ジノメチルコチアゾール 化合物G:2−C3−メチルウレイド)−4−[4−(
ジフェニルメトキシ)ビペリ ンノメチルコチアゾール 試験1 モルモットのアナフィラキシ−性喘息に対する拮抗作用 体重305〜400gの雄ハートレイ系モルモットを用
い、これらの動物を、卵白アルブミンに対する家兎抗血
清(PCA抗体価4000 ) 0.5mQ /動物を
静脈注射することにより感作した。24時間後、動物を
53!容のプラスチック室に個々に入れた。市販噴霧器
を用いて、室内に5%卵白アルブミン溶液のエーロゾル
を、0.16mΩ/分の割合で2分間噴霧した。卵白ア
ルブミン溶液の噴?!30分前に、試験化合物を各種の
濃度で経口投与した。各投与群は1群5匹を用いた。ア
ナフィラキシ−の予防効果は、試験化合物の各種濃度投
与下での抗原噴霧後2時間以上生存するモルモットの頭
数からED50値を求め下記の表に表わした。
試験結果 囚をユ 抗5R5−A作用(5−リポキシゲナーゼ阻害作用)腹
腔浸出細胞をグリコーゲン注入SDラットから得て、タ
イロード液で1×107個/l1IQに調整した。細胞
浮遊液1rnQをインドメタシン(10x/mll>お
よび各種濃度の試験化合物と共に10分間培養し、さら
に10分間C−イオノフオア(A23187、1</賊
)と培養した。上清を遠心分離して集め、5R5−A(
アナフィラキシ−の遅反応物質)活性を、メビラミン、
アトロピンおよびメチセルギドの存在下での摘出モルモ
ット回腸の収縮活性として測定した。
結果は腹腔浸出細胞からの5R5−A合成または遊離の
50%抑制濃度として表わした。
試験結果 上記試験結果から明らかなように、この発明のチアゾー
ル誘導体[I]は抗アレルギー作用および/または5−
リポキシゲナーゼ阻害作用を有し、各種のアレルギー性
疾患、例えばアレルギー喘息、アレルギー性鼻炎、アレ
ルギー性結核炎、慢性しん麻疹等の治療および予防に有
用である。
[実施例コ 以下、実施例によりこの発明をより詳細に説明する。
X厘贋ユ 2−アミノ−4−クロロメチルチアゾールφ塩厳塩(0
,7g)、4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジン(0
,78g)およびトリエチルアミン(1,821)のN
、N−ジメチルホルムアミド(7,8戚)中温合物を攪
拌下40℃ないし45℃に5時間加熱する。常温に冷却
後、反応混合物を濾過する。濾液を水(50mQ )中
に注ぎ酢酸エチル(8011LQ )で2回抽出する。
抽出液を塩化ナトリウム飽和水溶液(30m11 )で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する0m媒を留去して
残渣をシリカゲル(30g)を使用するカラムクロマト
グラフィーに付し、クロロホルムとメタノールとの混液
(10: 1 、v/v )で溶出する。目的化合物を
含む画分を合わせ、減圧濃縮して、2−アミノ−4−[
4−(ジフェニルメトキシ)ビペリジノメチルコチアゾ
ール(0,78g)を得る。
IR(スジョール)  :  3250. 1650.
 1535. 1450゜1068 am−1 NMR(DMSO−ds、8 ) ’ 1.6−3−7
 (9H1m) 、3.40(2H,s)、 5.12
 (2H,br s)、 5.51 <11(、s)。
6.31 (LH,s)、 7.1−7.5 (IOH
,m)実施例2 4−クロロメチル−2−プロピオニルアミノチアゾール
(0,64g)、4−(ジフェニルメトキン)ピペリジ
ン(0,8g)および炭酸水素ナトリウム(0,3g)
のN、N−ジメチルホルムアミド(13mQ)中温合物
を攪拌下80°Cないし90°Cに2時間加熱する。反
応混合物を氷水中に注ぎ、生成する沈殿を濾取、水洗、
真空乾燥する。沈殿をシリカゲルを使用するカラムクロ
マトグラフィーに付し、クロロホルムとメタノールとの
混液(10:1、v/v )で溶出する。目的化合物を
含む画分を合わせ、減圧濃縮する。残渣をジイソプロピ
ルエーテルで粉砕して白色結晶を得る。この結晶をトル
エンとジイソプロピルエーテルとの混合物から再結晶し
、減圧乾燥して、2−プロピオニルアミノ−4−(4−
(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチル]チアゾール
(0,35g)を得る。
mp : 86−88℃ IR(スジ3−ル)  ’  3200. 1685.
 1575. 1492  cm−’NMR(CDC1
3,8) ’ 1.28 (3H1t、J=7.0Hz
>、1.6−3.0 (11H,m)、 2.45 (
2H,q、J=7.0Hz)、 3.50(38,m)
、 5.50 (LH,s)、 6.72 (IH,s
)、 7.2−7.5 (10H,m) MASS (m/a) : 435 (M”)、 16
7元素分析 C2,N2.N30□5−N20として、
計算値: C66,20,H6,89,N 9.26実
測値: C66,33,H6,88,N 9.15実施
例3 実施例2と同様にして下記化合物を得る。
(1)2−ブチリルアミノ−4−(4−(ジフェニルメ
トキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
IR(スジヲール)  :  3180. 1680.
 740. 700  cm−’(2) 2−シクロプ
ロピルカルボニルアミノ−−[4−(ジフェニルメトキ
シ)ピペリジノメチルコテアゾール。
IR  (スh−ル)  :  3180.  168
0.  1545,  1280。
700 cm”” (3〉2−イソブチリルアミノ−4−[4−(ジフェニ
ルメトキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
IR  (ス九−ル>  :  3440.  169
3,  1550.  1260。
700cI11−1 (4)2−(2−アセトキシ−2−メチルプロピオニル
アミノ)−4−[ 4−(ジフェニルメトキシ)ピペリ
ジノメチルコテアゾール。
MASS (m/a) : 507 (M”)、 16
7(5) 2−エトキシカルボニルアミノ−−(ジフェ
ニルメトキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
IR  (スジ3−ル)  :  3450.  17
20,  1547,  1230。
700 am−1 (6)2−メシルアミノ−4−[4−(ジフェニルメト
キシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
IR  (スジ1−ル)  ’  1440.  12
85.  1120  cm−1(7)2−(D−ラク
トイルアミノ)−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピ
ペリジノメチルコテアゾール。
MASS : 451 (M”) (8)2−(L−ラクトイルアミノ)−4−[ 4−(
ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
MASS (m/e) : 451 (M”)(9> 
2−[(2R)−2−アセトキシプロピオニルアミノ]
−4−[4−(’;フェニルメトキシ)ピペリジノメチ
ルコテアゾール。
(10)2−[(2S)−2−アセトキシプロピオニル
アミノコ−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジ
ノメチルコテアゾール。
(11)2 − ( 2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
ピオニルアミノ)−4−[ 4−(ジフェニルメトキシ
)ピペリジノメチルコテアゾール。
MASS (m/e) : 465 (M”)(12)
2 − ( 3−メチルウレイド)−4−[ 4−(ジ
フェニルメトキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
MASS : 436 (M”)、 167(13) 
2−エチルスルホニルアミノ−4−[4−(ジフェニル
メトキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
MASS (m/e) : 471 (M”)叉1コ」
− 2−アミノ−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリ
ジノメチルコテアゾール(8.04g)およびピリジン
( 7. 72mA )の乾燥N.Nージメチルホルム
アミド( somQ)中温合物に、攪拌下塩化プロピオ
= ル( 2. 76mQ )のジクロロメタン(zm
Q)溶液を5℃未満の温度で徐々に加える。30分後、
反応混合物を氷水( 800mu )中に注いで酢酸エ
チル( 400mA )で抽出し、抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥する.溶媒を留去し、シリカゲルを使用す
るカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−プロ
ピオニルアミノ−4−C4−(ジフェニルメトキシ)ピ
ペリジノメチルコテアゾール(8.9g)を得る。
この化合物はその物性値より、実施例2で得られた化合
物と同一であると確認きれた。
笈臭±1 実施例4と同様にして下記化合物を得る。
(1)2−ブチリルアミノ−4−[4−(ジフェニルメ
トキシ)ピペリジノメチルコテアゾール。
mp : 84−88℃(60%エタノールから再結晶
)IR  (スジヲール)  :  3180.  1
680.  740,  700  am−1HMR 
(DMSO−d6. l; ) : 0.9 (3H,
t.、J=6.6Hz)、 1.2−3、6 (13H
,m)、 3.47 (2H,s)、 5.64 (I
H.s)。
6、90 (IH.s)、 7.2−7.6 (10H
.m)、 11.87(IH,s) MASS (m/e) : 450 (M”)、 16
7元素分析 C26H3□N30□5−N20として、
計算値: C66,78,H7,11,N 8.99実
測値: C66,50,H7,03,N 8.95(2
)2−シクロプロピルカルボニルアミノ−=[4−(ジ
フェニルメトキシ)ビペリジノメチルコチアゾール。
mp : 82−88℃(60%エタノールから再結晶
)IR  (スジ9−ル)  :  3180.  1
680.  1545.  1280。
700 am−’ NMR (DMSO−d6,δ) : 0.8−1.0
 (4H,m)、 1.5−3.9(10H.m>、 
3.66 (2H.s)、 5.64 (IH,s)、
 7.02(IH,s)、 7.2−7.6 (10H
.m>、 12.2 (IH.s)元素分析 C26H
29N30□S・415H20として、計算値: C 
67、59. H 6.73, N 9.10実測値:
 C 67、62. H 6.53. N 9.00(
3)2−インブチリルアミノ−4−[4−(ジフェニル
メトキシ)ピペリジノメチル]チアゾール。
mp : 81−93℃(80%エタノールから再結晶
)IR  (スジタール)  :  3440,  1
693,  1550.  1260。
700 am−1 NMR (DMSO−ds,l; ) ’ 1− 10
 (6H,t,J=6.8Hz)。
1、2−3.7 (IOH,m)、 3、46 (2H
.s)、 5.64 (IH。
s)、  6.90 (IH.s)、  7.1−7.
6 (10H.m)MASS (m/e) : 449
 (M”)、 167元素分析 C26H3、N30□
S−H2Oとして、計算値: C 66、78. H 
7.11. N 8.99実測値: C 66、70.
 H 7.09. N 8.90(4)2−(2−アセ
トキシ−2−メチルプロピオニルアミノ)−4−[ 4
−(ジフェニルメトキシ)ビペリジノメチルコチアゾー
ル。
NMR (DMSO−ds,8 ) ’ 1− 53 
<6H,s)、2. 03 (3H。
s)、 1.4−3.6 (9H.m)、 3.43 
(2H.s)、 5.62(LH.s)、 6.93 
(IH.s)、 7.1−7.6 (10H.m)。
11、9 (LH.s) MASS (m/e) : 507 (M”)、 16
7(5) 2−エトキシカルボニルアミノ−4−[4−
(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチルコチアゾール
LR  (zジt−ル〉 :  3450.  172
0.  1547.  1230。
700 cm’ NMR (CDC13.8 ) ’ 1.31 (3H
,t,J=7.4Hz)、 1.5−3、7 (9H,
m)、 3.53 (2H,s)、 4.30 (2H
.q。
J=7.4Hz)、 5.51 (IH,s)、 6.
72 (18,s)、 7.1−7.6 (IOH,m
) MASS  (m/e)   :  451  (M”
)、   167(6) 2 − [ ( 2 R )
 − 2−アセトキシプロピオニルアミノ]−4−[4
−(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチル]チアゾー
ル。
NMR (CDC13.E ) ’ 1. 55 (3
H,d,Jニア、 5Hz>、1. 5−3、6 (9
)1,m)、 2.17 (3H,s)、 3.53 
(2H,s)。
5、40 (LH,q.J=7.5Hz)、 5.47
 (LH.s)、 6.77(IH.s)、 7.1−
7.4 (10H.m)(7) 2 − [ ( 2 
S ) − 2−アセトキシプロピオニルアミノ]−4
−[4−(ジフェニルメトキシ)ビベリジノメテルコチ
アゾール。
NMR (CDC13,S ) ’ 1. 55 (3
H,d.J=7. 5Hz)、1. 5−3、6 (9
)1,m)、 2.17 (3H,s)、 3.53 
(2H.s)。
5、40 (IH.q.J=7.5Hz)、 5.47
 (IH,s)、 6.77(IH.s)、  7.1
−7.4 (10H.m)(8)2−(D−ラクトイル
アミノ)−4−[ 4−(ジフェニルメトキシ)ビペリ
ジノメチルコチアゾール。
MASS : 451 (M”) (9)2−(L−ラクトイルアミノ)−4−[ 4−(
ジフェニルメトキシ)ビペリジノメチルコチアゾール。
MASS (m/e) : 451 (M”)(10)
2 − ( 2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオニル
アミノ)−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジ
ノメチル]チアゾール。
MASS (m/e) : 465 (M”)X直i1
M 6 2−アミノ−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ビペリ
ジノメチルコチアゾール(0.78g)およびN−メチ
ルモルホリン( L tsllll )のN.N−ジメ
チルホルムアミド(8mQ)中温合物に、攪拌下塩化メ
タンスルホニル(0.5g)のジクロロメタン(0,5
mN)溶液を水浴中冷却下に滴下する。
1時間後、反応混合物を濾過する。濾液をIN水酸化ナ
トリウム水溶液(1zmQ)で塩基性にする。
30分間攪拌後、混合物をIN塩酸で中和してジクロロ
メタン(40+11 )で2回抽出する。抽出液を塩化
ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥する。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルを使用するカ
ラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルムとメタノ
ールとのi液(10:1、v/v )で溶出する。目的
化合物を含む画分を合わせ、減圧濃縮して白色結晶を得
る。結晶をエタノールから再結晶して、2−メシルアミ
ノ−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチ
ルコテアゾール(0,32g)を得る。
IR(スジタール)  ’  1440. 1285.
 1120  cm−1HMR(DMSO−d6.δ)
 : 1.5−2.9 (8H,m)、 2.96(3
H,s)、 3.38 (3H,br s)、 5.6
2 (LH,s)。
6.55 (IH,s)、 6.9−7.4 (IIH
,m)MASS (m/e) : 457 (M”)、
 167元素分析 C23H27N303S2として、
計算値: C60,37,H5,95,N 9.18実
測値、 C60,24,H5,94,N 9.11実」
C乳ヱ 実施例6と同様にして、2−エチルスルホニルアミノ−
4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチルコ
テアゾールを得る。
oIp : 190−191℃ IR(スジ1−ル)  ’  1294. 1114.
 907. 700  cm−’NMR(DMSO−d
6.δ) : 1.22 (3H,t、J=7.8Hz
)。
1.3−2.8 (8H,m)、 2.95 (28,
q、J=7.8Hz)。
3.32 (2H,s)、 3.40 (IH,m>、
 5.60 (IH,s)。
6.50 (IH,s)、 7.0−7.5 (10H
,m)MASS (m/a) : 471 (M”)元
素分析 C24H2,N303S2として、計算値: 
C61,12,H6,20,N 8.91実測値: C
61,24,H6,02,N 8.88X皇遭1 2−アミノ−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリ
ジノメチルコテアゾール(1,Og)の乾燥テトラヒド
ロフラン(l0IIIQ )溶液に、攪拌下イソシアン
酸メチル(0,34uQ )を常温で滴下する。滴下終
了後、反応混合物を3時間攪拌する。
これにIN水酸化ナトリウム水溶液(31uQ)を加え
、30分間攪拌を続ける。反応混合物を減圧濃縮し、残
渣を酢酸エチルで抽出する。抽出液を塩化ナトリウム飽
和水溶液でfcillして硫酸マグネシウムで乾燥する
。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルを使用するカラムク
ロマトグラフィーに付し、クロロホルムとメタノールと
のi液(20:1、v/v )で溶出する。目的化合物
を含む画分を合わせ、減圧濃縮する。残渣を70%エタ
ノールで粉砕して白色粉末を得る。70%エタノールか
ら再結晶して、2−(3−メチルウレイド)−4−[4
−(′;フェニルメトキシ)ピペリジノメチルコテアゾ
ール(0,3g)を得る。
mp : 181(84℃ NMR(CDC13,8) ’ 1.5−3.6 (9
H1m)、2.86 (3H1d、J=6.0Hz)、
 3.46 (3H,s)、 5.49 (LH,s)
6.54 (IH,s)、 7.0−7.5 (108
,m)、 10.9(IH。
brs) IR(スジヲール)  :  3300  (br)、
  1720. 1068゜740 am’ MASS : 436 (M”)、 167元素分析 
C24H28N402Sとして、計算値: C66,0
3,H6,46,N 12.83実測値: C65,6
4,H6,23,N 12.67実m(M且 2−(2−アセトキシ−2−メチルプロピオニルアミノ
)−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチ
ルコテアゾール(1,1g)、IN水酸化ナトリウム(
2,211111)およびエタノール(23mll)の
混合物を攪拌下40℃に6時間加温する0反応混合物を
減圧濃縮し、残渣をクロロホルムとメタノールとの混合
物(10: 1 、v/v)で抽出する。抽出液を塩化
ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥する。溶媒を留去し、残渣を70%エタノールで粉砕
して濾取する。
70%エタノールから再結晶して、2−(2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピオニルアミノ)−4−[4−(ジ
フェニルメトキシ)ピペリジノメチルコチアゾール(0
,65g)を得る。
mp : 180−181℃ IR(スジリール)  :  3310. 1705.
 1180. 738゜697 am−1 NMR(DMSO−ds、l; )  ’ 135 (
6H,s)、  1.4−3.4(9H,m)、 3.
41 (2H,s)、 5.58 (LH,s)、 6
.91(18,s)、 7.1−7.5 (10H,m
)MASS (m/e) : 465 (M”)元素分
析 C26H3□N303Sとして、計算値: C67
,07,H6,71,N 9.02実測値: C67,
02,H6,54,N 8.92X直叢り 2−[(2R)−2−アセトキシプロピオニルアミノ−
4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチルコ
チアゾール(2,1g)、水(4111m>およびメタ
ノール(171M )の水冷混合物に、IN水酸化ナト
リウム水溶液(3mQ)を滴下する。滴下終了後、反応
混合物を5℃で1時間放置し、常温まで温度を上昇せし
める。同温で一夜放置後、反応混合物を減圧濃縮する。
残渣を酢酸エチルで抽出する。抽出液を塩化ナトリウム
飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を留去して残渣をシリカゲルを使用するカラムクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルムとメタノールとの混
液(30:1、v/v )で溶出する。目的化合物を含
む画分を合わせて減圧濃縮する。残渣を70%エタノー
ルで粉砕して白色粉末を得る。70%エタノールから再
結晶して、2−(D−ラクトイルアミノ)−4−[4−
(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチル]チアゾール
(1,13g)を得る。
mp : 75−83°C [α]22=−59,8°(C=1.0. CHCl3
)MASS : 454 (M ) IR(、スジリール)  :  3300. 1680
. 1330. 1168゜697c111−1 NMR(CDCI  & ) : L、45 (3H,
d、J=7.2Hz)、 1.5−3.9  (13H
,m)、  4.40  <11.q、J=7.2Hz
)、  5.43(IH,s)、 6.60 (ILs
)、 7.0−7.5 (10H,m)。
12.10  (ILbr  s) 元素分析 C2,H2,N5o3s−八c2H5oHと
シテ、計算値: C65,28,l(6,56,N 8
.91実測値: C66,02,)l 6.69. N
 9.00衷】i」。
実施例10と同様にして、2−(L−ラクトイルアミノ
)−4−[4−(ジフェニルメトキシ)ピペリジノメチ
ル]チアゾールを得る。
mp : 82−87℃ [a ]:2=s3.3°(C=1.0. C)HCl
3)MASS (m/e) : 451 (M”)元x
分析 Czs)Iz9N30aS’1C2HsOHトシ
テ、計算値、 C64,66、H6,79,N 8.8
8実測値:C64,91,H6,73,N 8.94特
許出願人:藤沢薬品工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はアミノ基またはアシルアミノ基、R^
    2はアル(低級)アルコキシ基、Aは低級アルキレン基
    をそれぞれ意味する] で示されるチアゾール誘導体およびその塩。
  2. (2)R^1が低級アルカノイルアミノ基、低級アルケ
    ノイルアミノ基、モノ、ジまたはトリハロ(低級)アル
    カノイルアミノ基、シクロ(低級)アルキルカルボニル
    アミノ基、低級アルコキシカルボニルアミノ基、ヒドロ
    キシ(低級)アルカノイルアミノ基、低級アルカノイル
    オキシ(低級)アルカノイルアミノ基、低級アルキルウ
    レイド基、アロイルアミノ基、アラルカノイルアミノ基
    、複素環カルボニルアミノ基、低級アルキルスルホニル
    アミノ基またはアリールスルホニルアミノ基であり、R
    ^2がジフェニルメトキシ基である特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。
  3. (3)R^1が低級アルカノイルアミノ基または低級ア
    ルキルスルホニルアミノ基である特許請求の範囲第2項
    記載の化合物。
  4. (4) イ)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^2はアル(低級)アルコキシ基を意味する
    ] で示される化合物またはその塩を式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はアミノ基またはアシルアミノ基、Aは
    低級アルキレン基、Xは脱離基をそれぞれ意味する] で示される化合物またはその塩と反応させて式▲数式、
    化学式、表等があります▼ [式中、R^1、R^2およびAはそれぞれ前と同じ意
    味] で示される化合物またはその塩を得るか、またはロ)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^2およびAはそれぞれ前と同じ意味]で示
    される化合物またはその塩をアシル化剤と反応させて式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1_aはアシルアミノ基を意味し、R^2
    およびAはそれぞれ前と同じ意味である] で示される化合物またはその塩を得るか、またはハ)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1_bは、アシルオキシで置換されている
    アシルアミノ基を意味し、R^2およびAはそれぞれ前
    と同じ意味である] で示される化合物またはその塩をアシルオキシ基におけ
    る脱アシル反応に付して式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1_cはヒドロキシで置換されているアシ
    ルアミノ基を意味し、R^2およびAはそれぞれ前と同
    じ意味である] で示される化合物またはその塩を得ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のチアゾール誘導体またはそ
    の塩の製造法。
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