JPH01157817A - モールディングの製造方法 - Google Patents

モールディングの製造方法

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JPH01157817A
JPH01157817A JP62303970A JP30397087A JPH01157817A JP H01157817 A JPH01157817 A JP H01157817A JP 62303970 A JP62303970 A JP 62303970A JP 30397087 A JP30397087 A JP 30397087A JP H01157817 A JPH01157817 A JP H01157817A
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JP
Japan
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surface film
molding
vinyl chloride
chloride resin
mold
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Pending
Application number
JP62303970A
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English (en)
Inventor
Osamu Murai
村井 治
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はモールディングの製造方法に関し、特には誘
電加熱により塩化ビニル樹脂発泡材料を加熱溶融し発泡
してモールディングを得る方法に関する。
(従来の技術) 例えば自動車の側面パネルおよびドアパネルには、他物
との接触時における該パネル表面の損傷を防止し、あわ
せて車体側面の装飾のためにプラスチック成形品よりな
るモールディングが添着される。この種モールディング
は、近時モールディングの軽量化および緩衝性能の向上
のために発泡成形品が多用されるようになり、しかも形
状の多様化、端末処理不要等の要請から従来の押出成形
品に代って型(モールド)成形品が用いられるようにな
った。
本出願人は、先に特開昭58−126126号公報ほか
に記載されるような、発泡成形材料に高周波電圧を印加
して誘電加熱によって発泡成形する方法を提案した。
このような誘電加熱によってモールディングを発泡成形
する場合には1発泡成形材料が外部加熱ではなく内部加
熱により加熱溶融され発泡するので、成形品の中心部が
粗く大きい細胞構造で、外周に向かうに従って徐々に小
さい細胞となり、外表面はち密な固い外殻部として構成
され、この種モールディングに要求される緩衝性1強度
ならびに剛性および耐久性等の物性上極めて好ましいも
のを111ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、この発明は、上のような誘電加熱による発泡
成形において、さらに外面が美麗でかつその物性を向上
させたモールディングを提供することを目的として提案
されたものである。すなわち、この発明にあっては、特
に、モールディングの表面光沢を改みし、かつ装飾体を
一体に成形するに際してこれを美麗に成形する方法を提
案するものである。また、この発明は、ワックスやガソ
リン、オイル等に対する耐薬品性あるいは耐熱性。
耐水性等のモールディングの表面特性を向上することが
できるモールディングの製造方法を提案するものである
(問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係るモールディングの製造方法は
、所定キャビティを有する成形型内に装飾体を挿入し1
次いで前記装飾体を含む前記キャビティ全面に非発泡の
塩化ビニル樹脂よりなる表面フィルムを載コし、該表面
フィルム内側に塩化ビニル樹脂発泡材料を導入し、型締
め後誘電加熱により前記発泡材料を加熱溶融するととも
に発泡させ前記装飾体および表面フィルムと一体に成形
することを特徴とする。
(作用) この発明方法によれば、成形型のキャビティに予め装飾
体が挿入され1次いで前記装飾体を含む前記キャビティ
全面に非発泡の塩化ビニル樹脂よりなる表面フィルムが
aこされる。そして、前記表面フィルム内側に塩化ビニ
ル樹脂発泡材料が導入され、型締め後公知の方法で成形
型に高周波電圧が印加される。成形型内の発泡材料は誘
電加熱により加熱溶融されるとともに発泡し、前記装飾
体および表面フィルムと一体に成形される。
この成形時において、表面フィルムは非発泡の塩化ビニ
ル樹脂よりなるものであるから軟化し溶融しキャビティ
形状に賦形され美麗な表面層を形成する。同時に、この
表面フィルムと発泡樹脂材料とは互いに同種の相溶性の
ある材質であるからキャビティに予め挿入された装飾体
を発泡体自体としっかりと接合せしめるとともに当該フ
ィルム自身該発泡体に溶着し一体化される。
(実施例) 以下添付の図面に従ってこの発明方法を実施例を説明す
る。添付の図面第1図はこの発明方法によって得られた
自動車用モールディングの一例をその断面とともに示し
た一部創視図、第2図は他の実施例の断面図、第3図は
発明方法を実施する一例を示す成形型の断面図、第4図
はシート状装飾体の一部断面図、第5図は成形物よりな
る装飾体の一部断面図である。
第1図に図示した自動車用モールディングlOは、本体
が塩化ビニル樹脂材料を誘電加熱によって発泡させた塩
化ビニル樹脂発泡体20よりなるもので、その可視部と
なる外表面は非発泡の塩化ビニル樹脂よりなる表面フィ
ルム30によって形成されており、該表面フィルム30
の上側所定位置に装飾体40が一体に付着されてなるも
のである。11!化ビニル樹脂発泡体20は、前にも述
べたように1発泡材料が誘電加熱によって内部加熱され
発泡成形されているので、成形品の中心部が粗く大きい
細胞構造で、外周に向かうに従って徐々に小さい細胞と
なり、外表面はち密な固い外殻部として構成され、この
種モールディングに要求される緩衝性、強度ならびに剛
性および耐久性等において好ましい物性を有している。
:51図の符号16は車体添着用の粘着層、17はその
保護剥離シートである。
第2図は装飾体を有しないモールディング11の断面図
で、発泡体20と表面フィルム30よりなる。
第3図はこの9.明方法を実施する成形型の一例を示す
断面図である。この成形型50は高周波電極を備えたも
ので、所定形状のキャビティ55を有する下型51と、
上型52よりなる。この種の成形型50は力率の小さい
シリコン樹脂または弗素樹脂等によって構成される。
そして、この成形型のキャビティ55内の所定位置に所
望の装飾体40が挿入され1次いで前記装飾体40を含
む前記キャビティ全面に非発泡の塩化ビニル樹脂よりな
る表面フィルム30が載置される。 表面フィルム30
は、透明もしくは着色されており、塩化ビニル樹脂単独
よりなるもののほか、ABS樹脂またはNBRにトリル
ゴム)等のブレンド品からシート(フィルム)状に成形
されたもの等が用いられる0表面フィルム30は、好ま
しくは、あらかじめ真空成形等によってキャビティ55
形状に賦形される。
装飾体40は、例えば第4図に図示したようなシート状
物である場合には、シート(フィルム)本体42内面側
、つまり表面フィルム側に接合層44を設けることが望
ましい、接合層44としては1表面フィルム30と相溶
性のある例えば塩化ビニル樹脂層(フィルム)またはア
クリル系の感熱型接着剤等が好ましく使用される。
第4図のシート状装飾体40に関して符号43は表面化
粧層を表わし1例えば金属蒸着、スパッタリング、イオ
ンブレーティング等の手段で形成された金属光沢層等で
ある。なお、その表面は透明なプラスチックで被覆され
ているのが好ましい。
装飾体40のシート状本体42としてはポリエステルフ
ィルム、弗素フィルム等が有用であり1.?7色された
ものも装飾効果が高い。
また、第5図の装飾体41は成形物よりなるもので、例
えば塩化ビニル樹脂の押出成形品(いわゆるモール)4
6の上面側に化粧表面45が形成されたものである。こ
の化粧表面45としては第4図で図示説明したようなシ
ート状装飾体を用いてもよい。
キャビティ55内に必要な装飾体40および表面フィル
ム30をセットした後1図のように、該表面フィルム3
0内側に塩化ビニル樹脂発泡材料25が導入される。成
形材料としては1通常の誘電加熱成形に使用されるパウ
ダー、ペレット型その他の形態のものが用いられる。
この発明において用いられる塩化ビニル樹脂発泡材料は
、誘電率の大きい、塩化ビニル樹脂のホモポリマーもし
くは塩化ビニルと酢酸ビニルあるいはビニリデンクロラ
イド等とのコポリマーまたは塩化ビニルとゴムあるいは
ABS樹脂等のポリマーブレンドである。
また発泡成形に使用される化学的発泡剤は公知のものが
使用しうるが、約200℃前後の分解温度を有する、例
えばアゾシカ−ボンアミド、N。
N′−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等が好まし
く用いられる。これらの発泡剤であっても材料中では混
入された安定剤等との相互作用により実際の分解が14
0℃程度の温度から始まることがある6発泡剤の混合割
合は発泡体の所望最終比重によって異なるが1例えば中
実のモールディングと同等の物性を得るための好ましい
比重とされる0、6〜0.8のモールデングを得る場合
には、原料樹脂100重量部に対して0.5〜3部程度
混入される。なお、本発明では型成形の特質および微細
な細胞構造の製品を得るという目的から、発泡剤の発泡
効率は通常70〜90%程度に押えられる。
発泡助剤としては、尿素、はう砂、エタノールアミン、
酸化亜鉛、炭酸鉛が用いられる。その他の配合剤は必要
に応じて通常実施されている配合比率で用いられる0次
に原料樹脂の配合例とそのモールディング製品の比重を
示す。
(配合例1)             (重量部)ポ
リ塩化ビニル樹脂(一般用レジン)  100ジ 2−
エチルへキシルフタレート※ 20ジブチルフタレート
※         lOエポキシ系可塑剤     
     5バリウムおよび亜鉛系安定剤     2
.07ゾジカーボンアミド        0.8顔料
             所望量(比重 0.82) (配合例2) ポリ塩化ビニル樹脂         Zo。
ジ 2−エチルへキシルフタレート※  30ジエチル
へキシルアジペート※     lOバリウムおよび亜
鉛系安定剤     2.07ゾジカーボンアミド  
      1.0〔比重 0.75) (配合例3) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体   lo。
ポリプロピレンアジペート※       10エポキ
シ系可塑剤           loジ 2−エチル
へキシルフタレート※  l。
バリウムおよび亜鉛系安定剤     2.57ゾジカ
ーボンアミド        1.5〔比重 0.61
) (※印は可塑剤を示す、) 塩化ビニル樹脂発泡材料25の導入後、成形型50が型
締めされ高周波電圧が印加される。高周波電圧の印加に
伴なって成形型内の発泡材料は誘電加熱により加熱溶融
される。この加熱は通常160〜190℃で5秒間から
肉厚に大きいもので2.30秒間である0発泡材料25
内に含まれる発泡剤は加熱により自己分解し材料は内部
から発泡、膨張する。
同時に、キャビティに配された表面フィルム30も加熱
によって軟化し溶融し、発泡材料25の発泡成形ととも
に該成形品表面を被覆しつつキャビティ形状に賦形され
、美麗な表面層を形成する。
さらに、この表面フィルム30は、キャビティに予め挿
入された装飾体40と発泡体自体とをしっかりと接合せ
しめる。なお、この装飾体40との接合に際しては1発
泡材料25が表面フィルム30によって覆われているの
で、この種発泡成形にしばしば見られるような発泡成形
時に材料がインサートされた装飾体表面側に回り込み該
装飾体を汚す等の問題は全く生ずることなく、表面フィ
ルムによる美麗な表面層の中に確実かつ美麗な装置!1
層が一体に形成される。
(効果) 以上図示し説明したように、この発明によれば、誘電加
熱による内部加熱によってモールディングを発泡成形す
るので、成形品の中心部が粗く大きい細胞構造で、外周
に向かうに従って徐々に小さくなり、外側はち密な固い
外殻部として構成され、緩衝性1強度ならびに剛性およ
び耐久性等のモールディングとしての物性に優れたもの
を得ることができる。
また、この発明によれば、モールディングの外表面は溶
融した表面フィルムによって形成されるものであるから
、発泡体自体によって形成された表面皮膜に比して、表
面光沢等の外観性を改善すると同時に、ワックスやガソ
リン、オイル等に対する耐薬品性あるいは耐熱性、耐水
性等のモールディングの表面特性を向上することができ
る。
さらに、モールディングの表面に装飾体を形成するに際
しては、表面フィルムを介して雄性されることより、成
形時における発泡材料の回り込みがなくかつ該表面フィ
ルムがバインダーとなって、表面フィルムによる美麗な
表面層の中に美麗にかつ確実に装飾層を一体に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法によって得られた自動車用モール
ディングの一例をその断面とともに示した一部斜視図、
第2図は他の実施例の断面図、第3図は発明方法を実施
する一例を示す成形型の断面図、第4図はシート状装飾
体の一部断面図、第5図は成形物よりなる装飾体の一部
断面図である。 10・・・自動車用モールディング、20・・・塩化ビ
ニル樹脂発泡体、25・・・塩化ビニル樹脂発泡材料、
30・・・表面フィルム、40.41・・・装飾体、5
0・・・成形型、55・・・キャビティ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  所定キャビティを有する成形型内に装飾体を挿入し、
    次いで前記装飾体を含む前記キャビティ全面に塩化ビニ
    ル樹脂よりなる表面フィルムを載置し、該表面フィルム
    内側に塩化ビニル樹脂発泡材料を導入し、型締め後誘電
    加熱により前記発泡材料を加熱溶融するとともに発泡さ
    せ前記装飾体および表面フィルムと一体に成形すること
    を特徴とするモールディングの製造方法。
JP62303970A 1987-12-01 1987-12-01 モールディングの製造方法 Pending JPH01157817A (ja)

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