JPH01156927A - ガンマインターフェロンに対する拮抗物質を用いるmhc関連自己免疫疾患を制御するための方法および投与形態 - Google Patents

ガンマインターフェロンに対する拮抗物質を用いるmhc関連自己免疫疾患を制御するための方法および投与形態

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JPH01156927A
JPH01156927A JP63205632A JP20563288A JPH01156927A JP H01156927 A JPH01156927 A JP H01156927A JP 63205632 A JP63205632 A JP 63205632A JP 20563288 A JP20563288 A JP 20563288A JP H01156927 A JPH01156927 A JP H01156927A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は免疫治療の分野にある。より詳細には。
クラス■抗原をコードするような主要組織適合抗原複合
体(MHC)の特定の領域に関連した自己免疫疾患を、
インターフェロンガンマ(IFN−γ)に対する拮抗物
の該領域により制御される免疫応答を抑制することによ
って制御することに関連する。
(従来の技術) 自己免疫疾患は、自己抗原に対して生じる免疫応答の結
果である。これらの疾病の主要な原因は不明であるが、
多くの該疾病はヒト白血球抗原(HLA)複合体の血清
学的に定義された対立遺伝子に関連しており、より詳細
には、クラス■抗原分子をコードする対立遺伝子に関連
している。ヒトのHLA−DおよびHLA−DR抗原、
および開山類のIa抗原を包含するクラス■分子の主要
な役割は、免疫コンピテント細胞間の連絡を媒介するこ
とであるように思われる。従って、活性化Tヘルパーリ
ンパ球の誘導は、 HMCクラス■抗原−陽性細胞によ
る特異的抗原の提示を必要とする。
クラス■の抗原の誘導は、ある病理学的状態に関連して
いるように思われる。従って1通常はHLA−クラス■
陰性である上皮細胞は、いくつかの自己免疫疾患2例え
ばグレーブス病、橋本甲状腺炎。
インスリン依存性真性糖尿病、および原発性胆汁性肝硬
変、の個体において、これらの分子を発現する。
インターフェロンガンマ(IFN−γ)はマウスおよび
ヒトの両者で、様々な細胞型におけるMHCクラス■抗
原の合成および表面での発現を促進する。
IFN−7によるこれらのMHC抗原の誘導は、数種の
細胞型で起こり、そうでなければ、 Ia分子を低い。
或いは検出不能のレベルで発現する。Ia発現のインビ
トロでの誘導後に抗原提示能を獲得することが、ネズミ
マクロファージ、ラット星状細胞、ヒト血管内皮細胞お
よび皮膚繊維芽細胞で証明された。しかし、IFN−7
に加え、インターフェロン−α、インターフェロンーβ
、およびインターロイキン−4(BSF〜1)などの他
のリンフ才力インおよび細胞因子もまた。クラスII 
MHCの発現を促進することが示された。
自己免疫疾患の発現の処置または予防の可能な方法に免
疫抑制が包含される。免疫抑制は一般に。
放射線照射、抗有糸分裂剤、異種抗リンパ球血清。
異種抗T細胞抗体、副腎ステロイド、および細胞毒性化
学物質などの方法および/または薬剤での処置により達
成される。これらの処置は、それらが単一の免疫応答だ
けではなく全免疫系を抑制す、るという意味で非特異的
である。非特異的免疫抑制の主要な副作用は免疫欠如で
ある。上記処置を受けた個体は、他の場合には対処し得
るが、免疫欠如の状況下では生命を脅かす細菌、ウィル
スおよび真菌の感染に対して感受性が高くなる。
抗体は最も特異的な個有の天然の免疫抑制剤である。マ
ウスの免疫系の抗体調節はGreeneら。
(1977)、Proc、  Natl、  八cad
、  Sci、  U、S、八、ヱ4.51l8および
Merueloら、 (1980)+ Proc、 N
atl、 Acad。
Sci、 U、S、A、 77.2178により報告さ
れている。彼らの実験は、異る抗Ta血清がインビボで
の腫瘍の増殖を促進および抑制し得ることを示した。こ
れは特異的免疫応答の抑制または促進と相関した。
Ia領領域遺伝子産物に特異的なモノクローナル抗体の
インビボでの投与は、中等度の腎臓病を持っNZB/W
 F、マウスでの軽快を誘導した。Adelmanら(
1983)、J、 Exp、Med’、158,135
0゜これらのマウスは全身性紅斑性狼癒のモデルである
。抗1aモノクローナル抗体も数個の他の自己免疫疾患
モデルの動物に投与された。これらの処置は、実験的ア
レルギー外扇を髄炎(ヒト疾患のモデル、多発性硬化症
) (Steinman ら、  (1981)、 P
roc、 Natl、Acad。
Sci、 U、S、A、邦、71l)  :実験的に誘
導された重症筋無力症(Wa Idorら(1983)
+ Proc、 Natl、 Acad。
Sci、 U、S、A、 80.2713) ;および
BB/Wラットの自然発生的自己免疫性糖尿病および甲
状腺炎(Boitardら、  (1985)、Pro
c、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A
、82.6627)に有効であった。
抗体免疫抑制治療は、 Rh関連胎児性赤芽球症の予防
のようなヒトにおけるある種の例で使用される。しかし
、この種の治療は有害な抗原が既知で。
しかも特異的ヒト抗血清が入手可能な疾病に限定される
本発明の第一の目的は、遺伝的に制御されたMHC関連
自己免疫疾患を2選択的免疫抑制によって治療する技術
を提供することにある。
(発明の構成) 本発明はIFN−γに対する拮抗物質、より詳細には、
 IFN−γに対して生じる抗体を用いた治療が哺乳類
のMHC関連自己免疫疾患の症状を遅延および軽減させ
るという発見に基づいている。従って。
本発明のある局面は9個体のMHC関連免疫応答遺伝子
と関連した疾病を制御するための1個体の免疫治療法で
ある。該方法は2個体に、疾病を制御する量のIFN−
rの拮抗物質を投与することを包含する。
本発明の他の局面は9個体のMHC連関免疫応答遺伝子
に関連した疾病を制御するために個体を処置するための
免疫治療法である。該方法は2個体に疾病を制御する量
のガンマインターフェロン(IFN−γ)に対して生じ
た抗体を投与することを包含する。
本発明の更に他の局面は、上述の個体の処置のための単
位投与形態である。該単位投与形態は。
IFN−rに対する抗体を薬学上許容されうる賦形剤と
組合せて含有する。該投与形態中の抗体の量は該疾病の
症状発現を実質的に軽減させるのに十分である。該疾病
の症状発現は該疾病に関連した臨床的症状、および/ま
たは自己産物に対して生じた抗体の存在により決定され
、該抗体は該疾病に関連しており、健常人には存在しな
い。
本発明の更に他の局面は、上述の個体の処置のための免
疫療法であり、該療法は個体にIFN−Tの細胞レセプ
ターに対して生じた抗体を疾病を制御する量だけ投与す
ることを包含する。
主魚皿災施■様式 本発明の実施には、特に記さない限り1分子生物学、微
生物学1組換えDNA、および免疫学の当業者に既知の
従来技術を用いる。このような技術は、以下の文献に詳
細に記載されている。
例えばManiatis、 Fr1tschおよびSa
mbrook、 MOLECULARCLONING:
A  LABORATQRY  MANtJAL(19
82)、DNA  CLONING、。
第1巻および2巻(D、N、GloverW、 198
5) ;0LIGONUCLEOTIDESYNtl(
ESIS (M、J、Ga1t 編、 1984) ;
 NIJCLEICACIDHYBRIDIZATIO
N (B、D、HamesおよびS、J、 Higgi
ns編。
1984  )、  TRANSCRIPTION  
AND   TRANSLATION(B、  D。
HamesおよびS、J、 Higgins編、 19
84 h ANIMAL CELLCULTURE(R
9に、Freshneym、  1986);IMMO
BILIZED CELLS八ND へHNZYMES
(IRL  press、1986):B、Perba
l、  A  PRACTICALGUIDE To 
MOLECULARCLONING(1984)、ME
THODS  INENZYMOLOGYシリーズ(S
、 ColowickおよびN、KaplanQ、 A
cademic Presslnc、)およびHAND
BOOK OF EXPERI−MENTAL IMM
UNOLOGY、第1巻〜4巻(D、 M、 Weir
およびC,C,Blackwell編、 1986.B
lackwell 5cientificPublic
ations)を参照のこと。
本発明の記載に際し、以下の用語を以下に示す定義に従
い使用する。
′“主要組織適合抗原複合体” (MHC)とは、免疫
学的認識に関わるタンパクをコードするゲノムの領域を
示す。ヒトのMHC複合体は、 HLA複合体と称され
、そしてマウスではト2複合体と称される。
“クラス■抗原または分子”とは、ヒトではIILA−
DまたはIILA−R遺伝子座で、マウスでは■領域内
で。
そして他の種では相当する領域内でコードされるものを
指す。
“ガンマインターフェロン(IFN−γ)゛はマイトジ
ェンを用いた誘導、あるいは感作細胞の抗原刺激に際し
Tリンパ球により生産されるインターフェロンポリペプ
チドを指す;それは種々のグリコジル化された型のポリ
ペプチドおよびグリコジル化されていないポリペプチド
を指し、それらの全ては天然に、あるいは組換え技術に
より合成されうる。
“IFN−rに対する拮抗物質°゛はIFN−γの生理
学的活性を9例えばTFN−γの細胞レセプターへの結
合阻害、IFN−r細胞レセプター合成の阻害、あるい
はIFN−γ合成阻害を包含する何らかの機構により阻
害する薬剤を指す。IFN−7に対する拮抗物質にはI
FN−γに対する抗体およびIFN−7活性に対する細
胞レセプターに対する抗体、およびTFN−γ活性を阻
害する薬剤が包含される。ペプチドは。
該IFN−rポリペプチド配列の一部、レセプター配列
の一部、またはミミトープでありうる。
°“ミミトープ”は生物学的に重要な部位1例えばエピ
トープ、酵素活性部位、あるいはレセプター結合部位、
の空間的構造を有するペプチドである。
゛ペプチド゛はアミノ酸がペプチド結合で連結している
ポリアミノ酸類を指す。ペプチドはサイズを規定せず、
そしてここではオリゴペプチドおよびポリペプチドのい
ずれをも用いることができる。更に、ペプチドはグリコ
ジル化を包含する構造上の修飾を規定しない。従って、
ポリペプチドはグリコジル化されてもされなくてもよい
“抗体”は免疫グロブリンと呼ばれる糖タンパク族の一
員を指し、抗原と特異的に結合し得る。
“抗原”は化学的な修飾なしに抗体の形成をもたらすタ
ンパクまたはペプチド化合物を指す。
“エピトープ゛は抗原の抗原認識の実際の部位を指す。
この用語はまた“抗原決定基”あるいは“抗原決定部位
”°とも言い換え得る。
(以下余白) ″“キャリアー”とは、抗原が結合するまたは共役する
物質を指し、そしてその物質は、免疫系に対し認識し得
る免疫源として該抗原を提供する。
“°結合物(conjugate)”はキャリアーに化
学的に結合した抗原またはハプテンを指す。結合物は他
のグループもまた包含し得る。
ここで処置の目的および/または結果を記述するのに用
いられる。用語“制御“およびその同語源の語は、予防
および/または治療を意図する。
従って9本発明は、処置される個体のMHCの特定免疫
応答対立遺伝子に関連した疾病の防止または軽減に使用
され得る。
全哺乳類そしておそらく全を推動物は基本的に等価なM
HC系を有しており、そして免疫応答遺伝子はMHCに
関連していることは既知である。従って本発明は2を推
動物、特に哺乳類の自己免疫疾患の治療に適用され得る
。本発明の免疫治療法は主としてヒトに、そして家畜、
ペット、および競技用動物に適用される。
HLAと呼ばれるヒ) MHCと疾病に対する感受性と
の関係は、 Ryderおよび5vej gaardに
より記録され、 (:Openhagenで出版された
肛A and diseaseRegistryに報告
されている。そのような関係は疾病群のHLA型を健常
群のHLA型と比較することにより決定される。多くの
場合、疾病は、1種以上の肛A特異性に関係する。大部
分の相関はHLAのD領域に関係する。あるものは系統
特異的である。
特定の肛へ対立遺伝子の疾病に対する感受性との関係は
1通常、優性である。次の表は、特異的HLA抗原との
相関が知られている疾病(表1)、および特定の疾病と
強い相関性を示す抗原(表2)のリストである。Tho
mosnによるHandbook of Experi
mentalImmunology、 Volume 
3:遺伝学および免疫学(Herzenberg、 B
lackwellおよびHerzenberg 5 。
1986+ Blackwell 5cientifi
c Publications、 pp。
102、1−102.12)を参照されたい。
(以下余白) 表1 特異的HLA抗原との相関が既知の疾病五ゴLJ
i          五皮皇強直性を膜炎     
  尋常乾廚 ライター病          庖疹性皮膚炎月にシフ
関節炎       尋常性天庖瘡9ルモネラ 関節炎
              ベーチェフト病赤痢関節
炎        再発性ヘルペスロ唇乾唐性関節炎 
      円形脱毛症若年性リューマチ関節炎 急性前部ブFつ脱炎     7しlLギー症リューマ
チ 関節炎               塵埃アレル
ギーリューマチ 心臓病              
 ライ草グトブ■アレルギー鳥類感覚過敏症 徨経且          枯草熱 多発性硬化症             ラグライ−F
7し1シギー視神経炎         草花粉症 重症筋無力症 麻痺性を髄小児麻痺 青立歌庄          免簸M 若年性4yス’)ン依存性糖尿病  全身性紅斑性狼疹
甲状腺中毒(グレージス病)   乾性症候群橋本甲状
腺炎        グアFバヌター症候群デ・ケルバ
イン甲状腺炎      1gA腎障害先天性副腎′t
IB質過形成    C2欠損症突発性7ジソン病 夏性貰 互■底           網膜芽種小児脂肪便症 
       *シ*ン病悪性貧血         
 急性リンハ性白血病萎縮性胃炎         鼻
咽頭癌自己免疫活動性慢性肝炎 肝炎つ(3スB型活動性慢性肝炎 (以下余白) 上皮細胞または他の細胞によるMBCクラス■分子の不
適当な発現により、それらの細胞がその表面分子を自己
反応性のT細胞に提供するようになり得、従って、自己
免疫プロセスの開始と増強とに重要な貢献をしうる。こ
とが仮定されてきた。
Bottazzoら、 (1983) 、 Lance
t 2 、1l55゜加えて。
Ia抗原の誘導は、活性化T細胞によるIPN−γの放
出が原因である可能性もある。さらに、インビトロでI
FN−γによりIaの発現を誘導されたラットの星状細
胞が、 MHC−制限法によって、脳炎惹起T細胞系に
ミニリン塩基性タンパクを与えうろことも見い出されて
いる。Fontanら(1984)、 Nature(
London) 307.273 、このように、IF
N−rは増大させる方向に自己免疫プロセスを調節する
役割を果たし得、そして、  IFN−7の作用を妨害
すると、減少させる方向にこのプロセスを調節すること
になる。
本発明によれば、クラス■分子をコードするHLAの遺
伝子座の領域に関連する自己免疫疾患が、 IFN−r
により誘導される生理的応答(特にその応答が自己免疫
プロセスの増大の方向への調節に包含されるもの)を妨
げるIFN−γ拮抗物質を用いての選択性免疫抑制によ
り制御される。IFN−rの拮抗物質には例えば、IF
N−rの合成を抑制する薬剤やペプチドが包含される。
それには例えば。
神経ペプチドホルモンと免疫反応性の神経ペプチドホル
モンまたはペプチドがある。八CTHによるIFN−γ
の制御およびACTHと免疫反応性のペプチドによるI
FN−7の調節については、 Johnsonら(19
84) 。
J、 Immunol、 132 、246.において
議論されている。
IFN  rの拮抗物質はまた。細胞の受容体(自己免
疫反応を増大するような方向の調節に関与する)とのI
FN−γの相互作用を妨害または阻害する分子2例えば
ペプチド、を含む。この型の拮抗物質の例として、IF
N−rと三次元的コンフォメーションが類似するペプチ
ドが包含される。このペプチドは、コンフォメーション
が類似するため。
受容体の結合に関してのIFN−γの拮抗的、非拮抗的
、または不拮抗的阻害剤となる。さらに、 IFN−γ
に対する抗体およびIFN−T細胞受容体に対する抗体
も包含される。これらの抗体はポリクローナルであり得
るが、好ましくはモノクローナルである。加えて、それ
らは、異なった種由来のL鎖およびH鎖の領域を組み込
んだ、そして9組換えDNAにより発現したキメラ分子
であり得る。例えば、 Tanら(1985)、 J、
  Immunol、 135.3564゜を参照され
たい。このタイプの抗体の例は、ヒトのVHまたはvL
のフレーム枠の配列に非ヒト抗体からの超可変領域が挿
入された抗体であり得る。
IFN−γに対して生じる抗体は、  IFN−γまた
はIFN−Tの免疫源性ペプチドを免疫源として用いる
既知の手法のいずれによっても調製され得る。
免疫源として用いられるIFN−7は自然に合成されう
る。例えば植物凝集素とホルボールミリスチックアセテ
ートによって、末梢血液リンパ球を誘導し、精製する方
法により合成される。ヒトIFN−γの誘導とその精製
の手法とは、 YiPら、 (1982)。
5cience 215 、41lにより述べられてい
る。あるいは、  IFN−γまたは免疫源性ペプチド
は組換え技術によっても合成されうる。組換えIFN−
7が入手可能である。例えば、 Zlotnikら(1
983)、 J。
Immunol、131 、2814.を参照されたい
。IFN−rの免疫源性ペプチドもまた。化学的に合成
され得る。合成されたペプチドが正しいエピトープを与
えるように正しく形成されてはいるが、免疫源性を有す
るには小さすぎる場合には、このペプチドは、適当なキ
ャリアーに結合させて、結合物とされ得る。
このような結合を得るための多くの技術が当該分野で既
知であり、それには、N−スクシイミジル−3−(2−
ピリジルチオ)−プロピオネート(SPDP)およびス
クシイミジル−4−(N−マレイミドメチル)−シクロ
ヘキサン−1−カルボキシレート(SMCC)を用いた
ジスルフィド結合の形成が包含される。ペプチドが、ス
ルフヒドリル基を欠いているようならば。
シスライン残基を加えることにより形成することができ
る。これらの試薬は、それら自身と、あるタンパクのペ
プチドのシスティン残基との間にジスルフィド結合を形
成し、そして、リジンのε−アミノ基、または他の遊離
のアミノ基によりアミド結合を形成する。これらのジス
ルフィド/アミド形成試薬には種々のものが知られてい
る。例えば、 1mmun、 Rev、 (1982)
62.185を参照されたい。
他の二官能性カップリング試薬はジスルフィド結合より
もむしろチオエーテル結合を形成する。これらのチオエ
ーテル形成試薬の多くは、市販されており、それには、
6−マレイミドカプロン酸、2−臭化酢酸、2−ヨウ化
酢酸、 4−(n−マレイミドメチル)−シクロヘキサ
ンカルボン酸などの反応性エステルが包含される。カル
ボキシル基は、それにコハク酸イミドまたは1−ヒドロ
キシ−2−ニトロ−4−スルホン酸ナトリウム塩を結合
させることにより。
活性化され得る。前述の化合物のリストは、それに限定
されるというものではなく、挙げられた化合物を修飾し
たものもまた。明らかに利用され得る。
キャリアーとしては、宿主に有害な抗体の産生をそれ自
身が誘導しないキャリアーであれば9いずれもが使用さ
れ得、それには9例えば1種々の血清アルブミン、破傷
風毒素、またはキーホールリンベットヘモシアニン(K
LH)がある。
ポリクローナル抗体が必要であれば9選択しだ補乳動物
(例えば、マウス、ウサギ、ヤギ、ウマなど)を、  
IFN−γまたは免疫源性ペプチドまたは結合物で免疫
する。免疫した動物からの血清を集め、既知の手法によ
って処理する。もし、 IFN−Tに対するポリクロー
ナル抗体を含む血清が他の抗原に対する抗体を含んでい
るならば、  IFN−γは既知の手法を用いた免疫ア
フィニティークロマトグラフィーにより精製され得る。
ハイブリドーマによってモノクローナル抗体を調製する
一般的な方法は公知である。IFN−Tに対するモノク
ローナル抗体は、 KohlerおよびMil−ste
in(1975)、Nature 356.497.L
evyおよびDilley(1978)、Proc、 
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21l;ならびに01lsonおよびKaplan、P
roc、 Natl、^cad。
Sci、 U、S、A、 77、5429−5431に
記載されているような方法により、抗体を発現している
ハイプリドーマから調製される。簡単に述べると、これ
らの方法は9代表的にはポリエチレングリコールのよう
な融合剤を用いて骨髄腫細胞とリンパ球とを融合させる
ことを包含する。次いで融合細胞またはハイブリドーマ
は、  )IAT培地のような栄養培地上に広げられる
。インキュベーションで生残した細胞が、所望の抗体生
産について分析され、陽性細胞は公知の技術により選別
され、クローン化される。クローンにより発現されるモ
ノクローナル抗体は、公知の技術により採取され、精製
される。
この方法に用いられうる骨髄腫細胞系は公知であり、入
手可能である。代表的には肺臓細胞またはB細胞のいず
れかであるリンパ球はIFN−γで免疫され、高力価の
所望の抗−IFN−T抗体を持つ個体から得られる。
本発明では異種抗体が用いられうるが、抗体自身が宿主
からの免疫応答を誘発する可能性を少なくするために、
同種抗体を用いることが好ましい。
同種モノクローナル抗体は、宿主と同じ同物種からの細
胞を融合することによって調製されたハイプリドーマに
より1発現される。抗体は、関係する特定の疾病および
特定の個体によって、1種あるいはそれ以上の免疫グロ
ブリンのクラス(IBM。
TgG、 IgA、 IgD、あるいはIgE)に由来
し得る。 IgGモノクローナル抗体の抗原結合フラグ
メント(F(ab’)2゜Fab、 Fab”、 FV
)もまた1例えば補体の固定の可能性を少なくすること
が所望されているような適切な条件下で用いられうる。
ここで用いられているように、゛′モノクローナル抗体
パという用語は。
このようなフラグメントおよび免疫グロブリン全体を包
含することが意図される。
抗−IFN−γ抗体は、好ましくは、抗体がIFN−T
に到達し、 IFN−γに結合し、それによって自己免
疫疾患の原因になると思われるMliCクラス■分子の
不適当な発現を刺激することに及ぼすIFN−Tの効果
をブロックする可能性を最大限にする方法で9個体に投
与される。抗体はタンパク質であるので2通常は非経口
的に、好ましくは静脈内に投与される。抗体は白血球細
胞と反応しうるので、好ましくは従来の静脈内投与セッ
トまたは皮下投与によりゆっくりと投与される。全身性
紅斑性狼庶のマウスのモデルにおいて、3ケ月間の2m
g/マウス/週の抗−IFN−T抗体の投与は、疾病の
発現を遅延させるのに十分であった。(実施例を参照の
こと。)異なる種の個体および異なる自己免疫疾患に対
する投与量は、自己免疫疾患が治療されていることを示
すパラメーターの減少に及ぼす抗−IFN −T抗体の
効果を測定することにより決定される。抗−IFN−T
の投与は、特定の疾患によっては、定期的に繰り返され
なければならないこともある。さらに1例えばインシュ
リン依存性糖尿病(IDDM)においての膵臓のインシ
ュリン生産小島の破壊のように、多くの自己免疫疾患の
影響は、治癒不能と考えられるため、感受性の個体の治
療は疾病の全ての症状の発現に先立って行われ、可能な
限り疾患の罹患に先立って行われる。疾病の全ての症状
が発現しているかいないかは、臨床的徴候および自己免
疫疾患に伴う特異的抗体の存在をモニターすることによ
り決定されうる。病気の罹患に先立つ自己免疫疾病に感
受性の個体を診断する方法は、ここに文献が援用されて
いる2本出願人による1987年4月19日に出願の。
同時係属の米国特許出願第036,372号に記載され
ている。予防法として用いられる場合、半年ごとの、あ
るいは1年ごとの、抗体あるいは抗体群の短期間投与が
可能である。存在している疾病を治療する場合には、抗
体あるいは抗体群を必要以上に頻繁に投与することが期
待される。IFN−γのレベルを増大させる特定の環境
因子によって引き起こされる。あるいは悪化させられる
ということが公知の自己免疫疾患に対しては、投与様式
が適宜に計画される。
非経口的に投与される場合、抗体は薬理的に許容し得る
非経口賦形剤とともに、単位投与注射可能形態(溶液、
懸濁液、乳化液)に処方される。
このような賦形剤は本来非毒性であり、治療効果を持た
ない。このような賦形剤の例としては2通常生理食塩水
、リンゲル溶液、ブドウ糖溶液、ハンクス溶液がある。
不連発性油やエチルオレエートのような非親水性の賦形
剤もまた用いられうる。
好ましい賦形剤は、5%ブドウ糖/生理食塩水である。
賦形剤は9例えば緩衝液および防腐剤といった1等張性
や化学的安定性を増大させる物質のような少量の添加物
を包含しうる。抗体は、好ましくは凝集塊および他のタ
ンパクを実質的に含まない、精製された形で約5〜30
n+g/Iu1.好ましくは10〜20mg/dの濃度
で処方される。
以下の実施例つき、さらに本発明を説明する。
これらの実施例は本発明の範囲を限定することを意図す
るものではない。開示に照らして多くの実施態様は9本
発明の特許請求の範囲内にあることが当業者に明らかで
ある。
(以下余白) (実施例) 自己免疫性ニューシーラントブラック(NZB)マウス
と1表現型が正常なニューシーラントホワイト(NZW
)マウス系とのF、ハイブリッドは、親のNZB系に見
られるよりも激痛性である重症の全身性自己免疫疾患に
進行する。これらのマウスは、核抗原に対する抗体(そ
の後致死的にまで進行する)および雌に優性の免疫複合
体を介する糸球体腎炎(特にヒトでは全身性紅斑性狼7
1(SLE)に著しく似ている)への進行を包含する。
いくつかの免疫異常を示す。KnightおよびAda
ms (1978)、J、Exp−Med、147.1
653゜ ヒトとマウスの両方の疾病の型において、 MHC遺伝
子産物との強い関連性が報告されている。HL^DR2
およびHLA DR3の個体はSLHに進行する危険度
が一般の個体群よりも高い(Reinertsenら(
1978)、N。
Engl、J、、Med、 299,515)。他方、
 NZB/W Flマウス(1l−2””)では、 N
ZVの親由来のh−2h  ハブロタイブに関連した遺
伝子が狼庶様の腎炎の進行の一因となる。
25匹の4力月齢の雌のNZB/W F、マウスの2つ
のグループに1組み換えIFN−7または当量のリン酸
緩衝生理食塩水(PBS9を3力月にわたって投与した
。、マウスは、4力月齢で処置を開始した。さらに対照
グループとして、 NZW親系の16週齢でかつ性が同
じマウスを同様にIFN−γで処置した。
GrayおよびGoeddelの方法に従って遺伝子組
換え技術によりE、  co旦で生産したネズミINF
−rは、 Michael 5heparで博士(Ge
nentech、 Inc、)の好意により入手した。
GrayおよびGoeddel (1983)の遺伝子
組換え技術を用いたIFN−γの生産のための方法は、
 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U
、S、A、 80+5842に記載されており、ここに
参照文献として引用する。各マウスに5X10’単位の
IFN−γまたはPBSを。
腹腔内注射により週に3回、3力月間投与した。
第1図は、 IFN−γで処置したNZB/W F、マ
ウスの生残率を示すグラフである。黒丸印はINF−T
で処置したNZB/W F、マウスを表し;白丸印は齢
および性が同じ、 PBS処置したNZB/W F、マ
ウスを表し。
白玉角印はIFN−γで処置したNZW親系を表す。矢
印は処置を行った期間を示す。
第1図に見られるように、 PBS対照マウスに比べて
IFN−rを投与されたNZB/W F、マウスのグル
ープでは、早期段階で死亡がおこった。処置したマウス
と対照のマウスとの間の生残率の違いは、統計学的に有
意である(P O,001)。IFN−γ処置グループ
では、 NZB/W F、7ウスの75〜80%が8力
月までに死亡した。対照的に、 PBS対照NZB/W
 F、グループでは、マウスは8力月で死亡し始めただ
けであり、9.5力月ではこのグループのマウスの50
%がまだ生存していた。NZW対照グループの寿命はI
FN−γ処置によって影響されなかった。
1、A、2   なる のマウスのIFN−での処置2
−1/2から6力月までの範囲の異なる齢でIFN−γ
処置を開始したことを除いては、処置プロトコルは1.
A、1と同様に行った。この処置は、齢が同じ対照グル
ープと比較すると死亡率を高めた。同じプロトコルを用
いて、64/2力月でIFN−γ処置を開始した場合、
 IFN−γで処置したグループとこの対照のグループ
との間には寿命の有意差が全く観察されなかった。
1、B、  −−IFN−モノクローナル  での几習
同じ齢のマウスのグループは2週あたり2■を3回、ま
たは週あたり2mgを1回のいずれかでモノクローナル
抗−IFN−Tを腹腔内投与して処置し;同じ齢の雌の
マウスのコントロールグループは。
PBSまたは、無関係のモノクローナル抗体を腹腔内投
与して処置した。全てのマウスは4力月で処置を開始し
た。
DB−1モノクローナル抗−IFN−γ抗体(DB−1
)は。
107個のDB−1ハイブリドーマ細胞を注射したBa
1b/cマウスの腹水から精製した。DB−1細胞は、
TNO霊長類センター(オランダ)から入手した。抗体
は。
40%硫安沈澱(2回)を行った後、 DETE−セフ
ァセルカラムでのクロマトグラフィーにより精製した。
IFN−γ誘導1aの発現を阻害するDB−1の能力は
ネズミの骨髄単球細胞系WEHI−3を用いてインビト
ロで分析した。これらの細胞をネズミのIFN−γで2
4〜48時間処理をすると、該細胞の表面にIa抗原の
発現が誘導される。KingおよびJones (19
83) 。
J、Immunol、 131,315゜0.5mg/
mlのDB−1存在下における。畦旧−3の細胞の10
0/ mlのネズミのIFN−γでの処理は、 Ia発
現の約70%阻害を引き起こした。
これは、螢光活性化セルソーター(FACS TV)に
て。
フルオレセイン結合MK−06(抗−1a’ )モノク
ローナル抗体を用いて検出される。
(以下余白) 1、B、1.  NZB/匈Fマウスの  への六第2
図は、 DB−1で処置したマウスの生存率の改善を示
す。黒三角印はPBSで処置したマウスを示し;白丸印
は無関係なモノクローナル抗体で処置したマウスを示し
;黒画角印は1週間あたり2■のDB−1で3回処置し
たマウスを示し;そして、白四角印は1週間あたり2■
のDB−1で1回処置したマウスを示す。
第2図に示したように、1lケ月齢では両方の対照グル
ープのマウスの80〜85%が死亡した。対照的に、こ
の時点で両方のDB−1処置グループのマウスの95%
が生存していた。毎週2mgのDB−1の注射を受けた
マウスと、1週間あたり2mgの抗体を3回投与された
マウスとを比較すると2両者の間に違いは見い出されな
かった。
1、B、2.  重症のタンパク 症の准′−への六タ
ンパク尿症は、 Uristix (Miles La
bolatories+Inc、、 Elkhart、
 IN)を用いた比色分析法で測定した。この測定は、
以下のようなタンパク尿症の近似価を与える:痕跡、 
10mg/d1; 1+、 30mg/dl;2+、 
100 mg/di ; 3+、 300 IIIg/
di ;および4+、1000mg / a。タンパク
尿症の測定は、与えられた処置については何も知らない
観測者により行われた。
第3図(A)は、 IPN−r (黒丸印)、PBSま
たは無関係な抗体(白丸印)、またはモノクローナル抗
−IFN−γ(DB−1)を1週間に3回(黒画角印)
もしくは1週間に1回(白四角印)のいずれかで処置し
た後に得られる重症のタンパク尿症の累積度数を示す。
PBSと無関係な抗体とで処置した動物の間には、存意
な差がなかった。それゆえ、これらは1つの対照グルー
プとしてまとめて示す。
全てのマウスの腎臓病の進行をより正確に反映させるた
めに(生存および死亡)、補正係数を導入した。このよ
うに、各点はタンパク尿症の現在のレベルおよび死亡し
たマウスのタンパク尿症の過去の測定を反映する。矢印
は違う処置を行った期間を示す。
第3図(A)に見られるように、高度のタンパク尿症の
進行はマウスをDB−1で処置すると遅くなり、そして
IFN−rで処置すると促進される。8ヶ月では、高度
のタンパク尿症の進行はDB−1マウスでは検出されな
かった。ところが、約30%の対照マウスおよび約80
%のIFN−r処置マウスは高度のタンパク尿症にかか
っていた。さらに、 DB−1で処置することにより、
高度のタンパク尿症の発病が5ケ月遅延された。実際、
 DB−1での処置の3ヶ月後まで高度のタンパク尿症
の発病は検出されず、 DB−1で処置を続けると高度
のタンパク尿症の進行をさらに抑え得る可能性が高くな
った。
高度のタンパク尿症に対するDB−1の遅延効果は。
前に示したような生残率に対する劇的な効果に匹敵する
1、B、3.  [の   への六 NZB/W F+マウスにおける抗−DIIA特異的抗
体の存在は、 Zoualiおよび5tollar(1
986)、 J、Immunol。
Methods 90,105  に記載の酵素結合免
疫吸着検定法(ELISA)の改良法を用いて測定した
。さらに詳しくは、ポリスチレン製のマイクロタイター
プレートにUV殺菌灯を用いて12時間UV照射した後
、これを100uAの核酸のPBS溶液(10μg/m
1)と室温(RT)で2時間インキュベートした。血清
試料は室温で1時間インキュベートした。結合した抗体
は、パーオキシダーゼ結合ヤギ抗−マウスIgG (T
ago、Inc、、 Burlingame、 CA)
を用いて表わした。
405nm テの吸光度を、マルチスキャン全自動分光
光度計(Dyna tech)を用いて読み取った。
第3図(B)は、 DB−1およびIFN−rでの処置
の、対照と比較した時の抗−DNA抗体の発現への効果
を示す。白地のバーは抗−DNA抗体が種々のグループ
で検出される齢の平均を示し、斜線地のバーは抗−DN
A抗体のピークレベルが生じる齢の平均を示す。抗−D
NA抗体が検出された時の齢では、 PBS処置グルー
プとIFN−γ処置グループとの間に有意な差はなかっ
たが、 PBS処置グループとDB−1処置グループと
の間には有意差がある(PO,05)ことに注意された
い。PBS処置グループと。
IFN−γまたはDB−1処置グループとの間のピーク
レベルが生じる齢の差は有意である(それぞれP O,
005およびP O,0005)。
第3図(B)に示したように、 DB−1での処置は。
抗−DNA抗体が最初に検出される齢および抗−〇Nへ
の最高レベルが出現する齢の両方を遅らせる。IFN−
γ処置マウスおよび対照マウスの両方に抗−DNA抗体
が最初に検出されたのは、 DB−1処置マウスでは。
6〜7ケ月の間であるのに対して、約5ケ月齢において
であった。DNA抗体の最高レベルの出現はDB−1処
置マウスでは約1lケ月で観察されたが、TFN−r処
置マウスおよび対照マウスについては、最高レベルの出
現はそれぞれ約7ケ月および8ケ月であった。
重症筋無力症は、 HLA−Dに関連したいくつかのヒ
トの免疫疾患の1つである。Sefenbergら(1
978) 。
Ti5sue Antigens に2+ 136 ;
 McDevi ttおよびEngelman(197
7)Arth、 Rheum、20,59 。重症筋無
力症では。
アセチルコリンレセプター(AcChoR)に対する抗
体が、シナプス後膜のACChoRの欠失を介すること
により神経筋伝達を損っている。KaoおよびDrac
hman(1977)、 5cience 196,5
27 ; Heinemann ら(1977) 。
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、
S、A、 74+3090゜雌のSJL/Jマウスは、
ヒトの重症筋無力症のモデル系である。Waldorら
(1983)80,2713 。これらの動物では、別
の種から得た可溶性のAcChoRタンパクでこのマウ
スを免疫することにより、実験的な自己免疫性の重症筋
無力症(EAMG)が誘導される。
EAMGに対する感受性は、一部はMHCに関連してお
り、H〜2内のI jJ域にマツプされている。Chr
is tadossら(1979)、 J、Immun
ol、月!3,2540゜AcChoRタンパクをシビ
レエイ(b」閂垣califor−紅組)から精製し、
 Waldorら(1983)、 Proc、 Nat
l。
Acad、 Scf、υ、S、A、、 2713の方法
に従って分析した。
この文献をここに参照文献として引用する。
EAMGは、AcChoRでSJL/Jマウスを免疫す
ることにより誘導される。さらに詳しくは、フロイント
完全アジュバントにAcChoRの15μgを乳化した
乳化AcChoRを背中の6ケ所、後肢足諺、および尾
の基部に皮肉注射する。動物を、4週間後にこれと同じ
方法で再び免疫する。
マウスの処置は以下のようである。動物を条件をそろえ
た3つのグループに分ける。抗−IFN−Tでの処理は
以下のとうりであるニゲループ1はAcChoRでの1
回目の免疫に先立って処置し、グループ2は1回目と2
回目の免疫との間に処置し、そしてグループ3は2回目
の免疫の直後に処置する。対照グループの動物は、抗−
IFN−γ抗体の代わりにPBSまたは無関係なモノク
ローナル抗体を用い、このスケジュールに従って処置す
る。
(以下余白) (発明の要約) MHC関連免疫応答遺伝子に関連する疾病は、免疫応答
の免疫抑制によって制御される。この免疫抑制は、 M
HC関連自己免疫疾患感受性かまたは自己免疫疾患を有
する個体にガンマインターフェロンの拮抗物質を投与す
ることにより行われる。さらに詳細には、 IFN−γ
に対する抗体を用いた処置は、@乳類動物のMHC関連
自己免疫疾患の症状発現を遅らせ、かつ緩和する。
4、 ゛  の   な云゛ 第1図はIFN−Tで処理した雌のNZB/W P+マ
ウスの生存を示すグラフ、第2図は抗−IFN−γモノ
クローナル抗体で処理したNZB/W P+マウスの生
存の延長を示すグラフ、第3(A)図はIFN−γで処
置したNZB/W P+マウスの有意なタンパク尿の累
積頻度を抗−IFN−γモノクローナル抗体で処置した
ものと比較して示したグラフ、そして、第3(B)図は
抗−DNA抗体の出現に対する種々の治療の効果を示す
棒グラフである。
Pig、 1 マウスQ融(H) 郡澹ユλ −2つ又の歯9 (H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、個体のMHC関連免疫応答遺伝子に関連する疾病を
    制御するために個体を処置するための免疫治療法であっ
    て、疾病を制御する量のガンマインターフェロン(IF
    N−γ)拮抗物質を個体に投与することを包含する方法
    。 2、前記拮抗物質がIFN−γの細胞レセプターに対す
    る抗体である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、個体のMHC関連免疫応答遺伝子に関連する疾病を
    制御するために個体を処置するための免疫治療法であっ
    て、ガンマインターフェロン(IFN−γ)に対する抗
    体の疾病を制御する量を個体に投与することを包含する
    方法。 4、前記個体がヒトであり、前記疾病が全身性紅斑性狼
    瘡、重症筋無力症、小児脂肪便症、若年性慢性関節リウ
    マチ、ベーチェット病、尋常性天庖瘡、インスリン依存
    性糖尿病(IDDM)、または自己免疫性甲状腺炎であ
    る、特許請求の範囲第3項に記載の方法。 5、前記投与が非経口投与または静脈内投与であり、抗
    体の濃度が約1mg/mlから約20mg/mlの範囲
    であるかまたは抗体の量が個体の血液1lあたり約0.
    1gから約2.0gの範囲である、特許請求の範囲第3
    項に記載の方法。 6、個体のMHC関連免疫応答遺伝子に関連する疾病を
    制御するために個体を処置するための単位投与形態であ
    って、 IFN−γに対する抗体を薬学上許容しうる賦形剤と組
    み合わせて含有し、疾病に関連する臨床的症状により決
    定するか、または自己生産物に対する抗体の存在により
    決定すると、投与形態中の抗−IFN−γ抗体の量が疾
    病の症状発現を実質的に軽減させるのに十分な量であり
    、 該抗−自己生産物抗体が疾病に関連し、かつ疾病にかか
    っていない個体には存在しない、単位投与形態。 7、前記個体がヒトであり、前記疾病が全身性紅斑性狼
    瘡、重症筋無力症、小児脂肪便症、IDDM、自己免疫
    性甲状腺炎、ベーチェット病、尋常性天庖瘡、または若
    年慢性関節リウマチである、特許請求の範囲第6項に記
    載の単位投与形態。 8、前記投与形態が非経口投与形態または静脈内投与形
    態であり、前記賦形剤が抗体に用いられる溶媒であり、
    そして投与形態中の抗体の濃度が約1mg/mlから約
    20mg/mlであるかまたは抗体の量が個体の血液1
    lあたり約0.1gから約2.0gの範囲である、特許
    請求の範囲第6項に記載の単位投与形態。
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