JPH01156767A - カラー電子写真法 - Google Patents
カラー電子写真法Info
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- JPH01156767A JPH01156767A JP62316852A JP31685287A JPH01156767A JP H01156767 A JPH01156767 A JP H01156767A JP 62316852 A JP62316852 A JP 62316852A JP 31685287 A JP31685287 A JP 31685287A JP H01156767 A JPH01156767 A JP H01156767A
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Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、3原色のトナーを使用したカラー電子写真複
写機に関し、特に、消費電力を増加させることなく高濃
度部の再現性を高めたカラー電子写真法に関する。
写機に関し、特に、消費電力を増加させることなく高濃
度部の再現性を高めたカラー電子写真法に関する。
従来のフルカラーの電子写真複写機におけるプロセスと
しては、原稿を3原色に分解し、各色毎にドラム状の感
光体を露光して各色毎に静電潜像を形成し、これらの静
電潜像を露光色に対する補色のトナーにより現像し、各
色のトナー像を用紙の同一個所に重ねて転写後、定着す
るも−のがある。
しては、原稿を3原色に分解し、各色毎にドラム状の感
光体を露光して各色毎に静電潜像を形成し、これらの静
電潜像を露光色に対する補色のトナーにより現像し、各
色のトナー像を用紙の同一個所に重ねて転写後、定着す
るも−のがある。
この従来のカラー電子写真法においては、感光体を1回
転させる間に、1色の像を得る処理を行っている。とこ
ろが、1色光たり1回転で処理を行った場合、トナー、
感光体等の物理特性により、帯電、露光、現像等の像形
成パラメータを調整しても、原稿濃度に対する再現濃度
の変化は、第3図に特性へで示すような低濃度部で急激
に立ち上がり、高濃度部で飽和する非線形なものとなり
、理想的な特性■から大きく離れてしまう。このため、
良好な中間調再現が得られず、特に高濃度部の再現性が
悪いという問題があった。
転させる間に、1色の像を得る処理を行っている。とこ
ろが、1色光たり1回転で処理を行った場合、トナー、
感光体等の物理特性により、帯電、露光、現像等の像形
成パラメータを調整しても、原稿濃度に対する再現濃度
の変化は、第3図に特性へで示すような低濃度部で急激
に立ち上がり、高濃度部で飽和する非線形なものとなり
、理想的な特性■から大きく離れてしまう。このため、
良好な中間調再現が得られず、特に高濃度部の再現性が
悪いという問題があった。
特に、原稿がカラー写真である場合、中間調を正確に再
現しないと、画質が極めて劣化したものとなる。
現しないと、画質が極めて劣化したものとなる。
この問題を解決するため、第3図に示すように、低濃度
部と高濃度部とに分けて再現処理することが、米国特許
2.868.642号明細書、特開昭48−17355
号公報、鈴木「電子写真学会誌」、第25巻、第1号、
(1986)、 P52〜P58に開示されている。
部と高濃度部とに分けて再現処理することが、米国特許
2.868.642号明細書、特開昭48−17355
号公報、鈴木「電子写真学会誌」、第25巻、第1号、
(1986)、 P52〜P58に開示されている。
これは、1色の像を得るために感光体を2回転させ、各
回転で低濃度部の再現処理と高濃度部の再現処理とを分
けて行なうものである。すなわち、低濃度部は、第4図
に特性lで示すように、略原稿濃度に比例した比較的緩
やかな傾斜を有する再現濃度特性で再現し、高濃度部は
、同図に特性りで示すように、原稿濃度0.3程度から
比較的急に立ち上がり高原稿濃度部で飽和傾向となる特
性の濃度特性で再現する。そして両者を合成することに
より、最終的に得られる再現濃度特性は、同図に特性C
で示すように、原点から緩やかに立ち上がり、中間原稿
濃度部で傾斜が急となり、高原稿濃度部で再度傾斜が緩
やかになる再現濃度特性となる。
回転で低濃度部の再現処理と高濃度部の再現処理とを分
けて行なうものである。すなわち、低濃度部は、第4図
に特性lで示すように、略原稿濃度に比例した比較的緩
やかな傾斜を有する再現濃度特性で再現し、高濃度部は
、同図に特性りで示すように、原稿濃度0.3程度から
比較的急に立ち上がり高原稿濃度部で飽和傾向となる特
性の濃度特性で再現する。そして両者を合成することに
より、最終的に得られる再現濃度特性は、同図に特性C
で示すように、原点から緩やかに立ち上がり、中間原稿
濃度部で傾斜が急となり、高原稿濃度部で再度傾斜が緩
やかになる再現濃度特性となる。
この方法によれば、1色の像を得るために感光体を2回
転させるので、最終的なカラー画像を得るためには、感
光体を6回転させる必要があるが、中間調及び高原稿濃
度部の再現性は改善される。
転させるので、最終的なカラー画像を得るためには、感
光体を6回転させる必要があるが、中間調及び高原稿濃
度部の再現性は改善される。
しかしながら、電子写真法を採用し、高濃度部を忠実に
高濃度に再現してコントラストの高い画質を得ようとす
ると、種々の不都合が生じる。すなわち、上述のような
カラー電子写真複写機においては、現像器が3個(ブラ
ックトナーを使用する場合は4個)設けられているが、
帯電器から現像器に至るまでの期間の暗減衰があるため
感光体の表面電位が低下し、現像時に高濃度部を十分に
再現することができない。帯電器の放電電流を増加させ
て暗減衰を補償することも考えられるが、この場合、第
4図に特性!で示すように、高濃度再現時に高濃度部の
濃度を維持しつつ低濃度を再現しないようにするために
は、多量の露光量を必要とする。
高濃度に再現してコントラストの高い画質を得ようとす
ると、種々の不都合が生じる。すなわち、上述のような
カラー電子写真複写機においては、現像器が3個(ブラ
ックトナーを使用する場合は4個)設けられているが、
帯電器から現像器に至るまでの期間の暗減衰があるため
感光体の表面電位が低下し、現像時に高濃度部を十分に
再現することができない。帯電器の放電電流を増加させ
て暗減衰を補償することも考えられるが、この場合、第
4図に特性!で示すように、高濃度再現時に高濃度部の
濃度を維持しつつ低濃度を再現しないようにするために
は、多量の露光量を必要とする。
この理由について以下に説明する。
原稿光の光量が第5図(a)に示すようなものである場
合、感光体の表面電位は第5図(b)に示すようなもの
となり、これを現像すると現像レベル0以上の部分が現
像され、第5図(C)に示される再現濃度となる。した
がって、帯電器の放電電流を増加させて感光体の表面電
位を高くすれば、高濃度部の再現性が良好となるが、こ
のとき現像したくない低濃度部分も現像されてしまう。
合、感光体の表面電位は第5図(b)に示すようなもの
となり、これを現像すると現像レベル0以上の部分が現
像され、第5図(C)に示される再現濃度となる。した
がって、帯電器の放電電流を増加させて感光体の表面電
位を高くすれば、高濃度部の再現性が良好となるが、こ
のとき現像したくない低濃度部分も現像されてしまう。
このため、露光量を多くして表面電位を下げ、低濃度部
分が現像レベルD以下となるようにしなければならない
。
分が現像レベルD以下となるようにしなければならない
。
したがって、感光体を6回転させてカラー画像を得る場
合、再現性のよい画像を得るためには、消費電力が増加
するという問題がある。このため消費電力が、たとえば
、−膜力な家庭の電力容量である1、5KVAを越して
しまい、家庭での利用ができなくなったり、或いは、電
力容量増加のための契約、電気工事が必要になるという
不都合が生じる。
合、再現性のよい画像を得るためには、消費電力が増加
するという問題がある。このため消費電力が、たとえば
、−膜力な家庭の電力容量である1、5KVAを越して
しまい、家庭での利用ができなくなったり、或いは、電
力容量増加のための契約、電気工事が必要になるという
不都合が生じる。
本発明は、上述の問題点を解決するために案出されたも
のであって、消費電力を増加させることなく、再現性の
よい画像を得ることを目的とする。
のであって、消費電力を増加させることなく、再現性の
よい画像を得ることを目的とする。
本発明のカラー電子写真法は、前記目的を達成するため
、各色の画像形成に際し、画像形成パラメータを高濃度
再現時適したものとして画像を形成する高濃度部再現処
理を複数回繰り返し行って高濃度部画像を得ると共に、
前記画像形成パラメータを低濃度部再現に適したものと
して画像を形成する低濃度部再現処理を行って低濃度部
画像を得、前記高濃度部画像と前記低濃度部画像とを同
一用紙上に転写して合成することにより出力画像を得る
ことを特徴とする。
、各色の画像形成に際し、画像形成パラメータを高濃度
再現時適したものとして画像を形成する高濃度部再現処
理を複数回繰り返し行って高濃度部画像を得ると共に、
前記画像形成パラメータを低濃度部再現に適したものと
して画像を形成する低濃度部再現処理を行って低濃度部
画像を得、前記高濃度部画像と前記低濃度部画像とを同
一用紙上に転写して合成することにより出力画像を得る
ことを特徴とする。
前記画像形成パラメータとしては、現像バイアス及び露
光量があり、前記高濃度部再現処理における前記現像バ
イアスを前記低濃度部再現処理におけるものより高くし
、前記低濃度部再現処理における前記露光量を前記高濃
度部再現処理におけるものより少なくすることが望まし
い。
光量があり、前記高濃度部再現処理における前記現像バ
イアスを前記低濃度部再現処理におけるものより高くし
、前記低濃度部再現処理における前記露光量を前記高濃
度部再現処理におけるものより少なくすることが望まし
い。
本発明においては、高濃度部再現に際しては、たとえば
、現像バイアスが高くされ、低濃度部分は再現されない
。また、高濃度部再現の処理は複数回繰り返されるので
、各高濃度部再現処理で得られた画像が重ね合わされ、
充分に濃い濃度が再現される。また、低濃度部の再現に
際しては、たとえば、低光量の原稿光により露光される
ので帯電電位は高くなる。そして、これが低い現像バイ
アスで現像されるので、低濃度部の帯電電位が現像レベ
ル以下になることがなく、低濃度部が忠実に再現される
。このようにして再現された高濃度部面像及び低濃度邦
画像が合成され、低濃度から高濃度にわたって再現性が
良好な画像が得られる。
、現像バイアスが高くされ、低濃度部分は再現されない
。また、高濃度部再現の処理は複数回繰り返されるので
、各高濃度部再現処理で得られた画像が重ね合わされ、
充分に濃い濃度が再現される。また、低濃度部の再現に
際しては、たとえば、低光量の原稿光により露光される
ので帯電電位は高くなる。そして、これが低い現像バイ
アスで現像されるので、低濃度部の帯電電位が現像レベ
ル以下になることがなく、低濃度部が忠実に再現される
。このようにして再現された高濃度部面像及び低濃度邦
画像が合成され、低濃度から高濃度にわたって再現性が
良好な画像が得られる。
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の特
徴を具体的に説明する。
徴を具体的に説明する。
第1図は本発明のカラー電子写真法を実施するためのカ
ラー電子写真複写機の概略断面図を示している。
ラー電子写真複写機の概略断面図を示している。
図において、■は複写機本体を示し、この複写機本体1
の上面に配置されたプラテンガラス2上に原稿3が載置
される。この原稿3は、露光ランプ4a及び反射板4b
からなる光源4により照射され、この原稿3からの反射
光がミラー5,6.レンズ7□ ミラー8.3色分解フ
ィルタ装置9を介して感光体ドラム12に照射されるよ
うになっている。
の上面に配置されたプラテンガラス2上に原稿3が載置
される。この原稿3は、露光ランプ4a及び反射板4b
からなる光源4により照射され、この原稿3からの反射
光がミラー5,6.レンズ7□ ミラー8.3色分解フ
ィルタ装置9を介して感光体ドラム12に照射されるよ
うになっている。
なお、3色分解フィルタ装置9は、レッド、グリーン、
ブルーの色フィルタ9R,9G、 9Bの他に色フィル
タがない部分9Nを有しており、軸IOを中心として回
転することにより、レッド、グリーン、ブルー及びフィ
ルタなしの切り換えが可能となっている。
ブルーの色フィルタ9R,9G、 9Bの他に色フィル
タがない部分9Nを有しており、軸IOを中心として回
転することにより、レッド、グリーン、ブルー及びフィ
ルタなしの切り換えが可能となっている。
複写の際には、3色分解フィルタ装置9において、例え
ば、最初にブルーフィルタ9Bを選択する。
ば、最初にブルーフィルタ9Bを選択する。
そして、コロトロン等の帯電器11により感光体ドラム
12を帯電した後に、光源4.ミラー5,6゜8、レン
ズ7等から構成されるスキャナ30により原稿3を走査
してブルーに対応する静電潜像を感光体ドラム12上に
形成する。
12を帯電した後に、光源4.ミラー5,6゜8、レン
ズ7等から構成されるスキャナ30により原稿3を走査
してブルーに対応する静電潜像を感光体ドラム12上に
形成する。
この静電潜像は、感光体ドラム12の周囲に配置された
シアン、マゼンタ、イエローの各現像器13C113M
、 13Yのうち、イエローの現像器13Y によりイ
エロートナーで現像され、感光体ドラム12上にイエロ
ートナー像が形成され、更に後帯電器14により帯電さ
れる。
シアン、マゼンタ、イエローの各現像器13C113M
、 13Yのうち、イエローの現像器13Y によりイ
エロートナーで現像され、感光体ドラム12上にイエロ
ートナー像が形成され、更に後帯電器14により帯電さ
れる。
また、スキャナ30による原稿3の走査に同期して、給
紙トレイ15から図示しない用紙搬送装置により、感光
体ドラム12と転写ドラム16の圧接位置に用紙17が
搬送され、感光体ドラム12上のイエロートナー像が用
紙17に転写される。このとき、転写ドラム16は帯電
器18により帯電しているため、転写後の用紙17は転
写ドラム16に吸着され、転写ドラム16と共に回転す
る。転写後の感光体ドラム12は、除電器19により除
電され、クリーナ20により残留トナーが除去される。
紙トレイ15から図示しない用紙搬送装置により、感光
体ドラム12と転写ドラム16の圧接位置に用紙17が
搬送され、感光体ドラム12上のイエロートナー像が用
紙17に転写される。このとき、転写ドラム16は帯電
器18により帯電しているため、転写後の用紙17は転
写ドラム16に吸着され、転写ドラム16と共に回転す
る。転写後の感光体ドラム12は、除電器19により除
電され、クリーナ20により残留トナーが除去される。
ここで、本実施例においては、各色に対して像の再現を
高濃度部再現2回、低濃度部再現1回の計3回に分けて
行ない、これらの再現像を用紙上に順次多重転写して合
成し1色分の画像を形成する。
高濃度部再現2回、低濃度部再現1回の計3回に分けて
行ない、これらの再現像を用紙上に順次多重転写して合
成し1色分の画像を形成する。
すなわち、最初の高濃度部再現時には帯電器11の放電
電流はそのままとして露光し、現像バイアスを高くして
現像することにより、第2図に特性Hで示すように、0
.3以下の低濃度を再現しないようにし、これを用紙1
7上に転写する。
電流はそのままとして露光し、現像バイアスを高くして
現像することにより、第2図に特性Hで示すように、0
.3以下の低濃度を再現しないようにし、これを用紙1
7上に転写する。
次に、この高濃度部再現をもう一度繰り返して、先に形
成した高濃度部再現画像の上に多重転写する。これによ
り1回当たりの帯電量及び露光量を多くすることなく、
高濃度部の再現濃度を充分に高くできる。
成した高濃度部再現画像の上に多重転写する。これによ
り1回当たりの帯電量及び露光量を多くすることなく、
高濃度部の再現濃度を充分に高くできる。
更に、低濃度部再現のため、少ない光量で露光し、第2
図に特性して示すように、低濃度を0.1から忠実に再
現し、この低濃度部再現画像を先に形成した高濃度部再
現画像の上に多重転写する。
図に特性して示すように、低濃度を0.1から忠実に再
現し、この低濃度部再現画像を先に形成した高濃度部再
現画像の上に多重転写する。
これにより、最終的には同図に特性Cで示すように、原
点から中間原稿濃度蔀にかけて一定傾斜をもって立ち上
がり、高原稿濃度部では充分なコピー濃度となる再現濃
度特性が得られる。
点から中間原稿濃度蔀にかけて一定傾斜をもって立ち上
がり、高原稿濃度部では充分なコピー濃度となる再現濃
度特性が得られる。
そして、この多重転写された用紙17を最終的に定着し
て再現画像を得るようにしている。
て再現画像を得るようにしている。
このように、高濃度部再現時は帯電器11の放電電流は
そのままで、現像バイアスを高くすると共に、転写回数
を増やして濃度を高める。また、低濃度再現時は、露光
量を下げてすなわち電位で見ると電位を高めると共に現
像バイアスを低くして低濃度の再現を行っている。
そのままで、現像バイアスを高くすると共に、転写回数
を増やして濃度を高める。また、低濃度再現時は、露光
量を下げてすなわち電位で見ると電位を高めると共に現
像バイアスを低くして低濃度の再現を行っている。
上述のように、本実施例においては、高濃度部再現を2
回繰り返しているので、従来のように帯電量及び露光量
を多くすることなく、すなわち、複写機の消費電力を増
加させることなく高濃度部を忠実に再現できる。したが
って、消費電力を、たとえば、−船釣な家庭の電力容量
である1、5にν^内に収めることができる。なお、こ
こで問題となるのは、ある時点における電流の大小であ
って、もし全体として時間積分した電力が増加したとし
ても問題ではない。
回繰り返しているので、従来のように帯電量及び露光量
を多くすることなく、すなわち、複写機の消費電力を増
加させることなく高濃度部を忠実に再現できる。したが
って、消費電力を、たとえば、−船釣な家庭の電力容量
である1、5にν^内に収めることができる。なお、こ
こで問題となるのは、ある時点における電流の大小であ
って、もし全体として時間積分した電力が増加したとし
ても問題ではない。
また、1回の高濃度部再現では飽和が起きやすいが、高
濃度部再現を2回に分けてトナーを重ね合わせることに
より、高濃度部の濃度を充分高くすることができる。
濃度部再現を2回に分けてトナーを重ね合わせることに
より、高濃度部の濃度を充分高くすることができる。
その後、同様にグリーンフィルタ9G及びレッドフィル
タ9Rが順次選択され、上述と同様に原稿走査、露光、
現像、多重転写等が行われる。なお、各色の転写が行わ
れている間は、用紙17は転写ドラム16に吸着したま
まであり、各色のトナー像は用紙17上に重ねて転写さ
れカラー画像が形成される。
タ9Rが順次選択され、上述と同様に原稿走査、露光、
現像、多重転写等が行われる。なお、各色の転写が行わ
れている間は、用紙17は転写ドラム16に吸着したま
まであり、各色のトナー像は用紙17上に重ねて転写さ
れカラー画像が形成される。
イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が重ねて転写さ
れた後は、剥離器21により、用紙17は転写ドラム1
6から剥離されたのち搬送ベルト22により定着器23
に送られ、定着されたのち最終的な複写として排出トレ
イ24に排出される。
れた後は、剥離器21により、用紙17は転写ドラム1
6から剥離されたのち搬送ベルト22により定着器23
に送られ、定着されたのち最終的な複写として排出トレ
イ24に排出される。
上述のように高濃度部再現と低濃度部再現とを切り換え
るための各色の画像形成パラメータの一例を下表に示す
。
るための各色の画像形成パラメータの一例を下表に示す
。
ここでは、帯電器11による帯電電位は、高濃度部再現
と低濃度部再現とで同じである。なお、表中の0.3G
帯電電位は、濃度が0.3となるときの帯電電位であり
、露光量に対応している。すなわち、高濃度部再現時の
帯電電位に比較して低濃度部再現時の帯電電位が高いと
いうことは、低濃度部再現時の露光量が少ないことを意
味している。
と低濃度部再現とで同じである。なお、表中の0.3G
帯電電位は、濃度が0.3となるときの帯電電位であり
、露光量に対応している。すなわち、高濃度部再現時の
帯電電位に比較して低濃度部再現時の帯電電位が高いと
いうことは、低濃度部再現時の露光量が少ないことを意
味している。
なお、上述の実施例にふいては、高濃度再現。
高濃度再現、低濃度再現の順に処理を行ったが、低濃度
再現、高濃度再現、高濃度再現の順に処理を行ってもよ
い。
再現、高濃度再現、高濃度再現の順に処理を行ってもよ
い。
なお、高濃度部再現を3回以上に分けることも可能では
あるが、実際上は濃度が飽和してそれほど高濃度が得ら
れないので、2回程度が実用的である。
あるが、実際上は濃度が飽和してそれほど高濃度が得ら
れないので、2回程度が実用的である。
以上に述べたように、本発明によれば、高濃度部再現に
際し、たとえば、現像バイアスを高くして低濃度を再現
しないようにすると共に高濃度部再現の処理を複数回に
分け、各高濃度部再現処理により得られた画像を合成す
るようにしている。
際し、たとえば、現像バイアスを高くして低濃度を再現
しないようにすると共に高濃度部再現の処理を複数回に
分け、各高濃度部再現処理により得られた画像を合成す
るようにしている。
これにより、高濃度部再現時の1回当たりの帯電量、N
光量を増加させることなく低濃度部の再現を防止しつつ
充分な濃度の高濃度部を再現することができる。また、
低濃度部再現時には、たとえば、露光量を減少させると
共に現像バイアスを低くすることにより、低濃度部も滑
らかに再現される。したがって、このようにして再現さ
れた高濃度部と低濃度部を合成すれば、中間調再現及び
高濃度再現の良好なカラー画像を得ることができる。
光量を増加させることなく低濃度部の再現を防止しつつ
充分な濃度の高濃度部を再現することができる。また、
低濃度部再現時には、たとえば、露光量を減少させると
共に現像バイアスを低くすることにより、低濃度部も滑
らかに再現される。したがって、このようにして再現さ
れた高濃度部と低濃度部を合成すれば、中間調再現及び
高濃度再現の良好なカラー画像を得ることができる。
しかも、各処理における消費電力が増加することはない
ので、複写機としての消費電力を抑えることができ、電
力容量の制限がある一般の家庭、事務所等でも特性の優
れたカラー電子写真複写機を使用することが可能となる
。
ので、複写機としての消費電力を抑えることができ、電
力容量の制限がある一般の家庭、事務所等でも特性の優
れたカラー電子写真複写機を使用することが可能となる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー電子写真法を実施するためのカ
ラー電子写真複写機の一例を示す概略断面図、第2図は
本発明のカラー電子写真法による原稿濃度と再現濃度と
の関係の一例を示すグラフ、第3図は従来のカラー電子
写真法による原稿濃度と再現濃度との関係の一例を示す
グラフ、第4図は従来の多重転写を採用したカラー電子
写真法による原稿濃度と再現濃度との関係の一例を示す
グラフ、第5図は露光量、帯電電位及び再現濃度の関係
を説明するための図である。 1:複写機本体 2ニブラテンガラス3:原稿
4:光源 5、6.8 :ミラー 7:レンズ9:3色分解フ
ィルタ装置 10:軸 11:帯電器12:感光体ド
ラム 13Y:黄現像器13M :マゼンタ現像器
13Cニジアン現像器14:後帯電器 15
:給紙トレイ16:転写ドラム 17:用紙 18:帯電器 19:除電器20:クリーナ
21:剥離器22:搬送ベルト 23
:定着器24:排出トレイ 30:スキャナ特許
出願人 富士ゼロックス株式会社代 理 人
小 堀 益(ほか2名)第1図 0 0.5 +、0 1.5
2.0原稿濃度 0 0.51.0 +、52.02.5原稿濃度
ラー電子写真複写機の一例を示す概略断面図、第2図は
本発明のカラー電子写真法による原稿濃度と再現濃度と
の関係の一例を示すグラフ、第3図は従来のカラー電子
写真法による原稿濃度と再現濃度との関係の一例を示す
グラフ、第4図は従来の多重転写を採用したカラー電子
写真法による原稿濃度と再現濃度との関係の一例を示す
グラフ、第5図は露光量、帯電電位及び再現濃度の関係
を説明するための図である。 1:複写機本体 2ニブラテンガラス3:原稿
4:光源 5、6.8 :ミラー 7:レンズ9:3色分解フ
ィルタ装置 10:軸 11:帯電器12:感光体ド
ラム 13Y:黄現像器13M :マゼンタ現像器
13Cニジアン現像器14:後帯電器 15
:給紙トレイ16:転写ドラム 17:用紙 18:帯電器 19:除電器20:クリーナ
21:剥離器22:搬送ベルト 23
:定着器24:排出トレイ 30:スキャナ特許
出願人 富士ゼロックス株式会社代 理 人
小 堀 益(ほか2名)第1図 0 0.5 +、0 1.5
2.0原稿濃度 0 0.51.0 +、52.02.5原稿濃度
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、各色の画像形成に際し、画像形成パラメータを高濃
度部再現に適したものとして画像を形成する高濃度部再
現処理を複数回繰り返し行って高濃度部画像を得ると共
に、前記画像形成パラメータを低濃度部再現に適したも
のとして画像を形成する低濃度部再現処理を行って低濃
度部画像を得、前記高濃度部画像と前記低濃度部画像と
を同一用紙上に転写して合成することにより出力画像を
得ることを特徴とするカラー電子写真法。 2、前記画像形成パラメータは、現像バイアス及び露光
量であり、前記高濃度部再現処理における前記現像バイ
アスは前記低濃度部再現処理におけるものより高く、前
記低濃度部再現処理における前記露光量は前記高濃度部
再現処理におけるものより少ないことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のカラー電子写真法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62316852A JPH01156767A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | カラー電子写真法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62316852A JPH01156767A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | カラー電子写真法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156767A true JPH01156767A (ja) | 1989-06-20 |
Family
ID=18081635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62316852A Pending JPH01156767A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | カラー電子写真法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01156767A (ja) |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP62316852A patent/JPH01156767A/ja active Pending
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