JPH01155549A

JPH01155549A - カセット装着装置

Info

Publication number: JPH01155549A
Application number: JP62312166A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Saito; 斉藤　良之
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-12-11
Filing date: 1987-12-11
Publication date: 1989-06-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、磁気記録再生装置等における、カセットテー
プを記録または再生の駆動位置に装着するカセット装着
装置に関する。

（従来の技術）近時、ＶＴＲ等の磁気記録再生装置を軽量化するため、
従来から用いられている標準のカセットテープ（以下、
標準カセットという）よりも小形。

軽斌のカセット（以下、小形カセットという）を、従来
の磁気記録再生装置をそのまま用いて記録再生すること
が行われているが、従来装置をそのまま使用するために
、小形カセットを従来の標準カセットと同じ大きさにす
る必要から、カセットアダプタ（以下、単にアダプタと
いう）が使用されている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記のようにアダプタを用いる場合、そ
のアダプタの所定位置に小形カセットを装着し、その中
で人手または他の駆動装置を用いて内部の磁気テープを
引出し、その走行路を標準カセットのテープの走行路と
見かけ上回−に形成させ、その後ＶＴＲ等の磁気記録再
生装置のカセット挿入部に挿入することが必要で、操作
上煩わしい問題があり、また、そのアダプタ自体の信頼
性、故障、さらにはアダプタの紛失等のおそれの問題を
も有している。

本発明は、上記の問題点の解決を目的とするカセット装
着装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記の目的を、磁気記録再生装置等のカセッ
ト装着装置における小形カセットのテープの走行路を、
カセット装着装置に具えた小形カセットホルダにより、
自動的に標準カセットのテープ走行路と実質的に同一に
形成させ、標準カセットのためのテープ引出し手段によ
り、磁気ヘッドシリンダに添接して記録または再生を可
能に形成して達成する。

（作　用）したがって、本発明によれば、カセット装着装置内にお
いて、小形カセットのテープ走行路が標準カセットのテ
ープ走行路と自動的に実質的に同一になされるから、従
来のように紛失のおそれを有するアダプタを準備したり
、テープ走行路を所定の走行路に形成したりした後、や
りと装着が可能になるような使い勝手の悪さが排除され
て、標準カセット同様の記録再生が可能になる。

（実施例）以下、本発明を実施例により図面を用いて詳細に説明す
る。

第１図、第２図はそれぞれ１本発明の一実施例のカセッ
ト装着装置としてのカセットデツキの要部の概略側面を
示し、第１図は標準カセットを駆動する場合を示す図、
第２図は小形カセットを駆動する場合を示す図である。

なお、両図において、符号の添字は生学で表わす部位の
カセットデツキ内の位置を表わしており、その添字が示
す位置にある部位をさし、または位置を示す要がないと
きは単に生学のみを呼ぶことにする。

まず、第１［！Ｉにおいて、１は標準カセット、２は標
準カセットホルダで、標準カセット１または小形カセッ
ト０（第２図参照）の小形カセットホルダの搬送手段を
構成している。３はガイドローラ。

４は上記小形カセットホルダで、内部に図示しない小形
カセットのテープ走行路を標準カセット１の走行路と実
質的に等価にする機構を具備している。５は小形カセッ
トホルダ４の搬送台で、一端がシャーシ６に固定された
回動軸７に支持した駆動アーム８によって駆動され、は
ぼ水平方向にガイドされて、矢印Ｃまたはその逆方向の
摺動が可能にされている。９はリール駆動部、１０は磁
気ヘッドシリンダ、ｌｌは筐体、１２は小形カセットホ
ルダ４を搬送台５に固定するラッチ部である。

以上のように構成した本発明は、標準カセットを用いる
場合１次のように動作する。

まず、初期状態において、標準カセットホルダ２は２□
に位置し、また、小形カセットホルダ４はその搬送台５
４に保持されて４４となっている。

この状態で、標準カセットを使用する指令が、例えば押
しボタンスイッチ（図示せず）の操作によって入力され
ると、駆動力を受けて標準カセットホルダ２はシャーシ
６に垂直に配設された面に設けたガイド溝（図示せず）
に沿うガイドローラ３に案内されて矢印Ａの方向に移動
し、筐体１１の前面において標準カセットホルダ２１と
なされ、ここで標準カセット１が矢印方向に装着されて
１．とされた後、矢印Ｂのように搬送されて標準カセッ
トホルダ２．となり、標準カセットは１．に位置し。

シャーシ６に装着される。

この状態において、図示しないテープ引出し手段により
、標準カセット１．から磁気テープが引出されて磁気ヘ
ッドシリンダ１０に添接され、記録または再生駆動が可
能になされる。

標準カセット１３のエジェクトは、上述の経路とは逆に
、標準カセットホルダ２．を２□を経て２□に移動させ
た後、標準カセット１１を取り出すことによって排出さ
れ、その後、標準カセットホルダ２１は初期状態の２□
に戻される。

第２図は小形カセットを使用する場合を示す図で、小形
カセットは符号０で示し、第１図同様に添字により位置
を表わしている。なお、その他の符号は第１図と同一で
あるから、説明は省略する。

第２図の初期状態において、小形カセットＯの使用が指
令されると、駆動アーム８が回動軸７を軸に矢印Ｆ方向
に回動し、それに伴って、搬送台５、が小形カセットホ
ルダ４４を保持して矢印Ｃ方向に移動して５２となり、
同じく小形カセットホルダは４□となり、そこで搬送台
５□および標準カセットホルダ２２の両方によって保持
されている。

この状態からラッチ部１２２が解除され、小形カセット
ホルダ４□は搬送台５□から切り離されて。

標準カセットホルダ２２にラッチ部（図示せず）により
ラッチされる。この後、小形カセットホルダ４、を切り
離した搬送台５□は、上記と逆の経路を経て搬送台５４
となる。一方、標準カセットホルダ２２は小形カセット
ホルダ４□を保持して第１図で説明した標準カセット１
の使用時と同様に矢印りの方向に移動し、それぞれ２１
，４□となる。

この状態において、小形カセットＯ工が矢印方向に装着
されると、標準カセットホルダ２１は矢印Ｅのように移
動して、２２を経て２３となり、保持されて搬送された
小形カセット０３はシャーシ６に装着される。

上記小形カセットホルダ４□の中では、矢印Ｅの動きの
間に、装着した小形カセットＯユから磁気テープが引出
され、そのテープ走行路が標準カセットの場合のテープ
走行路と実質的に同一になされて、上記シャーシ６に装
着される充分以前にテープ引出し手段によって磁気テー
プが引出される状態になされる。そのため、小形カセッ
ト０．。

標準カセットホルダ２１．小形カセットホルダ４゜の状
態では、標準カセット１に対する磁気テープ引出し手段
により小形カセット０．から磁気テープが引出され、磁
気ヘッドシリンダ１０の外周に添接されて、記録、再生
が可能となる。

なお、小形カセット０のエジェクトは、上記とは逆に、
小形カセットＯ１および小形カセットホルダ４３を保持
した標準カセットホルダ２３は、矢印Ｅの逆の経路を辿
って標準カセットホルダ２□となる。この際、小形カセ
ットホルダ４□内で標準カセット１と実質的に等価なテ
ープ走行路を形成していた磁気テープは、小形カセット
０□内に収納される。

小形カセット０１が小形カセットホルダ４□から取り出
された後、標準カセットホルダ２□は小形カセットホル
ダ４□を保持して矢印りと逆方向に移動し、標準カセッ
トホルダ２．、小形カセットホルダ４２となり、搬送台
５４が５□に移動し、小形カセットホルダ４□を受は取
って再び搬送台５４に戻って、図示の初期状態となる。

以上、一実施例によって説明して明らかなように１本発
明は、標準カセット、小形カセットの何れをもアダプタ
等の特別のものを要せずに記録再生することを可能にし
たものであり、当然小形カセットの記録再生においては
、標準カセットの場合と同様にテープローディング装置
によってテープ走行路達自動的に形成されて、記録再生
が遜色なく行える。

（発明の効果）以上から明らかなように、本発明を磁気記録再生装置、
例えばＶＴＲに実施すれば、紛失のおそれの多いアダプ
タ等を用いることなく、一つのＶＴＲによって標準カセ
ット、小形カセットの記録再生が何等の煩わしさを感す
ることなく可能であり１例えば携帯型Ｖ　Ｔ　Ｒに用い
て小形軽量化の効果を一層助長させる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例のカセット装着装置
の要部側面を示す図で、第１図は標準カセットを、第２
図は小形カセットを記録または再生する場合をそれぞれ
示している。Ｏ・・・小形カセット、　　１・・・標準カセット、２
・・・標準カセットホルダ、　　３・・・ガイドローラ
、　４・・・小形カセットホルダ、　　５・・・搬送台
、　６・・・シャーシ、　７・・・回動軸。８・・・駆動アーム、　９・・・リール駆動部、１０・
・・磁気ヘッドシリンダ、１１・・・筐体、１２・・・
ラッチ部。特許出願人　松下電器産業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

磁気記録再生装置等を構成するカセット装着装置におい
て、標準カセットテープより小形の小形カセットテープ
を装着し、それを上記標準カセットテープのテープ走行
路と実質的に同一に形成することができる小形カセット
ホルダと、この小形カセットホルダをも保持可能な標準
カセットホルダと、標準カセットテープの挿入開口部を
第１位置とし、その直線状奥部を第２位置とし、その直
下を第３位置とし、さらに上記第２位置の直線状奥部を
第４位置として、上記標準カセットホルダを上記第１位
置から第２位置を経て第３位置に、またはその逆経路に
搬送する第１の搬送手段と、上記小形カセットホルダを
第４位置と第２位置間に搬送させる第２の搬送手段と、
第３位置における標準カセットテープまたは小形カセッ
トテープに内蔵のテープリールを駆動するテープ駆動手
段と、同じく第３位置において上記標準または小形のカ
セットテープから磁気テープを引出し、磁気ヘッドシリ
ンダに添接するテープローディング手段とを具え、標準
カセットテープを記録再生する場合は、その標準カセッ
トテープを第１位置から第２位置を経て第３位置に上記
第１の搬送手段によって搬送させると同時に、上記小形
カセットホルダを第２位置から第４位置に第２の搬送手
段によって待避させ、また小形カセットテープを記録再
生するには、上記小形カセットホルダを第２の搬送手段
によって第４位置から第２位置に搬送して、標準カセッ
トホルダに結合保持させた後、第１搬送手段により上記
標準カセットホルダを第２位置から第１位置に搬送させ
て、小形カセットテープを上記小形カセットホルダに保
持させた後、第３位置に戻るようにしたことを特徴とす
るカセット装着装置。