JPH01155535A - 光磁気信号記録再生方法及び光デイスク装置 - Google Patents

光磁気信号記録再生方法及び光デイスク装置

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JPH01155535A
JPH01155535A JP31193687A JP31193687A JPH01155535A JP H01155535 A JPH01155535 A JP H01155535A JP 31193687 A JP31193687 A JP 31193687A JP 31193687 A JP31193687 A JP 31193687A JP H01155535 A JPH01155535 A JP H01155535A
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温 斉藤
Takeshi Maeda
前田 武司
Takeshi Nakao
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    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気記録再生装置に係り、特にサンプルサ
ーボ方式を用い磁場変調によりオーバライドを行なう場
合に生じる記録ドメインの位置ずれを再生時に補正する
ことにより、正確なデータ復調を行なうのに好適な光磁
気信号記録再生方式〔従来の技術〕 光磁気ディスクは、情報の書き換えが可能な光ディスク
として注目されている。光磁気ディスクは、記録膜とし
て垂直磁化膜を使用し、熱磁気効果により記録ドメイン
を形成し、磁気光学効果により再生信号を得るものであ
る。記録時には、レーザ光スポットの熱により磁化膜の
温度をキュリー温度まで上昇させることで磁化を失なわ
せ、冷却過程において外部磁場の磁界方向に垂直磁化を
固定する。磁化ドメインを形成するには、外部磁場とし
て垂直磁化膜の初期磁化方向とは逆の方向の一定強度の
磁界を印加しておき、レーザ光パルスの強度をデータに
対応して変化させる光変調方式と、逆に、レーザ光強度
は磁化膜の温度がキュリー温度以上になるように一定値
としておき、外部磁場の方向をデータに対応して変化さ
せる磁場変調方式がある。 光変調方式は、外部磁場を高速に切換える必要が無いた
め、磁場印加用の電磁コイルあるいは磁石をディスク面
から離して設置することができる。 また、形成される磁化ドメインの形状も光スポツト分布
に比較的忠実な円形ないしは楕円形とすることができる
。しかし、磁気ディスクで行なわれているようなオーバ
ライド、すなわち新しいデータを記録する動作が同時に
古いデータを消去する動作を兼用することは、1ビーム
の光ヘッドでは実現が困粟であり、最初の1周を消去動
作とし、次の1周で記録動作を行なう必要がある。オー
バライドの要求に対しては、2ビーム光ヘツドあるでは
1ビーム光ヘツドを複数個使用する必要がある。 一方、磁界変調方式は、外部磁場を高速に切換える必要
があるため、大きなインダクタンスの電磁コイルは時定
数が大きくなる使用するのは難しい。そこで、比較的イ
ンダクタンスの小さな電磁コイルを用いることになるが
、同一電流値で駆動した場合の発生磁場強度は、インダ
クタンスの大きなコイルに比べて小さくなってしまう。 そこでディスク面に近接して設置する必要が生じる。光
ディスクの場合、記録、消去の対象となるのは光スポッ
トが照射されている部分のみであるため、磁気ディスク
に比必して、ディスクと磁気ヘッドとの間隙は、1桁な
いし2桁程度広くとることができる。形成される磁化ド
メインの形状は、光スポツト分布とは必ずしも一致せず
、−膜内には、くさび状となることが知られている。こ
の理由は、光スポットが照射されていても印加磁場がオ
フになるとドメインの形成は申出されろため、ドメイン
の先頭は光スポツト分布に従い外側に凸の円形となるが
、ドメインの後端は、内側に凸の円形になるためである
。一方、オーバライドに関しては。 磁気ディスクと同様に単一の磁気ヘッドと光ヘッドによ
り実現することができる。 磁界変調方式の場合1問題となる項目の一つとして、記
録磁場の印加区間と形成される磁化ドメインの区間とが
一致しないことが挙げられる。これは、記録ないし消去
が光スポツト分布そのものではなく、記録膜の温度分布
に依存しているためである。記録膜の熱伝導度と記録時
の線速度等の兼ね合いにより、一般の光スポットの位置
よりも後方に温度分布の尖頭値が現われる。したがって
記録は記録膜の温度がキュリー温度以上となった箇所で
行なわれるため、記録磁場の印加開始時刻よりも時間的
に遅れてドメインが形成されることになる。該情報を読
み出す場合は、逆に時間的に早く再生されてしまう、デ
ータの変調方式としてセルフクロッキング性を有するも
の、例えばM l=’ M(モディファイドエフエム)
、あるいはRL I、(ランレングスリミット)系を用
いるのであれば。 この記録タイミングのずれが各記録ドメインで一様であ
れば、データ列から生成された読み出しクロックを用い
れば、記録データパターン間のずれは特に問題にはなり
にくい、しかし、データ復調のためのクロックを、予め
設けておいたピットから得るサンプルフォーマット系で
磁場変調方式を用いる場合には、;v0時に該クロック
を使用して記録磁場を印加すると、再生時には上述の理
由で記録ドメインと該クロックとのタイミングがずれて
しまう恐れがある。特にデータ変調方式として、セルフ
クロック性の無いNR7,(ノンリターントウゼロ)変
調等を用いた場合にはデータ自身から再生クロック情報
を得ることができないため、正確な復調ができなくなっ
てしまう。 以上の様に、磁場変調方式をサンプルフォーマット系に
適用した場合、記録タイミングのずれを何らかの手段で
補正してやることが重要である。 なお、磁場変調方式によりオーバライドを実現する光磁
気ディスク装置として関連するものには例えば、特開昭
54−95250号が挙げられる。この装置は、レーザ
ビームは記@膜温度の昇温用として連続的に印加してお
き、光ヘッドの対物レンズ周囲に設けた電磁石をデータ
に対応して駆動し記録および消去を実現するものである
。この装置においては、上述の記録タイミングずれおよ
び、補正手段については言及していない。 (発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、記録用磁場の印加位置と形成される磁
化ドメインとの位置ずれの点については言及されておら
ず、セルフクロツタ性の無い変調方式をサンプルフォー
マット系で実現する場合や記録・再生のためのクロック
を、予め設けておいたビット列から生成し、データの変
調、復調を行なう場合には、適用困難であるという問題
があった。 本発明の目的は、記録用磁場の印加位置と形成される磁
化ドメインとの位置ずれを、データ再生時に補正し、正
確な復調を実現する磁場変調方式による光磁気ディスク
装置を提供することにある。 C問題点を解決するための手段〕 上記目的は、記録時にデータパターンの先頭に再生用ク
ロックの生成および同期化を目的とする基準ドメインを
形成しておき、データ再生時には。 該基準ドメインから生成した再生用クロックによって復
調してやることにより、達成される。 また、記録用クロックの位相のみを基準ドメインから得
た信号により選択したものを再生用クロックとして用い
ることで達成される。 〔作用〕 再生用クロック発生のための基準ドメインは、サンプル
フォーマット系における、プリピットの直後に記録し、
その後にユーザデータパターンを記録していく、記録時
には、プリピットから生成したクロックにより磁化ドメ
インを形成し、再生時には、該基準ドメインをもとにし
て記録用とは別個のPLL (フェーズ・ロック・ルー
プ)回路により生成したクロックを用いてデータの復調
を行なう。 以上の処理により、記録タイミングのずれが生じた場合
においても、再生クロックの生成は基準ドメインにより
行なわれるため、再生クロックと記録されたデータパタ
ーンとのタイミングずれはほとんど生じなくなり、正確
なデータ復調を実現することができる。また記録クロッ
クの位相のみを可変し再生クロックとして用いる方法に
よっても、記録時のタイミングずれを補正することがで
きる。
【実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。第1図は本発明を
実施するための光磁気ディスク記録再生装置の構成例を
示した図である。ディスク1は、例えばTeFeCaの
元素を主体とした垂直磁化膜を有する光磁気ディスクで
あり、トラッキングおよび記録用クロック発生のための
ピットが予め作りつけられたサンプルフォーマットディ
スクである。 該ピットの配置例については後述する。ディスク1はス
ピンドルモータ2により回転できるようになっている。 ディスク1上へのデータの記録は以下の様にして行なう
。半導体レーザ3をレーザ駆動回路4により高パワーで
発光させる。レーザ駆動回路4は記録再生制御系からの
指令により、データ再生時には、記録されたデータ、す
なわち磁化ドメインに影響を与えないように半導体レー
ザ3を低パワーで発光させ、データ記録時には、磁気ヘ
ッド5で発生される磁場により記録膜の磁化反転が可能
となるキュリー温度にまで記録膜温度を上昇させるべく
、半導体レーザ;3を高パワーで発光させる機能を有す
る。レーザl−区動回路4の構成は、従来の追記型光デ
イスク装置で用いられている回路で良く、光変調方式と
は異なり記録時には記録データに関係なく一定の高パワ
ーで半導体レーザ3を発光させるようにしてやれば良い
。また記録時に光変調を行なう必要は無いため、比較的
スイッチング速度の遅い素子、回路構成を用いることも
できる。 さて、半導体レーザ3の光束はレンズ6で平行光束にさ
れた後、ビーt1スプリッタ7を通過し、ガルバノミラ
−8で鉛直上方に反射され、絞り込みレンズ9によりデ
ィスク1の記録膜上に直径1μma度の微小スポットと
して集光される。集光スポットの熱で垂直磁化膜の温度
を上昇させた所に、磁気ヘッド5により変調磁界を印加
することによりデータの記録、すなわち磁化ドメインの
形成が行なわれる。先に述べた様に、記録の場合、光ス
ポットが照射された箇所は、垂直磁化膜の温度がキュリ
ー温度以上に上昇するため、磁気ディスクと同様に、デ
ータのオーバライド、すなわち記録動作が以前に記録さ
れたデータの消去も兼ねた記録が可能となる。磁気ヘッ
ド5は磁気ディスクの場合と同様に、ディスク1の表面
かられずかに浮上するように配置されている。しかし磁
気ヘッド5とディスク1の間の間隔は数十ミクロン離れ
ていても良く、磁気ディスクのように光スポットのよう
な補助手段を持たない場合に比べて間隔が広く、ヘッド
クラッシュの問題は起こりにくい。 磁気ヘッド駆動回路10は、変調された記録データに対
応して、磁気ヘッド5の発生磁界の方向を変化させる機
能を有する。 次にディスク1上に記録されたデータの再生について説
明する。レーザ駆動回路4は記録再生制御系の指令によ
り半導体レーザ3を低パワーで発光させる。半導体レー
ザ3の光の偏光面は成る一方向になっており、この光が
記録時と同様の光路を通りディスク1上の垂直磁化膜に
照射される。 垂直磁化膜の磁化方向は、記録されたデータに対応して
上向きあるいは下向きに固定されている。 この磁化方向が上下どちらに向いているかを検出するこ
とにより記録されたデータの1,0を判別するわけであ
る。この検出は、磁気光学効果の一つであるカー効果を
利用して行なう。カー効果とは、磁化方向が上向きか下
向きかで入射光の偏光面が、元々の偏光面に対して左右
に回転する効果である。この偏光面回転を伴った垂直磁
化膜からの反射光は再びビーt1スプリッタ7、および
ビームスプリッタ11により反射され、1/2波長板1
2に導かれる。1/2波長板12は偏光面を45度回転
させる働きを持つ光学素子である。偏光面が45度回転
した光は、偏光ビームスプリッタ13によりp偏光成分
とS偏光成分とに分離されそれぞれレンズ14.15で
光検出器16゜17に集光される。光検出器16.17
の出力の和をとれば、偏光面回転に関係なく光の強弱の
変化だけを検出することができる。また、光検出器16
.17の出力の差をとれば、磁化方向の変化を偏光面の
回転を通じて信号変化として検出することができる。す
なわち、和信号18は、ディスク1上に予め設けられた
凹凸ピットのみを、差信号19は、ディスク1上の垂直
磁化膜の磁化方向変化、すなわち記録されたデータのみ
を光学的に分離されたものとして検出することができる
。 この検出原理について、第2図により若干の補足説明を
しておく。第2図において(a)は出射されたレーザ光
の偏光方向を示している。偏光成分は全てP偏光成分で
ある。第2図(b)は垂直磁化膜からの反射光の偏光方
向である。磁化方向が上向きか下向きかでカー回転角+
(jh、  Okだけ偏光面が回転する。第2図(C)
は1/2波長板12を通過した光の偏光方向を示してい
る。偏光面の主軸方向は45度だけ回転する。偏光ビー
ムスプリッタ13は、p偏光成分を100%近く透過さ
せ、S偏光成分を100%近く反射する性質がある。し
たがって光検出器16は、第2図(c)のP偏光軸上の
光量変化101を検知し。 光検出器17は、S偏光軸上の光量変化102を検知す
ることになる。いま、偏光面の回転が+〇kから一部に
へ変化した場合を考えると、光検出器16で検知される
信号光量は少ない状態から多い状態に変化し、仏に光検
出器17で検知される信号光量は多い状態から少ない状
態に変化する。 したがって、両者の和信号をとると、磁化方向の変化に
伴う偏光面の回転は相殺されるため、光磁気信号は検出
されずに、凹凸ピットによる反射光量の変化のみを検出
することができる。一方、両者の差信号をとれば、光量
変化101,102の加算されたものとして、光磁気信
号を検出することができる。 次に第1図の構成例で使用するディスク1のフォーマッ
トについて説明する。第3図は、ディスク1の一部を拡
大して示した図である。ディスク1上には予め原盤カッ
ティングを行なう際にピット110〜118が仮想トラ
ック120〜122に対して左右に偏位させて交互に作
成されている。 該ピット110〜118は、光スポットをトラック12
0〜122のいずれかに沿って移動させるためのトラッ
キング制御、および該ピット110〜118を位相法め
の基準としてPLL (フェーズロックループ)回路へ
入力し、データ記録を行なう際のクロック発生のために
用いるものである。 トラック120〜122は、ディスク1上に同心同、な
いしはスパイラル状に設けられている。またデータは、
該ピット110〜118の間の領域。 例えば領域130に記録される。 第1図の構成例において、トラッキング制御系は省略さ
れているが、実際には、以下の様にして行なう、和信号
18の信号レベルは光スポットがピット110〜118
のどの部分を通過するかによって変化する。すなわち、
ピットの真上を通過した場合が最も信号変化が大きく、
ピッ1−の端を通過した場合は、信号変化が小さくなる
。したがってピットはトラックに対して予め左右に偏位
させて設けられているため、例えばピット110からの
信号量とピット111からの信号量変化が同一であれば
、光スポットはトラック120上を正確に移動している
ことになる。また、どちらかのピットからの信号量が大
きいか小さい場合には、光スポットがトラック120上
からずれていることが判るため、ガルバノミラ−8を制
御し、光スポットをトラック120上に位置させるよう
にする。 光スポットの制Oi1としては、このトラッキング制御
のほかに自動焦点制御がある。これはディスクの上下方
向の変動に追従し、記録膜」二に常に焦点を位置させる
制御である。第1図の構成例ではビームスプリッタ11
を透過した光をシリンダレンズ20.およびナイフェツ
ジ211分割型光検出器22により構成された自動焦点
検出光学系を用いている。自動焦点制御系は、従来の光
デイスク装置で使用されている構成で良い。すなわち光
検出器22の差信号が零となる絞り込みレンズ9の位置
が焦点位置であり、差信号つまり誤差信号が零となる様
にレンズ9に付けであるボイスコイル23を駆動するこ
とにより行なう。 次に、磁界変調により光磁気記録を行なう場合に問題と
なる記録タイミングずれについて説明する。第4図はオ
ーバライドのタイミングと再生信号の関係を示した図で
ある。トラック120上のデータ記録領域、すなわちピ
ット110と111の間に時刻toの時に光スボッ1〜
140が位置していたとする。和信号18はピッ1−列
110〜112の信号のみを検出することができる。該
和信号18を成る閾値で2値化する2値化回路24に入
力し、出力として2値化されたピット信号25を得る。 該信号25をP T、 T、回路26に位相基準信号と
して入力することにより記録用クロック27が生成され
る。該クロック27はピット間に一定周期だけ生成され
るようにP L L回路26により制御されている。P
L、■7回路26の構成は、従来、磁気ディスクや光デ
ィスク等で用いられているもので良い、またスピンドル
モータ2の回転精度が十分に高く、ディスク1の偏心量
も少ない場合には、発振周波数は固定とし、位相のみを
ピット信号25に同期させるディジタル方式のPLL回
路を用いることも可能である。いま、データ変調回路2
8により変調されたデータ29が、第4図のように与え
られたとする。一方、光スポット140の時刻toでの
光強度分布141は、ガウス型分布となっている。磁化
ドメインの形成は、垂直磁化膜の温度がキュリー@度以
上になった部分で生じるために、記録の様子を考えるに
は、光強度分布そのものではなく、記録膜上の湿度分布
を考慮しなければならない。時刻toでの温度分布14
2は光スポット140の移動量と、記録膜の熱伝導度と
の兼ね合いにより、実際には第4図に示したように位置
的な、ずれが生じてしまう。 図において、Δ1は光スポツト中心位置に対しキュリー
温度143以上となる位置とのずれ、Δ2は記録膜の熱
伝導と、線速度により生じたずれである。したがって実
際に記録される磁化ドメイン144は1位置的に前にず
れて形成されろことになり、第1図での差信号19すな
わち再生信号の前縁位置は、目標とした変調磁場の立ち
上がり位置よりもΔ3だけずれてしまうことになる。こ
のずれ量が一定量であれば、予め変調データ29の位置
を、この分だけずらしておけば問題は無い。 ただし、記録膜の熱伝導度、キュリー温度等の特性が必
ずしも均一では無く、さらに回転数一定で記録再生を行
なう場合には、記録半径位置により線速度が変化するた
め、容易に対応することはできない。そこで記録時にデ
ータ部分の先頭に基準ドメインを同時に記録しておき、
再生時には。 この基準ドメインから生成した再生クロックにより、デ
ータの復調を行なう方法が有効となる。この方式は、P
LL回路を記録用と再生用の2系統必要とするが、前述
のような記録タイミングずれが生じた場合においても、
記録半径位置等によらず、容易に正確なデータ復調を実
現することができる。 以下に、本方式の処理について説明する。第5図は本方
式を実施するに当っての各信号のタイムチャートを示し
た図である。記録用クロック27の生成過程は第4図で
説明したものと同様である。 変調データ29としては、データの先頭に基準信号15
0を付加する。生成される磁化ドメイン列151として
は、データ部の先頭に基準ドメイン152が付加されて
形成される。2値化信号25からゲート生成回路30に
よりゲート信号31を生成する。これは、2値化信号2
5をモノマルチバイブレータのトリガとして入力し、基
準ドメイン152の存在する領域を包括するような信号
を出力させれば良い。このゲート信号31と、差信号1
9を2値化回路32により2値化した信号33とをAN
D回路34により論理積をとってやることにより、基f
l、Qドメイン152のみの2値化信号35を取り出す
ことができる。この信号35をP L L回路36に入
力し、位相基準信号として用い、再生用クロック37を
発生させる。この再生用クロック37により、2値化信
号33をデータ復調回路38で復調することにより、記
録タイミングずれが生じた場合においても正確なデータ
認識を行なうことができる。ここで基準信号150の部
分を復調回路に入力したくない場合は、ゲート信号31
の論理否定(NOT)信号と、2値化信号33の論理積
(AND)をとったものをデータ復調回路38に入力し
てやれば良い。 以上の方法により記録タイミングずれの補正が可能とな
り、しかもデータ変調方式としてセルフクロック性の無
いNRZ(ノンリターントウゼロ)変調などをも用いる
ことができる。 本実施例では、各プリピットの直後に基準ドメイン15
2を記録する場合を示しているが、各々の記録領域13
0のうち、基準ドメインの占有する部分は、オーバヘッ
ドとなるため、データ記録容量の観点からは無駄な領域
となってしまう。この点については、スピンドルモータ
2の回転精度を十分に高くし、ディスク1の偏心量を小
さく抑えることにより、再生用クロック37の発生用の
P L L回路36内のフィルタ帯域を狭くすることが
できれば、基準ドメインを各プリピット毎に記録せずに
、いくつかに記録領域に対して1個ずつ記録し、これに
より再生用クロックコ37を生成することでオーバヘッ
ドの減少をはかることができる。 なお、第1図に示した実施例では1/2波長板を用いた
差動検出法により光磁気信号を得ているが、ハーフプリ
ズムにより反射光束を2方向に分離し、それぞれに検光
子を挿入し光検出器により受光した後に差動検出する方
法や、単一検光子により偏光面の回転を検出し光磁気信
号を得る方法を用いても、本発明の実施に当っては支障
は生じない。 第5図の実施例では、基準ドメイン152の記録位置に
ついて特に操作・補正を加えていない。 しかし、前述の理由によって生じる磁化ドメインの正規
の位置からのずれ量だけ、予め記録時に時間的に先行さ
せて磁界を印加してやれば、再生時の補正量は軽減され
る。また、磁化ドメインの形成が時間的に遅れることに
より、クロックピット110領域に基準ドメイン152
が形成された場合、該基準ドメイン152の正確な読み
出しが困難になる。この点からも、予め大まかな位置補
正を行なうのが望ましい。このずれ量は、線速度。 記録材料の特性が決まれば1把握することができる。 第1図および第5図に示した実施例では、Pl、I。 回路を記録時と再生用の2回路使用している。 PLL回路を1回路のみ使用し本発明を実施する方法と
して、クロックピット110〜112を基準として生成
したクロック信号27の位相のみを可変し、基準ドメイ
ン152がら得た2値化信号35により同期化すること
により、再生用クロック37を得る方法がある。第6図
は、上記方法を実施するための装置構成例であり、第7
図はその動作を示すタイムチャートである。遅延素子6
2は、記録用クロック27がら位相の異なる何種類かの
デイレイクロック信号を作り出す働きを持つ。 第6図の実施例では、入力された記録用クロック27か
らπ/4ラジアンずつ位相の遅れたデイレイクロック信
号160〜167を作っている。この場合、デイレイク
ロック信号167と入力クロック27の位相が一致する
様に遅延量を選定している。2値化信号35は基準ドメ
イン152の2値化されたパルスである。この2値化信
号35の立ち上がりと再生用クロック37の立ち上がり
の位相が一致するようなデイレイクロック信号をセレク
タ63により選択すれば良い。フリップフロップ50,
51,57.58はデイレイ型フリップフロップであり
、D端子がIt 117のときT端子に立ち上がりトリ
ガ信号が入力された場合に、Q端子出力が411 +#
となる論理素子である。逆にD端子が“0″のときT端
子にトリガ信号が入力されると、Q端子出力は0”にな
る。したがってフリップフロップ50のQ出力170は
、信号35の立ち上がりが、クロック27が111 I
Iの区間で入力された場合に′1″になり、クロック2
7が“0”の区間で入力された場合には0′″になる。 フリップフロップ51のQ出力】7】については、信号
35の立ち上がりが、クロック27が0”の区間で入力
された場合に′1″になり、クロック27が# I I
Fの区間で入力された場合には“0”になる、信号17
2は、信号170と信号35のNAND出カであり、信
号】73は、信号171と信号35のN A N I)
出方である。この2つの信号170と171をそれぞれ
カウンタ61のアップカウント(U)、ダウンカウント
(D)トリガ端子に直接入力しても良い。ただし、その
場合には信号35が入力される度にカウンタ61の出力
(A、 B、c)の値が変わることになる。このためデ
ィスク上の欠陥や検出系の雑音が有った場合には誤動作
する恐れがある。フリップフロップ57.58は、この
誤動作を防止するために設けたもので、ヒステリシスレ
ジスタとして機能する。すなわち、信号172あるいは
信号173の立ち上がりのどちらが一方が2発以」一連
続しない限り、カウンタ61を動作させないようにして
いる。フリップフロップ57は信号173が“O”のと
き、Q出力174がit O71にリセットされ、該フ
リップフロップ57のT端子に信号172の立ち上がり
が入力され、がっR端子にga Oetが入力されてい
る場合に、Q出力174は“1”になる。信号175は
、信号172がat O#のとき“0″となり、信号1
72が1(1jlでかつ信号173の立ち上がりが入力
された場合に′1″′となる。信号174と信号172
の反転信号をNANDゲート59に入力することにより
、カウンタ61のカウントアラ189フ4a号176を
得る。同様にしてN A N I)ゲート60により、
カウントダウントリガ信号177を得る。第6図の実施
例では、カウンタ61は:3ビットカウンタであり、8
通りのデイレイクロック信号160〜167の選択が可
能である。以上の動作によりセレクタ63のY出力とし
て再生用クロック37の位相を信号35の位相とを一致
させる様にすることができる。カウンタ61のビット数
は位相追従特性により増減しても良く、位相差を小さく
抑えるにはビット数を増やしてやれば対応できる。 第3図の実施例では、等間隔に設けたクロックピットに
より光スポットのトラッキングおよび記録用クロック2
の生成を行なっている0本発明はANS I提案(資料
番号x3T311/86−190)のサンプルフォーマ
ットにも適用することができる。同提案資料によるフォ
ーマットはサーボバイト領域に第8図に示すようなトラ
ッキングのための領域と焦点制御を行なうための領域と
記録再生用クロックを同期化するための領域が設けであ
る。 本発明を該フォーマット上で実現するためには、このサ
ーボバイト領域の直後に基準ドメイン152を記録する
ことで同様に処理することができる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、磁場変調方式を用いた光磁気記録を行
なう場合に生じる印加磁場位置と形成されるドメインの
位置との間にタイミングずれが生じても、再生時に使用
するクロックを基準ドメインをもとにして生成し、該ク
ロックにより記録されたデータ列を復調することにより
、タイミングずれに影響を受けることなく、正確なデー
タ復調が可能となる。また、データの変調方式としては
セルフクロック性の有無を問わずに使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁場変調方式の光磁気ディ
スク装置構成図、第2図は光磁気信号再生における偏光
方向の変化を説明する図、第3図はプリピットを用いた
サンプルサーボフォーマットの例を示す図、第4図は磁
場変調方式における記録磁場と形成される磁化ドメイン
との位置ずれを説明する図、第5図は位置ずれの影響を
再生時に補正する方法を説明したタイムチャート、第6
図は記録用クロックの位相可変により再生用クロックを
得るための構成例、第7図は第6図の動作を説明するタ
イムチャート、第8図はサンプルフォーマットへの適用
例を示す図である。 1・・・ディスク、3・・・半導体レーザ、5・・・磁
気ヘッド、30・・・ゲート発生回路、26,36・・
・l) T、■、回路、110〜118・・・クロック
ピッ1−1]50・・・基準信号、152・・・基準ド
メイン、37・・・再生¥Jz図 (乙l−2(b)            (cンv 
3 図 13θ テニ7記an支う( 凋 4 図 /dlLfi脳ヒトメイン 冨5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データ記録用クロックを生成するための光学的に検
    出可能なピットが記録トラック上に配置された光磁気デ
    ィスクに対し、該ピット間の領域に連続する光ビームに
    より走査しながら、該光ビーム照射領域に入力信号の状
    態に対応する極性の磁界を印加し、該入力信号の状態を
    記録膜上に磁化情報として記録し、該磁化情報を磁気光
    学効果により読み出す光磁気信号記録再生方式において
    、データ記録の際に使用するクロック信号と、データ再
    生の際に使用するクロック信号とを別個の基準信号をも
    とに生成することを特徴とする光磁気信号記録再生方式
    。 2、特許請求の範囲第1項記載の光磁気信号記録再生方
    式において、記録するデータとして非セルフクロック変
    調データを使用し、記録の際に使用するクロック信号は
    、予めディスク上に作成されたピットの読み出し信号を
    基準として生成し、再生の際に使用するクロック信号は
    、該ピット間のデータ記録領域内に磁化情報を記録する
    時に、該データ記録領域の先頭部分にクロック生成の際
    の基準となるべき磁化情報を同時に記録しておき、該基
    準磁化情報の読み出し信号を基準として生成することを
    特徴とする光磁気信号記録再生方式。 3、特許請求の範囲第1項記載の光磁気信号記録再生方
    式において、記録膜上に形成される磁化情報の位置と、
    記録の際に印加された磁界の位置とのずれ量を考慮し、
    再生時に再生のためのクロック信号と磁化情報とのタイ
    ミングずれが生じないように、予め該記録磁界の印加位
    置をずらしておくことを特徴とする光磁気信号記録再生
    方式。 4、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の光磁気信号
    記録再生方式において、記録された磁化情報を再生する
    際に使用する再生クロック信号を、予めディスク上に作
    成されたピットの読み出し信号を基準として生成した記
    録用クロックの位相のみを、基準磁化情報の読み出し信
    号により選択することにより生成することを特徴とする
    光磁気信号記録再生方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01223637A (ja) * 1988-03-03 1989-09-06 Mitsubishi Electric Corp サンプルサーボ方式の光ディスクの信号復号方法
JPH01223670A (ja) * 1988-03-03 1989-09-06 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク
US5808988A (en) * 1995-02-15 1998-09-15 Hitachi, Ltd. Reproduction of optical information by one-beam optics with reduced crosstalk as recorded in multi-phases and multi-levels at staggered lattice points, and apparatus and recording medium therefor

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US5808988A (en) * 1995-02-15 1998-09-15 Hitachi, Ltd. Reproduction of optical information by one-beam optics with reduced crosstalk as recorded in multi-phases and multi-levels at staggered lattice points, and apparatus and recording medium therefor

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