JPH01154974A - 屋根の積雪防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−１；の利用分野） 本発明は、Ｗ、根」二の積雪を防止する装置に関する。

（従来の技術） 従来、）４’−根−１−の積雪を除去する装置ｉ’ｉと
して、屋根の棟上に多数の放水孔を有する放水管を配置
し、該放水管内に揚水ポンプで汲」−げた地−１〜水又
はボイラーで加熱した温水を圧送して各放水孔から八（
根ヒに放水させ、この放水により積雪を溶かして流下さ
せる溶雪式のものか知られている。

しかしこの従来装置ｉｊｊは、寒冷ｊ（ｈでは十分な除
雪効果が得られないばかりでなく、軒先に大７．のつら
らが発生ずる等の欠点があり、又経済的には地下水の汲
上げ又は加熱に費用がかさみ、特に地下水利用の場合は
地盤沈下の問題をも招いていた。

（発明か解決しようとする問題点） 本発明は、従来の欠点を除くと共に、経済的には比較的
安価に実施することができる屋根の積雪防止装置を提供
することをｆｌ的とする。

（問題点を解決するための手段） 一］−記ト１的を達成するため、本発明は、屋根上に、
空気吹出し口を有する空気吹出し管を配設し、 一ヒ記空気吹出し管に、１簾空気吹出し管内に送１！１
・℃すべき送風機を接続し、 」二記空気吹出しｌ」は、該吹出し！二」から屋根傾斜
下方へ空気を吹出し、屋根面に治って屋根傾斜下方へ流
れる気流層を形成する方向に開口されている、 構成である。以−ト図面を参照して本発明の詳細な説明
する。

（実施例） 第１．２図において、家屋（Ｈ’）の切妻形屋根（１）
における棟上に、はぼ棟全長に及ぶ長さの主空気吹出し
管（２）を配置１］１すると共に、両側の屋根傾斜面上
に、上記主吹出し管（２）と同長の補助空気吹出し管（
３）、（３）をほぼ等間隔にあけて主吹出し管（２）と
平行にそれぞれ配置しである。

」二記主空気吹出し管（２）は一定長の複数の主空気吹
出し管単体（２ａ）・・を−直線に接続したもので、各
主吹出し管単体（２ａ）は、第３図示のように管本体（
４）の前後両側面から該管本体（４）の全長に及ぶ幅を
有する空気吹出し案内筒（５）、（５）を屋根面に先端
を接する下向き傾斜で延出すると共に、各案内筒（５）
、（５）の先端に横長久すノ１〜状の空気吹出し口（６
）、（６）を開口し、又上記管本体（４）の−Ｅ面に多
数の小孔（７）・を開設しである。

」二記空気吹出し口（６）、（６）は、屋根でイ（斜面
に沿って屋根傾斜下方へ空気を吹出す方向に開口されて
いる。

−にＲ己骨管単体２ａ）の１′と続手段は、−・例とし
て容管ｊ）１体（２ａ）における管本体（４）の開に−
１一端に、第４図示のように該管本体（４）内にｉ仮台
できる径の短い継手管（８）をその一部を突出した状態
で接着剤等により嵌合接合し、この継手管（８）の突出
部な他の管単体（２ａ）の管本体（４）開に１端内に嵌
脱自在に嵌合する構造である。

に記補助空気吹出し管（３）　は、それぞれ一定長の複
数の補助空気吹出し管単体（３ａ）・を−直線に接続し
たもので、各吹出し管単体（３ａ）は、第３図示のよう
に管本体（９）の前側面（イず］斜−ド方がわ面）から
、該管本体（９）の全長に及ぶ幅を有する空気吹出し案
内筒（１０）をハ（＋１Ｊ傾斜１ｆ１１に接して延出す
ると共に、該案内筒（］０）の先端に横長スリット状の
シ：・；気吹出しｕ（１１）を、ハシ根何ｌ１面に沿っ
て屋根（ｑ’ｉ斜下方へ空気を吹出ず方向に開Ｉ−１シ
てあり、又−］−記分管本体９）の後側面（傾斜−ｈ方
がわ血）に、断面が該管本体（９）の外径に和尚する厚
さから屋根傾斜上方へ屋根面に接しつつ次第に薄くなる
挟角状のテール部（１２）を管本体（９）全長にわたっ
て突設しである。

上記管単体（３ａ）　　の接続手段は、−上記主空気吹
出し管（２）の管単体（２ａ）・・・接続手段と実質的
に同一構造である。

」二記主吹出し管（２）及び補助吹出し管（３）・・・
に空気を送る送風機（１３）は、第１図示のように戸外
の軒下等に設けたボックス（１４）内に設置し、該送風
機（１３）の送風１」に接続した送風’＋’ｆ’（１５
）を−」三方へ引き出して妻がわの屋根下に沿って配管
し、該送風管（１５）と上記主吹出し管（２）及び補助
吹出し管（：３）・の各一端とを分岐’ｌ”Ｉ賢１６）
・によりそれぞれ接続しである。」二記主及び補助吹出
し管（２）、（３）　の各他端は蓋板により閉成しであ
る。

本例では、さらに降雪及び降雪停止を検知し、その検知
イ言号により上記送風機（１３）を始動及び停止させる
ため、−・例としてテレビカメラ及び映像処理装置を含
む降雪検知装［ｄを適宜位置に設置し、該検知装置と送
風機（１３）を電気的に接続しである。

各吹出し管を屋根りに固定する手段として、−例として
第２図示のように傾斜方向の上下に隣り合う吹出し管（
２）（３）、（３）（３）同志を複数本の針金（１７）
・・でそれぞれ連結し、最下位の吹出し管（３）は４金
（１７’）・により軒先と連結し、又吹出し管（２）、
（３）・の両端を４金（１８）・・により屋根の妻がわ
緑に連結しである。

本例の作用は次のようである。雪が降り始めると、降雪
検知装置がそれを検知し、その検知信号を送風機（１３
）に送って送風を開始させる。送風機（１３）から送ら
れる空気は送風管（１５）、分岐管（１６）・を経て主
吹出し管（２）及び補助吹出し管（３）・内にそれぞれ
圧送され、主吹出し管（２）内の空気は空気吹出し口（
６）、（６）から吹出され、屋根面に沿って屋根傾斜下
方へ流れる気流層を形成しつつ下位の補助吹出し管（３
）・の上に円滑に流下し、又補助吹出し管（３）　内の
空気は各空気吹出し口（１１）・・・から吹出され、同
様に屋根面に冶って屋根傾６１下方へ流れる気流ｊ・ご
に形成しつつ流下し、これら気流１・：’ｆによってノ
φ根全面を覆い、それによリノう（根面に降−１へしよ
うとする雪を）全根傾斜ド方へ吹き雁はして屋根面への
積雪を阻１１二するのである。

なお、−１−吹出し管（２）内の空気は小孔（７）　か
らも吹出されて主吹出し管（２）−ｌ二への積雪を阻止
する。

雪が止むと、検知装置がそれを検知し、その検知信号を
送風ｉ（１，３）に送って送風を停止させる。

他の実施例として、上側における送ｊ虱機（］３）の送
風かね又は吹込みがわに冷却装置の熱交換器を接続し、
外気温が比較的高い場合に、各吹出し管（２）、（３）
　に外気よりも適宜低温の空気を送ってそれぞれ吹出さ
せる例もある。

なお、本発明における送風機はノ・を根」二又は家Ｍ内
に設置する場合もある。

（発明の効果） 本発明の屋根の積雪防出装置によれば、空気吹出し管の
空気吹出し口から吹出す空気により屋根面に沿って屋根
傾斜下方へ流れる気流層を形成し、この気流層によって
屋根面に降下しようとする雪を屋根傾斜下方へ吹き飛ば
して屋根面への積雪を防止することができ、しかも従来
の溶雪式除雪装置のような大量のつららの発生や地盤沈
下の欠点もなく、又経済的にも有利となる利点が得られ
るのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は家屋の一部切欠
側面図、第２図は屋根の一部省略平面図、第３図は主及
び補助吹出し管の拡大一部横断面図、第４図は主吹出し
管単体の分離状態の一部切欠拡大側面図である。 １・・屋根、２・・・主空気吹出し管、３・・・補助空
気吹出し管、６、】１　空気吹出しｌ’ｌ、１：３　　
送風機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　屋根上に、空気吹出し口を有する空気吹出し管を配設
   し、 上記空気吹出し管に、該空気吹出し管内に送風すべき送
   風機を接続し、 上記空気吹出し口は、該吹出し口から屋根傾斜下方へ空
   気を吹出し、屋根面に沿って屋根傾斜下方へ流れる気流
   層を形成する方向に開口されている、 ことを特徴とする屋根の積雪防止装置。