JPH01154561A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH01154561A
JPH01154561A JP31192687A JP31192687A JPH01154561A JP H01154561 A JPH01154561 A JP H01154561A JP 31192687 A JP31192687 A JP 31192687A JP 31192687 A JP31192687 A JP 31192687A JP H01154561 A JPH01154561 A JP H01154561A
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semiconductor substrate
electrode
gate electrode
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JP31192687A
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Koji Kojima
浩嗣 小島
Shinya Oba
大場 信弥
Tatsuji Matsuura
達治 松浦
Hajime Akimoto
肇 秋元
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/06Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
    • H01L29/10Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions with semiconductor regions connected to an electrode not carrying current to be rectified, amplified or switched and such electrode being part of a semiconductor device which comprises three or more electrodes
    • H01L29/1025Channel region of field-effect devices
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    • H01L29/1041Channel region of field-effect devices of field-effect transistors with insulated gate, e.g. characterised by the length, the width, the geometric contour or the doping structure with a non-uniform doping structure in the channel region surface
    • H01L29/1045Channel region of field-effect devices of field-effect transistors with insulated gate, e.g. characterised by the length, the width, the geometric contour or the doping structure with a non-uniform doping structure in the channel region surface the doping structure being parallel to the channel length, e.g. DMOS like

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アナログ、ディジタル混在集積回路に係り、
高精度アナログスイッチおよび高速論理に好適な電界効
果トランジスタに関する。
〔従来の技術〕 従来、電界効果型トランジスタは、閾電圧がゲート電極
下の半導体表面内で一様であった。また、特公昭49−
14388号公報記載のように、拡散による自己整合で
チャネル領域を形成した絶縁ゲート電界効果トランジス
タにおいては、チャネル領域を形成する不純物の横方向
拡散長が短かく、ゲート電極下の基板表面の一部のみに
存在していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の電界効果トランジスタをスイッチング素子として
用いるには、ゲート電極に印加する電圧によってソース
・ドレイン間の電荷の通路(チャネル)を制御する。ゲ
ート電圧を制御して、トランジスタをオン状態からオフ
状態に変化させると、チャネルに存在するキャリア(チ
ャネルチャージ)がソースおよびドレイン電極に流入す
る。このため、特にアナログ回路ではクロックフィード
スルーと呼ばれる現象が発生しており、大きな誤差の原
因となっていた。誤差となるチャネルチャージの量は、
通過させる信号の大きさ、即ちソース・ドレインの電位
などによって変化し、回路上の工夫により補償すること
が困難であるという問題があった。
特公昭49−14388号記載の絶縁ゲート型トランジ
スタをスイッチング素子として用いた場合を考える。こ
こでは、例えば、基板をp型シリコン(Si)、ソース
、ドレインをn十拡散と考えるにの時ソース側から、ボ
ロンなどのp形となる不純物を拡散してチャネル領域を
形成したとする。
ゲート電極下の半導体表面のうち、ソースに近い部分に
エンハンスメント型のトランジスタ、ドレインに近い部
分にデプレッション型のトランジスタが形成される。ゲ
ート電圧を制御して、トランジスタをオン状態からオフ
状態に変化させた場合、エンハンスメント型トランジス
タのみがオフ状態となる。このためソース電極側に作ら
れたエンハンスメント型トランジスタのチャネルチャー
ジの1/2はソース側に流れ、残り1/2がドレイン側
に流れる。デプレション型トランジスタは、オフ状態に
ならないので、チャネルチャージには影響を与えない。
従って、このトランジスタをスイッチング素子として用
いた場合、エンハンスメント型トランジスタのチャネル
長を短かくするに従ってチャネルチャージは減少する。
しかし、耐圧の関係でチャネル長は0にできないのでチ
ャネルチャージによる誤差をOにすることは不可能であ
る。また、デプレション型トランジスタのチャネル領域
はドレイン直列抵抗として働らき、高速性を損うという
問題があった。
本発明の目的は、素子の高速性を保ったまま、ソースま
たはドレイン電極一方へのチャネルチャージの流出がな
い電界効果トランジスタを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、スイッチング素子として用いる電界効果ト
ランジスタの閾電圧をチャネル長方向に単調に増加また
は減少させることにより達成される。
一例として、ドレイン電極に近い側の閾電圧をソース電
極側の閾電圧よりも高く設定した電界効果型トランジス
タを、スイッチング素子として用いると、ドレイン電極
側へのチャネルチャージの流出がなくなる。ドレイン電
極を誤差に敏感な回路、例えばサンプルホールド回路の
記憶素子側に接続することにより、クロックフィードス
ルー誤差が著しく減少する。
閾電圧を単調に変化させる方法として、高加速イオン注
入および熱拡散により、チャネル領域の不純物濃度に勾
配を持たせる方法を採る。これによりチャネル領域のエ
ネルギーバンド構造に勾配ができ、高速性を損なわない
ばかりではなく、より高速な素子を実現する。
〔作用〕
上記の電界効果トランジスタは、オン状態からオフ状態
に遷移する過程で、ドレインに近い側のチャネルから順
次消失する。チャネルの消失に伴なって発生したチャネ
ルチャージは、チャネルの存在しているソース側に流れ
る。チャネルはドレイン側から順に消失するため、ドレ
イン側へのチャネルチャージの流出がなくなる。
上記の閾電圧分布を達成するために、ドレイン電極側か
ら高加速イオン注入を行ない、熱拡散によってドレイン
電極からソース電極に向かって低くなる不純物濃度分布
を得る。このとき、不純物濃度勾配をドレイン電極から
ソース電極に到る基板表面全域に形成することにより、
チャネルチャージが全てソース電極側に流出し、ドレイ
ン電極側へのチャネルチャージの流出がなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は、従来のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタ(MOSFET)に対して、本発明を実施した素子
の断面構造およびエネルギーバンド構造を示す図である
。p型半導体基板9上に電荷を転送するための電極とな
るn型高濃度領域5゜6を形成し、2つの電極間にチャ
ネル領域7を形成する。チャネル領域7のp型不純物濃
度を電極5から電極6に向かって徐々に増加させである
ので、エネルギーバンド溝造図に示す様に、伝導帯の底
の部分に傾斜が生じている。チャネル領域7は、その表
面上に形成されたゲート絶縁膜8を介して形成されたゲ
ート電極]に印加される電圧によって制御される。ゲー
ト電極1とドレイン・ソース電極2,3は層間絶縁膜4
によって相互に絶縁されている。
チャネル領域7の不純物濃度を徐々に変化させるために
用いた工程を第2図によって説明する。
P型基板9上にゲート絶縁膜8を形成し、ゲート電極材
料を堆積した後、ゲート加工用レジスト10を用いてゲ
ート電極1を加工する。その後レジスト10を除去せず
に、イオン注入用レジスト11を重ねて形成し、ボロン
イオン注入を行なう。
第2図には、イオン注入時のボロンの濃度分布を示しで
ある。ただし濃度は、飛程(Rp)における濃度を1と
して規格化したものである。その後、熱処理を行なうこ
とにより、ボロンをゲート電極下のチャネル領域に拡散
し、電極5の領域に到達するように制御して分布させる
。さらに、ソース・ドレイン電極となるn型高濃度領域
を形成し、ゲート電極と層間絶縁膜および、金属配線を
形成して完成する。
本実施例に示す構造のデバイスの動作原理を。
第3図によって説明する。第3図は、本デバイスの断面
構造とx−y平面内のエネルギーバンド構造を示してい
る。ゲート電極1に電圧を印加しない場合を(b)に、
ゲート電極1に十分高い電圧を印加し、チャネルを形成
した場合を(Q)に、ゲート電極1に印加した電圧を低
下させ、チャネル領域の電極2に近い側の反転層が消失
した場合を(d)に示す、トランジスタがオン状態の時
、(c)に示すように、ゲート電極下の基板表面の全面
に反転層ができ、電極2と電極3の間で電荷が転送され
る。この時、電極3側の反転は電極2側の反転よりも強
くなっている。
(d)に示すオンからオフへの過程では、電極2側の反
転層が消滅しても、電極3側に反転層が残存しており、
さらに残存する反転層内には電極3に向かう準位の傾斜
が存在する。このため、ゲート電極下のチャネル領域に
残存するキャリアは、準位の傾斜に従って電極3の方向
に流れる。従って電極2側へのチャネルチャージの流出
はなくなる。
本実施例に示す構造のトランジスタをアナログスイッチ
として用いれば、ドレイン電極2へのクロックフィード
スルー電荷の流出を抑制できる。
したがって、ドレイン電極2を回路動作の精度に対して
強く影響する側1例えばサンプルホールド回路における
キャパシタ側に接続することによりクロックフィードス
ルーによる回路精度の低下を抑える効果がある。
本説明は、nチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジス
タについて説明したが、Pチャネルの場合においてもシ
ョットキーゲート型の場合においても同様の効果が得ら
れる。
従来のD S A (Diffusion 5elf 
Align)を用いた電界効果トランジスタでは、ゲー
ト電極下の基板の一部の領域にのみ不純物を導入してい
た。本実施例の構造では、不純物濃度分布の勾配が、チ
ャネル全域に渡っている。このため、チャネルチャージ
の制御性、素子の高速性が向上する効果がある。
本発明の他の実施例を第4図を用いて説明する。
P型シリコン基板9全面に酸化膜を形成した後、シリコ
ン窒化膜16を堆積し、パターニングを行なう(第4図
(a))。酸素雰囲気中でこれを酸化すると、シリコン
窒化膜16で被われていない部分から酸化が進行し、シ
リコン窒化膜16の端部にも酸化が進んで、バーズビー
クが形成される(第4図(b))。シリコン窒化膜を除
去した後、ボロンイオン注入を行なう。バーズビークの
部分では、酸化膜厚の変化に伴なって、ドープされるボ
ロンの濃度が変化する(第4図(C))。表面酸化膜を
除去した後、上記のボロン濃度が変化している領域の上
に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する。また
、必要な素子分離、電極。
層間絶縁等を施して完成する(第4図(d))。
本製造方法によれば、第1図によって説明したトランジ
スタと同等の性能を持つトランジスタを高加速イオン注
入による横方向散乱を利用せず、深さ方向分布のみを考
慮して設計することができる。
第4図のチャネル領域7を、ソース電極領域6に到達さ
せた構造を第8図に示す。この構造は第4図(c)に示
したイオン注入の加速電圧をさらに高くするなどの方法
により実現される。この構造を用いることにより、チャ
ネル領域全μに不純物濃度勾配を持たせることができる
本発明の別の実施例を第5図を用いて説明する。
p型半導体基板9の表面を酸化し、パターニングされた
シリコン窒化膜16をマスクとしてリンのイオン注入を
行なう(第5図(a))。これを酸素雰囲気で酸化する
ことにより、シリコン窒化膜の端付近に、第4図(b)
と同様のバーズビーク18が発生する(第5図(b))
。バーズビーク18上にゲート電極を形成する(第5図
(C))。
また、必要な素子分離、電極9層間絶縁等を施して完成
する(第5図(d))。
絶縁ゲート型トランジスタの閾電圧は、半導体基板表面
の濃度と、ゲート絶縁膜の厚さおよび誘電率、ゲート電
極材料と半導体基板の仕事関数の差によって決定される
。第5図に示したのは、ゲート絶縁膜の厚さを変えるこ
とによって閾電圧を変化させた絶縁ゲート型トランジス
タの製造方法の一例である。この他、ゲート絶縁膜の厚
さを変える方法として、エツチングによるものがある。
第5図の構造のトランジスタのチャネル領域に不純物濃
度勾配を持たせたトランジスタの断面借造を第9図に示
す。第5図(a)において、ボロンなどのp型不純物を
高加速のイオン注入でドープする。n型領域形5を形成
する前に熱拡散でドープするなどの方法がある。また、
リン、ヒ素などのn型不純物をドープして基板9のキャ
リア濃度を補償する方法がある。前者の製造方法を用い
ることにより、閾電圧の勾配は緩和され、後者の製造方
法を用いることにより、閾電圧の勾配はより大きくなる
。したがって、閾電圧の勾配をチャネル領域7の不純物
濃度分布を変えることにより、適正に調整することがで
きる。
本発明のさらに別の実施例を第6図を用いて説明する。
第6図の右側に示したフローは左側の各工程に対応して
示しである。第6図(、)に示した構造は、第2図に示
した構造と同様である。
ここでは、高加速B+イオン注入は、後の熱処理によっ
てボロンが全チャネル領域7に拡散する程度の加速電圧
とした。このため、チャネル領域7の表面の正孔濃度は
、イオン注入を灯なった側から逆側に向かって徐々に増
加する分布を持つ。
その後Asイオン注入により浅いn型高濃度領域をソー
ス電極として形成する。レジストを除去した後、熱拡散
を行ない、低濃度P+イオン注入によりドレイン電極の
低濃度n型領域19を形成する。このとき、ソース電極
にもリンがイオン注入されるが、前述のヒ素イオン注入
によって形成したn型領域の濃度が高いため影響はない
(第6図(b))。ゲート電極に側壁を形成した後、高
濃度As+イオン注入を行ない、ドレイン電極領域5を
形成する。このとき、ソース電極領域6にもヒ素がドー
プされ、ソース電極領域6の濃度はさらに高くなる。イ
オン注入のイオン種は、トランジスタの大きさにより適
切に選択するべきもので、本説明に述べたものは一例で
ある。
第6図(d)に本実施例のトランジスタにおける基板表
面付近のエネルギーバンド構造を示す。
チャネル領域7はP型で、ソースからドレインに向かっ
て勾配を持っている。この勾配により、チャネルを通過
するキャリアは加速されるので、通常のチャネル領域の
不純物濃度が均一なトランジスタに較べて高速化を図る
ことができる。また、素子の高耐圧化を図るため、ドレ
イン電極のチャネル領域に近い側に低濃度層を設けた。
従来、高速化を妨げていたソース側の低濃度領域を高濃
度化するイオン注入と、チャネル領域に濃度勾配を持た
せるイオン注入を同一マスクを用いて行ない、従来の片
側L D D (Lightly Doped Dra
in )工程から工程数を増やすことなく高速化を図る
ことができるという効果がある。
本発明のさらに別の実施例を第7図を用いて説明する。
第6図に示したトランジスタと、高耐圧絶縁ゲートトラ
ンジスタを同一基板上に形成した場合の、断面構造を第
7図に示す。高耐圧絶縁ゲートトランジスタは、n型基
板上にオフセットドレイン19を設けることによって高
耐圧化を図り。
チャネルは、ソース電極6側からアクセプタ不純物(例
えばボロン)をドープすることにより形成される。高耐
圧トランジスタのチャネル形成のためのアクセプタ不純
物のドープと、第7図左のトランジスタのチャネル領域
に不純物濃度勾配を設けるためのアクセプタ不純物のド
ープを一致させることができる。即ち、第7図左のトラ
ンジスタのゲート長αと不純物の横方向拡散長dx、d
zの間に。
Q z d s = d 2 なる関係を持たせる。このため、高耐圧絶縁ゲートトラ
ンジスタのチャネル形成と、本発明のトランジスタのチ
ャネルの不純物濃度勾配は、同一工程、同一条件で行な
うことが可能で、工程数を全く増やすことなく高性能化
を図ることができるという効果がある。また、従来、高
耐圧絶縁ゲートトランジスタと、2重ドレインのトラン
ジスタを同一工程で形成すると、ソース側にも低濃度電
極 l領域が形成されていた、ソース側の低濃度電極領
域は、高耐圧化に影響しないばかりでなく、オン抵抗の
増大、カットオフ周波数の低化など悪影響があった。本
実施例に示す構造を採ることにより、ソース側の低濃度
不純物領域もなくなり、高耐圧トランジスタのオン抵抗
を低減しカットオフ周波数を高める効果も得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、チャネルチャージがソースまたはドレ
インの一方のみに流出し、他方への流出のないアナログ
スイッチが実現できるので、フィードスルー誤差を低減
する効果がある。
また、チャネル領域に不純物濃度勾配を形成し基板表面
のエネルギーバンド構造に勾配ができているので、トラ
ンジスタを高速化する効果がある。
エネルギーバンド構造の勾配は、トランジスタのバイア
ス電圧に依存しないので、電源電圧の低い、例えばVn
o=1〜4vの高速論理回路の高速化にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電界効果トランジスタの断
面構造および基板表面のエネルギーバンド構造を示す図
、第2図は第1図の植造を実現するためのイオン注入工
程を説明するための図、第3図は第1図の電界効果トラ
ンジスタのエネルギーバンド構造図、第4図、第5図及
び第6図は、本発明の電界効果トランジスタの製造工程
を示す図、第7図、第8図及び第9図は本発明の他の実
施例を示す図である。 l・・・ゲート電極、2,3・・・ドレイン・ソース電
極、4・・・層間絶縁膜、5,6・・・ドレイン・ソー
ス拡散領域、7・・・チャネル領域、8・・・ゲート絶
縁膜、9・・・半導体基板、10・・・ゲート加工用レ
ジスト、11・・・イオン注入用レジスト、12・・・
伝導帯底面、13・・・フェルミ準位、14・・・真性
準位、15・・・価電子帯上端面、16・・・シリコン
窒化膜、17・・・フィールド酸化膜、18・・・バー
ズビーク、19・・・低第 1  囚 躬 2 囚 鳩 夕 圀 第 4 口            (久)(b)  
             (b)CC)      
       (C)¥ 乙 囚 (良) 躬 7 因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の半導体基板の表面に形成した第2導電
    型のソース領域と、このソース領域から上記第1導電型
    層により分離して設けられた第2導電型のドレイン領域
    と、上記ソース領域と上記ドレイン領域との間の上記半
    導体基板表面上に、直接または絶縁体薄膜を介して設け
    られ、上記半導体基板表面のエネルギー準位を制御する
    ゲート電極から成る電界効果型トランジスタにおいて、
    上記ゲート電極の下の上記半導体基板表面の導電型を反
    転させ得る閾電圧が、上記ソース領域から上記ドレイン
    領域に向かう方向で、単調に増加または減少しているこ
    とを特徴とする半導体装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記閾電圧の増加
    または減少は、前記半導体基板表面に形成され単調な膜
    厚分布を持つ領域を有する薄膜を通して前記半導体基板
    表面にイオン注入によって形成された不純物濃度勾配で
    あることを特徴とする半導体装置。 3、特許請求の範囲第2項において、前記不純物濃度勾
    配が前記ソース領域から前記ドレイン領域に到達してい
    ることを特徴とする半導体装置。 4、特許請求の範囲第1項において、前記閾電圧の増加
    または減少は、前記ゲート電極を上記半導体基板表面に
    形成され、膜厚が単調に変化する領域を持つ誘電体薄膜
    上に設けることによって、形成されることを特徴とする
    半導体装置。 5、特許請求の範囲第4項において、前記ゲート電極下
    の半導体基板表面に、不純物濃度勾配を設けことを特徴
    とする半導体装置。 6、第1導電型の半導体基板の表面に形成した第2導電
    型のソース領域と、上記ソース領域から上記第1導電型
    層により分離して設けられた第2導電型のドレイン領域
    と、上記ソース領域と上記ドレイン領域との間の上記半
    導体基板表面上に直接または絶縁体薄膜を介して設けら
    れ、上記半導体基板表面のエネルギー準位を制御するゲ
    ート電極から成る半導体装置の製造方法において、ゲー
    ト電極材料の薄膜を形成する工程、上記薄膜を加工する
    ためのレジストを形成する工程、上記ゲート電極材料の
    薄膜のうち上記レジストに被われていない領域を除去す
    る工程、上記ソースまたはドレイン領域に開口部を有す
    るレジストを形成する工程、上記ソースまたはドレイン
    領域に開口部を有するレジストをマスクとしてイオン注
    入を行ない導入した不純物を上記開口部のない上記ドレ
    インまたはソース電極に到達させる工程より成ることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
JP31192687A 1987-12-11 1987-12-11 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH01154561A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100236070B1 (ko) * 1996-11-27 1999-12-15 김영환 고체 촬상 소자
JP2016009805A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 キヤノン株式会社 半導体装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100236070B1 (ko) * 1996-11-27 1999-12-15 김영환 고체 촬상 소자
JP2016009805A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 キヤノン株式会社 半導体装置の製造方法

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