JPH01153867A - 自己潤滑性ライダリング - Google Patents
自己潤滑性ライダリングInfo
- Publication number
- JPH01153867A JPH01153867A JP31073187A JP31073187A JPH01153867A JP H01153867 A JPH01153867 A JP H01153867A JP 31073187 A JP31073187 A JP 31073187A JP 31073187 A JP31073187 A JP 31073187A JP H01153867 A JPH01153867 A JP H01153867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- lubricating
- ring
- resin
- rider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 9
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 4
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims description 7
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims description 7
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims description 7
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
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- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、スターリングエンジン、ガス圧縮機用等のピ
ストンに使用される自己潤滑性ライダリングに関するも
のである。
ストンに使用される自己潤滑性ライダリングに関するも
のである。
従来の技術及び発明が
解決しようとする問題点
従来の自己潤滑性ライダリングは、金属製ボディに、そ
の外径より小さい内径で、かつ、肉厚を約５ｔリメート
と最小限にした自己潤滑性樹脂リングを強圧嵌合してき
たが、前記樹脂リングの半の減少をはかり、性能向上に
寄与せしめる試みは成功することができなかった。また
、ライダリングの高さを大きくすることにより、その個
数を１個に止めて、これによりピストン全体の高さを極
力低くシ、ピストンの小型簡単化及び経量化をはかろう
とする試みも、前記樹脂リングの高さ方向の熱膨張のた
め、使用中、約１２０℃以上の温度になると、前記樹脂
リングと前記金属製ボディとの間の固着がゆるむ傾向に
あるので、成功することができなかった。
の外径より小さい内径で、かつ、肉厚を約５ｔリメート
と最小限にした自己潤滑性樹脂リングを強圧嵌合してき
たが、前記樹脂リングの半の減少をはかり、性能向上に
寄与せしめる試みは成功することができなかった。また
、ライダリングの高さを大きくすることにより、その個
数を１個に止めて、これによりピストン全体の高さを極
力低くシ、ピストンの小型簡単化及び経量化をはかろう
とする試みも、前記樹脂リングの高さ方向の熱膨張のた
め、使用中、約１２０℃以上の温度になると、前記樹脂
リングと前記金属製ボディとの間の固着がゆるむ傾向に
あるので、成功することができなかった。
本発明は、シリンダとの間隙を極めて僅小にしてガスリ
ークの減少をはかり、ピストンの性能向上に寄与できる
と共に、高さを大きくして１個で、シリンダ内を摺動で
きるようにして、ピストンの小型簡単化及び経量化に寄
与できる自己潤滑性ライダリングを提供するものである
。
ークの減少をはかり、ピストンの性能向上に寄与できる
と共に、高さを大きくして１個で、シリンダ内を摺動で
きるようにして、ピストンの小型簡単化及び経量化に寄
与できる自己潤滑性ライダリングを提供するものである
。
問題点を邪法するための手段
すなわち、本発明のうち、第１発明の自己潤滑性ライダ
リング１０は、第１図に示すように、金属製ボディ１１
に、ガラス繊維、カーボン繊維等の充填材で強化した四
弗化エチレン・パーフロロアルキルビニールエーテル共
冨合樹脂製チー−Ｑ巻回し、加熱溶着させたのち、０．
５ミリメートル以下の厚みに切削仕上げして自己潤滑性
樹脂リング１２を固着したものである。
リング１０は、第１図に示すように、金属製ボディ１１
に、ガラス繊維、カーボン繊維等の充填材で強化した四
弗化エチレン・パーフロロアルキルビニールエーテル共
冨合樹脂製チー−Ｑ巻回し、加熱溶着させたのち、０．
５ミリメートル以下の厚みに切削仕上げして自己潤滑性
樹脂リング１２を固着したものである。
第２発明の自己潤滑性ライダリングＩＯＢは、第２図に
示すように、金属製ボディＩＩＢに、ガラス繊維、カー
ボン繊維等の充填材で強化した四弗化エチレン譬パーフ
ロロアルキルビニールエーテル共重合樹脂製テープを巻
回し、加熱溶着させ、０．０４ｔリメートル以下の厚み
に切削仕上げしたのち、四弗化エチレン樹脂製パイプを
嵌合して加圧加熱して接着し、全体の厚みを０．５ミリ
メートル以下に切削仕上げして自己ＩＡ滑性樹脂リング
１２Ｂを固着したものである。
示すように、金属製ボディＩＩＢに、ガラス繊維、カー
ボン繊維等の充填材で強化した四弗化エチレン譬パーフ
ロロアルキルビニールエーテル共重合樹脂製テープを巻
回し、加熱溶着させ、０．０４ｔリメートル以下の厚み
に切削仕上げしたのち、四弗化エチレン樹脂製パイプを
嵌合して加圧加熱して接着し、全体の厚みを０．５ミリ
メートル以下に切削仕上げして自己ＩＡ滑性樹脂リング
１２Ｂを固着したものである。
実施例
本発明第１発明の実施例が第１図に示されている。第１
図は、ガス圧縮機用ピストンを示すもので、本例は、ピ
ストンボディ８０にピストン高さにほぼ対応する高さの
ライダリングボディ１１が嵌合し、これには、２個の円
周溝１１０が切り欠かれている。ライダリングボディ１
１の表周面には薄層の自己潤滑性樹脂リング１２が固着
して自己潤滑性ライダリング１０を形成する。各円周溝
１１０には、ガラス又はカーボン繊維で強化された自己
潤滑性四弗化エチレン樹脂製のカット型自己潤滑性ピス
トンリング２０が嵌入され、ピストンリング２０は、円
周溝１１０内に配設された線状バネ１８によってシリン
ダ壁４０に向けて押圧されるようになっている。薄層の
自己潤滑性樹脂リング１２を固着した自己潤滑性ライダ
リング１０の製作については、ガラス又はカーボン質繊
維を充填材に使用した四弗化エチレン・パークフロロア
ルキルビニルエーテル（以下、ＰＦ人ト略称する。）樹
脂製のテープをリングボディ外局面に巻いたのち、８１
０℃以上に加熱して溶着させ、その後、厚さ０．５ミリ
メートルに切削仕上げする。
図は、ガス圧縮機用ピストンを示すもので、本例は、ピ
ストンボディ８０にピストン高さにほぼ対応する高さの
ライダリングボディ１１が嵌合し、これには、２個の円
周溝１１０が切り欠かれている。ライダリングボディ１
１の表周面には薄層の自己潤滑性樹脂リング１２が固着
して自己潤滑性ライダリング１０を形成する。各円周溝
１１０には、ガラス又はカーボン繊維で強化された自己
潤滑性四弗化エチレン樹脂製のカット型自己潤滑性ピス
トンリング２０が嵌入され、ピストンリング２０は、円
周溝１１０内に配設された線状バネ１８によってシリン
ダ壁４０に向けて押圧されるようになっている。薄層の
自己潤滑性樹脂リング１２を固着した自己潤滑性ライダ
リング１０の製作については、ガラス又はカーボン質繊
維を充填材に使用した四弗化エチレン・パークフロロア
ルキルビニルエーテル（以下、ＰＦ人ト略称する。）樹
脂製のテープをリングボディ外局面に巻いたのち、８１
０℃以上に加熱して溶着させ、その後、厚さ０．５ミリ
メートルに切削仕上げする。
本発明の第２発明の実施例が第２図に示されている。第
２図は、ガス圧縮機用ピストン部分を示すもので、本例
は、ピストンボディ８ＯＢにピストン高さにほぼ対応す
る高さのライダリングボディＩＩＢが嵌合し、これには
、２個の円周溝１１０Ｂが切り欠かれている。ライダリ
ングボディ１１Ｂの表周面には薄層の自己潤滑性樹脂リ
ング１２Ｂが固着して自己潤滑性ライダリングＩＯＢを
形成している。各円周溝１１０Ｂには、ガラス又はカー
ボンｍ維で強化された自己潤滑性四弗化エチレン樹脂製
のカット型自己潤滑性ピストンリング２０Ｂが嵌入され
、ピストンリング２０Ｂは、円周溝１１０Ｂ内に配設さ
れた線状バネ１８Ｂによってシリンダ壁４０Ｂに向けて
押圧されるようになっている。自己潤滑性樹脂１２Ｂを
固着した自己潤滑性ライダリングＩＯＢの製作について
は、リングボディ外周面にＰＦムテーブを巻いたのち、
８１０℃以上に加熱溶着させ、その後、厚み０．１５ミ
リメートルに切削仕上げしてＰＦＡ層１２１Ｂとする。
２図は、ガス圧縮機用ピストン部分を示すもので、本例
は、ピストンボディ８ＯＢにピストン高さにほぼ対応す
る高さのライダリングボディＩＩＢが嵌合し、これには
、２個の円周溝１１０Ｂが切り欠かれている。ライダリ
ングボディ１１Ｂの表周面には薄層の自己潤滑性樹脂リ
ング１２Ｂが固着して自己潤滑性ライダリングＩＯＢを
形成している。各円周溝１１０Ｂには、ガラス又はカー
ボンｍ維で強化された自己潤滑性四弗化エチレン樹脂製
のカット型自己潤滑性ピストンリング２０Ｂが嵌入され
、ピストンリング２０Ｂは、円周溝１１０Ｂ内に配設さ
れた線状バネ１８Ｂによってシリンダ壁４０Ｂに向けて
押圧されるようになっている。自己潤滑性樹脂１２Ｂを
固着した自己潤滑性ライダリングＩＯＢの製作について
は、リングボディ外周面にＰＦムテーブを巻いたのち、
８１０℃以上に加熱溶着させ、その後、厚み０．１５ミ
リメートルに切削仕上げしてＰＦＡ層１２１Ｂとする。
その上Ｉζ、約８電リメートルの厚みの四弗化エチレン
樹脂製パイプ１２２Ｂを嵌合して金型内で加圧し８１０
℃以上に加熱して接着したのち、全体の厚みを０．５疋
すメートルに切削仕上げする。
樹脂製パイプ１２２Ｂを嵌合して金型内で加圧し８１０
℃以上に加熱して接着したのち、全体の厚みを０．５疋
すメートルに切削仕上げする。
作用及び発明の効果
本発明の自己潤滑性ライダリングは、極めて薄層の自己
潤滑性樹脂リングを金属製ボディに溶着することができ
たので、前記樹脂リングの半径方向の熱膨張は最小限に
止めることができ、従ってシリンダとライダリングとの
間の間隙を約０．０２ミリメートル程度に極めて僅小に
して、ライダリングを接触形リングのように作用させて
ガスリーク量の大巾な減少をはかり、ピストンの性能向
上に寄与させることができる、また、自己潤滑性ライダ
リングの全体の高さを大巾に大キくシても高さ方向の熱
膨張を充分吸収でき、従来の自己潤滑性樹脂リングの強
圧嵌合のときのように、熱膨張のため金属製ボディとの
固着がゆるむことはなく、従って自己潤滑性ライダリン
グの高さを大キくシ、その個数を１個に止めて、これに
よりピストン全体の高さを約５０％以下に大巾に低くシ
、ピストンの小型簡単化及び軽量化に寄与させることが
できる。
潤滑性樹脂リングを金属製ボディに溶着することができ
たので、前記樹脂リングの半径方向の熱膨張は最小限に
止めることができ、従ってシリンダとライダリングとの
間の間隙を約０．０２ミリメートル程度に極めて僅小に
して、ライダリングを接触形リングのように作用させて
ガスリーク量の大巾な減少をはかり、ピストンの性能向
上に寄与させることができる、また、自己潤滑性ライダ
リングの全体の高さを大巾に大キくシても高さ方向の熱
膨張を充分吸収でき、従来の自己潤滑性樹脂リングの強
圧嵌合のときのように、熱膨張のため金属製ボディとの
固着がゆるむことはなく、従って自己潤滑性ライダリン
グの高さを大キくシ、その個数を１個に止めて、これに
よりピストン全体の高さを約５０％以下に大巾に低くシ
、ピストンの小型簡単化及び軽量化に寄与させることが
できる。
更に、本発明第１発明の自己潤滑性ライダリングは、８
１０℃までの使用に耐えることができ、本発明第２発明
の自己潤滑性ライダリングは、使用中に８１０℃を超え
たときでも、短時間では溶融することがなく、焼損事故
の防止をはかることができる。
１０℃までの使用に耐えることができ、本発明第２発明
の自己潤滑性ライダリングは、使用中に８１０℃を超え
たときでも、短時間では溶融することがなく、焼損事故
の防止をはかることができる。
第１図は、本発明ライダリングを装着したピストンの実
施例を示す一部を切り欠いて断面で示した正面図、第２
図は、本発明ライダリングを装着したピストンの別の実
施例を示す部分拡大断面図代理人 弁理士 渡 辺
弥 − 第１図 第２図
施例を示す一部を切り欠いて断面で示した正面図、第２
図は、本発明ライダリングを装着したピストンの別の実
施例を示す部分拡大断面図代理人 弁理士 渡 辺
弥 − 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、金属製ボディに、ガラス繊維、カーボン繊維等の充
填材で強化した四弗化エチレン・パーフロロアルキルビ
ニールエーテル共重合樹脂製テープを巻回し、加熱溶着
させたのち、０．５ミリメートル以下の厚みに切削仕上
げして、自己潤滑性樹脂リングを固着したことを特徴と
した自己潤滑性ライダリング。 ２、金属製ボディに、ガラス繊維、カーボン繊維等の充
填材で強化した四弗化エチレン・パーフロロアルキルビ
ニールエーテル共重合樹脂製テープを巻回し、加熱溶着
させ、０．０４ミリメートル以下の厚みに切削仕上げし
たのち、四弗化エチレン樹脂製パイプを嵌合して加圧加
熱して接着し、全体の厚みを０．５ミリメートル以下に
切削仕上げして、自己潤滑性樹脂リングを固着したこと
を特徴とした自己潤滑性ライダリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31073187A JPH01153867A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 自己潤滑性ライダリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31073187A JPH01153867A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 自己潤滑性ライダリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01153867A true JPH01153867A (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=18008800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31073187A Pending JPH01153867A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 自己潤滑性ライダリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01153867A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006088190A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 導電性を有する微小球体の接合体及び接合方法 |
| WO2013065652A1 (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | 株式会社リケン | ピストンリング |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535337B2 (ja) * | 1972-04-14 | 1980-09-12 | ||
| JPS5881265A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-16 | Mikuni Jukogyo Kk | 往復動ガス圧縮機用ピストン |
| JPS62215166A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Taiho Kogyo Co Ltd | 複合ピストンおよびその製造方法 |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP31073187A patent/JPH01153867A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535337B2 (ja) * | 1972-04-14 | 1980-09-12 | ||
| JPS5881265A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-16 | Mikuni Jukogyo Kk | 往復動ガス圧縮機用ピストン |
| JPS62215166A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Taiho Kogyo Co Ltd | 複合ピストンおよびその製造方法 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006088190A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 導電性を有する微小球体の接合体及び接合方法 |
| WO2013065652A1 (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | 株式会社リケン | ピストンリング |
| CN103492769A (zh) * | 2011-10-31 | 2014-01-01 | 株式会社理研 | 活塞环 |
| CN103492769B (zh) * | 2011-10-31 | 2016-05-18 | 株式会社理研 | 活塞环 |
| US9709169B2 (en) | 2011-10-31 | 2017-07-18 | Kabushiki Kaisha Riken | Piston ring |
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