JPH01153209A - 切削インサートとその使用法 - Google Patents
切削インサートとその使用法Info
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- JPH01153209A JPH01153209A JP63277603A JP27760388A JPH01153209A JP H01153209 A JPH01153209 A JP H01153209A JP 63277603 A JP63277603 A JP 63277603A JP 27760388 A JP27760388 A JP 27760388A JP H01153209 A JPH01153209 A JP H01153209A
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- cutting
- insert
- edge
- cutting insert
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/202—Plate-like cutting inserts with special form
- B23C5/205—Plate-like cutting inserts with special form characterised by chip-breakers of special form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
- B23C2200/32—Chip breaking or chip evacuation
- B23C2200/323—Chip breaking or chip evacuation by chip-breaking projections
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/23—Cutters, for shaping including tool having plural alternatively usable cutting edges
- Y10T407/235—Cutters, for shaping including tool having plural alternatively usable cutting edges with integral chip breaker, guide or deflector
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/24—Cutters, for shaping with chip breaker, guide or deflector
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は切削インサートとチップ除去工作、好ましくは
フライス加工の方法に関する。このインサートはすくい
面（レーキ面）と逃げ面を有し、その切刃は当該両面の
交差線に配位している。レーキ面は切刃の少なくとも１
部分に沿って延長する隣接した少なくとも二本の長手隆
起部或いは篩部（リッヂ）を含んで成り、その第１のリ
ッヂは切刃に接続している。この方法は切削インサート
と工作物の相対的動作に関係している。
フライス加工の方法に関する。このインサートはすくい
面（レーキ面）と逃げ面を有し、その切刃は当該両面の
交差線に配位している。レーキ面は切刃の少なくとも１
部分に沿って延長する隣接した少なくとも二本の長手隆
起部或いは篩部（リッヂ）を含んで成り、その第１のリ
ッヂは切刃に接続している。この方法は切削インサート
と工作物の相対的動作に関係している。
従来の技術
この種形式の公知インサートは例えばＵＳＰ４、３６７
、９９０に開示されているが、これは第１のリッヂがあ
る程度摩滅したときに別のインサートに取替えるか或い
は同一インサートを順次位置変換して使用するかしなけ
れば、工作物やインサートホルダが損傷する。
、９９０に開示されているが、これは第１のリッヂがあ
る程度摩滅したときに別のインサートに取替えるか或い
は同一インサートを順次位置変換して使用するかしなけ
れば、工作物やインサートホルダが損傷する。
発明の目的
本発明の第１の目的は最大限に寿命を延ばした耐久性切
削インサートを提供することにある。
削インサートを提供することにある。
本発明の第２の目的は小さな切削力で機能する切削イン
サートを提供することにある。
サートを提供することにある。
本発明の第３の目的はチップ除去工作の方法を提供する
ことにある。
ことにある。
実施例
本発明の構成、作用及び効果は添附の図面を参照したそ
の実施例により以下に説明される。
の実施例により以下に説明される。
第１図〜第５図は本発明に係わるインサートの１実施例
を示している。これはチップ除去工作、好ましくは金属
のフライス加工に用いるインサートである。このインサ
ート１０は二つの平坦な平行側面１１と１２を含み、両
側面は四つの縁端面１３、即ち逃げ面に直角に接続して
いる。即ちインサートは負の基本形を有している。第１
図には便宜上インサートの半分しか示していないが、残
り半分も図示の部分と同じ形状である。インサートは正
の基本形を有してもよい。二つの縁端面は曲率半径２〜
５ｎ＋ｍの滑らかな丸いコーナを介して接続している。
を示している。これはチップ除去工作、好ましくは金属
のフライス加工に用いるインサートである。このインサ
ート１０は二つの平坦な平行側面１１と１２を含み、両
側面は四つの縁端面１３、即ち逃げ面に直角に接続して
いる。即ちインサートは負の基本形を有している。第１
図には便宜上インサートの半分しか示していないが、残
り半分も図示の部分と同じ形状である。インサートは正
の基本形を有してもよい。二つの縁端面は曲率半径２〜
５ｎ＋ｍの滑らかな丸いコーナを介して接続している。
周縁の第１リッヂ１４、即ちランドは縁端面１３に接続
している。このリッヂ１４と縁端面１３の交差線が切刃
１５を形成している。
している。このリッヂ１４と縁端面１３の交差線が切刃
１５を形成している。
更にインサート１０は隆起した中央平坦部分１１Ａを有
しており、この部分の外縁が溝１６に接続している。各
切刃に沿った溝の部分は、切刃の内側に配位した溝部分
として規定されるものであって工作時にチップとの係わ
りを持つ可能性のあるレーキ面１６Ａを形成している。
しており、この部分の外縁が溝１６に接続している。各
切刃に沿った溝の部分は、切刃の内側に配位した溝部分
として規定されるものであって工作時にチップとの係わ
りを持つ可能性のあるレーキ面１６Ａを形成している。
レーキ面１６Ａと縁端面１３のなす角度は９０°より小
さい。中央部分１１Ａは、図示のものとは別に凹所の面
部であってもよいし、非平坦及び／或いは傾斜した面部
であってもよい。第１リッヂ１４は切刃１５の主要部に
沿って概して一定の幅Ｗ＋を有している。
さい。中央部分１１Ａは、図示のものとは別に凹所の面
部であってもよいし、非平坦及び／或いは傾斜した面部
であってもよい。第１リッヂ１４は切刃１５の主要部に
沿って概して一定の幅Ｗ＋を有している。
しかし、このリッヂ１４はインサートコーナの二等分線
Ｂの方へ進むに従って拡幅されており、フライス加工時
に耐久性ある切削コーナを実現するために約０．３〜約
０．７＋ｎｍ、好ましくは０．４５〜０．５８ｍｍにリ
ッヂが拡大されている。なお、リッヂ拡幅の重要性に関
しては、本出願人の欧州特許出願第８８８５０３２１、
６号が参考になる。
Ｂの方へ進むに従って拡幅されており、フライス加工時
に耐久性ある切削コーナを実現するために約０．３〜約
０．７＋ｎｍ、好ましくは０．４５〜０．５８ｍｍにリ
ッヂが拡大されている。なお、リッヂ拡幅の重要性に関
しては、本出願人の欧州特許出願第８８８５０３２１、
６号が参考になる。
インサート１０は第１リッヂ１４の内側且つ下方に配位
した第２リッヂ１７を有している。この第２リッヂ１７
は隣り合う二つのコーナ間では丁度第１リッヂ１４のよ
うに延長しており、その幅Ｗ２は各コーナの二等分線Ｂ
の方へ進むに従って拡大している。第１リッヂ１４の幅
Ｗ１は第２リッヂ１７の幅Ｗ２の約２倍である。第２リ
ッヂ１７の拡幅はコーナにおける切刃１５０曲線始点で
始まる。リッヂ１４，１７の主要部分、即ち直線部分（
面内突起）は隣り合うコーナにおける二等分線りと切刃
１５の交点を結ぶ想像直線Ｚをインサート中心から見て
越えている。下位面１２に対し第１リッヂ１４の最高位
点は第２リッヂ１７の最高位点より０．０４〜０．０５
ｍｍだけ高くなるように設計されている。各リッヂは少
なくとも部分的に凸状の非線形曲線（例えば円弧、放物
曲線、楕円曲線等）を描いている。好ましい例では、こ
のリッヂ曲線は０．２〜０．３５、好ましくは約０゜２
９ｍｍの半径で描く円弧の曲線である。リッヂ１４．１
７の半径中心Ｃは、切刃１５の一方の側に延長する想像
線り上にあり、この線りが切刃から距離ｄにある縁端面
と交差するように設計されでいる。距離ｄは、好ましく
は各リッヂの曲率半径ｒより小さい。線りは交差する縁
端面と鋭角βをなす。この角度βは６０°より大きく、
９０°より小さい。
した第２リッヂ１７を有している。この第２リッヂ１７
は隣り合う二つのコーナ間では丁度第１リッヂ１４のよ
うに延長しており、その幅Ｗ２は各コーナの二等分線Ｂ
の方へ進むに従って拡大している。第１リッヂ１４の幅
Ｗ１は第２リッヂ１７の幅Ｗ２の約２倍である。第２リ
ッヂ１７の拡幅はコーナにおける切刃１５０曲線始点で
始まる。リッヂ１４，１７の主要部分、即ち直線部分（
面内突起）は隣り合うコーナにおける二等分線りと切刃
１５の交点を結ぶ想像直線Ｚをインサート中心から見て
越えている。下位面１２に対し第１リッヂ１４の最高位
点は第２リッヂ１７の最高位点より０．０４〜０．０５
ｍｍだけ高くなるように設計されている。各リッヂは少
なくとも部分的に凸状の非線形曲線（例えば円弧、放物
曲線、楕円曲線等）を描いている。好ましい例では、こ
のリッヂ曲線は０．２〜０．３５、好ましくは約０゜２
９ｍｍの半径で描く円弧の曲線である。リッヂ１４．１
７の半径中心Ｃは、切刃１５の一方の側に延長する想像
線り上にあり、この線りが切刃から距離ｄにある縁端面
と交差するように設計されでいる。距離ｄは、好ましく
は各リッヂの曲率半径ｒより小さい。線りは交差する縁
端面と鋭角βをなす。この角度βは６０°より大きく、
９０°より小さい。
第６図は摩滅した従来式のインサートを示し、これは縁
端面１３′、レーキ面１６′及びリッヂ１４′を含んで
成る。切刃１５′はレーキ面とリッヂの交差線に配位し
ている。この公知インサートによる工作では逃げ面１３
′、リッヂ１４及びレーキ面１６Ａ′が摩滅する。イン
サートの摩耗する過程で、リッヂの幅はインサートの破
壊に至るまで順次減少して行く。
端面１３′、レーキ面１６′及びリッヂ１４′を含んで
成る。切刃１５′はレーキ面とリッヂの交差線に配位し
ている。この公知インサートによる工作では逃げ面１３
′、リッヂ１４及びレーキ面１６Ａ′が摩滅する。イン
サートの摩耗する過程で、リッヂの幅はインサートの破
壊に至るまで順次減少して行く。
第７図は本発明に係るインサートであり、これは縁端面
１３、レーキ面１６Ａ、二つのリッヂ１４・１７及び切
刃１５を含んで成る。この新しいインサートを用いた工
作によれば、逃げ面（縁端面１３）と第１’Ｊツヂ１４
の両者が初めに摩耗を被り、その過程でリッヂ１４の幅
が順次減少する。レーキ面補強用ランドの追加部分とし
て働く第２リッヂ１７は第１リッヂ１４の摩滅に遅れて
摩耗を被り始めるが故に、この開始時点でこの補強用ラ
ンド全体の幅はインサート破壊を回避するが如く突然増
大する。追加リッヂ１７の曲面の円滑性により、インサ
ートの摩耗過程の各瞬間毎にチップ（切り屑）と補強用
ランド間の最適接触面で以て積極的な切削係合が達成さ
れる。それ故にこのインサートの寿命は更に延長される
。両リッヂに外接する接線Ｔは縁端面１３の平面に対し
鋭角度をなす。
１３、レーキ面１６Ａ、二つのリッヂ１４・１７及び切
刃１５を含んで成る。この新しいインサートを用いた工
作によれば、逃げ面（縁端面１３）と第１’Ｊツヂ１４
の両者が初めに摩耗を被り、その過程でリッヂ１４の幅
が順次減少する。レーキ面補強用ランドの追加部分とし
て働く第２リッヂ１７は第１リッヂ１４の摩滅に遅れて
摩耗を被り始めるが故に、この開始時点でこの補強用ラ
ンド全体の幅はインサート破壊を回避するが如く突然増
大する。追加リッヂ１７の曲面の円滑性により、インサ
ートの摩耗過程の各瞬間毎にチップ（切り屑）と補強用
ランド間の最適接触面で以て積極的な切削係合が達成さ
れる。それ故にこのインサートの寿命は更に延長される
。両リッヂに外接する接線Ｔは縁端面１３の平面に対し
鋭角度をなす。
第８図は切削係合時点に依存した切削力を示す１、即ち
切削力の経時変化を示すグラフである。Ｔ＝０で工作が
始まるやその瞬間に切削力Ｆは工作物、切削データ及び
インサート形状寸法に依存する値Ｆ１ に飛躍する。
切削力の経時変化を示すグラフである。Ｔ＝０で工作が
始まるやその瞬間に切削力Ｆは工作物、切削データ及び
インサート形状寸法に依存する値Ｆ１ に飛躍する。
１点鎖線で示す曲線は、接触長を補足しないし−半面補
強用ランド（即ち、第２リッヂを有していない）を有す
る第６図に示す形式のインサートの切削力経時変化を示
している。この公知インサートでは補強用ランドが幅広
であるので実質的接触長を提供している。それ故に接触
長が摩耗により減少し始める前に切削力が増大して最大
値Ｆ２に達し、それから摩耗の開始により接触長が減少
すると共に切削力も減少する。その後この切削力はひず
みと破損によりインサート破壊に至るまで再度増加する
。インサート破壊は第８図にＸで示している。
強用ランド（即ち、第２リッヂを有していない）を有す
る第６図に示す形式のインサートの切削力経時変化を示
している。この公知インサートでは補強用ランドが幅広
であるので実質的接触長を提供している。それ故に接触
長が摩耗により減少し始める前に切削力が増大して最大
値Ｆ２に達し、それから摩耗の開始により接触長が減少
すると共に切削力も減少する。その後この切削力はひず
みと破損によりインサート破壊に至るまで再度増加する
。インサート破壊は第８図にＸで示している。
破線カーブは第６図に示す形式のインサートであるが、
前述の１点鎖線例のものよりランド幅が狭いインサート
の切削力経時変化を示している。
前述の１点鎖線例のものよりランド幅が狭いインサート
の切削力経時変化を示している。
このインサートは工作中の切削力をより小さくするに最
適な幅の強化ランドを有している。工作は時刻○で上述
のように切削力Ｆ、となって開始される。この切削力は
最大値Ｆ３まで増大するが、この値は接触長が短いので
それだけＦ２より実質的に小さくなる。この公知インサ
ートの摩耗が始まると接触長が減少しそれにつれて短時
間で切削力も減少する。それから表面圧力と熱の増大が
インサートの可塑変形をもたらし、この変形が生じ“る
や切削力が再び増大してインサート破壊に至る。
適な幅の強化ランドを有している。工作は時刻○で上述
のように切削力Ｆ、となって開始される。この切削力は
最大値Ｆ３まで増大するが、この値は接触長が短いので
それだけＦ２より実質的に小さくなる。この公知インサ
ートの摩耗が始まると接触長が減少しそれにつれて短時
間で切削力も減少する。それから表面圧力と熱の増大が
インサートの可塑変形をもたらし、この変形が生じ“る
や切削力が再び増大してインサート破壊に至る。
第６図に示す摩耗段階は第８図に丸印Ａで示す切削力と
時間の位置に対応する。
時間の位置に対応する。
実線は本発明に係わるインサートの切削力／時間の関係
を示している。この関係は最大値Ｆ３までは破線例と実
質的に同じであり、それから実線は同じ肋間の破線に較
べ傾斜が小さい。これは本発明のインサートでは第１リ
ッヂ１４の凸状の内側部分により接触長が急激に減少し
ないからである。次いで実線の曲線は最少値に至り、そ
れから順次上昇する。この上昇する切削力はチップと第
２リッヂ１７の部分の間の接触から生じる。即ちこの場
合接触長は漸次増大する。それから再び接触長が摩耗に
よって短くなる。この摩耗は、第２リッヂが摩耗する間
に接触長が大きくなってインサートが公知の態様で破壊
されるに至るまで切削力が減少する結果をもたらす。通
常、インサートはそれが破壊するまでは使用しない。従
来品インサートの破壊するまでの係合時間にと比較する
に、本発明のインサートは当該時間にの二倍の係合時間
、即ち寿命を有している。第７図に示す摩耗段階は第８
図に丸印Ｃで示す切削力と時間の位置に対応している。
を示している。この関係は最大値Ｆ３までは破線例と実
質的に同じであり、それから実線は同じ肋間の破線に較
べ傾斜が小さい。これは本発明のインサートでは第１リ
ッヂ１４の凸状の内側部分により接触長が急激に減少し
ないからである。次いで実線の曲線は最少値に至り、そ
れから順次上昇する。この上昇する切削力はチップと第
２リッヂ１７の部分の間の接触から生じる。即ちこの場
合接触長は漸次増大する。それから再び接触長が摩耗に
よって短くなる。この摩耗は、第２リッヂが摩耗する間
に接触長が大きくなってインサートが公知の態様で破壊
されるに至るまで切削力が減少する結果をもたらす。通
常、インサートはそれが破壊するまでは使用しない。従
来品インサートの破壊するまでの係合時間にと比較する
に、本発明のインサートは当該時間にの二倍の係合時間
、即ち寿命を有している。第７図に示す摩耗段階は第８
図に丸印Ｃで示す切削力と時間の位置に対応している。
以上のことから、本発明のインサートは摩耗を補って寿
命が最大限延長する有利な切削インサートといえる。
命が最大限延長する有利な切削インサートといえる。
更に本発明によれば、上述の切削インサートによって工
作物を切削する方法が提供される。この本発明の方法は
、切刃１５が第１リッヂ１４のみとの同時摩耗が進行す
る間に工作物からチップを削り出し、そして第１リッヂ
が実質的に摩滅した後に第２リッヂを機能させる、即ち
チップ削り出しを開始するようにインサート１０と工作
物を相対的に作動する方法である。好ましくは、第１リ
ッヂを完全に摩滅させる。この方法によれば、各インサ
ートの係合時間（寿命）を長くすることが出来ることか
ら生産性が向上する。
作物を切削する方法が提供される。この本発明の方法は
、切刃１５が第１リッヂ１４のみとの同時摩耗が進行す
る間に工作物からチップを削り出し、そして第１リッヂ
が実質的に摩滅した後に第２リッヂを機能させる、即ち
チップ削り出しを開始するようにインサート１０と工作
物を相対的に作動する方法である。好ましくは、第１リ
ッヂを完全に摩滅させる。この方法によれば、各インサ
ートの係合時間（寿命）を長くすることが出来ることか
ら生産性が向上する。
第１図は本発明に係わる切削インサートの部分平面図、
第２図は第１図に示すインサートの側面図、第３図、第
４図及び第５図は第１図に示すインサートの夫々ｍ−ｍ
線、Ｉ”／−■線及びｖ−ｖ線における切断面図、第６
図は従来品インサートの部分断面説明図、第７図は本発
明に係わるインサートの部分断面説明図、及び第８図は
本発明品と従来品のインサートに関し、その切削係合時
間と切削力の関係を経時的に示すグラフである。 図において： １０・・・インサート、 １１．１２・・・上下面
、１１Ａ・・・隆起平坦中央面部、 １３．１３’・・・縁端面（逃げ面）、１４・・・第１
リッヂ、 １５・・・切刃、１６・・・凹状溝部
、 １７・・・第２リッヂ、１６Ａ、１６Ａ’・
・・レーキ面、 Ｂ・・・コーナ部分の二等分線、 Ｚ・・・第１想像直線、 Ｌ・・・第２想像直線。 Ｆｉｇ、４ 日９．５
第２図は第１図に示すインサートの側面図、第３図、第
４図及び第５図は第１図に示すインサートの夫々ｍ−ｍ
線、Ｉ”／−■線及びｖ−ｖ線における切断面図、第６
図は従来品インサートの部分断面説明図、第７図は本発
明に係わるインサートの部分断面説明図、及び第８図は
本発明品と従来品のインサートに関し、その切削係合時
間と切削力の関係を経時的に示すグラフである。 図において： １０・・・インサート、 １１．１２・・・上下面
、１１Ａ・・・隆起平坦中央面部、 １３．１３’・・・縁端面（逃げ面）、１４・・・第１
リッヂ、 １５・・・切刃、１６・・・凹状溝部
、 １７・・・第２リッヂ、１６Ａ、１６Ａ’・
・・レーキ面、 Ｂ・・・コーナ部分の二等分線、 Ｚ・・・第１想像直線、 Ｌ・・・第２想像直線。 Ｆｉｇ、４ 日９．５
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、レーキ面（１６Ａ）と逃げ面（１３）を含んで成り
、切刃（１５）が当該両面の交差線に形成されており、
該レーキ面が該切刃の少なくとも１部分に沿って延長す
る隣接した少なくとも二本の長手リッヂ群（１４、１７
）を含んで成り、当該リッヂ群の内第１リッヂ（１４）
が該切刃に接続している、斯ゝるフライス加工に有利な
チップ除去工作用のインデキシャブル切削インサートに
おいて、各リッヂ（１４、１７）は少なくとも部分的に
凸状に弯曲した断面形状をしており、且つ第２リッヂ（
１７）は第１リッヂ（１４）に接続し且つ第１リッヂが
レーキ面として機能した結果として実質的に摩滅した後
にレーキ面の追加部分として機能を開始するように第１
リッヂの下方に配位していることを特徴とする切削イン
サート。 ２、切削インサートが二等分線（Ｂ）を規定するコーナ
部分を有する多角基本形のものであり、且つ該リッヂ（
１４、１７）の直線部分が隣り合う両コーナ部分の二等
分線（Ｂ）とコーナ部分の切刃（１５）において交差す
る第１想像直線（Ｚ）より外方に越えて配位しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の切削イン
サート。 ３、レーキ面（１６Ａ）と逃げ面（１３）のなす角度は
９０゜より小さく、第２リッヂ（１７）または後続のリ
ッヂ群が第１リッヂまたは先行リッヂより高さ方向にお
いて順次下位にあり、リッヂ群が正のレーキ角を構成し
、且つリッヂの本数は２〜１０本であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項に記載の切削インサート。 ４、少なくとも１つのリッヂ（１４、１７）が完全にま
たは部分的に各コーナ部分の二等分線（Ｂ）の方向に進
むに従って傾斜していることを特徴とする特許請求の範
囲第２項に記載の切削インサート。 ５、各リッヂ（１４、１７）の少なくとも１部分が中心
（Ｃ）を有する半径（ｒ）によって規定された断面形状
になっており、且つ夫々の半径中心（Ｃ）を通る第２想
像直線（Ｌ）が切刃（１５）の下側に延長しており、該
第２直線が逃げ面（１３）と鋭角度（β）をなすことを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の切削インサー
ト。 ６、第２想像直線（Ｌ）は切刃（１５）から下の距離（
ｄ）において逃げ面（１３）と交差し、当該距離が各リ
ッヂ（１４、１７）の半径（ｒ）より小さいことを特徴
とする特許請求の範囲第５項に記載の切削インサート。 ７、各リッヂ（１４、１７）の半径（ｒ）が０．２〜０
．３５ｍｍであることを特徴とする特許請求の範囲第５
項に記載の切削インサート。 ８、切削インサートが正面フライス用であって、上面（
１１）、下面（１２）及び両者を継ぐ縁端面（１３）を
含んで成り、隣り合う二つの縁端面がある曲率半径によ
って規定された丸いコーナ部分で会合し、且つ第１リッ
ヂ（１４）が切刃（１５）の直線部分よりもコーナ部分
において拡幅されており、且つ第２リッヂ（１７）の幅
（Ｗ＿２）が第１リッヂ（１４）の幅（Ｗ＿１）の最大
１／２であることを特徴とする特許請求の範囲第１項と
第２項のいづれか１項に記載の切削インサート。 ９、鋭角度（β）が６０゜より大きく、９０゜より小さ
いことを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の切削
インサート。 １０、レーキ面（１６Ａ）と逃げ面（１３）の交差線に
位置付けられた切刃（１５）を有し、該レーキ面が該切
刃の少なくとも１部分に沿って延長する隣接した少なく
とも二本の長手リッヂ群（１４、１７）を含んで成り、
該リッヂ群の内第１リッヂ（１４）が該切刃に接続し、
インサート下面（１２）に対して第１リッヂが第２リッ
ヂ（１７）より上位にある、斯ゝるインデキシャブル切
削インサートを用い、工作物に対し逃げ面（１３）と共
に第１リッヂ（１４）のみを同時摩耗させながら切刃が
工作物からチップを削り出すようにし、そしてレーキ面
として機能した第１リッヂ（１４）が実質的に摩滅した
後で第２リッヂ（１７）がレーキ面の追加部分として新
に機能するようにインサートと工作物を相対的に作動さ
せることを特徴とするインサートによる切削方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| SE8704280A SE459326B (sv) | 1987-11-03 | 1987-11-03 | Vaendskaer foer spaanavskiljande bearbetning |
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