JPH01152903A - 電気車両用駆動システム - Google Patents
電気車両用駆動システムInfo
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- JPH01152903A JPH01152903A JP62309632A JP30963287A JPH01152903A JP H01152903 A JPH01152903 A JP H01152903A JP 62309632 A JP62309632 A JP 62309632A JP 30963287 A JP30963287 A JP 30963287A JP H01152903 A JPH01152903 A JP H01152903A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気車両用駆動システムの改良に係り、特に脈
動電流で駆動される直流電動機を備えた電気車両用駆動
システムの改良に関するものである。
動電流で駆動される直流電動機を備えた電気車両用駆動
システムの改良に関するものである。
一般に電気車両を駆動する原動機としては、直流の直巻
電動機が用いられ、そして直流電源の架線より給電され
ているのが普通である。しかし特殊な場合には車両上に
降圧用の変圧器及び整流器を搭載させておき、交流電源
の架線より給電させることが行なわれる。
電動機が用いられ、そして直流電源の架線より給電され
ているのが普通である。しかし特殊な場合には車両上に
降圧用の変圧器及び整流器を搭載させておき、交流電源
の架線より給電させることが行なわれる。
第9図にはこの交流電源の架線より給電される車両駆動
システムが線図で示されている。図中1は車両を示し、
2は交流電源の架線、3はレールを示している。
システムが線図で示されている。図中1は車両を示し、
2は交流電源の架線、3はレールを示している。
車両1上には、パンダグラフ4より給電された交流電圧
を降圧するための変圧器5、この変圧器出力の交流を直
流に変換する整流装置6、この整流装置にて変換された
直流により駆動される直流電動機7が搭載されている。
を降圧するための変圧器5、この変圧器出力の交流を直
流に変換する整流装置6、この整流装置にて変換された
直流により駆動される直流電動機7が搭載されている。
直流電動機7には車両駆動制御に最も適した直巻電動機
が用いられ、したがってこの直流電動機7は、第10図
に示すように電機子7aに直列に結合された界磁巻線7
fを有し、また界磁巻線と並列に速度制御用、すなわち
高速時に弱め界磁とするための弱め界磁装置7cを有し
ている。尚弱め界磁装置は抵抗Rと誘導器りとより形成
されていることが多い。
が用いられ、したがってこの直流電動機7は、第10図
に示すように電機子7aに直列に結合された界磁巻線7
fを有し、また界磁巻線と並列に速度制御用、すなわち
高速時に弱め界磁とするための弱め界磁装置7cを有し
ている。尚弱め界磁装置は抵抗Rと誘導器りとより形成
されていることが多い。
またこのように交流電源の架線より交流を受け車上にて
直流に変換するものにおいては、単相交流の直流化であ
るので充分平滑化された直流を得ることは難しく、一般
には脈流状態の直流のまま直流電動機に供給されている
。したがって出来るだけ界磁巻線7fに脈流分が流れな
いように、すなわち変圧器起電力の発生量が少なくなる
ように、界磁巻線7fと並列に抵抗器7rを結合(永久
分路装置7b)し、界磁電流を分流することが行なわれ
ている。
直流に変換するものにおいては、単相交流の直流化であ
るので充分平滑化された直流を得ることは難しく、一般
には脈流状態の直流のまま直流電動機に供給されている
。したがって出来るだけ界磁巻線7fに脈流分が流れな
いように、すなわち変圧器起電力の発生量が少なくなる
ように、界磁巻線7fと並列に抵抗器7rを結合(永久
分路装置7b)し、界磁電流を分流することが行なわれ
ている。
尚関連するものとして特開昭49−82915号公報が
あげられる。
あげられる。
このように形成された車両用駆動装置にて車両を運転す
ると、たとえ脈動電源であっても、前述した永久分路装
置7bの働きにより変圧器起電力が減少することからあ
る程度は整流子部(電動機の)の火花の発生は解消され
る。しかしまだまだこの種脈流電源で駆動される直流電
動機においては理由は後述するが、変圧器起電力及び残
留リアクタンスの関係から、整流性能が低い嫌いがあっ
た。
ると、たとえ脈動電源であっても、前述した永久分路装
置7bの働きにより変圧器起電力が減少することからあ
る程度は整流子部(電動機の)の火花の発生は解消され
る。しかしまだまだこの種脈流電源で駆動される直流電
動機においては理由は後述するが、変圧器起電力及び残
留リアクタンスの関係から、整流性能が低い嫌いがあっ
た。
本発明はこれにかんがみなされたもので、その目的とす
るところは、たとえ交流電源から電力供給を受け、車上
にて交流−直流の変換が行なわれ、その直流電源が脈流
のものであっても整流性能の良好な直流電動機を有する
この種駆動システムを提供するにある。
るところは、たとえ交流電源から電力供給を受け、車上
にて交流−直流の変換が行なわれ、その直流電源が脈流
のものであっても整流性能の良好な直流電動機を有する
この種駆動システムを提供するにある。
すなわち本発明は、直巻界磁巻線と並列に、抵抗器と誘
導器とを直列結合した永久分路装置を設け、直流電動機
の全ての回転速度においてこの永久分路回路を介して界
磁電流を分流するようになしたものである。
導器とを直列結合した永久分路装置を設け、直流電動機
の全ての回転速度においてこの永久分路回路を介して界
磁電流を分流するようになしたものである。
このような構成であると、整流性能に大きく影響する合
成火花電圧、すなわち直流電動機に設けられている補極
で補償しきれない残留リアクタンス電圧と、前述した変
圧器起電力とのベクトル和である合成火花電圧が小さく
なり、火花の発生が抑制され整流性能の向上をはかるこ
とができるのである。
成火花電圧、すなわち直流電動機に設けられている補極
で補償しきれない残留リアクタンス電圧と、前述した変
圧器起電力とのベクトル和である合成火花電圧が小さく
なり、火花の発生が抑制され整流性能の向上をはかるこ
とができるのである。
以下図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
。第1図には本発明の電気車両駆動システムを備えた電
気車両が線図で示され、また第2図にはその駆動源であ
る電動機の電気回路が示されている。尚前述した第9図
と同一の部品には同一符号を付したのでここではその説
明は省略する。
。第1図には本発明の電気車両駆動システムを備えた電
気車両が線図で示され、また第2図にはその駆動源であ
る電動機の電気回路が示されている。尚前述した第9図
と同一の部品には同一符号を付したのでここではその説
明は省略する。
これらの図において従来と大きく異なる点は、永久分路
装置7b(第2図)を抵抗器7rと誘導器7Qとの直列
回路で形成するようにした点である。すなわち界磁巻線
7fに対してこの界磁巻線と並列に、永久分路装置7b
が設けられているが、特にこの永久分路装置は抵抗器7
rと誘導器7Qとの直列回路により形成されているので
ある。
装置7b(第2図)を抵抗器7rと誘導器7Qとの直列
回路で形成するようにした点である。すなわち界磁巻線
7fに対してこの界磁巻線と並列に、永久分路装置7b
が設けられているが、特にこの永久分路装置は抵抗器7
rと誘導器7Qとの直列回路により形成されているので
ある。
このような構成であると、整流子部で火花を生ずる火花
電圧が小さくすることができ、無火花整流が可能となる
のである。
電圧が小さくすることができ、無火花整流が可能となる
のである。
以下この火花電圧が小さくなる理由についてのべる。理
解し易いようにまず従来の直流電動機の火花電圧につい
てのべ、次いで本願発明の直流電動機の火花電圧につい
てのべる。
解し易いようにまず従来の直流電動機の火花電圧につい
てのべ、次いで本願発明の直流電動機の火花電圧につい
てのべる。
第3図は従来の直流電動機を脈流電源で運転した場合の
各部における電圧と電流関係のベクトル図である。尚こ
の場合勿論リアクタンス電圧は補極磁束により補償され
ているものとする。
各部における電圧と電流関係のベクトル図である。尚こ
の場合勿論リアクタンス電圧は補極磁束により補償され
ているものとする。
図中Iは電機子電流で、この電機子電流に対して、位相
が180度ずれてリアクタンス電圧Erがある。Eφは
補極補償電圧で、この補極補償電圧は電機子電流に対し
てβ1だけ遅れ位相となる。
が180度ずれてリアクタンス電圧Erがある。Eφは
補極補償電圧で、この補極補償電圧は電機子電流に対し
てβ1だけ遅れ位相となる。
すなわち理論的にはこの位相のずれは生ぜずリアクタン
ス電圧はこの補極補償電圧によって補償されるわけであ
るが、補極の磁気回路にはうず電流が生じこの影響によ
り補極補償電圧Eφは電機子電流に対してβ1だけずれ
てしまうのである。勿論磁気回路が極めて薄い鉄板の積
層体であれば、このずれ、すなわちβ1はかなり小さく
なりリアクタンス電圧は補償されることになるが、実用
に際しては機械的強度の問題より磁気回路となる継鉄は
塊状のもの、すなわち鉄筒状をなしたものであり必然的
にうず電流は生ずる。これらのことよりリアクタンス電
圧E、は、補極補償電圧Eφによって完全には補償され
ず、図知ES (リアクタンス電圧Er と補極補償
電圧Eφのベクトル和)として示した残留リアクタンス
電圧が残ってしまうのである。
ス電圧はこの補極補償電圧によって補償されるわけであ
るが、補極の磁気回路にはうず電流が生じこの影響によ
り補極補償電圧Eφは電機子電流に対してβ1だけずれ
てしまうのである。勿論磁気回路が極めて薄い鉄板の積
層体であれば、このずれ、すなわちβ1はかなり小さく
なりリアクタンス電圧は補償されることになるが、実用
に際しては機械的強度の問題より磁気回路となる継鉄は
塊状のもの、すなわち鉄筒状をなしたものであり必然的
にうず電流は生ずる。これらのことよりリアクタンス電
圧E、は、補極補償電圧Eφによって完全には補償され
ず、図知ES (リアクタンス電圧Er と補極補償
電圧Eφのベクトル和)として示した残留リアクタンス
電圧が残ってしまうのである。
このように整流作用は残留リアクタンスによって悪影響
をうけるが、さらに悪いことには電源電流が脈動直流、
すなわち交流電源の架線より電力が供給され、車両上に
て整流された直流電源においては直流とは云え脈流分が
残り、こ勺脈流電流によってももう一つの整流に悪影響
要因が生ずるの°である。
をうけるが、さらに悪いことには電源電流が脈動直流、
すなわち交流電源の架線より電力が供給され、車両上に
て整流された直流電源においては直流とは云え脈流分が
残り、こ勺脈流電流によってももう一つの整流に悪影響
要因が生ずるの°である。
すなわち主極の磁束が脈動することにより界磁巻線に変
圧器起電力(E、)が生じ、この変圧器起電力が整流悪
化の要因をなすのである。
圧器起電力(E、)が生じ、この変圧器起電力が整流悪
化の要因をなすのである。
以下この変圧器起電力の関係について第4図に基づき説
明する。まず理解し易いように、界磁巻線に抵抗が並列
接続された抵抗分流の場合についてのべると、脈動電流
のほとんどは、界磁巻線7fのリアクタンスが分流抵抗
に対して充分大きいために、分流抵抗側に流れ、界磁巻
線を流れる電流、すなわち界磁電流Izは電機子電流に
対して遅れ電流(位相差θztt約80度)となる。
明する。まず理解し易いように、界磁巻線に抵抗が並列
接続された抵抗分流の場合についてのべると、脈動電流
のほとんどは、界磁巻線7fのリアクタンスが分流抵抗
に対して充分大きいために、分流抵抗側に流れ、界磁巻
線を流れる電流、すなわち界磁電流Izは電機子電流に
対して遅れ電流(位相差θztt約80度)となる。
したがって界磁4束φ□は、この界磁電流工□より遅れ
(位相差β!、約70度)を生ずる。すなわち界磁極の
磁気回路には塊状の継鉄が存在しているために生ずる遅
れである。
(位相差β!、約70度)を生ずる。すなわち界磁極の
磁気回路には塊状の継鉄が存在しているために生ずる遅
れである。
これより変圧器起電力Et1は、界磁4束φ!、1に対
して90度進むベクトルとなる。すなわち電機子電流工
に対しては60度の遅れとなる。
して90度進むベクトルとなる。すなわち電機子電流工
に対しては60度の遅れとなる。
整流に悪影響を及ぼすのはこの変圧器起電力E、と前述
した残留リアクタンス電圧Esであるから、そのバク1
ヘル和は第3図に示すように合成火花電圧Esp1はあ
る程度大きな値となり、この大きな値が脈動電流におけ
る直流電動機運転に整流悪化をもたらすのである。
した残留リアクタンス電圧Esであるから、そのバク1
ヘル和は第3図に示すように合成火花電圧Esp1はあ
る程度大きな値となり、この大きな値が脈動電流におけ
る直流電動機運転に整流悪化をもたらすのである。
これに対し本発明のもの、すなわち界磁巻線7fに誘導
分流器7Qと抵抗器7rを有するもの(第2図参照)に
おいては、脈動電流が界磁巻線7f側にも流れることか
ら、第4図に示すように界磁電流If2は電機子電流■
に対して小さな遅れθL2となる。したがって界磁4束
φff1r2はこの界磁電流If2より遅れ(位相差β
l、約70度)たベクトルとなり、また変圧器起電力E
tzは界磁4束より90度進んでいるわけであるから界
磁電流IztからItzに移った分このEt2も移り図
中ベクトルEtzとなる。
分流器7Qと抵抗器7rを有するもの(第2図参照)に
おいては、脈動電流が界磁巻線7f側にも流れることか
ら、第4図に示すように界磁電流If2は電機子電流■
に対して小さな遅れθL2となる。したがって界磁4束
φff1r2はこの界磁電流If2より遅れ(位相差β
l、約70度)たベクトルとなり、また変圧器起電力E
tzは界磁4束より90度進んでいるわけであるから界
磁電流IztからItzに移った分このEt2も移り図
中ベクトルEtzとなる。
したがって、前述同様整流に悪影響を及ぼす変圧器起電
力Et2と残留リアクタンス電圧Esとを合成すると、
第3図に示す合成火花電圧ESP2どなる。この合成火
花電圧ESP2は、前述した合成火花電圧Espzに比
し小さくなっていることがわかるであろう。
力Et2と残留リアクタンス電圧Esとを合成すると、
第3図に示す合成火花電圧ESP2どなる。この合成火
花電圧ESP2は、前述した合成火花電圧Espzに比
し小さくなっていることがわかるであろう。
実用に際して、従来のものと本願発明のものとを、その
効果を確認する実験結果では、次のような良好な結果が
得られている。
効果を確認する実験結果では、次のような良好な結果が
得られている。
すなわち供試電動機として出力が760KW。
電圧が850 (V)、電流が960 (A)(96%
F)のものが選ばれ、従来の永久分路装置を有するもの
、すなわち抵抗分流(R=0.04554(Ω))のも
のでは、火花号数が5号であったが、本発明のもの(L
=3.75mH)であると、火花号数は3号となり良好
な結果が得られたものである。
F)のものが選ばれ、従来の永久分路装置を有するもの
、すなわち抵抗分流(R=0.04554(Ω))のも
のでは、火花号数が5号であったが、本発明のもの(L
=3.75mH)であると、火花号数は3号となり良好
な結果が得られたものである。
尚以上の説明では永久分路装置を抵抗器と誘導器にて形
成するにあたり、一つの例をあげて説明してきたが、こ
の他にも種々考えられるであろう。
成するにあたり、一つの例をあげて説明してきたが、こ
の他にも種々考えられるであろう。
第5図にはもう一つの例をあげた。この図の場合には、
抵抗器7rと誘導器7Qとは勿論直列結合であるが、誘
導器712を弱め界磁装置7cとも直列結合とするので
ある。このようにすると、永久分路装置7bは前述の実
施例と全く同様に作用することは勿論、さらに弱め界磁
装置7cのインダクタンス7mを誘導器7Qの分だけ小
さくすることができ実用的である。
抵抗器7rと誘導器7Qとは勿論直列結合であるが、誘
導器712を弱め界磁装置7cとも直列結合とするので
ある。このようにすると、永久分路装置7bは前述の実
施例と全く同様に作用することは勿論、さらに弱め界磁
装置7cのインダクタンス7mを誘導器7Qの分だけ小
さくすることができ実用的である。
また第7図には他の例が示されているが、この図の場合
には弱め界磁装置7cの抵抗をも利用しようとするもの
で、この場合にはさらに小型化可能であろう。
には弱め界磁装置7cの抵抗をも利用しようとするもの
で、この場合にはさらに小型化可能であろう。
尚以上説明してきた例は弱め界磁装置がある場合の例で
あるが、本発明は常に弱め界磁装置があ ノる場合にの
み利用できるものではなく、たとえば第6図に示すよう
に弱めに界磁装置が無いものであっても界磁巻線7fと
並列に、抵抗器7rと誘導器7Qの直列回路を結合し、
常に界磁電流を分流するようにしても同様な効果が得ら
れるであろう。
あるが、本発明は常に弱め界磁装置があ ノる場合にの
み利用できるものではなく、たとえば第6図に示すよう
に弱めに界磁装置が無いものであっても界磁巻線7fと
並列に、抵抗器7rと誘導器7Qの直列回路を結合し、
常に界磁電流を分流するようにしても同様な効果が得ら
れるであろう。
また第8図は誘導器7Qの値を調整可能にしたものでこ
のように形成すると、電動機の組立誤差により界磁4束
路に誤差が生じても調整が可能であり有効である。
のように形成すると、電動機の組立誤差により界磁4束
路に誤差が生じても調整が可能であり有効である。
以上説明してきたように、本発明は直巻界磁巻線と並列
に、抵抗器と誘導器とを直列結合した永久分路装置を設
けるようになしたから、変圧器電圧が残留リアクタンス
電圧とベクトル的に逆向きとなり、したがって脈流の直
流電源により駆動される電動機であってもその合成火花
電圧は小さくなり、火花発生が少ないこの種駆動システ
ムを得ることができる。
に、抵抗器と誘導器とを直列結合した永久分路装置を設
けるようになしたから、変圧器電圧が残留リアクタンス
電圧とベクトル的に逆向きとなり、したがって脈流の直
流電源により駆動される電動機であってもその合成火花
電圧は小さくなり、火花発生が少ないこの種駆動システ
ムを得ることができる。
第1図は本発明の電気車両駆動システムを示す線図、第
2図はその駆動部である電動機の電気回路図、第3図及
び第4図は電動機の各部における電圧、電流、磁束の関
係を示すベクトル図、第5図から第8図は本発明の他の
実施例を示す電動機の電気回路図、第9図は従来の電気
車両駆動システムを示す線図、第1o図はその電動機の
電気回路図である。 1・・・車両、2・・・架線、3・・・レール、4・・
・パンダグラフ、5・・・変圧器、6・・・整流装置、
7・・・直流電動機、7a・・・電機子、7b・・・永
久分路装置、7f・・・界磁巻線、7r・・・抵抗器、
7c・・・弱め界磁装置、7Q・・・誘導器。 第3 図 妥40 委5 囚 IL 為Cし ム 区 め ′!rn り 沿gロ ア4.ヨ “′°0
2図はその駆動部である電動機の電気回路図、第3図及
び第4図は電動機の各部における電圧、電流、磁束の関
係を示すベクトル図、第5図から第8図は本発明の他の
実施例を示す電動機の電気回路図、第9図は従来の電気
車両駆動システムを示す線図、第1o図はその電動機の
電気回路図である。 1・・・車両、2・・・架線、3・・・レール、4・・
・パンダグラフ、5・・・変圧器、6・・・整流装置、
7・・・直流電動機、7a・・・電機子、7b・・・永
久分路装置、7f・・・界磁巻線、7r・・・抵抗器、
7c・・・弱め界磁装置、7Q・・・誘導器。 第3 図 妥40 委5 囚 IL 為Cし ム 区 め ′!rn り 沿gロ ア4.ヨ “′°0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、交流電源の架線より給電される変圧器と、該変圧器
の交流出力を直流に変換する整流装置と、該整流装置の
直流出力により駆動される直流電動機とを備え、前記直
流電動機が、直巻界磁巻線を有する電気車両用駆動シス
テムにおいて、前記直巻界磁巻線と並列に、抵抗器と誘
導器とを直列結合した永久分路装置を設けたことを特徴
とする電気車両用駆動システム。 2、交流電源の架線より給電される変圧器と、該変圧器
の交流出力を直流に変換する整流装置と、該整流装置の
直流出力により駆動される直流電動機とを備え、前記直
流電動機が、直巻界磁巻線と、該直巻界磁巻線と並列接
続された弱め界磁装置とを有する電気車両用駆動システ
ムにおいて、前記直巻界磁巻線と並列に、抵抗器と誘導
器とを直列結合した永久分路装置を設け、直流電動機の
全ての回転速度においてこの永久分路回路を介して界磁
電流を分流するようにしたことを特徴とする電気車両用
駆動システム。 3、交流電源の架線より給電される変圧器と、該変圧器
の交流出力を直流に変換する整流装置と、該整流装置の
直流出力により駆動される直流電動機とが車上に乗置さ
れ、前記直流電動機が、直巻界磁巻線と、該直巻界磁巻
線と並列接続された永久分路装置を有する電気車両用駆
動システムにおいて、前記永久分路装置を、抵抗器と誘
導器との直列結合回路にて形成するようにしたことを特
徴とする電気車両用駆動システム。 4、車上に、交流電源の架線より給電され、架線電圧を
降圧する変圧器と、該変圧器により降圧された交流を直
流に変換する整流装置と、該整流装置の直流出力により
駆動される直流電動機とを備え、前記直流電動機が、直
巻界磁巻線と、該直巻界磁巻線に並列に結合された永久
分路装置と、前記直巻界磁巻線に並列に結合された弱め
界磁装置とを有し、交流電源の架線から交流を受け直流
電動機を駆動するようになした電気車両用駆動システム
において、前記永久分路回路を、抵抗器と誘導器との直
列結合回路にて形成するとともに、該永久分路装置の誘
導器を、弱め界磁装置のインダクタンスの一部をも用い
るようにしたことを特徴とする電気車両用駆動システム
。 5、交流電源の架線より給電される変圧器と、該変圧器
の交流出力を直流に変換する整流装置と、該整流装置の
直流出力により駆動される直流電動機とを備え、前記直
流電動機が、直巻界磁巻線と、該直巻界磁巻線に並列に
結合された永久分路装置とを有する電気車両駆動システ
ムにおいて、前記直巻界磁巻線と並列に、抵抗器と誘導
器とを直列結合した永久分路装置を設けるとともに、前
記誘導器を、そのインダクタンス値が調整できるように
形成したことを特徴とする電気車両用駆動システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62309632A JPH0759123B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 電気車両用駆動システム |
IN1003/CAL/88A IN171082B (ja) | 1987-12-09 | 1988-12-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62309632A JPH0759123B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 電気車両用駆動システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152903A true JPH01152903A (ja) | 1989-06-15 |
JPH0759123B2 JPH0759123B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=17995371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62309632A Expired - Lifetime JPH0759123B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 電気車両用駆動システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759123B2 (ja) |
IN (1) | IN171082B (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082093A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-10 | Fuji Electric Co Ltd | 直巻電動機の界磁制御回路 |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP62309632A patent/JPH0759123B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-12-05 IN IN1003/CAL/88A patent/IN171082B/en unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082093A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-10 | Fuji Electric Co Ltd | 直巻電動機の界磁制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0759123B2 (ja) | 1995-06-21 |
IN171082B (ja) | 1992-07-18 |
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