JPH01151214A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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JPH01151214A
JPH01151214A JP31058187A JP31058187A JPH01151214A JP H01151214 A JPH01151214 A JP H01151214A JP 31058187 A JP31058187 A JP 31058187A JP 31058187 A JP31058187 A JP 31058187A JP H01151214 A JPH01151214 A JP H01151214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating
gas
cooling medium
iron core
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP31058187A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Oe
大江 悦男
Ichitaro Tani
谷 一太郎
Toshio Tsukioka
月岡 淑郎
Kaoru Endo
馨 遠藤
Kiyoto Hiraishi
平石 清登
Keizaburo Kawashima
川嶋 啓三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31058187A priority Critical patent/JPH01151214A/ja
Publication of JPH01151214A publication Critical patent/JPH01151214A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、密封タンクと、この密封タンク内に収納され
た鉄心と、この鉄心に装着された巻線と。
前記鉄心及び巻線を冷却する絶縁性冷却媒体と、前記鉄
心及び巻線を前記密封タンクと絶縁する絶縁ガ゛スとを
備えたガス絶縁変圧器に関する。
〔従来の技術〕
従来のガス絶縁変圧器は、特開昭56−107527号
公報及び同56−107531号公報に記載のように、
CgFtaOの絶縁性冷却媒体を鉄心及び巻線の上部か
ら噴霧して該媒体の蒸発潜熱により前記鉄心等を冷却し
、さらに絶縁性を維持するためにSFeガスをガス空間
部に封入している。このような絶縁性冷却媒体を噴霧す
るガス絶縁変圧器では、該媒体の使用量が少なく該媒体
の量に対するガス空間部の容積が大きく、SF6ガスの
絶縁性冷却媒体に対する溶解量の大きなことはあまり問
題とならない。
その反面、噴霧式のガス絶縁変圧器では、鉄心が同心円
筒だけでなく構造が複雑なため、鉄心全部に均一に冷却
媒体をふりかけることがむずかしい。このため鉄心の局
部に温度上昇が生じる欠点があった。また巻線について
も同様に外周方向に漏れる量があり、上下方向全体での
温度のアンバランスが除去できない欠点があった。この
ため絶縁性冷却媒体を噴霧するだけでは十分な冷却性能
が得られず1局部加熱が生じやすい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
絶縁性冷却媒体に例えばCJIF160のパーフロロカ
ーボン液体を用い、絶縁ガスにSFeガスを用いたガス
絶縁変圧器では、SFeガスが一20℃〜100℃の大
気圧下で約2000voQ%〜170voQ%程度のパ
ーフロロカーボン液体に溶解する。
このため変圧器内ではパーフロロカーボン液体上部空間
の圧力が低温(0〜−20℃)になると低下するととも
に絶縁破壊特性も低下する問題がある。また高温(80
℃〜100℃)になると低温(0〜−20℃)でパーフ
ロロカーボン液体に溶解していたSFeガスがパーフロ
ロカーボン液体上部空間に拡散してくるため変圧器内部
の圧力が著しく高くなり、主タンクや冷却器を構成する
金属板を厚くしたり、ガス空間容積を大きくしたりしな
ければならない。さらに内圧の増加に伴ってガス洩れ量
が大幅に増加するという問題があった。
鉄心及び巻線が常時絶縁性冷却媒体に浸漬されてい葛ガ
ス絶縁変圧器では、前述のように鉄心及び巻線の局部過
熱は起こりにくい。しかし、噴霧方式に比べて絶縁性冷
却媒体の使用量が多い。したがって、該媒体の量に対す
るガス空間部の容積が小さく、SFeガスの絶縁性冷却
媒体に対する溶解量とその温度変化が大きいために内圧
変動が噴霧方式に比べて大きいという問題があった。
本発明の目的は、温度変化による内圧変動が小さく、小
型で、局部過熱のない高信頼性のガス絶縁変圧器を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、密封タンクと、この密封タンク内に゛収納さ
れた鉄心と、この鉄心に装着された巻線と、前記鉄心及
び巻線を冷却する絶縁性冷却媒体と、・前記鉄心及び巻
線を前記密封タンクと絶縁する絶縁ガスとを備えたガス
絶縁変圧器において、前記絶縁性冷却媒体は沸点150
℃以下のパーフロロカーボン系液体であり、前記絶縁ガ
スはCzFeであり、前記鉄心及び巻線は絶縁性冷却媒
体中に浸漬されているものである。
〔作用〕
絶縁ガスとしてCz F eを用いたので、パーフロロ
カーボン系の絶縁性冷却媒体に対するC z F eガ
スの溶解量が小さく、且つ溶解量の温度変化も小さいた
めに、ガス絶縁変圧器内部の圧力変動が小さくなって絶
縁破壊特性の低下が小さい。このため圧力調整室は著し
く小型にできるようになる。
またガス空間部の容積を大きくする必要がなく、ガス絶
縁変圧器は全体に小型にできる。さらに内圧の増加が小
さいためにタンク、冷却器などの構成材料の厚みは薄く
でき、またガス漏れ量を大幅に少なくできる。さらに局
部過熱がない。したがって、゛ガス絶縁変圧器の小型化
、高信頼性化が可能になる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図には1本発明の一実施例が示されている。
本実施例では密閉構造のタンク1内を絶縁性冷却媒体2
の液体部分とCz F sよりなる絶縁ガス3部分と図
会した。このようにすることにより液体部分に高、低圧
巻線4,5及び鉄心6を収納して該媒体2に浸漬するこ
とができるようになって、けい素鋼板を使用した鉄心6
の冷却効果がよく、かつ均一に冷却させることが可能と
なる。すなわち発熱体である鉄心6.高、低圧巻線4,
5を一体としてCz F 6ガス部分3から区分する絶
縁筒仕切板(絶縁性容器)7に収納し、該仕切板7の中
に絶縁性冷却媒体2を満たす。この媒体2を冷却循環す
る送液ポンプ8と冷却器9とをタンク1に連結する。1
3.14は弁を示し、個々に開閉てき゛るものである。
このようにすることによって鉄心6は絶縁筒仕切板7内
で絶縁性冷却媒体2に充分よく浸漬されて局部加熱が防
止できるようになる。
第1図では絶縁筒仕切板7内の絶縁性冷却媒体2が蒸発
してタンク1の底部に一部溜るが、この媒体2′は送液
ポンプ8′により絶縁筒仕切板7内へ戻される。
第1図の実施例で、例えばパーフロロカーボンCaF1
gQを絶縁性冷却媒体として用い、絶縁ガス部分3にS
Feガス又はCxFeガスを用いたときのガスの溶解量
−温度の関係は第1表に示すようになり、SFeガスを
用いた場合に比べC2F6ガスを用いたときの溶解量及
び内圧の温度変化が非常に小さくなることが解る。これ
により圧力調整室10、Cz F eガス部分3の容積
を小型にできる。
第1表 申:パーフロロカーボン液体10001.ガス空間12
5(lの密封タンクの圧力(20℃で1気圧のガスを封
入した場合) 第2図は他実施例を示し、この実施例では、タンク1内
の絶縁性冷却媒体2の液体部分を蓋体12により絶縁筒
仕切板7の中に密封し、絶縁筒仕切[7の液体上部空間
にCz F eガスを封入し、絶縁筒仕切板7の外側の
絶縁ガス3′の空間部にはCxFeガス又はSF6ガス
などを封入したものである。この第2図の実施例でも第
1図の実施例と同様に鉄心6及び巻線4,5などが効率
よく均一に冷却されるとともに、液体上部空間部にC2
F8ガスが封入されているために内圧変動が小さく、特
に圧力調整室10の容積は小型にできる。また、絶縁性
冷却媒体2を絶縁筒仕切板7の中に密封しているため、
絶縁筒仕切板7の外側の絶縁ガス部分3′の内圧変動が
小さく、圧力調整室11は小型にできる。
第3図はさらに他実施例を示し、この実施例では、第2
図の絶縁ガス3′の空間部に絶縁性冷却媒体2′を封入
したものである。第2図の実施例と同様に鉄心6及び巻
線4,5などが効率よく均一に冷却されるとともに、絶
縁筒仕切板7内の液体上部の空間部にCx F eガス
が封入されているために内圧変動が小さく、圧力調整室
10の容積は小型にできる。一方、絶縁筒仕切板7の外
側にはタンク1の底部に絶縁性冷却媒体2′と絶縁ガス
3′を封入しているが、この部分の温度変化は絶縁仕切
板7の内部より小さいため、絶縁ガスとしてC2Fgガ
スばかりでなく、SFeガスなどの絶縁ガスも使用でき
る。
本発明のCxFeガスを封入したガス絶縁変圧器には、
絶縁ガスとしてCz F eガスばかりでなく。
パーフロロカーボン液体に対する溶解量がC2F8ガス
とほぼ同程度以下のガスN2、He、Ar などをCx
Feガスと混合したものでもよい、但し、その混合割合
はその添加によりCz F eガスの絶縁性が許容範囲
であることを要する。
本発明に用いる絶縁性冷却媒体としてCz F aガス
を溶解しにくい、沸点が150”C以下のパーフロロオ
クタンn−Cm−Fta(沸点103℃)、パーフロロ
ノナンn−CeFzo(沸点128℃)、パーフロロサ
イクリックエーテJし系のCyclo−C7F140(
沸点81℃) 、Cyclo−C8F180(沸点10
3℃)の他に(CaP2)s (沸点113℃) −(
CaFs)aN(沸点143℃)、(CmFs)aNと
Cy、clo−CaFzeOの混答液体(沸点105℃
〜140℃)などが使用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、絶縁ガスとしてCzFsを用いたので
、温度変化による内圧変動が小さく、小型で1局部加熱
のない高信頼性のガス絶縁変圧器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明のガス絶縁変圧器のそれぞれ
異なる実施例の断面図である。 ■・・・タンク、2,2′・・・絶縁性冷却媒体、3,
3′・・・Cz F eガス(絶縁ガス)、4・・・高
圧巻線、5・・・低圧巻線、6・・・鉄心、7・・・絶
縁筒仕切板、8.8′・・・液ポンプ、9・・・冷却器
、10・・・圧力調整室、11・・・圧力調整室。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.密封タンクと、この密封タンク内に収納された鉄心
    と、この鉄心に装着された巻線と、前記鉄心及び巻線を
    冷却する絶縁性冷却媒体と、前記鉄心及び巻線を前記密
    封タンクと絶縁する絶縁ガスとを備えたガス絶縁変圧器
    において、前記絶縁性冷却媒体は沸点150℃以下のパ
    ーフロロカーボン系液体であり、前記絶縁ガスはC_2
    F_8であり、前記鉄心及び巻線は絶縁性冷却媒体中に
    浸漬されていることを特徴とするガス絶縁変圧器。
  2. 2.特許請求の範囲第1項において、絶縁ガスはC_2
    F_8を主成分とし、N_2、He又はArの少なくと
    も一種以上のガスがC_2F_6の絶縁性許容範囲内で
    混合したものであるガス絶縁変圧器。
  3. 3.特許請求の範囲第1項において、密封タンク内に絶
    縁性容器を設け、該絶縁性容器内に絶縁性冷却媒体が貯
    留されているガス絶縁変圧器。
  4. 4.特許請求の範囲第1項において、絶縁性冷却媒体は
    送液ポンプにより冷却器を循環するものであるガス絶縁
    変圧器。
  5. 5.特許請求の範囲第3項において、密封タンクの底部
    と絶縁性容器とを送液ポンプを有する配管で連通したガ
    ス絶縁変圧器。
  6. 6.特許請求の範囲第5項において、絶縁性容器は密封
    構造であるガス絶縁変圧器。
JP31058187A 1987-12-08 1987-12-08 ガス絶縁変圧器 Pending JPH01151214A (ja)

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JPH01151214A true JPH01151214A (ja) 1989-06-14

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ID=18006962

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011517129A (ja) * 2008-04-15 2011-05-26 ガトロン ゲーエムベーハー 絶縁液で満たされた高電圧設備における膨張容器内への大気からの空気供給を減少させる方法、及び前記方法を実行する装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011517129A (ja) * 2008-04-15 2011-05-26 ガトロン ゲーエムベーハー 絶縁液で満たされた高電圧設備における膨張容器内への大気からの空気供給を減少させる方法、及び前記方法を実行する装置

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