JPH01150546A

JPH01150546A - 印刷機におけるシリンダおよびドラムの支持装置

Info

Publication number: JPH01150546A
Application number: JP63277210A
Authority: JP
Inventors: Holger Wiese; ホルガー、ウィーゼ; Arndt Jentzsch; アルント、イェンツシュ; Ulrich Frenzel; ウルリッヒ、フレンツェル; Victor Hefftler; ビクトル、ヘフトラー
Original assignee: Kombinat Polygraph Werner Lamberz VEB; Polygraph Leipzig Kombinat Veb
Current assignee: Kombinat Polygraph Werner Lamberz VEB; Polygraph Leipzig Kombinat Veb
Priority date: 1987-11-16
Filing date: 1988-11-01
Publication date: 1989-06-13
Also published as: DD267463B5; DD267463A1; DE3836972A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、印刷機におけるシリンダおよびドラムの支持
装置に関する。

〔従来の技術〕

シリンダおよびドラムを印刷機のフレームに複数の軸受
で支持することが既に知られている（説明書：　ＭＡＮ
／Ｒｏｌａｎｄ″Ｕｌｔｒａｌｌｌａｎ　ＧＳ　”参照
）。

シリンダおよびドラムには、軸方向、半径方向および円
周方向の力が作用する。その場合、特に半径方向の力は
、シリンダ本体、シリンダ軸棒および駆動歯車に曲げを
生じさせ、このために静的並びに動的な変位が生ずると
いう問題がある。この変位は運転回転数範囲において、
殊に共振を生ずる回転数において、受は渡し精度に悪い
影響を与え、これによって搬送すべき用紙の印刷の質に
悪い影響を及ぼす。更に運転回転数の全範囲においてシ
リンダの相対的な回転によって、整合ミスを生ずる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、印刷機の運転回転数範囲において用紙
の正しい受は渡しおよび高い印刷の質を保証するような
シリンダおよびドラムの支持装置を提供することにある
。

本発明の課題は、シリンダおよびドラムの支持装置を、
半径方向の力によって引き起こされるシリンダおよび駆
動歯車の変位が最小になるように形成することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によればこれは、バイアス荷重形軸受として形成
された少なくとも一つの軸受が、駆動系に生ずる軸受力
の方向に偏心して調整可能に配置され、バイアス荷重形
軸受が偏心軸受として形成され、運転回転数範囲におい
て締付は方向に作用するバイアス力が、シリンダの中心
線に対する偏心軸受の調整可能な偏心距離によって、常
に方向を一様に保たれ、駆動歯車の締付は方向に対する
傾斜角度が、運転回転数範囲の回転中に負の値から正の
値に移行するようにされ、駆動歯車の傾斜角度か好適に
は運転回転数範囲の中心においてほぼ零であり、偏心距
離の値が、軸受隙間と駆動歯車の偏心距離との合計より
大きいことによって達成される。

〔実施例〕

以下図面に示した実施例を参照して本発明の詳細な説明
する。

第１図には、詳細に図示していない公知の印刷部におけ
る少なくとも第１のシリンダ１、第２のシリンダ２およ
び第３のシリンダ３から成っているシリンダの配置構造
が示されている。シリンダ１、　２．　３にはそれぞれ
第１の駆動歯車４、第２の駆動歯車５および第３の駆動
歯車６が付属されている。Ｍｌ、−Ｍ２．Ｍ３は各駆動
歯車４，５゜６の有効トルクを示し、矢印はそれらの作
用方向を示している。駆動歯車系におけるトルクの流れ
において、駆動歯車４，５．６間において第１の作用線
７および第２の作用線８に沿って第１の力９および第２
の力１０並びにこれらの力９，１０の合力１１が作用す
る。

第２図は、第１の軸受１２で作用する第１の軸受力１３
、第２の軸受１４にかかる第２の軸受力１５およびバイ
アス荷重形軸受１６にかかる第３の軸受力１７によって
支持されたシリンダ２を概略的に示している。軸受１２
，１４．１６に付属されたばね２１は印刷機のフレーム
の弾性を表している。

バイアス荷重形軸受１６として好適には、第２の駆動歯
車５およびそこに作用する合力１１のそばにある外側軸
受が利用される。バイアス荷重形軸受１６は偏心軸受１
６．１として形成され、偏心距離１８にわたって未バイ
アス荷重のシリンダ２の中心線２０に対してバイアス力
方向１つに調整できる。

第３図は第２図におけるバイアス荷重済のシリンダを種
々の運転回転数範囲において図示している。

第３図（ａ）には運転回転数範囲の下限における駆動歯
車の状態が示されている。この範囲において駆動歯車５
にかかる合力１１と駆動歯車５の中心線５．１との間の
傾斜角度ψは負の値となっている。

第３図（ｂ）に示されている駆動回転数範囲の中間にお
いて、駆動歯車５の中心線５．１は合力１１の方向と一
致している。

第３図（Ｃ）には、運転回転数範囲の上限における駆動
歯車５が示されており、この場合傾斜角度ψは正の値を
有している。本発明に基づく方式によって、特に運転回
転数範囲においてシリンダの半径方向変位並びに半径方
向運転が最小になり、これに伴って搬送すべき用紙の受
は渡し精度並びに印刷の質が向上することが保証される
。シリンダのバイアス荷重支持は、運転回転数範囲にお
ける駆動歯車の傾斜を最小にすることによって、シフ１
ダチヤネル回転（Ｚｙｌｉｎｄｃｒｋａｎａｌｉ；ｂｅ
ｒｒｏｌｌｕｎｇ　）並びに駆動歯車系におけるほとん
ど狂いのない回転運転の伝達により、バックラッシ内に
おける半径方向の動き並びに有害な半径方向の変位を阻
止する。

【図面の簡単な説明】

第１図はシリンダの配置構造の概略図、第２図はバイア
ス荷重済のシリンダの概略構成図、第３図は種々の運転
回転数範囲におけるシリンダの概略構成図である。１・・・第１のシリンダ、２・・・第２のシリンダ、３
・・・第３のシリンダ、４・・・第１の駆動歯車、５・
・・第２の駆動歯車、５．１・・・駆動歯車の中心線、
６・・・第３の駆動歯車、７・・・第１の作用線、８・
・・第２の作用線、９・・・第１の力、１０・・・第２
の力、１１・・・合力、１２・・・第１の軸受、１３・
・・第１の軸受力、１４・・・第２の軸受、１５・・・
第２の軸受力、１６・・・バイアス荷重形軸受、１６．
１・・・偏心軸受、１７・・・第３の軸受力、１７．１
・・・バイアス力、１８・・・偏心距離、１９・・・バ
イアス力方向、２０・・・未バイアス荷重シリンダの中
心線、２１・・・ばね、Ｍｌ・・・第１のシリンダのト
ルク、Ｍ２・・・第２のシリンダのトルク、Ｍ３・・・
第３のシリンダのトルク、ψ・・・傾斜角度。出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims

【特許請求の範囲】１、シリンダおよびドラムが少なくとも三つの軸受で支
持されているような印刷機におけるシリンダおよびドラ
ムの支持装置において、バイアス荷重形軸受（１６）と
して形成された少なくとも一つの軸受が、駆動系に生ず
る軸受力（１７）の方向に偏心して調整可能に配置され
ていることを特徴とする印刷機におけるシリンダおよび
ドラムの支持装置。２、バイアス荷重形軸受（１６）が偏心軸受（１６．１
）として形成されていることを特徴とする請求項１記載
のシリンダおよびドラムの支持装置。３、運転回転数範囲において締付け方向に作用するバイ
アス力（１７；１７．１）が、シリンダ（２）の中心線
（２０）に対する偏心軸受（１６．１）の調整可能な偏
心距離（１８）によって、常に方向を一様に保たれてい
ることを特徴とする請求項１記載のシリンダおよびドラ
ムの支持装置。４、駆動歯車（５）の締付け方向（１９）に対する傾斜
角度（ψ）が、運転回転数範囲の回転中に負の値から正
の値に移行するようにされていることを特徴とする請求
項１記載のシリンダおよびドラムの支持装置。５、駆動歯車（５）の傾斜角度（φ）が好適には駆動回
転数範囲の中心においてほぼ零であることを特徴とする
請求項１記載のシリンダおよびドラムの支持装置。６、偏心距離（１８）の値が、軸受隙間と駆動歯車（５
）の偏心距離との合計より大きいことを特徴とする請求
項１記載のシリンダおよびドラムの支持装置。