JPH01149794A - α−グリコシルグリチルリチンの精製方法 - Google Patents

α−グリコシルグリチルリチンの精製方法

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JPH01149794A
JPH01149794A JP30802487A JP30802487A JPH01149794A JP H01149794 A JPH01149794 A JP H01149794A JP 30802487 A JP30802487 A JP 30802487A JP 30802487 A JP30802487 A JP 30802487A JP H01149794 A JPH01149794 A JP H01149794A
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glycosylglycyrrhizin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、α−グリコシルグリチルリチンの精製方法に
関し、さらに詳しくは、α−グリコシルグリチルリチン
およびグリチルリチンを含有している溶液から、高純度
のα−グリコシルグリチルリチンを得るための方法に関
する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 従来、甘草から抽出された甘草エキス中に含まれるグリ
チルリチンの精製方法に関しては、種々報告されている
(特開昭52−’139710号公報、特開昭56−5
1500号公報など)。しかし上記いずれの方法におい
ても、甘草エキス中の苦み、渋み成分の除去は極めて困
難でめった。
このような問題点を解決するため、特開昭58−870
号公報には、グリチルリチンと澱粉質とを含有する水溶
液に、シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ
を作用させ、得られたα−グリコシルグリチルリチンを
含む反応混合物を得ることにより、グリデルリチンが有
する苦み、渋みおよび他の異味なとの味質を除去するた
めの方法が開示されており、このようにして得られたα
−グリコシルグリチルリチンは、飲食物などの用途に用
いることができると教示されている。
また上記の特開昭58−870号公報には、グリチルリ
チンと澱粉質とを含有する水溶液にシクロデキストリン
グルカノトランスフェラーゼを作用させて得られる反応
混合物中に含まれるα−グリコシルグリチルリチンの濃
度を高めるための方法として、合成吸着剤を充填したカ
ラムに該反応混合物を通液し、α−グリコシルグリチル
リチンおよびグリチルリチンを合成吸着剤に吸着させる
とともに、該反応混合物中のrimの糖類をカラムから
流出させ、次いで、このカラムにメタノール水、エタノ
ール水溶液などを通液させるなどの処理を行って、前記
反応混合物中のα−グリコシルグリチルリチンの濃度が
高められた溶出物を1ひる方法が開示されている。
しかし、このような方法により得られたα−グリコシル
グリチルリチンの濃度が高められた溶出物中には、α−
グリコシルグリチルリチンに加えて未反応のグリチルリ
チンなどが含まれている。
このため上記の溶出物から得られる固体物中にはα−グ
リコシルグリチルリチンに加えてグリチルリチンか含ま
れている。ところで固体状のグリチルリチンは水に対す
る溶解度が酸性条件下においては極めて低く、もし多量
のグリチルリチンを水に溶解しようとすると、グリチル
リチンはゲル化してしまう。したがって、グリチルリチ
ンとα−グリコシルグリチルリチンとを含んだ固体物の
溶解度は、この固体物中にα−グリコシルグリチルリチ
ンと共に含まれるグリチルリチンの含有量によって大き
く左右されてしまう。
このように、グリチルリチンとα−グリコジルグリデル
リチンとを含んだ固体物を水に溶解させようとすると、
グリチルリチンがゲル化してしままうため多量には水に
溶解させることができず、このためグリチルリチンとα
−グリコシルグリチルリチンとを含んだ固体物の用途が
著しく制約を受けるという問題点がある。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、グリチルリチンのα−グリコ
ジル化反応物から未反応のグリチルリチンおよび不純物
を分離除去して、高純度のα−グリコシルグリチルリチ
ンを得るためのα−グリコシルグリチルリチンの精製方
法を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明に係るα−グリコシルグリチルリチンの精製方法
は、α−グリコシルグリチルリチンおよびグリデルリチ
ンを含有する溶液と、陰イオン交換樹脂または合成樹脂
吸着剤とを接触させて、グリチルリチンを陰イオン交換
樹脂または合成樹脂吸着剤に吸着させ、α−グリコシル
グリチルリチンを流出させることにより、α−グリコシ
ルグリチルリチンとグリチルリチンとを分離することを
特徴としている。
本発明(よ、上記のような特徴を有するので、グリチル
リチンのα−グリコジル化反応物から未反応のグリデル
リチンおよび不純物を分離除去して、高純度のα−グリ
コシルグリチルリチンを得ることができる。ざらに、本
発明により精製されたα−グリコシルグリチルリチンは
、未反応のグリチルリチンなどを実質上含有しないため
に、酸性条件下においても水に対して高い溶解度を示し
、したがって、はとんどグルイヒを生じないとともに苦
みあるいは渋みがない。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係るα−グリコシルグリチルリチンの精
製方法について具体的に説明する。
陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤によるα−グリ
コシルグリチルリチンおよびグリチルリチン含有溶液の
本処理 本発明において用いられる、α−グリコジルグリデルリ
チンおよびグリチルリチンを含有する溶液としては、グ
リチルリチンと澱粉質とを含有する溶液に、シクロデキ
ストリングルカノトランスフェラーゼを作用させて得ら
れる反応液を、必要に応じて加熱失活させて得られた溶
液が用いられる。
本発明において用いられる陰イオン交換樹脂としては、
弱塩基樹脂を用いることもでき、強塩基樹脂を用いるこ
ともできる。弱塩基樹脂としては、具体的には、三菱化
成(株)から市販されているダイヤイオンWA−20,
30などが用いられる。
強塩基樹脂としては、具体的には、三菱化成(株)から
市販されているダイヤイオンPA408、PA412な
どが用いられる。
このような陰イオン交換樹脂は、予めC1、S04、O
H型などに置換して用いることが好ましい。
本発明において用いられる合成樹脂吸着剤としては、巨
大網状構造を有し、かつ中間極性あるいは無極性を示す
多孔性重合体樹脂からなり、広範囲にわたる表面積、多
孔性および孔径分布を有している合成樹脂吸着剤が挙げ
られる。無極性を示す合成樹脂吸着剤としては、たとえ
ば、スチレン−ジビニルベンゼン系重合体が挙げられ、
250〜800尻/gの比表面積、40〜100オング
ストロームの平均孔径、30〜55容積%の気孔率を有
している。このような合成樹脂吸着剤は、たとえばオル
ガノ(株)より商品名アンバーライト吸着剤XAD−2
、XAD−4あるいは三菱化成(株〉からトIP−20
として市販されている。
また中間極性を有する合成樹脂吸着剤としては、たとえ
ば、アクリルエステル系重合体が挙げられ、100〜5
00尻/gの比表面積、70〜250オングストローム
の平均孔径、50〜60容積%の気孔率を有している。
このような合成樹脂吸着剤は、たとえばオルガノ社(株
)より商品名アンバーライト吸着剤XAD−7、XAD
−8として市販されている。
本発明においては、上記したα−グリコシルグリチルリ
チンおよびグリチルリチンを含有覆る溶液と、上記した
陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤とを接触させて
、グリチルリチンを陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸
着剤に吸着させ、α−グリコシルグリチルリチンを流出
させることにより、α−グリコジルグリデルリチンとグ
リチルリチンとを分離し、α−グリコシルグリチルリチ
ンの精製を行う。
合成樹脂吸着剤にグリチルリチンを吸着させる際に、後
記するような酸を用いて、酸性条件下に、α−グリコシ
ルグリチルリチンおよびグリチルリチンを含有する溶液
を30〜90’C1好ましくは40〜60’Cに加温す
ることが望ましい。このような酸性条件下でα−グリコ
シルグリチルリチンおよびグリチルリチンを含有する溶
液と合成樹脂吸着剤とを接触させることが好ましい理由
は、酸性条件下では、上記溶液中に含まれるグリチルリ
チンを強く吸着剤に吸着させることができ、したがって
グリチルリチンを上記溶液から効率的に分離できるため
でおる。
この酸性条件としては、I)H値において、1.5〜6
.5、好ましくは3.0〜6.0であることが望ましい
。この吐1値が1.5未満では、上記溶液中のグリチル
リチンが析出ないしゲル化しやすくなり、したがって、
このグリチルリチンを含む上記溶液と合成樹脂吸着剤と
の接触が困難となってしまうために好ましくなく、また
、I)H値が6.5を超えると、酸の添加効果が充分に
現われないために好ましくない。
このα−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチ
ンを含有する溶液を酸性にするために用いられる酸とし
ては、無機酸および有機酸をあげることができる。無機
酸としては、塩酸、硫酸、リン酸などが用いられうる。
また有機酸としては、酢酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、
コハク酸などが用いられうる。これらの無機酸または有
機酸は水溶液として用いられる。
また、上記したような加温条件下で、α−グリコシルグ
リチルリチンおよびグリチルリチンを含有する溶液と合
成樹脂吸着剤との接触を行なうことが望ましい理由は、
酸性条件において該溶液と吸着剤との接触を行なう場合
に、溶液の吐1値を下げるにしたがって生ずる該溶液中
の未反応のグリチルリチンの析出ないしゲル化を防止づ
るためであり、またグリチルリチンの吸着剤への吸着性
を高めるためである。
吸着剤として陰イオン交換樹脂を用いる場合には、陰イ
オン交換樹脂にα−グリコシルグリチルリチンを吸着さ
せる際に、前記した酸を用いて、酸性条件下に、α−グ
リコシルグリチルリチンおよびグリチルリチンを含有す
る溶液を30〜90°Cに加温してもよい。
このように、α−グリコシルグリチルリチンとグリチル
リチンとを含有する溶液と、陰イオン交換樹脂または合
成樹脂吸着剤とを接触させた場合に、α−グリコシルグ
リチルリチンとグリチルリチンとでは陰イオン交換樹脂
または合成樹脂吸着剤に対する吸着力に差があるため、
グリチルリチンのみが陰イオン交換樹脂または合成樹脂
吸着剤に吸着され、α−グリコシルグリチルリチンは溶
出し、この両者の分離ができるものと考えられる。
詳説すれば、α−グリコシルグリチルリチンおよびグリ
デルリチンとを含有する溶液と、陰イオン交換樹脂また
は合成樹脂吸着剤(以下両者を合わせて樹脂ということ
かある)とを接触させた場合に、グリチルリチンは強く
樹脂に吸着され、グリチルリチンよりも樹脂に対する吸
着力の弱いα−グリコシルグリチルリチンは樹脂に吸着
されることなくそのまま樹脂から流出してしまうと考え
られる。またα−グリコシルグリチルリチンが一旦樹脂
に吸着されたとしても、α−グリコシルグリチルリチン
が吸着された陰イオン樹脂または合成樹脂吸着剤の吸着
サイトにグリチルリチンが接近すると、α−グリコシル
グリチルリチンとグリチルリチンとの樹脂に対する吸着
力の差のために、該吸着サイトにおいてα−グリコシル
グリチルリチンとグリチルリチンとが交換され、グリチ
ルリチンが樹脂に吸着され、代ってα−グリコシルグリ
チルリチンが樹脂から脱着されるために、α−グリコシ
ルグリチルリチンとグリチルリチンとが陰イオン交換樹
脂または合成樹脂吸着剤により分離されるものと考えら
れる。
したがって、α−グリコジルグリデルリチンおよびグリ
チルリチンを含有する溶液と、陰イオン交換樹脂または
合成樹脂吸着剤とを接触させ、グリチルリチンを陰イオ
ン交換樹脂または合成樹脂吸着剤に吸着させた際に、一
部のα−グリコシルグリチルリチンが陰イオン交換樹脂
または合成樹脂吸着剤に吸着されても、さらにグリチル
リチンを含有する溶液またはα−グリコシルグリチルリ
チンおよびグリチルリチンを含有する溶液と、α−グリ
コシルグリチルリチンが吸着された陰イオン交換樹脂ま
たは合成樹脂吸着剤とを接触させることにより、α−グ
リコシルグリチルリチンが吸着された吸着サイトにおい
てα−グリコシルグリチルリチンとグリチルリチンとの
交換を行なわせて、α−グリコシルグリチルリチンを脱
着させることができる。
前記のα−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリ
チンを含む溶液中に不純物としての単糖、オリゴ糖ある
いは未反応のデキストリンなどが含まれていても、これ
らの不純物は陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤に
吸着されない。したがって、陰イオン交換樹脂または合
成樹脂吸着剤と該溶液との接触に際し、樹脂に付着した
これらの不純物は、水または温水で樹脂を洗浄すること
により樹脂から容易に排除できる。
上述のようにして、グリチルリチンが分離されたα−グ
リコシルグリチルリチン溶液が得られる。
本発明において、上記したα−グリコシルグリチルリチ
ンおよびグリチルリチンを含有する溶液と陰イオン交換
樹脂または合成樹脂吸着剤との接触は、α−グリコシル
グリチルリチンおよびグリチルリチンを含有する溶液中
に陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤を添加するバ
ッチ法によっても行ないうるが、通常はカラムに陰イオ
ン交換樹脂または合成樹脂吸着剤を充填して行なうカラ
ム法により行なうことが好ましい。
カラム法によってα−グリコシルグリチルリチンオン交
換樹脂または合成樹脂吸着剤との接触を行なう場合には
、カラム中のα−グリコジルグリプルリチンおよびグリ
デルリチンを含有する溶液の流通速度を空間速度(SV
)で毎時0.1〜3程度とすることが好ましい。
このようにして陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤
から脱着させて得られたα−グリコシルグリチルリチン
溶液を、必要に応じて、ト1型イオン交換樹脂を用いて
ざらに脱塩精製することもできるが、上記のようにして
得られたα−グリコシルグリチルリチン溶液を、そのま
ま飲食に供することもでき、場合によっては濃縮したり
、屹燥したりして、粉末化して飲食に供することもでき
る。
上記したように陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤
からα−グリコシルグリチルリチンの脱着を行なった後
に、後記するように、合成樹脂吸着剤による「前処理」
または「後処理」におけるα−グリコシルグリチルリチ
ンおよび/またはグリデルリチンの脱着に際して用いら
れるアルカリおるいは有機溶媒を含有する脱着剤を用い
て、陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤に残存吸着
しているグリチルリチンおよび一部のα−グリコシルグ
リチルリチンなどを脱着回収し、本発明において用いら
れるα−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチ
ンを含有する溶液に代えて再利用することができる。
陰イオン交換樹脂からグリチルリチンおよびα−グリコ
シルグリチルリチンを脱着するに際しアルカリおるいは
有機溶媒を含有する脱着剤に、Na Cl 、Ca c
l  、Na 2304などの塩類を添加して脱着剤と
して用いれば、グリチルリチンおよび一部残存吸着して
いるα−グリコシルグリチルリチンの脱着はざらに容易
となる。
なお、このアルカリあるいは有機溶媒を含有する脱着剤
によるグリチルリチンおよび一部のα−グリコシルグリ
チルリチンの脱着回収操作は、同時に、陰イオン交換樹
脂または合成樹脂吸着剤の再生処理をも兼ねるという利
点を有する。この操作を行うことにより、α−グリコシ
ルグリチルリチンの精製に用いられた陰イオン交換樹脂
または合成樹脂吸着剤の再利用が可能となる。
グリチルリチンが分離されただけでなく、α−グリコシ
ルグリチルリチンおよびグリデルリチンを含有する溶液
中に存在する不純物としての単糖、オリゴ糖あるいは未
反応のデキストリンなども分離された高純度のα−グリ
コシルグリチルリチンを得るためには、上述した陰イオ
ン交換樹脂または合成樹脂吸着剤によるα−グリコシル
グリチルリチンおよびグリチルリチンを含有する溶液の
処理(本処理)に先立って、あるいはこの「本処理」の
後に、上記の「本処理」で用いたような合成樹脂吸着剤
による該溶液の下記のような処理を行なうことが好まし
い。以下、陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤によ
るα−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチン
を含有する溶液の処理に先立って、合成樹脂吸着剤によ
る処理を行なう場合(前処理)と、陰イオン交換樹脂ま
たは合成樹脂吸着剤によるα−グリコシルグリチルリチ
ンおよびグリデルリチンを含有する溶液の処理の後に合
成樹脂吸着剤による処理を行う場合(後処理)とに分け
て説明する。
合成樹脂吸着剤による前処理 α−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチンを
含有する溶液の陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着剤
による処理(本処理〉に先立って、該溶液を合成樹脂吸
着剤で処理する場合について説明する。
上記したα−グリコシルグリチルリチンおよびグリチル
リチンを含有する溶液と、合成樹脂吸着剤とを用いて、
α−グリコシルグリチルリチンおよびグリデルリチンを
含有する溶液と、上記1本処理」で用いたと同様の合成
樹脂吸着剤とを接触させ、α−グリコシルグリチルリチ
ンおよびグリチルリチンを合成樹脂吸着剤に吸着させる
合成吸着剤にα−グリコシルグリチルリチンおよびグリ
チルリチンを吸着させる際に、前記したような酸を用い
て、酸性条件下に、α−グリコシルグリチルリチンおよ
びグリチルリチンを含有する溶液を前記した加温条件下
に合成樹脂吸着剤に通液することが望ましい。
上記のように、α−グリコシルグリチルリチンおよびグ
リチルリチンを含有する溶液中のα−グリコジルグリデ
ルリチンおよびグリチルリチンを合成樹脂吸着剤に吸着
させた後に、脱着剤として、アルカリ水、アルカリ有機
溶媒、アルカリ含水有機溶媒、含水有機溶媒または有機
溶媒を用いて、合成樹脂吸着剤からα−グリコジルグリ
プルリチンおよびグリチルリチンの脱着を行う。
α−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチンを
含む溶液中に不純物としての単糖、オリゴ糖あるいは未
反応のデキストリンなどが含まれていても、これらの不
純物は、合成樹脂吸着剤に吸着されない。
したがって、該合成樹脂吸着剤にこのような不純物が付
着しても、その不純物は水洗により該合成樹脂吸着剤か
ら除去される。
合成樹脂吸着剤から、α−グリコシルグリチルリチンお
よびグリデルリチンを脱着させるに際して、脱着剤とし
てアルカリ水、アルカリ有機溶媒、アルカリ含水有機溶
媒、含水有機溶媒または有機溶媒が用いられるが、この
ような脱着剤としては、具体的には次のようなものが用
いられる。
アルカリ水としては、具体的には、炭酸ソーダ水、アン
モニア水、カセイソーダ水、カセイソーダなどが埜げら
れる。このようなアルカリ水のアルカリは0.1〜2.
0規定部度であることが好ましい。
アルカリ含水有機溶媒は、アルカリ水と有機溶媒との混
合溶媒であって、具体的には、水酸化ナトリウム水溶液
とメタノールとの混合溶媒などが挙げられる。このアル
カリ含水有機溶媒においては、アルカリは0.01〜2
.0規定部度で、水は5〜60重呈%の量で、有機溶媒
は40〜95重量%の量で存在していることが好ましい
有機溶媒としては、具体的には、メタノール、エタノー
ル、イソプロパツールなどのアルコール類、アセトンな
どのり゛トン類、エチルエーテルなどのエーテル類など
が挙げられる。これらのうち好ましくはエタノールが用
いられる。
含水有機溶媒は、水と上記のような有機溶媒との混合溶
媒であって、具体的にはエタノールと水との混合溶媒な
どが用いられる。
このような含水有機溶媒では、水は5〜60重量%の量
で存在していることが好ましい。
上述のように、α−グリコシルグリチルリチンおよびグ
リチルリチンを含有する溶液を、合成樹脂吸着剤により
「前処理」すれば、該溶液から不純物が除去されて、実
質上α−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチ
ンのみを含む溶液が得られる。
このα−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチ
ンのみが含まれる溶液を、α−グリコシルグリチルリチ
ンおよびグリチルリチンを含有する溶液に代えて用いて
、前記したように陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸着
剤により「本処理」すれば、グリチルリチンが除去され
ただけでなく、α−グリコシルグリチルリチンおよびグ
リチルリチンを含有する溶液中に存在する不純物として
の単糖、オリゴ糖あるいは未反応のデキストリンなとも
実質的に除去された、高純度のα−グリコシルグリチル
リチンが得られる。
合成樹脂吸着剤による後処理 α−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチンを
含有する溶液を、前記のようにして陽イオン交換樹脂ま
たは合成樹脂吸着剤で「本処理」すると、グリチルリチ
ンが分離されて、α−グリコシルグリチルリチンを含む
溶液が得られるが、この溶液中には不純物として単糖、
オリゴ糖あるいは未反応のデキストリンなどが含まれて
いる。
このような不純物とα−グリコシルグリチルリチンとを
分離するには、これらを含む溶液と上記のような合成樹
脂吸着剤とを、上記のような合成樹脂吸着剤による「前
処理」と同様にして接触させ、α−グリコシルグリチル
リチンを合成樹脂吸着剤に吸着させて単糖、オリゴ糖あ
るいは未反応のデキストリンなどを水洗除去した後、上
記したような脱着剤にてα−グリコシルグリチルリチン
を脱着させればよい。この際、該溶液の加温を行なう必
要は必ずしもない。
上述のようにして精製されたα−グリコシルグリチルリ
チンは、酸性条件下においても水に対する溶解度が高く
、はとんどゲル化しないとともに、苦味あるいは渋味を
有していない。従って、本発明により得られるグリチル
リチンを含まないα−グリコシルグリチルリチンは、グ
リチルリチンを含むα−グリコシルグリチルリチンと比
較して、飲食物あるいは医薬品などに極めて容易に調製
することができる。さらに、高純度のα−グリコシルグ
リチルリチン自体は、無味・無臭であるから、α−グリ
コシルグリチルリチンを含有する飲食物あるいは医薬品
などの摂取は極めて容易になる。
発明の効果 本発明においては、α−グリコシルグリチルリチンの精
製に際して、α−グリコシルグリチルリチンおよびグリ
チルリチンを含有する溶液と、陰イオン交換樹脂または
合成樹脂吸着剤とを接触させて、グリチルリチンを陰イ
オン交換樹脂または合成樹脂吸着剤に吸着させ、α−グ
リコシルグリチルリチンを流出させることにより、α−
グリコシルグリチルリチンとグリチルリチンとの分離を
行っているので、グリチルリチンのα−グリコジル化反
応物から未反応のグリチルリチンおよび不純物を分離除
去して、高純度のα−グリコシルグリチルリチンを得る
ことができる。
ざらに、本発明により精製されたα−グリコシルグリチ
ルリチンは、実質上グリチルリチンを含んでいないため
酸性条件下においても水に対して高い溶解度を示し、は
とんどゲル化を生じないとともに、無味・無臭でめる。
したがって、本発明により得られた高純度のα−グリコ
シルグリチルリチンを飲食物あるいは医薬品などに容易
に調製することかできるとともに、α−グリコシルグリ
チルリチンを含有する飲食物おるいは医薬品は摂取が極
めて容易となる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
まず下記の実施例に用いられる試料液を実施例の実施に
先立って調製した。この試料液の調製方法を次に示す。
試料液の調製 グリチルリチン(純度98%以上、常盤植物化学研究所
製品、GAS−E)(サンプルA)を1609と、デキ
ストリン(DE6)4809との混合物に、温水を加え
、2NのNaOHを用いて0日値を5.8に調整し、溶
解して2.09の溶液を得たく反応前液)。
このようにして得られた反応前液にバチルスステイアサ
ーモフェラス酵素7000単位を加え、60 ’Cの温
度で、40時間、グリチルリチンのα−グリコジル化反
応を行なった。
この反応により得られた液(反応復液)を95°Cの温
度で加熱して、酵素を失活させ、試料液を得た。この試
料液の50dを分取し、真空濃縮乾燥を行ない、15.
5gの乾燥試料(サンプルB)を得た。
上記のようにして行なったグリデルリチンのα−グリコ
ジル化反応の反応率を調べるため、反応前液と反応復液
のグリチルリチン足を高速液体クロマトグラフィー(ト
IPLC)を用いて測定した。測定条件は、UV254
nmSODSカラム、水/アセトニトリル/酢酸−60
/40/’l、流量M/Mとした。その測定の結果、反
応復液には反応前液の24%のグリチルリチンか未反応
のまま残っており、グリチルリチンのα−グルコシル化
反応率は76%であることがわかった。
実施例1 ポーラス型強塩基樹脂0.50IQをカラムに充填し、
1NのNaOHでOH型にポーラス型強塩基樹脂を置換
した。
次いで該樹脂に試料液の流液を行なうに先立って、カラ
ム充填剤を、温水を流下させて充分に洗浄した。
温水で洗浄されたカラムに試料液1.0.i!を空間速
度(SV)=2.0 (毎時〉で流下させ、次いで、温
水を流下させ、該カラムを充分に洗浄し、固形分が27
0.69含まれた出液2.49を得た。
この出液を11PLcで分析したところ、グリチルリチ
ンのピークは認められなかった。
次に、無極性多孔性樹脂吸着剤2.0gを別のカラムに
充填し、エタノール/水=60/40の混合液4.01
で洗浄し、該吸着剤を活性化した後、このカラム充填剤
を温水で充分に洗浄した。
次いで、上記の出液2.4ρを2NのHClを用いてl
)H値を4.0に調整し、空間速度(SV)=2.0(
毎時)で、カラムに流下させ、α−グリコシルグリチル
リチンを吸着させた。
次いで、このカラムを温水で充分に洗浄し、このカラム
充填剤に吸着されない単糖、オリゴ糖あるいはデキスト
リンなどの不純物をカラムから除去した。次いで、水/
エタノール=1/1の混合液4.O,l!をカラムに流
下させてα−グリコジルグリデルリチンを脱着させ、脱
着液4.09を得た。この脱着液には、固形分が80.
2ρ含まれていた。
実施例2 無極性多孔性樹脂吸着剤1.6gをカラムに充填し、エ
タノール/水=60/40の混合液3.2gで洗浄し、
該吸着剤を活性化した後、温水で充分に洗浄した。
次いで、試料液0.60.1!を、2Nのト1cIを用
いてpH値を4.0に調整し、55°Cに加温し、空間
速度(SV)=2.0 (毎時)で、カラムに流下させ
た。
次いで、このカラムを温水を用いて充分に洗浄して、単
糖、オリゴ糖あるいはデキストリンなどの不純物をカラ
ムから洗い流した。その後、水/エタノール=1/1の
混合液3.2.9を用いて、このカラム充填剤の吸着物
を脱着させ、脱着液3.6gを得た。この脱着液には、
固形分が74.49含まれていた。HP L Cでこの
脱着液を分析したところ、面積比で23%のグリデルリ
チンが脱着液には含まれていた。
次に、ポーラス型強塩基樹脂0.3.f)を別のカラム
に充1眞し、1NのNa OHを用いてOH型にポーラ
ス型強塩基樹脂を置換した。OH型に置換後にカラムを
充分に水洗した。
次いで上記脱着液3.6りを空間速度(SV)=3.0
(毎時)でカラムに流下させた。上記脱着液を流下させ
たカラムを水洗して、出液5.0ρを得た。出液中には
固形分が46.09含まれていた。HPLCでこの出液
を分析したところ、グリチルリチンのピークは認められ
なかった。
実施例3 無極性多孔性樹脂吸着剤0.25.11をカラムに充填
し、エタノール/水−60/40の混合液0.5gで洗
浄し、該吸着剤を活性化した後、温水で充分に洗浄した
次いで、試料液0.30gを、2NのトICIを用いて
l)H値を4.0に調整し、55°Cに7JO温し、空
間速度(SV)=2.0(毎時)で、カラムに流下させ
た。
次いで、温水を流下させ、該カラムを充分に洗浄し、固
形分が71.09含まれた出液0.7.Qを得た。この
出液をHPLCで分析したところ、クリチルリチンのピ
ークは認められなかった。
次に上記カラムをエタノール/水=60/40の混合液
0.59で再生活性化した後、温水で充分に洗浄した。
次いで、上記の出液0.7gを、5V=2.0 (毎時
)で、カラムに流下させ、α−グリコシルグリチルリチ
ンを吸着させた。次いでこのカラムを温水で充分洗浄し
、吸着されない単糖、オリゴ糖あるいはデキストリンな
どの不純物をカラムから除去した。そして、エタノール
/水=1/1の混合液0.5.Qをカラムに流下させて
α−グリコシルグリチルリチンを脱着させ、脱着液0.
りQを得た。この脱着液には、固形分が9.1ρ含まれ
ていた。
実施例1の脱着液のサンプルと、実施例2の出液のサン
プルと実施例3の脱着液のサンプルとをまとめて真空濃
縮、乾燥および粉末化処理を行なってサンプルCを得、
サンプルC,A、Bについて以降の測定を行なった。
溶解度の比較テスト サンプルC,A、Bの溶解度を測定(pH4,5の緩衝
液、25°C)した。
その結果を表1に示す。
1ユ *1 α−グリコシルグリチルリチンは、水1ooyに
対して100y溶解すれば実用上充分なため、それ以上
は未試験でおる。
*2 サンプル80.40gの中には未反応のデキスト
リンなどが含まれている。
(註)本発明により精製されたサンプルCのα−グリコ
シルグリチルリチンは、サンプルAを基準とした場合、
溶解度が2500倍以上に向上している。
サンプルBには、未反応のデキストリンなどが含まれて
いるため、見かけ上はサンプルBの水に対する溶vff
度か上かっているが、実際上はサンプルBの溶解度はあ
まり改善されていない。
味質の比較テスト サンプルC,A、Bについて、10名のパネラ−により
、25°Cの室温下で味質の比較テストを行った。
その結果を表2に示す。(サンプルA、B:水100g
に対する最大溶解用による) 表2 (註)ただしサンプルC1サンプルA1サンプルBはl
)H値を4.5とした水に溶解させた。サンプルAの0
.02%液は甘味と同時に苦味・渋味、異味が強かった
。サンプルBの0.4%液はサンプルAの0.02%液
より甘味は減少するが、まだかなり甘味が必り、また苦
味・渋味・異味も残っていた。サンプルCの10%液は
高濃度にもかかわらず、甘味が消失し、苦味、渋味、異
味もなくなっていた。
ゲル化濃度 サンプルC,A、Bのゲル化濃度(すなわち流動性を失
う濃度〉を測定した。(p目3.5.5°C112時間
〉 その結果を表3に示す。
表3 (註)サンプルCはサンプルAに較べ、ゲル化の生じな
い濃度が5000倍以上になってあり、サンプルBに対
しても2500倍以上になっている。
代理人  弁理士  鈴 木 俊一部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  α−グリコシルグリチルリチンおよびグリチルリチン
    を含有する溶液と、陰イオン交換樹脂または合成樹脂吸
    着剤とを接触させて、グリチルリチンを陰イオン交換樹
    脂または合成樹脂吸着剤に吸着させ、α−グリコシルグ
    リチルリチンを流出させることにより、α−グリコシル
    グリチルリチンとグリチルリチンとを分離することを特
    徴とするα−グリコシルグリチルリチンの精製方法。
JP30802487A 1987-12-04 1987-12-04 α−グリコシルグリチルリチンの精製方法 Granted JPH01149794A (ja)

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