JPH01149406A - 超電導装置 - Google Patents

超電導装置

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JPH01149406A
JPH01149406A JP62307536A JP30753687A JPH01149406A JP H01149406 A JPH01149406 A JP H01149406A JP 62307536 A JP62307536 A JP 62307536A JP 30753687 A JP30753687 A JP 30753687A JP H01149406 A JPH01149406 A JP H01149406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
gas
cryogen
container
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP62307536A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nemoto
武夫 根本
Hisanao Ogata
久直 尾形
Mitsuru Saeki
満 佐伯
Kenichi Kikuchi
賢一 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP62307536A priority Critical patent/JPH01149406A/ja
Publication of JPH01149406A publication Critical patent/JPH01149406A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超電導導体を納める寒剤容器まわりのふく射
シールドを冷凍機で冷却する機構に係り、特に寒剤容器
への侵入熱を少なくするために好適な超電導装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来は、特開昭61−175400号公報に記載のよう
に冷凍機の第1ステージ(約80K)を80にふく射シ
ールド、第2ステージ(約20K)を中間冷却に、第3
ステージ(10に以下)を超電導マグネットの冷却に使
うような方法が示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、冷凍機の第1および第2ステージがふ
く射シールド板と一体となっているため冷凍機破損事故
及び冷凍機のメンテナンス時、冷凍機をクライオスタッ
トから切離す作業および、再生するには、装置をいった
ん室温にまで暖ため、真空槽を分解する作業が必要であ
った。
本発明の目的は、冷凍機をクライオスタットに着脱する
作業を容易にすることにより、冷凍機のメンテナンス時
間を短縮することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、超電導導体を入れた寒剤容器のガス配管に
ふく射シールド板を熱的に接続して、さらに、上記ガス
配管内に冷凍機の冷却管(第1ステージや第2ステージ
)を挿入することにより達成される。
本願第1番目の発明は、寒剤容器と連通したガス配管に
ふく射シールド板を結合し、更に、ガス配管の内部に冷
凍機の冷却部を入れたことを特徴とする。
本願第2番目の発明は、冷凍機の冷却部を入れるケーシ
ングをふく射シールドと結合し、ケーシングと寒剤容器
のガス部とを連通した配管で接続したことを特徴とする
〔作用〕
超電導導体と寒剤を納めた寒剤容器、その寒剤容器を包
むふく射シールド板は、寒剤容器と連通したガス配管に
接続されている。一方、冷凍機の冷却部は、上記ガス配
管内のふく射シールド板とガス配管に接続された位置に
挿入されている。寒剤容器からの蒸発したガスがガス配
管内に送り込まれるため、ガス配管内には常に蒸発した
ガスで満されている。上記構成により、ふく射シールド
板の熱は、ガス配管と冷凍機の冷却部との間に介在する
ガス層を経由して前記冷凍数の指令部に伝わる。したが
って、冷凍機の冷却部をふく射シールド板は、間接的に
連結されているので、冷凍機本体をクライオスタットか
ら容易に抜き取ることができる。また、逆に、取付けも
容易な構造となっている。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図により説
明する。
第1図は、本発明の一実施例として分析用NMRのクラ
イオスタットを示したもので、1は、超電導コイルであ
る。2は、超電導コイル1を冷却するための寒剤(たと
えば、液体ヘリウム)である。
2′は、寒剤が蒸発したガスである。4は、超電導コイ
ル1と寒剤2.および寒剤液面計3を納めた寒剤容器で
ある。5,6そして7は、寒剤容器と連通しているもの
で熱伝導率の小さい合金、例えばステンレス鋼などから
なるガス配管、寒剤注入管とガス吐出配管である。ここ
で、ガス配管5゜6及び7は寒剤容器4を上部から吊っ
て支持する支持体としても用いている。8は、約20に
の温 □度を示す20にシールドでガス配管5、寒剤注
入管6そしてガス吐出配管7に圧着、溶接、はんだ付ま
たは、銀ろう付けされている。9は、20にシールドよ
り高い温度を示す80にシールドで20にシールドと同
様それぞれの管5,6.7に連結されている。20にシ
ールド8と80にシールド9の材質は、熱伝導率の高い
銅またはアルミニウムでできている。ガス配管5を支持
として用いない場合は、20にシールド8との連結部と
寒剤容器4との間は径10m以下の薄肉細管としてよい
、10は、80にシールド9を包み込んだ真空容器であ
る。11は、ギフオードマクマホンサイクルソルベーサ
イクル、スターリングサイクルなどを利用した冷凍機で
ある。冷凍機11は、冷凍機11の冷却部である第1ス
テージ12と第2ステージ13をガス配管内部に挿入し
て冷凍機11のフランジ14で真空容器と接続し固定し
ている。15.16は、冷凍機を運転するための高圧ヘ
リウムガス配管と低圧ヘリウムガス配管で、図示してい
ない圧縮機に連結される。
以下動作の説明をする。寒剤容器4に20にシールド8
からのふく射熱及びガス配管5.寒剤注入管6およびガ
ス吐出配管7からの伝導熱で寒剤2は蒸発しガス化する
。このため、ガス配管5゜寒剤注入管6内部は蒸発ガス
2′で満たされている。また、残りの蒸発ガス2′は、
吐出配管7から大気中に放出する。従って、冷凍Ia1
1の冷却部である第1ステージ12と第2ステージ13
の周囲は、常に寒剤の蒸発したガス2′で満たされてい
る。さらに、第1ステージに近接したガス配管は、80
にシールド9がはんだ付または溶接等で接続されている
。同様に第2ステージに近接したガス配管は、20にシ
ールド8がはんだ付または溶°接等で接続されている。
したがって、80にシールド9と20にシールド8の熱
は、冷凍機11の第1ステージ12と第2ステージ13
周りのガス2′を媒体とした熱伝導によりそれぞれのス
テージ12.13に伝達される。冷凍機11の第1.第
2ステージ12.13が冷却されると80にと20にシ
ールド9.8の熱が奪われるため、80に、20にシー
ルドの温度が下がってくる。このため、寒剤容器の侵入
熱源である20Kからのふく射熱及び伝導熱が小さくな
り、寒剤の蒸発量の少ない超電導装置が得られる。なお
、20に、80にシールド8.9の熱特性は、第2ステ
ージとガス配管のすき間、第1ステージとガス配管のす
き間が小さいほど良くなる。このすき間は、加工精度と
組立精度から決まるものであるが通常100μ以下にす
るとよい。
もし、超電導体として臨界温度の高いペロブスカイト型
超電導体を用いる場合、冷凍機の冷却部は第1ステージ
だけでもよく、寒剤としては、水素、ネオン、窒素など
を使ってもよい。
冷凍機のメンテナンス時は、ガス吐出配管を閉め、寒剤
容器4の内圧が大気圧以下(0,07kgf/aJG程
度)になったとき冷凍機11を真空容器10からゆっく
りと引き抜くとよい、これは、大気中の空気がガス配管
から入ることを防止している。
冷凍機を再びタライオスタットに取付ける場合、冷凍機
の冷却部をヘリウムガスで包んで初期の冷凍運転を行い
、完全に冷却部が冷えた後、ゆっくりと、ガス配管5内
に冷凍機の冷却部を入れて。
冷凍機のフランジを固定するとよい。
15は、チエツクバルブで、寒剤の蒸発量がきわめて少
ない場合、大気圧の大きな変動によって寒剤の蒸発ガス
流量が大きく変動することを防止する働きがある。
また、16は、超電導コイル1がクエンチを起こしたと
きにのみ、大量の蒸発ガス2′を吐出させる破壊板(ラ
ブチャーディスク)である、17は、超電導コイル1に
電流を供給するパワーリード(図示なし)用コネクター
である。パワーリードを差し込むときは、クイッククラ
ンプ18をはずしてクイツククランプ18上部の配管を
はずし。
パワーリードを差し込むことができる構造となっている
第2図は、本発明の他の実施例である。第1図と同一部
分は同一符号で示しである。第2図中の19は冷凍機の
冷却部を入れるケーシングであり、第1図のガス配管5
の底を閉じたものに相当する。
20は、寒剤の蒸発ガスをガス吐出配管7を通してケー
シング19内に通り込む配管で、ガス吐出配管7とケー
シング19との間には、バルブ21が設けられている。
23及び24はガス配管6笈び7の中に挿入されたバッ
フルで、ふく射熱の侵入を防止する。
以下、第2図を使って動作の説明する。大きな超電導コ
イル1の予冷は、超電導コイル1を安定に冷却する液体
ヘリウムを注入する前に、液体窒素で超電導コイル1を
冷却する。このとき、液体窒素が蒸発したガスを冷凍機
ケーシング内に送り込んでしまうと、冷凍機11の第2
ステージ13の温度が約20Kまで低下するので窒素ガ
スは、固化してしまい冷凍機11を真空容器10から切
り離せなくなる。従って、バルブ21を閉めた状態でバ
ルブ22の口から真空排気後、ヘリウムガスを封入して
バルブ22を閉める。その後、寒剤注入管6から液体窒
素を寒剤容器4に注入して超電導コイル1を液体窒素温
度まで冷却する。また、このとき冷凍機11の運転を開
始する。その後。
寒剤容器に溜った液体窒素を追いだして液体ヘリウム2
を注入して寒剤容器に溜め込む。バルブ21は、液体ヘ
リウムを注入後、開く。
この結果、冷凍機ケーシング内は、冷凍機ケーシングか
ら多少のヘリウムガスが漏れる場合でも常に、蒸発した
ヘリウムガスが補給され安定に80にシールド9と20
にシールドの冷却が行える。冷凍機11のメンテナンス
時は、冷凍機ケーシング19内が常にヘリウムガスで満
たされているので真空排気することなしに第1図と同様
、容易な作業となる。
C発明の効果〕 本゛発明によれば、冷凍機の冷却部を寒剤容器と連通し
たガス配管内に取り付けることにより、冷凍機をクライ
オスタット内に着脱することを容易に行うことができる
。また、冷凍機を冷凍機ケーシングに納める場合には、
冷凍機ケーシングと寒剤容器をガス配管で接続すること
で、冷凍機ケーシング内には、寒剤ガスが常に満たされ
るので、冷凍機ケーシング内の寒剤ガス補給が不要かつ
冷凍機の着脱も容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1晶2図はいずれも本発明の実施例に係る超電導装置
の縦断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.超電導導体と寒剤を納めた寒剤容器、その寒剤容器
    を包むふく射シールド液、さらにそれらを納めた真空容
    器から成る超電導装置において、前記寒剤容器と連通し
    たガス配管に前記ふく射シールド板を結合し、さらに、
    ガス配管の内部に冷凍機の冷却部を入れたことを特徴と
    する超電導装置。
  2. 2.前記冷凍機冷却部と前記ガス配管とふく射シールド
    との結合が近接していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の超電導装置。
  3. 3.超電導導体と寒剤を納めた寒剤容器、その寒剤容器
    を包むふく射シールド板、さらにそれらを納めた真空容
    器から成る超電導装置において、冷凍機の冷却部を入れ
    るケーシングを前記ふく射シールドと結合し、前記ケー
    シングと前記寒剤容器のガス部とを連通した配管で接続
    したことを特徴とする超電導装置。
JP62307536A 1987-12-07 1987-12-07 超電導装置 Pending JPH01149406A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7000408B2 (en) 2003-10-15 2006-02-21 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Superconducting magnet apparatus and maintenance method of refrigerator for the same
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