JPH0114925Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0114925Y2
JPH0114925Y2 JP8725283U JP8725283U JPH0114925Y2 JP H0114925 Y2 JPH0114925 Y2 JP H0114925Y2 JP 8725283 U JP8725283 U JP 8725283U JP 8725283 U JP8725283 U JP 8725283U JP H0114925 Y2 JPH0114925 Y2 JP H0114925Y2
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JP
Japan
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cap
sample
ladle
sampler
clamper
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Expired
Application number
JP8725283U
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English (en)
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JPS59194068U (ja
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Priority to JP8725283U priority Critical patent/JPS59194068U/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柄杓式サンプラーで溶融金属の試料を
採取したのちに使用する、自動回収装置に関する
ものである。
近年、製銑、製鋼工場等に於ては、多数回使用
できる柄杓式サンプラーを用い、溶融金属の試料
採取を行つているが、サンプラーから試料を回収
する作業は人力に依存するところがほとんどであ
り、特に、サンプラーから試料を取り出す作業や
サンプラーに付着した鋳バリや地金の除去作業は
きわめて困難である。本考案は柄杓式サンプラー
から試料を安全かつ自動的に回収し、次工程へ送
ることを可能とする自動回収装置を提供すること
を目的としている。
以下本考案を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図において4は一般に使用されている柄杓
式サンプラーで図示しないランスに自動的に装着
され溶融金属の試料を採取するようになつてい
る。サンプルを装着したランスは溶融金属鍋(図
示していない)上へ移動し、それから下降して溶
融金属試料を採取し、上昇後ガイド3の上部に移
動して一旦停止する。ここでサンプル抜取りのた
めに抜取高さ位置までランスは下降して停止せし
められる。柄杓式サンプラー4の容器部4b上部
に柄1aとリング部1bとを有するキヤツプ1を
予め取付けておく。抜取高さ位置においてシリン
ダ6とシリンダ6によつて前進後退するバー7と
を有する抜取装置5が作動してバー7がキヤツプ
1の柄1aに挿入される。柄杓式サンプラーと共
にランスを下降せしめると、バー7に保持された
キヤツプ1とキヤツプ1に溶着した試料2とがサ
ンプラーの容器部4bから取り出される。取り出
された試料2はキヤツプ1と共にクランパ8によ
つて把持される。クランパ8はシリンダ9によつ
て把持、解放を行う。クランパ8はシリンダ11
によつて前進後退可能の台車10上に支持され、
第1図破線位置と実線位置との間に運動する。後
退運動中にモータ12に連結されたカツタ13が
作動してキヤツプ1と試料2とが切断される。切
断された試料2はシユータ14を通りエアシユー
タ15まで自然落下し、自動的に図示しない分析
室へ搬送される。
試料2を抜き取つた使用済の柄杓式サンプラー
は、下部に設けられた回収箱16の中へ、ランス
の自動脱却機能により落下され、その後は人手に
て処理される。
第3図及び第4図は柄杓式サンプラーに取り付
けるキヤツプの他の実施例であり、第3図は棒状
の柄1′aを有するリング状のキヤツプ1′を示
す。この場合抜取装置は柄1′aを把持するに適
した形状構造のものとなされる。第4図はサンプ
ラーの容器部4b上方に中空の砂型製のキヤツプ
1″を載置して試料2を採取する。第3図の場合
と同様に抜取装置はキヤツプ1″の側面を解放可
能に保持する保持部を具えるものとし、保持部が
シリンダ6によつて前進後退および把持、解放を
行う。把持解放は別のシリンダ(図示しない)に
よつて行なう。
本考案によれば、溶融金属より採取した試料を
柄杓式サンプラーから取り出す際の柄杓式サンプ
ラーに人力によつて機械的衝撃をあたえる作業
や、試料に付着した鋳バリや地金を取る作業、あ
るいは気送管へ投入するために試料を均一径にす
る作業等の手間が省け、作業者の労働が軽減され
るとともに安全が確保される。
又、現在一般に使用されている柄杓式サンプラ
ー自動試料採取装置と組合せ使用することによ
り、安全かつ迅速、正確な試料回収作業が可能と
なる。
柄杓式サンプラーのキヤツプ(第2図、第3
図)は切断回収後旋盤等で取り付け面に加工を施
すことにより多数使用も可能である。第3図の実
施例においてキヤツプ1の柄1aの一方に勾配を
もたせてあるが、これは溶融金属表面のスラグに
突入した際のスラグによるキヤツプの剥離を防ぐ
ことができ、かなり固いスラグがあつても浸漬で
きるので有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動回収装置の概略的設
備状態図を示す側面図。第2図は本考案に係るキ
ヤツプの平面図及び側面図を示す。第3図および
第4図はキヤツプの他の実施例を示す平面図及び
側面図。第5図および第6図は柄杓式サンプラー
に取り付けた砂型キヤツプの縦断面図と平面図を
示す。 1,1′,1″:キヤツプ、2:試料、3:ガイ
ド、4:柄杓式サンプラー、4b:容器部、5:
抜取装置、6:シリンダ、7:バー(保持部)、
8:クランパ、9:クランパ作動用シリンダ、1
1:クランパ前進後退用シリンダ、12:カツタ
駆動用モータ、13:カツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柄杓式サンプラーの試料採取口上部に、採取後
    試料と共に機械的に引き抜くことのできる把持又
    は引つ掛け可能なキヤツプを設け、キヤツプの柄
    を把持又は引つ掛ける保持部と該保持部を前進後
    退させるシリンダとを含む抜取装置と、 取り出された試料を把持するクランパとクラン
    パを前進後退させるシリンダとクランパ後退時に
    サンプル上部のキヤツプ部を切断するカツタと該
    カツタを配動するモータとを含む切断装置と、 で構成され該抜取装置により柄杓式サンプラーの
    下方運動と共働してキヤツプとキヤツプに溶着し
    た試料とをサンプラーの容器部から取り出すこと
    を特徴とする柄杓式サンプラーによる試料自動回
    収装置。
JP8725283U 1983-06-08 1983-06-08 柄杓式サンプラ−による試料自動回収装置 Granted JPS59194068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8725283U JPS59194068U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 柄杓式サンプラ−による試料自動回収装置

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JP8725283U JPS59194068U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 柄杓式サンプラ−による試料自動回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59194068U JPS59194068U (ja) 1984-12-24
JPH0114925Y2 true JPH0114925Y2 (ja) 1989-05-02

Family

ID=30217166

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JP8725283U Granted JPS59194068U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 柄杓式サンプラ−による試料自動回収装置

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JP (1) JPS59194068U (ja)

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JPS59194068U (ja) 1984-12-24

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