JPH01149213A - 磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリ - Google Patents
磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリInfo
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- JPH01149213A JPH01149213A JP30805187A JP30805187A JPH01149213A JP H01149213 A JPH01149213 A JP H01149213A JP 30805187 A JP30805187 A JP 30805187A JP 30805187 A JP30805187 A JP 30805187A JP H01149213 A JPH01149213 A JP H01149213A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/56—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head support for the purpose of adjusting the position of the head relative to the record carrier, e.g. manual adjustment for azimuth correction or track centering
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野］
この発明は、ビデオテープレコーダ、デジタルオーディ
オチーブレコーダの如き磁気記録再生装置の回転ヘッド
アセンブリ、特に特殊再生のための磁気ヘッドの変位手
段の改良に関する。 〔従来の技術〕 第２図は例えば実開昭６１−１６３３２３号公 報に示
された形式の従来の可動磁気ヘッド型回転ヘッドアセン
ブリを示す縦断面図であり、図において、（１）は磁気
テープ（２）を螺旋状に案内するリード溝（１０１）を
外周面（１０２）に有する固定シリンダ、（３）は玉軸
受（４）を介して固定シリンダ（１）から回転可能に支
持された中心軸、（５）は前記中心軸（３）に固定され
た回転シリンダであって、前記中心軸（３）に固定され
たフランジ（５０１）およびこのフランジ（５０１）に
固定された本体（５０２）からなっている、（６）は円
周方向に１８０°の間隔を置いて回転シリンダ（５）に
よって担持された磁気ヘラドブあって、各磁気ヘッド（
６）毎に独立して回転シリンダ（５）に固定して設けら
れた板状圧電素子（７）の先端に固定されている。（８
）は回転シリンダ（５）を回転駆動するためのモータで
あって、（８０１）はその固定子、（８０２）は回転子
である。（９）は玉軸受（４）の保持部材である。 （１０）は圧電素子（７）に所定の方向の電圧を印加す
るための電源であって、一方の出力端子（Ａ）は接地さ
れ、他方の出力端子（Ｂ）には回転シリンダ（５）の一
回転の間に−サイクルの変化をする可変電圧を出力する
ものである。（１１）は回転シリンダ（５）に固定され
たスリップリング装置であって、電源（１０）の出力電
圧はリード線（１２）、ブラシ（１３）、スリップリン
グ装置（１１）およびリード（１４）を介して各圧電素
子（７）に印加される。 次に動作について説明する。モータ（８）で回転シリン
ダ（５）を回転駆動すると、磁気ヘッド（６）も中心軸
（３）を中心として回転し、固定シリンダ（１）のリー
ド溝（１０１）に沿って螺旋状に案内されて走行する磁
気テープ（２）に情報を記録し、あるいは記録された情
報を再生するしかして、記録時と異なる速度で再生する
特殊再生（高速再生、低速再生、静止再生等）の時には
、磁気ヘッド（６）を固定したままでは、通常再生時と
同様に磁気テープ（２）をトレースできない。そこで、
特殊再生に応じた電圧を電源（１０）から出力してこれ
を各圧電素子（７）に印加して圧電素子（７）を中心軸
（３）の軸方向に伸縮させるわけである。即ち、この電
圧は先に述べたように回転シリンダ（５）の一回転の間
に一サイクルの変化をし、従って圧電素子（７）も回転
シリンダ（５）の回転に同期して軸方向に伸縮し、これ
により圧電素子（７）に固定された磁気ヘッド（６）を
上下、即ち軸方向に変位させて磁気テープ（２）を通常
再生時と同様にトレースさせるようになっている。 ［発明が解決しようとする問題点］ 従来の特殊再生機能を有する回転ヘッドアセンブリは以
上のように構成されており、各磁気ヘッド（６）毎に圧
電素子（７）を設けなければならず、また圧電素子（７
）が回転シリンダ（５）に取付けられているため、固定
部からの電圧印加のためにスリップリング装置（１１）
を必要とするため、磁気ヘッド（６）の軸方向の変位機
構が複雑になるばかりでなく、部品点数も多くなる問題
点があった。 この発明は従来のもののかかる問題点を解決するために
なされたもので、磁気ヘッドの軸方向変位機構が簡単で
、部品点数も少ない磁気記録再生装置の回転ヘッドアセ
ンブリを提供することを目的とする。
オチーブレコーダの如き磁気記録再生装置の回転ヘッド
アセンブリ、特に特殊再生のための磁気ヘッドの変位手
段の改良に関する。 〔従来の技術〕 第２図は例えば実開昭６１−１６３３２３号公 報に示
された形式の従来の可動磁気ヘッド型回転ヘッドアセン
ブリを示す縦断面図であり、図において、（１）は磁気
テープ（２）を螺旋状に案内するリード溝（１０１）を
外周面（１０２）に有する固定シリンダ、（３）は玉軸
受（４）を介して固定シリンダ（１）から回転可能に支
持された中心軸、（５）は前記中心軸（３）に固定され
た回転シリンダであって、前記中心軸（３）に固定され
たフランジ（５０１）およびこのフランジ（５０１）に
固定された本体（５０２）からなっている、（６）は円
周方向に１８０°の間隔を置いて回転シリンダ（５）に
よって担持された磁気ヘラドブあって、各磁気ヘッド（
６）毎に独立して回転シリンダ（５）に固定して設けら
れた板状圧電素子（７）の先端に固定されている。（８
）は回転シリンダ（５）を回転駆動するためのモータで
あって、（８０１）はその固定子、（８０２）は回転子
である。（９）は玉軸受（４）の保持部材である。 （１０）は圧電素子（７）に所定の方向の電圧を印加す
るための電源であって、一方の出力端子（Ａ）は接地さ
れ、他方の出力端子（Ｂ）には回転シリンダ（５）の一
回転の間に−サイクルの変化をする可変電圧を出力する
ものである。（１１）は回転シリンダ（５）に固定され
たスリップリング装置であって、電源（１０）の出力電
圧はリード線（１２）、ブラシ（１３）、スリップリン
グ装置（１１）およびリード（１４）を介して各圧電素
子（７）に印加される。 次に動作について説明する。モータ（８）で回転シリン
ダ（５）を回転駆動すると、磁気ヘッド（６）も中心軸
（３）を中心として回転し、固定シリンダ（１）のリー
ド溝（１０１）に沿って螺旋状に案内されて走行する磁
気テープ（２）に情報を記録し、あるいは記録された情
報を再生するしかして、記録時と異なる速度で再生する
特殊再生（高速再生、低速再生、静止再生等）の時には
、磁気ヘッド（６）を固定したままでは、通常再生時と
同様に磁気テープ（２）をトレースできない。そこで、
特殊再生に応じた電圧を電源（１０）から出力してこれ
を各圧電素子（７）に印加して圧電素子（７）を中心軸
（３）の軸方向に伸縮させるわけである。即ち、この電
圧は先に述べたように回転シリンダ（５）の一回転の間
に一サイクルの変化をし、従って圧電素子（７）も回転
シリンダ（５）の回転に同期して軸方向に伸縮し、これ
により圧電素子（７）に固定された磁気ヘッド（６）を
上下、即ち軸方向に変位させて磁気テープ（２）を通常
再生時と同様にトレースさせるようになっている。 ［発明が解決しようとする問題点］ 従来の特殊再生機能を有する回転ヘッドアセンブリは以
上のように構成されており、各磁気ヘッド（６）毎に圧
電素子（７）を設けなければならず、また圧電素子（７
）が回転シリンダ（５）に取付けられているため、固定
部からの電圧印加のためにスリップリング装置（１１）
を必要とするため、磁気ヘッド（６）の軸方向の変位機
構が複雑になるばかりでなく、部品点数も多くなる問題
点があった。 この発明は従来のもののかかる問題点を解決するために
なされたもので、磁気ヘッドの軸方向変位機構が簡単で
、部品点数も少ない磁気記録再生装置の回転ヘッドアセ
ンブリを提供することを目的とする。
この発明に係る回転ヘッドアセンブリは、磁気ヘッドを
回転シリンダに固定すると共に中心軸を固定シリンダに
固定し、軸受をラジアル流体軸受とスラスト流体軸受と
で構成し、中心軸を固定シリンダへ固定された第一の軸
部材と、スラスト流体軸受側の第二の軸部材と、これら
の軸部材の間に挟持、固定された圧電素子とから構成し
、この圧電素子に電圧を印加してこれを中心軸の軸方向
に伸縮させるようにしたものである。 【作用〕 この発明においては、軸受をラジアル流体軸受とスラス
ト流体軸受とで構成することにより、回転シリンダは固
定シリンダに対して中心軸の軸方向に変位可能に支持さ
れ、圧電素子を中心軸の軸方向に伸縮させることにより
、前記スラスト流体軸受を介して回転シリンダ、従って
またこれに固定された磁気ヘッドが軸方向に変位する。 【発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図について説明する。 第１図はこの発明の一実施例による回転ヘッドアセンブ
リの縦断面図であって、前記従来のものと同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。 図において、（５０３）は軸受ハウジングであって、回
転シリンダ（５）の一部を構成しており、本体（５０２
）に圧入、焼ばめ等の適宜の手段で固定されている。中
心軸（３）はやはり圧入、焼ばめ等の適宜の手段により
固定シリンダ（１）に固定されており、軸受ハウジング
（５０３）のスリーブ部（５０４）がこの中心軸（３）
に遊嵌されている。（１５）は軸受ハウジング（５０３
）に固定されたスラスト軸受部材であって、沖心軸（３
）の端面（３０１）に対向して配設されている。（５０
５）は閉塞部材であって、軸受ハウジング（５０３）に
適宜の手段で固定されるもの −である、（１８）、（
１７）は中心軸（３）の外周面に形成されたスパイラル
グループ、（１８）は中心軸（３）と軸受ハウジング（
５０３）との間に介在する潤滑油であって、前記スパイ
ラルグループ（１６）、（１７）と潤滑油（１８）とに
よってラジアル流体軸受が構成される。スパイラルグル
ープ（１６）、（１７）は軸受ハウジング（５０３）の
内周面に形成しても良い、また、中心軸（３）の前記端
面（３０１）とスラスト軸受部材（１５）の互いに対向
する面のいずれか一方にもスパイラルグループが形成さ
れており、このスパイラルグループとこれらの面の間に
介在する潤滑油（１８）によってスラスト流体軸受が構
成される。かくして、回転シリンダ（５）はこれらの流
体軸受によって固定シリンダ（１）に対して中心軸（３
）め軸方向に変位可能に支持されることになる。また、
磁気ヘッド（６）は回転シリンダ（５）に固定されてお
り、従って回転シリンダ（５）の軸方向変位により磁気
ヘッド（６）も軸方向に変位することになる。 中心軸（３）は固定シリンダ（１）に固定された第一の
軸部材（３０２）と、スラスト流体軸受側の第二の軸部
材（３０３）と、これらの軸部材（３０２）、（３０３
）間に挟持、固定された圧電素子（３０４）とから構成
されており、この実施例ではスパイラルグループ（１６
）、（１７）は共に第一の軸部材（３０２）の外周面に
形成されている。また、この実施例では第二の軸部材（
３０３）は薄い金属板の形態である。圧電素子（３０４
）は第一の軸部材（３０２）と第二の軸部材（３０３）
とに接着、固定されている。第一の軸部材（３０２）は
その軸方向に貫通した軸孔（３０５）を有し、圧電素子
（３０４）はこの貫通孔（３０５）を通して配線された
リード線（１９）によってその電源（１０）と接続され
ている。 圧電素子（３０４）は所定の方向に電圧を印加すると所
定の方向に伸縮するものである“から、・圧電素子（３
０４）の配向および電源（１０）からの圧電素子（３０
４）への電圧の印加方向は圧電素子（３０４）を中心軸
（３）の軸方向に伸縮させるように選択する。 次に動作について説明する。標準速度で記録した情報を
特殊再生する時に、その特殊再生の種類に応じた電圧を
電源（１０）から発生させることは従来と同様である。 この電圧はリード線（１９）を通して圧電素子（３０４
）に印加される。圧電素子（３０４）は印加された電圧
に応じて中心軸（３）の軸方向に伸縮し、この伸縮は第
二の軸部材（３０３）およびスラスト流体軸受を介して
回転シリンダ（５）に伝達される。かくして、回転シリ
ンダ（５）、従ってまた回転シリンダ（５）に固定され
た磁気ヘッド（６）は圧電素子（３０４）の伸縮に応じ
て上下に、即ち中心軸（３）の軸方向に変位し、磁気テ
ープ（２）を再生速度に応じて正確にトレースすること
になる０回転シリンダ（５）の下向きの変位はその自重
およびモータ（８）の固定子（８０１）と回転子（８ｏ
２、− ）との−間の吸引力によって行われる。 しかして、圧電素子（３０４）は回転シリンダ（５）全
体を軸方向に変位させるので、磁気ヘッド（６）が複数
個あっても、それぞれの磁気ヘッド（６）に個別に圧電
素子を設ける必要はなく、一箇所に設ければ良く、更に
圧電素子（３０４）は従来のように回転シリンダ（５）
に設けられるのではなく固定シリンダ（１）に固定した
中心軸（３）に設けられているので電圧印加のためのス
リップリング装置が不要となり、従って磁気ヘッド（６
）の軸方向変位機構が簡単になり、部品点数も少なくな
る。しかも、圧電素子（３０４）は中心軸（３）の一部
を構成するため、第一および第二の軸部材（３０２）、
（３０３）の軸方向寸法を調整するだけで、回転ヘッド
アセンブリの外形寸法を大きくすることなく、複数枚構
造のものとすることができ、磁気ヘッド（６）の変位量
を大きくすることができる。 なお、前記実施例では、圧電素子（３０４）は中心軸（
３）の上端付近に設けているが、他の部分、例えば上下
二つのスパイラルグループ（１６）、（１７）間に設け
ても良い。その場合には下方のスパイラルグループ（１
６）は第一の軸部材（３０２）に形成し、上方のスパイ
ラルグループ（１７）は第二の軸部材（３０３）に形成
することになる。また、圧電素子（３０４）を設ける位
置によってはその外周面にスパイラルグループを形成し
ても良い。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、中心軸と回転シリン
ダとの間の軸受を流体軸受とし、前記中心軸の一部を圧
電素子で形成するという極めて簡単な構成により、磁気
ヘッドの軸方向変位機構が簡単になり、部品点数も少な
くなる効果が得られる。
回転シリンダに固定すると共に中心軸を固定シリンダに
固定し、軸受をラジアル流体軸受とスラスト流体軸受と
で構成し、中心軸を固定シリンダへ固定された第一の軸
部材と、スラスト流体軸受側の第二の軸部材と、これら
の軸部材の間に挟持、固定された圧電素子とから構成し
、この圧電素子に電圧を印加してこれを中心軸の軸方向
に伸縮させるようにしたものである。 【作用〕 この発明においては、軸受をラジアル流体軸受とスラス
ト流体軸受とで構成することにより、回転シリンダは固
定シリンダに対して中心軸の軸方向に変位可能に支持さ
れ、圧電素子を中心軸の軸方向に伸縮させることにより
、前記スラスト流体軸受を介して回転シリンダ、従って
またこれに固定された磁気ヘッドが軸方向に変位する。 【発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図について説明する。 第１図はこの発明の一実施例による回転ヘッドアセンブ
リの縦断面図であって、前記従来のものと同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。 図において、（５０３）は軸受ハウジングであって、回
転シリンダ（５）の一部を構成しており、本体（５０２
）に圧入、焼ばめ等の適宜の手段で固定されている。中
心軸（３）はやはり圧入、焼ばめ等の適宜の手段により
固定シリンダ（１）に固定されており、軸受ハウジング
（５０３）のスリーブ部（５０４）がこの中心軸（３）
に遊嵌されている。（１５）は軸受ハウジング（５０３
）に固定されたスラスト軸受部材であって、沖心軸（３
）の端面（３０１）に対向して配設されている。（５０
５）は閉塞部材であって、軸受ハウジング（５０３）に
適宜の手段で固定されるもの −である、（１８）、（
１７）は中心軸（３）の外周面に形成されたスパイラル
グループ、（１８）は中心軸（３）と軸受ハウジング（
５０３）との間に介在する潤滑油であって、前記スパイ
ラルグループ（１６）、（１７）と潤滑油（１８）とに
よってラジアル流体軸受が構成される。スパイラルグル
ープ（１６）、（１７）は軸受ハウジング（５０３）の
内周面に形成しても良い、また、中心軸（３）の前記端
面（３０１）とスラスト軸受部材（１５）の互いに対向
する面のいずれか一方にもスパイラルグループが形成さ
れており、このスパイラルグループとこれらの面の間に
介在する潤滑油（１８）によってスラスト流体軸受が構
成される。かくして、回転シリンダ（５）はこれらの流
体軸受によって固定シリンダ（１）に対して中心軸（３
）め軸方向に変位可能に支持されることになる。また、
磁気ヘッド（６）は回転シリンダ（５）に固定されてお
り、従って回転シリンダ（５）の軸方向変位により磁気
ヘッド（６）も軸方向に変位することになる。 中心軸（３）は固定シリンダ（１）に固定された第一の
軸部材（３０２）と、スラスト流体軸受側の第二の軸部
材（３０３）と、これらの軸部材（３０２）、（３０３
）間に挟持、固定された圧電素子（３０４）とから構成
されており、この実施例ではスパイラルグループ（１６
）、（１７）は共に第一の軸部材（３０２）の外周面に
形成されている。また、この実施例では第二の軸部材（
３０３）は薄い金属板の形態である。圧電素子（３０４
）は第一の軸部材（３０２）と第二の軸部材（３０３）
とに接着、固定されている。第一の軸部材（３０２）は
その軸方向に貫通した軸孔（３０５）を有し、圧電素子
（３０４）はこの貫通孔（３０５）を通して配線された
リード線（１９）によってその電源（１０）と接続され
ている。 圧電素子（３０４）は所定の方向に電圧を印加すると所
定の方向に伸縮するものである“から、・圧電素子（３
０４）の配向および電源（１０）からの圧電素子（３０
４）への電圧の印加方向は圧電素子（３０４）を中心軸
（３）の軸方向に伸縮させるように選択する。 次に動作について説明する。標準速度で記録した情報を
特殊再生する時に、その特殊再生の種類に応じた電圧を
電源（１０）から発生させることは従来と同様である。 この電圧はリード線（１９）を通して圧電素子（３０４
）に印加される。圧電素子（３０４）は印加された電圧
に応じて中心軸（３）の軸方向に伸縮し、この伸縮は第
二の軸部材（３０３）およびスラスト流体軸受を介して
回転シリンダ（５）に伝達される。かくして、回転シリ
ンダ（５）、従ってまた回転シリンダ（５）に固定され
た磁気ヘッド（６）は圧電素子（３０４）の伸縮に応じ
て上下に、即ち中心軸（３）の軸方向に変位し、磁気テ
ープ（２）を再生速度に応じて正確にトレースすること
になる０回転シリンダ（５）の下向きの変位はその自重
およびモータ（８）の固定子（８０１）と回転子（８ｏ
２、− ）との−間の吸引力によって行われる。 しかして、圧電素子（３０４）は回転シリンダ（５）全
体を軸方向に変位させるので、磁気ヘッド（６）が複数
個あっても、それぞれの磁気ヘッド（６）に個別に圧電
素子を設ける必要はなく、一箇所に設ければ良く、更に
圧電素子（３０４）は従来のように回転シリンダ（５）
に設けられるのではなく固定シリンダ（１）に固定した
中心軸（３）に設けられているので電圧印加のためのス
リップリング装置が不要となり、従って磁気ヘッド（６
）の軸方向変位機構が簡単になり、部品点数も少なくな
る。しかも、圧電素子（３０４）は中心軸（３）の一部
を構成するため、第一および第二の軸部材（３０２）、
（３０３）の軸方向寸法を調整するだけで、回転ヘッド
アセンブリの外形寸法を大きくすることなく、複数枚構
造のものとすることができ、磁気ヘッド（６）の変位量
を大きくすることができる。 なお、前記実施例では、圧電素子（３０４）は中心軸（
３）の上端付近に設けているが、他の部分、例えば上下
二つのスパイラルグループ（１６）、（１７）間に設け
ても良い。その場合には下方のスパイラルグループ（１
６）は第一の軸部材（３０２）に形成し、上方のスパイ
ラルグループ（１７）は第二の軸部材（３０３）に形成
することになる。また、圧電素子（３０４）を設ける位
置によってはその外周面にスパイラルグループを形成し
ても良い。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、中心軸と回転シリン
ダとの間の軸受を流体軸受とし、前記中心軸の一部を圧
電素子で形成するという極めて簡単な構成により、磁気
ヘッドの軸方向変位機構が簡単になり、部品点数も少な
くなる効果が得られる。
第１図はこの発明の一実施例による回転ヘッドアセンブ
リの軸方向断面図、第２図は従来の回転ヘッドアセンブ
リの軸方向断面図である。 図において、（１）は固定シリンダ、（１０１）はリー
ド溝、（１０２）は外周面、（２）は磁気テープ、（３
）は中心軸、（３０２）は第一の軸部材、（３０３）は
第二の軸部材、（３０４）は圧電素子、（３０５）は軸
孔、（５）は回転シリンダ、（６）は磁気ヘッド、（１
０）は電源、（１５）はスラスト軸受部材、（１６）、
（１７）はスパイラルグループ、（１８）は潤滑油、（
１９）はリード線である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄手続補正書（
自発） 日
リの軸方向断面図、第２図は従来の回転ヘッドアセンブ
リの軸方向断面図である。 図において、（１）は固定シリンダ、（１０１）はリー
ド溝、（１０２）は外周面、（２）は磁気テープ、（３
）は中心軸、（３０２）は第一の軸部材、（３０３）は
第二の軸部材、（３０４）は圧電素子、（３０５）は軸
孔、（５）は回転シリンダ、（６）は磁気ヘッド、（１
０）は電源、（１５）はスラスト軸受部材、（１６）、
（１７）はスパイラルグループ、（１８）は潤滑油、（
１９）はリード線である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄手続補正書（
自発） 日
Claims (3)
- （１）磁気テープを螺旋状に案内するリード溝を外周面
に有する固定シリンダ、前記磁気テープに情報を記録再
生する複数の磁気ヘッドを担持した回転シリンダ、およ
び前記回転シリンダを軸受を介して前記固定シリンダか
ら回転可能に支持する中心軸を備えた磁気記録再生装置
の回転ヘッドアセンブリにおいて、前記磁気ヘッドを回
転シリンダに固定し、前記中心軸を固定シリンダに固定
し、前記軸受を前記中心軸の周面とこれに対向する回転
シリンダの部分との間に形成されたラジアル流体軸受と
、前記中心軸の端面とこれに対向して配設されたスラス
ト軸受部材との間に形成されたスラスト流体軸受とで構
成し、更に、前記中心軸を固定シリンダへ固定された第
一の軸部材と、スラスト流体軸受側の第二の軸部材と、
これらの軸部材の間に挟持、固定された圧電素子とから
構成し、この圧電素子を前記中心軸の軸方向に伸縮させ
るように前記圧電素子に電圧を印加する電源を設けたこ
とを特徴とする磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブ
リ。 - （２）第一の軸部材はその軸方向に貫通した軸孔を有し
、この軸孔を通して配線されるリード線によって、圧電
素子をその電源に接続するようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の磁気記録再生装置の回転ヘ
ッドアセンブリ。 - （３）圧電素子を第一の軸部材と第二の軸部材に接着し
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記
録再生装置の回転ヘッドアセンブリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30805187A JPH01149213A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30805187A JPH01149213A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01149213A true JPH01149213A (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=17976291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30805187A Pending JPH01149213A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01149213A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7009817B2 (en) | 2001-08-06 | 2006-03-07 | Funai Electric Co., Inc. | Rotary magnetic head device and method of producing a rotary magnetic head device |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP30805187A patent/JPH01149213A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7009817B2 (en) | 2001-08-06 | 2006-03-07 | Funai Electric Co., Inc. | Rotary magnetic head device and method of producing a rotary magnetic head device |
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