JPH01148400A - 有機性廃棄物の処理方法及びその装置 - Google Patents
有機性廃棄物の処理方法及びその装置Info
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- JPH01148400A JPH01148400A JP62185176A JP18517687A JPH01148400A JP H01148400 A JPH01148400 A JP H01148400A JP 62185176 A JP62185176 A JP 62185176A JP 18517687 A JP18517687 A JP 18517687A JP H01148400 A JPH01148400 A JP H01148400A
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Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈従来技術とその問題点〉
有機性廃棄物、例えば焼酎粕、ビール粕あるいは野菜果
実等の搾り粕の有機性廃棄物の処分は、これまで焼却、
海洋投棄、埋立地への投棄、山林へのばらまき等が一般
的であり、これ等の処分方法によれば大気、海洋、河川
、地下水の汚染に結びつき、資源回収の観点からも好ま
しいものではない。
実等の搾り粕の有機性廃棄物の処分は、これまで焼却、
海洋投棄、埋立地への投棄、山林へのばらまき等が一般
的であり、これ等の処分方法によれば大気、海洋、河川
、地下水の汚染に結びつき、資源回収の観点からも好ま
しいものではない。
しかも、一方では、生産性の向上から食品工場は大型化
し、農業は集約され、そこで排出される有機性廃棄物の
量も大となって来ている。
し、農業は集約され、そこで排出される有機性廃棄物の
量も大となって来ている。
今日、こうして大量に排出される有機性廃棄物を資源を
有効に活用し、且つ無公害状態で処理することが求めら
れている。
有効に活用し、且つ無公害状態で処理することが求めら
れている。
〈発明の目的〉
本発明は、以上の時代の要請に応えて成されたもので有
機性廃棄物を飼料あるいは肥料として市場性を有するも
のとして回収し、処理工程で発生するガスを熱源として
利用し、併せて脱臭効果を得て各種汚染のない有機性廃
棄物の処理方法とその装置を提供することを目的とする
ものである。
機性廃棄物を飼料あるいは肥料として市場性を有するも
のとして回収し、処理工程で発生するガスを熱源として
利用し、併せて脱臭効果を得て各種汚染のない有機性廃
棄物の処理方法とその装置を提供することを目的とする
ものである。
〈発明の目的達成するための手段〉
水分を多量に含有する有機性廃棄物中の固形物を沈降さ
せて濃縮されたスラリーとする受槽と、該受槽の底部か
らスラリーを取出し乾燥機に定量的に送給する手段と、
該スラリーを乾燥し塑状物とする手段と、この塑状物を
造粒し更に乾燥する手段と、該乾燥手段と前記スラリー
を乾燥し塑状物とする手段に熱風を送給する循環式熱風
発生炉と、前記受槽の上澄液を濃縮する濃縮槽と、この
濃縮槽で生ずるスラリーを前記受槽から取出されるスラ
リーに還流させる手段と、前記濃縮槽の廃水を浄化する
手段とからなることを特徴とするものであり、上記構成
の装置を用いて有機性廃棄物を処理することを特徴とす
るものである。
せて濃縮されたスラリーとする受槽と、該受槽の底部か
らスラリーを取出し乾燥機に定量的に送給する手段と、
該スラリーを乾燥し塑状物とする手段と、この塑状物を
造粒し更に乾燥する手段と、該乾燥手段と前記スラリー
を乾燥し塑状物とする手段に熱風を送給する循環式熱風
発生炉と、前記受槽の上澄液を濃縮する濃縮槽と、この
濃縮槽で生ずるスラリーを前記受槽から取出されるスラ
リーに還流させる手段と、前記濃縮槽の廃水を浄化する
手段とからなることを特徴とするものであり、上記構成
の装置を用いて有機性廃棄物を処理することを特徴とす
るものである。
〈作用〉
上記の如く構成する本発明にあっては、多量の水分を含
有する有機性廃棄物中の固形物を受槽で沈降させてスラ
リーとした後、このスラリーを内部に深秋物化させる手
段を配したキルンで乾燥塑状化し、これを造粒機で粒状
とし乾燥させるものであり、廃液は、更にその中の固形
物を除去し浄化放流する。更に又、工程中で発生するガ
スは熱源として回収し、燃焼過程の熱分解作用により脱
臭するものである。
有する有機性廃棄物中の固形物を受槽で沈降させてスラ
リーとした後、このスラリーを内部に深秋物化させる手
段を配したキルンで乾燥塑状化し、これを造粒機で粒状
とし乾燥させるものであり、廃液は、更にその中の固形
物を除去し浄化放流する。更に又、工程中で発生するガ
スは熱源として回収し、燃焼過程の熱分解作用により脱
臭するものである。
更に、他の本発明の作用上の特徴は、発生ガスおよび排
熱の循環利用するものであり、熱量に基づいて制御を行
っているので、乾燥系は安定した良好な状態を維持でき
るものである。
熱の循環利用するものであり、熱量に基づいて制御を行
っているので、乾燥系は安定した良好な状態を維持でき
るものである。
〈実施例〉
次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は含水率90〜95%で2%程度のアルコール分が残
存する焼酎粕を400を収容できる受槽で、これを2基
設けている。受槽1に投入された焼酎粕は、ここで4〜
12時間放置して固形物を沈降させ、その後、受槽の下
部からスラリー状として取出しポンプ2(この実施例で
はスネークポンプを用いた)により計量槽3に送られる
。
存する焼酎粕を400を収容できる受槽で、これを2基
設けている。受槽1に投入された焼酎粕は、ここで4〜
12時間放置して固形物を沈降させ、その後、受槽の下
部からスラリー状として取出しポンプ2(この実施例で
はスネークポンプを用いた)により計量槽3に送られる
。
計量槽3中のスラリーは、定量ポンプ4で15t/H宛
、送出されキルン5に送給される。キルン5に送給され
るときのスラリーには、80〜90%の含水率となって
いる。
、送出されキルン5に送給される。キルン5に送給され
るときのスラリーには、80〜90%の含水率となって
いる。
キルン5は、直径2.5i+、長さ16mで、その上流
8.51にはスラリーを掻き上げるパケット6が多数設
けられており、下流7.5肩には、乾燥したスラリーが
塑状の塊りとなる作用をするスクレーバー7がキルン5
の中心軸Sに吊設されている。
8.51にはスラリーを掻き上げるパケット6が多数設
けられており、下流7.5肩には、乾燥したスラリーが
塑状の塊りとなる作用をするスクレーバー7がキルン5
の中心軸Sに吊設されている。
このスクレーパー7は、キルン5の回転に拘わりなく垂
下するようになっていて、この作用により廃棄物は塑状
の塊りとなる。
下するようになっていて、この作用により廃棄物は塑状
の塊りとなる。
キルン5に送給されたスラリーは、キルン5の中を約1
時間で通過する。ここでキルン5に吹き込まれる熱風は
600℃、圧力は8 Jl −820で送風量は事前の
運転データーにより適宜制御する。
時間で通過する。ここでキルン5に吹き込まれる熱風は
600℃、圧力は8 Jl −820で送風量は事前の
運転データーにより適宜制御する。
キルン5を出た時の塑状物の含水率は40〜50%であ
る0次いで、公知の搬送手段により造粒機8に送給され
る。
る0次いで、公知の搬送手段により造粒機8に送給され
る。
造粒機8に送給された塑状物は、所望の大きさの粒状と
なって排出され、ネットコンベヤー9により乾燥炉10
中を通過する間に含水率10〜20%の粒状の製品とな
る。
なって排出され、ネットコンベヤー9により乾燥炉10
中を通過する間に含水率10〜20%の粒状の製品とな
る。
なお、上記粒状物の乾燥炉10を通過する時間は約1時
間で乾燥炉の長さは1ON、炉に吹き込む熱風は300
℃で、その圧力、風量は事前の運転データーにより与え
られる。
間で乾燥炉の長さは1ON、炉に吹き込む熱風は300
℃で、その圧力、風量は事前の運転データーにより与え
られる。
一方、前記受槽1に投入された焼酎粕の上澄は、フロー
トポンプ11によって吸い取られる。吸い取られた上澄
には可成りの固形物が混在しているので、これを濃縮槽
12に送給し、ここで3〜5時間固形物を沈降させ、そ
の廃液をポンプ13で浄化槽14に移送し、ここで浄化
し浄水として放流する。この濃縮槽12で沈降させた固
形物はスラリー状で取出し、前記スネークポンプ2によ
り還流して計量槽3に送給される。
トポンプ11によって吸い取られる。吸い取られた上澄
には可成りの固形物が混在しているので、これを濃縮槽
12に送給し、ここで3〜5時間固形物を沈降させ、そ
の廃液をポンプ13で浄化槽14に移送し、ここで浄化
し浄水として放流する。この濃縮槽12で沈降させた固
形物はスラリー状で取出し、前記スネークポンプ2によ
り還流して計量槽3に送給される。
本発明の装置に於いては、各工程で発生するガスおよび
キルンの余熱を熱風発生炉に還元し、循環利用する方式
を採用しており、各加熱系は熱量に基づいて比例制御す
るものであって、熱量計15の検出量により余熱ガス循
環系のフラッパー16を作動させてキルンの排ガスの約
50%を利用するようにしている。なお、乾燥炉10の
温度は、フラッパー17によって制御される。
キルンの余熱を熱風発生炉に還元し、循環利用する方式
を採用しており、各加熱系は熱量に基づいて比例制御す
るものであって、熱量計15の検出量により余熱ガス循
環系のフラッパー16を作動させてキルンの排ガスの約
50%を利用するようにしている。なお、乾燥炉10の
温度は、フラッパー17によって制御される。
なお、本実施例では、実施場所の地域性を考慮して燃料
として間伐材を用いたがこれに限るものではない。
として間伐材を用いたがこれに限るものではない。
キルン5と乾燥8110からの排ガスは、誘引送風機1
8により誘引され煙突19から、後記ガス冷却脱臭室を
経て90℃前後で大気中に放出される。煙突19の基部
ではガス冷却浄化室が設けられており、この室内を通過
する間に脱臭剤を含むシャワーにより冷却脱臭される。
8により誘引され煙突19から、後記ガス冷却脱臭室を
経て90℃前後で大気中に放出される。煙突19の基部
ではガス冷却浄化室が設けられており、この室内を通過
する間に脱臭剤を含むシャワーにより冷却脱臭される。
また、このガス冷却浄化室で生ずる液体は、ポンプ20
により浄化槽14に移送される。なお、煙突の上部には
ガス検知器を備え、排気ガス濃度を常時監視するように
している。
により浄化槽14に移送される。なお、煙突の上部には
ガス検知器を備え、排気ガス濃度を常時監視するように
している。
上記実施例では、焼酎粕の処理について説明したが、下
記有機性廃棄物の何れにも適用することができ、対象廃
棄物によって処理時間、温度、装置の大きさは適宜変更
するものとする。
記有機性廃棄物の何れにも適用することができ、対象廃
棄物によって処理時間、温度、装置の大きさは適宜変更
するものとする。
記
■ニドマド、セロリ−1にんじん等の野菜ジュース粕
■:りんご、みかん、ぶどう等果実の搾り粕■:穀物脱
穀粗皮等 ■;澱粉及び澱粉粕 ■:みかんの皮 ■:豆腐かす、及びおから ■:蒸留、醸造もろみ、及びもろみ粕 ■:その他食品廃棄物 く効果〉 以上説明した如く、本発明によれば有機性廃棄物を畜産
飼料、養殖漁業用エサあるいは、肥料として還元利用が
でき、処理工程では、発生するガスを熱源として利用し
、燃焼過程でガス中の臭気を熱分解させ、更に、排出ガ
スを十分脱臭し、廃液を十分浄化して放流するもので、
環境保全上でも産業上および資源再利用上でも多大の効
果を発揮するものである。
穀粗皮等 ■;澱粉及び澱粉粕 ■:みかんの皮 ■:豆腐かす、及びおから ■:蒸留、醸造もろみ、及びもろみ粕 ■:その他食品廃棄物 く効果〉 以上説明した如く、本発明によれば有機性廃棄物を畜産
飼料、養殖漁業用エサあるいは、肥料として還元利用が
でき、処理工程では、発生するガスを熱源として利用し
、燃焼過程でガス中の臭気を熱分解させ、更に、排出ガ
スを十分脱臭し、廃液を十分浄化して放流するもので、
環境保全上でも産業上および資源再利用上でも多大の効
果を発揮するものである。
第1図は、本発明に係る一実施例のフロー図、第2図は
、同キルンの内面展開図、第3図は、同キルン内に設け
たスクレーバーの正面及び側面図で図中の符号は次の通
り。 1:受槽、 2:スネークポンプ、3:計量
槽、 4:定量ポンプ、5:キルン、
6:パケット、7;スクレーバー、 8;造粒機
、 9:ネットコンベヤー、10:乾燥炉、11:フロート
ポンプ、12:濃縮槽、13.20:ポンプ、 14
:浄化槽、15:熱量計、 16.17:フラッパ
ー、18:誘引送風機、 19:煙突。
、同キルンの内面展開図、第3図は、同キルン内に設け
たスクレーバーの正面及び側面図で図中の符号は次の通
り。 1:受槽、 2:スネークポンプ、3:計量
槽、 4:定量ポンプ、5:キルン、
6:パケット、7;スクレーバー、 8;造粒機
、 9:ネットコンベヤー、10:乾燥炉、11:フロート
ポンプ、12:濃縮槽、13.20:ポンプ、 14
:浄化槽、15:熱量計、 16.17:フラッパ
ー、18:誘引送風機、 19:煙突。
Claims (2)
- (1)水分を多量に含有する有機性廃棄物を受槽に投入
して固形物を沈降させて濃縮されたスラリーと上澄液と
に分離する工程と、該スラリーを取出し乾燥機に定量的
に送給し塑状物とする工程と、この塑状物を粒状物とし
この粒状物を乾燥させる工程と、前記受槽の上澄液を濃
縮槽に導き、ここで生ずるスラリーを前記受槽から取出
されるスラリーに還流させると共に分離廃液を浄化させ
る工程とからなることを特徴とする有機性廃棄物の処理
方法。 - (2)水分を多量に含有する有機性廃棄物中の固形物を
沈降させ濃縮されたスラリーにする受槽と、該受槽の底
部からスラリーを取出し乾燥機に定量的に送給する手段
と、該スラリーを乾燥して塑状物とする手段と、この塑
状物を粒状にし更に乾燥する手段と、前記各乾燥手段に
熱風を送給する循環式熱風発生炉と前記上澄液を濃縮す
る濃縮槽と、この濃縮槽で生ずるスラリーを前記受槽か
ら取出されたスラリーに還流させる手段と、前記濃縮槽
の廃水を浄化する手段とからなることを特徴とする有機
性廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62185176A JPH01148400A (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 有機性廃棄物の処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62185176A JPH01148400A (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 有機性廃棄物の処理方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148400A true JPH01148400A (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=16166166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62185176A Pending JPH01148400A (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 有機性廃棄物の処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01148400A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517751A (ja) * | 2007-02-09 | 2010-05-27 | ブラウンシュバイキッシュ マシーネンバオアンシュタルト アーゲー | 副産物を乾燥させる方法および装置 |
JP2011167649A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Daido Steel Co Ltd | 汚泥の炭化処理設備 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP62185176A patent/JPH01148400A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517751A (ja) * | 2007-02-09 | 2010-05-27 | ブラウンシュバイキッシュ マシーネンバオアンシュタルト アーゲー | 副産物を乾燥させる方法および装置 |
JP2011167649A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Daido Steel Co Ltd | 汚泥の炭化処理設備 |
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