JPH0114836Y2 - - Google Patents

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JPH0114836Y2
JPH0114836Y2 JP1980166049U JP16604980U JPH0114836Y2 JP H0114836 Y2 JPH0114836 Y2 JP H0114836Y2 JP 1980166049 U JP1980166049 U JP 1980166049U JP 16604980 U JP16604980 U JP 16604980U JP H0114836 Y2 JPH0114836 Y2 JP H0114836Y2
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JP
Japan
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frame
ventilation fan
frame body
aluminum foil
plastic
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JP1980166049U
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JPS5789136U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は換気扇カバーに係り、例えばアルミニ
ウム箔等の折曲自在な金属材で形成した所定形状
の換気扇枠体に、例えば不織布等空気を充分に透
過させても油煙等を充分に吸着するフイルターを
重合し、このフイルターを換気扇用枠体にプラス
チツク製枠体で着脱自在に取り付けることによつ
て、フイルターを取り付ける枠体が折曲自在な金
属材とプラスチツクとの組み合わせであるので、
フイルターの枠体に対する密着度が良好なものと
なり、枠体とフイルター間に隙間がなく、従つて
この隙間を油煙等が通り抜けて換気扇に付着する
といつた漏れがなく、さらにはフイルターの交換
に際してその交換作業が簡単でスムーズなものと
なり、又換気扇カバーが破損しにくく、その耐用
期間は長く、しかも低コストな換気扇カバーを提
供することを目的とする。
従来、台所等における換気扇に油煙等が直接付
着するのを防止する為、換気扇カバーが用いられ
ている。このような換気扇カバーは、例えば第1
図に示す如く、頭部に切欠部を形成した略帽子形
状のアルミニウム箔製の枠体1に、例えば不織布
2を重合し、この不織布2上に前記枠体1と同材
質で略同形状の枠体3を重合し、そして、例えば
枠体1の端部を折曲して枠体1と枠体3を連結
し、不織布2をサンドイツチ状に挾んだ構造のも
のとなつている。
しかし、このような従来から提案されてきてい
る、例えば実開昭54−123473号公報提案のような
換気扇カバーは、不織布を挾持する枠体がいずれ
もアルミニウム箔製であるので、不織布の枠体に
対する密着度が不充分なものとなり、例えば枠体
と不織布との間に隙間ができ、この為隙間より油
煙等が漏れて換気扇自体に付着してしまうといつ
た欠点がある。特に、不織布を交換しても枠体は
取り替えず何度も使用する際等には、枠体自体も
変形し、特に枠体1と枠体3との変形が異なる
と、枠体と木織布との間の密着度は弱くなり、隙
間が生じやすくなる。又、枠体がアルミニウム箔
製であるので、枠体は小さな力で破損しやすく、
例えば不織布の交換作業中にアルミニウム箔製の
枠体を破損しやすい。又、いずれの枠体もアルミ
ニウム箔製であるので換気扇カバーを組み立てる
作業能率が悪く、製造コストが高くなる。又、換
気扇カバーに強度が乏しく、例えば換気扇カバー
の工場より販売店への搬送中に何かの圧力によつ
て形くずれを起こし、未使用のものであるにもか
かわらず、不織布と枠体間に隙間のあるものとな
り、欠陥品のものとなつてしまうといつた欠点も
ある。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
その実施例について説明する。
第2図は、本考案に係る換気扇カバーの実施例
の説明図である。
同図中、10は折曲自在な金属材料、例えばア
ルミニウム箔で作つた換気扇カバーにおける吸気
側となる位置の枠体であり、この枠体10は、例
えば略帽子形状をしており、かつその頭部に切欠
部10′が形成されたものである。
11は、空気を充分に透過させるが油煙やホコ
リ等は充分に吸着し、さらには弾力性のある、例
えば不織布等のフイルターであり、このフイルタ
ー11は枠体10の切欠部10′よりも広いもの
である。
12は、塩化ビニル材等のプラスチツクで成型
した換気扇(フアン)14側に設けられるものと
なる枠体であり、この枠体12は枠体10の頭部
の形状とほぼ同じ形状をしている。
上記のように構成した枠体10、フイルター1
1及び枠体12を、第3図に示す如く、重合して
換気扇カバーを組み立てる。この組み立てに際し
ては、枠体12の外形を枠体10の内形とほぼ同
じか又は少し小さく構成しておけば、フイルター
11を枠体10に重合した後、枠体12を単に枠
体10に嵌合するのみで、フイルターは枠体に充
分密着し、かつバラバラになることもないが、枠
体10の内形と枠体12の外形がかなり異なる場
合等には枠体12に突起12′を形成しておき、
この突起12′を枠体10に挿入掛止するように
しておけばよい。
上記のように構成した換気扇カバーは、フイル
ターがアルミニウム箔製の枠体とプラスチツク製
の枠体とで挾持されるので、例えばアルミニウム
箔製の枠体が折曲する等して形くずれしてもプラ
スチツク製の枠体に密着し、枠体とフイルター間
に隙間が生じることはない。そして、たとえアル
ミニウム箔製の枠体が形くずれしても、換気扇カ
バーを組み立てた後、アルミニウム箔製の枠体を
プラスチツク製の枠体に押圧してやれば形くずれ
を簡単に直すことができる。又、アルミニウム箔
製の枠体をプラスチツク製の枠体の周囲に折り込
むようにしてやれば、フイルターと枠体間の密着
度はより向上する。又、フイルターを交換する際
にアルミニウム箔製の枠体が変形しても、プラス
チツク製の枠体は変形しないので、変形したアル
ミニウム箔製の枠体をプラスチツク製の枠体にそ
つて修正すれば元の形にほぼ復原でき、フイルタ
ーと枠体間との空隙をなくすことが簡単にでき
る。又、換気扇カバーは、その枠体にプラスチツ
クを用いているので、フイルターを挾持する枠体
がアルミニウム箔製のみの場合よりもその強度に
富んだものとなり、それだけ耐久性に富んだもの
となる。又、フイルターをアルミニウム箔製のみ
の枠体によつて挾持する場合には、一方のアルミ
ニウム箔製の枠体の端部を折曲しなければ枠体同
士を結びつけられず、換気扇カバーは分離してし
まうので、それだけ組み立てが面倒なものとな
り、コスト高のものとなるが、枠体をプラスチツ
クとアルミニウム箔等で形成している場合には、
例えば単に嵌合するのみでも両枠体は充分に結合
でき、そそれだけ組み立てが簡単となり、コスト
が低廉なものとなる。
尚、枠体は、例えば第2図に示すような形状の
他にも種々考えられ、例えばプラスチツク製の枠
体は第2図に示すようにアルミニウム箔製の枠体
と同じようにしておいてもよい。すなわち、アル
ミニウム箔製の枠体とプラスチツク製の枠体をほ
ぼ同形状にしておけば、両者を嵌合した際に摩擦
力によつて両者がバラバラになるといつたことは
ない。
尚、第3図中、13は、換気扇カバーを換気扇
14の部分に取り付けている両面接着テープであ
る。
上述の如く、本考案に係る換気扇カバーは、切
欠部及び被掛止部を有し、折曲自在な金属材で構
成した第1の枠体と、前記第1の枠体の切欠部及
び被掛止部に対応して切欠部及び掛止部を有し、
保形可能な強度を有するプラスチツクで構成した
第2の枠体と、前記第1の枠体及び第2の枠体の
いずれにも接着されていない空気透過性膜体とよ
りなり、前記空気透過性膜体を吸気側の位置に配
した前記第1の枠体と換気扇側の位置に配した前
記第2の枠体とで挾持すると共に第2の枠体を第
1の枠体に掛止してなるので、空気透過性膜体が
枠体に密着するようになり、すなわち空気透過性
膜体はプラスチツク製の第2の枠体によつて金属
製の第1の枠体に密着させられ、従つて油煙等が
漏れて換気扇に付着するといつたことは著しく少
なく、しかもこの効果は空気透過性膜体に油煙等
がかなり付着した為に交換を繰り返し行なつても
低下することなく、そして油煙等が付着しても枠
体を廃棄することなく空気透過性膜体を交換する
のみで良いからそのランニングコストは安く、従
つて手軽に用いられるものであり、又、空気透過
性膜体を挾持する枠体として金属製とプラスチツ
ク製の枠体を用いるので、換気扇カバーの組立作
業は極めて容易で、その組立作業能率は高く、従
つて低コストで提供できるようになり、又、金属
製の枠体が変形してもプラスチツク製の枠体に合
わすことによつてこの崩れをある程度補修できる
ものでもあり、さらには強度的にも充分なものと
なり、しかも特に換気扇カバーにおける吸気側の
位置にある第1の枠体を金属材で構成しているか
ら、油煙が付いたり、さらには併せて高熱が作用
しても、その表面溶融等による外観低下といつた
損傷は著しく少なく、耐久性に富んでおり、しか
も高熱が作用したり又は炎に接触するようなこと
があつても火炎に至る危険性は皆無である等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の換気扇カバーの説明図、第2図
及び第3図は本考案に係る換気扇カバーの説明図
である。 10……アルミニウム箔製の枠体、11……フ
イルター、12……プラスチツク製の枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切欠部及び被掛止部を有し、折曲自在な金属材
    で構成した第1の枠体と、前記第1の枠体の切欠
    部及び被掛止部に対応して切欠部及び掛止部を有
    し、保形可能な強度を有するプラスチツクで構成
    した第2の枠体と、前記第1の枠体及び第2の枠
    体のいずれにも接着されていない空気透過性膜体
    とよりなり、前記空気透過性膜体を吸気側の位置
    に配した前記第1の枠体と換気扇側の位置に配し
    た前記第2の枠体とで挾持すると共に第2の枠体
    を第1の枠体に掛止したことを特徴とする換気扇
    カバー。
JP1980166049U 1980-11-21 1980-11-21 Expired JPH0114836Y2 (ja)

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JP1980166049U JPH0114836Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980166049U JPH0114836Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21

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JPS5789136U JPS5789136U (ja) 1982-06-01
JPH0114836Y2 true JPH0114836Y2 (ja) 1989-04-28

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ID=29524709

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337484U (ja) * 1976-09-06 1978-04-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553862Y2 (ja) * 1977-06-01 1980-12-13

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JPS5337484U (ja) * 1976-09-06 1978-04-01

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JPS5789136U (ja) 1982-06-01

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