JPH01148219U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案エンドミルの一実施例におけ
る正面図、第２図は、その拡大底面図、第３図は
、第２図に対する側面図、第４図は、第２図の右
斜方向からの一部側面図、第５図は、第４図に対
する一部平面図、第６図ａ，ｂは、工具の回転軌
跡を示す図で、ａは、底刃チツプおよび第１グル
ープに属する外周刃チツプの説明図、ｂは、第２
グループに属する外周刃チツプの説明図である。 １……エンドミル、２……工具本体、４……底
刃チツプ、５……外周刃チツプ、６……先端方向
のチツプ座、７……外周方向のチツプ座、８，９
……切欠部、１０，１１……外周切刃稜、１２…
…正面切刃稜。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 円柱状の超硬合金からなる工具本体２には、ダ
   イヤモンド、立方晶窒化硼素などからなる多結晶
   焼結体の切刃層を備えた複合切刃チツプが底刃チ
   ツプ４および外周刃チツプ５として、先端方向の
   チツプ座６内および外周方向のチツプ座７内にそ
   れぞれ備えられるようにしたエンドミルにおいて
   、 先端方向のチツプ座６は、工具本体２の一方の
   先端コーナー部分に斜設された切欠部８内に形成
   され、しかもその底面が略三角形を呈するととも
   に、その後側壁が底面に対して起立するようにな
   つており、 前記底刃チツプ４は、先端方向のチツプ座６内
   にあつて、すくい面が略三角形を呈するとともに
   、工具本体２の軸中心線と直交する方向には、略
   回転中心から外周まで延びる正面切刃稜１２が形
   成され、また工具本体２の軸中心線と平行する方
   向には、正面切刃稜１２と直交する外周切刃稜１
   １が形成されるようになつており、 外周方向のチツプ座７は、工具本体２の軸方向
   後方に捩れを伴つて離間的かつ独立的に設けられ
   た切欠部９内に形成されるとともに、先端方向の
   チツプ座６を基準にしたときには、先端方向のチ
   ツプ座６に続く第１のグループおよび先端方向の
   チツプ座６と略１８０°ずれた位置から始まる第
   ２のグループに分けられており、 前記外周刃チツプ５は、第１グループおよび第
   ２グループに分けられた外周方向のチツプ座７内
   にあつて、その外周縁で工具本体２の軸中心線と
   平行する外周切刃稜１０がそれぞれ形成され、し
   かもこの回転軌跡上では、第２のグループに属す
   るものが底刃チツプ４および第１のグループに属
   する外周刃チツプ５に対し相互の離間部分を補完
   しあつて間欠しない直線稜を構成するようにした
   ことを特徴とするエンドミル。