JPS63179014U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案ボールエンドミルの一実施例
を示す正面図、第２図は、その底面図、第３図は
、一部背面図、第４図ａ，ｂは、第１のスローア
ウエイチツプを示す図で、ａは正面図、ｂは断面
図、第５図ａ，ｂは、第２のスローアウエイチツ
プを示す図で、ａは正面図、ｂは断面図である。 １……工具本体、２……第１のフルート溝、３
……第２のフルート溝、４……第１のスローアウ
エイチツプ、５ａ，５ｂ……第３のスローアウエ
イチツプ、６，７，１０，１１……チツプ座、９
……第２のスローアウエイチツプ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 円柱状をなす工具本体１の先端からは、軸方向
   に延びる第１のフルート溝２および第２のフルー
   ト溝３が円周方向で略１８０°ずれるようにして
   設けられ、この第１のフルート溝２内には、弧状
   の先端刃を構成する第１のスローアウエイチツプ
   ４および直線状の外周刃を構成する第３のスロー
   アウエイチツプ５ａがそれぞれねじ止めされると
   ともに、第２のフルート溝３内には、弧状の中間
   刃を構成する第２のスローアウエイチツプ９およ
   び直線状の外周刃を構成する第３のスローアウエ
   イチツプ５ｂがそれぞれねじ止めされるようにな
   つているボールエンドミルにおいて、 前記第１のスローアウエイチツプ４は、３つの
   側面が凸円弧側面となるようにした略三角形板状
   を呈しており、しかも第１のフルート溝２のチツ
   プ座６内では、略三角形面が切削上のすくい面を
   構成し、また切刃始点Ａが回転中心付近に位置し
   て弧状の先端刃を構成するとともに、残りの非削
   稜の交差部分が工具本体１の軸中心線付近に位置
   することにより、前記チツプ座６が軸中心線を越
   えるように広げられており、 第２のスローアウエイチツプ９は、長手方向の
   対向側面が凸円弧側面となるようにした長方形板
   状を呈しており、しかも第２のフルート溝３のチ
   ツプ座１０内では、略長方形面がすくい面を構成
   し、また、前記第１のスローアウエイチツプ４に
   対しては、回転軌跡上で接続して半球を画くよう
   に工具本体１の軸方向後位に偏位しており、 第３のスローアウエイチツプ５ａ，５ｂは、正
   方形板状または三角形板状を呈しており、第１の
   フルート溝２のチツプ座７内にある第３のスロー
   アウエイチツプ５ａが、前記第２のスローアウエ
   イチツプ９に対して回転軌跡上で接続することに
   より、円筒状を画くように工具本体１の軸方向後
   位に偏位し、また、第２のフルート溝３のチツプ
   座１１内にある第３のスローアウエイチツプ５ｂ
   が第１のフルート溝２内にある第３のスローアウ
   エイチツプ５ａにに対して回転軌跡上で接続する
   ように工具本体１の軸方向後位に偏位しているこ
   とを特徴とするボールエンドミル。