JPH01147811A - 超電導コイルの導体およびその製造方法 - Google Patents

超電導コイルの導体およびその製造方法

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JPH01147811A
JPH01147811A JP62307305A JP30730587A JPH01147811A JP H01147811 A JPH01147811 A JP H01147811A JP 62307305 A JP62307305 A JP 62307305A JP 30730587 A JP30730587 A JP 30730587A JP H01147811 A JPH01147811 A JP H01147811A
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JP
Japan
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conductor
superconducting
superconductive
superconducting coil
sheath member
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Application number
JP62307305A
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English (en)
Inventor
Koro Takatsuka
公郎 高塚
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、核融合炉磁石、M HD発電などに使用され
る超電導コイルの導体およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、超電導コイルの導体11は、第5図に示すように
、超電導線束12の回りがステンレス等の非磁性金属板
で形成されたシース部材13で覆われ、その上に0.5
mm程度の絶縁物層14が形成されている。そして、シ
ース部材13内部における超電導線占有率は面積率で6
0%程度とされている。
かかる導体11は、コイル状に巻回成形されて超電導コ
イルとされる。コイルの使用に際しては、シース部材内
面と超電導線との隙間や超電導線の相互の隙間が冷媒流
路とされ、超臨界ヘリウムガス等の冷媒ガスが送給され
る。尚、前記絶縁物層14は導体11が密着状に巻回さ
れ、コイルに成形された場合、導体間のショートを防止
するために設けられるものである。
このような非磁性金属板製のシース部材13を備えた超
電導コイルの導体11は、下記の要領で製造される。ま
ず、超電導素線を用いてより線を作製し、これを所定の
本数束ねて円形断面の超電導素線束を製作する。次に、
非磁性金属帯板の側縁を突き合わせるように管状に連続
的に成形し、管状体の内部に超電導素線束を収めつつ、
管状体の突き合せ部を溶接する。次に、この管状体の内
部に収められた超電導素線束の各線がほとんど延伸しな
いように、すなわち超電導素線束の断面積がほぼ一定と
なるように管状体および超電導素線束を円形から方形に
成形加工する。そして、超電導素線束にNb−TiやN
b、Sn等の超電導相を生成させるための熱処理を施す
と、第5図に示すような、方形断面の導体11が得られ
る。同図において、15は溶接ビード部を示す。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の超電導コイルの導体およびその製
造方法には下記の欠点がある。すなわち、シース部材が
金属であるため、絶縁物層の形成が必要であり、製造工
程も煩雑となる。
また、製造上、シース部材の溶接時に超電導素線が高温
となり破損し易く、製造歩留りの低下を招来する。また
、重量も重い。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたもので、軽量でか
つ絶縁物層の形成が不要で、製造歩留りの高い超電導コ
イルの導体およびその製造方法を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためになされた本発明の導体は、超
電導線束2の回りをシース部材3で覆った超電導コイル
の導体において、前記シース部材3を繊維強化プラスチ
ックで形成したことを発明の構成とするものである。
また、その好適な製造方法として、超電導線束に強化繊
維を巻回して超電導線束の回りに強化繊維層を形成し、
該強化繊維層に合成樹脂を含浸して繊維強化プラスチッ
クのシース部材を形成することを発明の構成とするもの
である。
(作 用) 本発明の導体は、シース部材を比強度の高い繊維強化プ
ラスチック(以下、FRPという。)で形成したから、
軽量化を図ることができ、それ自体絶縁作用を有し、シ
ース部材の上に絶縁物層を新たに形成する必要がない。
また、FRPは熱伝導性が低いので、熱損失を抑制する
ことができ、冷媒ガスの冷却効果を向上させることがで
きる。
また、製造時に、超電導線束が高温に曝されることがな
く、製造歩留りが良好となる。
(実施例) 以下、本発明の超電導コイルの導体をその製造方法と共
に説明する。
第1図に示した実施例に係る導体1は、方形状の超電導
線束20回りがFRPで形成されたシース部材3によっ
て被覆されている。
かかる導体1を製造するには、ます、超電導線束2を準
備する。該超電導線束2は、超電導線の数本からなるよ
り線(ピッチ通常20〜30mm程度)の例えば百数十
組に、よりを与えて又は与えることなく断面円形に束ね
た後、これを円形から方形の種々の断面が形成された数
組のロール間に通して、断面を方形状としたものである
尚、超電導線は、Ti−Nb、 Nb−5n、  Y−
Ba−Cu等の合金ビレットを例えばφ1.7mmに引
き抜いて超電導素線を作製し、これに熱処理を施してT
i −Nb、 Nb3Sn SY  Ba2CL130
X等の超電導線としたものである。
次に、方形状の超電導線束2の回りに合成樹脂が含浸さ
れたあるいは含浸されていない強化繊維を幾重にも単一
あるいは種々の方向に巻き付ける。
この場合、シース部材3に所望の強度を与えるため、強
化繊維層の厚さを2 mm以上にすることが望ましい。
強化繊維としては、カーボンファイバー、グラスファイ
バー、ボロンファイバー、Si3N、ファイバー、Si
Cファイバー等のセラミックファイバーが通常使用され
るが、超電導に支障を来さない限り、W、 Mo、 T
i等の金属ファイバーを用いてもよい。
次に、上記強化繊維層にエポキシ系、フェノール系等の
熱硬化性樹脂あるいはポリエチレン、ポリプロピレン等
の熱可塑性樹脂を含浸させる。あるいは強化繊維の巻き
付けと樹脂含浸を交互におこなう。前者の樹脂を用いた
場合、急速硬化法として高圧硬化法、真空硬化法等を適
用することができ、また常圧でも硬化させることができ
る。尚、合成樹脂を含浸した強化繊維を巻き付けた場合
は、強化繊維層へ合成樹脂を新たに含浸させることは必
ずしも必要でない。
強化繊維層に含浸された合成樹脂が硬化あるいは固化す
ると、初期のFRPとなり、超電導線束2がFRP製の
シース部材3によって被覆されたものとなる。
第2図は、本発明の導体1aの第2実施例を示しており
、超電導線束2に0.1〜0.5mm程度の密封層5を
介してFRPのシース部材3が形成されたものである。
前記密封層5は、例えば、超電導線束2の回りに非磁性
金属フィルムやシートを一部重合して巻き付け、該重合
部を接着して密封状態にしたり、プラスチックテープを
重合して巻き付けた後、熱溶着して密封状態にすること
によって形成される。
シース部材3によっても、シース部材3内部を流れる冷
媒ガスの密封効果がある程度期待され、また超電導コイ
ルは密封状の外枠内に収容されるため、前記密封層5は
必ずしも必要でないが、該密封層5を設けることにより
、導体から冷媒ガスがリークするのをほぼ完全に防止す
ることができ、冷却効果を向上させることができる。
第3図は、本発明の導体1bの第3実施例を示し、十字
形状の補強部材6の四隅に超電導線束2aを配した芯体
の回りにFRP製のシース部材3を被覆形成したもので
ある。
前記補強部材6は、非磁性金属や合成樹脂等で形成され
る。同図の形状では、導体の樅横方向の強度向上を図る
ことができる。勿論、補強部材の形状は同図のものに限
定されるものではなく、第4図の導体1cのように、補
強部材6aを帯板状に形成し、その上下に超電導線束2
bを配設してもよい。
この場合は、電磁力による横内方向の座屈に対する強度
向上を図ることができる。
(発明の効果) 以上説明した通り、本発明の超電導コイルの導体はシー
ス部材をFRPで形成したので、軽量化を図ることがで
き、かつ絶縁性、断熱性に優れる。
また、製造上、超電導線束を高温に曝すことがないので
、超電導線に損傷が生じず、製造歩留りの向上、超電導
特性の劣化を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はいずれも実施例に係る超電導コイルの
導体の断面図、第5図は従来の同導体の断面図である。 1、1a、 Ib、 1c−−導体、2,2a、2b 
−超電導線束、3・・−シース部材。 特許出願人  株式会社 神戸製鋼所 化  理  人  弁理士 安田敏雄 第 5 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超電導線束2の回りをシース部材3で覆った超電
    導コイルの導体において、前記シース部材3を繊維強化
    プラスチックで形成したことを特徴とする超電導コイル
    の導体。
  2. (2)繊維強化プラスチックはその強化繊維がセラミッ
    クファイバーである特許請求の範囲第1項記載の超電導
    コイルの導体。
  3. (3)シース部材3はその厚さが2mm以上である特許
    請求の範囲第1項記載の超電導コイルの導体。
  4. (4)超電導線束に強化繊維を巻回して超電導線束の回
    りに強化繊維層を形成し、該強化繊維層に合成樹脂を含
    浸して繊維強化プラスチックのシース部材を形成するこ
    とを特徴とする超電導コイルの導体の製造方法。
JP62307305A 1987-12-03 1987-12-03 超電導コイルの導体およびその製造方法 Pending JPH01147811A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317911A (ja) * 1989-06-15 1991-01-25 Toshiba Corp 超電導導体
JPH0358815U (ja) * 1989-10-13 1991-06-10

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317911A (ja) * 1989-06-15 1991-01-25 Toshiba Corp 超電導導体
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