JPH01147696A - カードスタンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 番暮皐金券と交換する販売促進スタンプの制度を磁気カ
ードで行うシステムに関する。

（ｂ）発明の概要 この発明に係るカードスタンプシステムは、顧客の買上
金額に応じて発行されるスタンプを磁気データに置き換
えたシステムにおいて、買上金額に対するスタンプの発
行枚数の換算方式をカードによって種々設定できるよう
にしたものである。

（Ｃ）従来の技術 日常品を販売する小売店舗等においては、顧客の購入意
欲をそそり、また、他店舗との差別化をするために販売
促進スタンプを発行しているところがある。この販売促
進スタンプ（以下単に「スタンプ」という。）は、一定
の買上金額毎に発行される小券片であり、顧客がこれを
台紙に貼ってことができる。また、この制度は複数の店
舗で共同して行われることが多い。

前記スタンプは１ｃｆｆｉ四方に満たない小券片であり
扱いが煩雑であることから、店舗係員のレジ作業の効率
の低下を招き、顧客は収集保存が面倒なため十分に活用
できない等の問題点があった。そこで、スタンプを磁気
データに置き換えたシステム、すなわち、台紙を磁気カ
ードに置き換えたカードスタンプシステムが提案された
。このカードスタンプシステムは、磁気カード（スタン
プカード）にスタンプ枚数データ記憶エリアを設け、こ
のエリアにスタンプの発行→張り付けに代えてスタンプ
枚数データを積算記憶してゆくものである→金券等と交
換することができる。

ところで、スタンプは常に一定の割合で発行されるもの
でなく、特売日等の特別な期間中には通常よりも高い割
合（２〜３倍）で発行して顧客の誘引を図っている。こ
れをプロモーションという（ｄ）発明が解決しようとす
る問題点 しかしながら、カードにスタンプ枚数データを記憶する
カード処理装置は、従来プロモーション設定を自動的に
行うことができなかった。このため、プロモーション設
定時には係員が自ら発行枚数を計算してキー人力しなけ
ればならず係員の作業負担が極めて大きくなるうえ、計
算ミスが生じやすい問題点があった。また、カード処理
装置の換算プログラムをプロモーション設定の都度変更
することは手間がかかるうえプロモーション設定期間が
終了するとまた元に戻さなければならないため極めて煩
雑になり実用的ではない。

この発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、
カード挿入によって簡略にプロモーション設定を行うこ
とのできるカードスタンプシステムを提供することを目
的とする。

（ｅ）問題点を解決するための手段 この発明は、スタンプ枚数データ記憶エリアを有するス
タンプカードと、 取引時に、取引金額を特定の換算方式で換算してスタン
プ枚数データを算出し、顧客のスタンプカードのスタン
プ枚数データ記憶エリアに算出されたスタンプ枚数デー
タを蓄積記憶するカード処理装置と、 を有するカードスタンプシステムにおいて、それぞれ異
なる換算方式を記憶した換算方式設定カードを複数設け
、 カード処理装置に、前記換算方式設定カードを受け付け
る手段と、受け付けた換算方式設定カードに記憶されて
いる換算方式を前記特定の換算方式とする手段と、を設
けたことを特徴とする。

（ｆ）作用 この発明のカードスタンプシステムは、取引金額からス
タンプ枚数データへ換算する換算方式を記憶した換算方
式設定カードを複数設け、カード処理装置にこのカード
を読み取らせることによって換算方式を設定できるよう
にした。換算方式を変更するときには、所望の換算方式
が記憶された換算方式設定カードを読み取らせればよい
。これによって、特売日等のプロモーション設定を容易
にし、係員の負担をなくして顧客サービスを向上した。

なお、換算方式設定カードに換算用パラメータを記憶し
ておき、式そのものはカード処理装置内に記憶する方式
でもよく、また、換算方式設定カードに換算式そのもの
を記憶するようにしてもよい。

（ｇ）実施例 第３図はこの発明の実施例であるカードスタンスシステ
ムに使用されるカードリーダの外観図である。このカー
ドリーダ１はＰＯ３端末装置２に接続され連動して動作
する。このカードリーダ１の前面部には後述するセーバ
ーカード（この発明のスタンプカードに対応する。）や
プロモーションカード（この発明の換算方式設定カード
に対応する。）が挿入されるカード挿入口３が設けられ
ており、装置上面には挿入されたカードが正しくないと
き点灯するカードエラーランプ４および内部に記憶して
いるスタンプ枚数データの残数が少なくなったときにャ
エンド）点灯するスタンプ枚数切れランプ５が設けられ
ている。顧客の買上金額等のデータはＰＯ８端末装置２
からカードリーダ１に送信され、セーバーカードのデー
タはカードリーダ１からｐｏｓ端末装置２に伝送されて
印字・表示される。

第４図に同カードリーダ１の制御部のブロック図を示す
。動作を制御するコントローラ１０は、制御装置である
ＣＰＵＩ　Ｏａ、プログラムやデータを記憶するメモリ
１０ｂ、カードリーダ部１１と接続されるＩ１０制御部
１０ｄ、前記ＰＯ８端末装置２と接続されるインターフ
ェイス１０ｅ。

さらにこれらに電源を供給する電源部１０ｆからなって
おり、メモリ１０ｂにはプロモーション設定データを記
憶するプロモーション設定エリア１０Ｃが設定されてい
る。また、前記Ｉ１０制御部１０ｄに接続されるカード
リーダ部１１はカードの磁気データを読み取り・書き込
みするカードリーダｌｌａおよび使用済のカードにパン
チ穴を開けるカードパンチ機構１１ｂとからなっている
。

前記インターフェイスを介して接続されるＰＯ８端末装
置２はコントローラ２０とキーボード２１およびプリン
タ２２を有しており、さらにこのほかに表示器や現金箱
開閉装置等を有している。

このＰＯ８端末装置はホストコンピュータとオンライン
で接続されている。

第５図（Ａ）、（Ｂ）にこのカードリーダにおいて使用
されるセーバーカードおよびプロモーションカードの概
略構成を示す。セーバーカードは顧客が所持しスタンプ
枚数データが記憶されるカードであり、プロモーション
カードは買上金額からスタンプ枚数データを換算する換
算方式を設定するためのデータが記憶されたカードであ
る。これらのカードはＰＥＴカードで構成されておりカ
ードの裏面全体が磁性体になっている。

まず同図（Ａ）において、セーバーカード３０の磁気塗
布面には磁気記憶エリア３１〜３８が設けられている。

これらの記憶エリアには、店舗番号（３１）、申込書番
号（３２）、店舗エリアコード（３３）、顧客コード（
３４）　、前々回、前回および今回の加算枚数（３５〜
３７）および累積スタンプ枚数（３８）が記憶されてい
る。３８がスタンプ枚数記憶エリアである。

また同図（Ｂ）のプロモーションカードにはプロモーシ
ョンカードである旨の表示４１とプロモーション設定デ
ータ４２とが記憶されている。プロモーション−設定デ
ータは、プロモーション区分（換算の方式を示すコード
）４２ａとパラメータ（ｘ、ｙ、ｚ）４２ｘ、４２ｙ、
４２ｚとからなっている。

第６図にプロモーション区分とパラメータとの関係を示
す。カードリーダ１の換算方式記憶エリア１０ｃには通
常プロモーション区分“°０′”が記憶されている。プ
ロモーション区分“０゛のとき、カードリーダは換算単
位（５０円）毎に発行単位（１枚）のスタンプ枚数デー
タを出力する。プロモーション区分が“１°”のとき、
Ｘ円以上の買上を条件として通常のｙ倍のスタンプ枚数
データを出力する。プロモーション区分が“２”のとき
、Ｘ円以上の買上を条件として通常よりｙ枚多いスタン
プ枚数データを出力する。プロモーション区分が“３”
のとき、累積スタンプ枚数がＸ枚以上の顧客に対して通
常のｙ倍のスタンプ枚数データを出力する。また、プロ
モーション区分が“４゛のとき、累積スタンプ枚数がｙ
枚以上の顧客に対′しＸ円以上の買上を条件として通常
よりｙ枚多いスタンプ枚数データを出力する。

プロモーションカード４０はその店舗において実施され
るプロモーションの種類に合わせた枚数準備すればよい
。

第１図は同カードリーダのプロモーション設定モード動
作を説明するフローチャートである。ｎ２０でプロモー
ションカードが挿入されると、そのデータを読み取る（
ｎ２１）。このデータをプロモーション設定エリア１０
ｃに記憶し、この内容をＰＯ８端末゛装−置のプリンタ
からジャーナル印字して（ｎ２Ｌ）カードを排出したの
ち（ｎ２４）動作を終える。

第２図は同カードリーダのスタンプ枚数データ記憶動作
を示すフローチャートである。同図（Ａ）に全体動作を
示す。まずｎｌでセーバーカードが挿入されると、カー
ドデータを読み取り（ｎ２）、データの内容がＯＫであ
ればｎ３→ｎ４に進む。データ内容が正しくなければｎ
１４に進み、カードエラーランプを点灯して（ｎ　１４
）　、カードを返却する（ｎ１５）。カードが顧客に抜
き取られるのを待って（ｎ１６）、前記カードエラーラ
ンプを消灯して（ｎｌ？）動作を終える。

カードから読み取ったデータが正しいとき、そのデータ
をＰｏＳ端末装置に伝送する（ｎ４）。

ＰｏＳ端末装置では、買上金額等と一緒にこのカードデ
ータを印字する（ｎ５）。カードリーダはＰｏＳ端末装
置から買上金額を受信しくｎ６）、この買上金額からス
タンプ枚数を計算する（たとえば「買上５０円につき１
枚」等の計算を行う。

：ｎｌ）。次に現在“０”以外のプロモーション設定が
されているか否かを判断しくｎ８）、プロモーション設
定がなされていればその設定内容に基づいてスタンプ枚
数を再度計算する（ｎ９）。

計算されたスタンプ枚数をスタンプ枚数データとしてセ
ーバーカードのスタンプ枚数データ記憶エリアに記憶し
たのち（ｎｌｏ）、スタンプ枚数記憶エリア１０ｃから
発行したスタンプ枚数データを減算して（ｎｌｌ）、カ
ードを返却する（ｎ１２）。カードの抜き取りを待って
（ｎ１３）動作を終える。

同図ＣＢ）は上記ｎ７〜ｎ９の詳細を示すフローチャー
トである。ｎ３０．ｎ３１で通常のスタンプ枚数データ
を算出する。すなわち、買上額Ｂを換算単位ｄで割って
換算単位に対する買上金額の度数ｎを計算しくｎ３０）
この度数ｎに発行単位ｅを掛けて仮発行枚数ｍを算出す
る。この仮発行枚数ｍを今回発行枚数Ｍとして設定する
。

次に、ｎ３３〜ｎ３６でプロモーション設定エリア１０
ｃに記憶されているプロモーション区分を判断する。プ
ロモーション区分が“１”のとき、ｎ３３→ｎ３７．ｎ
３８に進み、買上金額が規定金額Ｘ円以上のとき仮発行
枚数ｍに設定倍数ｙを掛けた値を今回発行枚数Ｍに再設
定してリターンする。プロモーション区分が“２”のと
き、ｎ３４→ｎ３９．ｎ４０に進み、買上金額が規定金
額Ｘ円以上のとき仮発行枚数ｍに設定枚数ｙを加えた値
を今回発行枚数Ｍに再設定してリターンする。またプロ
モーション区分が“３”のときｎ３５→ｎ４１以下に進
む。ｎ４１．ｎ４２では累積枚数（累積スタンプ枚数）
Ｓが規定枚数Ｘ枚以上のとき仮発行枚数ｍに設定倍数ｙ
を掛けて今回発行枚数Ｍに再設定してリターンし、仮発
行枚数ｍを加算すれば累積枚数Ｓが規定枚数Ｘに達する
場合にはｎ４３→ｎ４４に進んで以下の計算を行ったの
ちリターンする。

Ｍ　＝　ｘ　−Ｓ　十（Ｓ　＋　ｍ　　Ｘ　）　Ｘ　Ｖ
また、プロモーション区分がｕ　４　ｎのとき、ｎ３６
→ｎ４５〜ｎ４７に進み、買上金額Ｂが規定金額Ｘ円以
上で累積枚数が規定枚数ｙのとき仮発行枚数ｍに設定枚
数２を加えてリターンする。

前記カードリーダ１とＰｏＳ端末装置２がこの発明のカ
ード処理装置に対応し、カードリーダ部１１およびｎ２
０がこの発明の「換算方式設定カードを受け付ける手段
」に対応し、プロモーション設定エリア１０ｃおよびｎ
３３〜ｎ４７の動作がこの発明の「受け付けた換算方式
設定カードに記憶されている換算方式を前記特定の換算
方式とする手段」に対応する。

（ｈ）発明の効果 以上のようにこの発明によれば、カード処理装置のスタ
ンプ枚数データ換算方式をカード読み取りによって簡略
に設定できるようにしたことにより、特売日等のプロモ
ーション設定を容易にすることができる。これによって
、係員の負担を増すことなくスタンプの割増発行等のセ
ールスプロモーションを行うことができ、より顧客サー
ビスを向上することができる。また、プロモーション設
定による発行枚数の計算は装置が自動的に行うため計算
間違いを生じることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図（Ａ）、（Ｂ）はこの発明の実施例
であるカードスタンプシステムに使用されるカードリー
ダの動作を示すフローチャートであり、第１図はプロモ
ーション設定動作、第２図（Ａ）はスタンプ枚数データ
記憶動作を示し、第２図（Ｂ）はスタンプ枚数データの
換算動作の詳細を示す。第３図は同カードリーダの概略
外観図、第４図は同カードリーダの制御部のブロック図
、第５図（Ａ）、（Ｂ）は同カードスタンプシステムに
おいて使用されるセーバーカードおよびプロモーション
カードの概略構成図、第６図は同プロモーションカード
に記憶されるプロモーション設定データの種類を説明す
る図である。 １０ａ−プロモーション設定エリア、 ４０−プロモーション設定カード、 ４２−プロモーションデータ記憶エリア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スタンプ枚数データ記憶エリアを有するスタンプ
   カードと、 取引時に、取引金額を特定の換算方式で換算してスタン
   プ枚数データを算出し、顧客のスタンプカードのスタン
   プ枚数データ記憶エリアに算出されたスタンプ枚数デー
   タを蓄積記憶するカード処理装置と、 を有するカードスタンプシステムにおいて、それぞれ異
   なる換算方式を記憶した換算方式設定カードを複数設け
   、 カード処理装置に、前記換算方式設定カードを受け付け
   る手段と、受け付けた換算方式設定カードに記憶されて
   いる換算方式を前記特定の換算方式とする手段と、を設
   けたことを特徴とするカードスタンプシステム。