JPH01147246A - 遠隔操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、機器の作動状態を離れた場所から手動操作に
よって設定することができる遠隔操作装置に関する。

［従来の技術］ 給湯器や冷暖房の空調装置のように、大形であるため屋
外に設置されたり、機器の作動によって得られる結果だ
けを配管等によって使用場所に送込むことができる機器
においては、その機器の作動状態を容易に設定するため
に機器と接続された遠隔操作部が設けられ、使用者は機
器とは離れた場所からその作動状態を設定することがで
きる。

［発明が解決しようとする問題点コ しかし、これらの機器では、機器が設置されている場所
へ移動しなくても作動状態を設定することができるが、
遠隔操作部は壁等に固定されているため、遠隔操作がで
きるにも拘らず、使用者は機器の運転を開始および終了
する場合は当然のこと、作動状態を変更する場合にも、
その都度遠隔操作部が固定されている場所まで移動しな
ければらないため不便であるという問題点がある。

本発明は、遠隔操作部を備えた機器においても、遠隔操
作部が設けられた場所まで移動しなくても作動状態を設
定することができる遠隔操作装置を提供することを目的
とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、機器に接続された遠隔操作部により前記機器
の作動状態を手動操作により設定する遠隔操作装置にお
いて、前記遠隔操作部は、手動操作により前記機器の作
動状態を設定するための設定信号を無線信号により発信
する発信手段を備えた操作部と、前記機器に接続され前
記操作部から発信される無線信号を受信する受信手段を
備え前記機器に前記設定信号を伝送する信号伝送部とか
らなることを技術的手段とする。

［作用］ 本発明では、機器の作動状態を設定する場合には、手動
操作によって操作部を操作する。すると、操作部の発信
手段からは無線信号により設定信号が発信される。発信
された無線信号は、信号伝送部に確えられた受信手段に
よって受信されて、設定信号として前記機器へ伝送され
る。機器は信号伝送部から伝送された設定信号に基づい
て作動する。

［発明の効果］ 本発明では、機器の作動状態を設定する場合には、設定
信号を操作部からの無線信号によって発信することがで
きる。従って、使用者は操作部を手元に置いておけばそ
の場で設定操作が行なえるため、機器と接続された信号
伝送部まで移動する必要がない。

［実施例］ 次に本発明の遠隔操作装置を、ガス給湯器に使用した実
施例に基づいて説明する。

第２図に示すガス給湯器は、給湯器本体１０と遠隔操作
部２０とから構成される。　゛給湯器本体１０内には、
図示しない水供給管と接続された熱交換器１１が設けら
れ、熱交換器１１には内部を通過する水を加熱するため
に燃焼機１２が備えられている。

燃焼機１２は、燃焼用空気を送風機によってバーナへ供
給する強制送風式燃焼装置で、燃焼機１２では図示しな
い燃料供給管から比例弁を介して供給される燃料ガスは
送風機によって供給される空気と混合されて所望の空燃
比で燃焼が行われる。

この燃焼機１２は本発明の機器であり、制御装置　　。

１３によって制御される。

制御装置１３は、燃焼機１２の燃焼量を制御するととも
に、燃焼機１２の燃焼状態を所望の空燃比にするために
、送風機および比例弁を制御して燃焼用空気および燃料
ガスの供給量を調節する。

また、燃焼ｉ’ｌ’２の燃焼開始時には、予め決められ
た所定のシーケンスで自動的に燃焼を開始するとともに
、燃焼異常が発生した場合や立消えした場合には、安全
確保のために燃料供給を停止し、燃焼を停止する。

この制御装置１３の制御状態は、接続ケーブル２を介し
て送られてくる遠隔操作部２ｏの設定信号によって燃焼
機１２を制御するが、本実施例では、ガス給湯器の設置
工事の際の配線工事を簡略化するための省線配線として
この接続ケーブル２には２線式の配線を利用している。

そのなめ、遠隔操作部２０へは、接続ケーブル２によっ
て制御装置１３から電力が供給され、制御装置１３と遠
隔操作部２０との信号の伝達は、制御信号を所定の搬送
波に変調して行われる。

制御装置１３は、遠隔操作部２０との交信のために遠隔
操作部２０を制御する信号を予め発信し、この信号に応
答した制御信号が遠隔操作部２０から返信されるように
なっている。このとき、制御装置１３から発信される信
号には、制御装置１３による燃焼機１２の制御状態や、
すでに設定が行われている場合等には給湯する湯の設定
温度を遠　　　。

隔操作部２０′に表示するための表示用信号が含まれて
いて、制御状態を遠隔操作部２０で把握することができ
るようになっている。さらに、制御装置１３が万一正常
に作動しなくなった場合には、その異常状態を予め決め
られたエラーコードで表示する信号も伝送することがで
きる。また逆に制御装置１３は、遠隔操作部２０からの
制御信号を搬送波から解析し、その制御信号、図示しな
いセンサによって検出される入水温度、出湯温度および
入水量等に基づいて燃焼機１２を制御する。

制御装置１３によって制御されることにより、燃焼機１
２は熱交換器１１内を通過する水を必要な温度に加熱す
ることができる。

遠隔操作部２０は、接続ケーブル２と接続された信号伝
送部２１と操作部３０とから構成され、本実施例では操
作部３０は第３図に示すように、信号伝送部２１に着脱
可能に形成されている。

信号伝送部２１は、第１図に示すように、接続ケーブル
２を介して制御装置１３から供給される電力を電源部２
２によって整流し、その電力によって作動する次の各機
能部を備えている。

信号変換部２３は、接続ケーブル２を介して制御装置１
３から供給される電力と伝送される所定の搬送波から制
御信号を解析するとともに、制御装置１３の制御状態を
設定するための制御信号を制御装置１３からの制御信号
に応答して搬送波に変調して返送する。

表示部２４は、電源部２２から供給される電力によって
燃焼機１２の作動状態を表示する表示ランプあるいは発
光ダイオードであり、信号交換部２３で解析された信号
に基づいて点灯される。

信号受信部２５は、この信号伝送部２１に着脱可能に形
成され、信号伝送部２１とは分離して操作される操作部
３０からの無線信号を受信するために設けられた機能部
で、本実施例では、操作部３０からの赤外線を受光する
受光部２５ａが備えられ、受信した赤外線から設定信号
を解析して信号変換部２３へ転送し、転送された設定信
号は信号変換部２３で所定の搬送波に変調されて、接続
ケーブル２を介して制御装置１３に伝送される。

充電部２６は、電源部２２の電力を利用して操作部３０
を充電するための機能部で、操作部３０が信号伝送部２
１に固定されるときに、充電用端子２６ａによって充電
が行われる。

操作部３０は、充電式電池３１、操作キー３２、信号発
生部３３および表示部３４から構成される。

充電式電池３１は信号伝送部２１に装着したときに充電
用端子２６ａと接続される充電用端子３１ａを介して電
源部２２から供給される電力によって充電され、操作部
３０は充電式電池３１によって作動する。

操作キー３２は、運転スイッチ、温度設定スイッチ、モ
ードスイッチ等のスイッチからなり、信号発生部３３は
操作キー３２の操作状態に基づいてガス給湯器の作動状
態を設定する設定信号を発生するとともに、この設定信
号を赤外線信号に変換して送光部３３ａから無線信号と
して発信する。

表示部３４は、操作キー３２で設定された設定状態を信
号発生部３３の設定信号にづいて表示するもので、電力
消費の少ない液晶表示によって例えば設定温度、運転モ
ード、異常発生時のエラーコード等を表示することがで
きる。

この操作部３０は、充電式電池３１によって作動するた
め、信号伝送部２１に固定していなくても自由な場所で
操作することができるが、固定していても全く同様に設
定することができる。

以上の構成からなる本実施例のガス給湯器の作動を説明
する。

使用者が操作部３０を手元に置き、必要に応じて操作キ
ー３２の運転スイッチ等を操作すると、その操作によっ
て信号発生部３３には設定信号が発生し、同時に設定信
号は赤外線信号に変換されて送光部３３ａから発信され
る。このとき、表示部３４では設定信号に基づいて設定
温度等の設定状態が液晶表示される。

一方、信号伝送部２１では接続ケーブル２を介して供給
される電力によって制御装置１３からの信号を解析し、
制御状態が表示部２４に表示されている。

操作部３０からの赤外線信号が信号受信部２５で受信さ
れると、設定信号が解析されて信号変換部２３へ転送さ
れる。すると、信号変換部２３では設定信号を所定の搬
送波に変調して、接続ケーブル２から制御装置１３へ伝
送する。

制御装置１３は、伝送された搬送波から設定信号を解析
し、設定状態に応じて燃焼機１２を制御する。従って、
燃焼機１２は操作部３０の設定状態に基づいて制御され
る。

操作部３０の操作キー３２が新たに操作されると、同様
にしてその操作に応じた設定信号が制御装置１３へ伝送
されるため、燃焼機１２は新たな設定信号に基づいて制
御される。

使用者が操作部３０を信号伝送部２１に装着すると、操
作部３０の充電式電池３１が充電用端子２６ａによって
充電される。従って、ガス給湯器を使用しないとき、操
作部３０をときどき充電しておけば、必要なときに簡単
に操作することができる。

以上のとおり、本発明によれば、給湯器等を運転させる
ときに、その都度操作のための移動しなくても、操作部
を手元に置いておくだけで簡単に作動状態を設定するこ
とができ、非常に便利である。

本実施例では、操作部を作動させるために充電式電池を
使用したが、乾電池によって作動するようにしてもよい
。また、操作部からの無線信号として赤外線を使用した
が、超短波帯の電波を使用してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の遠隔操作部の構成を示す機能ブロッ
ク図、第２図は本実施例のガス給湯器の構成を示すブロ
ック図、第３図は本実施例の遠隔操作部を示す概略図で
ある。 図中、２１・・・信号伝送部、２５ａ・・・受光部（受
信手段）、３０・・・操作部、３３ａ・・・送光部（発
信手段）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）機器に接続された遠隔操作部により前記機器の作動
   状態を手動操作により設定する遠隔操作装置において、 前記遠隔操作部は、手動操作により前記機器の作動状態
   を設定するための設定信号を無線信号により発信する発
   信手段を備えた操作部と、前記機器に接続され前記操作
   部から発信される無線信号を受信する受信手段を備え前
   記機器に前記設定信号を伝送する信号伝送部と からなることを特徴とする遠隔操作装置。 ２）前記操作部は、前記信号伝送部に着脱可能に形成さ
   れ、装着時および取外し時にともに前記機器の作動状態
   を設定できることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の遠隔操作装置。 ３）前記操作部は、前記無線信号を発生するための充電
   式電池を備え、該充電式電池は前記信号伝送部への装着
   時に前記信号伝送部から供給される電力によって充電さ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の遠隔
   操作装置。