JPH01147219A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents
内燃機関の点火装置Info
- Publication number
- JPH01147219A JPH01147219A JP30647687A JP30647687A JPH01147219A JP H01147219 A JPH01147219 A JP H01147219A JP 30647687 A JP30647687 A JP 30647687A JP 30647687 A JP30647687 A JP 30647687A JP H01147219 A JPH01147219 A JP H01147219A
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- air
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Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 55
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 29
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 18
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 18
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 2
- 239000003570 air Substances 0.000 abstract 6
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 abstract 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は燃焼室に直接的に燃料を噴射し、層状給気燃焼
を行う内燃機関に好適な点火装置に関する。
を行う内燃機関に好適な点火装置に関する。
燃焼室内に直接燃料を噴射する形式の内燃機関において
、燃焼室内に発熱体を設け、運転時に発熱体を高温に保
って燃料の着火を行う点火装置には数多くのものが提案
されている(例えば、特開昭55 ” 12’ 536
3号)。このような点火装置では発熱体を800°C程
度のかなりの高温に維持する必要がある。
、燃焼室内に発熱体を設け、運転時に発熱体を高温に保
って燃料の着火を行う点火装置には数多くのものが提案
されている(例えば、特開昭55 ” 12’ 536
3号)。このような点火装置では発熱体を800°C程
度のかなりの高温に維持する必要がある。
しかしながら、燃焼室内の発熱体は、噴射された大量の
液滴状燃料□が付着し、その気化熱により冷却されるこ
と、温度の低い吸入新気や燃焼室内の空気の流動に曝さ
れ冷却されること等の理由により、全ての運転域に渡っ
て発熱体を高温に維持することが困難であるという問題
点があった。発熱体の温度の低下は、ディーゼル機関の
場合は不完全燃焼による白煙の放出や、著しい着火遅れ
による出力の低下をもたらす。また、燃焼室に燃料とし
てガソリンを直接噴射する圧縮比ε−10〜18の内燃
機関では失火を生ずる場合があるという問題点があった
。
液滴状燃料□が付着し、その気化熱により冷却されるこ
と、温度の低い吸入新気や燃焼室内の空気の流動に曝さ
れ冷却されること等の理由により、全ての運転域に渡っ
て発熱体を高温に維持することが困難であるという問題
点があった。発熱体の温度の低下は、ディーゼル機関の
場合は不完全燃焼による白煙の放出や、著しい着火遅れ
による出力の低下をもたらす。また、燃焼室に燃料とし
てガソリンを直接噴射する圧縮比ε−10〜18の内燃
機関では失火を生ずる場合があるという問題点があった
。
本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、発熱体の冷却を防ぎ、確実に着火することができる
内燃機関の点火装置を提供することを目的とする。
り、発熱体の冷却を防ぎ、確実に着火することができる
内燃機関の点火装置を提供することを目的とする。
本発明では前記問題点を解決するため、燃焼室内に設け
られ通電または燃焼作用により加熱される発熱体に、空
気を保持するための保持溝あるいは保持穴を形成したこ
とを特徴とする。
られ通電または燃焼作用により加熱される発熱体に、空
気を保持するための保持溝あるいは保持穴を形成したこ
とを特徴とする。
以下図面に基づき本発明の詳細な説明する。
第2図において、エンジン本体はシリンダブロック11
及びシリンダヘッド12からなり、シリンダブロック1
1にはシリンダ13が形成されている。このシリンダ1
3内には、図示しないクランク軸、連接棒14及びピス
トンピン15を介して連動するピストン16が往復動可
能に配設されており、シリンダヘッド12の内壁とピス
トン16の上面とにより燃焼室18が形成されている。
及びシリンダヘッド12からなり、シリンダブロック1
1にはシリンダ13が形成されている。このシリンダ1
3内には、図示しないクランク軸、連接棒14及びピス
トンピン15を介して連動するピストン16が往復動可
能に配設されており、シリンダヘッド12の内壁とピス
トン16の上面とにより燃焼室18が形成されている。
シリンダヘッド12には、吸気弁19、排気弁20のほ
か、燃料噴射弁21及び、本発明に係る点火装置8が配
設されている。
か、燃料噴射弁21及び、本発明に係る点火装置8が配
設されている。
燃料噴射弁21は、燃料噴射ポンプ28からの圧送燃料
によって開弁する外聞弁で、燃料を燃焼室18内に中空
円錐上に噴射する。燃料噴射弁21は、第1図に示すよ
うに、シリンダヘッド12に螺合固定されており、また
燃料噴射弁21には点火装置8が螺合等により固定接合
されている。
によって開弁する外聞弁で、燃料を燃焼室18内に中空
円錐上に噴射する。燃料噴射弁21は、第1図に示すよ
うに、シリンダヘッド12に螺合固定されており、また
燃料噴射弁21には点火装置8が螺合等により固定接合
されている。
点火装置8は、燃料噴射弁21に固定された管状の支持
部80と、この支持部80によって保持される円柱状の
発熱体81とを有している。発熱体81は窒化珪素等の
セラミックで形成されており、噴射弁21の軸の延長上
の、噴射弁21によって噴射される燃料の円錐内部に位
置している。
部80と、この支持部80によって保持される円柱状の
発熱体81とを有している。発熱体81は窒化珪素等の
セラミックで形成されており、噴射弁21の軸の延長上
の、噴射弁21によって噴射される燃料の円錐内部に位
置している。
そのため、発熱体81には噴射直後の液膜状の燃料は吹
きつけられず、かつ充分微粒化した燃料がその周辺を漂
うようになっている。発熱体81の内部には、第3図に
示すように、コイル状の抵抗線4が埋設されている。抵
抗線4の一端は管状の支持部2の内部を通り、電源の陽
極に連絡するシース線5に接続しており、他端は支持部
80に接地されて電力が供給されている。また、発熱体
1の噴射弁21に対向する表面には、発熱体1の軸方向
に沿って溝82が形成されている。
きつけられず、かつ充分微粒化した燃料がその周辺を漂
うようになっている。発熱体81の内部には、第3図に
示すように、コイル状の抵抗線4が埋設されている。抵
抗線4の一端は管状の支持部2の内部を通り、電源の陽
極に連絡するシース線5に接続しており、他端は支持部
80に接地されて電力が供給されている。また、発熱体
1の噴射弁21に対向する表面には、発熱体1の軸方向
に沿って溝82が形成されている。
次に、本実施例の作動について説明する。
圧縮行程終了付近の適切なりランク角位置に、高圧燃料
が燃料噴射弁21から燃焼室18内に中空円錐状に噴射
される。噴射された燃料は微小な液滴状になり、点火装
置8の周辺を漂う。燃料が噴射されてから点火するまで
の時間は機関の運転状態によって決まり、その遅れ時間
を考慮して最良の点火時期が得られるように燃料噴射時
期が噴射ポンプ制御装置29により制御される。
が燃料噴射弁21から燃焼室18内に中空円錐状に噴射
される。噴射された燃料は微小な液滴状になり、点火装
置8の周辺を漂う。燃料が噴射されてから点火するまで
の時間は機関の運転状態によって決まり、その遅れ時間
を考慮して最良の点火時期が得られるように燃料噴射時
期が噴射ポンプ制御装置29により制御される。
一方、発熱体1には噴射弁21と対向する位置に溝82
が形成されており、この溝82内に保持される空気は発
熱体81の他の表面に接している空気に比べて移動が行
われにくい。そのため、溝82内の空気は周辺の空気と
の熱交換が行われにくく、発熱体81から受ける熱によ
り、高温状態になる。また、接している空気の温度が高
いため、発熱体81の溝82内部の表面も他の表面に比
べ高温となる。
が形成されており、この溝82内に保持される空気は発
熱体81の他の表面に接している空気に比べて移動が行
われにくい。そのため、溝82内の空気は周辺の空気と
の熱交換が行われにくく、発熱体81から受ける熱によ
り、高温状態になる。また、接している空気の温度が高
いため、発熱体81の溝82内部の表面も他の表面に比
べ高温となる。
その結果、微粒化された燃料は、その保持する運動量が
空気に比べて大きいため、空気の移動が行われにくい発
熱体81の溝82内部の表面に容易に到達が可能となる
。従って、この溝82内部では、他の発熱体表面に比べ
確実な点火を行うことができる。
空気に比べて大きいため、空気の移動が行われにくい発
熱体81の溝82内部の表面に容易に到達が可能となる
。従って、この溝82内部では、他の発熱体表面に比べ
確実な点火を行うことができる。
以上のように、本実施例によれば、発熱体による燃料の
着火効率が向上し、その結果発熱体の消費電力の低減や
、燃料への着火ができる運転域の拡大が可能となる。
着火効率が向上し、その結果発熱体の消費電力の低減や
、燃料への着火ができる運転域の拡大が可能となる。
なお、本実施例では、溝82を発熱体81の噴射弁21
と対向する位置に形成したが、対向する位置以外の部位
に形成するようにしても良い。
と対向する位置に形成したが、対向する位置以外の部位
に形成するようにしても良い。
また、第5図に示すように1.溝82を発熱体81の径
方向に複数形成することにより着火効率を一層高めるよ
うにしても良い。
方向に複数形成することにより着火効率を一層高めるよ
うにしても良い。
さらに、第6図に示すように、溝82を発熱体81の円
周方向に形成するようにしても良い。
周方向に形成するようにしても良い。
また、第7図に示すように、溝82を形成するかわりに
、発熱体81に多数のくぼみ84を形成するようにして
も良い。
、発熱体81に多数のくぼみ84を形成するようにして
も良い。
さらに、第8図に示すように、発熱体8Iを径方向に貫
通する複数の貫通孔85を形成するようにしても良い。
通する複数の貫通孔85を形成するようにしても良い。
また、第9図に示すように、発熱体81の径方向に貫通
しかつ軸方向に所定の長さを有する切欠き孔86を形成
するようにしても良い。
しかつ軸方向に所定の長さを有する切欠き孔86を形成
するようにしても良い。
さらに、第10図に示すように、発熱体81を複数に分
割し、その発熱体81の間に所定の間隙87を形成する
ようにしても良い。
割し、その発熱体81の間に所定の間隙87を形成する
ようにしても良い。
以上説明したように、本発明によれば、発熱体に空気を
保持するための保持溝あるいは保持穴を形成するという
簡易な構成で、発熱体による燃料の着火効率が向上し、
その結果発熱体の消費電力の低減や、燃料への着火がで
きる運転域の拡大が可能となる。
保持するための保持溝あるいは保持穴を形成するという
簡易な構成で、発熱体による燃料の着火効率が向上し、
その結果発熱体の消費電力の低減や、燃料への着火がで
きる運転域の拡大が可能となる。
第1図〜第4図は本発明の実施例に関するもので、第1
図は本実施例の要部を示す部分断面図、第2図は本実施
例のエンジンへの装着例を示す断面図、第3図は第1図
の■で囲まれた部分の拡大断面図、第4図は第3図のT
V−TV線に沿う断面図である。 第5図は本発明の他の実施例に関するもので、(a)は
側面図、(b)はV−V線に沿う断面図である。 第6図は本発明の更に他の実施例を示す部分断面図であ
る。 第7図は本発明の異なる実施例を示す部分断面図である
。 第8図は本発明の異なる実施例に関するもので、(a)
は部分断面図、(b)は■−■線に沿う断面図である。 第9図は本発明の別の実施例に関するもので、(a)は
部分断面図、(b)はIX−IX線に沿う断面図である
。 第10図は本発明の更に別の実施例に関するもので、(
a)は部分断面図、(b)はX−X線に沿う断面図であ
る。 8・・・点火装置、18・・・燃焼室、81・・・発熱
体。 82・・・溝(保持溝)、83・・へぼみ穴、84・・
・貫通孔。
図は本実施例の要部を示す部分断面図、第2図は本実施
例のエンジンへの装着例を示す断面図、第3図は第1図
の■で囲まれた部分の拡大断面図、第4図は第3図のT
V−TV線に沿う断面図である。 第5図は本発明の他の実施例に関するもので、(a)は
側面図、(b)はV−V線に沿う断面図である。 第6図は本発明の更に他の実施例を示す部分断面図であ
る。 第7図は本発明の異なる実施例を示す部分断面図である
。 第8図は本発明の異なる実施例に関するもので、(a)
は部分断面図、(b)は■−■線に沿う断面図である。 第9図は本発明の別の実施例に関するもので、(a)は
部分断面図、(b)はIX−IX線に沿う断面図である
。 第10図は本発明の更に別の実施例に関するもので、(
a)は部分断面図、(b)はX−X線に沿う断面図であ
る。 8・・・点火装置、18・・・燃焼室、81・・・発熱
体。 82・・・溝(保持溝)、83・・へぼみ穴、84・・
・貫通孔。
Claims (6)
- (1)燃焼室内に設けられ通電または燃焼作用により加
熱される発熱体に、空気を保持するための保持溝あるい
は保持穴を形成したことを特徴とする内燃機関の点火装
置。 - (2)前記発熱体は燃焼室内において燃焼噴射弁の対向
する位置に設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の内燃機関の点火装置。 - (3)前記発熱体に形成される保持溝は、前記発熱体の
前記燃料噴射弁に対向する部位の軸方向に沿って形成さ
れた保持溝であることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の内燃機関の点火装置。 - (4)前記発熱体に形成される保持溝は、前記発熱体の
軸方向に形成された複数の保持溝であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の内燃機関
の点火装置。 - (5)前記発熱体に形成される保持穴は、前記発熱体の
表面に形成された複数のくぼみ穴であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の内燃機関
の点火装置。 - (6)前記発熱体に形成される保持穴は、前記発熱体の
径方向を貫通して形成された貫通孔であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の内燃機
関の点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30647687A JPH01147219A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 内燃機関の点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30647687A JPH01147219A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 内燃機関の点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147219A true JPH01147219A (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=17957474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30647687A Pending JPH01147219A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 内燃機関の点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01147219A (ja) |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP30647687A patent/JPH01147219A/ja active Pending
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