JPH01146256A - 亜鉛―空気電気化学電池及び疎水性カソードの製法 - Google Patents

亜鉛―空気電気化学電池及び疎水性カソードの製法

Info

Publication number
JPH01146256A
JPH01146256A JP63270631A JP27063188A JPH01146256A JP H01146256 A JPH01146256 A JP H01146256A JP 63270631 A JP63270631 A JP 63270631A JP 27063188 A JP27063188 A JP 27063188A JP H01146256 A JPH01146256 A JP H01146256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manganese dioxide
cathode
carbon
mixture
dry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63270631A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07123044B2 (ja
Inventor
Alex Borbely
アレックス ボーベリー
Jaynal Molla
ジェイナル モーラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duracell Inc USA
Original Assignee
Duracell International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duracell International Inc filed Critical Duracell International Inc
Publication of JPH01146256A publication Critical patent/JPH01146256A/ja
Publication of JPH07123044B2 publication Critical patent/JPH07123044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90Selection of catalytic material
    • H01M4/9016Oxides, hydroxides or oxygenated metallic salts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/96Carbon-based electrodes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は亜鉛−空気電気化学電池の乾式カソードの改良
、及び該カソードの製造方法に関し、具体的には二酸化
マンガン及びカーボン粒子が物理的に分離した状態で混
ざり合った混合物を用いて空気カソードを製造する方法
に関する。当該方法によって得られたカソードは表面積
が大きく、かなり多くの量の二酸化マンガン及びカーボ
ンを含有している。
本発明は、酸素の電気化学的還元作用を補助するための
触媒として二酸化マンガンを用いた亜鉛−空気電気化学
電池に使用される疎水性(hydrophobic)、
即ち乾式の空気カソード(正極)に関する。
本発明にかかる乾式カソードは、ガンマー二酸化マンガ
ン及びカーボン粒子が離散した混合物に20%以上のポ
リテトラフルオロエチレンの如き結合剤(binder
)を加えたものである。本発明に係る乾式カソードの製
法は、ガンマ二酸化マンガンを激しく粉砕(mill)
l、、粉砕した二酸化マンガン粉末とカーボン粉末を混
きし、高分子結合剤(po l ymeric bin
cler)をブレンドしてカソード合剤(n+ix>を
形成し、このようにして得られたカソード合剤をカソー
ドに作り上げる工程から構成される。
市販の亜鉛−空気電池に使用される乾式カソードは、カ
ソード合剤の中で化学的に形成された二酸化マンガンを
用いている。この二酸化マンガンは硝酸マンガンの如き
物質をカソード合剤の中に含有させ、加熱して二酸化マ
ンガンに変えるのである。二酸化マンガンの化学的生成
方法は米国特許第3948684号、第4256545
号及び第4269961号の中に記載されている。商業
的な生産規模において、化学反応熱をコントロールして
熱暴走(t b e r隋al runaway)の発
生を防ぐには、二酸化マンガンは12重量%以下にしな
ければならない。更に又、反応時間が例えば130時間
まで長くなると、加熱速度のコントロールも必要となる
。更に、カーボンの表面積は、自然発火の危険をできる
だけ小さくするため、400m2/グラムを超えないよ
うにしなければならない。
これまで、二酸化マンガンとカーボンを物理的方法によ
って混合した物は乾式カソードに使用されていなかった
が、その理由を幾つか挙げると次の通りである。第1の
問題点は、市販の二酸化マンガンは粒子サイズが50〜
100ミクロンであるが、カーボン粒子は通常、準ミク
ロン(sub−xicron)サイズである点にある。
粒子サイズがこのように大きく相違するため、二酸化マ
ンガンとカーボンは、化学的方法のように細かく均一に
分散させることが出来ない0粒子サイズのもっと小さな
二酸化マンガンを入手することは可能であるが、コスト
が著しく高くなる。物理的方法による混き物が使用され
ていなかった他の理由は、カソードの最適な性能を得る
には、カーボンの表面に二酸化マンガンを化学的に密接
に付着させなければならないと一般的に考えられている
からである。
本発明に係る乾式カソードの製法は、二酸化マンガンと
カーボンの物理的な混合物を用いることにより、化学的
方法における種々の不具合を解消するものである。二酸
化マンガン粒子とカーボン粒子を物理的に均一となるよ
うに混きするには、先ず最初に平均粒子サイズが約10
ミクロンよりも大きい二酸化マンガン粒子を強く粉砕し
て平均粒子サイズが約10ミクロン以下、望ましくは約
7ミクロンよりも小さくする。このような強力な粉砕は
、アトリションミル以外の粉砕機械では達成で′きない
ことが判った。アトリションミルでは、二酸化マンガン
は、ミル用メディア(剛体球)及び回転アームとの間で
、分散、粉砕、打撃及び摩擦(rubbiB)の各作用
が行なわれるため、二酸化マンガンの粒子サイズは大変
小さくなって分配されるのである。又、アトリションミ
ルの場合、従来のボールミルよりも10倍速く、前述し
た化学反応方法よりも約20倍速く行なうことが出来る
アトリションミルによる粉砕は、ドライパウダー又はウ
ェットパウダーのどちらにでも実施出来るが、粉砕効率
の点でウェット法の方がすぐれていることが判った。
混合物(admixture)は、アトリションミルの
中で所定量のカーボンを二酸化マンガンと混ぜ合わせる
ことによって得られるが、粉砕された二酸化マンガンを
高速ミキサーに移した後カーボンを加えることによって
も得ることができる。然し、より均一な混自物を得るに
は、アトリションミルの中で混ぜる方が良い、アトリシ
ョンミルを使用する場合、カーボンの二酸化マンガンへ
の添加は粉砕終了後でもよいし、粉砕終了直前に行なっ
てもよい。後者の場合だと、混合工程と粉砕工程の後半
部とが同時に行なわれるため、両工程は同時に終了する
ことが出来る。
混会物内の二酸化マンガンの量は、得られた乾式カソー
ドの中で20〜50%となるようにしている。二酸化マ
ンガンの含有量が多くなるほど性能が向上するため、二
酸化マンガンは20%以上とすることが望ましい、然し
乍ら、二酸化マンガン量が50%を超えると、カソード
の抵抗が大きくなって性能に逆効果を及ぼす。乾式カソ
ードを従来のように化学的方法によってtxt造した場
合、商業的な規模においては前述したように、二酸化マ
ンガンをこれほど多く含有させることはできない。
本発明の乾式カソードの中に使われる二酸化マンガンは
、電解二酸化マンガン(E M D )又は化学二酸化
マンガン(CM D )のどちらの結晶構造のものを用
いてもよい、殆んど全ての結晶構造の二酸化マンガンを
、亜鉛−空気電池のカソードとして用いることが出来る
が、ガンマ構造の二酸化マンガンを乾式カソードに用い
ると、性能の点で有利であることが判明した。ガンマ−
ベータ混き物を用いても同じように優れた性能を得るこ
とができる。ある程度ま、では、高速での放電中、酸素
及び相当量のガンマニ酸1ヒマンガンが減少し、放電中
に形成された過酸化物によって再び酸化される。
放電速度が速い条件の下では電圧が高くなる。これに対
して、従来の化学的方法によるものであれば、ベータ二
酸化マンガンを形成するから、従来の乾式カソードはこ
の結晶構造のものに限定される。
一般的には、表面積が50〜250m2/グラム以上の
カーボンが本発明に使用される。然し乍ら、本発明の場
合、化学反応による熱暴走の虞れはないから、表面積の
大きなカーボンを混合物の中に用いることが出来るとい
う追加の利点がある。カーボン粒子の表面績が大きくな
れば空気カソードの有効表面積を大きくすることが出来
、それだけたくさんの酸素を電気化学的還元1ヤ用に供
することができると考えられる。このため、本発明の方
法には600m2/グラム以上、望ましくは1000輸
2/グラム以上のカーボンを用いることが出来る。
表面積の大きなカーボンとして、カーボンブラック、活
性炭及びこれらの温き物が挙げられる。J当なカーボン
ブラックとして、商標名力ポットパルカン(CaboL
 Vulcan) X C−72やブラックパールズ(
Black−Pearls) 2000が挙げられる。
又、適当な活性炭としてノリト(Norit)S Xウ
ルトラC及びカルボン(Calgon) RB−カーボ
ンが挙げられる。黒鉛(graph i Le)として
、商標名ロンザ(Lonza)LN44、KS−15が
挙げられ、導電性を高めるためにK S −2、5を添
加することも出来る。
カソード6剤はカーボンと二酸化マンガンの混合物の中
に20重量%以上の高分子結合剤をブレンドすることに
より作られる。高分子結合剤は高分子ハロゲン化炭化水
素の如き無極のものを用いる。これにより疎水性の乾式
カソードを作ることが出来る。望ましい高分子結き剤と
して高分子フッ1ヒ炭化水素、例えばフッ化エチレン、
フッ化プロピレン、フッ化ブテン、フッ化ペンテン及び
これらの混合物が挙げられる。使用する高分子材料が2
0%よりも少ないとき、カソードは依然として親水性(
bydropl+ i I ic)のままであり、電極
は浸水してしまう、一方40%を超えると電解質触媒の
界面と干渉する。高分子材料としてポリテトラフルオロ
エチレンが挙げられる。この高分子材料は、水性分散物
又はパウダーとして混合物に添加することが出来る。ブ
レンド工程は、カソード合剤の粘度が均一になるまで続
けられる。この工程は、通常はアトリションミル工程よ
りもはるかに短い。
このようにして形成したカソード合剤をカソードに成形
する。
カソードを成形するには、先ずカソードき剤を100〜
250℃の温度に加熱して水分を全て取り除き、乾燥し
たカソード合剤を粉砕してふるいにかけ(sievin
g)、アグロメレーションした二酸化マンガンとカーボ
ンの均一な混合物を形成し、ベルトによって支持された
金属グリッドの上にアグロメレーション粒子を載せて均
一厚さの層状体を形成し、グリッド上の層状体を所定の
厚さ及び密度になるまで押圧することにより行なわれる
カソードを成形する第2の方法は、金属グリッドをカソ
ード合剤の均一な層によって被覆し、この被覆グリッド
を加熱して水分を除去し、被覆グリッドを所定の肉厚及
び密度になるまで押圧することにより行なわれる。
前述した2つの方法は何れも連続工程によって実施し、
乾燥した疎水性カソードの連続シートを形成することが
出来る9カソードシートは亜鉛−空気電池に使用するた
め適当なサイズに切断することが出来る。当該分野で通
常行なわれているように、カソードは、空気に曝される
方をマイクロポーラスな疎水性フィルムのシートで被覆
し、−方電解質に曝される方は電解質と馴染みのよいマ
イクロポーラスなフィルムで被覆することが出来る。
本発明の特徴及び利点には、以下の実施例から明らかに
なるであろう、尚、以下の実施例においては、特に指定
がない限り組成は全て重量部にて表わすものとする。
比較例A この比較例は、市販されている代表的な乾式空気カソー
ドに関するもので、二酸化マンガンは化学的方法によっ
て形成されている。カーボンブラック(パルカンXC7
2)を11重量部、蒸留水45重量部を従来のミキサー
の中で30分間混1する。
22重量部のテフロンエマルジョン(デュポンTFE3
0.60%固体)を22重量部の蒸留水に添加し、10
分間激しく撹はんしてポリテトラフルオロエチレン分散
剤を調製する。この分散剤を水性カーボン分散剤に添加
し、約30分間混合する。次に14重量部の硝酸マンガ
ンを添加した後、15分間混きする。このスラリーをオ
ーブンに移し、150〜200℃の温度にて131時間
加熱し、硝酸マンガンを二酸化マンガンに変換して水分
を除去する。硬化した乾燥カーボンーテフロンー二酸化
マンガン混合物を粉砕してふるいにかける。このように
して得られたカソード材料を金属グリッドの上に押圧し
てカソードを成形する。この工程に要する時間のき計は
135〜140時間である。このようにして得られたカ
ソードの成分はテフロン48%、ベーターMn0z11
%及びカーボン41%である。
実施例1 カーマギー(Kerr Me(、ee)の電解ガンマー
二酸化マンガン(平均粒子サイズ55ミクロン)を1重
量部と、蒸留水12重量部をアトリションミルの容器の
中に入れる。ミル用メディアとして直径0゜25インチ
のセラミック球を用い、該メディア21ボンドをアトリ
ションミル容器の中で水性二酸化マンガン分散剤に添加
する。ガンマ二酸化マンガンはアトリターミル(オハイ
オ州アクロン、ユニオンプロセスインク、製モデル1−
Sアトリター)の中で回転アーム及びメディアによって
分散し、粉砕され(grinding)、摩擦され(r
ubbing)、打たれる(beating)。得られ
た二酸化マンガンの水性分散剤の試料はチャンネル範囲
が1.9〜250ミクロンのアナライザー(リーズノー
スロン1マイクロトラック粒子サイズアナライザ−)を
用いて分析した。このチャゾネル範囲内の二酸化マンガ
ンの平均直径は4ミクロンであり、粒子の100%は直
径8ミクロンよりも小さい。
実施例2 二酸化マンガンの水性分散剤を実施例1と同じ要領にて
調製する。水性分散剤1重量部につき、2重量部のカー
ボンブラック(ブラックバールズ2000、表面積14
7’za27グラム)と、水性分散剤1重置部につき2
1重量部の蒸留水をアトリターミルに加える。この混合
物を30分間ミル工程にて粉砕し、混ぜ合わせる。ガン
マ二酸化マンガンとカーボンの離散粒子の混合物を高速
ミキサーに移す。1重量部のテフロンエマルジョン(デ
ュポンTFE30.60%固体)を23重量部の混合物
に加え、ミキサー内で10分間ブレンドする。得られた
カソード合剤を110℃にて24時間乾燥し、次に粉砕
してふるいにかけ、テフロン、二酸化マンガン及びカー
ボン粒子の均一な混合物とする。これを金属グリッドの
上で均一な層状体に形成し、この層状体とグリッドを、
所望の肉厚と密度になるまで押圧してカソードに成形す
る。このようにして、金属グリッドの一側部にカソード
物質を接きしたシート状のカソードを作ることができる
。カソードの製造に要した時間の合計は、比較例Aにお
ける時間の174よりも少ない、乾式カソードはガンマ
二酸化マンガン及びカーボンの分離粒子の混合物をポリ
テトラフルオロエチレンと共に圧縮して形成したもので
あって、その組成はガンマ二酸化マンガン22%、カー
ボン52%、テフロン26%である。
実施例3 675サイズの亜鉛−空気電池を10個作った。
各電池は亜鉛アノード(陰極)、アルカリ電解質及び乾
式カソードを備えており、該カソードは実施例1及び2
と同じ要領にて製造した。これらの電池を用いて8ミリ
アンペアの一定放電量における容量−電圧曲線を描いた
。比較用の電池を同じようにして10個作った。なお、
この比較用電池のカソードは比較例Aに基づいて作った
。これらの電池は1ボルトカツトオフに対して400+
^−H「であった、−古本発明のカソードを用いた電池
は1ボルト力・ントオフに対して430輪^−Hrであ
り、7.5%の性能向上を得た。更に、本発明に基づい
て製造したカソードを用いた電池は従来の電池よりも高
い300〜400ミリボルトでは400輸^−Hrの容
量を得ることが出来た。
実施PA4 本発明のカソードを用いて675サイズの亜鉛−空気電
池を前述した要領にて4個作った。これらの電池につい
て35mAパルステストを行ない、電圧が1ボルトまで
下がるのに要した時間を測定した。このテストに合格す
るには、1ボルト以上の持続時間が6秒よりも長くなけ
ればならない。
これらの電池は1ボルト以上の電圧の維持時間は平均1
2〜13秒であった。比較例Aのカソードを用いた4個
の電池を調べると、1ボルト以上の電圧の維持時間は平
均5〜6秒であった。
前述の実施例は本発明の乾式空気カソードは従来のカソ
ードに比べて著しく改良されていることを示している。
更に、本発明の空気カソードの製法は、従来の方法より
も、速くかつ経済的に行なうことができる。
実施例ではユニオン プロセス インク、tJのアトリ
ションミルを用いたが、他のアトリションミルを用いる
ことも出来る。他の有用なミルとして、商標名EHCO
S−ミル及びEMCOX−ENTRYミルを挙げること
が出来る。ミル工程に要する時間は二酸化マンガンの初
期状態における平均粒子サイズに依存する。実施例1の
条件では、初期の平均粒子サイズが約100ミクロンの
場合、ミル工程に要する時間は3時間よりも長くなる。
一方、初期の平均粒子サイズが50ミクロンよりも小さ
い場合、ミル工程に要する時間が3時間よりも短くなる
混合物の中にブレンドする高分子フッ化炭化水素は固体
粉末でもよいし、実施例2のように水性分散剤でもよい
、適当な固体粉末としてデュポンテフロンTFE65フ
ッ化炭素樹脂を挙げることができる。これは微細粉末の
凝集物である。
本発明の範囲から逸脱することなく、前述の実施例に変
形をなすことはできる。実施例は例示的なものであって
、本発明を限定するものでないことは理解されるべきで
ある。
出願人  デュラセル インターナショナルインコーボ
レーテッド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)亜鉛アノード、アルカリ電解質及び乾式カソード
    を備え、該カソードは二酸化マンガン、カーボン及び高
    分子ハロゲン化炭化水素の混合物から構成されており、
    該混合物は物理的に分離した状態で混ざり合ったガンマ
    二酸化マンガン粒子とカーボン粒子が高分子ハロゲン化
    炭化水素とブレンドされたものであって、高分子ハロゲ
    ン化炭化水素は前記混合物の20重量%以上であること
    を特徴とする亜鉛−空気電気化学電池。
  2. (2)ガンマ二酸化マンガンは混合物の20重量%以上
    である特許請求の範囲第1項に記載の電気化学電池。
  3. (3)ガンマ二酸化マンガンは平均粒子サイズが10ミ
    クロン以下である特許請求の範囲第1項に記載の電気化
    学電池。
  4. (4)カーボンは、カーボンブラック、活性炭、黒鉛及
    びそれ等の混合物から構成される群から選択される特許
    請求の範囲第1項に記載の電気化学電池。
  5. (5)カーボンの表面積は600m^2/グラムよりも
    大きい特許請求の範囲第4項に記載の電気化学電池。
  6. (6)二酸化マンガンは電解ガンマ二酸化マンガンであ
    って、高分子ハロゲン化炭化水素はポリテトラフルオロ
    エチレンである特許請求の範囲第1項に記載の電気化学
    電池。
  7. (7)二酸化マンガンとカーボンの粒子を混ぜ合わせ、
    次に高分子ハロゲン化炭化水素とブレンドしてカソード
    合剤を形成し、該合剤をカソードに成形する乾式カソー
    ドの製造方法において、粒子サイズが10ミクロンより
    も大きな二酸化マンガン粒子を分散し、粉砕し、打撃を
    加え、摩擦させことにより、カソード合剤成形前におけ
    る平均粒子サイズを10ミクロンよりも小さくすること
    を特徴とする亜鉛−空気電池に使用される乾式カソード
    の製法。
  8. (8)粉砕工程終了前にカーボン粒子を二酸化マンガン
    と混合する工程を有している特許請求の範囲第7項に記
    載の方法。
  9. (9)カーボンの表面積は600m^2/グラムよりも
    大きく、該カーボンはカーボンブラック、活性炭、黒鉛
    及びこれらの混合物から構成される群から選択される特
    許請求の範囲第7項に記載の方法。
  10. (10)高分子ハロゲン化炭化水素はポリテトラフルオ
    ロエチレンであり、二酸化マンガンは電解ガンマ二酸化
    マンガンである特許請求の範囲第7項に記載の方法。
JP63270631A 1987-10-27 1988-10-26 亜鉛―空気電気化学電池及び疎水性カソードの製法 Expired - Fee Related JPH07123044B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/113,708 US4894296A (en) 1987-10-27 1987-10-27 Cathode for zinc air cells
US113708 1987-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01146256A true JPH01146256A (ja) 1989-06-08
JPH07123044B2 JPH07123044B2 (ja) 1995-12-25

Family

ID=22351029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63270631A Expired - Fee Related JPH07123044B2 (ja) 1987-10-27 1988-10-26 亜鉛―空気電気化学電池及び疎水性カソードの製法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4894296A (ja)
JP (1) JPH07123044B2 (ja)
CH (1) CH676472A5 (ja)
DE (1) DE3835615A1 (ja)
FR (1) FR2622360B1 (ja)
GB (1) GB2211654B (ja)
MX (1) MX163594B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5079106A (en) * 1990-02-09 1992-01-07 Eveready Battery Company, Inc. Air assisted alkaline cells
US5308711A (en) * 1993-02-09 1994-05-03 Rayovac Corporation Metal-air cathode and cell having catalytically active manganese compounds of valence state +2
US5489493A (en) * 1995-06-07 1996-02-06 Eveready Battery Company, Inc. Alkaline manganese dioxide cell
IT1293394B1 (it) * 1996-07-25 1999-03-01 Glaverbel Substrati rivestiti di metallo
US6833217B2 (en) * 1997-12-31 2004-12-21 Duracell Inc. Battery cathode
US6210827B1 (en) 1998-03-06 2001-04-03 Rayovac Corporation Elongate air depolarized electrochemical cells
US6127061A (en) * 1999-01-26 2000-10-03 High-Density Energy, Inc. Catalytic air cathode for air-metal batteries
WO2000051197A1 (en) 1999-02-26 2000-08-31 The Gillette Company High performance alkaline battery
US6383675B1 (en) 1999-04-20 2002-05-07 Zinc Air Power Corporation Lanthanum nickel compound/metal mixture as a third electrode in a metal-air battery
US6632557B1 (en) * 1999-10-26 2003-10-14 The Gillette Company Cathodes for metal air electrochemical cells
US6428931B1 (en) 2000-08-15 2002-08-06 Aer Energy Resources, Inc. Methods for making oxygen reduction catalyst using micelle encapsulation and metal-air electrode including said catalyst
US6620550B2 (en) * 2001-01-23 2003-09-16 The Gillette Company Battery cathode and method of manufacture therefor
US6596438B2 (en) * 2001-06-13 2003-07-22 The Gillette Company Alkaline cell with improved cathode
SG104277A1 (en) * 2001-09-24 2004-06-21 Inst Of Microelectronics Circuit for measuring changes in capacitor gap using a switched capacitor technique
US6780347B2 (en) * 2002-02-04 2004-08-24 Rayovac Corporation Manganese oxide based electrode for alkaline electrochemical system and method of its production
US7264752B2 (en) * 2003-08-29 2007-09-04 Xerox Corporation Conductive coatings for corona generating devices
CN1295813C (zh) * 2003-11-14 2007-01-17 蔡传禔 密封型锌空电池
CN100341179C (zh) * 2004-08-17 2007-10-03 中国电子科技集团公司第十八研究所 一种锌-空气电池用正电极及其制造方法
ATE518267T1 (de) * 2006-12-27 2011-08-15 Eveready Battery Inc Verfahren zur herstellung einer elektrochemische zelle mit einer katalytischen elektrode
WO2010100636A1 (en) 2009-03-03 2010-09-10 Technion Research & Development Foundation Ltd. Silicon-air batteries
US9159995B2 (en) 2009-11-19 2015-10-13 Technion Research & Development Foundation Limited Silicon-air batteries
WO2012040738A1 (en) 2010-09-24 2012-03-29 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy Dual-function air cathode nanoarchitectures for metal-air batteries with pulse-power capability
US10541426B2 (en) 2014-09-22 2020-01-21 Energizer Brands, Llc Method of manufacturing a metal-air cell
CN115084553A (zh) * 2022-06-16 2022-09-20 广东工业大学 一种用于锌空电池电极催化剂的制备方法及其应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123675A (ja) * 1982-01-19 1983-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボタン形空気電池

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3877994A (en) * 1972-10-25 1975-04-15 Westinghouse Electric Corp Catalytic paste and electrode
US3925100A (en) * 1974-02-26 1975-12-09 Westinghouse Electric Corp Metal/air cells and air cathodes for use therein
GB1493786A (en) * 1976-07-06 1977-11-30 Kocherginsky M Compositions suitable for positive electrodes for air-depolarized alkaline primary cells
US4121018A (en) * 1976-08-09 1978-10-17 Meer Danilovich Kocherginsky Positive electrode for air-depolarized alkaline primary cell with thickened electrolyte
CH630492A5 (de) * 1977-04-28 1982-06-15 Leclanche Sa Alkalische primaer-zelle.
US4248744A (en) * 1979-08-20 1981-02-03 Inmont Corporation Thermosetting powders
FR2468218A1 (fr) * 1979-10-18 1981-04-30 Alsthom Cgee Procede de fabrication par calandrage de bandes minces poreuses et produits obtenus, notamment electrodes pour piles a combustible
US4280973A (en) * 1979-11-14 1981-07-28 Ford Motor Company Process for producing Si3 N4 base articles by the cold press sinter method
JPS5832370A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス拡散型空気極
US4433035A (en) * 1981-10-26 1984-02-21 Duracell Inc. Catalytic cathode composition for air-depolarized cell and method of preparation
JPS58225582A (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボタン型空気電池
JPS5968712A (ja) * 1982-10-13 1984-04-18 Canon Inc 合焦位置検出装置
US4604336A (en) * 1984-06-29 1986-08-05 Union Carbide Corporation Manganese dioxide and process for the production thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123675A (ja) * 1982-01-19 1983-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボタン形空気電池

Also Published As

Publication number Publication date
CH676472A5 (ja) 1991-01-31
DE3835615A1 (de) 1989-05-11
JPH07123044B2 (ja) 1995-12-25
FR2622360B1 (fr) 1995-08-11
GB2211654A (en) 1989-07-05
MX163594B (es) 1992-06-04
GB8824959D0 (en) 1988-11-30
FR2622360A1 (fr) 1989-04-28
US4894296A (en) 1990-01-16
GB2211654B (en) 1992-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01146256A (ja) 亜鉛―空気電気化学電池及び疎水性カソードの製法
US4320184A (en) Production of a cell electrode system
EP1491504B1 (en) Lithium manganese composite oxide granular secondary particle, method for production thereof and use thereof
EP0043632B1 (en) Process for the production of a layer of an electrode for a cell, particularly for a fuel cell and electrode containing such a layer
US4320185A (en) Production of a cell electrode system
EP3718968B1 (en) Method of manufacturing composite anode material
CA2614634C (en) Lithium iron phosphate cathode materials with enhanced energy density and power performance
WO2007074655A1 (ja) リチウムイオン二次電池用負極材の製造方法
CN112563495B (zh) 锂离子聚合物电池用正极材料、锂离子聚合物电池用正极、锂离子聚合物电池
CN113258073B (zh) 包覆改性锂离子电池正极材料及其制备方法
CN1065665C (zh) 具有含有碳黑耗气层的密封碱性蓄电池负极
US9403301B2 (en) Method for processing a porous article
US6455196B1 (en) Non-sintered positive electrode for alkaline storage battery and alkaline storage battery using the same
CN1204635C (zh) 电极元件、电气部件及制造方法
US3888695A (en) Rechargeable cell having improved cadmium negative electrode and method of producing same
CN113939928B (zh) 锂离子二次电池用正极和锂离子二次电池
CN115367810A (zh) 一种正极材料制备工艺、正极材料、正极及电池
JP4058797B2 (ja) リチウムコバルト酸化物粒子粉末の製造方法
JPH0935719A (ja) アルカリマンガン電池
JP3375192B2 (ja) マンガン乾電池
JP2007080729A (ja) 二次電池用電極、その製造方法及び二次電池
EP4394927A1 (en) Positive electrode active material composite for battery, secondary battery electrode, and secondary battery
GB2239982A (en) Improved cathode for zinc air cells
JPS59169069A (ja) 燃料電池用電極
JPS5990364A (ja) 電池用正極の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees