JPH0114569Y2 - - Google Patents

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JPH0114569Y2
JPH0114569Y2 JP1984100943U JP10094384U JPH0114569Y2 JP H0114569 Y2 JPH0114569 Y2 JP H0114569Y2 JP 1984100943 U JP1984100943 U JP 1984100943U JP 10094384 U JP10094384 U JP 10094384U JP H0114569 Y2 JPH0114569 Y2 JP H0114569Y2
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JP
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plate
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JP1984100943U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクリーニング工場で、各種衣服が掛け
られたハンガーを搬送し、かつ衣服の種類毎に所
定箇所へ分配するクリーニング用分配ハンガーに
関するものである。
〔従来の技術〕
クリーニング工場では衣服をハンガーに掛け、
コンベアで各工程に搬送する。また、ある工程を
出たハンガーは複数のハンガーを掛けることので
きる分配ハンガーの衣服の種類によつて定められ
た位置に掛けられ、次の工程では、それらが衣服
の種類によつて分配される。
第4図は従来の分配ハンガーの斜視図である。
この分配ハンガー1はコンベア(図示せず)に懸
下させるための係止具2とこれから垂直に延びる
アーム3、その先端に底4、側壁5、背壁6を有
するハンガー受け7、そのハンガー受け7の底4
の上に一定間隔をもつて並列された仕切り8…お
よびアーム3に固定され、水平方向に延出する数
字板から構成されている。この分配ハンガー1は
コンベアの動きによつて矢印Aの方向に搬送され
る。そしてある工程で、処理された衣服はハンガ
ーに掛つた状態で、この分配ハンガー1のハンガ
ー掛け9…に掛けられる。このハンガー掛け9の
位置は衣服の種類によつて決められており、たと
えばカツターシヤツは1番、ズボンは2番という
ように定位置に人の手で掛けられていく。
ところが、このような従来の分配ハンガーは次
のような欠点があつた。
まず、第1にこの種の分配ハンガーはコンベア
にぶら下がつた状態になつているため、搬送の
際、振動が生じる。ところが、ハンガー掛け9は
水平な底4を利用しているため、この振動によつ
てハンガーがずれ落ち、商品である衣服を汚して
しまうことがあつた。
次に、支点が一つであるため、たとえば1番の
ハンガー掛けの位置に重いハンガーを掛けると全
体が傾向き、特にハンガーの引つかかりが浅いと
きには容易にずり落ちてしまう欠点があつた。
更に、この分配ハンガーはコンベアにより、矢
印A方向に移動しているため、ハンガーを掛ける
ときは背後から追いかける状態で掛けることにな
り、掛け損じ、または浅い掛け方が発生して、ハ
ンガーの脱落が多発する欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の分配ハンガーの欠点を解消
し、ハンガーの脱落を防止したクリーニング用分
配ハンガーを提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
即ち本考案は搬送工程においては、分配ハンガ
ーに対してクリーニングハンガーを確実に掛ける
ことが出来、その脱落を防止することが出来ると
ともに分配工程においては各クリーニングハンガ
ーをスムーズに分配させることが出来る様にした
ことを特徴とするものであつて、本考案の要旨は
門型に形成する枠体の両下端部間に亘つて分配板
を回動自在に支承し、同分配板が常時は立上り姿
勢にあり、且つ上端部側を後方向に向けて回動し
て水平姿勢にさせることが可能な如く設けるに、
分配板の両側端部に同分配板と平行に案内杆を取
付け、同案内杆にはその両端部に案内ローラーを
遊転自在に軸架させるとともに、同案内ローラー
を下面に当接させることが可能な如く左右一対の
案内レールを分配板の進行経路の複数箇所に延在
させて水平状に横設し、且つ案内レールの下部に
は夫々分配アームを下り勾配を存して斜設する一
方、上記分配板の上端部側にはスリツトを存して
複数のハンガー掛け溝を並列させて設け、任意の
ハンガー掛け溝の下部位置に対応させて上記各分
配アームの先端部を夫々配置させる様に構成した
ことにある。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案の分配ハンガーを示す正面図で
ある。分配ハンガー1は門型に形成する枠体10
の上部中央にコンベアに懸下させるための係止具
2を有している。枠体10の両下端部には支軸1
2が貫通し、この支軸12の中央部には分配板1
3が固定されている。支軸12は枠体10に対し
て回動自在になつており、従つて分配板13は支
軸12の回動によつて揺動自在となつている。た
だ、分配板13と支軸12の固定位置が偏位して
いるため、分配板13の自重で、分配板13は底
板14が下側になり、少し傾斜した位置で安定し
ている。分配板13の背面には多数の山型を有す
る仕切り板15が存し、その上端部にスリツト1
6aを存してハンガー掛け溝16…を形成してい
る。枠体10の側端11から外側へ突き出した支
軸12の先端には案内杆17が固定されている。
案内杆17はちようど分配板13の背面と平行す
る方向に延在する如く設けられる。そして同案内
杆17には、その両端に位置して案内ローラー1
8が遊転自在に軸架されている。第1図は分配ハ
ンガーを進行側の前面から見た外観図であり、こ
の分配ハンガー1に対して各々のハンガーは背後
からハンガー掛け溝16に掛けられる。
第2図は分配ハンガーの分配工程における斜視
図であり、案内ローラー18が案内レール20の
下を通り、分配ハンガーの分配板が水平姿勢に回
動した状況を示している。この点について詳述す
ると分配ハンガー1はコンベア19から垂下した
状態にて矢印A方向に移動してくるが、分配工程
に入るまでは第1図に示したように分配板13は
略垂直姿勢にあり、案内ローラー18も上下に位
置している。そして、分配工程には案内ローラー
18が当接する位置に2本の案内レール20が水
平方向に延在させて設けられていることにより、
分配工程迄進行してきた分配ハンガー1はまず上
側の案内ローラー18が案内レールの先端21の
裏側に接し、進行すると共に押えられた状態にな
り、支軸12が回動し、分配板13は水平姿勢に
なる。そしてこの様に分配板13が水平姿勢にな
ることによりハンガー掛け溝16に掛つていたハ
ンガー22は第2図に示す様に水平な溝に置かれ
た状態になる。このあと、分配ハンガー1は更に
矢印A方向に進み、同分配ハンガー1の進行経路
に斜めに突出した分配アーム23にハンガー22
が引つかかり、必要なハンガーがはずされる。分
配アーム23は目的のハンガー掛け溝16にかけ
られているハンガーのみをはずせるように各ハン
ガー掛け溝16に対応させて複数本設けられ、そ
の位置を任意に調整することが出来る様に設けら
れている。
第3図はクリーニング工場の平面図であり、2
4はコンベアラインを示している。ハンガーに掛
けられた衣服はコンベアライン24aに沿つて矢
印の方向に進み、トンネルフイニツシヤ25で処
理され、その後分配ハンガーに掛けられ、夫々
〜の工程へ分配される。この工程にはパフ四点
セツト26、仕上台27、パフ28、プレス機2
9、パフ30が設置されている。これらの工程を
終了した衣服はコンベアライン24bに乗せら
れ、工程〜で、衣服の種類に分けられ、包装
機31で包装され、〜の各店別に仕分けられ
る。また、汚れのあるものはコンベアライン24
cに沿つて、再び戻るようになつている。
〔考案の効果〕
(イ) 門型に形成する枠体の両下端部間に亘つて分
配板を回動自在に支承し、同分配板が常時は立
上り姿勢にあり、且つ上端部側を後方向に向け
て回動して水平姿勢にさせることが可能な如く
設けたことにより、搬送過程にあつては分配板
が立上り姿勢にあり、ハンガー掛け溝は略垂直
な状況で、ハンガーを掛け、搬送するため、搬
送の振動、偏荷重があつてもずり落ちることが
ない。
(ロ) 分配ハンガーは移動していても、分配板が垂
直姿勢にあることに加えて、ハンガー掛け溝の
上端部にはスリツトが設けられているため、ハ
ンガーを掛け損じることがない。
(ハ) 分配板の両側端部に同分配板と平行に案内杆
を取付け、同案内杆にはその両端部に案内ロー
ラーを遊転自在に軸架させるとともに、同案内
ローラーを下面に当接させることが可能な如く
左右一対の案内レールを分配板の進行経路に延
在させて水平状に横設する一方、上記分配板の
上端部側に並列して設ける各ハンガー掛け溝に
対応させて分配板の進行経路に分配アームを下
り勾配を存して突設させたことにより、分配工
程では案内ローラーを案内レールに対して当接
させることにより分配板を水平状態に回動とす
ることが出来、ハンガーのとりはずしを容易に
行なうことが出来るとともに、各ハンガー掛け
溝に対応して突設された分配アームによつて
る。即ち、各ハンガー掛け溝に掛けられた各種
衣服用のハンガーをその衣服の種類毎に分配ア
ームを介して分配することが出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分配ハンガーの外観図、第2
図は分配工程の斜視図、第3図はクリーニング工
場の平面図、第4図は従来の分配ハンガーの斜視
図である。 1……分配ハンガー、2……係止具、3……ア
ーム、4……底、5……側壁、6……背壁、7…
…ハンガー受け、8……仕切り、9……ハンガー
掛け、10……枠体、11……側端、12……支
軸、13……分配板、14……底板、15……仕
切り板、16……ハンガー掛け溝、16a……ス
リツト、17……案内杆、18……案内ローラ
ー、19……コンベア、20……案内レール、2
1……先端、22……ハンガー、23……分配ア
ーム、24……コンベアライン、25……トンネ
ルフイニツシヤ、26……パフ四点セツト、27
……仕上台、28……パフ、29……プレス機、
30……パフ、31……包装機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 門型に形成する枠体の両下端部間に亘つて分配
    板を回動自在に支承し、同分配板が常時は立上り
    姿勢にあり、且つ上端部側を後方向に向けて回動
    して水平姿勢にさせることが可能な如く設ける
    に、分配板の両側端部に同分配板と平行に案内杆
    を取付け、同案内杆にはその両端部に案内ローラ
    ーを遊転自在に軸架させるとともに、同案内ロー
    ラーを下面に当接させることが可能な如く左右一
    対の案内レールを分配板の進行経路の複数箇所に
    延在させて水平状に横設し、且つ各案内レールの
    下部には夫々分配アームを下り勾配を存して斜設
    する一方、上記分配板の上端部側にはスリツトを
    存して複数のハンガー掛け溝を並列させて設け、
    任意のハンガー掛け溝の下部位置に対応させて上
    記各分配アームの先端部を夫々配置して成るクリ
    ーニング用分配ハンガー。
JP10094384U 1984-07-04 1984-07-04 クリ−ニング用分配ハンガ− Granted JPS6118218U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10094384U JPS6118218U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 クリ−ニング用分配ハンガ−

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JP10094384U JPS6118218U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 クリ−ニング用分配ハンガ−

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Publication Number Publication Date
JPS6118218U JPS6118218U (ja) 1986-02-01
JPH0114569Y2 true JPH0114569Y2 (ja) 1989-04-28

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JP10094384U Granted JPS6118218U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 クリ−ニング用分配ハンガ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616677B2 (ja) * 1978-01-31 1981-04-17

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140280U (ja) * 1977-04-13 1978-11-06
JPS5616677U (ja) * 1979-07-18 1981-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616677B2 (ja) * 1978-01-31 1981-04-17

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JPS6118218U (ja) 1986-02-01

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