JPH01145056A - ハンドピース駆動装置 - Google Patents

ハンドピース駆動装置

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JPH01145056A
JPH01145056A JP30288687A JP30288687A JPH01145056A JP H01145056 A JPH01145056 A JP H01145056A JP 30288687 A JP30288687 A JP 30288687A JP 30288687 A JP30288687 A JP 30288687A JP H01145056 A JPH01145056 A JP H01145056A
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air
pipe
pressure
exhaust
circuit
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JP30288687A
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Yoshiro Tsukada
塚田 洋四郎
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HINATA WADA SEIMITSU SEISAKUSHO KK
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HINATA WADA SEIMITSU SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分Yf) 本発明は、歯牙切削に用いられる歯科治療用のエアータ
ービンハンドピース及びその作動機構の汚染防止装置を
各種ハントピースに適合させるためのハンドピース駆動
装置に関する。
(従来の技*) 従来実用に供されている歯科治療用エアータービンハン
ドピースは、ピース先端に設けたエアータービンの空気
受は羽根に外部の圧気供給源からの高圧(2乃至3 k
g/ lj” )の送気流を給気パイプを通して当て、
排気パイプから排出させることにより5て、これを高速
回転(毎分40万回転程度)させ、該タービンに直結せ
しめた切削具を駆動するようになしである。更に、ハン
ドピースの使用時における切削具の帯熱を防ぐと共に歯
牙層の洗い流しを行うために、外部の給水源から水バイ
ブな通して冷却水か刃先に向けて放水され、かつ、その
放水口に並設したチップエアーバックからの噴気で前記
冷却水な噴霧化する手段が講じられている。
ところで、口腔内治療時に切削具が高速回転しているハ
ンドピースでは、治療終了時に、これを口外に取り出す
際における切削具の皮膜接触などの危険防1F上、作業
位置てエアータービンへの送気を中1トシて切削具の回
転か停+h シたことを確認した後に、該ピースを口外
に取り出すことか習慣となっている。
しかし、高速回転中のエアータービンに対してそのドラ
イブエアーの送気な中止しても、前記受は羽根はその慣
性によって暫くの間回転し続けるために、該構造部内か
負圧となる現象が生しる。
その結果1作業位置に保持したハントピース先端ては、
切削具チャック部及びその他の構造りの隙間部などに付
着した冷却水か歯牙屑、唾液、血液あるいは雑菌などを
含んだ汚水として該構造部内に吸引されて、内部汚染か
生しる惧れかある。
従って、使用後のハンドピースはその都度消毒すること
か必要であるが、ハンドピースの精密な内部構造を損ね
る薬液や熱処理による消毒を避けてのガスによる消毒の
場合では、これによる充分な殺菌効果を上げるために2
乃至3時間程度の消毒時間を要するので、作業能率か悪
く、そのために開業医等におけるこの種ハンドピースの
消毒は事実上不可能な状況にある。
しかして、B型肝炎、エイズ、成人細胞白血病などのウ
ィルス系病原体による感染症の予防−E問題かあった。
かかるハンドピースにおける消毒手段の改善東として、
ハンドピースによる作業終了後も給気パイプ等を介して
少場の高圧エアーをピース先端構造部に送り込み、鎖部
を大気に対して正圧に保つことにより、前記隙間等から
の汚水の侵入を防止して内部汚染を防ぎ、ピース外部の
洗浄消毒により済ませる手段が提案されてはいる。
しかし、従来の内圧維持手段の内、給気パイプあるいは
チップエアーパイプの分岐管により維持圧を供給する場
合には、このときの送気か依然排気バイブを通って流れ
出るので、このロス分を補った上で有効最少限の内部圧
を得るには1作業終了後も相当量のエアーを送り込まな
ければならず、その結果、エアータービン即ち切削具の
回転を完全に停止させることが出来ないことに加えて、
この内部圧維持のためのエアーの空費か多く、そのため
に強力な空圧源を必要とする。
又、他の構成として排気パイプより内部圧維持のための
送気を行う場合には、前述の当該排気バイブからの流出
ロスを防ぐことか出来る反面、排気パイプに作動時とは
逆向きの送気制御を行わなければならず、そのための装
置構成が複雑かつ大嵩となる傾向にあり、さらに、機能
面では、該排気パイプを通して送気し続けるので、この
ときの送気か給気パイプ側に逆流してタービンを逆回転
させるため、切削具の回転を安定に停止させることか出
来ない。
又、この場合には、チエツクエアーパイプ内への汚水侵
入を阻止することか出来ないので。
これに対する処置を別途考慮しなければならない。
これ等のことから、この種ハントピースにおける作動停
止後の内部加圧による汚染防止手段としては、チップエ
アーパイプを含む給排バイブの全てに内部圧維持に必要
な最低限の低圧空気を同時に送り込むことが有効である
そこで、本出願人は、上述の従来装置の欠点を解消し、
加えてこの種装置に要求される諸機能を充分に達成する
ことが出来るハンドピースにおける内部汚染防止装置を
提案(昭和62年特許願第146230号)した。
一方、現在使用されているハントピースを大別すると、
第9図示の如く、給気パイプl及び注水パイプ2を設け
た芯体3と外筺4との間の切欠き隙間を排気溝5に構成
した2ホールタイプと、前記芯体3に独立したチップエ
アーパイプ6を設けた3ボールタイプ、更に前記排気溝
5に替えて排気パイプ7を芯体3に形成した4ホールタ
イプとがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、先に提案したハンドピースにおける内部汚染
防止装置は、後述する如く、給気回路、チップエアー回
路及び排気回路の三つの回路と給水回路とを有し、ハン
ドピース停止時にこれ等各エアー用回路に夫々低圧エア
ーを供給して、該ピース先端構造部の内圧を維持するよ
うに構成されており、従って、前記4ホールタイプのハ
ントピースに対しては、これ等回路を夫々対応する各パ
イプに連結することにより、その機部な充分に達し得る
が、その他の2ホールタイプ又は3ホールタイプのハン
ドピースに対してはホール数と回路数とか異なるからそ
のままでは適用することか出来ない。
そこで、本発明は、内部汚染防止のために有効な上記提
案装置を各種ハンドピースに適応させるための接続手段
を有す駆動装置の開発を目的とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明によれば、エアー
タービン用給気回路と排気回路及び噴霧用チップエアー
回路を有し、かつ、作動路r時に制動並びに内圧維持用
の低圧送気な行うようになした作動制御装置で駆動され
るエアータービンハンドピース機構を対象に、前記作動
制御装置と使用ハンドピースとを接続用アダプターを用
いて接続する。
そして、該アダプターはその内部を通気路ブロアーに形
成すると共に該内部に前記各回路とハンドピースホール
及びその排気溝とを接続する回路を前記ブロアーの一部
介在下に組み込んである。
(作 用) 作動制御装置はハンドピースによる治療時にその給気回
路及びチップエアー回路か高圧のドライブエアー及びチ
ップエアーをハントピースの各送気パイプに夫々送り込
み、かつ、排気回路が開放された状態の下にハントピー
スからの戻りエアーを大気中に放出する状態にある。
そして、治療終了(ドライブエアーの中断)と同時に、
先の各回路が切り替わり、低圧エアーが供給される。
かかる作動制御装置における各回路からの送気を受ける
アダプターは、その内部ブロアーを通気路として、前記
各回路における一つの回路特にパイプ連結が困難な排気
溝からの戻りエアーを受は入れる回路中間体として機能
する。
他方、該アダプター内に組み込んだ回路は、ハンドピー
スホールとこれに対応する前記作動制御装置の回路とを
パイプ連結によって接続する。
これによって、ハンドピースは治療時に前記ドライブエ
アー更にはチップエアーの供給を受け、かつ、戻りエア
ーの排出が適正に行われると共に、治療終了時の低圧エ
アーの供給をハンドピースの各ホール及び排気溝に受け
ることか出来る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について添附図面を参照して説明
する。
第1図は本発明の一実施例に係り、これはハンドピース
22にアダプターaを着脱自在に接続し、アダプターa
内には中継管すと注水管Cを設け、中継管すは給気パイ
プdと排気パイプeを介してホースgに接続し、注水W
Cは注水パイプ5を介してホースgに接続したものであ
る。
ハントピース22の把持部本体41内には、給気バイブ
42と注水バイブ43が設けられ、給気バイブ42から
はチップエアーパイプ53が分岐している。
給気バイブ42に高圧エアーか供給されるとこのエアー
が羽根りを駆動して切削具iを回転し、高圧エアーの一
部は切削具iの外周から排気されると共に残部は把持部
本体41の中空部を介して排気溝44側に排出される。
注水バイブ43に供給された冷却水は切削具i方向に噴
出し、チップエアーパイプ53から噴出するエアーによ
って噴霧化される。
中継管すはブラケット等を介してアダプターa内に固定
され、この中継管すには第2図に示すように、中空部j
か形成され、中空部j内にはピストンkか移動自在に挿
入され、このビストンには通常スプリングUにより図に
於て右方向に付勢されている。
ピストンkには中央のエアー通路0と、このエアー通路
0に開口するボートp、qと、ランド1.m、nか形成
されている。
中継管すには中空部jに開口するバイブr、s、t、w
、xが接続されている。バイブr、Sはアダプターaの
内部に開口して排気溝44に通し、パイプtは排気バイ
ブeに接続し、バイブWは給気バイブdに接続し、同じ
くバイブXは給気パイプ42に接続している。
ピストンにの左右移動時にランドp、nはボートp、q
を開閉し、ラントmはバイブs、  tを開閉し、ピス
トンkかスプリングUに抗して左行するとボートpかバ
イブX側に中空部jを介して開口し、ボートqをパイプ
rに対して遮断し、この時バイブs、tが連通する。
他方、図示のようにピストンkが右側にストロークして
いるときにはボートpが閉じ、他のボート9がパイプr
側に開口し、パイプs、tは遮断する。
パイプs、tは相互に連通してもよいが、ラントmか左
行したとき中空部jを介して連通ずる。
次に作動について述べる。
ホース46を介してドライブエアーを供給すると給気パ
イプdよりバイブWを介して中継管に内にエアーが導か
れ、このエアーはスプリンタUに抗してピストンkを左
行させ、更にピストンに内の通路0、ボートpを介して
パイプXに導かれる。更に給気パイプ42を通って羽根
りに吸付けられ、これを駆動する0羽根りを駆動した戻
りの排気エアーは把持布本体41の中空部−排気溝44
−アダプターaの内部−バイブS−中継管すの中空部j
−パイプ七−排気バイブe−ホースgを介して大気に排
気される。
治療終了に伴なってドライブエアーの供給を停止し、こ
れに替わる例えば0.2にglcrrl′の低圧エアー
な給気パイプdに送ると、ピストンにはこのエアー圧に
打ち勝つスプリングUの押圧で右行し、ボートqをパイ
プ「に開口し、低圧エアーは通路0−ボートq−パイプ
r−アダプターaの内部−排気溝44を介して羽根りに
吸付け、この羽根りを制動すると共に把持布本体41の
内部、アダプターaの内部を加工して正圧に保ち、汚水
の侵入を防止する。
第3図は本発明の他の実施例を示す要部の構成図て、把
持布本体41に給気パイプ42および注水パイプ43を
有す2ホールタイプのハントピースを対象に、該本体4
1の手元端面に、その周辺部を切欠くようにして構成し
た排気溝44を囲い込む中空ケースからなるアダプター
45を介在させて、後述する作動制御?を置からの送気
ホース46のコネクター47を取付けである。
そしてこれ等アダプター45及びコネクター47の取付
けは従来周知の鍔付きスクリューリング或いはバヨネッ
ト嵌合等適宜の手段によって連結されている。
かかるアダプター45には、その中空内部45aに前記
給気パイプ42及び注水バイブ43の端面ホールと夫々
一方端を接続する中継管48.49を配置し、他方端を
コネクター47の給気管50及び注水管51と夫々接続
すると共に、該コネクター47における排気管52の開
口端を前記中空内部45aに臨ませて、該中空内部45
a自体を中継通気路として機能するフロア−に形成しで
ある。その他、5コはチップエアーパイプで、前記給気
パイプ42の先端域から分岐構成しである。
従って、ホース46を介して送り込まれるドライブエア
ーは、給気管50.中継管48及び給気パイプ42を通
ってエアータービンの羽根車に吹付けられ、該タービン
を駆動すると共に、エアーの一部は分岐したチップエア
ーバイブ53の先端から注水バイブ43より噴出中の冷
却水に当てられて、これを噴霧化する。この吹付は駆動
後のエアーは把持布本体41の内部を通り、排気溝44
からアダプター中空内部45aを経て排気管52から大
気中に排出される。
そして、治療終了に伴う注水とドライブエアーの中断で
、これに替わり低圧のエアーが給気管50及び排気管5
2に同時に送り込まれると、前記同様にこれか給気バイ
ブ42及びチップエアーバイブ53からハントピース先
端構造部に送り出されると共に、排気管52からの低圧
エアーはアダプター中空内部45aを通つて排気溝44
を逆流して前記構ii部に送り出されるので、給気バイ
ブ42と排気溝44とから同時に送気を受けるエアータ
ービンに制動作用か働き、かつ、該構造部の内圧な正圧
に保つことか出来て、顔部への雑菌等の侵入を阻止する
ことが出来る。
第3図は本発明の他の実施例を示す要部の構成図で、前
記第1図示のハンドピースのホール構成に加えて、専用
のチップエアーバイブ54を備えた3ホールタイプを対
象に、その把持部本体41とコネクター(図示せず)と
の間にアダプター45か接続される。
しかして、この場合のアダプター45はその中空内部4
5aに組付ける前記給気用の中継管48にドライブエア
ーの流れに対する逆止弁55を設けると共に、該中継管
48を流れる高圧のドライブエアーと別設の低圧エアー
送気管56から送り込まれる低圧エアーとを差動パイロ
ット圧とするピストンバルブ57を附設しである。
このピストンバルブ57には、ロッド58で一体に連結
した両端ピストン58a 、 58bの低圧エアー側移
動位置(Iliff図上実線図示位置)で、これ等両ピ
ストン58a及び58bの中間に当るシリンダ壁に、排
気用の中継管59aと中空内部45aに向けて開口した
波路管59bとを開穿しである。
そして、先の中烏管59aにおける開口位置は、該ピス
トン58a 、 58bがドライブエアー側に移動(同
図上鎖線図示位置)した際に、ピストン58bによって
閉鎖される位置にあり、他方、流路管59bがシリンダ
内室を介して前記送気管56と連通ずる位置にある。
更に、前記チップエアーバイブ54に接続する中継管6
0が、その途中に一端開放切換弁61を介在させてチッ
プエアー管62に接続するように構成しである。その他
、前記第1図示実施例を共通の構造部には夫々同一記号
を符しである。
なお、この第4図示実施例におけるアダプターは2ホー
ルタイプのハンドピースにも適用可能て、その場合には
チップエアー用の中継管6゜及びチップエアー管62か
不要となる。
そこで、へンドピース作動時には、アダプター中空内部
45a中の回路か同図上実線図示の状態にあり、給気管
50を経て送り込まれるドライブエアーかその送気圧で
逆止弁55をその附勢発条力に抗して、押し開いて給気
バイブ42に至ると共に、チップエアー管62からのチ
ップエアーが一端閉鎖下に連通した中継管60を経てチ
ップエアーバイブ54に至る。
給気バイブ42からエアータービンに向けて射出したエ
アーは排気溝44を通りアダプター中空内部45aに戻
り、流路管59bからピストンバルブ57を経て排気管
52へと排出される。
そして、治療終了によるドライブエアー及びチップエア
ーの中断で1作動制御装置からの送気が低圧エアーに切
り替わると、該?en個て低圧エアーを更に絞り込み若
しくは停止される給気管50からの送気状態で、その中
継管48の逆止弁55か附勢発条力によって同図上鎖線
図示のように閉鎖する一方で、低圧エアーをその送気管
56によって直接受けるピストンバルブ57が同図上鎖
線図示状態に切り替わるので、排気の中継管59aかピ
ストン58bによって閉しられると共に、流路管59b
と前記送気管56とが連通ずる状態になる。これによっ
て、アダプター中空内部45aは送気管56から流入す
る低圧エアーによって加圧されるので、チップエアー用
の中継管60における一端開放切換弁61がその開放端
からの該内部45aの室圧より同図上鎖線図示位置に切
り替わって、チップエアー管62を閉鎖する。
前記中空内部45aに流入した低圧エアーは先に開放し
た前記切換弁61の開放端から中継管1i0を通ってチ
ップエアーバイブ54に送り込まれると共に、排気11
144を通ってハンドピースの先端に送り込まれるので
、前記第1図示実施例の場合と同様に、タービン制動と
先端構造部の内圧維持を計って、顔部の内部汚染を防ぐ
上で有効に作用する。
このとき、把持布本体41の給気バイブ42には前記排
気溝44を通って先端構造部に至った低圧エアーか充填
され、その充填圧が前記ピストンバルブ57に印加され
るか、該充填圧は前記先端構造部における構造隙間から
の大気中への漏出で幾分低下した内w&維持圧に相当し
、従って、これを一方のパイロット圧として受ける該バ
ルブ57は低圧エアーを直接受ける他方のパイロット圧
により、この切り替え状態を安定に保つことか出来る。
第5図は本発明の更に他の実施例を示す要部の構I&図
で、作動制御装置からの送気手段を前述の給気管50と
低圧エアーの送気管56とで構成し、これに対応して、
2ボールタイプのハントピースのためのアダプター45
における内部回路の構成を、前述の逆止弁55を備えた
中継管48と排気管52及び注水管49に加えて、中空
内部45aに向けて開口する低圧エアーの送り込み管6
2を配置し、かつ、排気管52の外方端をコネクター4
7中において手動開閉弁63により開閉操作し得るよう
になしである。その他、64は該コネクター47の一部
に設けた排気用切欠きを示す。
従って、治療中のハンドピースの作動は、給気管50か
ら送り込まれるドライブエアーにより駆動され、その戻
りエアーが排気溝44、中空内部45a、排気管52か
ら開放下の手動開閉弁63を経てコネクター47の排気
用切欠き64から大気中に放出される。
そして、治療終了と同時に前記開閉弁63を手動操作で
閉じることにより、給気用の中継管48における逆止弁
55の閉成下に、送気管56から送り込まれる低圧エア
ーが送り込み管62によって中空内部45aを経て排気
溝44に至るので、前述の各実施例と同様にタービン制
動と先端構造部の内圧維持による汚染阻止に有効に作用
する。
そして、第6図は更に今一つの実施例を示す要部の構成
図で、前記第5図示実施例における低圧エアーの送気を
給気回路のみで行なうと共に、排気管の手動開閉機構に
替えて自動開閉機構を採用したもので、2ホールタイプ
のハンドピースにおける把持布本体41に取付けるアダ
プター45の中空内部4Saには、給気管50と給気パ
イプ42との間を接続する中継管48を設け、その中継
管48の送気圧を分岐管65によるパイロット圧として
受ける排気路開閉バルブ66を該アダプター45とコネ
クター47とに跨がって配置しである。
そして、該開閉バルブ66は第7図示拡大図に示す如く
、ロット67で連結された筒型ピストン68a及び68
bを有し、該ピストン68bの筒型底部とシリンダ69
の端壁との間に、これ等ピストン68a及び68bに同
図上左方向の移動性向を附与する拡圧発条70を両端固
定下に配置すると共に、シリンダ69の他端壁に接続し
た前記分岐管65からのパイロット圧によって、これ等
ピストン68a及び68bを前記発条70による移動性
向に抗して同図上右方向に移動させるようになしである
このピストン68aにはピストン外周の周回溝71と筒
内とを連通する通孔72を開穿し、該ピストン68aの
前記図り右方向への移動位置(実線図示位22)でピス
トン外周か占位し且つ同左方向への移動位21(鎖線図
示位t)で前記周回溝71か占位するシリンダ壁の部分
に、通孔73を設けると共に、ピストン68bの前記左
方向の移動で開口する通孔74及び両ピストン68a及
び68bの中間にあって常時開放下に置かれるシリンダ
壁位置に通孔75を開穿しである。なお、前記通孔72
乃至75はシリンダ周壁に周回向きに配列した小孔で構
成しても良い。
その他、前記実施例と共通の構造部には夫々同一記号を
符しである。
而して、ハンドピース作動時に給気管50から送り込ま
れる高圧のlくライブエアーてタービン駆動後 前記開閉バルブ66か第7図上実線図示位置にあり、通
孔7コが閉鎖され、通孔74と通孔75とか連通状態に
あるので、タービン駆動後の戻りエアーか排気!!lI
44、中空内部45a、通孔75及び通孔74を経てコ
ネクター47の切欠き64から大気中に放出される。
そして、治療終了時に給気管50からの送気が低圧エア
ーに切り替わると、給気用中継管48を通して該エアー
をハントピース先端に送り出すと共に、前記開閉バルブ
66が拡圧発条70による移動性向力で低圧のパイロッ
ト圧に抗して第5図ヒ左方向に移動して鎖線図示位置に
占位するのて、通孔74か塞がれる一方で、通孔73が
周回溝71と連通して、前記分岐管65を経てピストン
68aの通孔72から該溝71に至る低圧エアーを中空
内部45a中に導き、かつ、排気g444に向けて送り
出す。
従って、当該実施例においても前述の各実施例と同様に
タービン制御並びに汚染阻止a地が発揮され、しかも、
排気路の自動切換を行うことか出来る。
このように、各種のハントピースを駆動する作動制御装
置の一例を第8図に示す。
即ち、ドライブエアー回路lO及びチップエアー回路1
1に加えて、 0.2kg/cm”程度の送気圧を送り
込む低圧エアー回路12かエアースイッチ13の配在下
に設けである。
そして、ドライブエアー回路IOには、これを一方端に
接続し他方端に流値iA整用絞り14の介在下に前記低
圧エアー回路12を接続した給気用シャトル弁15を設
け、該弁15の出口に給気コネクタ16を設けである。
同様にチップエアー回路llは、これを一方端に接続し
他方端に低圧エアー回路12を接続したチップエアー用
シャトル弁17を介してチップエアーコネクタ18に至
る回路から成る。
これ等給気側の各回路構成に対して、排気側回路が排気
用の三方弁19によって構成されている。即ち、該三方
弁19は前記ドライブエアー回路10の送気圧と低圧エ
アー回路12の送気圧とをパイロット圧として差動する
感圧動作弁て、排気コネクタ20を接続した一方口に対
して他の切換二方口に大気への放出路21と低圧エアー
回路12とを夫々接続しである。
又、前記低圧エアー回路12には独立した低圧送気路の
ための送気コネクタ32が設けである。
そして、前記給気コネクタ16、チップエアーコネクタ
18、排気コネクタ2(]及び送気コネクター32には
、前述の送気ホース46(第1図参照)として纒められ
る給気チューブ23、チップエアーチューブ24及び排
気チューブ25が夫々連結されると共に、該ホース46
にはハンドピース22に向けて加圧水源27から延びる
給水回路たる給水チューブ26か添えられる。
その他、28は前記放出路21に取付けた消音マフラー
、10aは給気口、 llaはチップエアーロ及び12
aは低圧エアーロを夫々示す。
かかる構成からなる切換回路を単位構造部U1とする装
置は、前記低圧エアー回路12を共有する今一つの単位
構造部U2をこれに並置した二連装構造体を単一ユニッ
トとして構成され、これ等両構造部U1及び02間を結
ぶ回路29をシャトル弁30の介在下に構成し、該弁3
0の出口に監視用圧力計31を堆付けである。
而して、この作動制御装置によれば、ハンドピース作動
時にドライブエアーロIOa及びチップエアーロlla
並びに通常回路状態におかれるエアースイッチ13を通
して低圧エアー回路12に送り込まれる圧気によって、
各弁構造体におけるこれ等送気圧の差の下に、チップエ
アー用シャトル弁I7はその球体弁17aか低圧エアー
回路12偶に押し上がり、排気用三方弁19はそのピス
トン弁19aが低圧側の上方に押し上げられ、給気用シ
ャトル弁I5もその球体弁15aか同じく低圧側弁座に
押し付けられた第6図示回路状態にある。
この状態で、ドライブエアーロlOaから送り込まれる
圧気か、ドライブエアー回路lOからシャトル弁15を
通って給気コネクタ16に至り、該コネクタ16に接続
された給気チューブ23に供給される。一方、ハンドピ
ース22からの排気は、排気チューブ25及び排気コネ
クタ20を経て排気用三方弁19に至り、マフラー28
を経て大気中に放出される。また、チップエアーロll
aから送り込まれた圧気か、チップエアー回路11.シ
ャトル弁17、チップエアーコネクタ18.同チューブ
24に供給される。
そして、歯牙処置作業の終了時に、ドライブエアー、チ
ップエアー並びに冷却水の注水を中IFすると、前記シ
ャトル弁15.17及び三方弁19か低圧エアー回路1
2による送気圧によって切換り、チップエアーコネクタ
■8には該弁17を経て低圧エアーか送り込まれ、排気
コネクタ20には該三方弁19を経て同しく低圧エアー
が送り込まれると共に、給気コネクタ16には流擾謂整
用絞り14(ニードル弁)で前記排気コネクタ20に送
り込まれる送気t(送気圧)よりも少量低圧の圧気が送
り込まれる。
そして、使用するハントピースの種類によって、必要に
応じ、送気コネクタ32からの低圧エアーをハンドピー
ス側に供給し、また、該コネクタ32と共に他のコネク
タ16.18.20も機種に応じて不必要な回路のそれ
等コネクタを閉栓して、該作動制御装置を使用する。
なお、低圧エアー回路12中のエアースイッチ13は、
通常開路状態に保たれ、前述ハンドピース作業路r後の
ピース内正圧確保時は勿論のこと、爾後のピース外部を
消毒液等に浸して消毒洗浄を行う際にも、スイッチ回路
下の内圧保持によって、薬液のピース内侵入を防止して
、内部機構を薬液から守る一方、前記消毒処置後に長期
放置するような際に、該スイッチ13を閉じて圧気の無
用な浪費を防ぐものである。
〔発明の効果〕
このように1本発明装置によれば、エアータービンハン
ドピース機構において、タービン駆動のためのトライツ
エアー回路及び冷却水噴霧用のチップエアー回路更に排
気回路に、ハントピース作動停止時に低圧エアーを供給
できる作動制御装置を駆動源として、該装置とハンドピ
ースとの間にアダプターを介在させ、該アダプターの中
空内部構成によってハンドピース側切欠き溝からなる排
気溝との接続を計り、その他の送気路接続を該中空内部
に組み込んだ回路によって行うように構成したので、各
種ハントピースへのバイブ接続と共に排気溝に対しても
接続か出来、ハントピース作動時の適正送排気に加えて
停止時における各バイブ及び排気溝に低圧エアーを送気
することか出来るので、作業終了後のタービンに給排両
パイプからの圧気で制動制御することか出来て、該ター
ビンの制動停止か可使であると共に、排気溝を含むハン
トピース先端機構部の内圧な正圧に保って隙間等からの
汚染液の内部侵入を防いで、内部汚染地いてはこれを接
続する器械全体の汚染を防ぐことが出来ると共に、該ピ
ースの消毒においてもその外部のみの消毒て良いことか
ら、該ピースの内部消毒が技術的に困難であったことや
、長時間に亙るガス消毒による制約を受ける等の不都合
を解消して、ピース先端を消毒液中に浸漬するなどの短
時間の作業でハンドピースの消毒を行うことか出来る効
果を有する。しかも、本発明’JWIは、かかる制御動
作を2ホールタイプおよび3ホールタイプ等の従来使用
されている各種ハンドピースに対して行わせることが出
来るもので、実用に供して極めて有用なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1UA及び第2図は本発明装置の基本的な実施例を示
す要部の構成図、第3図乃至第6図は本発明装置の夫々
他の実施例を示す要部の構成図、第7図は前記第6図示
実施例における要部を拡大して示す作動図、第8図は本
発明装置に適用する作動制御装置の一例を示す回路図、
第9図は従来使用されているハンドピースの各種タイプ
を示す端面図である。 〔符号の説明〕 41・・・把持部本体 45・・・アダプター45a 
・・・中空内部 47・・・コネクター48.49.5
9a 、 50・・・中継管55・・・逆と弁   5
7・・・ピストンバルブ59b ・・・流路管  61
・・・一端開放切換弁62・・・送り込み管 63・・
・手動開閉弁66・・・排気路開閉バルブ 代理人 弁理士;’:、1..: j

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エアータービン用給気回路とその排気回路及び噴
    霧用チップエアー回路を有し、かつ、作動終了時に制動
    並びに内圧維持用の低圧送気を行うようになした作動制
    御装置で駆動されるエアータービンハンドピース機構に
    おいて、前記作動制御装置と使用ハンドピースとの間に
    接続用アダプターを設け、該アダプター内部が通気路ブ
    ロアーを形成すると共に該内部に前記各回路とハンドピ
    ースホール及びその排気溝とを接続する回路を前記ブロ
    アーの一部介在下に組み込んでなることを特徴とするハ
    ンドピース駆動装置。
JP30288687A 1987-11-30 1987-11-30 ハンドピース駆動装置 Granted JPH01145056A (ja)

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JPH0448054B2 JPH0448054B2 (ja) 1992-08-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006520243A (ja) * 2003-03-13 2006-09-07 ダブリュー ブラウニング ジェリー 使い捨て歯科用装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006520243A (ja) * 2003-03-13 2006-09-07 ダブリュー ブラウニング ジェリー 使い捨て歯科用装置

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