JPH01144890A - 時分割型電子交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通話信号レベル値および圧伸特性を変換する時
分割型電子交換機に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の時分割型電子交換機は、回線を収容する
回路ごとにＰＣＭ信号の符号化復号化器（ＣＯＤＥＣ）
がディジタル減衰器（ＰＡＤ）、またはアナログ減衰器
等が配備されていた。

第３図は従来の一例を示すブロック図である。

第３図において、時分割型電子交換機は加入者線回路８
１２時分割スイッチ８２．中継線回路８３゜呼処理制御
装置４０．および主記憶装置８５を有し、加入者端末６
０に加入者線を介し、また交換局７０へは中継線を介し
て接続する。

加入者線回路８１は符号化復号化器８６を有し、加入者
線を介して加入者端末６０を収容接続するとともに通話
路を時分割スイッチ８２へ接続する。

時分割スイッチ８２はＳＰ変換回路２１．メモリスイッ
チ２２．ＰＳ変換回路２４および制御部インタフェイス
回路８４を有する。ＳＰ変換回路２１は加入者線回路８
１から通話路を介して受信したシリアル情報をパラレル
情報に変換してメモリスイッチ２２へ転送する。メモリ
スイッチ２２は制御部インタフェイス回路８４を介して
呼処理制御装置４０の制御をうけ、通話路上の情報の位
置の入れ替えによるスイッチ動作を行う。ＰＳ変換回路
２４はメモリスイッチ２２から受信するパラレル情報を
シリアル情報に変換して中継線回路８３へ転送する。中
継線回路８３はＤＡ減衰器８７を有し、収容する中継線
を介して交換局７０に接続する。主記憶装置８５は、呼
処理制御装置４０が呼出して駆使する交換機機能発揮の
ためのプログラムおよびデータを記憶する。符号化復号
化器（ＣＯＤＥＣ）８６は加入者線を介して送受信する
アナログ信号と時分割スイッチ８２が扱うディジタル信
号との相互変換をし、ＤＡ減衰器８７は時分割スイッチ
８２が扱うディジタル信号を中継線へ転送する場合のレ
ベル変換を実行する。１）Ａ減衰器８７は中継線ごとの
回線状態にしたがって必要なレベル値に設定される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の時分割型電子交換機は接続される回線ご
とに相違する回線条件およびネットワーク条件にしたが
った通話信号のレベル変換および圧伸特性変換を内蔵す
る回線回路を介して回線を収容するように構成されてい
るので、数の多い回線ごとに配備される回線回路が大形
化すると共に特性の適合が難しく、不整合が重なるため
の信頼性上の性能の低下、更には適合のだめの経済的負
担などの問題点があった。

本発明の目的は、通話信号のレベル変換および圧伸特性
の変換をプログラム制御によシ時分割スイッチ内で実行
することによシ上記問題点を解決した電子交換機を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の時分割型電子交換機は、時分割スイッチを構成
するメモリスイッチの入側および出側の少くとも一方に
通話路ごとに備え通話信号および可聴信号のＰＣＭ信号
レベル値および圧伸特性を変換するレベル特性変換回路
と、接続回線ごとの通信網に応じたレベル値または圧伸
特性を記憶するレベル設定値情報を少くとも含む回線情
報記憶領域と、接続する入出ローを設定したとき設定回
線の回線情報を前記回線情報記憶領域から取出して前記
レベル特性変換回路のレベル値または圧伸特性を所定値
に設定するように指示して前記メモリスイッチを制御し
て設定した入出回線を接続する呼処理制御装置とを有す
る。

〔実施例〕

次に本発明について第１図を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
１図において、時分割型電子交換機は加入者線回路１０
１時分割スイッチ２０．中継線回路３０．呼処理制御装
置４０．および主記憶装置５０を有する。時分割スイッ
チ２０はＳＰ変換回路２１．メモリスイッチ２２．レベ
ル特性変換回路２３．ＰＳ変換回路２４および制御部イ
ンタフェイス回路２５を有し、主記憶装置５ｏは回線情
報記憶領域５１を有する。

加入者線回路１０は加入者線を介して加入者端末６０を
接続し、通話路を８Ｐ変換回路２１へ、また制御信号を
呼処理制御装置４０と接続する。

ＳＰ変換回路２１は加入者線から加入者線回路１０を介
して受信するシリアル信号をメモリスイッチ２２が取扱
うパラレル信号に変換して出力する。

メモリスイッチ２２は制御部インタフェイス回路２５を
介して呼処理制御装置４０から指示を受け、ＳＰ変換回
路２１から受信して記憶したディジタル情報を指示され
た出側の回線位置に接続する。

レベル特性変換回路２３は本発明によシ配備されたもの
で、制御部インタフェイス回路２５を介して呼処理制御
装置４０の指示を受け、接続回線に応じた信号レベル値
または圧伸特性を指示値に設定し、メモリスイッチ２２
の出力をＰＳ変換回路２４へ接続する。ＰＳ変換回路２
４はメモリスイッチ２２が扱うパラレル信号を入力し中
継線上を伝送するシリアル信号に変換して出力する。中
継線回路３０は中継線を介して交換局７０と接続し、通
話信号はＰＳ変換回路２４から、また制御信号は呼処理
制御装置４０からそれぞれ受信する。呼処理制御装置４
０は接続情報を発呼側回線である加入者線から加入者線
回路１０を介して受信し、被呼側回線である中継線を中
継線回路３０で選択して主記憶装置５００回線情報記憶
領域５１を呼出す。次いで、呼処理制御装置４０は接続
する回線に関する情報を回線情報記憶領域５１から取出
し、予め定めらｎた条件により信号レベル値および圧伸
特性を設定して、制御部インタフェイス回路２５を介し
てレベル特性変換回路２３へ転送される。

次に第２図を参照して回線情報記憶領域について説明す
る。第２図は回線情報記憶領域の記憶内容の一例を示す
情報構成図である。第２図において、回線ごとの領域は
回線情報として回線種別、回線収容位置情報、およびレ
ベル設定値情報を予め記憶する。

上記実施例では加入者端末から中継線を介して変換機へ
通話路を接続し音声信号を転送するように図示して説明
したが、入側および出側の回線種別が上記説明により限
定されるものではない。加入者回線および中継線はアナ
ログ回線でもディジタル回線でもよく、アナログ回線の
場合、回線回路でアナログ・ディジタル変換回路が挿入
される。

レベル特性変換回路をメモリスイッチの出側に配備した
が入側でもよい〇 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は通話路の時分割スイッチに
ＰＣＭ信号のレベル値及び圧伸特性を変換するレベル特
性変換回路を内蔵し、呼処理制御装置が異なった圧伸特
性のネットワークでもソフトプログラムによシ変換を指
示し、また局線や中継線におけるレベルダイヤグラムの
調整において、レベル変換を設定指示することによシ、
レベル変換・圧伸特性変換を、よシ適切に・容易に・簡
単に実行できるので、特に多段のレベル変換または圧伸
特性変換による通話品質低下を防止できるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の時分割型電子交換機の一実施例を示す
ブロック図、第２図は第１図の回線情報の一例を示す構
成図、第３図は従来の一例を示すブロック図である。 ２０・・・・・・時分割スイッチ、２２・・・・・・メ
モリスイッチ、２３・・・・・・レベル特性変換回路、
４０・・・・・・呼処理制御装置、５１・・・・・・回
想情報記憶領域。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋 給　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 時分割スイッチを構成するメモリスイッチの入側および
   出側の少くとも一方に通話路ごとに備え通話信号および
   可聴信号のＰＣＭ信号レベル値および圧伸特性を変換す
   るレベル特性変換回路と、接続回線ごとの通信網に応じ
   たレベル値または圧伸特性を記憶するレベル設定値情報
   を少くとも含む回線情報記憶領域と、接続する入出回線
   を設定したとき設定回線の回線情報を前記回線情報記憶
   領域から取出して前記レベル特性変換回路のレベル値ま
   たは圧伸特性を所定値に設定するように指示して前記メ
   モリスイッチを制御して設定した入出回線を接続する呼
   処理制御装置とを有することを特徴とする時分割型電子
   交換機。