JPH01144055A - コピー印刷機用バーンアウトフレーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、一般に、ステップアンドレビート形のコピー
装置の改良に関する。ステップアンドレピート形のコピ
ー装置とは、複合フィルム又は印刷原板をその上に取付
けるようにした支持台を備えていて、印刷フレームが、
この支持台上において移動可能であり、露出光手段を含
み、該印刷フレームは、複合フィルム又は印刷原板上の
いろいろの異なった位置に移動して１枚のフィルム又は
一連の異なった原フィルムの該異なった位置においての
印刷を行ないうるようにしたコピー装置である。また、
原フィルムとは、テキストと絵とが形成され、複合フィ
ルム、印刷原板その他に印刷されるようにした、陰画又
は陽画のフィルムである。

このようなコピー装置において、例えば書籍、新聞、カ
タログその他の所定数の頁を印刷するための複合フィル
ム又は印刷原板が用意される。この場合、多頁の位置決
めが正確に行なわれ、複合フィルム又は印刷原板上の正
確な位置を多頁が占め、像を示さない２枚の全頁の回り
の、原フィルム又は印刷原板の全ての部分が除外される
ことが大切である。

本発明は、第１に、いわゆる陽画プリント（コピー）、
即ち、像をもたない複合フィルム又は印刷原板の部分が
露出光によって「バーンアウト」され、像の部分は、フ
ィルム又は原板の露出−現像の後に残留するプリントに
とって有用である。

しかし本発明は、陰画のプリント及び他の目的のために
も利用することができる。

ステップアンドレピート形の印刷機によって原フィルム
のコピープリントを行なう場合、原フィルムを真空（吸
引）連結するようにした真空チャンネルをその底面に備
えているガラス板を含む印刷フレームが、通常使用され
、該原フィルムは、複合フィルム又は印刷原板に対する
印刷のために、原フィルムに密着され、露出光のオンに
よって原フィルムを複合フィルム又は印刷原板上にプリ
ントすることが、通常行なわれている。

原フィルムの外側に配された複合フィルム又は印刷原板
の部分（次の印刷工程において他の原フィルムがプリン
トされる部分）の照明と光による損傷をさけるために、
不透明な材料、一般には金属からできていて、予定され
た露出域（原フィルムの像提示部分の大きさに依存して
変化する）に対応した大きさ及び形状の中心開口を一般
に備えている、マスキングフレーム（又はいくつかのマ
スキングフレーム）が普通に使用されている。

印刷頁の間の像のない部分は、容易に露出にょって除去
できる。それは、原フィルムは多少「ブリード」するよ
うに、即ち像提示面よりも太き目になっているが、隣接
した頁の像提示部分に影響するほど大きなサイズではな
いためである。しかしこの方法によれば、コーナーの頁
又は縁端の頁の外側のフリーな領域に対応する複式フィ
ルム又は印刷原板部分を露出によって除く（バーンアウ
トする）ことはできない。これは、以前に露出された領
域をマスクし、複合フィルム又は原板の外側の未露出域
（縁部）を露出する別の操作によって行なう必要がある
。

−［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、全ての必要な露出を１回の操作で行な
い、即ち、原フィルムを露出すると共に、複合フィルム
又は印刷原板の縁部の方に外向きに指向する複合フィル
ム又は印刷原板の部分をバーンアウト（除去）する方法
を提供することにある。

本発明によれば、これは、印刷フレーム全体を、ガラス
又はプラスチックのような透明な材料から作成すること
と、印刷フレームの底面に、原フィルムとマスキングフ
ィルムと、の両方を真空下に受入れるための複数のチャ
ンネルを形成し、これらは、複合フィルム又は印刷原板
の最も外側の領域に印刷しようとする頁については、内
方に指向する部分のみをカバーし、了スキングフイルム
は、外方に指向する１以上の縁部を自由に照明されるよ
うに残すことによって、陽画の複合フィルム又は原板の
該外側の領域は、原フィルムが露出されるのと同時に、
露出即ちバーンアウトされる。この印刷方法の利点は、
１回の工程で、複合フィルム又は原板が作成可能となる
ことである。

しかし、原フィルムとマスキングフィルムとを真空連結
するために印刷機のガラス板の底面に形成される真空チ
ャンネルは一般にシャープな露出光の影を与えると共に
、複合フィルム又は印刷原板の線その他の形成物を表示
することが生じうる。

この問題を除くためには、ガラス板を通過するこの先部
分を拡散その他によって変更し、影効果がさけられると
共に、原フィルムを複合フィルムにプリントするために
ガラス板を通過する光が、影響されず、また強力でシャ
ープなようにする必要がある。

従って、本発明の好ましい実施態様によれば、原フィル
ムの像支持領域の外側にあるガラス板の部分は、好まし
くは、印刷機のガラス板の上面のプラスチングによって
、光の拡散の目的のためにフロスチングする。

プラスチング又は他の方法によって形成したフロスチン
グ面が、時間の経過と共に磨耗し、各はプラスチング面
が或る個所において湿めることによって、光がこの磨耗
するか又は湿めった部分を拡散されることなく通過し、
それによって、ガラス板の底面の真空チャンネルがなお
も影を与えることが起こりうる。透明な材料のカバープ
レートを印刷後のガラス板の上部に、フロスチング面を
保護するために、接着又は他の方法によって固定するこ
とができる。ガラス板の底面の真空チャンネルの連結開
口又は溝をガラス板の上面の開放溝の形状に切断し、こ
れらの溝を蓋ガラスによって封止することができるため
、これは特に有利となる。好ましくは、フロスチングは
、像のない表面のフロスチングを完全にカバーするため
に、蓋ガラスの底面１千おいて行なうことによってフロ
スチングが外部的な作用に対して保護されるようにする
。

ガラス板の表面をフロズチングする代りに、印刷ガラス
の上面又は蓋ガラスと印刷ガラスとの間にフロスチング
箔を取付けてもよい。印刷ガラスと蓋ガラスと接着させ
る役目もする両面接着テープ箔の形のフロスチング箔を
使用すると、特に有利となる。

明らかなように、像支持面の各々のフォーマットのため
の特別の大きさ及び形状の透明な印刷開口を備えた特別
の印刷フ、レームを使用すると共に、印刷ガラスの底面
に形成された真空チャンネルは、原フィルムとマスキン
グフィルムとの実際のフォーマットに適合させる必要が
ある。

次に、本発明の好ましい実施例を図面に基づいて一層詳
細に説明する。

［実施例］ 前記の形式の、以前から知られているステップアンドレ
ピート式のコピー印刷機において、第１図に示した印刷
フレームは、一般に、垂直上下方向に可動の金属フレー
ム１を備えており、フレーム１は、ガラス板２を担持し
、フレーム１の底面には、真空溝３ａ、３ｂが形成され
ている。真空溝３ａ、３ｂは、連結チャンネル４を介し
て負圧源に接続されている。真空溝３ａ、３ｂは、マス
キングフィルム５ａと原フィルム５ｂとを金属フレーム
１の底面に真空連結している。金属フレーム１の上面に
は、ＰｖＣ樹脂等の材料から或るカバープレート６があ
り、このカバープレートは、チャンネル４を覆ってこれ
を封止し、凹所７を備えている。凹所７の形状及び大き
さは、複合フィルム８に印刷するべき頁の予定された大
きさ又は原フィルム５ｂの予定された像領域に対応して
いる。印刷フレームが、それに真空連結された原フィル
ム５ｂと共に、複式フィルム８又は支持台上に取付けた
印刷原板と接触させられると、光源（図示しない）が点
灯され、この光源からの光ビームが印刷フレーム上に投
光される。印刷フレームの凹所７を通過する光は、原フ
ィルム５ｂのテキストと像とのどちらか一方又は両方を
複合フィルム８上にプリントする。凹所７の外側の光は
、カバープレート６によって遮光され、カバープレート
６は、複合フィルム８の対応した感光材料が光によって
露出又はバーンアウトされることを防止する。凹所７の
外側にあるこの感光材料（複合フィルム又は印刷原板が
使用可能となる前に除去する必要がある）は、それに続
く操作において新しい露出によって露出し、又はバーン
アウトすることによって、以前に露出された部分を対応
してマスクオフする必要がある。　第２図に概略的に示
した印刷フレームは、いわゆる陽画法に従って露出する
ようになっており、これは像のない複合フィルム又は印
刷原板の部分を露出し、又はバーンアウトする方法であ
る。印刷フレームは、例えば、好ましくは紫外線保護形
でないガラスであるプレキシガラスなどのアクリレート
材料からできている透明な板部材１１を備えている。板
部材１１（プリントガラス）の底面には、少くとも２組
の真空溝が形成してあり、そのうち外側の真空溝１２は
、原フィルム１３を真空連結し、内側の真空溝１４は、
マスキングフィルム１５を真空連結する。

陽画プリントの場合には、複合フィルム又は印刷原板の
縁部まで露出を行なうことが必要なため、通常はマスキ
ングフィルムの必要はない。陰画のプリントにも同一の
印刷フレームを使用可能とするために、印刷フレームは
、好ましくは、それにも拘らず、マスキングフィルムを
真空連結するための手段を備えている。

２組の真空溝１２．１４は、チャンネル１８．１７を介
して、負圧源（図示しない）に連結されてる。原フィル
ム１３のための真空溝１２は、マスキングフィルム１５
の外側縁の外側に配置されていなければならない。真空
溝１２．１４は、実際的な理由のために、互に相当に近
くに形成されている。板部材１１の上面は、原フィルム
１３のうちガラスの透明な表面１９の外側の表面１８上
において、例えばフロスチング又はプラスチングによっ
て光散乱性に形成されている。表面をフロスチングする
ことの目的は、真空溝１２．１４及び連結チャンネル１
６．１７からの光屈折現象に依存して、複合フィルム上
の影又は後続の線が現出するリスクを除くために、光散
乱された光ビームがガラスを通るようにすることにある
。

第２図に示した印刷フレームの使用によって、原フィル
ム１３は、マスキングフィルム１５によってマスキング
される可能性のある部分を除いて、原フィルム１３の外
側にあるその部分が露出され、又はバーンアウトされる
のと同時に複合フィルム２０又は印刷板上にプリントさ
れる。そのためこの場合には、原フィルム１３の外側に
ある部分をバーンアウトするための余分の照明工程は不
要となる。

ところで、コピー印刷フレームの光間口は、少くとも複
合フィルム又は印刷原板の縁部に光が到達し、これらの
縁部の近くに未露出の領域が残されないような大きさと
すべきである。

第２図に示した装置は、複合フィルム上に単一の像（ペ
ージ）をプリントすることに関連して以上に説明したが
、通常はいくつかの像が複合フイルム上にプリントされ
る。この場合には、これらの別の像をプリントするべき
、複合フィルムの隣接領域を保護するために別のマスク
を使用することが必要になる。

この装置は、第３図に概略図に図示されている。

複合フィルム２１は、支持台上に取付けてあり、複合フ
ィルム２１上には、図示しない照明手段、原マガジン及
び原フィルム交換装置その他を含む印刷フレーム２２を
備えた印刷ユニットが設けられている。この照明手段は
、４つの異なった印刷頁にそれぞれ対応する４つの図示
された位置２３，２４．２５゜２Ｂ中に印刷フレーム２
２を正確に位置決めするため゛に互に直交する２つの方
向（Ｘ軸方向とＹ軸方向）とに移動しうるようになって
いる。

第３図において印刷フレームは、複式フィルム２１の右
下隅の頁（位置２３）を印刷する準備状態になっている
。板部材１１（印刷フレームのガラス）は、第２図に示
したものと同じ形式であり、フロスチングがされた板部
材１１の上方１７は、マスク又はカーテン２７があり、
このカーテン２７は、像（位置２３）及びこの像の領域
の外方の右側縁２８及び下側縁２９の照明及び露出を許
容する。複式フィルムの他の全ての部分は未露光のまま
になっている。

頁（位置２３）のための印刷フレーム２２の原フィルム
は、別の頁（位置２４）のための原フィルムによって代
えられ、印刷フレームは、複合フィルムの頁領域（位置
２４）上の正確な位置（この頁のための予定された位置
に対応する）まで、Ｙ方向に移動され、カーテン２７は
、頁（位置２４）とその上方及び側方の縁部との両方の
露出がなされるように移動し、複式フィルムの残りの部
分は、マスク（及びカーテン２７と印刷フレーム２２の
外部の同様の手段）によって、照明から遮蔽される。

このようにして、頁ごとに印刷がなされ、両方の頁の像
が印刷され、像をもたないか又はもつべきではない頁の
像は、バーンアウト（露出）される。

第４図は、本発明による印刷フレームの実際の構成例を
表わしている。印刷フレームは、ガラス、アクリル樹１
ｔ１（紫外線保護なし）又は同様の板などの透明な材料
の底板１１ａと、これと同一か又は同種の透明な材料か
らできている蓋板１１ｂとを備えている。底板１１ａの
底面には、原フィルム１３を保持するための外側の真空
溝１２と、マスクフィルム１５を保持するための内側の
真空溝１４とが形成されている。溝１２．１４から底板
１１ａの上面まで、通し孔が形成してあり、これらの点
からチャンネル形成溝１Ｂ’、１７’が底板１１ａの縁
部まで延長している。蓋板１１ｂは、チャンネル形成溝
１６°、１７°の上部を覆って封止するようになってい
る。これにより真空チャンネルを簡単に作成することが
できる。

蓋板１１ｂは、原フィルム１３を露出するためのガラス
の透明な領域ないし表面１９の外側の領域１８゜におい
て、プラスチング又はフロスチングされており、蓋板１
１ｂは、接着継手、両面接着テープ又は同種の手段によ
って底板１１ａの上部に、蓋板１１ｂのフロスチングさ
れた領域１８°が底板１１ａに対向するように固定され
ている。フロスチングされた部分は、これによって、真
空溝と真空チャンネルとのどちらか一方又は両方の影を
複合フィルム上に生じさせるような取扱いに対して保護
される。　蓋板１１ａの底面のプラスチング又はエツチ
ングのようなフロスチングの代りに、底板１１ａと蓋板
１１ｂとの間又は蓋板１１ｂの上方にフロスチング処理
テープ又は乳白色化したテープを配してもよい。別の方
法として、底板１１ａと蓋板１１ｂとを互に連結する乳
白色化又はフロスチングされた内面接着テープを用いて
もよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のステップアンドレビート型コピー装置
のコピー印刷フレームの概略的な断面図、第２図は、本
発明の印刷フレームを示す第１図に対応した断面図、第
３図は、本発明による印刷フレームの斜め上方から見た
斜視図、第４図は、本発明による変形された印刷フレー
ムの断面図である。 １１・・・板部材（ガラス）。１１ａ・・・底板（ガラ
ス）。 １１ｂ・・・蓋板（ガラス）。１２・・・真空溝。１３
・・・原フィルム。１６．１７・・・チャンネル。１８
・・・右側縁（ガラスの部分）。１９・・・表面（ガラ
スの部分）。２１・・・印刷原板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）フィルム又は印刷原板をその上に取付けるようにし
   た支持台と、１つの原フィルム又は一連の異なった原フ
   ィルムのプリントを該フィルム又は印刷原板上に与える
   ための露出光をもったコピー印刷フレームとを有し、該
   コピー印刷フレームは、透明なガラス（１１，１１ａ，
   １１ｂ）を備えたフレームを含み、該ガラスは、少くと
   も１つの下向きに開放する１以上の真空溝（１２）をそ
   の底面に備えており、該真空溝（１２）は、原フィルム
   （１３）と該真空溝（１２）に開口する１以上の開口及
   び／又はチャンネル（１６，１７）とを真空連結して真
   空溝（１２）を負圧源に連結するようになっている、コ
   ピー印刷機用バーンアウトフレームであって、 印刷フレームのガラス（１１，１１ａ，１１ｂ）が、コ
   ピーしようとする所定の標準サイズの最大の原フィルム
   （１３）よりも大きく、原フィルム（１３）の最大の像
   域に対応する印刷フレームのガラスの部分（１９）が透
   明であり、該最大の像域の外側にある印刷フレームのガ
   ラスの部分（１８）の、真空溝（１２）を形成した印刷
   フレームのガラス（１１，１１ａ）の表面と露出光との
   間の表面は、該像域の外側縁の外側の複合フレーム又は
   複合印刷原板（２１）への露出を許容するように光散乱
   性に形成されたことを特徴とするコピー印刷機用バーン
   アウトフレーム。 ２）真空溝（１２）と真空チャンネル（１６，１７）と
   のどちらか一方又は両方の存在に依存してコピーフィル
   ム又は印刷原板（２１）上に現出されうる影を除くため
   に予めグラスチング又はエッチングによって印刷フレー
   ムのガラス（１１，１１ａ）の光散乱面を乳白色化又は
   つや消し（フロスチング）したことを特徴とする請求項
   １記載のコピー印刷機用バーンアウトフレーム。 ３）印刷フレームのガラス（１１，１１ｂ）の光散乱面
   をつや消し箔又はテープの適用によって形成したことを
   特徴とする請求項１記載のコピー印刷機用バーンアウト
   フレーム。４）印刷フレームのガラスが、底板（１１ａ
   ）と、その上面に強く連結された蓋板（１１ｂ）とを含
   むことと、光散乱面を底板（１１ａ）に指向する蓋板（
   １１ｂ）の側面に形成したことを特徴とする請求項１〜
   ３のいずれか１項記載のコピー印刷機用バーンアウトフ
   レーム。 ５）真空開口及び／又はチャンネル（１６′，１７′）
   を、底板（１１ａ）の上面の溝の形に形成し、これらの
   溝を蓋板（１１ｂ）によって覆い、長手方向の開口を形
   成したことを請求項４記載のコピー印刷機用バーンアウ
   トフレーム。 ６）１枚の複合フィルム（２１）又は印刷原板上にいく
   つかの原フィルム（１３）をステップ式に印刷するよう
   にされており、印刷フレームは、複合フィルム（２１）
   又は印刷原板に関して上下に、また互に直交する少くと
   も２つの方向において、移動可能とした、コピー印刷機
   用パーツアウトフレームであって、 原フィルムの印刷及び該原フィルムの少くとも或る領域
   （２８，２９）の照明の間照明されるべきでない該原フ
   ィルムの部分をマスキングオフするための手段（２７）
   を印刷フレームの上面に形成したことを特徴とする請求
   項１〜５のいずれか１項記載のコピー印刷機用バーンア
   ウトフレーム。 ７）原フィルム（１３）の最大の像域に対応する領域の
   外側の任意の領域をマスクするために調節可能な可動の
   マスキングプレート又はカーテン（２７）として、フィ
   ルムのマスク手段を形成したことを特徴とする請求項６
   記載のコピー印刷機用バーンアウトフレーム。