JP2568593Y2 - 露光装置用ピン - Google Patents

露光装置用ピン

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JP2568593Y2
JP2568593Y2 JP4240892U JP4240892U JP2568593Y2 JP 2568593 Y2 JP2568593 Y2 JP 2568593Y2 JP 4240892 U JP4240892 U JP 4240892U JP 4240892 U JP4240892 U JP 4240892U JP 2568593 Y2 JP2568593 Y2 JP 2568593Y2
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JP
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pin
film
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fixing plate
films
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義昭 相澤
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は露光装置の基台上の略中
央部に重ね合わされた原版フィルム及び感光性フィルム
の両フィルムの端部に設けられた位置合わせ用ピン孔に
挿入して、両フィルムの位置合わせをするピンに関す
る。更に詳しくは、上記両フィルムのピン孔に挿入する
ピン部と、このピン部に連設して設けられ、粘着テープ
等を利用して両フィルムを移動不可能に上記基台の端部
に固定する固定板とから構成されるピンに関する。
【0002】
【従来の技術】様々な場合に、露光装置を使用して原版
フィルムの画像を他の感光性フィルムに焼き付ける必要
がある。例えば、原版フィルムがポジフィルムであり、
このポジフィルムを反転してネガフィルムを制作する場
合、又は逆にネガの原版フィルムからポジフィルムを制
作する場合である。
【0003】このような場合に、一般には、図2に示す
ように、露光用光源dとシャッター(図示せず)を下部
に内蔵し、基台cが透明なガラス板から構成される露光
装置が使用される。そして、この露光用装置の基台c上
の略中央部に上記原版フィルムaと感光性フィルムbを
位置合わせして順次重ね合わせ、この両フィルムa及び
bの端部を固定して両フィルムa及びbの位置ずれを防
止した後、上記シャッターを作動させて、下部に設けら
れた光源dにより上記感光性フィルムbに原版フィルム
aの画像を焼き付ける。
【0004】原版フィルムaは、一般に、その略中央部
に目的とする画像を形成した画像部a1を有し、その周
辺端部に余白部a2を有する。そして、この余白部a2
には、両フィルムa及びbの間の位置合わせのためのピ
ンを挿入するピン孔a3を有し、これに対応して、感光
性フィルムbの端部にもピン孔b3が設けられている。
そして、図3に示すように、ピン部e1と固定板e2か
ら構成されるピンeのピン部e1をこのピン孔a3及び
b3に挿入して、これらの原版フィルムaと感光性フィ
ルムbとの間の相対的な位置ずれを防ぐと共に、粘着テ
ープ等により上記ピンeの固定板e2を上記露光装置の
基台cの端部に固定することによりこれらの原版フィル
ムa及び感光性フィルムbを基台c上の特定位置に固定
している。ピンeは一般に金属材料から構成され、原版
フィルムaと基台cの間に配置される。そして、感光フ
ィルムb上のピンe2を装着した余白部a2及びb2に
はこのピンeの形状に未露光部分が生じるため、現像後
の感光性フィルムbの余白部に遮光テープを張りつけ
て、ピン形状の画像を消去している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ピンe
は硬質の金属材料から構成されるため、画像の設計上余
白部を十分に取れない場合その画像部に入り込んで未露
光部分を生じたり、あるいはガラス製の透明基台cを傷
つけ、この傷ついた部位で露光用光線の散乱を生じて正
確な露光を妨げたりすることがあるという問題点を有し
ていた。
【0006】また、そうでなくても、上述のように、露
光現像後の感光性フィルム余白部に正確に遮光テープを
張りつけてピン形状の画像を消去する等の煩わしい作業
を要するという問題点を抱えるものであった。
【0007】本考案はこのような事情に基づいてなされ
たもので、作業が容易で、余白部を十分に取れない場合
にもその画像部全体を十分に露光することができ、また
基台表面を傷付けることがなく、従って正確に露光する
ことのできるピンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は、露
光装置の基台上の略中央部に重ね合わされた原版フィル
ム及び感光性フィルムの両フィルムの端部に設けられた
位置合わせ用ピン孔に挿入して、両フィルムの位置合わ
せをするピン部と、このピン部に連設して設けられ、上
記基台の端部に固定される固定板とから構成される露光
装置用ピンにおいて、上記固定板が透明プラスチック材
料より成ることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の考案によれば、基台の端部に固
定される固定板が透明プラスチック材料より成るため、
この固定板の端部がガラス製基台に衝突した場合であっ
てもこれを傷つけることがなく、また、余白部を十分に
取れない場合にもその画像部全体を十分に露光すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1Aは本考案の実施例に係るピンの平面図、図
1Bはその正面図である。
【0011】図から明らかなように、このピン1はピン
部11と固定板12とから構成され、ピン部11は金属
から構成されており、一方、固定板12はポリエステル
等の剛性の透明プラスチック材料から構成されている。
なお、この両者は接着剤によって一体化されてるが、そ
の他の方法で一体化してもよい。
【0012】このピン1は、上述の露光装置を使用して
原版フィルムから感光性フィルムに画像を露光する際
に、両フィルム同志の位置合わせと基台との位置合わせ
のために用いられる。その使用方法は従来のピンと同様
である。
【0013】
【考案の効果】請求項1記載の考案によれば、基台の端
部に固定される固定板固定板の端部がガラス製基台に衝
突した場合であってもこれを傷つけることがないため、
かかる部位における露光用光の散乱がなく、また、余白
部を十分に取れない場合にもその画像部全体を十分に露
光することができるため、正確な露光が可能となり、し
かも現像後の遮光テープの貼付の必要がない等作業性に
優れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本考案の実施例に係るピンの平面図、Bは
その正面図。
【図2】露光装置の分解斜視図。
【図3】Aは従来例に係るピンの平面図、Bはその正面
図。
【符号の説明】
1 ピン。 11 ピン部。 12 固定板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光装置の基台上の略中央部に重ね合わさ
    れた原版フィルム及び感光性フィルムの両フィルムの端
    部に設けられた位置合わせ用ピン孔に挿入して、両フィ
    ルムの位置合わせをするピン部と、このピン部に連設し
    て設けられ、上記基台の端部に固定される固定板とから
    構成される露光装置用ピンにおいて、 上記固定板が透明プラスチック材料より成ることを特徴
    とする露光装置用ピン。
JP4240892U 1992-06-19 1992-06-19 露光装置用ピン Expired - Lifetime JP2568593Y2 (ja)

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JPH062357U JPH062357U (ja) 1994-01-14
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