JPH01143593A - 非標準信号検出回路 - Google Patents
非標準信号検出回路Info
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ion)等に使用される非標準信号(NTSC放送方式
規格に合致しない信号)の検出回路に関するものである
。
リを家庭用映像機器に導入し、機能・性能の向上を図る
ことが可能になってきた。例えば、IDTVにおけるフ
レームメモリを用いた適応型YC分離である。その際に
重要なのは、非標準信号の扱かいである。家庭用の映像
信号源としては多種のものが、すでに存在し、それらの
信号源にも対応できるようにしないと、家庭用機器とし
ては成立しない(日経エレクトロニクス198了・10
19 A432 P、P、 102−105゜)。
に合った信号を対象とした場合に特有な回路を構成する
場合が、しばしばあシ、規格外の信号が入力された場合
は、それを検出して、回路を切替える必要があシ、その
点で、非標準信号の検出技術が重要になってくる。本発
明で取り上げるのは、フレーム間で、色副搬送波の位相
が反転していないような、非標準信号を検出する回路技
術についてである。
、fH(水平同期周波数)、fv(垂直同期周波数)の
相互関係は、次式のように定められている。
vの2周期期間(1フレーム期間)となり、fscは半
周期ずれた位相関係となっている。IDTVにおけるフ
レーム・メモリによるくし形フィルタは、この関係を利
用し壬、フレーム間の複合ビデオ信号の和によシY(輝
度)信号を、差によシC(搬送色信号)を各々分離する
。
号源が存在する。例えば、光方式ビデオ・ディスク・プ
レーヤーでスチル(静止画)モードにすると、ディスク
上の同一フレームをくり返して表示するシステムとなっ
ておシ、fSCは、フレーム間で同相になる。このよう
な信号を、前述のフレーム・メモリによるくし形フィル
タに入力すると、Y信号は、色信号が倍増したものとな
り1.C信号は出てこない。
によるくし形フィルタに固定する必要がある。
は乱れるが、実用上、問題のないYC分離を実現できる
。
和62年電子情報通信学会全国大会493rIDTVの
非標準信号検出方式」9日立家電研荒井他がある。
検出回路の一例について説明する。第4図は従来の非標
準信号検出回路のブロック図を示すものである。
非標準判定出力端子、51はバースト抜き取り回路、5
2は位相比較器、63はローパスフィルタ、54は電圧
制御発振器、65は増幅器、56は絶対値回路、67は
電圧比較器、58は基準電圧源、59は積分回路である
。
て以下その動作について説明する。
oma t 1cPhase Coafrol) 方
式の色副搬送波発生回路で、複合ビデオ信号の入力端子
1からの信号から、バースト抜き取り回路61でバース
ト信号を抜き取シ、電圧制御発振器64の出力と位相比
較器52でその位相を比較し、その誤差信号出力をロー
パスフィルタ53で電圧に変換して電圧制御発振器64
の発振を制御する。これにより、電圧制御発振器64の
出力には、復号ビデオ信号入力端子1の信号に含まれる
バースト信号に位相が合った色副搬送波が発生する。
の信号を復号ビデオ信号入力端子1に入れた場合につい
て、第6図のタイミング図を参照しながら説明する。
ト抜き取り回路51の出力を各々示している。
、不連続な場合を示している。時刻t0以前は、バース
ト信号の位相(波形りに点線で示′to)は波形qとロ
ックして同相だが、時刻10以降は、逆相になってしま
う。したがって位相比較器52の誤差信号出力の波形i
に乱れが生じる。
で増幅し、更に、乱れは正負両方向の場合があるので、
絶対値回路66で絶対値を取シ、電圧比較器67で、基
準電圧源58の一定電位と比較し、積分回路69で、1
フレーム期間以上の判定出力に引き伸ばして非標準信号
判定出力端子2から非標準信号である旨を示す信号を出
力する。
力の乱れが微小で、ノイズの多い信号での誤判定の問題
や、又、部品点数が多くなる等の問題点を有していた。
デジタル化により、部品点数の少ない非標準信号検出回
路を提供することを目的とするものである。
路は、複合ビデオ信号入力端子と、入力された複合ビデ
オ信号を1フレーム期間遅延させる1フレームメモリと
、1フレームメモリの出力と前記複合ビデオ信号とを入
力とする加算器と、加算器の出力側に順に縦列に接続さ
れたバンドパスフィルター、絶対値回路、最大値検出回
路、デー′夕抜取)回路、データ比較回路1時定数回路
とを備えたものである。
差検出を行なうため、フレーム間でバースト位相が同相
の場合は、バースト振巾が倍に又標準信号の場合は、バ
ーストが除去されるという顕著な差をもって検出でき、
従来例のように、フレームの変わシ目でのAPC電圧の
乱れの検出を行なうよシも、検出感度が高く、安定した
非標準信号検出の特性を得ることができる。
図面を参照しながら説明する。第1図は、本発明の一実
施例における非標準信号検出回路のブロック図である。
非標準判定出力端子、3はクロック入力端子、4は水平
同期パルス入力端子、5は垂直同期パルス入力端子、6
は1フレームメモリ、7は加算器、8は色副搬送波を抜
き取るバンドパス・フィルター、8は排他的NORゲー
トにょシ構成される絶対値回路、10.11はD−7リ
ツプフロツプ、12は最大値検出回路、13.14はパ
ルスの位相を遅延させる遅延回路、15はANDゲート
、16はD−7リツプフロツプ、17はデータ比較回路
、18は基準値入力端子、19.20はD−7リツプ・
フロップ、21はANDゲート、22.23はDフリッ
プ・フロップ、24はORゲートである。
以下、第2図、第3図の波形図を参照しながら、その動
作を説明する。
で、バースト信号付近を拡大して示したものである。標
準信号の場合は、波形(−)の実線と点線との関係のよ
うにフレーム間でバースト位相が反転しているため、加
算器7で、1フレームメモリ6の入出力の和をとると、
バースト信号は除去されて、Y信号のみが出力される。
が同相な非標準信号の場合は、加算器7の出力には、バ
ーストがそのまま残留する。
れた場合の加算器7の出力波形である。加算器7の出力
はバンドパスフィルター8で、色副搬送波成分が抽出さ
れる。これが波形(b)である。そして、絶対値回路9
で、波形(b)の絶対値をとったのが、波形(c)であ
る。この波形(c)をD−フリップ−フロップ10.1
1でクロック刻みに時間シフトする。このクロックは、
14MHz 程度である。
11によって作られた連続した3つのサンプリング・デ
ータのうちで最大のものを選択して出力する。バースト
信号は3.58MHzなので、これによシ、ピーク検波
が行なわれ、波形(d)のような出力が得られる。
位置(波形802点)のデータだけを毎フィールド抜き
取る。そのタイミング・パルスは、水平同期パルス入力
端子4の入力を遅延回路13でバースト位置に遅延させ
たパルスと、1水平周期巾の垂直同期パルス入力端子5
の入力を、遅延回路14によシ、画面中央付近に遅延さ
せたパルスの積をANDゲート15で取ることによシ作
成する。画面中央付近のデータを捕捉するのは、垂直ブ
ランキング付近のデータは、クロックの乱れ等によシ、
誤検出が多いので、安定したデータのみを扱かう目的で
ある。データ抜き取シ用のD −7リツプ・フロップ1
6の出力は、データ比較回路17で、基準値入力端子1
8の値にと比較する(波形(d)参照)。この基準値に
は、バースト信号分が除去される標準信号と、バースト
信号分が残る非標準信号分とを判別しうるレベルであれ
ばよい。値に以上の場合を非標準とし、データ比較回路
17の出力にHレベル信号を出力する。データ比較回路
17の出力はDフリップ・フロップ19゜20.22.
23とANDゲート21、ORゲート24で構成された
時定数回路に入力される。まず、ANDゲート21では
、連続した3フィールド期間、データ比較回路17の出
力が「H」であった場合に、rHJを出力し、ORゲー
ト24は、例えば過去3フイールドの期間に1度でもA
NDゲート21の出力がrHJになった場合は、非標準
と判定して、rHJを、非標準判定出力端子2に出力す
る。垂直周期のデータ抜き取シ用D−7リツプ・フロッ
プ16と、ANDゲート21との動作によシ、巣発生ノ
イズによる誤動作は十分、除去できる。ORゲート24
は、データ比較回路17の出力が不安定な時などに、非
標準判定出力端子2の値が不安定になるのを防止する。
号を1フレーム期間遅延させる1フレームメモリと、こ
の1フレームメモリの出力と前記複合ビデオ信号とを入
力とする加算器と、加算器の出力以降に縦列に接続され
たバンドパスフィルター、絶対値回路、最大値検出回路
、データ抜取り回路、データ比較回路2時定数回路とを
設けることにより、フレーム間でバースト位相が不連続
な非標準信号の検出を、バースト信号のフレーム和によ
る高い検出感度で行え、検出以降の非標準判定も、ノイ
ズ等の影響を除去できるような十分な時定数をもって行
える。また、フレーム間でバースト位相が不連続な非標
準信号が問題になるシステムでは、デジタルのフレーム
メモリを、すでに、信号処理回路において使用している
場合が多く、共用化により、部品点数の増加なしに非標
準信号検出回路を構成できる。
のブロック図、第2図、第3図は第1図に示した非標準
信号検出回路の各部の波形図、第4図は従来例における
非標準信号検出回路のブロック図、第5図は、第4図の
非標準信号検出回路のタイミング図である。 6・・・・・・1フレームメモリ、7・・・・・・加算
器、8・・・・・・バンドパスフィルター、9・・・・
・・絶対値回路、12・・・・・・最大値検出回路、1
6・・・・・・D−フリップ・フロップ、17・・・・
・・データ比較回路、21・・・・・・ANDゲート、
22・−・・・・ORゲート。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 P 第3図 第5図 り。
Claims (1)
- 複合ビデオ信号入力端子と、入力された複合ビデオ信号
を1フレーム期間遅延させる1フレームメモリと、この
1フレームメモリの出力と前記複合ビデオ信号を入力と
する加算器と、この加算器の出力側に接続されたバンド
パスフィルターと、このバンドパスフィルターの出力の
絶対値を得る絶対値回路と、この絶対値回路の出力の隣
合う連続した3つ以上のサンプリング・データのうちで
最大のものを検出して出力する最大値検出回路と、1フ
ィールド期間に1つのバースト位置の最大値検出回路出
力データを捕捉するデータ抜取り回路と、このデータ抜
取り回路の出力を一定値と比較し非標準側か標準側か判
定して出力するデータ比較回路と、このデータ比較回路
の出力が連続してNフィールド期間非標準側の場合を検
出する回路ならびにその検出回路の検出出力がMフィー
ルド期間に一度でも非標準側になった場合はその1フィ
ールド期間を非標準と判定して出力する判定回路とによ
り構成された時定数回路とを備えたことを特徴とする非
標準信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62302394A JP2563402B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 非標準信号検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62302394A JP2563402B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 非標準信号検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01143593A true JPH01143593A (ja) | 1989-06-06 |
JP2563402B2 JP2563402B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17908382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62302394A Expired - Lifetime JP2563402B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 非標準信号検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563402B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211092A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-16 | Hitachi Ltd | 非標準信号検出回路 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62302394A patent/JP2563402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211092A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-16 | Hitachi Ltd | 非標準信号検出回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2563402B2 (ja) | 1996-12-11 |
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