JPH01142807A - 数置制御装置のグラフィックカーソル表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はグラフィック表示機能を備える数値制御装置の
グラフィックカーソル表示方式に関し、特に数値制御装
置用言語（ＮＣ言語）により表示装置（デイスプレィ）
上の表示枠内におさまるように倍率化され、グラン午り
描画させた加工軌跡表示において加工軌跡表示の一部拡
大範囲の指定、図形移動座標値の指定を行うためのグラ
フィック表示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、加工軌跡の一部拡大範囲の指定、図形移動座標値
の指定は、加工座標値の直接入力により行っていた。こ
のような従来の指定方式においては、倍率化し描画させ
た加工軌跡を表示枠内で思いどうりの図形拡大、移動が
できず、表示枠内からはみ出してしまったりするという
欠点があった。

そこで加工軌跡の一部拡大範囲の指定、図形移動座標値
の指定をカーソルを用いた方式が採用されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、加工軌跡の一部拡大範囲の指定、図形移動座標
値の指定をカーソルを用いて行う場合、カーソル移動の
際、カーソルと重複する部分における加工軌跡のグラフ
ィック表示が破壊されてしまうという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の数値制御装置のグラフィックカーソル表示方式
は、グラフィックカーソル表示画面上に既に表示されて
いる表示要素と新たに表示する表示要素毎に排他論理和
を行ったものを実際の表示要素とするグラフィック排他
表示処理により新たにグラフィックカーソルを表示し、
グラフィックカーソルを移動させる際は、前に表示した
グラフィックカーソル上に同一のグラフィックカーソル
表示を再度重ねて前記グラフィックカーソル排他表示す
ることにより前に表示したグラフィックカーソルを消去
してから移動後のグラフィックカーソルを表示すること
を特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。第１図において、外部からのグラフィックカーソ
ルデータ設定要求はカーソルデータ設定制御部１０１に
、またグラフィックカーソル移動要求はカーソル移動表
示制御部１０２にそれぞれ供給される。データ設定部１
０１は任意カーソル登録制御部２０１、移動パラメータ
設定制御部２０２、移動範囲登録制御部２０３、それら
のデータを格納するデータエリア２０４から構成されて
おり、複数個のグラフィックカーソル登録が可能である
。排他表示部１０３はカーソル移動表示制御部１０２が
出力したデータをグラフィック表示する機能を備えてい
る。本発明はカーソルデータ設定制御部１０１、カーソ
ル移動表示制御部１０２に関するものである。

次に、上述の実施例のグラフィックカーソル表示方式を
第２図を参照しながら説明する。第２図（ｉ）は、既に
描画されている加工軌跡ＡとグラフィックカーソルＢを
示す。本グラフィックカーソル表示方式においては、第
２図（ｉｔ）に示すようにカーソルを目視により位置を
確認しながら上下左右キーを使って、表示枠内の任意の
場所（カーソルＢ’）へ移動し、その指定位置に対応し
て第２図（ｉｉｉ）に示す様に加工軌跡を移動描画する
ことができる（加工軌跡Ａ’）。

次に、本実施例の機能を実現するカーソルデータ設定制
御部１０１、カーソル移動表示制御部１０２の動作の詳
細について第３図を参照しながら説明する。

各種要求が入力されると要求を選択しく第３図、動作イ
）、各種データ設定要求が入力されるとカーソルデータ
設定制御部１０１の任意カーソル登録制御部２０１、移
動パラメータ入力制御部２０２、移動範囲登録制御部２
０３により登録グラフィックカーソル図形の移動範囲、
移動間隔等必要なパラメータ設定処理をし、各々データ
エリアに登録する（第３図、動作口）。

次に、カーソル稈動要求が入力されるとカーソル移動表
示制御部１０２を通り、表示部１０３のグラフィック排
他表示処理により、前回のカーソル表示を再度、排他表
示することで前回のグラフィックカーソルだけを消去す
る。ここで、既にグラフィック描画されている加工軌跡
とグラフィックカーソルの重なった部分は排他表示処理
により破壊されることはない。

次に、新たに指定された位置にグラフィックカーソルを
再度表示部１０３のグラフィック排他表示処理により表
示し、移動表示させる。（第３図、動作ハ）。グラフィ
ック排他表示処理とは、既に表示されている加工軌跡の
表示要素と新たに表示するグラフィックカーソルの表示
要素毎に排他論理和を行って表示する処理である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明はデイスプレィ上の表示枠
内にグラフィック描画された加工軌跡をグラフィック排
他表示方式により同一画面においても、グラフィックカ
ーソルが加工軌跡を破壊することなくデイスプレィ上の
移動範囲内とこても上下左右キーにより移動可能にし、
加工軌跡の一部拡大指定、図形移動座標値の指定をする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は図形移動時のグラフィックカーソルの表示結果を
示す図、第３図は第１図に示すカーソルデータ設定制御
部、カーソル移動表示制御部１０２の動作を示すフロー
チャートである。 １０１・・・カーソルデータ設定制御部、１０２・・・
カーソル移動表示制御部、１０３・・・排他表示部、２
０１・・・カーソル登録制御部、２０２・・・移動パラ
メータ制御部、２０３・・・移動範囲登録制御部、２０
４・・・データエリア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. グラフィック表示画面上に既に表示されている表示要素
   と新たに表示する表示要素毎に排他論理和を行ったもの
   を実際の表示要素とするグラフィック排他表示処理によ
   り新たにグラフィックカーソルを表示し、グラフィック
   カーソルを移動させる際には、前に表示したグラフィッ
   クカーソル上に同一のグラフィックカーソル表示を再度
   重ねて前記グラフィック排他表示することにより前に表
   示したグラフィックカーソルを消去してから移動後のグ
   ラフィックカーソルを表示することを特徴とする数値制
   御装置のグラフィックカーソル表示方式。