JPH01142591A - 情報表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報表示システムに関し、特に旅行目的等のた
めに特定の地域の情報を簡易に得るための情報表示シス
テムを提供しようとするものである。

従来の技術 旅行目的のために旅行したい場所の情報を得る手段とし
ては、旅行情報雑誌、ガイドブック、旅行業者の作成（
二なるパンフレットあるいは旅行代理店で直接その地域
の情報を得るなどの手段がある。また最近ではキャプテ
ンシステムのようにコンビーータに蓄積された旅行情報
を電話回線を通じ、手元のテンキーボードにより指定さ
れた数字を次々と入力することによって目的の観光地や
旅館の情報が得られ、家庭のテレビなどで直接見ること
ができるシステムもある。

さらには駅頭などにおいて、地図が描かれた情報表示板
に観光地の名称と番号が書かれ、この番号を別に設置さ
れたテンキーボードより入力することにより、当該観光
地の情報が別に設置されたプリンターより出力される情
報表示板も存在する。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来のキャプテンシステムでは画面が変わ
る毎にキー人力をし、目的の観光地や旅館の情報に到達
するまでには数回以上のキー人力を必要とする。また前
記従来の地図形式の情報表示板の場合でも目的とする観
光地や旅館の情報を得るためには数桁の数字のキー人力
を必要とする。

このようなキー人力操作自身はコンビーータを扱いなれ
た人間には特に難しいことではないが、キャプテンシス
テムのように何回もの入力は大変煩わしい。また日頃キ
ー人力に慣れていない子供や主婦、年寄りにとってはキ
ー人力自身が大変煩わしく、結果としてこれらの情報シ
ステムが使われないことになってしまう。

そこで本発明は、上記従来の問題を解決するため、キー
人力をすることなく直接目的の観光地や旅館の情報を得
ることができる情報表示システムを提供しようとするも
のである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明の技術的手段は、表
面に地図が描かれた地図表示板と、前記地図表示板に表
示された観光地や旅館などの複数の特定部分に埋込まれ
、可視光線や赤外線などを検知するための検知器と、前
記検知器に可視光線や赤外線などのエネルギー線を照射
するための指示装置と、前記可視光線や赤外線等のエネ
ルギー線を受けた場所の検知器よりの電気信号により、
別に設けられている情報記憶装置に蓄えられている前記
観光地や旅館などの特定部分に関する情報を選択すると
共に出力制御する情報制御装置、および選択された情報
を出力するプリンターやデイスプレィ装置などの出力装
置よりなるものである。

作　　　　用 上記技術的手段による作用は次のようである。

すなわち目的とする観光地や旅館の名前を地図表示板上
で探し、ガイド光線に従って手元の指示装置を当該観光
地や旅館の場所に設置されている検知器部分に向け、前
記指示装置に付属するスイッチを押して可視光線や赤外
線などを発射する。これらの可視光線や赤外線が検知器
に当たると検知器は電気信号を発し、これが情報記憶装
置に伝えられて当該観光地や旅館に関する情報がプリン
ターやデイスプレィ装置に出力される。可視光線や赤外
線などの光線は極めて小さいポイントをも指示すること
が出来るので、観光地や旅館が近、接して表示されてい
ても適確に指示することができる。

また赤外線などの不可視光線であっても可視光線のガイ
ド光線を設けることで適確な指示ができる。

このようにしてキー人力することなく誰でも簡単に直ち
に情報を得ることができるものである。

実施例 以下本発明の実施例Ｃ；つき、図面を参照しながら説明
する。

第２図は本発明の情報表示システムの一実施例の情報表
示板である。第２図において、１は地図表示板、２は地
図表示板上に描かれた例えば日本地図上の特定の観光地
の地名表示、３は当該地名表示の例えば先頭部に近接し
て設けられた検知器である。これらの地名表示と検知器
は地図上に多数配置されている。

第１図は本発明の情報表示システムの一実施例のシステ
ムブロック図である。第１図において１〜３は第２図の
各部と同一である。

４は赤外線５などのエネルギー線を発射し、検知器３に
照射し、該当する観光地などを指示するための指示装置
である。指示装置４は例えば赤外線を発振する発光ダイ
オードなどの光源６とこれにエネルギーを供給するため
の電源７、赤外線５の照射を制御するためのスイッチ８
および可視光線によるガイド光９を発する例えば可視光
巌発光ダイオードよりなる光源ｌＯとこの光源１０の照
射を制御するためのスイッチ１１よりなる。光源１０　
の電源は電源７を共用できる。１２は情報制御装置であ
り、検知器２の信号を受けて情報記憶装置１３より該当
する観光地などの情報を読み出し、プリンター１４やデ
イスプレィ装置１５などの出力装置へ出力するものであ
る。

次に上記実施例の動作について第１図、第２図を用いて
説明する。目的とする観光地や旅館の名前を地図表示板
１上で探し、手元の指示装置４のスイッチ１１をオンに
して光源１０より可視光線によるガイド光線９を発し、
このガイド光線９を目的の観光地の検知器２に当て、続
いてスイッチ８をオンにして光源６より赤外線５を検知
器２に照射する。検知器２に赤外線５が照射されると検
知器２は電気信号を発し、これが情報制御装置１２に伝
えられる。情報制御装置１２は赤外線５が照射された検
知器２がいずれの観光地ないしは旅館のものであるかを
判断し、情報記憶装置１３より該当する観光地や旅館に
関する情報を選び出し、この情報を別に設置されている
プリンター１４にプリントアウトするかあるいはデイス
プレィ装置１５に表示する。表示ないしはプリントされ
る情報は文字情報でも画像情報でもよい。

赤外線５は不可視光であるが、光源ｌＯからのガイド光
９が可視光であるので、ガイド光９を見ることにより赤
外光５が照射する位置を確認することができる。

第３図に本発明の他の実施例を示す。第３図に示すもの
の特徴は地図表示板の一部に地図上の観光地名とは別の
項目選択表示部を設けたものである。図中１〜３は第１
図、第２図の各部と同一であり説明を省略する。

１６は地図とは別に設けられた項目選択表示部であり、
地名とは別の旅館・ペンション・食べ物・交通など旅行
に伴う事項に関する項目を選択するためのものである。

第３図に示すものの特徴は、観光地の地名が多く旅館・
ペンションなどの宿泊施設を表示しきれない場合に、指
示装置３で地図上の地名を指示した後、項目選択表示部
１６の項目の例えば「旅館」の部分の項目検知部１７に
、地名の指示と同様に指示装置４からの赤外線を照射し
選択指示することにより、当該観光地の旅館についての
情報がプリンター１４ないしはダイスプレイ装置１５に
出力されるものである。また観光地の地名選択の後に項
目選択表示部１６の「イベント・祭り」を選択指示すれ
ば当該観光地のイベントや祭りの日程や内容がプリンタ
ー１４やデイスプレィ装置１５に出力表示されるもので
ある。

以上の実施例においては指示装置４より発し、検知器２
に照射するエネルギー線として赤外線を例として説明し
たが、このエネルギー線としては赤外線に限定されるこ
となく超音波などでもよい。

また不可視光線に限らず可視光線を使用することもでき
る。この場合はガイド光線と波長を変え、例えばガイド
光線を赤色光線、エネルギー線を緑色光線とし、検知器
２もこれに応じて緑色に感度を有する検知器とすればよ
い。

また実施例においてはエネルギー線とは別にガイド光線
を設けたが、ガイド光線は必ずしも必要なくエネルギー
線として可視光線を用いることによりガイド光線と指示
光線とを兼ねることも可能であることは論を待たない。

発明の効果 以上のように本発明は、表面に地図が描かれた地図表示
板、前記地図表示板の複数の特定部分に埋込まれた検知
器、前記検知器にエネルギー線を照射するための指示装
置、前記エネルギー線を受けた場所の検知器よりの電気
信号に従い、前記特定部分に関する情報を情報記憶装置
より選択制御する情報制御装置および前記選択された情
報を出力する出力装置よりなる情報表示システムであり
、このような構成とすることにより、地図表示板上の特
定部分に関する情報の選択がキーボード入力などの煩わ
しさなく可能となり、老若男女を問わずに情報システム
を簡易に操作し、利用することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による情報表示システムの実施例におけ
るシステムブロック図、第２図は本発明による情報表示
システムの実施例における情報表示板の正面図、第３図
は本発明による情報表示システムの他の実施例における
情報表示板の正面図である。 １・・・地図表示板、２・・・地名表示、３・・・検知
器、４・・・指示装置、５・・・赤外線、６，１０・・
・光源、　１２・・・情報制御装置、１３・・・情報記
憶装置、１４・・・プリンター、１５・・　デイスプレ
ィ装置、１６・・・項目選択表示部、１７・・・項目検
知部。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）表面に地図が描かれた地図表示板、前記地図表示
   板の複数の特定部分に埋め込まれた検知器、前記検知器
   にエネルギー線を照射するための指示装置、前記エネル
   ギー線を受けた場所の検知器よりの電気信号に従い、前
   記特定部分に関する情報を情報記憶装置より選択制御す
   る情報制御装置および前記選択された情報を出力する出
   力装置よりなる情報表示システム。
2. （２）エネルギー線が可視光線であることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の情報表示システム。
3. （３）エネルギー線が赤外線であることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の情報表示システム。
4. （４）エネルギー線が超音波であることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の情報表示システム。
5. （５）指示装置が可視光線のガイド光を照射する手段を
   具備して成る特許請求の範囲第１項記載の情報表示シス
   テム。