JPH0114189Y2 - - Google Patents

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JPH0114189Y2
JPH0114189Y2 JP2980284U JP2980284U JPH0114189Y2 JP H0114189 Y2 JPH0114189 Y2 JP H0114189Y2 JP 2980284 U JP2980284 U JP 2980284U JP 2980284 U JP2980284 U JP 2980284U JP H0114189 Y2 JPH0114189 Y2 JP H0114189Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はスライド式テーブルを備えた収納庫
の改良に関する。
(従来技術) 従来、この種の収納庫において収納庫本体にス
ライドテーブルを引出し自在に設けたものは知ら
れている。
しかるに、このものでは、前記スライドテーブ
ルを引出すことによつて、物品の載置面積を該テ
ーブル面積分だけ拡大できる利点を有するけれど
も、当該テーブル面積以上の物品載置面積を得る
ことはできなかつた。また、テーブルの引出し状
態で、物品の大きさに応じて異る物品載置面積を
選択したい場合、あるいは前記テーブルの物品載
置面積よりも小さな面積を得たい場合に対処でき
ない不都合があつた。
(考案の目的) この考案は上記不都合を解消すべく案出したも
のであつて、物品の大きさに応じて、異る物品載
置面積を有するテーブルに載置(収納)して使い
分けができるほか、載置(収納)位置も選択で
き、さらに引出し可能なテーブルの総合載置(収
納)面積を一段と拡大したものを提供するもので
ある。
(考案の構成) この考案は、収納庫本体に対し引出し自在に設
けたスライドテーブルに、このスライドテーブル
より小形の小テーブルを摺動自在に設けてなるも
のである。
(実施例) この考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づ
いて以下に説明する。
1は収納庫本体であつて、この収納庫本体1は
下部収納部1aと上部収納部1bとからなつてい
る。下部収納部1aは、左側に設けた米びつ2
と、右側に設けた棚板3および引き出し式のバス
ケツト4とからなつている。上部収納部1bは、
四角形状の四隅角部に立設した支柱6,6,6,
6の下部同志間に引出し自在に設けたスライドテ
ーブル7と、スライドテーブル7下方に引出し自
在に設けたバスケツト8と、支柱6,6,6,6
上部同志間に固定した天板9とからなつている。
前記スライドテーブル7は方形状板体の左側に
前部から後部にかけてコ字状切欠き部10を有
し、該スライドテーブル7の左右両端部を前後部
の支柱6,6間に対設した断面コ字状のレール1
1,11に引出し自在に嵌合すると共に、同スラ
イドテーブル7の左右両端部及び後部中央には収
納物脱落防止用のガード棒12,12,13を、
前部中央には把手14を夫々取り付けてある。な
お、左右両側のガード棒12,12はその上部折
曲部12a,12aを前部または後部の支柱6,
6に係止する構成にすれば、スライドテーブル7
の位置決めが図られる。
前記切欠き部10の左右両側部には凹溝10
a,10aを形成してあると共に、スライドテー
ブル7より小形の小テーブル15の左右両側には
突条16,16を突設し、この突条16,16を
前記凹溝10a,10aに摺動自在に摺動して、
スライドテーブル7より小テーブル15を引出し
自在に設けてなるものである(第1図、第2図参
照)。しかし、小テーブル5をスライドテーブル
7より摺動自在にする具体的構成は上記実施例の
ものに限らず適宜設計変更できる。
この実施例では、第1図乃至第4図に示す如
く、小テーブル15は任意位置でスライドテーブ
ル7に係止可能なロツク部材20を有している。
すなわち、ロツク部材20は小テーブル15の表
板15aと裏板15bとの間に枢軸21にて枢着
されていると共に、該ロツク部材20の係止部2
0aは、その基部20bに取着したバネ22によ
り常時はスライドテーブル7の係合孔23に係合
するように付勢してあり、ロツク部材20の係合
孔23よりの解除は操作部材24の引つ張り操作
による構成としてある。そして、操作部材24は
略エ字状に形成し、その後部の係合部25をロツ
ク部材20の基部20bに係合させる一方、前部
の把持部26両端を小テーブル15前部に内装し
た断面コ字状ガイド部材27のガイド溝27aに
摺動自在に挿入し、該把持部26は常時はバネ2
8によりガイド溝27a後部側に付勢してある。
2aは米投入口、5は前扉、17は計量レバー、
18はカセツト式米受け、19は残量確認窓であ
る。
なお、スライドテーブル7に形成した係合孔2
3は、実施例では左右両側の対応位置に1対形成
してあるが、2対以上並設して小テーブルを段階
的に位置調整できるようにすることもできる。
また、ロツク部材20は上記構造に限定され
ず、例えば第5図示の如く板バネからなるもので
もよい。この場合のロツク部材20は、小テーブ
ル15の左右両側に形成した逃し溝29に対応し
て外向きの係止部20aを設けてなり、この係止
部20aをスライドテーブル7の係合孔23に係
入することにより小テーブル15をスライドテー
ブル7にロツクし、小テーブル15を前方に引つ
張ることにより前記ロツクを解除できるようにし
てなる。
このようなロツク部材20を設けると、小テー
ブル15をスライドテーブル7の任意位置に係止
できると共に、その係止状態にて小テーブル15
とスライドテーブル7とを同時に収納庫本体1に
収納できる利点がある。
小テーブル15は実施例では平板状に形成して
あるが、これに限らず任意である。例えば、第6
図示の如く箱状ケースとして形成すれば、該箱状
ケースの収納室15cに物品を収納できる利点が
ある。この場合に、小テーブル15の左右両側部
には凹溝30を形成する一方、スライドテーブル
7の切欠き部10の左右両側には凸条31を形成
し、この凸条31を凹溝30に嵌合することによ
り小テーブル15を引出し自在としてある。ま
た、この箱状ケースからなる小テーブル15の収
納室15cは収納状態時にはスライドテーブル7
の上面7aで被蓋するようにしてあり、収納室1
5cへごみなどが侵入するのを防止している。
また、小テーブル15は第7図示の如く、米び
つ2の米投入口2aを開閉する天蓋を兼ねる構成
とすることもできる。すなわち、このものは、下
部収納部1aの両端上部にレール11,11を固
定し、このレール同志間に第1図と同様に形成し
たスライドテーブル7を摺動自在に設ける一方、
スライドテーブル7の米投入口2a直上位置には
切欠き部10を形成し、この切欠き部10に第1
図と同様に形成した小テーブル15を摺動自在に
設けてなるものである。
さらに、小テーブル15は第8図乃至第10図
に示す如く複数個設け、その各々を単独に、また
は2つ以上の同時にスライドテーブル7に対して
出し入れできるようにすることもできる。それを
同図に沿つて詳しく説明すれば、小テーブル15
は3つの小テーブル15イ,15ロ,15ハで分
割構成してあると共に、各小テーブルの両側壁に
は摺動溝40,40を形成し、そのうち第1小テ
ーブル15イ及び第3小テーブル15ハの左側摺
動溝40または右側摺動溝40には、スライドテ
ーブル7の切欠き部10側壁に形成した突条41
を摺動自在に嵌合し、それ以外の摺動溝40には
中間突条42,42を摺動自在に嵌合してある。
また、第1小テーブル15イ及び第3小テーブ
ル15ハの前部上面には水平方向に係合溝44を
形成した係合部材43を固定すると共に、第2小
テーブル15ロの前部には嵌合溝45を形成し、
この嵌合溝45に第2ロツク棒47を回動可能に
重ね合わせた第1ロツク棒46の縦軸46aを嵌
入すると共に、縦軸46a上部にワツシヤー48
を固定し、このワツシヤー48と第2小テーブル
15ロ上面間にはバネ49を設け常時は第1、第
2のロツク棒46,47を上方に付勢している
(第8図の如し)。従つて、第8図の状態では第1
ないし第3の小テーブル15イ,15ロ,15ハ
は各自単独で引出させる。そこで、第9図の如く
第1、第2のロツク棒46,47を鎖線位置まで
押し下げると、第1ロツク棒46先端が係合溝4
4に係合され、第1及び第2の小テーブル15
イ,15ロが同時に引出せる。また、第10図の
如く第2ロツク棒47を右側の係合溝44上方位
置まで回動し、第1ロツク棒46の縦軸46aを
押し下げると、第1、第2のロツク棒46,47
がそれぞれ左又は右側の係合溝44に係合され、
第1ないし第3の小テーブル15イ,15ロ,1
5ハが全部同時に引出せる。
なお、第3小テーブル15ハには回転円板50
を設けているが、その他の例えば第1図、第5図
の小テーブルに設けることもできる。
なお、スライドテーブル7は収納庫本体1の上
部、下部などにも設けることができる。
また、小テーブル15に更らに引出し自在な小
テーブル(図示せず)を設けることもできる。
(実施例の作用) 第1図乃至第4図に示した実施例の作用を説明
すれば、小テーブル15がスライドテーブル7の
切欠き部10に収納されている状態では、小テー
ブル15のロツク部材20の係止部20aはスラ
イドテーブル7の係合孔23に係合されている
(第3図参照)。この状態より小テーブル15を少
し前方に引つ張ると、操作部材24の係合部25
がロツク部材20の基部20bをバネ22の弾発
力に抗して押し下げて、その係止部20aを係合
孔23より離脱させ係合が解除される。そこで、
さらに前方に引つ張ると第1図示の如く小テーブ
ル15は前方に引出しされる。反対に、この引出
し状態の小テーブル15を押して行くと、ついに
は第3図示の如く係止部20aが係合孔23に係
合され、該小テーブル15は完全に収納される。
(考案の効果) この考案は以上の構成からなるもので、収納庫
本体に対し引出し自在に設けたスライドテーブル
に、このスライドテーブルより小形の小テーブル
を摺動自在に設けてあるから、物品の大きさに応
じて、異る物品載置(収納)面積を有するテーブ
ルに載置(収納)して使い分けができ使い勝手が
よい。それだけでなく、使用頻度に応じて載置
(収納)位置を選択できるし、さらに引出し可能
なテーブルの総合載置(収納)面積を一段と拡大
できるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの考案の実施例を示し、第1図は
収納庫全体の斜視図、第2図は第1図の小テーブ
ル近傍の部分拡大斜視図、第3図はロツク部材近
傍のロツク状態時における横断面図、第4図はロ
ツク解除時における横断面図、第5図はロツク部
材の変形例の横断面図、第6図乃至第8図はそれ
ぞれ小テーブルの変形例の斜視図、第9図は第8
図の小テーブルの縦断面図、第10図は第8図に
おけるロツク棒の作動状態を示した縦断面図であ
る。 1……収納庫本体、2……米びつ、2a……米
投入口、7……スライドテーブル、10……切欠
き部、15……小テーブル、20……ロツク部
材、24……操作部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 収納庫本体に対し引出し自在に設けたスライ
    ドテーブルに、このスライドテーブルより小形
    の小テーブルを摺動自在に設けたことを特徴と
    するスライド式テーブルを備えた収納庫。 (2) 小テーブルは任意位置でスライドテーブルに
    係止可能なロツク部材を有している実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のスライド式テーブル
    を備えた収納庫。 (3) 小テーブルは箱状ケースである実用新案登録
    請求の範囲第(1)項または第(2)項記載のスライド
    式テーブルを備えた収納庫。 (4) 小テーブルは複数個設けてある実用新案登録
    請求の範囲第(1)項ないし第(3)項のいずれかに記
    載のスライド式テーブルを備えた収納庫。
JP2980284U 1984-02-29 1984-02-29 スライド式テ−ブルを備えた収納庫 Granted JPS60140446U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2980284U JPS60140446U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 スライド式テ−ブルを備えた収納庫

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JP2980284U JPS60140446U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 スライド式テ−ブルを備えた収納庫

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Publication Number Publication Date
JPS60140446U JPS60140446U (ja) 1985-09-17
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JP2980284U Granted JPS60140446U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 スライド式テ−ブルを備えた収納庫

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7490197B2 (en) 2004-10-21 2009-02-10 Microsoft Corporation Using external memory devices to improve system performance
US8914557B2 (en) 2005-12-16 2014-12-16 Microsoft Corporation Optimizing write and wear performance for a memory

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JPS60140446U (ja) 1985-09-17

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