JPH01141750A - インクカートリッジ保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録装置のインクカートリッジ
保持装置に関する。

〔従来の技術〕

インクジェット記録装置（プリンタなど）にあっては、
記録ヘッドへインクを供給するインクタンクとして交換
可能なインクカートリフジを使用する場合があり、この
インクカートリッジは記録装置の所定位置に着脱自在に
保持されるようになっている。

第５図は従来のインクカートリッジ保持装置を示し、第
６図は第５図中の面ＶＩ−Ｖｌに沿った部分断面を示す
。

第５図および第６図において、記録装置にはインクカー
トリッジ８の挿入をガイドするとともに所定位置に該イ
ンクカートリッジを保持するための左右のガイド部材６
が設けられている。

ガイド部材（ガイドブロック）６のガイド部にはインク
カートリッジ８がない時にその内部に固定されたインク
供給針（不図示）などに手が触れるのを防止するための
蓋２が設けられている。

前記ガイド部材６の両側には、前記蓋２を直立位置にロ
ックするための弾性変位可能なアーム部（ロックアーム
）７．７が設けられている。なお、前記蓋２は軸６０４
を中心に回動可能に軸支され、バネ３によって図示の直
立位置へ付勢されている。

上記構成において、インクカートリッジ８がセットされ
ていｔζい時、蓋２は第６図に示すようにその突起２０
１がロックアーム７の溝７０２に係合され閉じ位置に保
持されている。

この状態からインクカートリッジ８を矢印Ｆ方向へ挿入
すると、該カートリッジ８の両側に２段に設けたガイド
用の凸部（ガイドレール）８０１．８０５が左右のガイ
ド部材６のガイド溝６０１．６０６に案内されて入って
くる。

すると、カートリッジ８のガイドレール８０１の先端部
８０４がロックアーム７の先端突起の傾斜面７０３に衝
突し、ロックアーム７を矢印Ｇ（第６図）の拡開方向へ
弾性変位させる。

その結果、蓋２の突起２０１からロックアーム７の突起
７０１が外れ、蓋２はカートリッジ８に押し倒されるよ
うにガイド部材６の軸６０４を中心に回動して収納部６
０７に収納される。６０５は蓋２の突起２０１の逃げ溝
である。

インクカートリッジ８をさらに奥に入るとカートリッジ
ロック６０３とカー１−リッジ８の突起８０２とが噛合
い、該インクカートリッジ８はガイド部材（ガイドブロ
ック）６．６に固定される。

この状態では、カートリッジ８のガイドレール８０１の
後端傾斜面８０３がロックアーム７の傾斜面７０１を通
過しており、ロックアーム７は弾性変位する前の元の形
状に戻っている。

次にインクカートリッジ８を外すときは、まずカートリ
ッジロック６０３がカートリッジ８の略半円形状の突起
８０２を乗り越え、これと同時に、ロックアーム７の傾
斜面７０１がガイド用の凸部（ガイドレール）８０１の
後端傾斜面８０３に乗り上げ該ロックアーム７は矢印Ｇ
（第６図）拡開方向に弾性変位する。

さらに、インクカートリッジ８を引き出すと蓋２がバネ
３によって起されていき、インクカートリッジ８を完全
に引き出すと蓋２ば直立姿勢になり、ロックアーム７が
元の状態に戻り、蓋２の突起２０１がロックアーム７の
溝７０２に係合し、該Ｍ２はロックされる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上第５図および第６図について説明した従来のインク
カートリッジ保持装置では、インクカートリッジ８やガ
イド部材６の形状が複雑であり、またガイド部材６の背
丈が高いので、部品費および組立費が嵩み、設置スペー
スも大きくなるという問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたものであり
、形状および構造が簡単であり、かつ設置スペースを減
少させうるインクカートリッジ保持装置を提供すること
を目的とする。

本発明は、インクカートリッジの側面に形成したガイド
用の凸部により、記録装置側のガイド部に設けた蓋のロ
ック解除および記録装置に対するインクカートリッジの
ロックを行うよう構成したインクカートリッジ保持装置
により、上記目的を達成するものである。

〔実施例〕

以下第１図〜第４図を参照しＣ本発明を具体的に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例によるインクカートリッジ保
持装置の斜視図であり、第２図および第３図は第１図中
の面■−Ｈに沿ったインクカートリッジの一部挿入時お
よび完全挿入時を示す断面図である。

第１図〜第３図において、インクシェアド記録装置の所
定位置に固定された左右のガイドブロック１のガイド部
には、インクカートリッジ４がない時にその内部に設置
されたインク供給針（不図示）等に手が触れないように
カバーするための蓋２が設けられている。

この蓋２は、軸１０９を中心に回動可能に取付けられ、
かつバネ３によって直立（閉じ位置）方向に付勢されて
いる。

左右のガイドブロック１はインクカートリッジ４の挿入
および取出しをガイドするガイド部材を構成するもので
ある。

左右のガイド部材１には、インクカートリッジ８が抜は
止め係合する弾性変位可能なアーム部（ロックアーム）
１０６が一体的に形成されている。

このアーム部１０６は前記蓋２を閉じ（直立）位置に固
定する機能を兼ねる構造になっている。

上記構成において、インクカートリッジ４が挿入されて
いない時は、左右のガイド部材（ガイドブロック）１の
アーム部（ロックアーム）１０６の溝１０４に、蓋２の
左右の突起２０１が入った状態でロックされている。こ
の状態では、蓋２は第１図に示す閉じ位置に固定され、
使用者の手がガイド部内にあるインク供給針（不図示）
に触れることが防止されている。

インクカートリッジ４をガイド部材１に挿入する時は、
該カートリッジのガイド用の凸部（ガイドレール）４０
１．４０２を該ガイド部材１の溝１０１およびガイド１
０２に合わせて案内しながら入れる。

インクカートリッジ４が第２図の位置まで挿入されると
、該カートリッジ４のガイドレール４０１の先端部４０
４がガイドプロッタ（ガイド部材）１のロックアーム（
アーム部）１０６の外側の突起部１０５Ａの傾斜面１０
５に衝突し、弾性変位可能なロックアーム１０６を矢印
Ａ（第２図）方向に拡開させる。

第７図は第２図に示す先端部４０４とロックアーム（ア
ーム部）１０６の部分詳細図である。

ロックアーム１０６の外側の突起部１０５Ａの傾斜面１
０５に衝突する前記先端部４０４は曲面で形成して前記
衝突の際の衝撃を凹め、容易にロックアーム１０６を矢
印Ａ方向に拡開させ、インクカートリッジ４の挿入を滑
らかに行なえる。

すると、蓋２の突起部２０１のロックが解除され、蓋２
はインクカートリッジ４に押し倒されて収納部１０８に
収納され、インクカートリッジ４はそのままスライドさ
せて挿入することができる。

この時、蓋２の突起２０１は逃げ溝１０７に沿って回動
移動する。

インクカートリッジ４が第３図に示すように完全にガイ
ドブロック１内に収納された位置では、該カートリッジ
４のガイドレール４０１　（第１図）の後端曲面部４０
３とガイドブロック１０ロツクアーム１０６の傾斜面部
１０３とが噛合い、ロックアーム１０６はその弾性によ
って矢印Ｂの方向に動いて元の状態へ戻り、インクカー
トリッジ４をロック（抜は止め係合）し、簡単に外れる
ことが防止されている。

こうして、インクカートリッジ４は記録装置の所定位置
に所定状！ｇ（インク供給可能な状！ｒ３）で保持され
る。

インクカートリッジ４を取り出す時は、第３図において
、該カートリッジ４のガイド用の凸部（ガイドレール）
４０１の後端曲面部４０３がロックアーム１０６の内側
突起１０３Ａの傾斜面１０３を押圧して拡開させること
により、ロックが解除され、該カートリッジ４を取り出
すことができる。

この時、蓋２は、インクカートリッジ４の動きに応じて
、バネ３によって徐々に直立してい（。

この場合、ロックアーム１０６の内側の突起１０３Ａ高
さは外側の突起１０５Ａより低（なっており、インクカ
ートリッジ４のガイドレール４０１が外側の突起１０５
Ａにかかっている間は蓋２の突起２０１が内側の突起１
０３Ａに接触しない構造になっている。

また、インクカートリッジ４がロックアーム１０６の外
側の突起１０５Ａから外れる前に蓋２に当接するストッ
パ１１０が前記逃げ溝１０７の一端に設けられ、該蓋２
がロックアーム１０６を通過して外方へ開くのを防止し
ている。

さらにインクカートリッジ４が外方へ移動して外側の傾
斜面１０５から完全に外れると、ロックアーム１０６は
元の位置へ戻り、蓋２の突起２０１が溝１０４に入り該
蓋２は直立位置にロックされる。

第４図は本発明の他の実施例によるインクカートリッジ
保持装置の第１図に対応する斜視図である。

第４図の実施例においては、インクカートリッジ４の両
側の側面に形成されたガイド用の凸部１４．１５が第１
図中のガイドレール４０１と同じ機能を発揮する。

すなわち、カートリッジ４が途中まで挿入された時（第
２図に対応）、前記ガイド用の凸部１４の先端部１６が
ガイド部材１のロックアーム１０６の外側の突起１０５
Ａの傾斜面１０５に押圧され、弾性変位可能なロックア
ーム１０６が拡開され、蓋２の突起２０１がロック溝１
０４から外れ該蓋２のロックが解除される。

本実施例では、ガイド用の凸部１４の長さが短いので、
蓋２のロックが解除されてインクカートリッジ４に押圧
されて押し倒されるように回動し始めると、早期にロッ
クアーム１０６が元の位置へ復元し、該インクカートリ
ッジ４を側面から押え付ける力がなくり、その分軽い力
で挿入することができる。

さらにインクカートリッジ４を挿入すると、ガイド用の
略半円形の凸部１５がロックアーム１０６の突起１０５
Ａ、１０３Ａを乗り越えて抜は止め係合（ロック）され
、インクカートリッジ４の装着が完了する。

インクカートリッジ４を取り出す時は、略半円形の凸部
１５がロックアーム１０６の突起１０３．１０５を乗り
越えた後、前方の凸部１４の後端傾斜面１７で再びロッ
クアーム１０６を押し開くまでインクカートリフジ４を
押え付ける力が無くなり、その分軽いタッチで取り出す
ことができる。

第４図の実施例は以上の点で第１図の実施例と相違して
おり、その他の部分は実質上間じ構造をしており、それ
ぞれ対応する部分を同じ番号で表し、それらの詳細説明
は省略する。

以上説明した実施例によれば、インクカートリッジ４を
インクジェット記録装置に装着するためのガイド用の凸
部４０１または１４．１５がＭ２の回転防止（ロック）
を解除する機能とインクカートリッジ４を装着位置に抜
は止め係合（０ツク）する機能とを兼ね備える構成にし
たので、従来の力・−トリッジロック手段を廃止でき、
インクカートリッジ４およびガイド部材１の形状構造を
簡単化することができ、組付は工数の低減、装置の小型
化およびコストダウンを達成することができた。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明のインクカート
リッジ保持装置によれば、インクカートリッジの側面に
形成したガイド用の凸部により、記録装置側のガイド部
に設けた蓋のロック解除および記録装置に対するインク
カートリッジのロックを行うよう構成したので、インク
カートリッジおよびガイド部の形状構造を簡単化できる
とともに、装置の小型化およびコストダウンを達成しう
るインクカートリッジ保持装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるインクカートリッジ保
持装置の斜視図、第２図は第１図中の面ＩＩ−ＩＩに沿
ったインクカートリッジ一部挿入時の断面図、第３図は
インクカートリッジ完全挿入時の第２図と同じ位置の断
面図、第４図は本発明の他の実施例によるインクカート
リッジ保持装置の斜視図、第５図は従来のインクカート
リッジ保持装置の斜視図、第６図は第５図中の面ＩＶ−
ＴＶに沿った部分断面図、第７図は第２図の部分拡大図
である。 １−・−一〜−−〜ガイド部材、２＝−ｍ−〜−−・−
蓋、４−・・・−一−−−−−インクカートリッジ、１
４．１５．４０１−・−−−−一一〜−ガイド用の凸部
、１０６−・−・・−−一一一ロツクアーム（アームｆ
ｉ）　、１１０．−　・・・・−・−ストッパ。 代理人　弁理士　　大　音　康　毅

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）インクジェット記録装置にインクカートリッジを
   着脱自在に装着するインクカートリッジ保持装置におい
   て、インクカートリッジの側面に形成したガイド用の凸
   部により、記録装置側のガイド部に設けた蓋のロック解
   除および記録装置に対するインクカートリッジのロック
   を行うことを特徴とするインクカートリッジ保持装置。