JPH0114138Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114138Y2
JPH0114138Y2 JP13174284U JP13174284U JPH0114138Y2 JP H0114138 Y2 JPH0114138 Y2 JP H0114138Y2 JP 13174284 U JP13174284 U JP 13174284U JP 13174284 U JP13174284 U JP 13174284U JP H0114138 Y2 JPH0114138 Y2 JP H0114138Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
water
filter
fixed frame
hollow core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13174284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6147290U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13174284U priority Critical patent/JPS6147290U/ja
Publication of JPS6147290U publication Critical patent/JPS6147290U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0114138Y2 publication Critical patent/JPH0114138Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水産加工自動機械を魚体洗浄用水の循
環再利用を可能にすることによつて、完全無人操
業化を企図したものであつて、掃除は機械がする
ものである事に力点を注ぎ、水産加工機の運転終
了時には、掃除も同時に終了する事を条件とする
思想のもとに魚体洗浄用水中のごみや細肉片を凝
集固形化して除去する濾過機を提供しようとする
ものである。
魚体処理機の中で、多獲性魚やえびの加工処理
の場合、溜め槽や選別工程、皮むき工程、切割工
程、水洗工程等のあらゆる処理の工程には、多く
の冷水が使用される。特にえびの場合10℃を超え
て25℃前後になると、皮むき工程で肉が水に溶解
して歩止り低下し、鮮度落ちが甚しくなるので、
えびの自動皮むき機で使用する水は、10℃以下に
することが好ましい。ところが、えびの漁獲する
時期と、現産国の環境は、水温で20℃の所が多
く、中には30℃の場合もあつて、皮むくときは、
砕氷や角氷を使用して用水槽内の温度を10℃以下
に保ちながら行い、又冷凍室にパイプを通し、水
を冷却させて補給しながらむき作業を行うため、
温、熱帯地方で冷水を造ることは極めて経費のか
かることとなる。そしてこの貴重な冷水は、自動
皮むき機や自動選別機に装備された多くのシヤワ
ーにより多量に噴射されて使用され、これが皮片
や肉片等で非常に汚れ易く、そのまゝ流し捨てに
しているので、金を浪費するに等しい現状にあ
る。そこでこの洗浄水をタンクに溜め循環させる
ことが経済的で、この汚れた分だけ冷水補給すれ
ばよいが、タンク内にポンプの吸入管を配置して
循環水をシヤワーパイプから噴射使用ときは、シ
ヤワーの細孔の目詰りが甚しいので、細目の金網
板でポンプを囲つたり、細目のストレーナーでご
みや肉片を除くなどが提案されている。しかしこ
れは何れも金網目が短時間で目詰りを生じ、多く
の人手による金網掃除の手数を強いられ、自動機
械の省力化する分人手をかけることにより総体で
の省力効果は極めてうすい結果となる。即ち目詰
り故障が多ければ無人自動化は不可能で、このこ
とは冷水を多く使用する自動加工機械の進歩を著
しく阻む大きな欠点であつた。
本願は洗浄水中の汚染物を効果的に除去するフ
イルターを提案するもので、洗浄水の循環再利用
を可能にしたものであり、今これを図によつて説
明すると、魚体処理機の洗浄水槽に設置する浄化
フイルターに於て、洗浄水槽1の上縁に設けた固
定枠2に固定管3を挿通固定し、該固定管3には
円錐状とした上下の円錐面4及び5に多数の細い
濾過孔6,6……を穿設した濾過胴7の中空芯軸
8を回転自在に嵌挿し、該中空芯軸8の上端部は
前記固定枠2に、下端部は下部固定枠9に夫々軸
承せしめ、更に中空芯軸8の濾過胴7内に挿通す
る部分には、多数の吸水孔10,10……を穿設
し、胴外の突出した部分には鎖車11を固定する
と共に、濾過胴7の上下の円錐面4及び5の表面
には、固定枠2に懸吊固定した掻板12及び13
を夫々触接せしめ、更に、前記固定管3には吸上
げポンプ15の吸い込み管16を水面下に達する
よう遊嵌連通せしめた構造としたものである。な
お、鎖車11には別設置のモーター18の鎖車1
9との間で連鎖14を掛合するものとする。
本願は上記の如き構造としたので、一旦使用し
た洗浄水槽内の水を再びポンプアツプしてシヤワ
ーから噴射再使用するとき、吸上げポンプ15で
吸い込み管16に水を吸い上げながらモーター1
6により鎖車19,11を介して濾過胴7を回転
せしめると、洗浄水は上下の円錐面4,5の濾過
孔6,6……から吸い込まれ、更に吸水孔10,
10……から中空芯軸8に入り、吸い込み管16
に吸い込まれる。そして円錐面4,5面ではごみ
や細肉片等の汚濁物は表面に取り残されて付着
し、胴表面に触接する掻板12,13により掻取
られる。そしてこの付着物は掻き離れるとき、遠
心力の作用により濾過胴の中央外方に寄り集るよ
うに凝集して適度の大きさに固形化し廃出し易い
状態となる。これは適宜除去すれば洗浄水は清浄
が保たれ再利用循環に供されるものである。
魚やえびの処理水中には時間がたつにつれて混
入する皮片や肉片による汚濁が甚しいが、従来は
第3図の如く細目の金網箱17を通して吸い上げ
ていたが、短時間で目詰りを生じ、これをブラシ
で掃除する手数が大きい。そのまま放置して吸上
運動を続けると、箱は水上に浮上してポンプに空
気を吸い込み、吸水不能になり、重錘で沈めれ
ば、水圧で金網が潰れてしまうなど欠陥が多く、
ノズルやシヤワーから多量の冷水を使うえびの皮
むき機や自動選別機に於ては、この点が完全無人
自動化システムの大きな障害になつていた。
本願は上述のように、魚体処理中に濾過胴を回
転しながら中心から水を吸い上げるだけで、汚濁
物は胴表面で適度の大きさに凝集固形化され、落
下後は適宜排出されるから、冷水洗浄水は常に浄
化されて再利用循環でき、魚体処理機の完全無人
自動化が可能になる効果を得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切除して示す正面図、第
2図魚体処理機に組み込んだ状態の側面図、第3
図は従来の濾過金網の斜視図である。 1……洗浄水槽、2……固定枠、3……固定
管、4,5……円錐面、6,6……濾過孔、7…
…濾過胴、8……中空芯軸、9……下部固定枠、
10,10……吸水孔、11……鎖車、12,1
3……掻板、14……連鎖、15……吸上げポン
プ、16……吸い込み管、17……金網箱、18
……モーター、19……鎖車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 魚体処理機の洗浄水槽に設置する洗浄水浄化フ
    イルターに於て、洗浄水槽1の上縁に設けた固定
    枠2に固定管3を挿通固定し、該固定管3には、
    円錐状とした上下の円錐面4及び5に多数の細い
    濾過孔6,6……を穿設した濾過胴7の中空芯軸
    8を回転自在に嵌挿し、該中空芯軸8の上端部は
    前記固定枠2に、下端部は下部固定枠9に夫々軸
    承せしめ、更に中空芯軸8の濾過胴7内に挿通す
    る部分には、多数の吸水孔10,10…を穿設
    し、胴外の突出した部分には鎖車11を固定する
    と共に、濾過胴7の上下の円錐面4及び5の表面
    には、固定枠2に懸吊固定した掻板12及び13
    を夫々触接せしめ、更に、前記固定管3には吸上
    げポンプ15の吸い込み管16を水面下に達する
    よう遊嵌連通せしめてなる魚体処理機の回転フイ
    ルター。
JP13174284U 1984-08-29 1984-08-29 魚体処理機の回転フイルタ− Granted JPS6147290U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13174284U JPS6147290U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 魚体処理機の回転フイルタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13174284U JPS6147290U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 魚体処理機の回転フイルタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6147290U JPS6147290U (ja) 1986-03-29
JPH0114138Y2 true JPH0114138Y2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=30690316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13174284U Granted JPS6147290U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 魚体処理機の回転フイルタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6147290U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6147290U (ja) 1986-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN214156044U (zh) 一种硬壳贝类清洗装置
CN108888196A (zh) 一种清洁装置
JPH0114138Y2 (ja)
CN210445603U (zh) 一种花生清洗装置
JP3903451B2 (ja) 茶生葉洗浄装置
CN210125585U (zh) 一种齿轮清洗装置
CN203735274U (zh) 一种可移动式硬化水池沉淀物清洗装置
CN112023529A (zh) 一种汽车空气滤芯清洁系统及其清洁方法
JP3545716B2 (ja) 生海苔洗浄機
CN214861687U (zh) 一种具有自清洁功能的鱼缸污垢收集装置
CN218534006U (zh) 一种铸件加工打磨的易清洁工作台
JPH0230007Y2 (ja)
CN110721521A (zh) 污水过滤装置
JPH0326891Y2 (ja)
CN216323550U (zh) 一种食品加工用清洗装置
CN216827460U (zh) 一种检测水产品用清洗装置
CN214933586U (zh) 输送皮带用高效率清扫器
CN217851131U (zh) 一种贝类预清洗的壳体表面清洗用高压水枪
CN221259270U (zh) 一种食品加工用沥水设备
CN217038806U (zh) 一种冻干菠菜生产用去农残装置
CN208679903U (zh) 一种粘盒机胶水清洗装置
CN216631761U (zh) 一种带有清洁功能的牛舍刮草离墙器
CN219228954U (zh) 一种用于果蔬去农残的清洗装置
JPS6330509Y2 (ja)
KR100701119B1 (ko) 양어장용 협잡물 제거 고속 배수 시스템 및 그 배수 방법