JPH01140947A

JPH01140947A - 数値制御装置

Info

Publication number: JPH01140947A
Application number: JP29529587A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Niwa; 丹羽　俊宏
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-11-25
Filing date: 1987-11-25
Publication date: 1989-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は数値制御装置（以下、ＮＣ装置という）に関し
、さらに詳しくはグラフィックトレース機能を有するＮ
Ｃ装置に関する。

［従来の技術］第４図は工作機械を制御する従来のＮＣ装置のブロック
構成図である。第４図において、（１）はＮＣ装置、（
２）は加工プログラムが記憶された紙テープ、（３）は
紙テープ（２）に記憶されている指令を解析する加工プ
ログラム解析手段、（４）は加工プログラム解析手段（
３）が解析した指令を移動量として工作機械（５）に出
力する移動量処理装置、（８）は移動量処理装置（４）
が出力する移動量に基づいて、工作機械（５）の工具の
工具通路軌跡を算出するグラフィック処理装置、（７）
は工具通路軌跡を描画するＣＲＴ表示装置、（８）はＸ
軸モータ、（９）はＹ軸モータである。

次に、従来のＮＣ装置の動作について説明する。

加工プログラム解析手段（３）は紙テープ（２）に記憶
されている加工プログラムの指令を読み込んで解析する
。移動量処理装置（４）は加工プログラム解析手段（３
）が解析した指令を移動量として工作機械（５）に出力
する。この移動量はグラフィック処理装置（６）にも出
力される。グラフィック処理装置（６）は移動量に基づ
いて、工具位置を工具通路軌跡としてＣＲＴ表示装置（
７）の表示画面上に描画させる。一方、Ｘ軸モータ（８
）及びＹ軸モータ（９）は移動量処理装置（４）が出力
する移動量に応じて駆動制御される。

［発明が解決しようとする問題点コところで、上記構成の従来のＮＣ装置は、ＣＲＴ表示装
置（７）の表示画面上に工具通路軌跡をグラフィック表
示するだけであるので、Ｘ軸モータ（８）及びＹ軸モー
タ（９）により回転する被制御軸の負荷の状態までは監
視できないという問題点があった。

本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
ＣＲＴ表示画面（７〉に被制御軸の負荷の状態を表示で
きるグラフィックトレース機能を有するＮＣ装置を提供
することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］本発明に係る数値制御装置は、数値制御装置により駆動
制御される被制御軸の軸負荷を検出する軸負荷検出手段
と、工具の位置を示す刃先マークを、軸負荷検出手段の
検出した軸負荷の大きさに応じて識別可能に表示する刃
先マーク表示手段とを備えている。

［作　用］上記構成の数値制御装置は、軸負荷検出手段が被制御軸
の軸負荷を検出すると、刃先マーク表示手段が検出した
軸負荷の大きさに応じて、工具の位置を示す刃先マーク
を識別可能に表示する。

［実施例コ以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明に係る数値制御装置のブロック図である
。なお、第１図において第４図と同様の機能を果たす部
分については同一の符号を付し、その説明は省略する。

又、第１図において、（１０）は被制御軸であるＸ軸モ
ータ（８）及びＹ軸モータ（９）が出力する軸負荷に対
応する電圧信号をアナロタ・デジタル・コンバータ（以
下、Ａ／Ｄコンバータという）（図示せず）を介して、
軸負荷値として出力する軸負荷監視装置、（１１）は軸
負荷信号に基づいて、色を変えて矢先マークを表示する
軸負荷表示手段である。

次に、本発明に係るＮＣ装置の動作について、第２図の
フローチャートを参照して説明する。

（１）ステップＳ１加工プログラム解析手段（３）による紙テープ（２）に
記憶されている加工プログラムの指令の解析及び移動量
処理装置（４）による工作機械（５）への移動量の出力
により、Ｘ軸モータ（８）及びＹ軸モータ（９）が回転
すると、軸負荷監視装置（ｌＯ）がＸ軸モータ（８）及
びＹ軸モータ（９）が出力する軸負荷に対応する電圧を
Ａ／Ｄコンバータを介して読み取り、軸負荷値を検出す
る。軸負荷表示手段（１１）は軸負荷監視装置（１０）
が検出した軸負荷値を読み取る。

（２）ステップ８２〜Ｓ５軸負荷表示手段（１１）は軸負荷値をパラメータによっ
て設定される第１の基準値及び第２の基準値と比較する
（ステップＳ２）。比較の結果、軸負荷値が第１の基準
値より小さいときは、緑色の刃先マークを（ステップＳ
３）、第１の基準値より大きく、かつ第２の基準値より
小さいときは、黄色の刃先マークを（ステップＳ４）、
さらに第２の基準値より大きいときは、赤色の刃先マー
クをＣＲＴ表示装置の表示画面上に表示する（ステップ
Ｓ５）。

一方、グラフィック処理装置（６）は移動量処理装置（
４）が出力する工具位置に基づいて、工具位置を工具通
路軌跡としてＣＲＴ表示装置（７）の表示画面上に描画
させる。従って、ＣＲＴ表示装置（７）は第３図に示す
ように表示画面（２０）上に工具通路軌跡（２１）を刃
先マーク（２２）を移動させながら、描画することにな
る。なお、（２３）は原点座標を表わす原点マークであ
る。

なお、本実施例では、負荷の状態を３つに分けて、刃先
マーク（２２）を３色表示したが、負荷の状態を２以上
の種類に分け、同数の色分けにより、刃先マーク（２２
）を表示してもよい。

又、負荷の状態を分ける範囲は自由に設定できることは
いうまでもない。

さらに、本実施例ではカラーＣＲ７表示装置（７）を用
いた場合について説明したが、モノクロＣＲＴ表示装置
を用いた場合は、負荷の状態により刃先マーク（２２）
を輝度変調して表示すればよい。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、軸負荷検出手段に
よって被制御軸の軸負荷を検出し、刃先マーク表示手段
が工具の位置を示す刃先マークを、検出した軸負荷の大
きさに応じて識別可能に表示するようにしたので、被制
御軸の負荷状態を容易に識別できる数値制御装置が得ら
れる。

又、工具通路軌跡の表示に対応して刃先マークを表示で
きるので、被制御軸の負荷状態と被制御軸の座標値との
関係が容易に理解できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る数値制御装置のブロック図、第２
図は第１図に示した数値制御装置の動作を示すフローチ
ャート、第３図は数値制御装置のトレース画面を示す図
、第４図は従来の数値制御装置のブロック図である。各図中、１は数値制御装置、２は紙テープ、３は加工プ
ログラム解析手段、４は移動量処理装置、５は工作機械
、６はグラフィック処理装置、７はＣＲＴ表示装置、８
はＸ軸モータ、９はＹ軸モータ、ｌＯは軸負荷監視装置
、１１は軸負荷表示手段である。なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すもので
ある。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加工プログラムを解析することにより工具の移動
軌跡である工具通路軌跡を算出し、該工具通路軌跡を描
画するグラフィックトレース機能を有する数値制御装置
において、前記数値制御装置により駆動制御される被制
御軸の軸負荷を検出する軸負荷検出手段と、前記工具の
位置を示す刃先マークを、前記軸負荷の大きさに応じて
、識別可能に表示する刃先マーク表示手段とを備えたこ
とを特徴とする数値制御装置。
（２）識別可能な表示は、所定の色分けによる表示であ
る特許請求の範囲第１項記載の数値制御装置。
（３）識別可能な表示は、所定の輝度による表示である
特許請求の範囲第１項記載の数値制御装置。