JPH01139892A - 脱水装置 - Google Patents

脱水装置

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JPH01139892A
JPH01139892A JP29170987A JP29170987A JPH01139892A JP H01139892 A JPH01139892 A JP H01139892A JP 29170987 A JP29170987 A JP 29170987A JP 29170987 A JP29170987 A JP 29170987A JP H01139892 A JPH01139892 A JP H01139892A
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dewatering
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Junji Fujii
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、amあるいは紙などの製造、加工工程で、含
水シート状物より水分を取り除く脱水装置に関する。
[従来の技術] ウォータジェット、湿式抄造法による不織布の製造、織
布、不織布の染色や水洗など繊維の製造、加工工程にお
いては、水分を多量に含んだ繊維の脱水が必要とされて
いる。また、製紙工業の抄紙工程においても1紙をすい
た後に脱水が必要となる。このように、繊維工業、製紙
工業をはじめ種々の分野でシート状物から水分を取り除
く脱水作業が行なわれている。
この場合、製造ラインの高速化あるいは製品乾燥時の燃
料費の低減等の観点から高い脱水率で水分を取り除くこ
とが望まれている。
このため、従来から次に示すような種々の脱水装置が提
案されている。すなわち、狭い間隙をもたせて多数のフ
ランジを締付けて形成したロールを二個設け、このロー
ル間にシート状物を圧搾して脱水するとともに、間隙よ
り真空吸引する脱水装置(特開昭55−1316号、同
55−30445号)、フランジ間に多数の不織布を圧
着状に重ねて形成したロールを用いた脱水装置(特公昭
60−36502号)。
織物等の多孔性材料の表面に樹脂等を形成し、この樹脂
箔にレーザーなどで小孔を穿設したシートアセンブリー
(特開昭57−66193号)、外周の全周面に、内部
の真空貫通孔と通ずるスリットないし小孔を分布したロ
ールを一対、弾力的に押圧させせて設けた脱水装置(特
開昭55−F?6398号)。
[解決すべき問題点] 上述した従来の脱水装置は、真空吸引できるロールの表
面から小孔、スリット等を通して脱水させることができ
、脱水効率の点からは余り問題がない。
しかしながら、これら脱水装置においては、ロールに設
けた脱水用の小孔、スリットの形状が圧搾時に製品に転
写してしまい、製品の表面特性、すなわち平滑性、光沢
性を悪化させるという問題があった。特に、比較的薄い
製品を脱水するものに実用的なものがなく、新しい脱水
装置の出現が要望されている。
また、転写を生じないように微少な孔を穿設することは
技術的に困難な点が多く、一部レーザー加工等で行なわ
れているものの、製造コストが非常に高価となり、その
利用範囲が大幅に限定されるという問題があった。
本発明は上記の問題点にかんがみてなされたもので、製
品の平滑性、光沢性を低下させることなく、特に薄物の
繊維9紙等のシート状物の脱水を効率よく行なえるよう
にした脱水装置の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、含水シート状物を、多孔性脱
水体表面で圧接して脱水する本発明の脱水装置は、上記
脱水体を、微細通気孔を多数有する電鋳体で構成しであ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は、一対のロールのうち、一方のロールにのみ電
鋳板を用いた脱水装置の実施例を示す。
この第1図において、10および2oは脱水装置の主要
部をなす脱水ロール(脱水体)であり、上下に対向して
配置しである。これら脱水ロール10.20は少なくと
も一方が含水シート状物をロール10.20の間に送り
込む方向に回転している。また、これら脱水ロール10
.20は、少なくとも一方から適宜な圧力をもって押圧
され。
ロール間に送り込まれてきた含水シート状物の圧搾力を
、厚さ、材質、含水量等に応じて調整できるようにしで
ある。上述したロール回転およびロール抑圧のための手
段としては公知の駆動手段を用いることができる。
上記一対の脱水ロール10.20のうち、上部脱水ロー
ル10には通常のロールを使用し、下部の脱水ロール2
0には電鋳体を用いたロールを使用している。
下部脱水ロール20は、第2図に示すようにロール本体
21と、このロール本体21の外周に形成された通水板
22、および通水板22の外周に形成され含水シート状
物と接触する表面部材23とで構成しである。このうち
、ロール本体21の中心部には主排水孔211が設けて
あり、また、この主排水孔211を中心にして径方向に
複数の排水孔212が穿設しである。さらに、ロール本
体21の外周には、排水孔212と連通ずる排水溝21
3が設けである。
ロール本体21の外周に周設されたリング状の通水板2
2は、径方向に貫通する多数の排水孔221を有してい
る。この通水板22は表面部材23とほぼ一体的に形成
され1表面部材23をサポートする内層材として機能す
る。
表面部材23は、多数の微細通水孔231を有する厚み
0.5〜10層−程度の電鋳板(体)でリング状(湾曲
状のものを接合してリング状としたものを含む)に形成
しである。この電鋳板のシート状物の接触面、すなわち
、微細通水孔231を除いた面の表面粗度は25以下、
好ましくは13以下、より好ましくは0.8S以下の鏡
面とする。
このようにすると、平滑性、透明性、光沢性に優れた製
品とすることができる。
また、微細通水孔231の大きさは、通常10〜500
延、好ましくは20〜300井、より好ましくは30〜
200.とし、微細通水孔の数は、通常5〜500個/
(H32、必要に応じ50〜100個/C112程度と
することが好ましい、このようにすると、通水孔の転写
を防止するとともに、脱水効率を高めることができる。
上述した表面粗度、微細通水孔231の大きさ、穿孔密
度は、シート状溶融物への孔の転写防止の観点、および
脱水するシート状物の種類、厚みなどの条件を考慮した
上で上記範囲内より選択することが望ましい。
このような微細通水孔を有する電鋳板の製造方法は、公
知の方法によることができる(例えば、特開昭60−1
52692号、同61−253392号)、これら公知
の方法は、いずれも、成形用金型の形成を目的とするも
のであり、電鋳加工法(本発明では広義の意味でメツキ
と云う)により、各種複雑な形状の金型を得ているが、
本発明は、リング状もしくは湾曲状のものを得る点で異
なる。
ここで、このような電鋳板の形成手順の一例を、模式的
に示すと次のようになる。
すなわち、ガラス、樹脂被覆研磨金属板、エポキシ樹脂
等のリング状あるいは湾曲状の基材を用意しく第3図(
a))、この基材の光沢面(鏡面)に、導電性の良い金
属と、導電性の悪い素材をある比率で混合したものを塗
布する0例えば、ペースト状銀ラッカー、酢酸ブチル、
塩化ビニルラッカーの混合物を基材にスプレーしてIO
数終の層を形成し、これを乾燥させることによって基材
処理ヲ行なう、ここで塩化ビニルラッカーの配合量を変
更することにより、基材表面の導電性を自由に設定し、
結果的に、微細通水孔の大きさと数を自由にコントロー
ルすることができる。
次いで、メツキ素材は、ニッケル、クロム。
鉄、銅などのメツキ材料とともにメツキ液槽で電解され
、多数の微細通水孔を有するメツキ層を形成させる(第
3図(b))、この場合、メツキ液には界面活性剤を添
加しないで、通水孔の形成を容易にする。また通水孔は
、メツキの進行にともなってその径が大きくなり通水性
9表面光沢の点からも優れたものとなる。メツキ面の厚
さは、本発明の場合、通常0.5〜10m+e程度とす
る。
その後、このメツキ層はスプレー層を介して基材から容
易に剥離し、リング状あるいは湾曲状の電鋳板となる。
(第3図(C))。
メツキ材料としては、ニッケルを用いることが好ましい
、これにより、表面が平滑で、光沢があり、しかも多数
の微細通水孔を有する電鋳板を得ることができる。この
ようにして得た電鋳板は、そのまま使用してもよく、さ
らに鏡面とするため表面を研おした上で使用してもよい
このようにして電鋳板を用いた多孔性脱水体は、容易か
つ安価に製造でき、しかも耐久性に優れている。
なお、ロール本体21の主排水孔211に吸引装置を連
接し1表面部材23の微細通気孔231から強制的に脱
水すると、より一層脱水効率を高めることができる。
このような構成からなる脱水装置によれば、ロール間に
送られてきた含水シート状物を、上下脱水ローラ10,
20によって挾み込むようにして圧搾脱水するとともに
、下部脱水ローラ20の表面から微細通水孔211を介
して強制的に吸引脱水する。これにより、製品の表面特
性を低下させることなく、繊維2紙等の含水シート状物
の脱水を効率的に行なうことができる。
第4図は、上下脱水ロール20.20の両方に電鋳板か
らなる表面部材23を取り付けた脱水装置の第二実施例
を示す0本実施例の脱水装置によれば、圧搾脱水と同時
に上下脱水ロール10゜20から強制脱水を行なうこと
かで5.より一層効率的な脱水が可能となる。
第5図は主脱水ロー ル20の周辺に補助脱水ロール3
1,32,33.34を複数配置してなる脱水袋こにお
いて、主脱水ロール20にのみ表面部材23としての電
鋳板を用いた第三実施例の脱水装置を示す6本実施例の
脱水装置によれば、数段にわたって圧搾脱水を行なうと
ともに、主脱水ロール30と接触している間中、その表
面から強制的に脱水を行なうことができる。
また、第5図の場合において、補助脱水ロール31.3
4の間に通気性のない無端ベルトを掛けることもできる
。このようにすると、主脱水ロール側を減圧にした場合
の脱水効率が大幅に向上する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば次のような変形例をも含むものである。
■ 脱水体をロール以外の形態1例えばコンベア状、板
状等としたもの、およびこれらのものとロール状のもの
を相互に組み合わせてなる脱水装置。
■ 脱水体2例えば脱水ロールを上下方向1周方向以外
の態様(例えば、水平方向、垂直方向)に配置した脱水
装置。
■ 単体の脱水体からなる脱水装置。
■ 通水板を取り除き、ロール本体に直接表面部材を取
り付けた脱水体を用いた脱水装置。
■ 脱水体の主排水孔に吸引装置を連接せず、微細通水
孔より自然排水させるようにした脱水装置。
■ 圧搾力を、含水シート状物の厚さ、材質、含水量等
に応じて調整する機能を有しない脱水装置。
上述した本発明の脱水装置は、織布、不織布の#a維2
紙類およびその多の含水シート状物の脱水に使用するこ
とができ、薄物製品の脱水にも使用できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、製品の厚み。
種類等になんら制限されることなく、平滑性。
光沢性等の表面特性を損なわないで含水シート状物の脱
水をきわめて効率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例装置の概略構成図。 第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図(a)〜(C
)は電鋳体を形成する際の説明図、第4図は第二実施例
装置の概略構成図、第5図は第二実施例装置の概略構成
図を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含水シート状物を、多孔性脱水体の表面で圧接し
    て脱水する装置において、上記多孔性脱水体を、微細通
    気孔を多数有する電鋳体で構成したことを特徴とする脱
    水装置。
  2. (2)電鋳体表面を、鏡面にしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の脱水装置。
  3. (3)電鋳体の微細通気孔を、吸引装置と連接したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1または2項記載の脱水
    装置。
JP29170987A 1987-11-20 1987-11-20 脱水装置 Expired - Lifetime JPH0830313B2 (ja)

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JPH01139892A true JPH01139892A (ja) 1989-06-01
JPH0830313B2 JPH0830313B2 (ja) 1996-03-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005372A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Kowa Co Ltd ロール及び洗浄装置
JP2011240297A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Kowa Co Ltd ロール及び洗浄装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005372A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Kowa Co Ltd ロール及び洗浄装置
JP2011240297A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Kowa Co Ltd ロール及び洗浄装置

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