JPH0113986B2 - - Google Patents
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- JPH0113986B2 JPH0113986B2 JP57100187A JP10018782A JPH0113986B2 JP H0113986 B2 JPH0113986 B2 JP H0113986B2 JP 57100187 A JP57100187 A JP 57100187A JP 10018782 A JP10018782 A JP 10018782A JP H0113986 B2 JPH0113986 B2 JP H0113986B2
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- Japan
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- workpiece
- pallet
- transport vehicle
- cleaning
- cleaning chamber
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
- B23Q11/0053—Devices for removing chips using the gravity force
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、工作物段取替ステーシヨンまたは
パレツト貯蔵棚部で工作物をパレツトと共に自走
式搬送車に装着し、加工ステーシヨンに前記搬送
車で工作物を搬送して加工し、加工済み工作物を
パレツトと共に搬送車で前記段取替ステーシヨン
またはパレツト貯蔵棚に戻す加工システムに用い
る、切粉処理装置に関するものである。
パレツト貯蔵棚部で工作物をパレツトと共に自走
式搬送車に装着し、加工ステーシヨンに前記搬送
車で工作物を搬送して加工し、加工済み工作物を
パレツトと共に搬送車で前記段取替ステーシヨン
またはパレツト貯蔵棚に戻す加工システムに用い
る、切粉処理装置に関するものである。
前述のような工作物をパレツトと共に自走式搬
送車を用いて搬送する加工システムでは、従来、
加工済みの工作物に洗浄液をかけて洗浄すること
は不可能とされていた。これは、搬送車と共に工
作物を洗浄室に入れて洗浄液をかけると、切粉お
よび洗浄液によつて搬送車自体が汚れ、洗浄液の
侵入などによつて搬送車に故障を生じ易くなり、
また搬送車の走行面に切粉が散乱して搬送車の洗
浄室に対する出入に支障をきたすことに起因して
いる。
送車を用いて搬送する加工システムでは、従来、
加工済みの工作物に洗浄液をかけて洗浄すること
は不可能とされていた。これは、搬送車と共に工
作物を洗浄室に入れて洗浄液をかけると、切粉お
よび洗浄液によつて搬送車自体が汚れ、洗浄液の
侵入などによつて搬送車に故障を生じ易くなり、
また搬送車の走行面に切粉が散乱して搬送車の洗
浄室に対する出入に支障をきたすことに起因して
いる。
そこで、前述のような加工システムでは、加工
ステーシヨンで、工作物およびパレツト上の切粉
を圧縮空気を用いて吹飛し、パレツトが切粉の持
込みをしないようにしているが、十分な切粉の除
去ができない上に、加工機の周辺に多量の切粉を
散乱させることになり、作業者による切粉の掃除
が必要となり、清掃作業に多大の労力を要する。
また、パレツト上に残留した切粉が、工作物段取
替ステーシヨンまたはパレツト貯蔵棚のスタツカ
クレーンでパレツトを移送する場合に、急速度で
動作し振動も多いことから、散乱してスタツカク
レーンの走行路に落下するなど、スタツカクレー
ンの動作に支障をきたし、無人運転を行なうもの
では、パレツト貯蔵棚に対するパレツトの搬入、
搬出ができなくなる恐れがあつた。
ステーシヨンで、工作物およびパレツト上の切粉
を圧縮空気を用いて吹飛し、パレツトが切粉の持
込みをしないようにしているが、十分な切粉の除
去ができない上に、加工機の周辺に多量の切粉を
散乱させることになり、作業者による切粉の掃除
が必要となり、清掃作業に多大の労力を要する。
また、パレツト上に残留した切粉が、工作物段取
替ステーシヨンまたはパレツト貯蔵棚のスタツカ
クレーンでパレツトを移送する場合に、急速度で
動作し振動も多いことから、散乱してスタツカク
レーンの走行路に落下するなど、スタツカクレー
ンの動作に支障をきたし、無人運転を行なうもの
では、パレツト貯蔵棚に対するパレツトの搬入、
搬出ができなくなる恐れがあつた。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたも
ので、自走式搬送車の走行面下方に洗浄室を設
け、この洗浄室の上部を塞ぐ旋回板上に加工済み
の工作物をパレツトと共に固定した前記搬送車を
クランパで固定し、前記旋回板を回転操作機構で
上下反転させ、この反転状態で前記洗浄室内に設
置した噴出ノズルから洗浄用流体を噴出させるこ
とにより、前記旋回板が洗浄時に洗浄室の天井と
なつて、洗浄用流体や切粉で搬送車の走行面を汚
ごすことがほとんどなく、また、工作物、パレツ
トおよび搬送車を倒立させているので、これらか
らの切粉の落下を良好にし、さらに加工済みの工
作物をパレツトと共に貯蔵棚に戻しても、スタツ
カクレーンの作動に支障をきたすことがなく、無
人運転時にも貯蔵棚に対するパレツトの搬入、搬
出が円滑にでき、洗浄室に移載装置を用いてパレ
ツトを移し、切粉を除去する必要もない、切粉処
理装置を提供することを目的としている。
ので、自走式搬送車の走行面下方に洗浄室を設
け、この洗浄室の上部を塞ぐ旋回板上に加工済み
の工作物をパレツトと共に固定した前記搬送車を
クランパで固定し、前記旋回板を回転操作機構で
上下反転させ、この反転状態で前記洗浄室内に設
置した噴出ノズルから洗浄用流体を噴出させるこ
とにより、前記旋回板が洗浄時に洗浄室の天井と
なつて、洗浄用流体や切粉で搬送車の走行面を汚
ごすことがほとんどなく、また、工作物、パレツ
トおよび搬送車を倒立させているので、これらか
らの切粉の落下を良好にし、さらに加工済みの工
作物をパレツトと共に貯蔵棚に戻しても、スタツ
カクレーンの作動に支障をきたすことがなく、無
人運転時にも貯蔵棚に対するパレツトの搬入、搬
出が円滑にでき、洗浄室に移載装置を用いてパレ
ツトを移し、切粉を除去する必要もない、切粉処
理装置を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は、この発明による切粉処理装置を備
え、有人運転と無人運転とに切換えられるフレキ
シブルマニフアクチユアリングシステム(FMS)
を行なう装置の一例を示す。第1図において、1
は工場の床であり、この床1上には、一辺部に一
部が前後に配置されて第1、第2パレツト貯蔵棚
2,3が設けられ、前記一辺部と隣接する辺部に
工具棚4を有する工具室5が設けられ、前記一辺
部と対向する辺部の工具室5側端部にはコンピユ
ータ室6が設けられ、さらにコンピユータ室6と
反対側端部には一部が床1下方にある切粉処理装
置7が設けられている。また、床1のほぼ中央部
に複数の加工ステーシヨン8,9,10が配設さ
れ、これらにはそれぞれ加工機11とパレツト交
換装置12とが設けられている。前記第1、第2
パレツト貯蔵棚2,3の前面には第1、第2スタ
ツカクレーン13,14がそれぞれ配設され、第
2スタツカクレーン14の前面には工作物段取替
ステーシヨン15が設けられている。工作物段取
替ステーシヨン15には工作物取替装置16が設
けられている。前記床1には誘導ケーブル17が
埋設され、このケーブル17に案内されて複数台
の自走式搬送車18が走行するようにされてお
り、前記誘導ケーブル17は各加工ステーシヨン
8,9,10、前記段取替ステーシヨン15、工
具室5前面部、第1スタツカクレーン14近傍部
および切粉処理装置7の旋回板19上にわたつて
前記搬送車18を走行させ得るように形成されて
いる。なお、第1図中、20はパレツト、21は
工作物である。
え、有人運転と無人運転とに切換えられるフレキ
シブルマニフアクチユアリングシステム(FMS)
を行なう装置の一例を示す。第1図において、1
は工場の床であり、この床1上には、一辺部に一
部が前後に配置されて第1、第2パレツト貯蔵棚
2,3が設けられ、前記一辺部と隣接する辺部に
工具棚4を有する工具室5が設けられ、前記一辺
部と対向する辺部の工具室5側端部にはコンピユ
ータ室6が設けられ、さらにコンピユータ室6と
反対側端部には一部が床1下方にある切粉処理装
置7が設けられている。また、床1のほぼ中央部
に複数の加工ステーシヨン8,9,10が配設さ
れ、これらにはそれぞれ加工機11とパレツト交
換装置12とが設けられている。前記第1、第2
パレツト貯蔵棚2,3の前面には第1、第2スタ
ツカクレーン13,14がそれぞれ配設され、第
2スタツカクレーン14の前面には工作物段取替
ステーシヨン15が設けられている。工作物段取
替ステーシヨン15には工作物取替装置16が設
けられている。前記床1には誘導ケーブル17が
埋設され、このケーブル17に案内されて複数台
の自走式搬送車18が走行するようにされてお
り、前記誘導ケーブル17は各加工ステーシヨン
8,9,10、前記段取替ステーシヨン15、工
具室5前面部、第1スタツカクレーン14近傍部
および切粉処理装置7の旋回板19上にわたつて
前記搬送車18を走行させ得るように形成されて
いる。なお、第1図中、20はパレツト、21は
工作物である。
前述のような加工システムで、有人運転によつ
て工作物の加工を行なうには、工作物段取替ステ
ーシヨン15で工作物21がセツトされたパレツ
ト20を搬送車18が受取つてこれに固定し、搬
送車18が加工ステーシヨン8,9,10の1つ
まで走行して停止させ、パレツト交換装置12の
作動で搬送車18からパレツト20と共に工作物
21を加工機11に送込んで加工し、加工後の工
作物21をパレツト20と共に搬送車18に戻
す。その後、必要に応じ他の加工ステーシヨンで
前述したと同様な操作により工作物21に別の加
工を行なう。加工済みの工作物21はパレツト2
0に取付けたまま搬送車18で切粉処理装置7に
搬送し、この処理装置7で後述するようにして切
粉の除去を行ない、その後、搬送車18によつて
前記段取替ステーシヨン15に戻す。
て工作物の加工を行なうには、工作物段取替ステ
ーシヨン15で工作物21がセツトされたパレツ
ト20を搬送車18が受取つてこれに固定し、搬
送車18が加工ステーシヨン8,9,10の1つ
まで走行して停止させ、パレツト交換装置12の
作動で搬送車18からパレツト20と共に工作物
21を加工機11に送込んで加工し、加工後の工
作物21をパレツト20と共に搬送車18に戻
す。その後、必要に応じ他の加工ステーシヨンで
前述したと同様な操作により工作物21に別の加
工を行なう。加工済みの工作物21はパレツト2
0に取付けたまま搬送車18で切粉処理装置7に
搬送し、この処理装置7で後述するようにして切
粉の除去を行ない、その後、搬送車18によつて
前記段取替ステーシヨン15に戻す。
また、無人運転によつて工作物の加工を行なう
には、第1パレツト貯蔵棚2から第1スタツカク
レーン14で工作物21がセツトされたパレツト
20を搬送車18が受取つてこれに固定し、所要
の加工ステーシヨンに搬送車18でパレツト20
と共に工作物21を搬送して、この工作物21に
加工機11で加工し、加工済みの工作物21をパ
レツト20と共に切粉処理装置7に搬送し、この
処理装置7で切粉の除去を行なつた後、搬送車1
8によつて第1スタツカクレーン14近傍に戻
し、これによつて搬送車18と第1パレツト貯蔵
棚2との間で、加工済み工作物21をセツトした
パレツト20と加工を行なう工作物をセツトした
パレツトとの交換を行なう。また、無人運転はコ
ンピユータ室6からの指令によつて行なう。
には、第1パレツト貯蔵棚2から第1スタツカク
レーン14で工作物21がセツトされたパレツト
20を搬送車18が受取つてこれに固定し、所要
の加工ステーシヨンに搬送車18でパレツト20
と共に工作物21を搬送して、この工作物21に
加工機11で加工し、加工済みの工作物21をパ
レツト20と共に切粉処理装置7に搬送し、この
処理装置7で切粉の除去を行なつた後、搬送車1
8によつて第1スタツカクレーン14近傍に戻
し、これによつて搬送車18と第1パレツト貯蔵
棚2との間で、加工済み工作物21をセツトした
パレツト20と加工を行なう工作物をセツトした
パレツトとの交換を行なう。また、無人運転はコ
ンピユータ室6からの指令によつて行なう。
そして、工作物段取替ステーシヨン15では、
工作物取替装置16、第1、第2スタツカクレー
ン14,15を適宜使用して、無人運転時に加工
された工作物21をパレツト20から取外し、加
工を行なう工作物をパレツトにセツトする段取替
えを、有人運転時に行なう。また、有人運転時に
も、加工済みの工作物21をパレツト20と共に
搬送車18から取外し、加工を行なう工作物をパ
レツトと共に搬送車18に固定するが、パレツト
20は搬送車18に固定したまま工作物だけを加
工済みのものと加工を行なうものと取替えてもよ
い。なお、必要時には工具棚4と加工機11との
間で、搬送車18を用いて工具の交換を行なう。
工作物取替装置16、第1、第2スタツカクレー
ン14,15を適宜使用して、無人運転時に加工
された工作物21をパレツト20から取外し、加
工を行なう工作物をパレツトにセツトする段取替
えを、有人運転時に行なう。また、有人運転時に
も、加工済みの工作物21をパレツト20と共に
搬送車18から取外し、加工を行なう工作物をパ
レツトと共に搬送車18に固定するが、パレツト
20は搬送車18に固定したまま工作物だけを加
工済みのものと加工を行なうものと取替えてもよ
い。なお、必要時には工具棚4と加工機11との
間で、搬送車18を用いて工具の交換を行なう。
前記切粉処理装置7は、第1図、第2図に示す
ように、床1下方に堀込まれたピツトからなる洗
浄室22が形成され、この洗浄室22上面に形成
した開口を塞ぐように旋回板19が洗浄室22の
上部に嵌合されている。前記旋回板19は支軸2
3によつて上下方向の回転可能に洗浄室19の周
辺部に軸支されている。前記支軸23に固定した
ウオームホイール24が旋回用電動機25の回転
軸に固定したウオーム26に噛合され、前記電動
機25は旋回板19の周辺部に設置されて回転操
作機構が構成されている。なお、電動機25は旋
回板19上に固定してもよい。旋回板19の上面
には、クランプ用シリンダ機構27で昇降される
1対のクランパ28が搬送車18の停止位置と対
応して配設され、この停止位置と前記支軸23を
挾んで対向する部位にバランスウエイト35が固
定されている。前記洗浄室22内には斜め上向き
に水などの洗浄液、圧縮空気のような洗浄用流体
を噴出する複数の噴出ノズル29が設置され、こ
れらのノズル29は図示しない洗浄用流体源と弁
を介して連通されている。洗浄室22の底部には
チツプコンベヤ30が設けられ、このコンベヤ3
0の一端部は洗浄室22外の床1に設けたチツプ
受31上に配置されている。前記旋回板19の下
面を支持する保安用ノツチ32が支軸23両側の
洗浄室22壁に対して進退可能にそれぞれ配置さ
れ、保安用ノツチ32は保安用シリンダ機構33
のピストン34と一体に形成されている。
ように、床1下方に堀込まれたピツトからなる洗
浄室22が形成され、この洗浄室22上面に形成
した開口を塞ぐように旋回板19が洗浄室22の
上部に嵌合されている。前記旋回板19は支軸2
3によつて上下方向の回転可能に洗浄室19の周
辺部に軸支されている。前記支軸23に固定した
ウオームホイール24が旋回用電動機25の回転
軸に固定したウオーム26に噛合され、前記電動
機25は旋回板19の周辺部に設置されて回転操
作機構が構成されている。なお、電動機25は旋
回板19上に固定してもよい。旋回板19の上面
には、クランプ用シリンダ機構27で昇降される
1対のクランパ28が搬送車18の停止位置と対
応して配設され、この停止位置と前記支軸23を
挾んで対向する部位にバランスウエイト35が固
定されている。前記洗浄室22内には斜め上向き
に水などの洗浄液、圧縮空気のような洗浄用流体
を噴出する複数の噴出ノズル29が設置され、こ
れらのノズル29は図示しない洗浄用流体源と弁
を介して連通されている。洗浄室22の底部には
チツプコンベヤ30が設けられ、このコンベヤ3
0の一端部は洗浄室22外の床1に設けたチツプ
受31上に配置されている。前記旋回板19の下
面を支持する保安用ノツチ32が支軸23両側の
洗浄室22壁に対して進退可能にそれぞれ配置さ
れ、保安用ノツチ32は保安用シリンダ機構33
のピストン34と一体に形成されている。
前述のように構成された切粉処理装置は、不使
用時には、第2図の実線に示すように、旋回板1
9のクランパ28装着側の面が床1と平担になつ
ており、旋回板19は保安用ノツチ32で支持さ
れている。この状態で、加工済みの工作物20を
パレツト21を介して固定した搬送車18が誘導
ケーブル17で誘導されて旋回板19上の所定位
置まで搬送され、この位置で停止する。搬送車1
8の停止後に、クランプ用シリンダ機構27を作
動させ、上昇していたクランパ28を下降させ、
これらで搬送車18を固定する。続いて保安用シ
リンダ機構33の作動で保安用ノツチ32を退入
させ、旋回用電動機25を駆動する。この電動機
25の駆動でウオーム26、ウオームホイール2
4を介して支軸23が回転し、旋回板19が180゜
回動して上下反転する。この状態で、電動機25
を停止すると共に、保安用シリンダ機構33を作
動させて保安用ノツチ32を進出させ、これらで
旋回板19を支持する。そして、洗浄用流体源の
洗浄液または圧縮空気を噴出ノズル29に供給
し、これらから噴出させて第2図の鎖線に示すよ
うに搬送車18およびパレツト20と共に倒立し
ている工作物21に洗浄液または圧縮空気を吹付
け、工作物21などに付着している切粉を除去す
る。除去された切粉は、チツプコンベヤ30上に
落下し、このコンベヤ30で地下の洗浄室22底
部から地上のチツプ受31に搬出する。洗浄完了
後に、噴出ノズル29からの洗浄用流体の噴出を
停止し、保安用ノツチ32を退入させ、この状態
で旋回用電動機25を駆動させることにより、旋
回板25を第2図の実線に示すように復帰回転さ
せ、クランパ28を上昇させてこれらによる搬送
車18の固定を解除する。その後、搬送車18を
工作物段取替ステーシヨン15または第1スタツ
カクレーン14近傍に戻す。
用時には、第2図の実線に示すように、旋回板1
9のクランパ28装着側の面が床1と平担になつ
ており、旋回板19は保安用ノツチ32で支持さ
れている。この状態で、加工済みの工作物20を
パレツト21を介して固定した搬送車18が誘導
ケーブル17で誘導されて旋回板19上の所定位
置まで搬送され、この位置で停止する。搬送車1
8の停止後に、クランプ用シリンダ機構27を作
動させ、上昇していたクランパ28を下降させ、
これらで搬送車18を固定する。続いて保安用シ
リンダ機構33の作動で保安用ノツチ32を退入
させ、旋回用電動機25を駆動する。この電動機
25の駆動でウオーム26、ウオームホイール2
4を介して支軸23が回転し、旋回板19が180゜
回動して上下反転する。この状態で、電動機25
を停止すると共に、保安用シリンダ機構33を作
動させて保安用ノツチ32を進出させ、これらで
旋回板19を支持する。そして、洗浄用流体源の
洗浄液または圧縮空気を噴出ノズル29に供給
し、これらから噴出させて第2図の鎖線に示すよ
うに搬送車18およびパレツト20と共に倒立し
ている工作物21に洗浄液または圧縮空気を吹付
け、工作物21などに付着している切粉を除去す
る。除去された切粉は、チツプコンベヤ30上に
落下し、このコンベヤ30で地下の洗浄室22底
部から地上のチツプ受31に搬出する。洗浄完了
後に、噴出ノズル29からの洗浄用流体の噴出を
停止し、保安用ノツチ32を退入させ、この状態
で旋回用電動機25を駆動させることにより、旋
回板25を第2図の実線に示すように復帰回転さ
せ、クランパ28を上昇させてこれらによる搬送
車18の固定を解除する。その後、搬送車18を
工作物段取替ステーシヨン15または第1スタツ
カクレーン14近傍に戻す。
以上説明したように、この発明の切粉処理装置
は、加工済みの工作物をパレツトと共に自走式搬
送車に固定したまま、この搬送車を旋回板上に搬
送し、旋回板に搬送車をクランパで固定して旋回
板を上下反転させ、搬送車の走行面下方に設けた
洗浄室内で工作物、パレツトおよび搬送車が倒立
した状態で洗浄用流体を噴出ノズルから吹付けて
切粉を除去するようにしたものである。したがつ
て、この発明によれば、加工済みの工作物をパレ
ツトと共に搬送車に固定したまま切粉の除去を行
なえるので、移載装置を用いてパレツトを洗浄室
に移す必要がなく、移載装置の設置スペースを必
要としない上に、移載工程が不要になつて工程の
簡素化が可能となり、また、旋回板が切粉の除去
すなわち洗浄時に洗浄室の天井となり、洗浄液な
どの洗浄流体や切粉が搬送車の走行面を汚ごすこ
とがほとんどないことにより、切粉などを清掃す
る手間が省けるだけではなく、さらに洗浄時に工
作物、パレツトおよび搬送車を倒立させているこ
とにより、これらからの切粉の落下が良好で、水
などの洗浄液を用いても切粉が付着したまま残る
ことが少なく、かつ搬送車内に洗浄液が侵入する
ことも少なく、したがつて、洗浄後の工作物をパ
レツトと共にパレツト貯蔵棚に戻してもスタツカ
クレーンの作動に支障を来たすことがないなど、
無人運転時にも貯蔵棚に対するパレツトの搬出、
搬入が円滑にできるという効果がある。
は、加工済みの工作物をパレツトと共に自走式搬
送車に固定したまま、この搬送車を旋回板上に搬
送し、旋回板に搬送車をクランパで固定して旋回
板を上下反転させ、搬送車の走行面下方に設けた
洗浄室内で工作物、パレツトおよび搬送車が倒立
した状態で洗浄用流体を噴出ノズルから吹付けて
切粉を除去するようにしたものである。したがつ
て、この発明によれば、加工済みの工作物をパレ
ツトと共に搬送車に固定したまま切粉の除去を行
なえるので、移載装置を用いてパレツトを洗浄室
に移す必要がなく、移載装置の設置スペースを必
要としない上に、移載工程が不要になつて工程の
簡素化が可能となり、また、旋回板が切粉の除去
すなわち洗浄時に洗浄室の天井となり、洗浄液な
どの洗浄流体や切粉が搬送車の走行面を汚ごすこ
とがほとんどないことにより、切粉などを清掃す
る手間が省けるだけではなく、さらに洗浄時に工
作物、パレツトおよび搬送車を倒立させているこ
とにより、これらからの切粉の落下が良好で、水
などの洗浄液を用いても切粉が付着したまま残る
ことが少なく、かつ搬送車内に洗浄液が侵入する
ことも少なく、したがつて、洗浄後の工作物をパ
レツトと共にパレツト貯蔵棚に戻してもスタツカ
クレーンの作動に支障を来たすことがないなど、
無人運転時にも貯蔵棚に対するパレツトの搬出、
搬入が円滑にできるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による切粉処理装
置を備えた加工システム説明用の斜視図、第2図
は、第1図の切粉処理装置部分の一部を断面した
拡大正面図である。 1……床、2,3……パレツト貯蔵棚、7……
切粉処理装置、8,9,10……加工ステーシヨ
ン、11,12……加工機、13,14……スタ
ツカクレーン、15……工作物段取替ステーシヨ
ン、17……誘導ケーブル、18……搬送車、1
9……旋回板、20……パレツト、21……工作
物、22……洗浄室、23……支軸、24……ウ
オームホイール、25……旋回用電動機、26…
…ウオーム、28……クランパ、29……噴出ノ
ズル、30……チツプコンベヤ、32……保安用
ノツチ。
置を備えた加工システム説明用の斜視図、第2図
は、第1図の切粉処理装置部分の一部を断面した
拡大正面図である。 1……床、2,3……パレツト貯蔵棚、7……
切粉処理装置、8,9,10……加工ステーシヨ
ン、11,12……加工機、13,14……スタ
ツカクレーン、15……工作物段取替ステーシヨ
ン、17……誘導ケーブル、18……搬送車、1
9……旋回板、20……パレツト、21……工作
物、22……洗浄室、23……支軸、24……ウ
オームホイール、25……旋回用電動機、26…
…ウオーム、28……クランパ、29……噴出ノ
ズル、30……チツプコンベヤ、32……保安用
ノツチ。
Claims (1)
- 1 工作物段取替ステーシヨンまたはパレツト貯
蔵棚部で工作物をパレツトと共に自走式搬送車に
装着し、加工ステーシヨンに前記搬送車で工作物
を搬送して加工し、加工済み工作物をパレツトと
共に搬送車で前記段取替ステーシヨンまたはパレ
ツト貯蔵棚に戻す加工システムにおいて、前記搬
送車の走行面下方に洗浄室を設け、この洗浄室上
部を塞ぐ旋回板に搬送車を解放可能に固定するク
ランパを設け、前記旋回板を上下反転可能に洗浄
室の周辺部に軸支すると共に回転操作機構に連結
し、前記洗浄室内に洗浄用流体の噴出ノズルを設
置したことを特徴とする切粉処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57100187A JPS58217244A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 切粉処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57100187A JPS58217244A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 切粉処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58217244A JPS58217244A (ja) | 1983-12-17 |
JPH0113986B2 true JPH0113986B2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=14267297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57100187A Granted JPS58217244A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 切粉処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58217244A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60167743A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-08-31 | Toshiba Corp | 洗浄装置 |
JPS60186347A (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マシニングセンタ−用切屑回収装置 |
JP2529143B2 (ja) * | 1991-10-15 | 1996-08-28 | 東洋エンジニアリング株式会社 | ワ―ク固定載置用パレットの自動交換装置 |
JP4704170B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-06-15 | 富士重工業株式会社 | 機械加工システム |
CN108114931A (zh) * | 2017-05-31 | 2018-06-05 | 广西领测科技有限公司 | 一种实用的环保设备 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP57100187A patent/JPS58217244A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58217244A (ja) | 1983-12-17 |
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