JPH01139184A - 廃液の廃棄量を減量するための方法と装置 - Google Patents

廃液の廃棄量を減量するための方法と装置

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JPH01139184A
JPH01139184A JP63198120A JP19812088A JPH01139184A JP H01139184 A JPH01139184 A JP H01139184A JP 63198120 A JP63198120 A JP 63198120A JP 19812088 A JP19812088 A JP 19812088A JP H01139184 A JPH01139184 A JP H01139184A
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waste liquid
waste
container
air
vessel
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Lawrence M Kreisler
ローレンス エム.クレイスラー
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D3/34Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping with one or more auxiliary substances
    • B01D3/343Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping with one or more auxiliary substances the substance being a gas
    • B01D3/346Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping with one or more auxiliary substances the substance being a gas the gas being used for removing vapours, e.g. transport gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • Y10S159/901Promoting circulation

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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般的には、液体廃棄物の処理に係り、特に
、危険な液体廃棄物の廃棄量を減量するための方法に関
係している。ある特殊な形態では、本発明は、危険廃棄
物の廃棄量を減量するための方法、とりわけ写真の処理
過程やその他の類似する処理過程、あるいは作業工程で
生じた水性廃液の廃棄量を減量するための方法に関係し
ている。別の形態では、本発明は、そうした廃棄物を[
L処理し、外部環境に投棄する有害物質の量をできるだ
け少なくするための装置を提供している。
[従来の技術] 危険な水性廃棄物の処理並びにそうした物質の取扱いは
、各地区の環境問題専門家や付近住民にとって重大な関
心事である。河川に投棄すればすんだ昔の処理方法は現
在では通用しない6最近では、連邦政府および地方行政
府は環境汚染防止のための規則並びに条例を制定し、各
地域の住民が様々な産業活動から生じる有害物質の影響
を受けないように保護する施策が取られてきている。そ
うした条例を遵守するために、また住民の不安を取り除
くために、多くの企業は廃棄物の処理対策とその実態を
公表するようにしている。一部の企業は、生産能率並び
に作業効率をできるだけ高め、大気中に放出される廃棄
物の量を極力少なくすることに努力を払ってきている。
また、他の企業では廃棄物の処理に重点が置かれている
。廃棄物が多量に生じる場合、企業側は政府条例と地方
条例に違反しないために大きな経費負担を強いられてお
り、最終的に消費者に大きな負担が及んでいる。
[発明が解決しようとする課題] 廃棄物のうちでも量の多いものには、写真の処理過程や
これに類似する作業工程で生じる廃棄物がある。こうし
た廃棄物は、数多くの研究施設や写真処理工場および各
種の現像業者から発生する。現在広く利用されているそ
うした廃液の処分の仕方は、廃液が出るたびにこれを5
5ガロン(208リツトル)の廃棄ドラム罐に溜めてお
き、ドラム罐が一杯になればこれをごみ投棄場に搬入し
、埋立てに利用することが行なわれている。また、この
ような廃棄物に利用されている廃棄物処理方法は、今の
ところ不満足なものであり、重大な環境汚染の恐れのあ
る危険な方法である。条例に照らして、また健康管理面
から見ても未だ不充分であり、環境問題専門家や地域住
民にとって大きな不安材料となっている。従って、そう
した廃棄物の処分または減量のための方法を確立し、環
境汚染をなくするかまたは環境汚染を少な(することが
求められている。
[課題を解決するための手段] 従って、本発明の目的は、廃棄物を処理して環境が汚染
されないようにし、または効果的に少な(する方法を提
供することにある。
また、本発明の目的は、廃棄物の量を大幅に減らして、
投棄しなくてはならない廃棄物の量を極力少な(するこ
とのできる方・法を提供することにある。
本発明の他の目的は、有害物質で環境を汚染することな
く、多量の廃棄物を処理して廃棄物の全体量を減らすこ
とのできる方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、写真の処理過程やこれに類似する
作業に伴って生じる廃棄物を処理する方法を提供するこ
とにある。この方法によれば、廃棄量を約90%程度ま
で減らすことができ、有害物質で環境が汚染されること
もない。
本発明のその他の目的は、新規な構造を備え、特に廃液
の処理、とりわけ写真廃液の処理に適していて、有害物
質で環境を汚染することな(、廃棄される廃棄量を大幅
に減らすことのできる装置を提供することにある。
本発明の前述した目的および他の目的、特徴並びに利点
は、添付図面に基づいた本発明の以下の詳細な説明から
明らかである。
本発明によれば、廃棄物、特に写真の処理過程またはこ
れに類似する作業によって生じた廃棄物を処理し減量す
る方法と装置が得られる。廃液は廃液処理容器内に溜め
られ、約120°F(約49.9゜C)から約140°
F(約60゜C)の温度に保たれる。廃液は処理容器の
外に移送され再び容器の上部に戻される。この容器の上
部に近接して廃液のレベルより上方にサンドブラスト処
理済みの多孔板が設置されており、廃液はこの多孔板を
横切って噴霧される。同時に、常温の空気が処理容器内
に導入され、多孔板の表面にのっている液体に沿って通
り抜け、廃液から湿気が取り除かれる。過飽和状態にな
った空気は、処理容器の上部に配置された排気ダクトを
通じて排出される。多孔板上の廃液は湿気が取り除かれ
るにつれて次第に濃縮され、また多孔板の貫通穴を通っ
て処理容器内に滴下するようになっている。スラリーの
状態に濃縮した廃棄物や廃液は、処理容器の底から取り
出される。処理容器の底はスラリーが重力によって流出
していくように傾斜がつけられ、簡単に処理容器からス
ラリーを取り除けるようにしである。廃棄スラリーは、
廃棄ドラム罐が一杯なるまでポンプによって詰め込まれ
る。
また、本発明は、本発明の方法を実施するために用いら
れる新規な装置をも提供している。
以下、添付図面に沿って本発明の一実施例を詳細に説明
する。
図面において、同じ参照番号は同じ部分を指している。
(実施例) 前述したように、写真の処理過程で生じた廃液は55ガ
ロン(208リツトル)の廃棄ドラム罐に一杯に詰め込
まれる。この廃液を処理してその量を減すために、これ
らドラム罐は、本発明の処理場に搬入され、廃液は第1
図に示す貯蔵容器lに入れられる。安全対策上、廃液は
外部のポンプ(図示せず)によって廃液ドラム罐から汲
み上げられ、廃液ライン3を通って貯蔵容器lに送り込
まれている。
貯蔵容器は2個の磁気検知スイッチを備えている。一つ
は低レベルスイッチで、もう一つは高レベルスイッチで
ある。低レベルスイッチの接点は通常時には開いており
、廃液が前述のレベルまで上昇すると閉じる。高レベル
スイッチの接点は通常時には閉じており、廃液が高レベ
ルまで上昇すると開くようになっている。貯蔵容器1内
に多量の廃液が送り込まれ低レベルスイッチの接点が閉
じられると、移送ポンプ5が始動して廃液を貯蔵容器1
から移送ライン7を通じ廃液処理容器9内に送り込むよ
うになる。移送ポンプ5は水中ポンプであり、通常は貯
蔵容器l内に配置されている。
また、処理容器9も低レベルスイッチloaと高レベル
スイッチ10bの2個の磁気検知スイッチを備えている
。低レベルスイッチ10aの接点は通常時には開いてお
り、処理容器内の廃液が前述のレベルまで上昇すると閉
じるようになっている。処理容器9内の廃液が低レベル
スイッチより下にある限り、加熱装置と循環装置はいず
れも機能しない。これら装置は以下に説明されている。
この容器内で廃液が上昇して前述のレベルに達すると、
通常時には閉じている高レベルスイッチtabの接点が
開くようになる。高レベルスイッチの接点が開の位置に
ある限り、移送ポンプ5は廃液を移送しない。所定の時
間の経過後にこの高レベルスイッチの接点が閉じられる
際、貯蔵容器内の低レベルスイッチの接点が閉じていれ
ば、移送ポンプは廃液の移送を始める。低レベルスイッ
チの接点が閉じていれば、廃液は外部に配置されたポン
プ11を通じて循環させることができる。
磁気検知スイッチが、貯蔵容器lから処理容器9に廃液
を移送し処理容器9内での廃液を循環させる作業過程の
管理を行なっている。これらスイッチとポンプの操作は
プラグラム制御され、第4図に示すような制御パネルに
よってモニターされている。この制御パネルについては
、以下に詳しく説明されている。
循環ポンプ11は、廃液を処理容器9から循環ライン1
3を通じて移送し、廃液は処理容器9内の多孔板の15
の上方に戻される。多孔板15は多数の打ち抜き穴を備
え(第2図と第3図を参照)、ブラケット18aと18
bにより支持されている。多孔板15はポリプロピレン
から作られるのが好ましい。多孔板の表面積を広くし空
気と廃液を充分に面接触させるために、多孔板の表面に
サンドブラスト処理を加えて粗い地肌を形成している。
こうした加工を施す理由は、以下の説明から明らかであ
る。多孔板15の上方にある処理容器9への戻り地点に
、循環ライン13はスプレーヘッド17を備えている。
このスプレーヘッド17は、多孔板15上にこの多孔板
を横切って廃液を噴霧し多孔板上に廃液層を形成してい
る。
また、処理容器9内には加熱器19が配置されている。
この加熱器19は、写真廃液の場合には、処理容器内の
廃液を約120°F(約49.9゜C)から約140’
F(約60゜C)、好ましくは約130°F(約54.
5” C)の温度に保つ働きをしている。熱伝対21に
は処理容器内の温度をチエツクする働きがある。温度が
所定の温度レベルを越えると、加熱器の運転は自動的に
中断される。
外気がライン23から貯蔵容器l内に導入され、貯蔵容
器内を通り抜けている間に廃液から湿気の一部を取り除
く働きをする。この湿気を含む空気は、ライン24を介
して処理容器9内に送り込まれ、廃液を多孔i15の上
に噴霧して形成した廃液の膜の上方を流れていく。空気
はこの多孔板上の液膜に接触しながら移動して行き、排
気ファン27の備え付けられた排気ダクト25を通って
大気へ排出される。同時に、廃液は多孔板15の貫通穴
16を通って滴下し、処理容器9内に戻される。廃液は
、再び循環ポンプ11により処理容器から循環ライン1
3を通じて多孔板15上のスプレーヘッド17まで移送
され、この箇所で多孔板上に形成されだ液膜を横切って
空気は流れ液膜と空気の接触が行なわれる。前述のよう
に廃液を循環させ空気を適切に流すことにより、本発明
の方法は、過飽和の状態にあって廃棄物質の混入してい
ない排気を作り出している。実際の使用にあたって、廃
液中に含まれる水の殆どは過飽和の空気の流れによって
大気中に取り除かれ、その結果、廃液は濃縮され処理容
器9内でスラリーとなる。
第1図および第2図に示すように、処理容器9は、傾斜
底を備えている。この傾斜底を設けることにより、廃棄
スラリーはスラリー除去ポンプ29に向かって重力流れ
を生じ易くなっている。
このポンプ29は、濃縮した廃液(スラリー)を処理容
器9からスラリー移送ライン31を通じて廃棄ドラム罐
33に移り込むようになっている。
このドラム罐は、ドラム罐が一杯になるとこれを指示す
る高レベル制御装置35を備えている。ドラム罐が一杯
になった場合にはポンプの運転は一時的に中断され、そ
の間に廃液ドラム罐の交換を行なうことができる。
処理容器9とこれに付属する主要なエレメントが第2図
に詳しく示されている。第2図に示すように、処理容器
9は、低レベル検知スイッチ10aと高レベル検知スイ
ッチ10bを備えている6同じようなレベル検知スイッ
チが貯蔵容器lに設けられている(ただし図示せず)。
流量センサー12は処理容器に流入する流量を検知して
いる。
貯蔵容器lから送られてくる空気は、プレナムチャンバ
37の壁に設けられた1つまたはそれ以上のスロットを
通り抜けて、例えば、チャンバ壁46に設けられたスロ
ット39からプレナムチャンバ37に流入する。プレナ
ムチャンバから流出する空気は、処理容器9の向かい合
っている平行な壁45と47が形成した空気通路43に
入る。
空気はスロット41がら空気通路43に入り、この空気
通路を通り抜けてスロット49から多孔板15と処理容
器9の上部との間の空間に流入する。流入した空気は、
循環ライン13の先端に設けたヘッダー17から廃液を
噴霧して多孔板15に形成した廃液層に沿って、この多
孔板を横切って流れていく、空気は多孔板15を横切っ
て流れながら廃液層に接触して過飽和空気となり、スロ
ット53を通り抜けて排気ファン27により排気ダクト
25に吹き込まれる。濃縮された廃液は、貫通穴16か
ら処理容器9内に滴下し、第1図に基づいて説明したよ
うに、移送ポンプ29とライン31を通じてこの処理容
器から構成される 装置全体のプログラミングコンピュータとしての働きを
する制御ボックス51は、プレナムチャンバの上部に配
置されている。このプログラミングコンピュータそのも
のは第4図に示されており、装置の制御機能並びに操作
機能を操作するデイスプレィが設けられている。
運転に伴い、装置の電源スィッチEが入れられる(第4
図参照)。電源スィッチEを入れると排気ファン27が
運転され、制御ボックスのパネルの上のスイッチSが運
転状況を表わしている。空気流センサー55(第2図参
照)によって正の空気の流れが検知されない場合、スイ
ッチ0が入り、排気装置の故障を知らせる。その際、装
置は表示灯Vが示すスタンバイ状態に置かれ、故障が直
るとリセットスイッチGが作動し運転を再開する。空気
流センサー55が正の空気の流れが検知された時点でπ
報音消音ボタンFが押され、廃液が貯蔵容i1から処理
容器9にポンプ送りされる。この廃液の移送は、貯蔵容
器内の廃液レベルが低レベルスイッチより下の位置にな
く、処理容器内の廃液レベルが高レベルスイッチより上
の位置になく、さらに廃棄ドラム罐33が満タンになっ
ていなければ続けられる。制御盤の表示灯H1■、Jお
よびKは貯蔵容器と処理容器の廃液のレベルを示すため
のものである。低レベルスイッチ■が表示するように、
充分な量の廃液が処理容器9に送り込まれると、装置系
の循環ポンプ11が作動し、廃液は移送ライン13を通
って移送され、前述したようにして多孔板15を横切っ
て噴霧される。スイ・ンチTおよびRは、移送ポンプ1
1とスプレーヘッド17が正しく機能していることを示
すためのものである。空気流センサーによって空気の流
れが検知されない場合、警告灯Wが点灯し、故障が直る
まで可聴7報ブザーが鳴るようにしである。空気流セン
サーが正の空気の流れを検知すると、加熱器19が作動
を始める。
また、加熱装置の故障はインジケータPの点灯によって
示され、加熱装置のスイッチを入れると表示灯Uが制御
盤に点灯する。
前述したように、加熱操作は予め調節され処理容器内の
所要温度を保持するようにして行なわれる。熱1対21
は予め設定した温度を越える温度を検知し、熱°電対が
そうした高温を検知した場合、可聴警報器Cを鳴らすよ
うになっている。
廃液のa縮に伴って、廃棄スラリーは処理容器から取り
除かれ、前述したように廃棄ドラム罐33に送り込まれ
る。制御盤51の表示灯Qは廃液移送ポンプ29の状態
を表わしているが、廃棄ドラム罐が一杯になると表示灯
6が点灯する。表示灯6が点灯すれば、運転を一時的に
中断して廃棄ドラム罐を取り替えなければならない。
制御盤の加熱制御装置Aは、加熱器を制御し、処理容器
を所定の温度に保持するのに必要な熱を供給する働きを
している。
制御盤の時間計数器Bは、装置がいつスイッチを大切り
したかの時間を示している。また、安全ヒユーズDを設
けて、電流の過負荷時や装置に故障が生じた場合には運
転を中断するようにしである。
例えば、写真廃液を本発明の方法で処理する場合、廃液
量を大幅に減らすことのできることが判明した。大抵の
場合、本発明によれば約80%から約85%程度にわた
り廃液量を減量することができる。しかも、この過程を
通じて大気に排出される空気は、湿気で過飽和の状態に
なっていて、事実上有害物質を含有していない。
前述したように、多孔板15は耐久性のあるプラスチッ
クから作られている。この多孔板はもとより、貯蔵容器
、処理容器、その他のほとんどの付属品の構造材料とし
て、ポリプロピレンが特に適していることが判明してい
る。他の構造材料でも、廃液の化学作用に耐えられるも
のであれば用いることもできる。
発明の一連の操作は、プログラムに組み込まれ電子制御
されているが、制御装置の電気回路そのちのは本発明の
主要な構成部分ではない。電子回路は、本明細書の記載
事項またそれぞれの状況に見合うものが用意され使用さ
れる。
前述の詳細な説明から、本発明の方法並びにこの方法を
実施するための装置は、本明細書に記載の原理から逸脱
することなく如何ようにも変更し修正することができる
ことは、明らかである。しかしながら、そうした変更お
よび/または修正は本発明の範囲に含まれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を示す概略フロー図である。 第2図は、廃液処理を行なうために用いられる、本発明
に係る容器の一部断面図である。 第3図は、第2図に示した容器の天井付近に用いられる
多孔板を一部を取り除いて示す平面図である。 第4図は、本発明の装置の機能を制御する制御盤の正面
図である。 ■・・・貯蔵容器 3・・・廃液ライン 5・・・移送ポンプ 7・・・移送ライン 9・・・処理容器 10a、lob・・・レベル検知スイッチ11・・・循
環ポンプ 13・・・循環ライン 15・・・多孔板 17・・・スプレーヘッド 23・・・外気導入用のライン 25・・・排気ダクト 27・・・排気ファン 29・・・スラリー除去ポンプ 31・・・スラリー移送ライン 33・・・廃棄ドラム罐 35・・・高レベル制御装置 37・・・プレナムチャンバ 43・・・空気通路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、廃液の廃棄量を減量するための方法にして、 (a)廃液処理容器内に前記廃液を送り込む段階と、 (b)前記廃液を廃液処理容器内で約120°F(約4
    9.9゜C)から約140゜F(約60゜C)の温度に
    保つ段階と、 (c)前記廃液処理容器内の廃液のレベルよりも上方に
    配置された多孔板を横切って前記廃液を噴霧する段階と
    、 (d)前記廃液処理容器内に多孔板を横切って空気を流
    し、空気を廃液に接触させて廃液に含まれる液体で空気
    を過飽和の状態にする段階と、 (e)前記多孔板から前記廃液を滴下させて廃液処理容
    器内に戻し、また当該廃液処理容器から過飽和状態の空
    気を排出する段階と、 (f)濃縮した廃液をほぼスラリーとして前記処理容器
    から取り除く段階とを有する方法。 2、前記廃液が写真の処理過程で生じた廃液である請求
    項1記載の方法。 3、前記廃液は先ず貯蔵容器内に導入され、その後に前
    記廃液処理容器内に導入される請求項1記載の方法。 4、前記廃液が写真の処理過程で生じた廃液である請求
    項3記載の方法。 5、空気は先ず前記貯蔵容器を通り抜け、その後に前記
    処理容器内の多孔板を横切って流される請求項3記載の
    方法。 6、空気は先ず前記貯蔵容器を通り抜け、その後に前記
    処理容器内の多孔板を横切って流される請求項4記載の
    方法。 7、前記廃液は廃液処理容器を通じて循環される請求項
    1記載の方法。 8、前記廃液は廃液処理容器を通じて循環される請求項
    2記載の方法。 9、前記廃液は廃液処理容器を通じて循環される請求項
    3記載の方法。 10、前記廃液は廃液処理容器を通じて循環される請求
    項4記載の方法。 11、前記廃液は廃液処理容器を通じて循環される請求
    項5記載の方法。 12、前記廃液は廃液処理容器を通じて循環される請求
    項6記載の方法。 13、廃液の廃棄量を減量するための装置にして、当該
    装置は、ほぼ水平な天井、傾斜した底、一方の側に空気
    通路を形成している間隔を設けた二つの平行な壁、およ
    び反対側にある平行な向かいあった壁を備えている廃液
    処理容器と、当該廃液処理容器の天井の下側に配置され
    、この天井との間に水平な通路を形成している多孔板と
    、当該多孔板を横切って廃液を噴霧するための手段と、
    空気を導入して前記多孔板を横切って流すための入口ポ
    ートと、前記廃液処理容器の天井の位置にあって、過飽
    和空気を大気に排気するための出口ポートと、前記廃液
    処理容器の底から濃縮した廃液を取り除くための手段と
    を有している装置。 14、さらに、前記廃液処理容器の上流側にあって廃液
    を貯めておくための貯蔵容器と、当該貯蔵容器から前記
    廃液処理容器に廃液を移送するための手段と、前記廃液
    処理容器の下流側にある廃棄物保管容器と、濃縮した廃
    液を前記廃液処理容器からこの廃棄物保管容器まで移送
    するための手段とを備えている請求項13記載の装置。 15、前記廃液処理容器は、当該廃液処理容器を通じて
    前記廃液を循環させるための循環手段を備えており、当
    該循環手段が、ポンプと、一方の端部が廃液を移送する
    ための前記ポンプに連結され、また第2の端部が前記廃
    液処理容器の天井の位置にある水平な通路で終っている
    移送ラインと、当該移送ラインの前記第2の端部に連結
    され、前記多孔板を横切って廃液を噴霧するための手段
    とを有している請求項13記載の装置。 16、さらに、前記廃液処理容器の上流側にあって廃液
    を貯めておくための貯蔵容器と、当該貯蔵容器から前記
    廃液処理容器に廃液を移送するための手段と、前記廃液
    処理容器の下流側にある廃棄物保管容器と、濃縮した廃
    液を前記廃液処理容器からこの廃棄物保管容器まで移送
    するための手段とを備えている請求項14記載の装置。
JP63198120A 1987-08-20 1988-08-10 廃液の廃棄量を減量するための方法と装置 Pending JPH01139184A (ja)

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