JPH0113798B2 - - Google Patents

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JPH0113798B2
JPH0113798B2 JP58117249A JP11724983A JPH0113798B2 JP H0113798 B2 JPH0113798 B2 JP H0113798B2 JP 58117249 A JP58117249 A JP 58117249A JP 11724983 A JP11724983 A JP 11724983A JP H0113798 B2 JPH0113798 B2 JP H0113798B2
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Japan
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control
timing
clock
slave
calling
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JP58117249A
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JPS6010899A (ja
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Haruchika Machida
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Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0113798B2 publication Critical patent/JPH0113798B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • H04Q9/14Calling by using pulses

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、受信制御装置で複数の子器を順次呼
出し、呼出された子器よりの返送データに基づい
て対応する子器に制御を指令するようにした伝送
制御方式に関する。
従来、火災報知設備等の警報システムで用いら
れる伝送制御方式としては、例えば特公昭57−
21352号に示されるように、アドレスビツト、応
答ビツト及び制御ビツトで子器1台当りのパルス
コードを構成し、アドレスビツトの異なるパルス
コードを順次送出して子器を呼出し、呼出した子
器の応答ビツトの有無から例えば火災を判別し、
制御ビツトのうちの特定ビツト、例えば防排煙制
御に対応したビツトを立てて子器に受信を指令し
ている。
しかしながら、このような伝送制御方式にあつ
ては、アドレスに数ビツト、制御ビツトに制御の
種類に応じたビツト数を必要とすることから、子
器1台当りのコードビツト数が増え、パルス伝送
速度には限界があることから伝送時間が長くな
り、更に制御を行なわない定常監視状態において
も制御ビツトに対応したパルス間隔を必要とし、
多数の子器を接続した場合の呼出し応答および制
御の時間遅れが大きいという問題点があつた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、子器の呼出し、応答受信及び制御
を内容とするパルス信号による伝送制御の伝送時
間を大幅に短縮できるようにした伝送制御方式を
提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、受信制御装
置より引き出された伝送ラインに複数台Nの子器
を接続し(但し、NはN=1,2,3,……i+
i+1,……,Nとなる任意の整数)、前記受信
制御装置より出力された呼出クロツクパルスを各
子器毎に計数し、該計数値が子器毎の割当てアド
レスに一致することを判別したときに判別した子
器より検出データを返送し、前記受信制御装置で
該返送データに対応した制御を対応する子器に指
令する伝送制御方式において、前記受信制御装置
でi番目となる任意の子器を制御する際には、i
番目の呼出クロツクパルスに続く(i+1)番目
の呼出クロツクパルスを該i番目の子器の制御パ
ルスとして兼用して該制御パルスの発生タイミン
グを制御の種類に応じて可変し、一方、前記i番
目の子器にあつては、前記受信制御装置からのi
番目の呼出クロツクパルスの計数により自己の割
当アドレスとの一致を判別した際に次の(i+
1)番目のクロツクパルスの受信タイミングを検
出し、該受信タイミングが予め定めた制御タイミ
ングに一致したことを判別した際に該制御タイミ
ングに対応した制御を行ない、(i+1)番目の
クロツクパルスの発生タイミングの制御(クロツ
ク発生周期の可変制御)のみによりi番目の子器
の制御を行なうことができる。
また定常監視状態にあつては、制御が不要であ
ることから、呼出しクロツクパルスを遅延させな
い最小タイミングで送出し、各クロツク周期で定
まる各子器当りの伝送割当て時間を最小限に抑え
て伝送時間を短縮するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示したブロツク
図である。
まず、構成を説明すると、1は受信制御装置で
あり、受信制御装置1より信号線2とコモン線3
でなる伝送ラインが引き出され、この信号線2と
コモン線3の間に複数の子器4a〜4nを接続し
ている。子器4a〜4nのそれぞれには火災、ガ
ス漏れ、盗難等の異常を検出する検出器5a〜5
dと、火災等の異常検出に応じて制御される防排
煙、防火扉、避難誘導灯等の制御機器6a〜6d
接続される。尚、この実施例では検出器および制
御機器をそれぞれ4台としているが、必要に応じ
て任意の数の検出器および制御機器を子器に接続
することができる。
一方、受信制御装置1にはマイクロコンピユー
タを用いた制御部7が設けられ、制御部7よりは
出力ポート8を介して後の説明で明らかにする呼
出しクロツクを電圧モードで子器4a〜4nに送
出するパルス送出回路9が設けられ、またコモン
線3側には呼び出された子器よりの応答による線
路電流を検出するため、検出抵抗R0が介在され、
この検出抵抗R0で生ずる電圧降下を電流検出回
路10で検出し、入力ポート11を介して制御部
7に入力するようにしている。更に制御部7に対
しては入出力ポート12を介して表示部13およ
び操作部14のそれぞれが接続され、表示部13
においては子器の応答で得られた検出データに基
づく異常の識別表示および子器に制御指令を行な
つたときの端末制御機器の作動状態を識別表示す
る。また、操作部14としては、キーボード等が
用いられ、マニユアル操作による端末制御機器の
制御、子器の試験等を行なえるようにしている。
第2図は、第1図の実施例における子器4a〜
4nの一実施例を子器4aを例にとつて示した回
路ブロツク図である。
すなわち、信号線2が接続される端子15と、
コモン線3が接続される端子16を定電圧回路1
7に接続して受信制御装置1よりの供給電圧から
子器用の電源電圧を作り出し、マイクロコンピユ
ータを用いた子器制御部18に定電圧を供給して
いる。子器制御部18に対して端子19a〜19
dをもつて4つの検出器が接続されると共に、端
子20a〜20dをもつて4つの制御機器に信号
線接続を行なつている。また子器制御部18には
アドレス設定スイツチ群21が設けられ、予め割
り当てられた子器のアドレスをスイツチ操作によ
り2進コードで設定できるようにしている。
更に、子器制御部18に対しては端子15,1
6間に受信制御装置1より電圧モードで与えられ
る呼出クロツクを計数するアドレスカウンタ22
の計数出力が与えられ、更に端子15,16間に
受信制御装置1より与えられる呼出クロツクより
長い一定時間幅のリセツトパルスを検出するリセ
ツトパルス検出回路23の出力も与えられてい
る。
子器制御部18はアドレスカウンタ22の計数
値がアドレス設定スイツチ群21で設定した割当
てアドレスに一致したときに応答出力を抵抗R1
を介してトランジスタ24のベースに供給する機
能を有し、トランジスタ24のオンにより抵抗R
2を介して端子15,16間を接続し、抵抗R2
で定まる線路電流を伝送ラインに流し、この電流
変化により受信制御装置1の呼出し応答するよう
にしている。また、子器制御部18には端子19
a〜19dをもつて4つの検出器が接続されてい
ることから、各検出器に応じた応答はトランジス
タ24に対する出力タイミングを変えることでい
ずれの検出器の検出出力に基づく格応答かを受信
制御装置1で識別できるようにしている。
次に第1,2図で実施例で実現される本発明の
伝送制御方式に用いる信号形式を説明する。
第3図は、定常監視状態、すなわち子器に制御
指令を行なわないときの受信制御装置1より子器
4a〜4nに送出される呼出クロツクを示したタ
イミングチヤートである。
すなわち、呼出クロツクは電圧VLとVH(VH
VL)の電圧変化で与えられ、リセツトパルスに
続いて子器4a〜4nの数に一致した番号1〜n
で示す呼出クロツクを一定周期で出力し、n番目
の呼出しパルスを送出すると再びリセツトパルス
を送出し、このリセツトパルスとn個の呼出クロ
ツクの送出を繰り返す。
このような呼出クロツクにおいて、各呼出クロ
ツク毎にNo.1〜10で示す10個のステートが設定さ
れており、ステートNo.1は呼出クロツクの送出タ
イミングを与え、ステートNo.2〜5は子器に接続
した検出器5a〜5dのそれぞれの検出出力に基
づいた応答タイミングを与え、更にステートNo.6
〜10は受信制御装置1から子器に対する制御指令
のタイミングを与えており、このステートNo.6〜
10の制御指令は次の子器を呼び出すための呼出ク
ロツクの発生タイミングを可変することで行なわ
れる。尚、ステートNo.6はステートNo.7〜10にお
ける制御指令の有無を示すステートとして使用さ
れ、図示のようにステートNo.6のタイミングで次
の子器を呼び出す呼出クロツクが得られたときに
は制御指令がないものと判別することができる。
すなわち、第3図のタイミングチヤートは制御
指令を行なわない場合を示していることから、各
呼出クロツクにおける制御指令のためのステート
No.6〜10は使用されておらず、呼出クロツクの発
生周期はステートNo.1〜5で定まる一定周期とな
る。
第4図は制御指令を行なわないときの呼出クロ
ツクに対する子器よりの応答タイミングを示した
タイムチヤートであり、一般例としてi番目(但
し、Nは子器の設置台数に対応した呼出クロツク
の数を示すN=1,2,3,……,i+i+1,
……Nの整数)の呼出クロツクを例にとつて示し
ている。
まず、i番目の呼出クロツクに対してはNo.1〜
10のステートが設定されており、制御指令を行な
わないときには、ステートNo.6のタイミングで次
のi+1番目の呼出クロツクを発生しており、i
番目の呼出クロツクに対する子器の応答はステー
トNo.2〜5の各々について応答1〜4となる4つ
の検出器の検出出力に基づく応答電流を流すよう
にしている。
第5図は、同じく一般例としてi番目の呼出し
パルスを例にとつて子器に対する制御指令を示し
たタイミングチヤートであり、子器への制御指令
はステートNo.6〜10の各タイミングにおけるi+
1番目の呼出しパルスの送出で行なわれ、制御指
令を行なわないときにはステートNo.6のタイミン
グでi+1番目の呼出しパルスを発生し、一方、
制御を指令する場合には、ステートNo.7〜10のい
ずれかのタイミングでi+1番目の呼出しパルス
を発生し、図示のようにステートNo.7で制御1、
ステートNo.8で制御2、ステートNo.9で制御3、
ステートNo.10で制御4となる4種類の制御指令を
N番目の呼出しパルスに続くi+1番目の呼出し
パルスの発生タイミングを可変することにより4
台の制御機器に対し個別に制御指令を行なうこと
ができる。
尚、第4,5図のタイミングチヤートはi番目
の呼出クロツクに続いて1つの応答および1つの
制御を示しているが、各応答ステートおよび制御
ステートが独立していることから、応答1〜4お
よび制御1〜4の適宜の組合せが得られることは
もちろんである。
次に本発明の伝送制御を第6〜10図のフロー
チヤートおよび第11図のタイムチヤートを参照
して詳細に説明する。
まず、受信制御装置1は第6図のフローチヤー
トに示す制御処理を実行している。
すなわち、ブロツクAでリセツトパルスと第1
番目の子器に対する呼出クロツクを送出し、続い
てブロツクBで最初に送出した呼出クロツクに続
くステートNo.2〜5の応答をチエツクし、もし応
答があればステートNo.2〜5のいずれかのタイミ
ングで得られる応答電流から検出データの種類、
例えば、火災、障害等を判別し、対応するアドレ
スに応答データを記憶する。続いてブロツクCで
応答データに対応する制御を判別し、制御を行な
わないときにはステートNo.6を2番目の子器に対
する呼出クロツクの発生タイミングとして呼出ク
ロツクを送出し、一方、制御を行なうときには、
制御内容に応じたステートNo.7〜10のいずれかの
タイミングで2番目の子器に対する呼出クロツク
を発生する。続いて、判別ブロツクDにおいてn
番目となる最終子器の呼出クロツクの送出が行な
われたか否かをチエツクし、この場合、2番目の
子器の呼出クロツクであることから、再びブロツ
クBに戻り、2番目の子器の呼出しによるステー
トNo.2〜5の応答をチエツクし、以下同様にn番
目となる最終子器までの呼出クロツクの送出、応
答チエツクおよび制御を繰り返し、最終子器の呼
出しが判別ブロツクDで判別されると再びブロツ
クAに戻つてリセツトパルスの発生により1番目
の子器からの呼出しを繰り返す。
第7図は第6図のフローチヤートにおけるブロ
ツクBの処理を詳細に示したフローチヤートであ
る。
すなわち、一般例としてi番目の子器に対する
呼出クロツクの送出が行なわれると判別ブロツク
25〜28においてステートNo.2〜5の各タイミ
ングにおける応答電流の有無をチエツクし、判別
ブロツク25〜28の各ステートで応答が得られ
たときにはブロツク29〜32のそれぞれに進
み、呼出クロツクに応じたi番目の子器のアドレ
スに応答1〜4のいずれかがあつたことをセツト
する。
第8図は第6図のフローチヤートにおけるブロ
ツクCの処理を詳細に示したフローチヤートであ
る。
すなわち、第7図に示した子器よりの応答チエ
ツクで制御指令の有無および制御の内容が決定さ
れると第8図の処理に移行し、まず判別ブロツク
33で制御指令の有無を判別し、制御指令がなけ
れば直ちに判別ブロツク41に進み、ステートNo.
6のタイミングでi+1番目の子器に対する呼出
クロツクを送出する。
一方、制御指令があるときには判別ブロツク3
4〜36へ進み、判別ブロツク34〜36で制御
1〜3の有無を判別し、例えば制御1が指令され
ているときには判別ブロツク37において制御1
に対応したステートNo.7のタイミングが得られる
かどうかを監視し、ステートNo.7のタイミングが
得られたときにブロツク41に進んでN+1番目
の呼出クロツクを送出する。
この制御出力は制御2または3についても同様
に判別ブロツク38,39でステートNo.8,9の
タイミングを判別してi+1番目の呼出クロツク
を送出する。更に、制御4について判別ブロツク
34〜36で制御1〜3のいずれかが判別されな
かつたときには当然に制御4の指令であることか
ら、判別ブロツク40で制御4に対応したステー
トNo.10のタイミングを判別してi+1番目の呼出
クロツクを送出する。
尚、同時に2以上の制御が指令された場合に
は、制御内容に優先度をつけ、この優先度に応じ
各フローサイクル毎に順次i+1番目の呼出クロ
ツクを送出するようになる。
第9,10図は、第2図に示した子器の子器制
御部18で行なわれる制御処理を示したフローチ
ヤートである。
すなわち、子器制御部18は受信制御装置1よ
り電圧モードで送出される呼出クロツクの有無を
判別ブロツク42で監視しており、呼出クロツク
が得られるとブロツク43に進んでアドレスカウ
ンタ22をインクリメントし、続いて、判別ブロ
ツク44においてアドレス設定スイツチ群21で
設定した自己のアドレスと一致するかどうかを判
別し、一致するまでブロツク42〜44の処理を
繰り返している。
判別ブロツク44でアドレスカウンタ22の計
数値が自己アドレスと一致することを判別すると
ブロツク45に進み、ステート状態を判別するた
めのタイマをスタートする。続いて判別ブロツク
46でタイマに基づいたステートNo.2のタイミン
グを監視し、ステートNo.2のタイミングが得られ
ると判別ブロツク47において検出器5aに基づ
いた応答1の入力の有無をチエツクし、応答1の
入力があればブロツク48に進んでステートNo.2
のタイミングでトランジスタ24をオンし、受信
制御装置1に対し応答電流を流す。以下、ステー
トNo.3〜5のそれぞれについても同様に検出器5
b〜5dよりの応答入力の有無をチエツクし、応
答入力があれば各ステートのタイミングでトラン
ジスタ24をオンし、応答電流を受信制御装置1
に返送する。この判別ブロツク47〜51に示す
応答処理が終了すると第10図のフローチヤート
に進み、受信制御装置1よりの制御指令を判別す
る。
すなわち、制御指令がないときには次の子器に
対する呼出クロツクがステートNo.6のタイミング
で受信されることから、制御処理を行なわずに判
別ブロツク52からブロツク61に進んでタイマ
を停止し、第9図のに戻る。
一方、制御指令が有るときにはステートNo.6の
タイミングで呼出クロツクが得られないことから
判別ブロツク53〜55の処理に移行し、例えば
ステートNo.7のタイミングで呼出クロツクが得ら
れたときにはブロツク57において制御1の出力
を生じ、ブロツク61でタイマをストツプし、制
御処理を終了する。勿論、ステートNo.8または9
のタイミングで呼出クロツクが得られたときに
は、同様に判別ブロツク54または55からステ
ート58または59に進んで制御2または3の制
御出力を行なう。更に、ステートNo.10については
判別ブロツク53〜55のステートNo.7〜9で呼
出クロツクが得られなかつたときには当然にステ
ートNo.10の制御4であることからブロツク60に
おいて制御4の制御出力を生ずる。
一方、第9図のフローチヤートにおける判別ブ
ロツク62ではリセツトパルスの有無を監視して
おり、呼出クロツクが得られずに呼出クロツクよ
り長い周期のリセツトパルスが得られたことをリ
セツトパルス検出回路23で検出すると、ブロツ
ク63でアドレスカウンタ22にリセツトを掛
け、次の呼出サイクルの処理に移行する。
第11図は、第6〜10図のフローチヤートで
明らかにされた本発明の伝送制御方式による信号
波形の具体例を示したタイミングチヤートであ
り、リセツトパルスに続いて第1番目の子器4a
を呼出す呼出クロツクが送出され、ステートNo.1
のタイミングで発生した呼出クロツクに続くステ
ートNo.2〜5のタイミングは1番目の子器4aよ
りの応答時間として設定され、この場合、ステー
トNo.2および4の各タイミングで子器の応答によ
る受信電流が得られる。ここで、応答タイミング
を与えるステートNo.2を火災、ステートNo.3を断
線、ステートNo.4を障害、ステートNo.5を防排煙
の作動確認と定めていたとすると、ステートN.2
と4の応答受信により1番目の子器4aで火災お
よび障害が検出されたことを識別受信することが
できる。従つて、例えば火災受信に基づいて制御
4となる防排煙機器の制御指令を決定したとする
と、制御4はステートNo.10に対応していることか
ら2番目の子器に対する呼出クロツクをステート
No.10のタイミングで発生し、このステートNo.10の
タイミングで発生された呼出クロツクのステート
タイミングを子器4aで判別することにより制御
4に対応した防排煙機器の作動が子器側において
行なわれる。
更に、第11図のタイムチヤートにはn番目の
子器4nの呼出クロツクに続くステートNo.3およ
び5のタイミングで受信電流が得られ場合を示し
ており、ステートNo.3に対応する応答2は断線を
表わし、またステートNo.5に対応するステート4
は防排煙機器の作動確認を表わしており、このス
テートNo.3および5のタイミングによる受信電流
から応答2の断線および応答4の防排煙機器の作
動確認を識別受信する。
更に、n番目となる最後の子器4nに対する制
御指令は、例えば制御4の制御指令を行なつた場
合を例にとると、図示のように制御4に対応した
ステートNo.10のタイミングで呼出クロツクの代わ
りにリセツトパルスを発生させ、このリセツトパ
ルスがステートNo.10のタイミングで得られること
をn番目の子器4nで判別して制御4に対応した
制御出力を生ずるようになる。
尚、上記の実施例は子器に4つの検出器および
4つの制御機器を接続した場合を例にとるもので
あつたが、検出器および制御器の数に応じて呼出
クロツクに続くステートNo.の数を設定することに
より、適宜の応答および制御指令を行なうことが
できる。
次に本発明の効果を説明すると、受信制御装置
より呼出クロツクを送出して各子器で計数し、こ
の計数値が割当てアドレスに一致することを判別
したときに判別した子器より検出データを返送
し、この返送データに対応した制御を受信制御装
置より対応する子器に指令する伝送制御方式にお
いて、i番目の呼出クロツクに続くi+1番目の
呼出クロツクをi番目の子器の制御パルスとし、
この制御パルスの発生タイミングを制御の種類に
応じて可変するようにしたため、子器の呼出しが
1ビツトのクロツクパルスで行なうことができ、
また定常監視状態にあつては制御指令が不要であ
ることから次の呼出クロツクの送出に制御の種類
に応じた時間遅れとなる呼出クロツクの送出タイ
ミングを付加する必要がないことから、呼出しと
応答に必要な最小タイミングで呼出クロツクを送
出することができ、各子器当りの伝送割当て時間
を最小限に抑えて複数の子器との間で行なう伝送
時間を存幅に短縮することができる。
また、子器の応答に対応した制御指令の送出
は、次の子器に対する呼出クロツクの発生を制御
内容に応じたタイミング遅れをもつて送出するだ
けでよいことから、制御のためのパルス信号を送
出する必要がなく、子器の呼出しおよび制御を同
じ呼出クロツクで行なえることから伝送制御に用
いるパルス信号を単純化して装置構成を簡潔にす
ると共に、従来のビツト伝送に比べノイズ等によ
る影響を受けにくいことから、極めて高い伝送品
質を得ることができる。
更に、子器の呼出しを電圧モードで行ない、呼
出された子器の応答は電流モードで行なつている
ことから、子器の呼出しと子器よりの応答との間
の相互干渉がなく、信頼性の高い伝送制御を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したブロツク
図、第2図は第1図の実施例における子器の一実
施例を示した回路ブロツク、第3図は制御指令を
送出しないときの呼出クロツクの信号波形を示し
たタイミングチヤート、第4図はi番目の呼出ク
ロツクに対する子器の応答状態を示したタイミン
グチヤート、第5図はi番目の呼出クロツクに続
くi+1番目の呼出クロツクの送出による制御指
令を示したタイミングチヤート、第6図は第1図
の受信制御装置による基本的な伝送制御を示した
フローチヤート、第7図は第6図のブロツクBの
処理を詳細に示したフローチヤート、第8図は第
6図のブロツクCの処理を詳細に示したフローチ
ヤート、第9,10図は第2図の子器における制
御処理を示したフローチヤート、第11図は本発
明による伝送制御の具体例を示したタイミングチ
ヤートである。 1:受信制御装置、2:信号線、3:コモン
線、4a〜4n:子器、5a〜5d:検出器、6
a〜6d:制御機器、7:制御部、8:出力ポー
ト、9:パルス送出回路、10:電流検出回路、
11:入力ポート、12:出力ポート、13:表
示部、14:操作部、17:定電圧回路、18:
子器制御部、21:アドレス設定スイツチ群、2
2:アドレスカウンタ、23:リセツトパルス検
出回路、24:トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信制御装置より引き出された伝送ラインに
    複数台N(=1,2,3,……i,i+1,……,
    N)の子器を接続し、前記受信制御装置より出力
    された呼出クロツクパルスを各子器毎に計数し、
    該計数値が子器ごとの割当アドレスに一致するこ
    とを判別したときに判別した子器より検出データ
    を返送し、前記受信制御装置で該返送データに対
    応した制御を対応する子器に指令する伝送制御方
    式において、 前記受信制御装置でi番目となる任意の子器を
    制御する際には、i番目の呼出クロツクパルスに
    続く(i+1)番目のクロツクパルスを該i番目
    の子器の制御パルスとして兼用し該制御パルスの
    発生タイミングを制御の種類に応じて可変し、 前記i番目の子器にあつては、前記受信制御装
    置からのi番目の呼出クロツクパルスの計数によ
    り自己の割当アドレスとの一致を判別した際に次
    の(i+1)番目のクロツクパルスの受信タイミ
    ングを検出し、該受信タイミングが予め定めた制
    御タイミングに一致したことを判別した際に該制
    御タイミング対応した制御を行なうことを特徴と
    する伝送制御方式。
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