JPH01137500A - 埋込み2進パターンを有するメモリ・アレイ装置 - Google Patents

埋込み2進パターンを有するメモリ・アレイ装置

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JPH01137500A
JPH01137500A JP63263017A JP26301788A JPH01137500A JP H01137500 A JPH01137500 A JP H01137500A JP 63263017 A JP63263017 A JP 63263017A JP 26301788 A JP26301788 A JP 26301788A JP H01137500 A JPH01137500 A JP H01137500A
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JP
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voltage
memory array
memory
array
line
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JP63263017A
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Ronald J Prilik
ロナルド・ジエイ・プリリツク
James R Varner
ジエームズ・ロバート・ヴアーナー
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/36Data generation devices, e.g. data inverters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は埋込み読取り専用パターンをもつ読み書きメモ
リ装置に関し、さらに、そのパターンを設ける方法に関
する。この埋込み読取り専用パターンは、埋め込まれた
自己検査パターンをもつメモリ・アレイ装置で特に宵月
であることが示される。
B、従来の技術 読み書き型の静的及び動的メモリを含めて、多数のメモ
リ・アレイ装置が当技術で周知である。本明細書では本
発明を静的読み書きメモリに関して説明するが、本発明
はこのタイプのメモリ・アレイ装置での使用に限られる
ものではないことに留意されたい。
第2図は、一方の側にT1、T2及びT3、他方の側に
T4、T5及びT6の6個のトランジスタの左右対称な
構成をもつ、従来技術のトランジスタ6個を含む静的メ
モリ・セル10を示す。好ましい実施例の説明では、こ
れらのトランジスタは、それぞれ、ソース、ゲート及び
ドレイン端子をもつ、FETトランジスタとして説明す
る。電圧Vddが、トランジスタT2とT4のソース及
びゲート端子に加えられる。T2とT4のドレイン端子
は、それぞれノード50及び60に接続されている。ノ
ード50と60には、交差結合されたトランジスタT3
とT5のソースとゲート端子も接続され下いる・T3と
T5のドレイ・端子は、ノード70を介して接地されて
いる。ノード50と60には、それぞれトランジスタT
1とT6の、、イ、端子も接続されs’ ) 5 ′、
/ジュタT1とT6のゲート端子は、メモリ・セル10
のワード線30に接続されている。さらに、トランジス
タTIとT6のソース端子は、メモリ・セル10のビッ
ト線20に接続されている。
メモリの動作中、T3とT5の交差結合構成は双安定ラ
ッチとして機能する。ラッチの状態は、ビット線20と
ワード線3oを用いてセットまたは読み取ることができ
る。書込み動作を実行するには、不均衡な電圧をノード
5oと80の両端間に加えて、交差結合トランジスタT
3とT5を2つの双安定状態の1つに設定させる。その
際論理1または0を表す電圧がノード5oで維持され、
逆の論理値を表す電圧がノード60で維持される。
第3図は、第2図に示したタイプのセル10から構成さ
れるメモリ・アレイの単純化した構成図である。例とし
てメモリ・アレイの一部だけを示しである。すなわち、
実際のメモリ・アレイは、通常非常に多数のメモリ・セ
ルをもち、それらは多数の行と列に沿って配列されてい
る。図のメモリ・アレイの行の例は、メモリ・セルA1
1、Al1、A13、・・・、から成る第1行である。
同様に、メモリ・アレイの列の例は、メモリ・セルA1
1、A21、・・・、から成る第1列である。ビット線
とワード線は、本発明の説明では重要でないので、省略
しである。第2図から分かるように、メモリ・セルの端
子40は線110に接続され、線110はVddで示さ
れる単一電源に接続可能である。
第1図及び第2図を参照して説明したメモリ・アレイ装
置は今日の世界で非常に多く使用されているが、メモリ
・アレイが適切に機能しているがどうかを判定する検査
の問題がある。この点に関して、以下のように数多くの
検査方法が提案されている。
ボーシェスヌ(Beauchesne )等の米国特許
第4481827号では、メモリ・アレイにアクセスし
直接検査する間に高インピーダンスを示す回路を使って
、電子組立体内のメモリ・アレイの検査が行なわれる。
キャヴアリエール(Cavalfere )等の米国特
許第3981254号では、読取り専用メモリの入出力
回路を迂回して、埋込みアレイにアクセスして直接検査
することができる。
ジ日コツトン(Joccotton )等の米国特許第
4332028号及びエバースマン(Ebersman
 )等の米国特許第3805152号には、外部再循環
技術を使ってメモリ・アレイの交流パラメータを測定す
る方法が開示されている。
最後に、アイヒエルベルガ−(Eichelberge
r )等の米国第3981252号では、埋込みメモリ
・アレイに関連する回路をカウンタに変えて、その出力
をメモリ・アレイからの出力と比較することにより、検
査ができる。
C0発明が解決しようとする問題点 上記の検査方法及び従来技術の検査方法一般では、2進
検査パターンを外部からメモリにロードし、次いでメモ
リからアンロードして、メモリが適切に動作するかどう
か検査しなければならない。
この手順は、2進検査パターンを外部装置で記憶し生成
しなければならず、かつメモリ装置への2進検査パター
ンのローディングにより総検査時間が増加するので、不
都合である。したがって、2進検査パターンを外部で生
成させ次いでロードする必要のない、新しい方法が求め
られている。具体的に言うと、自己検査パターンとして
使用できる埋込み2進パターンを記憶できるメモリ装置
が求められている。
したがって、本発明の重要な目的は、埋込み2進パター
ンをもつメモリ・アレイを実現するメモリ・アレイ装置
と方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、埋込み自己検査2進パターンをも
つメモリ・アレイを実現するメモリ装置と方法を提供す
ることにある。
さらに他の目的は、2進検査パターンを記憶または生成
するために外部装置を必要とせず、メモリ・アレイ装置
が検査できるようにすることである。
さらに他の目的は、外部2進検査パターンをメモリ・ア
レイにロードする必要なく、メモリ・アレイ装置が検査
できるようにすることである。
D0問題点を解決するための手段 本発明は、上記の必要性を溝たす独特なメモリ・アレイ
装置を提供する。
具体的に言うと、本発明は、対称なメモリ・セルを分割
して分割されたメモリ・セルの両方の側に別々の電圧線
を設けるという方法を利用する。
両方の電圧線が同じ電圧レベルで付勢される場合、分割
されたメモリ・セルは通常のメモリ・セルとして機能す
る。電圧線が異なる電圧レベルで付勢される場合、分割
されたメモリ・セルは埋め込まれた2進ビツトを示すよ
うに動作する。こうした分割メモリ・セルが第1の電圧
線と第2の電圧線をもつメモリ・アレイの形に構成され
る場合、埋め込まれた読取り専用2進パターンをもつメ
モリ・アレイ装置が形成される。
したがって、本発明は、埋込み2進パターンをもつメモ
リ・アレイ装置に関する。そのメモリ・アレイ装置は双
安定セルのアレイをもち、各セルは当該のアドレス値に
関連している。メモリ・アレイ装置は、第1の電圧線と
第2の電圧線を含み、双安定セルはそれぞれ第1の電圧
線または第2の電圧線に選択的に接続される第1と第2
の側で構成されて、(a)第1と第2の電圧線が同じレ
ベルで付勢されるとき、双安定セルがそれぞれ双安定モ
ードで機能し、(b)第1と第2の電圧線が異なる電圧
レベルで付勢されるとき、双安定セルは埋込み2進パタ
ーン・モードで機能するようになっており、双安定セル
はそれぞれ第1と第2の電圧線への各双安定セルの選択
された接続に対応する論理値に設定される。
E、実施例 本発明のメモリ・セル210の好ましい実施例を第1図
に示す。メモリ・セル210はメモリ・セルの第1の側
260とメモリ・セルの第2の側270に分割されてい
る。この分割は第1と第2の電圧端子240と250を
介して実施される。
これらの電圧端子はそれぞれ、T2とT4のドレインと
ゲート端子に接続されている。第1図のメモリ・セルの
残りの部分は、第2図の従来技術のメモリ・セル10に
関して説明したのと同じである。
上記の構成により、メモリ・セル210は2つの異なる
モードで動作することができる。第1に、第1と第2の
電圧端子240及び250に同じ電圧レベルが加えられ
たとき、メモリ・セル210は通常のメモリ・セル・モ
ードで動作する。すなわち、メモリ・セル210は第2
図の従来技術のメモリ・セルと同じ双安定方式で動作し
、論理1または論理Oに設定されることができる。
しかし、第1と第2の電圧端子240と250に異なる
電圧レベルが加えられたときは、メモリ・セル210は
第2の埋込み2進ビツト・モードで動作する。電圧の差
が、交差結合されたトランジスタT3とT5の不均衡を
引き起こす。したがって、交差結合されたトランジスタ
T3とT5から形成される回路は、電圧VddlとVd
d2のどちらが最初に付勢されるかに応じて、強制的に
論理rlJまたは「2」を示すように設定される。
本発明のこの態様は、第4図ないし第6図に関して説明
するのが最もわかりやすい。
第4図は、第1図に関して説明したメモリ・セルで構成
されるメモリ・アレイの単純化した回路図である。明確
かつ単純にするために、ワード線、ビット線及びアドレ
ス回路は示してない。すなわち、メモリ・アレイにアク
セスする方法と回路は、当技術分野で周知である。
第4図に示すメモリ・アレイは行と列から構成され、た
とえば、行1はメモリ・セルMI L M12、M2S
、M14、M15、・・・、から構成され、列1はメモ
リ・セルMl 1、M21、・・・、から構成される。
メモリ・アレイは、第1の電圧線280と第2の電圧線
290をも備えている。各メモリ・セルの第1の電圧端
子240は、第1の電圧線280または第2の電圧線2
90の一方に選択的に接続される。各メモリ・セルの第
2の電圧端子250は電圧線280または290のうち
第1?I!圧端子240に接続されていない方に接続さ
れる。すなわち、メモリ・アレイの各メモリ・セルは、
2つの電圧端子をもち、それらの電圧端子は、第1の電
圧線280と第2の電圧線290に逆に接続される。−
例を挙げると、メモリ・セルMllは、その第1の電圧
端子240が第1の電圧線280に接続され、第2の電
圧端子250が第2の電圧[290に接続される。メモ
リ・セルM12は逆に接続され、その第1の電圧端子2
40が第2の電圧線2θOに接続され、第2の電圧端子
250が第1電圧!1280に接続される。
アレイの残りのメモリ・セルも、以下に説明する2つの
方式のどちらか一方で接続される。
本発明のメモリ・セル210から構成され、図のように
接続されたメモリ・アレイでは、第4図のメモリ・アレ
イも異なる2つのモードで動作することができる。第1
に、第1及び第2の電圧線280と290が同じ電圧レ
ベルで付勢される場合、メモリ・アレイは通常の双方向
メモリ・アレイ・モードで動作する。すなわち、それは
第2図に示した従来技術のメモリ・アレイと同じ方式で
動作する。
第4図に示すメモリ・アレイの動作の第2のモードは、
第4図、第5図及び第8図に関して説明する埋込み2進
パターン・モードである。
第4図では、第1の電圧Vddlが、図のように第1の
電圧線280に印加され、第2電圧Vdd2が、図のよ
うに第2の電圧線290に印加される。第1の電圧線2
80に印加された電圧Vddiが、第2の電圧線290
に印加された第2電圧Vdd2とは異なるレベルのとき
、メモリ・アレイは埋込み2進パターン・モードで動作
する。
異なる電圧レベルの例は、第5A図の電圧図に示されて
いる。図では、電圧Vddlは時刻T=1とT=2の間
に電圧Vdd2より高いレベルにある。
第6B図は、第5A図に示した電圧波形が第1及び第2
の電圧線280と290に加えられたとき、第4図のメ
モリ・アレイが示す埋込み2進パターンの一部分の例で
ある。具体的に言うと、第5B図は、第4図に示したメ
モリ・アレイの第1行の埋込み2進パターン(EBP)
出力を示す。
すなわち、第1の電圧線280に加えられた電圧Vdd
lが第2の電圧線280に加えられた電圧Vdd2と異
なるレベルである場合、メモリ・セルM11、Ml3及
びMl4は論理「1」を示す。
これは、第1の電圧線280に接続されている第4図の
メモリ・アレイのメモリ中セルMl 1、Ml3及びM
l4のそれぞれの第1の電圧端子240に直接対応する
。逆に、アレイのメモリ・セルM12とMl5は、それ
らの第1の電圧端子240が第2の電圧線280に接続
されているので、メモリ・セルM12とMl5は第5B
図に示すように論理「0」を示す。すなわち、メモリ・
セルM11、Ml2、Ml3、Ml4及びMlむから成
るメモリ・アレイの部分は、埋込み2進パターン101
10に対応するEPB出力をもつ。ここで明らかなよう
に、第4図のメモリ・アレイの第1及び第2の電圧端子
240と250は、任意の望ましい埋込み2進パターン
がアレイに埋め込まれるように、それぞれ第1の電圧線
280または第2の電圧線280のどちらか一方に選択
的に接続される。この埋込み2進パターンは、実際には
メモリ・アレイの構成にハードワイヤ接続されているめ
で、そのメモリ・アレイに付随する永久パターンである
ここで、第1及び第2の動作モード間の移行について論
じる。第1に、読み書きモードから埋込みパターン・モ
ードに移行するには、前述したように、2本の電圧線2
80と280間で不均衡を発生させなければならない。
この不均衡の結果、メモリ・セルは、実際に、ハードワ
イヤ接続された埋込み2進パターンにリセットされ、そ
れを当該のワード線とビット線を用いて読み出すことが
できる。このリセット動作の結果、メモリ・アレイに以
前に記憶された読み書きデータが失われることに特に注
意されたい。
埋込み2進パターン・モードになると、2つの電圧線の
不均衡を維持して、メモリ・アレイを埋込み2進パター
ンに効果的にロックすることができ、あるいは電圧線を
その後も同じ電圧レベルに付勢して、読み書きモードに
戻ることができる。
読み書きモードに戻る場合、メモリ・セルは依然として
埋込み2進パターンを表示する。しかし、この場合は、
メモリ・セルの両方の側に等しい電圧が加えられるため
にメモリ・セルはこのとき読み古きモードで動作してい
るので、パターンを重ね書きすることができる。
本発明の他の実施例では、メモリ・アレイを付勢して、
補数埋込み2進パターンを表示させることもできる。上
記の説明では、電圧Vddlの方がVdd2より高いレ
ベルにあるときに、埋込み2進パターンが作成された。
第6A図に示すように電圧Vdd2の方がVddlより
高い電圧レベルで印加される場合、第6B図に示すよう
な補数埋込み2進パターンが表示される。すなわち、メ
モリ・セルMI L M12、M13、M14、M2S
から成るメモリ・アレイ部分は、埋込み2進パターン0
1001に対応するEBP出力をもつ。
このパターンは第5B図に示した埋込み2進パターンの
補数パターンである。 ゛ 以上要約すると、2つの電圧端子が異なる電圧で付勢さ
れるとき、埋込み2進パターンを表示できる追加機能を
もつ、読み書きメモリ・アレイが構成できることが分か
る。この追加機能は、多数の適用業務で使用されている
。第1の例として、埋込み2進パターンが1組のマシン
命苓に対応するように調整されるように、メモリ・セル
の両方の側を選択的に接続することができる。これらの
命令を使用する適用業務は、メモリ・デバイスを起動中
には読取り専用初期設定命令を供給させ、次いで動作中
には読み書き記憶メモリとして機能させるものである。
第2の適用業務では、メモリ装置は通常の動作中には読
み書きメモリとして機能し、緊急動作中には緊急命令を
供給する働きをする。
1組のマシン命令を供給する他に、本発明の他の重要な
用途は、メモリ装置が正確に動作するかどうかの検査に
関する。上記のように、従来技術の検査方法は、2進検
査パターンを記憶しロードするのに外部゛デバイスが必
要な点で効率が悪かった。本発明を用いると、自己検査
パターンをメモリ・アレイに埋め込むことにより、この
効率の悪さを回避することができる。電圧端子を異なる
電圧で付勢することにより、外部デバイスを使って、メ
モリ・アレイが正確に動作するかどうか検査するための
自己検査パターンを読み出すことができる。この方法は
、検査パターンを発生させてメモリ・アレイにロードす
る必要がないため、総検査時間が減少する点で魅力があ
る。
別個の外部検査装置を用いるよりも精巧な方法で、普通
なら外部装置によって実行される多くの命令を内蔵する
メモリ装置を構成することができ′る。以下の説明では
、この方法を使用するメモリ・アレイ8置について説明
する。ただし、この検査構造をそれぞれ外部のメモリ・
アレイICから作成された離散構成にすることもできる
ことに注意されたい。
第7A図に、第4図に関して説明したような本発明のメ
モリ・アレイを利用するメモリ・アレイ装置610の好
ましい実施例を示す。メモリ・アレイ装置610は、4
本のアレイ・アドレス入力線Al−A4.4木のアレイ
・データ入力線11−14及び4本のアレイ・データ出
力線DI−D4をもつメモリ・アレイ620を有する。
通常動作モードのとき、アドレッシングは、装置アドレ
ス入力線650にアドレスを送ることによって実行され
る。そのアドレスは次に、ラッチ八〇60の入力に供給
される。ラッチ八〇60は、通常読み書き線670によ
って制御される。通常読み書き線670によってラッチ
A660が選択されると、ラッチAの入力のアドレスが
ラッチされ、アレイ・アドレス入力線680に供給され
る。
通常動作モードで書込み動作を希望する場合、書込みデ
ータが装置データ入力線300に供給される。書込みデ
ータは装置データ入力線300を介してラッチD310
の入力に供給される。ラッチD310は書込み端子と線
320を介して供給される信号によってオンになる。ラ
ッチD310がオンになると、その入力の書込みデータ
は、4本のアレイ・データ入力線ll−I4に渡され、
したがって、アレイ620に書き込まれる。
通常読取り動作を希望する場合も、アドレッシングは上
記のように行なわれる。ただし、ラッチD310はオフ
になり、メモリ・アレイθ20がアレイ・データ出力を
線690を介して装置データ出力端子700に供給する
。上記の通常動作モードでは、第1の電圧線280と第
2の電圧線290は、同じレベルの電圧で付勢されるの
で、通常読取り動作モードでは、それは、メモリ・アレ
イ620から出力されている埋込み2進パターンではな
く、以前に入力されその特定のメモリ位置に記憶された
データである。
ちなみに、他の周知のラッチ構成をラッチA−りに使用
することもできる。しかし、実験によりゲート・スイッ
チとして使用したFET増幅器が遅延が最小となる好ま
しい実施例であることが判明した。
メモリ・アレイ装置810の第2の動作モードは、自己
検査2進パターン・モードである。このモードでは、ラ
ッチA360は、通常読み書き線670によってオフに
なり、その入力のアドレス値をメモリ・アレイ620に
ラッチしない。自己検査2進パターン・モードでメモリ
・アレイ装置610を動作するには、メモリ・アレイ8
20の電圧線280と290を異なる電圧で付勢する。
すなわち、第4図ないし第6図に関して先に説明したの
と同じ動作モードである。
自己検査2進パタ一ン動作モードでは、アドレスがアレ
イ・アドレス入力線Al−A4を介してメモリ・アレイ
620に入力される。それに応じて、埋込み2進データ
がアレイ・データ出力線DIないしD4から出力される
。こうした埋込み2進パターン出力はアレイ・データ出
力線890上に出力され、装置出力データ線700上に
現れる。
アレイ・データ。出力線690上の埋込み2進パターン
出力はまた、帰還線730を介して帰還遅延回路740
に伝播する。帰還遅延回路740の出力は、帰還線75
0上に現れ、ラッチ0760の入力に供給される。ラッ
チC760からの出力は帰還線770上に現れ、ラッチ
8780に供給される。埋込み2進パターン・モード中
に、ラッチBはEBP検査端子と線800によってオン
に選択される。ラッチB780がオンに選択されると、
その入力端のデータが流れて、帰還線790上に出力と
して現れる。帰還線7θOはアレイ・アドレス入力線A
1ないしA4にデータを供給する。
すなわち、アレイ・データ出力線890、帰還線730
、帰還遅延回路7401帰還線750、ラッチC760
、帰還線770、ラッチB780、帰還線790及びア
レイ・アドレス入力線680から構成される、メモリ・
アレイ820の埋込み2進パターン出力の帰還ループが
構成されている。
この帰還ループ上での埋込み2進パターン・データの流
れは、ラッチC760をラッチすることによって制御さ
れる。この制御はラッチ・クロック端子、線810及び
820を介して実施され、ラッチ・クロック・パルスが
ラッチC760に印加されて望ましい速度で帰還の流れ
を制御する。帰還遅延回路740も、それが帰還ループ
中での埋込み2進パターン・データの流れを遅延させて
競合吠態の発生を防止するので、帰還動作で重要である
。帰還遅延回路740は、メモリ・アレイ620のアク
セス時間Taccより長い遅延時間をもたらすように設
計されている。アクセス時間TaCCは、アレイ・アド
レス入力にアドレスが供給された後、メモリ・アレイの
出力にデータが現れる時間であると定義される。
メモリ・アレイ装置610は、複数人力シフト・レジス
タ(MI SR)?20も備えている。MISR720
は、アレイ・データ出力線690とMISR入力線71
0を介してその入力端で埋込み2進パターン・データを
受は取る。第7A図に示す実施例では、ラッチ・クロッ
ク端子に印加されるクロック・パルスも、線810と8
30を介してMISR記録クロック端子に印加される。
すなわち°、ラッチ・クリック端子に印加されるすべて
のクロック・パルスが、MISR記録クロック端子にも
印加される。帰還ループがクロック・パルスによってラ
ッチC760に対しラッチされるたびに、MISRはそ
の入力端で利用できる埋込み2進パターン出力を記録す
る。MISR720の容量は、遭遇することが予想され
る2進検査パターンの全体を記憶するのに十分でなけれ
ばならない。
埋込み2進パターン出力のサイクル全体がM・l5R7
20に記録されると、記憶されたパターン出力はMIS
R?20から走査出力端子860を介して読み取られる
。MISR720からの走査出力は、走査クロック端子
850に印加される走査クロック・パルスによって制御
される。すなわち、MISR720に記憶される埋込み
2進パターン出力のサイクルは、帰還ループよりも速い
または遅い速度で読み出される。
複数入力シフト・レジスタ(MISR)720に関する
他のを用な機構は、走査入力端子840である。この機
構は、MISR?20が走査線端子840を介して既知
の検査パターンを読み込むことによって検査できる点で
重要である。走査入力端子を介するMISR720への
走査入力も、走査クロック端子850に印加される走査
クロック・パルスによって制御される。既知の検査パタ
ーンがMI 5R720に走査入力されると、検査パタ
ーンを走査出力端子を介して走査出力し、MISR72
0が正確に動作するかどうか検査することができる。
以上、自己検査機能をもつメモリ・アレイ装置610に
ついて説明してきた。この自己検査機能については、第
7B図に関して次に詳しく説明する。第7B図は、アド
レス入力とその結果得られる埋込み自己検査パターン・
データ出力を示す流れ図である。これらのデータ出力の
アレイ・アドレス入力への帰還を、流れ図の各矢印によ
って示す。
第7B図で、アドレスooooが、自己検査2進パター
ン・モードの始めにアレイ・アドレス入力線に印加され
る。ラッチA660とラッチB780をオフにすること
により、このアドレス0OOOをアレイ・アドレス入力
で確保することができる。第7B図では、アレイ・アド
レス入力が0000のとき、埋込み自己検査パターン・
データは0001となる。すなわち、この埋込み自己検
査パターン・データ出力0001は、アレイ・データ出
力DI−D4から出て、第7A図のアレイ・データ出力
線690上に現れ、次いでアレイ・データ出力線690
、帰還線7301帰還遅延回路740、帰還線750、
ラッチC760、帰還線770、ラッチB780、帰還
線790、アレイ・アドレス入力線680を介して帰還
ループ中を伝播する。この場合も、帰還遅延回路740
は、競合状態の発生を防止するのに十分な遅延をもたら
すことに留意されたい。埋込み自己検査パターン・デー
タ出力0001も、アレイ・データ出力線890とMI
SR入力線710上を伝播し、MISR720の入力に
供給される。MISR記録クロック端子の次のクロック
・パルスが到着すると、埋込み自己検査パターンデータ
出力0001がMISR720に記録される。
第7B図を再び参照すると、新しい帰還アレイ・アドレ
ス人力0001が埋込み自己検査パターン・データ出力
0010を発生させ、それがアレイ・データ出力Di−
D4に現れ、帰還ループ中を伝播して、上記で説明した
ようにMISR720に記録される。
第7B図から、自己検査埋込み2進パターン・モードで
動作するメモリ・アレイθ20は、好ましい実施例の2
進カウント・シーケンスを示すようにプログラミングさ
れていることがわかる。この2進カウント・シーケンス
出力はアレイ・アドレス入力にフィードバックされて、
2道順次カウント方式でアドレッシングが続けられる。
第7B図に示すように、最終的な埋込み自己検査パター
ン・データ出力0000は、それを使って終了状態を示
すことができ、あるいはそれをアレイ・アドレス入力に
フィードバックして、メモリ・アレイ装置810を次の
自己検査サイクルに進ませることができる。
完全な検査動作を実行するには、メモリ・アレイ820
を、通常の埋込み自己検査パターンについて第7A図と
第7B図に関して説明したのと同じ方式で、補数埋込み
自己検査パターンを用いて検査しなけれtiならない。
しかし、検査動作のこの部分の間に、自己検査手順を正
しく働かせるためインバータを帰還経路上のどこかに設
けて、補数パターンを反転させなければならないことに
注意されたい。このことは、後で説明する第11図の好
ましい実施例に関しても当てはまる。本発明を実施する
のに適した1つの方法は、帰還遅延ブロック740中で
プログラム式排他的ORを使用することである。
第8A図ないし第8F図に、第7A図のメモリ・アレイ
装置610の様々な位置のタイミング信号を示す。これ
らのタイミング信号は、埋込み2進パターン・モードで
動作するメモリ・アレイ装置610に対するものである
ことに注意されたい。
第8A図及び第8B図で、ラッチAとBはそれぞれオフ
になっている。2進検査パターン・カウント・シーケン
スの始めに、第7B図に関する説明で説明したように、
これによってooooのアレイ・アドレス入力が保証さ
れる。ラッチAは、その検査サイクルを通してオフのま
まであり、メモリ・アレイ装r!!t810が通常読み
書き方式で動作しないようにする。逆に、ラッチBはt
=2でオンになり、メモリ・アレイ装置610が埋込み
2進自己検査パターン・モードで動作できるようになる
。すなわち、ラッチBがオンになると、帰還ループが活
動化され、ラッチCに印加されるクロック・パルスによ
って帰還ループを介するフィードバックを制御すること
ができる。第8c図は、ラッチCとMISR記録クロッ
ク端子に、印加されるクロック・パルスを示す。図では
、クロック・パルスは時間t=2、t=3、t=4、・
・・、で発生する。ラッチCにクロック・パルスが印加
される度に、帰還フローがパルス化され、メモリ・アレ
イ620は2進自己検査カウント・シーケンスの次のス
テップに進む。第8D図は、アレイ・データ出力D1な
いしD4で発生するデータ出方を示す。第8E図で、時
間Taccは、アレイ・アドレス入力、にアドレスが供
給されるときにアレイ装置出力にデータが現れるのに必
要なアクセス時間を表す。第8E図で、時間Tdlyは
第2A図の帰還遅延回路740に対して選ばれた遅延時
間を表す。選ばれた遅延時間TdlYは、メモリ・アレ
イのアクセス時&ITaccよりやや長いことに注意さ
れたい。さらに、上記のように、これは、メモリ・アレ
イ装置810が帰還ループ動作を利用する間に競合状態
が発生するのを防止するためである。−第8F図は、メ
モリ・アレイ820のアレイ・アドレス入力に印加され
るアドレスを示す。
上記の自己検査の説明では、アレイ・アドレス入力のビ
ット数がアレイ・データ出力のビット数と一致するメモ
リ・アレイ装置について説明した。
本発明は、アレイ・アドレス入力のビット数がアレイ・
データ出力のビット数とは異なる場合にも使用できる。
それらの例を第9図と第10図に示す。
第9図では、アレイ・アドレス入力の4ビツト及びアレ
イ・デiり出力の12ビツトがある。
フィードバック方式で本発明を利用するには、アレイ・
データ出力の12ビツトを4ビツトずつのグループに分
割する。第1検査サイクル中に、アレイ・データ出力の
最初の4ビツトがアレイ・アドレス入力にフィードバッ
クされる。第2検査サイクル中に、第2グループの4ビ
ツトが、アレイ・アドレス入力にフィードバックされる
。最後に、第3検査サイクル中に、アレイ・データ出力
の最後のグループの4ビツトがアレイ・アドレス入力に
フィードバックされる。こうして、アレイ・データ出力
の12ビツトすべてについて検査が行なわれる。
第10図には、逆が真の場合、すなわち、アレイ・アド
レス入力のビット数がアレイ・データ出力のビット数を
越える場合を示す。具体的に言うと、アレイ・アドレス
入力は12ビツトから構成されるが、アレイ・データ出
力は4ビツトから構成される。この状況は、第8図に関
して説明したのと同じ方式で取り扱うことができる。し
がし、帰還動作は複雑になり、4つの出力ビツトを使用
して12ビツトのアドレッシングを増分する。通常、ア
ドレス入力ビットよりデータ出力ビットの方が多いメモ
リ・アレイ装置が一般的なので、この複雑な動作につい
ては説明しない。
第11図では、メモリ・アレイ装置610を、埋込み2
進パターンをもつ自己検査の実行を1サイクルの間に制
限する構成をも含む他の実施例と共に示す。第11図に
示したメモリ・アレイ装置610の回路の大部分は、第
7A図に関して示し説明したものと同じである。メモリ
・アレイ装置610に、停止回路900とMISR記録
クロック回路1000が追加されている。
停止回路900の構造について説明すると、第7A図で
は線800とラッチBに接続されていたEBP検査端子
が、RSフリップ・フロップ940のS入力に接続され
ている。RSフリップ・フロップ940からのQ出力は
、線9E30と800を介してラッチBに供給され、ま
た線960と1060を介してMISR記録クロック回
路1000に供給される。最後に、RSフリップ・フロ
ップ940からのQ出力は、線960を介してメモリ・
アレイ装置610から開始停止波形端子にも出力される
開始停止回路900の構造中で、線680上に現れるア
レイ・アドレス入力が反転グループ910によって反転
され、ANDゲート920の入力に印加される。AND
ゲート920の出力はインバータ/ANDグループ10
2OAを介してORゲート930の第1入力に印加され
る。ORゲート930の第2人力はリセット端子から線
950を介して供給される。ORゲート930からの出
力は、RSフリップ・フロップ940のR入力に印加さ
れる。
MI SR記録クロック回路1000の構造の説明に移
ると、アレイ・アドレス入力の最下位ピッ) (LSB
)が線1010を介してMISR記録クロック回路10
00に供給され、まず第1のインバータ/ANDグルー
プ1020に印加される。
グループ1020の出力は、ORアゲ−1040の第1
人力に印加される。線1010上の最下位ビットは第2
のインバータ/ANDグループ1030にも印加される
。グループ1030の出力はORアゲ−1040の第2
人力に印加され、ゲー)1040の出力はANDゲート
1050の第1人力に印加される。ANDゲー)105
0の第2人力は、RSフリップ・フロップ940のQ出
力から線960と1060を介して供給される。AND
ゲー)1050からの出力は、線830を介してMIS
R記録クロック入力に供給される。
第11図のメモ゛Iノ・アレイ装置610の動作につい
ては、第12図、第13A図、第13B図及び第14A
図ないし第14G図の波形図及びタイミング図を参考に
しながら説明する。メモリ・アレイ装置610の読み書
き動作及び帰還ループ動作については、既に第7A図、
第7B図および第8Aないし第8F図に関して説明した
自己検査サイクルでメモリ・アレイ装置610の動作を
開始するには、通常読み書き端子の入力を低レベルにし
て、第14A図に示すようにラッチAをオフにする。ラ
ッチDも同様にオフにする。
さらに、第14B図に示すように、ラッチ・クロック端
子の入力は、ラッチC7!l(−オンに選択されるよう
になっている。この実施例では、第7A図とは逆に、ラ
ッチ・クロック端子の入力がMISR記録クロック入力
端子に供給されないことに注意されたい。その代わりに
、上記のように、MISR記録クロック入力端子にはM
I SR記録クロック回路から入力が供給される。第1
4C図で、時間t=1とt=2の間にリセット・パルス
が代替リセット端子950を介してRSフリップ・フロ
ップ940に印加されて、RSフリップ・フロップ94
0のQ出力が論理「0」になるように保証し、したがっ
て帰還ループのラッチBはオフに選択され、かつMIS
R記録クロック回路1oooは記録クロック・パルスを
発生しないようになっている。Q出力のタイミング波形
は、第14E図に示す。
自己検査サイクルを開始するため、EBP検査端子にパ
ルスが印加され、RSフリップ・フロップ940をセッ
トさせる。第14D図と第14E図に示すように、EB
P検査端子にパルスが印加されると、RSフリップ・フ
ロップのQ出力は高レベルになる。Qの高レベル出力は
、線960と800を介して印加され、ラッチBをオン
に選択する。ラッチCがオンに選択され、ラッチBもオ
ンに選択されると、帰還ループはを効に完成する。
すなわち、アレイ・データ出力は帰還ループを経てアレ
イ・アドレス入力にフィードバックされ始める。ラッチ
BとラッチCが常にオンに選択されている場合、帰還ル
ープを経由するフィードバック流れの速度は、帰還遅延
回路740のみによって制御されることに注意されたい
検査サイクルが自己検査埋込み2進カウント・シーケン
スを進むとき、アレイ・アドレス入力の最下位ビットは
、第13A図に示すように高レベルと低レベルの間でト
グルされる。第13A図に示した最下位ビットの波形は
、MISR記録ク記録クロ1フ クロ1フ 60と1060を介して高レベルQ出力によりオンに選
択されることに注意されたい。第1のインバータ/AN
Dグループ1020は、最下位ビットの正遷移に応じて
クロック・パルス出力を発生させるように構成されてい
る。第2のインバータ/ANDグループ1030は、最
下位ビットの負遷移に応じてクロックパルス出力を発生
させるように構成されている。第1のインバータ/AN
Dグループ1020からの出力と第2のインバータ/A
NDグループ1030の出力は、ORゲート1040の
入力に供給される。ORゲート1040は、第1のイン
バータ/ANDゲート・グループ1020と第2のイン
バータ/ANDグループ1030からのクロック・パル
ス出力を通過させ、それにより第13B図に示すMIS
R記録クロック・パルスを発生させる。ANDゲー)1
050は高レベルQ出力によってオンに選択されている
ので、このMISR記録クロックパルスは、ANDN−
ゲート中播し、線830を介してMISR記録クロック
入力に印加される。すなわち、MISR記録ク記録クロ
1フ レス入力の最下位ビットが正または負に遷移するごとに
クロック・パルスを発生させる。これらのMI SR記
録クロック・パルスが入力線830を介してMISR記
録゛記録ツクロック入力されるので、MISRは各遷移
に対応する時間にアレイ・データ出力を記録する。
メモリ・アレイ620及び帰還ループに話を戻す。自己
検査2進カウント・シーケンスは、自己検査サイクルの
終わりを意味するアドレス0O00がアレイ・アドレス
入力に現れるまで続く。アレイ・アドレス入力線θ80
上のこのアドレス0000は、インバータ・グループ9
10によって反転され、開始停止回路900のANDゲ
ート920の入力に印加される。アドレス0000が反
転されてANDゲート920に印加されると、ANDゲ
ー)920が出力を発生し、第14C図で時間t=Nと
t=N+1の間に示すように、それがORゲート930
及びインバータ/ANDグループ1020と同一のイン
バータ/ANDゲート1020Aを介して、RSフリッ
プ・プロップ94Oのリセット入力にリセット・パルス
として印加される。RSフリップ・フロップ840がリ
セットされると、RSフリップ・フロップのQ出力は、
第14E図で時間t=Nとt=N+1の間に示すように
低レベルになる。この時、ラッチBとMISR記録ク記
録クロ1フ 選択され、アレイ・データ出力のアレイ・アドレス入力
へのフィードバックと、MISR記録クロック・パルス
の発生が終了する。こうしたアレイ入力とMISR記録
クロック・パルスの終了は、第14F図と第14G図に
示すように、第14E図に示す停止信号と同時である。
すなわち、第11図に示したメモリ・アレイ装置810
は、埋込み2進カウント・シーケンスを介して1サイク
ルの自己検査を可能にする機能をもつ。この1サイクル
自己検査は、EBP検査端子によって開始される。メモ
リ・アレイ装置610が1サイクルの間自己検査される
と、データ・アレイ出力で出力されMISRによって記
録された自己検査2進カウント・シーケンスがMISR
から走査出力されてメモリ・アレイ620が正確に動作
するかどうか検査される。
第11図に示したメモリ・アレイ装置610は、メモリ
・アレイ装aeioのアクセス時間TacCが決定でき
る構造であることに注意されたい。
これを実施するには、自己検査2進カウント・シーケン
ス中にメモリ・アレイ820で行なわれるシーケンス・
ステップの合計数が最初に分かっていなければならない
。その場合、アクセス時間TacCは、第14E図に示
すように、開始から停止までの全検査時間を測定し、シ
ーケンス・ステップの合計数で割ることによって決定で
きる。すなわち、メモリ・アレイ装置610のアクセス
時間TaCCは、製造元の仕様に応じて決定でき、また
は検査できる。
メモリ・アレイ装置610の1つの変形を示す。
アドレス入力がクロックされている、すなわち、クロッ
ク・パルスの遷移までアドレス値がメモリ・アレイに受
は入られない、メモリを構成することが望ましいことが
しばしばある。この種のメモリ・アレイを使用する場合
、クロック・パルスを外部から供給することができ、あ
るいはメモリ・アレイ装置610に内部クロック生成回
路を設けることもできる。この点に関して、MISR記
録クロック回路1000は、このクロック・パルスを供
給するのに使用できる内部クロック回路の一例である。
その代わりに、他のどんなりロック・パルス生成回路も
使用できる。唯一の制約は、アドレス入力が安定化する
のに十分な時間が経過するまで、クロック・パルスを発
生してはならず、装置の検査に必要な時間を最小にする
ために、その後できるだけ迅速に発生しなければならな
いことである。
第7A図と第11図のメモリ・アレイ装置610に関し
て言及すべき最後の特徴は、これらのデバイスが、既知
のテスト・パターンをメモリ・アレイ620にロード及
びアンロードできる点で、従来のメモリ・アレイ装置と
互換性があることである。これは、ラッチBをオフに選
択して帰還ループが動作しないようにすることにより実
施される。
ラッチAは通常読み書き端子及び線670を介してオン
に選択される。この検査モードのとき、第1の電圧線2
80と第2の電圧線290に同じレベルの電圧が印加さ
れ、メモリ・アレイ620は通常読み書き方式で動作す
る。メモリ・アレイ620を検査するには、既知の検査
パターンを装置アドレス入力線650と装置データ入力
線300を介してメモリ・アレイ620にロードする。
次に、この検査パターンを装置アドレス入力線650と
装置データ出力線700を介してメモリ・アレイ620
からアンロードする。すなわち、メモリ・アレイ装置6
10は、メモリ・アレイに既知の検査パターンをロード
及びアンロードすることによってメモリ・アレイ装置6
20が検査できる構造であり、したがって本発明のメモ
リ・アレイ装置610は今日使用されているメモリ検査
機器と完全に互換性がある。
F0発明の効果 本発明の結果として、埋込み2進パターン、特に自己検
査埋込み2進パターンをもつ、メモリ・アレイ装置を実
現する簡単な装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のメモリ・セルの単純化した回路図で
ある。 第2図は、従来技術のトランジスタ6個を含む静的メモ
リ・セルの単純化した回路図である。 第3図は、第2図に示したメモリ・セルに対応する複数
のメモリ・セルを使用して構成されたメモリ・アレイの
単純化した回路図である。 第4図は、本発明の複数のメモリ・セルを使用して構成
されたメモリ・アレイの単純化した回路図である。 第5A図は、電圧VDDIが電圧V。o2より前に付勢
されるのを示す電圧図である。 第5B図は、VDDIがVDD2より前に付勢されると
きの、第4図に示したメモリ・アレイの行1の埋込み2
進パターン(E B P)出力を示す図である。 第6A図は、電圧V D D 2が電圧voD+より前
に付勢されるのを示す電圧図である。 第6B図は、Vp02がVDolより前に付勢されると
きの、第4図に示したメモリ・アレイの行1の埋込み2
進パターン(EBP)補数出力を示す図である。 第7A図は、埋込み2進パターン及びフィードバック能
力をもつ本発明のメモリ・アレイ装置の単純化した回路
図である。 第7B図は、2進カウントを進めるのに使用できる埋込
み2進検査パターンの例を示す流れ図である。 第8A図ないし第8F図は、第7A図の好ましい実施例
の回路内の様々な位置のタイミング信号を示すタイミン
グ図である。 第9図は、データ出力のビット数がアドレス入力のビッ
トの数を越えるときの、様々なフィードバック・サイク
ルを示す流れ図である。 第10図は、アドレス入力のビットの数がデータ出力の
ビットの数を越えるときの、様々なフィードバック・サ
イクルを示す流れ図である。 第11図は、埋込み2進パターンによって自己検査を容
易にする追加回路をもつ他の好ましい実施例である。 第12図は、第11図の回路によって生成される自己検
査時間波形のタイミング図である。 第13A図は、第11図に示したデバイスへのアレイ・
アドレス入力の最下位ビットの波形を示すタイミング図
である。 第13B図は、第13A図に示した波形に応答して生成
される複数人力シフト・レジスタ(MISR)記録クロ
ック・パルスを示すタイミング図である。 第14A図ないし第14G図は、第11図に示す好まし
い実施例内の様々な位置でのタイミング信号を示すタイ
ミング図である。 210・・・・メモリ・セル、240.250・・・・
電圧端子、280.290・・・・電圧線。 第4図 第5A図 iaB図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交差結合ノードに結合された2つの電圧端子を有する双
    安定メモリ・セルのアレイと、各上記メモリ・セルの上
    記電圧端子へ選択された構成で接続される第1の電圧線
    及び第2の電圧線とを有し、各上記メモリ・セルは、上
    記第1及び第2の電圧線が同じ電圧レベルで付勢された
    とき、双安定モードで動作し、上記第1及び第2の電圧
    線が異なる電圧レベルで付勢されたとき、上記第1及び
    第2の電圧線への各上記メモリ・セルの上記電圧端子の
    選択された接続に対応する論理値にセットされることを
    特徴とする、埋込み2進パターンを有するメモリ・アレ
    イ装置。
JP63263017A 1987-11-05 1988-10-20 埋込み2進パターンを有するメモリ・アレイ装置 Pending JPH01137500A (ja)

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