JPH01136508A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH01136508A
JPH01136508A JP62293195A JP29319587A JPH01136508A JP H01136508 A JPH01136508 A JP H01136508A JP 62293195 A JP62293195 A JP 62293195A JP 29319587 A JP29319587 A JP 29319587A JP H01136508 A JPH01136508 A JP H01136508A
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Kiyoshi Ushijima
牛島 清
Shoichi Arai
新井 正一
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビルや工場等の受電施設に設置されるガス絶
縁開閉装置に関するものである。
[従来の技術] 従来ビル等の受電設備に用いられていた開閉装置は、気
中絶縁のキユービクル形の外殻容器内に遮断器や断路器
等の構成機器を収納することにより構成されている。
第10図は常用回線1aと予備回線Lbとの2回線を受
電する場合に用いられる開閉回路の各相の構成の一例を
示したもので、同図においてla及びLbはそれぞれ常
用回線及び予備回線、T1及びT2は第1及び第2の変
圧器であり、常用回線1aと変圧器T1との間及び予備
回線Lbと変圧器T2との間がそれぞれ同様の構成の開
閉回路A及びBにより接続されている。
各線路と変圧器との間を接続する開閉回路は、一端がケ
ーブルヘッドCHd1等を介して回線を構成する線路に
接続される線路側断路器DSI及び接地開閉器ES1と
、断路器DS1の他端に一端が接続された遮断器CBと
、遮断器CBの一端に接続された接地開閉器ES2と、
遮断器CBの他端に一端が接続された母線BUS1と、
母線BLJS1に接続された電力需給用計器用変成器M
OFと、母線BLJS1の他端に一端が接続された接地
開閉器ES3及び母線側断路器DS2と、断路器DS2
の他端に一端が接続された変圧器1次側断路器DS3と
、断路器DS3の他端に接続されたケーブルヘッドCH
d2と、ケーブルヘッドCHd2を接地する接地開閉器
ES4と、遮断器CBの母線BUSI側の回路に装着さ
れた変流器CTとを備えている。
開閉回路A、B間を連絡するため、両開閉回路A、Bの
それぞれの断路器DS2とDS3との間の回路が連絡母
線BUS2により相互に接続されている。
また第11図は、受電設備に用いられる開閉回路の他の
例を示したもので、この例では、常用回線を受電する回
路及び予備回線を受電する回路に対して電力需給用計器
用変成器MOFが1台だけ設けられている。すなわち、
この例では、常用回線Laを受電する開閉回路の断路器
DS2の遮断器と反対側の回路が母線B U S 11
により接続されるとともに、変圧器T1側の断路器DS
3及び変圧器T2側の断路器DS3のケーブルヘッドC
Hd2と反対側の回路が母線BtJS2により接続され
、母線B U S 11及びB U S 12の間に電
力需給用計器用変成器MOFが設けられている。
上記のような開閉装置において、開閉回路の構成機器は
外殻容器内に収納されるが、電力需給用計器用変成器M
OFは電力会社から支給されるため、これを工場で開閉
装置に組込んで出荷することはできず、各電力需給用計
器用変成器MOFは据付現場で開閉装置に接続する必要
がある。
そのため従来は電力需給用計器用変成器以外の構成機器
をキユービクル形の外殻容器内に収納し、電力需給用計
器用変成器MOFに対しては別の専用容器を用意して、
該電力需給用計器用変成器を収納した容器をキユービク
ル形容器の側方に設置していた。
変成器MOFを収納する容器内には電力需給用計器用変
成器に接続される3相の母線導体が配置され、これらの
母線導体の電源側及び負荷側の端部がそれぞれケーブル
(合計6本のケーブル)を介して開閉回路の遮断器CB
及び断路器DS2に接続される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の受電設備用開閉装置では、電力需給用計器用変成
器以外の主要部の構成機器を収納する容器を気中絶縁と
していたため、装置が大形化するのを避けられなかった
。また電力需給用計器用変成器以外の主要部の構成機器
を収納する容器と電力需給用計器用変成器を収納する容
器とを別個に設けていたため、開閉装置全体の設置スペ
ースを多く必要とするという問題があった。
また電力需給用計器用変成器以外の機器を収納した容器
と電力需給用計器用変成器を収納した容器との間を6本
ものケーブルで接続する必要があったため、ケーブルの
引回しが面倒でコストが高くなるという問題があった。
本発明の目的は、外殻容器内に開閉回路の構成機器を収
納して構成する受電設備用の開閉装置において、その小
形化を図って設置スペースの縮小を図るとともに、ケー
ブルを引き回すことなく電力需給用計器用変成器を開閉
回路に接続し得るようにすることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、開閉回路の構成機器を外殻容器内に収納し、
開閉回路の主回路の一部を構成する3相の母線導体に電
力需給用計器用変成器を接続してなるガス絶縁開閉装置
において、開閉回路の構成機器を収納する外殻容器にガ
ス絶縁を採用することにより容器の小形化を図るととも
に、スペースの有効利用を図って、開閉回路の構成機器
を収納した外殻容器と電力需給用計器用変成器とをコン
バクとにまとめて配置することができるようにしたもの
である。
そのため、本考案においては、外殻容器が、互いに離れ
た位置に軸線を縦方向に向けて配置された第1及び第2
の容器と、第1及び第2の容器の間に軸線を横方向に向
けて配置されて一端が該第−〇 − 1の容器の上部に接続され他端が第2の容器の上部に接
続された第3の容器とにより門形に構成され、第1ない
し第3の容器内に絶縁ガスが封入されている。そして第
3の容器の下方に形成された上記門形外殻容器の内側ス
ペースに電力需給用計器用変成器が配置されている。
[発明の作用] 上記のように、開閉回路の構成機器を収納する外殻容器
を門形に構成してその内側のスペースに電力需給用計器
用変成器を配置するようにすると、開閉回路の構成機器
を収納した外殻容器と電力需給用計器用変成器とをコン
パクトにまとめて配置することができ、開閉装置の設置
スペースの縮小を図ることができる。
また上記のように構成すれば、開閉回路に電力需給用計
器用変成器を接続するためにケーブルを引回す必要がな
いため、コストの低減を図ることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第4図は第10図に示す開閉回路を用いる
場合に本発明を適用した実施例を示したもので、これら
の図において、10は矩形状の設置ベース、11及び1
2はそれぞれベース10の長手方向に所定の間隔をあけ
て配置された第1及び第2の容器、13は第1の容器1
1及び第2の容器12の間に配置された第3の容器であ
る。第1及び第2の容器11及び12はそれぞれの軸線
を縦方向に向けた状態で配置されて、架台14及び15
によりベース10上に支持されている。第3の容器13
は第1の容器11と第2の容器12との間に軸線を横方
向に向けて配置されてその一端及び他端がそれぞれ第1
の容器11の上部側面及び第2の容器12の上部側面に
接続されている。
上記第1の容器11ないし第3の容器13により、第2
図に示すように、横方向から見て門形の形状を呈する外
殻容器16が構成されている。第10図の開閉回路を構
成する場合には、この外殻容器16が2組設けられてベ
ース10上に平行に配置され、一方の外殻容器16内に
開閉回路Aの構成機器が、また他方の外殻容器16内に
開閉回路Bの構成機器が収納される。以下開閉回路A及
びBをそれぞれ構成する部分を開閉装置ユニットSa及
びsbとする。
各部の構成を詳細に説明すると、第1の容器11は、第
1図に見られるように角部内側に直方体状の窪み11A
を有する断面り形の箱体からなり、この容器11内には
、接地開閉器ESI付きの断路器DS1と、接地開閉器
ES2と、変流器CTとが収納されている。接地開閉器
付きの断路器は、接地開閉器と断路器の可動電極を共通
にしたもので、断路器を開いた後に接地開閉器が閉じら
れ、接地開閉器が開かれた後に断路器が投入されるよう
になっている。
第1の容器11の角部内側の窪み11A内には3相の遮
断器CBが配置されている。この遮断器CBは、SF6
ガスを封入した筒状の気密容器内に可動電極と固定電極
とを消弧機構とともに収納した公知のガス遮断器で、各
相の遮断器は架台14上に配置された操作器箱17上に
支持され、各遮断器の可動電極を操作する絶縁操作棒が
操作器箱17内に収納された操作器に連結されている。
遮断器CBの可動電極側の端子及び固定電極側の端子は
容器11の側壁を気密に貫通させて取付けられたブッシ
ングを通して容器11内の回路に接続されている。
容器11の下部には操作器収納部11Bが設けられ、こ
の操作器収納部11B内に接地開閉器ES1付きの断路
器DS1を操作する操作器19が収納されている。接地
開閉器ESI付きの断路器DS1を操作する操作軸20
は容器11の側壁を気密に貫通させて外部に導出され、
該操作軸20の先端に取付けられたレバーがリンク22
を介して操作器19の出力レバー19aに連結されてい
る。
遮断器CBが配置された窪み11Aを覆うように断面し
字形の覆い板18が数句けられ、この覆い板を取付ける
ことにより容器11の外観をシンプルな直方体状として
、周囲環境との調和を図つている。
各容器11の天井板には3相のケーブルヘッドCHdl
が取付けられ、ビル等の天井を這わせて導入された常用
回線1a及び予備回線Lbのケーブルが対応する開閉回
路の構成機器を収納した容器11に取付けられたケーブ
ルヘッドCHdlに接続されるようになっている。
第2の容器12は下端が架台15に支持された箱形の操
作器収納部12Aと、該操作器収納部12A上に配置さ
れた気密構造の箱体12Bとからなり、箱体12B内に
接地開閉器ES4付きの断路器DS3が収納されている
。箱体12Bの天井部には3相の接地開閉器ES4の接
地側電極につながる接地端子t1u−t1wが取付けら
れ、これらの接地端子は図示しない接地線を介して接地
電位部に接続される。
第3の容器13は横長ダクト状に形成されていて、その
一端は容器11の上部側面に設けられた分岐管部11a
にブッシング取付は板25を介して接続され、他端は容
器12の上部側面に設けられた分岐管部12aにブッシ
ング取付は板26を介して接続されている。
第4図に示したように、容器13と容器11との間に設
けられたブッシング取付は板25には、3相のブッシン
グ27uないし27wがそれぞれの軸線を平行させた状
態で取付けられ、ブッシング27uないし27wの中心
導体の容器11内に位置する端部は第10図の単線結線
図に従って遮断器CBに接続されている。ブッシング2
7uないし27Wの中心導体の容器13内に位置する端
部には容器13内をその長手方向に沿って平行に伸びる
3相の母線導体30uないし30wの一端が接続されて
いる。容器13の底部には下方に突出した分岐管部13
Aが設けられ、この分岐管部13Aの下端の開口部はブ
ッシング取付は板31により気密に閉じられている。ブ
ッシング取付は板31には三角配置された3相の変成器
接続用ブッシング32uないし32wと、これらのブッ
シングの内、両@2相のブッシング32u及び32Wに
近接させて配置された変成器接続用ブッシング33u及
び33wとが取付けられている。ブッシング32u及び
32.wの中心導体は母線導体30u及び30Wの先端
に接続され、またブッシング32vの中心導体は母線導
体30vの中間部に接続されている。
容器13の側壁に接地開閉器ES3付きの断路器DS2
の操作軸35が回転自在に支持されている。操作軸35
の一端は容器13の側壁を気密に貫通して外部に導出さ
れ、この操作軸には可動電極36uないし36wが該操
作軸35に対して絶縁された状態で支持されている。
また容器13と容器12との間に設けられたブッシング
取付は板26にはブッシング36uないし36wが、そ
れぞれの軸線を前記ブッシング27uないし2°7wと
一致させた状態で取付けられ、これらのブッシングの中
心導体の容器13内に臨む端部に断路器DS2の固定電
極37Uないし37Wが接続されている。また容器13
内には図示しない接地開閉器用の固定電極が可動電極3
4uないし34− wにそれぞれ対応させて設けられて
いて、可動電極34uないし534wと固定電極37U
ないし36Wとにより断路器DS2が、また可動電極3
4uないし34wと図示しない接地開閉器用の固定電極
とにより接地開閉器ES3が構成されている。
可動電極34u及び34Wはそれぞれブッシング33u
及び33wの中心導体につながる集電接触子に常時接触
し、可動電極34vは母線導体30vの先端に設けられ
た接触子に常時接触するようになっている。
第3の容器13の天井部には、3相の接地開閉器ES3
の接地側電極につながる接地端子t2u〜t2wが取付
けられ、これらの接地端子は図示しない接地線を介して
接地電位部に接続される。
容器12の下部に設けられた操作器収納部12Aには、
操作器40及び41がガス制御装置42とともに収納さ
れ、操作器40の出力レバーは、容器12の側壁を気密
に貫通させて外部に導出された断路器D8.3の操作軸
の先端のレバーにリンク44を介して連結されている。
また操作器41の出力レバーは容器13内の接地開閉器
付き断路器DS2の操作軸の先端に取付けられたレバー
にリンク45を介して連結されている。
開閉装置ユニット3aの容器12の側壁及び開閉装置ユ
ニットsbの容器12の側壁には、それぞれ母線容器5
0の一端及び他端が接続され、この母線容器50内に連
絡母線BUS2が収納されている。また各容器12の側
壁には母線容器よりも上方に位置させてケーブルヘッド
CHd2が取付けられ、該ケーブルヘッドに変圧器の1
次側回路につながるケーブルが接続されるようになって
いる。
上記第1ないし第3の容器11ないし13内及び母線容
器50内にはS F 6ガスが大気圧近傍の圧力で封入
されている。このように各機器を収納する容器にガス絶
縁を採用すると、3相の機器相互間の絶縁距離を小さく
することができるため、気中絶縁を採用する場合に比べ
て容器の寸法の縮小を図ることができる。
上記のように、開閉装置ユニット3a及びsbの外殻容
器16を第1ないし第3の容器11ないし13により門
形に構成すると、ガス絶縁開閉装置全体の外観形状をほ
ぼキユービクル状としてしかも容器13の下方にスペー
ス51を確保することができる。本発明では、このスペ
ースを電力需給用計器用変成器MOFを収納する変成器
収納スペースとして有効に利用する。
電力需給用計器用変成器MOFは、断面が5角形状を呈
する絶縁油入りの変成器容器1内に変成器本体を収納し
たもので、変成器容器1の天井板に3相のブッシング2
uないし2w(第5図参照)が取付けられている。両端
の相のブッシング2u及び2Wは容器1の5角形の天井
板の一辺の両端のコーナ部1a及び1b付近に位置する
ように配置され、中相のブッシング2vは、容器1の天
井板のブッシング2u、3wが配置された一辺と反対側
の頂部付近に配置されている。両端相U相及びW相のブ
ッシング2u及び2Wにはそれぞれ対の電圧電流入力端
子3u1,3u2及び3w1,3w2が設けられている
。これらの入力端子は容器1内に収納された変流器の1
次導体の両端に接続され、入力端子3u1.3u2間を
流れるU相の電流及び入力端子3w1.3W2間を流れ
るW相の電流がそれぞれ容器1内の変流器により検出さ
れる。中相のブッシング2■には1個の電圧入力端子3
vが設けられ、入力端子3u1または3u2と入力端子
3■との間の電圧(UV相間電圧)及び入力端子3wl
または3w2と入力端子3vとの間の電圧(WV相間電
圧)がそれぞれ容器1内に収納された電圧変成器により
検出される。
容器1のブッシング2u及び2W側の側面に2次端子箱
4が取付けられ、この2次端子箱内に容器1内に収納さ
れた電圧変成器及び変流器の2次端子を接続した端子金
具が設けられている。
本実施例では、電力需給用計器用変成器MOFの容器1
が、中相のブッシング2■とU相のブッシング2uとを
3相の母線導体の下方で隣合う2相の母線導体30u、
30Vの間に位置させるように、母線導体30uないし
30Wの長手方向に対して角度θだけ傾けた状態で配置
され、容器1の側面に設けられた2次端子箱4が変成器
収納空間51の開口部及び母線BUS1の負荷側の双方
に斜めに指向されている。
母線導体30uに接続された変成器接続用ブッシング3
2u及び33uはそれぞれ導体8u1及び8u2を介し
てブッシング2uの入力端子3ul及び3u2に接続さ
れ、母線導体30vに接続された変成器接続用ブッシン
グ32Vの端子は導体8vを介してブッシング2■の入
力端子3vに接続されている。また母線導体30Wに接
続された変成器接続用ブッシング32w及び33wはそ
れぞれ導体11W1及び11W2を介してブッシング2
Wの入力端子3w1及び3w2に接続されている。
危険防止のため、電力需給用計器用変成器MOFが配置
された、空間51の開口部を覆うようにカバー52が取
付けられ、また開閉装置ユニットSa及びSbの電力需
給用計器用変成器MOF間を仕切るように両開閉装置ユ
ニット間に仕切り壁53が設けられている。更にこの例
では、開閉装置ユニット3a及びSb間に形成されたス
ペースの側部及び上部を覆うように覆い板54が取付け
られている。
上記のように、電力需給用計器用変成器の容器を傾けて
U相のブッシング2uと■相のブッシング2VとをU相
の母線導体30uとV相の母線導体30vとの間に位置
させると、導体11u1及び11u2が母線導体30v
と交差することがないため、U相と■相との間の絶縁距
離を容易にとることができ、母線BUS1と電力需給用
計器用変成器MOFとの接続部の絶縁設計を容易にする
ことができる。しかし本発明はこの様な配置に限定され
るものではなく、例えば電力需給用計器用変成器MOF
の2次端子箱4を変成器収納スペース51の開口部側(
第2図において手前側)に向けて配置することもできる
次に第6図及び第7図を参照して第11図のガス絶縁開
閉装置に本発明を適用した実施例を説明する。この例で
は、第1の容器11′及び第2の容器12−が共に第1
図ないし第4図の実施例で用いた第1の容器11と同様
のL字形の断面形状を有する箱体からなり、これら第1
の容器11′及び第2の容器12−の上部側面にダクト
状の第3の容器13−の両端が接続されている。第1の
容器11′及び第2の容器12−はベース1oの上に支
持された同じ高さの架台14及び15の上に固定され、
第1ないし第3の容器11′ないし13′により門形の
外殻容器16′が構成されている。
第1の容器11′内には、第11図の開閉回路への接地
開閉器ESI付きの断路器DSIと、接地開閉器ES2
と、変流器CTと、接地開閉器ES3付きの断路器DS
2とが収納されている。遮断器CB及びその操作器は第
1図ないし第4図の実施例と同様にL字形の容器11′
の角部内側のスペースに配置されてブッシングを介して
容器11′内の回路に接続され、これら遮断器CB及び
操作器は覆い板により覆われている。
第2の容器12′内には、第11図の開閉回路Bの接地
開閉器ESI付きの断路器DSIと、接地開閉器ES2
と、変流器CTと、接地開閉器E83付きの断路器DS
2とが収納され、遮断器CB及びその操作器はL字形の
容器12′の角部内側のスペースに配置されてブッシン
グを介して容器12′内の回路に接続されている。
容器11−及び12−の天井部にはそれぞれ常用回線L
a及び予備回線Lbを引込むケーブルヘッドCHdlと
接地開閉器の接地側電極につながる接地端子t1u〜t
1wとが取付けられている。
また容器13−内には、変圧器T1及びT2の1次側回
路にそれぞれ接続される2組の接地開閉器ES4付きの
断路器DS3と電力需給用計器用変成器MOFを接続す
る母線導体(第11図のBUSll及びB U S 1
2)とが収納され、容器13′の底部に設けられた分岐
管部13A′を閉じるように設けられたブッシング取付
は板31に、第4図に示した例と同様の配列で変成器接
続用ブッシング32uないし32Wと33u及び33w
とが取付けられている。
容器11′及び12−の下部には操作器収納スペースが
設けられていて、容器11″の下部の操作為収納スペー
スに操作器19A°及び40A°が収納され、容器12
′の下部の操作器収納スペースに操作器19B°及び4
0B°が収納されている。操作器19A゛及び40A°
の出力レバーはそれぞれリンク22A°及び44A゛を
介して容器11′内の接地開閉器ESI付き断路器DS
I及び接地開閉器ES3付き断路器DS2の操作レバー
に連結されている。また操作器19A゛及び40A°の
出力レバーはそれぞれリンク22B°及び44B゛を介
して容器12′内の接地開閉器ES1付き断路器DSI
及び接地開閉器ES3付き断路器DS2の操作レバーに
連結されている。
更に、容器11−及び12′の側面に操作器41A’及
び41B°が支持され、これらの操作器の出力レバーは
それぞれリンク45A゛及び45B°を介して容器13
′内の接地開閉器ES4付きの断路器DS3の操作レバ
ーに連結されている。
電力需給用計器用変成器MOFは門形の外殻容器16の
内側に形成された変成器収納スペース(第3の容器13
−の下方の゛スペース)に配置され、該電力需給用計器
用変成器のブッシング2uないし2Wが第3の容器13
′の下面に設けられた変成器接続用ブッシング32u〜
32W及び33u、33wに接続されている。
電力需給用計器用変成器MOFを収納したスペースの開
口部はカバー52により覆われている。
また容器11−ないし13−内にはSF6ガスが大気圧
近傍の圧力で封入されている。
上記の各実施例では、電力需給用計器用変成器MOFと
して油絶縁のものを用いたが、ガス絶縁を採用した電力
需給用計器用変成器を用いることもできる。
ガス絶縁の電力需給用計器用変成器MOFを用いた実施
例を第8図及び第9図に示す。この実施例において、開
閉回路及び外殻容器16′の構成は第6図及び第7図の
実施例と同様であるが、本実施例では、架台14及び1
5が省略され、第1の容器11−及び第2の容器12−
がベース10上に直列支持されている。
電力需給用計器用変成器MOFとしてはS F 6ガス
を封入した容器1′内に変流器と電圧変成器とを収納し
たものが用いられ、該電力需給用計器用変成器MOFは
第3の容器13′の下部に設けられた分岐管部13A°
に絶縁スペーサを介して接続されている。その他の点は
第6図及び第7図に示した実施例と同様である。
以上本発明の好ましいと思われる実施例につき説明した
が、本発明において開閉回路の構成や容器内における機
器の配列等は任意であり、上記実施例のものに限定され
るものではない。
例えば、第1図ないし第4図の実施例において、母線容
器50を用いずに、容器12にケーブルヘッドを取付け
、開閉装置ユニット3a及びSb間を接続する連絡母線
BUS2をケーブルにより構成してもよい。
また各ケーブルヘッドの取付は位置は、ケーブルの引込
み方向に応じて適宜に変更することができる。例えば第
1図ないし第4図に示す実施例において、回線を構成す
るケーブルを下方から引込む場合には、ケーブルヘッド
CHd1を第1の容器11の底部に取付けることができ
る。
第1図ないし第4図の実施例では、第1の容器11とし
て断面がL形の容器を用いたが、この容器として直方体
状の容器を用いて、該容器11内に遮断器を収納するよ
うにすることもできる。同様に、第6図及び第7図に示
した実施例において、第1及び第2の容器11′及び1
2′を直方体状の容器として、これらの容器内に遮断器
CBを収納することもできる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、開閉回路の構成機器を
収納する外殻容器を門形に構成してその内側のスペース
に電力需給用計器用変成器を配置したので、開閉回路の
構成機器を収納した外殻容器と電力需給用計器用変成器
とをコンパクトにまとめて配置することができ、開閉装
置の設置スペースの縮小を図ることができる利点がある
また本発明によれば、開閉回路に電力需給用計器用変成
器を接続するためにケーブルを引回す必要がないため、
コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を一部切り欠いて示す上面図、
第2図は第1図の正面図、第3図は第2図の左側面図、
第4図は同実施例における第3の容器の内部を示す断面
図、第5図は同実施例における電力需給用計器用変成器
の配置を示す説明図、第6図は本発明の他の実施例を示
す正面図、第7図は第6図の右側面図、第8図及び第9
図はそれぞれ本発明の更に他の実施例を示す正面図及び
右側面図、第10図及び第11図はそれぞれ本発明を適
用するガス絶縁開閉装置の各相の電気的構成の異なる例
を示す単線結線図である。 CB・・・遮断器、ESI〜ES4・・・接地開閉器、
DS1〜DS3・・・断路器、C)−1dl、 Cl−
162・・・ケーブルヘッド、CT・・・変流器、MO
F・・・電力需給用計器用変成器、1・・・変成器容器
、2u〜2W・・・ブッシング、3u1.3u2.3w
1.3w2・・・電圧電流入力端子、3■・・・電圧入
ノコ端子、10・・・ベース、11.11−・・・第1
の容器、12.12−・・・第2の容器、13.13′
・・・第3の容器、14.15・・・架台、16.16
−・・・外殻容器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 開閉回路の構成機器を外殻容器内に収納し、前記開閉回
    路の主回路の一部を構成する3相の母線導体に電力需給
    用計器用変成器を接続してなるガス絶縁開閉装置におい
    て、 前記外殻容器は、互いに離れた位置に軸線を縦方向に向
    けて配置された第1及び第2の容器と、前記第1及び第
    2の容器の間に軸線を横方向に向けて配置されて一端が
    該第1の容器の上部に接続され他端が第2の容器の上部
    に接続された第3の容器とにより門形に構成されていて
    、前記第1ないし第3の容器内に絶縁ガスが封入され、 前記電力需給用計器用変成器は前記第3の容器の下方に
    形成された門形外殻容器の内側スペースに配置されてい
    ることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP62293195A 1987-11-20 1987-11-20 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH06101885B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5210679A (en) * 1991-03-14 1993-05-11 Hitachi, Ltd. Customer's power receiving and transforming system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62115712U (ja) * 1986-01-13 1987-07-23

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